JPH0642518Y2 - シ−トのサイドサポ−ト構造 - Google Patents

シ−トのサイドサポ−ト構造

Info

Publication number
JPH0642518Y2
JPH0642518Y2 JP1987103768U JP10376887U JPH0642518Y2 JP H0642518 Y2 JPH0642518 Y2 JP H0642518Y2 JP 1987103768 U JP1987103768 U JP 1987103768U JP 10376887 U JP10376887 U JP 10376887U JP H0642518 Y2 JPH0642518 Y2 JP H0642518Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side support
seat
seat back
support structure
covered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987103768U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS647842U (ja
Inventor
健次 小川
丈夫 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP1987103768U priority Critical patent/JPH0642518Y2/ja
Publication of JPS647842U publication Critical patent/JPS647842U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0642518Y2 publication Critical patent/JPH0642518Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両用シート等に適用されるシートのサイドサ
ポート構造に関する。
[従来の技術] 自動車のシートでは、乗員の支持性能を向上させるため
のサイドサポート部が設定されている。
第7図から第10図には、サイドサポート部が設定された
シートバックの従来構造が示されている。第8図に示さ
れる如く、従来では、シートバックフレーム10の両側部
にあらかじめサイドサポートワイヤ12を溶着等により固
着してサイドサポートワイヤ12によって第9図に示され
る如くシートバック上方から被せられる袋状のシートカ
バー14に被われるパッド16の両側部を隆起させてシート
バック両側部に第7図に示される如くサイドサポート部
18を設定するようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のサイドサポート構造にあって
は、第9図に示される如くシートカバー14を被せるとき
には既にサイドサポートワイヤ12によってパッド16の両
側部が隆起されているため、パッド16の両側部が隆起し
た形状に合わせてシートカバー14の通し口14A(開口)
の大きさを設定する必要があった。このため、シートカ
バー14を被せた後はシートカバー14の通し口14Aがパツ
ト16の下部(両側部が隆起されない部分)で口開きとな
り、たるみ、しわ等の発生の原因となっていた。即ち、
従来であれば、通常のセパレートシートでは、サイドサ
ポート部が盛り上がっているためシートカバーの通し口
が大きくなり、これを小さくするためにゴムバンド等を
入れる関係上、見栄え不良、大幅なコストアップとなっ
ていた。
また、製造工程でシートバックフレーム10を積み重ねる
場合、第10図に示される如くサイドサポートワイヤ12に
よってシートバックフレーム10が嵩ばり、大量に積み上
げることができなかった。
なお、シートのサイドサポート構造としては実開昭55-1
66558号、実公昭61-18770号に開示される技術がある。
本考案は上記事実を考慮し、シートカバー等の表皮材の
通し口を小さくすることができ、且つ製造工程でシート
フレームにサイドサポートワイヤ等のサイドサポート部
材を取り付けた状態でシートフレームを積み重ねても嵩
ばることがないシートのサイドサポート構造を得ること
が目的である。
[課題を解決するための手段] 本考案は、シートフレームの側部に固着されたサイドサ
ポート部材で表皮材に被われるクッション材の側部を隆
起させるシートのサイドサポート構造であって、前記サ
イドサポート部材がシートフレームへ回動可能に取り付
けられて、表皮材を被せる前のクッション材の内側へ折
り重ねた第1の位置と、表皮材を被せた後のクッション
材の側部を隆起させる第2の位置と、へ移動可能とされ
るとともに、前記サイドサポート部材をロック手段によ
り前記第2の位置に固定可能としたことを特徴としてい
る。
[作用] 上記構成によれば、クッション材の側部を、隆起させな
いクッション材の内側へ折り重ねた第1の位置とするこ
とができるようにサイドサポート部材をシートフレーム
へ回動可能に取り付けて、表皮材を被せた後にサイドサ
ポート部材をクッション材の側部を隆起させる第2の位
置へ移動させるようにしたので、表皮材を被せるときに
はクッション材が略平坦な状態となるため、シートカバ
ー等の表皮材の通し口を小さくすることができる。
また、本願考案のシートのサイドサポート構造では、表
皮材を被せた後でサイドサポート部を回動させてクッシ
