JPS6212687Y2 - - Google Patents

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JPS6212687Y2
JPS6212687Y2 JP9413281U JP9413281U JPS6212687Y2 JP S6212687 Y2 JPS6212687 Y2 JP S6212687Y2 JP 9413281 U JP9413281 U JP 9413281U JP 9413281 U JP9413281 U JP 9413281U JP S6212687 Y2 JPS6212687 Y2 JP S6212687Y2
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JP
Japan
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headrest
guide member
stopper
brackets
seat frame
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JP9413281U
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JPS57204958U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用シートのシートバツク上部に
取付けられるヘツドレスト装置に関するものであ
る。
自動車のヘツドレストは運転者および乗客の座
高や姿勢に適合するように、その高さもしくは角
度を調節可能にしたものはある(例えば実開昭55
−86555号公報参照)が、いずれもシートバツク
に固定した構造であつて、衝突等において過大な
衝撃を受けた場合は人体に与える影響を緩和する
効果が充分でない欠点がある。
本考案はかかる欠点に鑑みてなされたものであ
り、ヘツドレストとシートフレームとの間に過大
荷重が作用した場合にストツパが変形する連結部
材を介してヘツドレストをシートフレームに対し
て傾倒可能に接続し、衝突(追突)時の衝撃力を
連結部材、特にストツパの変形抵抗力を利用して
傾倒時間を稼がせ、一種のクツシヨン作用をもた
せて人体への影響を緩和するようにした車両用シ
ートのヘツドレスト装置を提供することを目的と
する。
以下、本考案は各実施例について詳細に説明す
る。
実施例 1 本例は第1図ないし第6図に示し、平板状のス
トツパを連結部材のブラケツト側に設けた例であ
る。
1はヘツドレスト装置であり、ヘツドレスト
2、ヘツドレストステー3,3、ガイド部材4、
連結部材5、ストツパ6およびシートフレーム7
を主要構成要素として包含している。
シートフレーム7は平行に配置した縦部材8,
8と、該両縦部材間に橋架状に配置した上側横部
材9および下側横部材10とを接合したものであ
つて、該両横部材には、ブラケツト11,11お
よび12,12が固設されて該各ブラケツトの軸
孔13,13および14,14をそれぞれ同一軸
心上に一致させるとともに、各ブラケツト11お
よび12の上下方向の取付け位置を対応せしめて
いる。
ヘツドレスト2を支持する上下方向に平行なヘ
ツドレストステー3,3は、その下端部がガイド
部材4の上部の支持体15に穿設した保持孔1
6,16に挿通して固定され、ガイド部材4は、
その脚体17,17の下端部が前記下側横部材1
0のブラケツト12,12に連結ピン18,18
によつて回動自在に枢支され、かつ前記支持体1
5とフレーム7上部のブラケツト11,11との
間には、ブラケツト19,19と連結リンク2
3,23と連結ピン24,24,27,27とで
構成された連結部材5,5が介設されている。ブ
ラケツト19,19はコ字状に形成されてその基
板20,20が支持体15の後側に固設され、か
つ該ブラケツトの側板21,21…にそれぞれ縦
方向の長孔22,22を穿設して相対せしめ、ブ
ラケツト19,19とその後方位置で正対せしめ
た前記上側横部材9のブラケツト11,11との
間には、連結リンク23,23が介設され、該連
結リンクの前側連結部5a,5aおよび後側連結
部5b,5bは前端軸孔25,25および後端軸
孔26,26がそれぞれブラケツト19の長孔2
2,22およびブラケツト11の軸孔13,13
に挿通した連結ピン24,24,27,27に枢
支されており、前記ブラケツト19,19には、
基板20,20の上端縁から横方向に突出して連
結リンク23,23の前端部に圧接する平板状の
ストツパ6,6が延設されている。28,28…
はスナツプリング、29はシートバツクの表皮、
30はグロメツトである。
上記の構造において、常時はストツパ6と連結
リンク23との当接により、ガイド部材4を支持
してヘツドレスト2の姿勢を正常に維持(第1
図)しておき、万一、自動車の衝突(追突)等の
衝撃が作用した場合は、連結リンク23,23前
端部の連結ピン24,24をブラケツト19,1
9の長孔22,22…内で摺動させるとともに、
ストツパ6を連結リンク23の前端部上面で強制
的に拡開(第5図)させてガイド部材4を後方へ
傾倒させ、この傾倒動作によつて衝撃力が緩和さ
れる。
実施例 2 本例は第7図および第8図に示し、突起状のス
トツパを連結部材の連結リンク側に設けた例であ
る。
本例の連結部材31は、実施例1におけるガイ
