JPH0610770U - オ−プンショ−ケ−ス - Google Patents

オ−プンショ−ケ−ス

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JPH0610770U
JPH0610770U JP451891U JP451891U JPH0610770U JP H0610770 U JPH0610770 U JP H0610770U JP 451891 U JP451891 U JP 451891U JP 451891 U JP451891 U JP 451891U JP H0610770 U JPH0610770 U JP H0610770U
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JP
Japan
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air
blown
ventilation
mixed
mixed air
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Application number
JP451891U
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English (en)
Inventor
純司 堤
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Sanden Holdings Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内側及び外側通風路の吹出空気の速度差及び
温度差を緩和できるようにし、エアカ−テンの乱れを解
消する。 【構成】 各通風路5,6間の仕切壁14の終端面から
内側仕切板21及び外側仕切板22を斜め下方に延設
し、各仕切板21,22の間に混合空気生成部20を形
成する。各仕切板21,22には各通風路5,6に連通
する空気取出口21a,22aがそれぞれ設けられてい
る。また、内側仕切板21の一端は各整流格子10,1
1間に、外側仕切板22の一端は外側の整流格子11の
切り欠き部11aの側端面にそれぞれ位置し、該切り欠
き部11aが混合空気の吹出口20aになっている。混
合空気生成部20で生成された混合空気Cは各通風路
5,6の吹出空気間に吹出され、混合空気Cが各吹出空
気間に介在することによって各吹出空気の速度差及び温
度差が緩和される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案はショ−ケ−ス本体の前面開口部に内外複数層のエアカ−テンを形成す るオ−プンショ−ケ−スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のオ−プンショ−ケ−スを示すもので、例えば実開昭62−164 571号公報等に同様のものが記載されている。
【0003】 同図に示したショ−ケ−ス本体1は、前面を開口するとともに該開口部の奥に 商品収納室2を形成している。また、ショ−ケ−ス本体1の外側を囲む断熱構造 の外箱3と、商品収納室2を区画する内箱4との間には、ショ−ケ−ス本体1の 上面、背面及び下面に亘って延びる内側通風路5及び外側通風路6が形成され、 上面側の各通風路5,6間には仕切壁7が配置されている。また、背面側におい ては内側通風路5が中央寄りに設けられ、外側通風路6は内側通風路5の両側を 通るように設けられている。一方、ショ−ケ−ス本体1の開口部の上端側には各 通風路5,6の空気吹出口5a,6aが、該開口部の下端側には各通風路5,6 の空気吸入口5b,6bがそれぞれ形成され、各空気吹出口5a,6aにはそれ ぞれ整流格子5c,6cが取付けられている。また、外箱3、内箱4及び仕切壁 7の先端側は上面前端部からそれぞれ下方に延設され、各通風路の空気吹出口5 a,6a側が空気吸入口5b,6bにそれぞれ対向するように屈曲している。即 ち、各通風路5,6の空気が空気吸入口5b,6bに向かって吹出し、ショ−ケ −ス本体1の前面開口部に内外二層のエアカ−テンA,Bが形成されるようにな っている。また、内側通風路5内には図示しない冷却回路に接続された蒸発器8 や送風機9等が配設され、外側通風路6内には図示を省略したが送風機が配設さ れている。これにより、内側のエアカ−テンAは所定温度に空調された冷気によ って形成され、外側のエアカ−テンBは内側のエアカ−テンAよりも温度の高い 空気によって形成される。