ョン側部を隆起させる第2の位置に移動し、ロック部材
によって第2の位置に固定することができる。
さらに、本願考案のシートのサイドサポート構造では、
クッション材の側部を内側へ折り重ねた状態とすること
ができるようにサイドサポート部材をシートフレームへ
シート内側方向へ回動可能に取り付けたことから、製造
工程においてサイドサポート部材をシートフレームに取
り付けた状態でシートフレームを積み重ねても嵩ばらな
いようにすることができる。
[実施例] 第1図から第6図には、本考案に係るシートのサイドサ
ポート構造の実施例が示されている。この実施例では、
第1図に示される如くシートバック20に適用されてい
る。
第1図に示される如く、シートバック20では、シートバ
ックフレーム30の両側部にそれぞれサイドサポートワイ
ヤ32が固着され、サイドサポートワイヤ32によって表皮
材であるシートカバー24に被われるクッション材である
パッド22の両側部をシートバック前方に隆起させてシー
トバック20の両側部にサイドサポート部20Aを形成して
いる。
シートカバー24は下端に通し口(開口)を有する袋状で
あってパッド上部から通し口を通してパッド22に被せら
れ、その後にホグリングによって留められている。
サイドサポートワイヤ32は第2図に示される如く上下方
向両端部がブラケット34,36を介してシートバックフレ
ーム30に取り付けられている。ブラケット34,36はシー
トバックフレーム30に固着されてシートバックフレーム
30との間に軸受孔38,40を形成しており、サイドサポー
トワイヤ32は上下方向両端部が第3図及び第4図に示さ
れるようにして軸受孔38,40に挿入されてシートバック
フレーム30に回動可能に取り付けられている。サイドサ
ポートワイヤ32はシートバックフレーム30に対して回動
されてパッド22の両側部を隆起させない位置、即ちシー
トカバー24を被せる前のシートバック20の内側へ折り重
ねた第1の位置(第2図に二点鎖線で示される位置)に
配置可能とされている。シートバックフレーム30の下部
に固着された一方のブラケット34には下端部に立上板部
42が形成され、この立上板部42の上面に固着されて板ナ
ツト44が設けられている。
また、サイドサポートワイヤ32が、シートバックフレー
ム30に対してシートカバー24を被せた後のシートバック
20のサイドサポート部20Aを隆起させた第2の位置(第
2図に実線で示される位置)に配置された状態で、板ナ
ツト44には、サイドサポートワイヤ32及び立上板部42を
貫通して、ロック手段としてのボルト46が螺合され、こ
れによってサイドサポートワイヤ32がシートバックフレ
ーム30に固着されている。なお、シートバックフレーム
30の上部に固着されたブラケット36には、第4図に詳細
に示される如く位置決め用の切欠48が形成されている。
したがって、サイドサポートワイヤ32はボルト46によっ
てシートバックフレーム30に固着されており、ボルト46
の締付前はシートバックフレーム30に対して回動可能と
される。
このサイドサポートワイヤ32はシートカバー24を被せた
後に、第2図に二点鎖線で示される第1の位置から第2
図に実線で示される第2の位置へ回動されて、ボルト46
によってシートバックフレーム30へ固着されている。
上記構成によれば、シートカバー24を被せるときにはサ
イドサポートワイヤ32がシートバック20の内側へ折り重
ねた第1の位置となって略平坦な状態とされる(第2図
参照)。これにより、シートカバー24の図示しない通し
口を従来よりも絞り込むことができ、組付後シートカバ
ー24の図示しない通し口がパッド22の下部で口開きとな
ることがなく、たるみ、しわが解消され、見栄えが向上
される。また、シートカバー24を被せるときには通し口
とパッド22との間に余裕ができ、シートカバー24のカバ
ーリング作業が簡単となる。また、シートカバー24を被
せるときに通し口とパッド22との間に余裕ができること
からシートカバー24のかまちを縮小でき、組付後のシー
トカバー24のかまちの張り感を向上させることができ
る。
また、製造工程でサイドサポートワイヤ32をシートバッ
クフレーム30に取付けた状態でシートバックフレーム30
を積み重ねる場合には、サイドサポートワイヤ32がシー
トバックフレーム30に対して第2図に二点鎖線で示され
る回動位置に配置され、第6図に示される如く、シート
バックフレーム30が嵩ばることがなく、大量に積み上げ
ることができる。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案では、シートフレームの側部
に固着されたサイドサポート部材で表皮材に被われるク
ッション材の側部を隆起させるシートのサイドサポート
構造であって、前記サイドサポート部材がシートフレー
ムへ回動可能に取り付けられて、表皮材を被せる前のク
ッション材の内側へ折り重ねた第1の位置と、表皮材を
被せた後のクッション材の側部を隆起させる第2の位置
と、へ移動可能とされるとともに、前記サイドサポート
部材をロック手段により前記第2の位置に固定可能とし
たので、表皮部材の通し口を小さくすることができ、且
つ製造工程でサイドサポート部材をシートフレームに取
り付けた状態でシートフレームを積み重ねても嵩ばるこ
とがない優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されたシートバックの斜視図、第
