JP2857158B2 - シートバツクフレーム - Google Patents

シートバツクフレーム

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JP2857158B2 JP63316177A JP31617788A JP2857158B2 JP 2857158 B2 JP2857158 B2 JP 2857158B2 JP 63316177 A JP63316177 A JP 63316177A JP 31617788 A JP31617788 A JP 31617788A JP 2857158 B2 JP2857158 B2 JP 2857158B2
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直明 星原
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/68Seat frames
    • B60N2/688Particular seat belt attachment and guiding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシートバックフレーム、詳しくは車輌その他
の輸送機のシートバックフレームに関するものである。
〔従来技術〕
近年、車輌衝突時等の乗員保護のため、シートベルト
の重要性が高まっているが、シートベルトの装着性や、
より高い乗員拘束性を達成するため、シートバック上部
にショルダーベルトを支持するショルダーベルトアンカ
ーを設けたシートが知られている。
ショルダーベルトアンカーをシートバック上部に設け
た従来のシートではショルダーベルトアンカー部分に、
ショルダーベルトにより、シート前方に向かう分力と側
方に向かう分力と下方に向かう分力とが働くことにな
り、シートバックフレームには側方分力と下方分力の合
力が作用する。この分力に対する補強としてシートバッ
クフレームにはほぼ対角線方向に斜めに延びるダイアゴ
ナルメンバーが架設されている。このような構成のシー
トバックフレームを用いた場合、乗員がシートに着座し
た場合に、乗員の背部をダイアゴナルメンバーが横切る
ため、シートバック着座面のたわみを制限することにな
り、シートの乗心地が著しく低下する。
また従来のシートではシートバックフレームはシート
クッションに対してリクライニング調節可能に取付けら
れる場合に、第5図に示すようにシートクッションのリ
クライニング装置により傾動可能なアッパーアーム50が
シートバックフレームのサイドメンバー51に設けたウエ
ルドナット52にボルト53をねじ込むことによりシートバ
ックフレームに固定される。このためシートバックフレ
ームに作用する荷重は全てボルトで支えることになり、
シートバックフレームにショルダーベルトから大荷重が
負荷された場合に、その荷重をシートバックとシートク
ッションの取付け部分で支えることが非常に困難であ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は従来の上記の問題を解消し、ショルダーベル
トにより負荷される大荷重に耐えることができ、しかも
乗心地のよいシートバックフレームを提供することを課
題としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の課題を、シートバックの外形形状に
折り曲げられて閉じた枠を形成する断面中空形状のフレ
ームと、該フレームの一方の側方部分にその長手方向に
渡り固定され且つ前記一方の側方部分とで断面中空形状
を構成する対の内側板材と外側板材からなるサイドフレ
ームとを有し、内側板材と外側板材とがシートバックの
厚み方向の前方の前端部分で互いに固定され且つその後
端部分がフレームの一方の側方部分に固定され、内側板
材と外側板材との前端固定部分がフレームの一方の側方
部分の長手方向に沿って離間延在し、内側板材と外側板
材の上端でショルダーベルトアンカーを支持するととも
に下端にクッションフレームのリクライニング傾動可能
なアッパーアームを連結可能としたシートバックフレー
ムにより解決した。
〔作用〕
本発明は、シートバックの外形枠状に折り曲げた閉じ
た枠を形成するパイプフレームのサイド部分に板材によ
り断面箱形に形成したサイドフレームを溶接してあるの
でショルダーベルトアンカーに作用する荷重は箱形サイ
ドフレームにより強度的に十分耐えることができ、パイ
プフレームの内部にはフレーム内を横切るような補強部
材を必要としない。従ってクッション性を損なうことが
なく乗心地がよい。シートバックフレームの箱形サイド
フレーム内にクッションフレームのアッパーアームを挿
入固定することができ、大きな荷重を箱型断面のサイド
フレームにより支持することができる。
〔実施例〕
本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。
第1図において、前後スライド可能なシートクッショ
ン1に対してシートバック2がリクライニング装置3に
より前後傾動可能に支持される。このシートにはシート
バック2のシートバックフレーム4にショルダーベルト
アンカー5により枢着されるショルダーベルト6と、シ
ートクッション1のクッションフレーム7に取付けられ
るラップベルト8とが設けられる。
シートバックフレーム4は第1図及び第2図に示すよ
うにシートバックの枠状に曲げられ両端が溶接され閉じ