また、外側通風路6の吹出空気は、内側のエアカ−テ ンAが乱れないように内側通風路5の吹出空気よりも流速を遅くしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のオ−プンショ−ケ−スでは、各通風路5,6の空気吹出 口5a,6a側がそれぞれ屈曲していることから、各空気吹出口5a,6aにお いては外側寄りの吹出空気の流速が内側寄りの吹出空気よりも速くなる。従って 、各空気吹出口5a,6aの境界部分では、内側通風路5の外側寄り吹出空気と 外側通風路6の内側寄り吹出空気とが接するため、各吹出空気の接触部分の流速 の差が大きくなり過ぎ、その結果、渦流等が発生して各エアカ−テンA,Bに乱 れを生じていた。また、前述したように各吹出空気には温度差があるため、温度 の高い外側通風路6の吹出空気が温度の低い内側通風路5の吹出空気側に流れ込 み、このことも各エアカ−テンA,Bを乱す原因となっていた。
【0005】 本考案は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、 各通風路の吹出空気の速度差及び温度差を緩和し、エアカ−テンの乱れを解消す ることのできるオ−プンショ−ケ−スを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するために、前面を開口したショ−ケ−ス本体の上面 、背面及び下面に亘って延びる複数の通風路を有し、各通風路の空気吹出口を前 記前面開口部の上端側にショ−ケ−ス本体の内外方向に隣接して設けるとともに 、各空気吹出口から流速及び温度の異なる空気を前記前面開口部に吹出し、該開 口部に内外複数層のエアカ−テンを形成するようにしたオ−プンショ−ケ−スに おいて、前記各通風路の少なくとも空気吹出口側間に、各通風路内を流通する空 気の一部を取出して混合する混合空気生成部を設けるとともに、該混合空気の吹 出口を各通風路の吹出口間に設けている。
【0007】
【作用】
本考案のオ−プンショ−ケ−スによれば、各通風路を流通する空気の一部が混 合空気生成部に取出され、混合空気が生成される。生成された混合空気は各通風 路の吹出空気間に吹出され、該混合空気が各吹出空気間に介在することによって 各吹出空気の速度差及び温度差が緩和される。
【0008】
【実施例】
図1乃至図3は本考案の一実施例を示すものである。尚、本実施例のオ−プン ショ−ケ−スは、主に各通風路の空気吹出口周辺部分に係わる構造に関するもの であるから、該部分以外の構成については図5を参照し、また構成を同じくする 部分には同一符号を用いその説明を省略する。
【0009】 図1乃至図3において、10,11は各通風路5,6の空気吹出口5a,6a に取付けられた整流格子で、その内部にはハニカム状の通気孔10a,11aが 多数設けられている。外側の整流格子11は内側の整流格子10よりも若干高い 位置に配置され、内側寄りの上部一角に切り欠き部11bが形成されている。ま た、内側の整流格子10の一側面は取付板12を介して内箱4に支持され、外側 の整流格子11の一側面は取付板13を介して外箱3に支持されている。
【0010】 14は各通風路5,6を上下に仕切る仕切壁で、その終端を内側の整流格子1 0の上方に位置させている。
【0011】 20は各通風路5,6間に設けられた混合空気生成部で、内側通風路5側に配 置された内側仕切板21と、外側通風路6側に配置された外側仕切板22との間 に形成されている。各仕切板21,22は仕切壁14の終端面から斜め下方に延 設され、内側仕切板21の一端は各整流格子10,11間に挟持されるとともに 内側の整流格子10の一側面を支持し、外側仕切板22の一端は外側の整流格子 11の切り欠き部11bの側端面に止着されている。即ち、この切り欠き部11 bが混合空気の吹出口20aになっている。また、各仕切板21,22には各通 風路5,6に連通する空気取出口21a,22aがそれぞれ設けられ、各空気取 出口21a,22aはショ−ケ−ス本体1の左右方向に複数個並設されている。 即ち、各通風路5,6から取出された空気は混合空気生成部20内で混合され、 混合空気として吹出口20aから各通風路5,6の吹出空気間に吹出されるよう になっている。一方、内側の空気取出口21aは内側通風路5における流速の速 い部分(外側寄り)に位置するため比較的小さく形成され、反対に外側の空気取 出口22aは外側通風路6における流速の遅い部分(内側寄り)に位置するため 空気取出口21aよりも大きく細長に形成されている。これにより、各空気取出 口21a,22aの流通空気量がほぼ等しくなり、混合空気の流速及び温度が各 通風路5,6の吹出空気のほぼ中間となる。
【0012】 前記構成においては、各通風路5,6内の空気が各空気吹出口5a,6aから 吹出され、ショ−ケ−ス本体1の前面開口部に内外二層のエアカ−テンA,Bが 形成される。また、各通風路5,6内の空気の一部が空気取出口21a,22a を介して混合空気生成部20内に流入し、混合空気生成部20で混合空気Cが生 成される。混合空気Cはその吹出口20aから各通風路5,6の吹出空気間に吹 出され、混合空気Cが各吹出空気間に介在することによって、各吹出空気の速度 差及び温度差が緩和される。