ド部材4側のブラケツト19と連結リンク23が
異なるのみである。すなわち、ガイド部材4側の
ブラケツト32,32に軸孔33,33を穿設し
て連結ピン24,24で連結リンク34,34の
前端軸孔25,25を枢支し、かつ該前端軸孔の
後側に長孔35,35を穿設して該長孔と前端軸
孔25,25とは互いに対向せしめた突起状のス
トツパ36,36を介して連通され、長孔35の
内法Aと前端軸孔25の内法Bとストツパ36,
36の内法Cとが、C<A<Bの大きさに形成さ
れており、ヘツドレスト2に過大な衝撃力が作用
した場合、ブラケツト32,32に挿通した連結
ピン24,24がストツパ36,36を圧潰もし
くは拡開させて長孔35,35内に移動し、ガイ
ド部材4を後方へ傾倒せしめるものである。前記
長孔35,35は本例に代えて、その内法Aが後
方に向つて狭くなるテーパ長孔に形成して、ガイ
ド部材4の傾倒動作に若干の制動を加えるように
する場合がある。
なお、上記各実施例におけるストツパ6,6お
よび36,36は、連結リンク23,23および
34,34の後側連結部5b,5bに設けること
もできる。
本考案は上記の構成により、ヘツドレストステ
ーを案内するガイド部材は、その下部がシートフ
レームに枢支され、かつ上部がシートフレームに
連結部材を介して取付けられるとともに、ガイド
部材と連結部材との連結部にはストツパが形成さ
れているので、常時はヘツドレストを正常な姿勢
に支持し、ヘツドレストに過大な衝撃力が作用し
たときには連結部材の連結部に形成したストツパ
を変形させて衝撃力を緩和しつつガイド部材を後
方へ傾倒するため、自動車の追突などの衝撃時に
おける運転者に対する衝撃が緩和され安全性が向
上するほか、構造が極めて簡単で車種の別なく適
用しうるという実用上の優れた効果をもつもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の実施態様を例示し、第1図
はヘツドレスト装置の中央縦断面図、第2図はガ
イド部材の外形斜視図、第3図はシートフレーム
の正面を示す外形斜視図、第4図および第5図は
ガイド部材その他の動作を説明する側面図、第6
図は連結部材のブラケツトの外形斜視図、第7図
は他の実施例におけるガイド部材その他の側面
図、第8図は第7図における連結部材の連結リン
クの外形斜視図である。 1……ヘツドレスト装置、2……ヘツドレス
ト、3……ヘツドレストステー、4……ガイド部
材、5……連結部材、5a……前側連結部、5b
……後側連結部、6……ストツパ、7……シート
フレーム、31……連結部材、36……ストツ
パ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートバツク上部に取付けられるヘツドレスト
    を支持する装置であつて、ヘツドレストステーを
    案内するガイド部材の下部が、該ガイド部材の後
    方に位置するシートフレームに回動自在に枢支さ
    れ、かつガイド部材の上部は、シートフレームに
    連結部材を介して取付けられ、該連結部材の連結
    部にはヘツドレストに後方への過大荷重が作用し
    た時に、変形してヘツドレストを後方へ傾倒させ
    るストツパが形成されていることを特徴とする車
    両用シートのヘツドレスト装置。
JP9413281U 1981-06-24 1981-06-24 Expired JPS6212687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9413281U JPS6212687Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24

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JP9413281U JPS6212687Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57204958U JPS57204958U (ja) 1982-12-27
JPS6212687Y2 true JPS6212687Y2 (ja) 1987-04-02

Family

ID=29889068

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JP9413281U Expired JPS6212687Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0540Y2 (ja) * 1985-12-12 1993-01-05
JPH06181824A (ja) * 1992-12-21 1994-07-05 Ikeda Bussan Co Ltd 車両用シートのヘッドレスト装置
JP6575408B2 (ja) * 2016-03-23 2019-09-18 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートのヘッドレスト支持構造

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JPS57204958U (ja) 1982-12-27

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