た枠を形成するパイプフレーム9を有する。
パイプフレーム9のサイド部分には、ショルダーベル
トアンカーを取付ける側には、サイドフレーム10が、反
対側にはサイドブラケット11が溶接される。サイドフレ
ーム10は第3図に示すように板材よりなりパイプフレー
ム9のサイド部分に溶接される外側サイドメンバー12と
内側サイドメンバー13とを有する。外側サイドメンバー
12は前端ブラケット14が内側に折曲げられ、内側サイド
メンバー13は前端部15が外側に折り曲げられ、外側サイ
ドメンバー12と内側サイドメンバー13の折り曲げられた
前端部分は少なくとも一部が互いに重ね合わされた状態
で互いに溶接されるか、突き合わせた状態で溶接され外
側サイドメンバー12と内側サイドメンバー13とにより1
つの断面箱形サイドフレームを形成する、この断面箱形
のフレームの上端部付近にショルダーベルトアンカー5
が設けられる。
パイプフレーム9の四隅の曲げ部分の内側が夫々補強
されており、第2図において上側の2つの隅部は補強ブ
ラケット16を、下側の2つの隅部は補強ブラケット17が
溶接され、隅部の変形を防止している。
第1図及び第4図に示すようにクッションフレーム7
の回動するアッパーアーム18がシートバックフレーム4
のサイドフレーム10の箱形断面内に挿入され、サイドフ
レーム10の外側サイドメンバー12の穴19に挿入され内側
サイドメンバー18に設けたウエルドナット20にねじ込ま
れるボルト21により、アッパーアーム18がサイドフレー
ム10に固定される。
車輌衝突時等にシートベルトが乗員を拘束する必要が
あるときは、サイドフレーム10のショルダーベルトアン
カー5にはショルダーベルト6により衝撃的に大荷重T
が第2図に示すように作用する。この大荷重Tによりシ
ート前方に向かう分力T1とシート側方に向かう分力T2
シート下方に向かう分力T3とが生じる。
ショルダーベルト6による荷重により生ずる分力のう
ちT1とT2が片持支持の曲げ力として働くので強度上問題
を生じる。しかし本発明によりサイドフレーム10は断面
箱形であるので、分力T1に対しては箱形断面の長手方向
の部分が分力T2に対しては箱形断面の短手方向の部分が
有効に作用し剛性がある。パイプフレーム9に溶着する
補強ブラケット16、17は分力T2に対する補強効果を高め
る。
シートバックフレームとクッションとの連結部におい
てはクッションシートのアッパーアーム18がサイドフレ
ーム10の箱形断面を形成する外側サイドメンバー12と内
側サイドメンバー13の内面に接しているので、ショルダ
ーベルトアンカーに作用する荷重を有効にシートクッシ
ョン側に伝達することができる。
ショルダーベルトアンカー5に加わる荷重Tの大部分
はサイドフレーム10により負担することが可能である。
〔効果〕
本発明により、ショルダーベルトアンカーからの大荷
重によるシートバックフレームへのサイドフレーム側へ
の偏荷重は箱形断面のサイドフレームにより最適の耐強
度バランスで支持することができ、しかも軽量構造で大
荷重に耐えることができる。
本発明により乗員の背中の中央に対応する部分に補強
部分を設ける必要がないので着座時にシートバックの十
分なたわみを確保することができ、良好な乗心地が保証
される。又シートバックを薄くすることができ車室内の
スペースを有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシートの全体斜視図、第2図はシ
ートバックフレームの斜視図、第3図は第2図のIII−I
II断面図、第4図は第1図のIV−IV断面図、第5図は従
来のシートバックフレームとクッションフレームの連結
部の断面図である。 図において、 1……シートクッション 2……シートバック 9……パイプフレーム 10……サイドフレーム 12……外側サイドメンバー 13……内側サイドメンバー 18……アッパーアーム である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 2/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバックの外形形状に折り曲げられて
    閉じた枠を形成する断面中空形状のフレームと、該フレ
    ームの一方の側方部分にその長手方向に渡り固定され且
    つ前記一方の側方部分とで断面中空形状を構成する対の
    内側板材と外側板材からなるサイドフレームとを有し、
    内側板材と外側板材とがシートバックの厚み方向の前方
    の前端部分で互いに固定され且つその後端部分がフレー
    ムの一方の側方部分に固定され、内側板材と外側板材と
    の前端固定部分がフレームの一方の側方部分の長手方向
    に沿って離間延在し、内側板材と外側板材の上端でショ
    ルダーベルトアンカーを支持するとともに下端にクッシ
    ョンフレームのリクライニング傾動可能なアッパーアー
    ムを連結可能としたシートバックフレーム。
  2. 【請求項2】前記アッパーアームが前記サイドフレーム
    の閉断面内に挿入されて前記サイドフレームに固定され
    る特許請求の範囲第1項記載のシートバックフレーム。
  3. 【請求項3】内側板材と外側板材とが前端部分で重ね合
    わされて固定されている特許請求の範囲第2項記載のシ
    ートバックフレーム。
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