【0013】 前記切り欠き部11bは外側の整流格子11に設けられているが、内側の整流 格子10に同様の切り欠き部を設け、内側整流格子10の一部から混合空気を吹 出すようにしてもよい。
【0014】 このように、本実施例のオ−プンショ−ケ−スによれば、各通風路5,6間に 各通風路5,6内の空気の一部を取出して混合する混合空気生成部20を設け、 混合空気Cを各通風路5,6の吹出空気間に吹出すことによって各吹出空気の速 度差及び温度差を緩和するようにしたので、各吹出空気間に渦流等が発生するこ とがなく、各エアカ−テンA,Bの乱れを確実に解消することができる。従って 、エアカ−テンA,Bの遮断効果が高まり冷却効率が向上するとともに、冷気の 吹出口5aに温度差の大きい空気が直接当たらないので露付きを防止することも できる。
【0015】 尚、前記実施例では内外二層のエアカ−テンA,Bを形成するオ−プンショ− ケ−スを示したが、三層以上のエアカ−テンを形成するタイプのものに本考案を 適用しても同様の効果を得ることができる。
【0016】 また、図4は本考案の変形例を示すもので、前記実施例と同等の構成部分には 同一の符号を付して示す。即ち、1はショ−ケ−ス本体1、2は商品収納室、3 は外箱、4は内箱、5は内側通風路、6は外側通風路、5a.6aは空気吹出口 、10は内側の整流格子、14は仕切壁である。
【0017】 同図において、15は切り欠き部が形成されていない外側の整流格子で、内側 の整流格子10と所定間隔をおいて外側通風路6に取付けられている。
【0018】 30は混合空気生成部で、前記実施例と同様の内側仕切板31と、下端が内側 仕切板32の下端まで延設された外側仕切板32とから形成され、外側仕切板3 2には外側の整流格子15の側面が止着されている。これにより、混合空気の吹 出口30aが整流格子を介さず直接各空気吹出口5a.6a間に形成されている 。尚、31a,32aは各仕切板31,32に設けられた空気取出口である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のオ−プンショ−ケ−スによれば、各吹出空気の 速度差及び温度差を緩和することができるので、各吹出空気間に渦流等が発生す ることがなく、エアカ−テンの乱れを確実に解消することができる。従って、エ アカ−テンの遮断効果が高まり冷却効率が向上するとともに、吹出空気の温度差 による露付きを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すオ−プンショ−ケ−ス
の要部拡大断面図
【図2】図1のA−A線矢視図
【図3】図1のB−B線矢視図
【図4】本考案の変形例を示すオ−プンショ−ケ−スの
要部拡大断面図
【図5】従来例を示すオ−プンショ−ケ−スの全体側面
【符号の説明】
1…ショ−ケ−ス本体1、5…内側通風路、6…外側通
風路、5a.6a…空気吹出口、20,30…混合空気
生成部、20a,30a…混合空気の吹出口、21a,
22a,31a,32a…空気取出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口したショ−ケ−ス本体の上
    面、背面及び下面に亘って延びる複数の通風路を有し、
    各通風路の空気吹出口を前記前面開口部の上端側にショ
    −ケ−ス本体の内外方向に隣接して設けるとともに、各
    空気吹出口から流速及び温度の異なる空気を前記前面開
    口部に吹出し、該開口部に内外複数層のエアカ−テンを
    形成するようにしたオ−プンショ−ケ−スにおいて、 前記各通風路の少なくとも空気吹出口側間に、各通風路
    内を流通する空気の一部を取出して混合する混合空気生
    成部を設けるとともに、 該混合空気の吹出口を各通風路の吹出口間に設けたこと
    を特徴とするオ−プンショ−ケ−ス。
JP451891U 1991-02-07 1991-02-07 オ−プンショ−ケ−ス Pending JPH0610770U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0928233A (ja) * 1995-07-21 1997-02-04 Nec Corp 密閉型水槽装置
JP2006105446A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd オープンショーケース

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