2図は第1図のサイドサポートワイヤの取付状態を示す
斜視図、第3図は第2図のIII部詳細を示す斜視図、第
4図は第2図のIV部詳細を示す斜視図、第5図は第1図
の組付途中の状態を第1図に対応して示した斜視図、第
6図は第1図のシートバックフレームを積み重ねた場合
の状態を示す側面図、第7図は従来のシートバック構造
を示す斜視図、第8図は第7図のサイドサポートワイヤ
のシートバックへの取付構造を示す斜視図、第9図は第
7図のシートカバーのカバーリング時の状態を第7図に
対応して示した斜視図、第10図は第7図のシートバック
フレームを積み重ねた場合の状態を示す側面図である。 20……シートバック、 22……パッド、 24……シートカバー、 30……シートバックフレーム、 32……サイドサポートワイヤ、 46……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートフレームの側部に固着されたサイド
    サポート部材で表皮材に被われるクッション材の側部を
    隆起させるシートのサイドサポート構造であって、前記
    サイドサポート部材がシートフレームへ回動可能に取り
    付けられて、表皮材を被せる前のクッション材の内側へ
    折り重ねた第1の位置と、表皮材を被せた後のクッショ
    ン材の側部を隆起させる第2の位置と、へ移動可能とさ
    れるとともに、前記サイドサポート部材をロック手段に
    より前記第2の位置に固定可能としたことを特徴とする
    シートのサイドサポート構造。
JP1987103768U 1987-07-06 1987-07-06 シ−トのサイドサポ−ト構造 Expired - Lifetime JPH0642518Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987103768U JPH0642518Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06 シ−トのサイドサポ−ト構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987103768U JPH0642518Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06 シ−トのサイドサポ−ト構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS647842U JPS647842U (ja) 1989-01-17
JPH0642518Y2 true JPH0642518Y2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=31334893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987103768U Expired - Lifetime JPH0642518Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06 シ−トのサイドサポ−ト構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0642518Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61155034A (ja) * 1984-12-26 1986-07-14 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車用シ−トのサイドサポ−ト装置
JPH0321639Y2 (ja) * 1985-09-13 1991-05-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS647842U (ja) 1989-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0642518Y2 (ja) シ−トのサイドサポ−ト構造
JP2687285B2 (ja) ステーシヨンワゴン用長椅子形後部座席
JPS6225393Y2 (ja)
JP2582548Y2 (ja) シートクッションのフレーム構造体
JPS6341969Y2 (ja)
JP2567990Y2 (ja) 自動車シート用ナックルカバー
JPH0226369Y2 (ja)
JP2534680Y2 (ja) 自動車用ヘッドレストのトリム構造
JPH0513632Y2 (ja)
JPH033270Y2 (ja)
JPS6313051U (ja)
JPH0729884Y2 (ja) ヘッドレスト
JP2523407Y2 (ja) シートクッションのばね装置
JPH057858Y2 (ja)
JPH0141325Y2 (ja)
JP2592301Y2 (ja) 車両用シートの緊急ロック装置
JPS6330276Y2 (ja)
JPH0710596Y2 (ja) 自動車用シート
JPH0324151Y2 (ja)
JP2588256Y2 (ja) 車両用シートの異音防止構造
JP2540015Y2 (ja) 片持ステー型ヘッド・レストレイント付きシート・バック
JPH0226359Y2 (ja)
JPH023316Y2 (ja)
JPH03176Y2 (ja)
JPH0619603U (ja) 車両用シート