JP7422318B2 - 室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、室外機に関する。
従来、圧縮機や送風機が収納され背面に室外熱交換器を備える熱交換室と、発熱部材が収納される機械室と、に仕切られた機械室が知られている。
この種の室外機では、熱交換室と機械室とは、仕切板により仕切られていた。そして、この仕切板には、発熱体を含む発熱部材と、この発熱部材を冷却する冷却フィンと、が取り付けられていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2012-184893号公報
しかしながら、冷房運転の場合、送風機の回転により筐体背面から前方へ流れる空気は熱交換器により暖められるため、この場合、冷却フィンには暖められた空気が流れることとなる。そこで、冷房運転の場合に、冷却フィンの冷却効率を向上させるためには、未だ改善の余地があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、冷却フィンの冷却効率を向上させることのできる室外機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る室外機は、送風機及び室外熱交換器を備える熱交換室と、機械室と、を仕切る仕切板と、前記仕切板の前記機械室側に取り付けられる基板と、前記基板に設けられる発熱体と、前記仕切板の前記熱交換室側であって前記基板の裏面に設けられる冷却フィンと、前記仕切板の前面側に形成され前記熱交換と前記機械室とを連通する開口部と、前記冷却フィンを覆い、前記開口部と前記冷却フィンを介して前記熱交換室へ至る風路を形成するカバー部材と、を備え、前記カバー部材と前記冷却フィンを密着する側部弾性体と、前記冷却フィンの上方前端部において前記冷却フィンに密着して設けられる上弾性体と、前記冷却フィンの下方前端部において前記冷却フィンに密着して設けられる下弾性体と、さらに備える。
本発明によれば、整流板を設けることにより、風路を流れる副流が熱交換室に至るとき、副流が主流による負圧により風速、風量が上昇する。そのため、冷却フィンを流れる副流の風速、風量が上昇し、冷却フィンの冷却効率を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る室外機の正面図 前面板を外した状態における室外機の正面図 天面板を外した状態における室外機の平面図 カバー部材周辺の斜視図 カバー部材周辺の正面断面図 カバー部材周辺の斜視図 図3に示すC部分の拡大図 図3に示すD部分の拡大図
第1の発明における室外機は、送風機及び背面に設けられる室外熱交換器を備える熱交換室と発熱部材が収納される機械室とが仕切板により仕切られ、前記仕切板の機械室側に前記発熱部材が取付けられ、前記仕切板の熱交換室側であって前記発熱部材の裏面に冷却フィンを備える室外機であって、前記仕切板は、空気の流れを基準として前記冷却フィンより上流側に、前記機械室と前記熱交換室とを連通する開口部を備え、前記開口部及び前記冷却フィンを覆い、前記仕切板との間に前記開口部から前記冷却フィンを介して前記熱交換室へ至る風路を形成するカバー部材を備え、前記風路の下流側に、前記風路を流れる副流と前記送風機の回転により前記室外熱交換器を介して前記熱交換室に至る主流との衝突を抑制する整流板を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、整流板を設けることにより、風路を流れる副流が熱交換室に至るとき、副流が主流による負圧により風速、風量が上昇する。そのため、冷却フィンを流れる副流の風速、風量が上昇し、冷却フィンの冷却効率を向上させることができる。
第2の発明における室外機は、第1の発明において、前記整流板は、前記仕切板の曲げ加工により形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、整流板の製造を容易とでき、製造コストも軽減できる。
第3の発明における室外機は、第1の発明において、前記整流板は、前記カバー部材の一部であることを特徴とする。
この発明によれば、整流板の製造を容易とでき、製造コストも軽減できる。
第4の発明における室外機は、第1の発明から第3の発明のいずれかにおいて、前記カバー部材は、前記冷却フィンを覆う第1案内部と、前記第1案内部から前記仕切板の側に斜めに折り曲げられた第2案内部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、第2案内部を第1案内部から仕切板の側に斜めに折り曲げて形成したため、風路を流れる副流が第2案内部近傍において乱流となることを抑制できる。副流を冷却フィンに導きやすくなり、冷却フィンによる冷却効率を向上できる。
第5の発明における室外機は、第4の発明において、前記第1案内部と前記冷却フィンとは、弾性体を介して密着していることを特徴とする。
この発明によれば、副流が第1案内部と冷却フィンとの間に漏れることが抑制され、冷却フィンによる冷却効率を向上できる。
第6の発明における室外機は、第5の発明において、前記発熱部材は、基板に設けられる発熱体を備え、前記弾性体は、前記冷却フィンの前端部から、前記発熱体の裏側に備えられる前記冷却フィンの部分を含む位置まで延びていることを特徴とする。
この発明によれば、冷却フィンの前端部から、発熱体の裏側に備えられる冷却フィンの部分を含む位置まで弾性体を配置することにより、仕切板を介した発熱体の裏側の部分を、第1案内部と冷却フィンとが密着した状態とすることができる。これにより、仕切板を介した発熱体の裏側の部分に副流が効率的に流れることとなり、発熱体により特に発熱量の多い部分についても冷却フィンによる効率的な冷却ができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は室外機1の正面図である。図2は、前面板3を外した状態における室外機1の正面図である。図3は、天面板5を外した状態における室外機1の平面図である。なお、以下の説明において、上下、前後、左右とは、室外機1を正面から見た場合の上下、前後、左右を示している。
図1から図3に示すように、室外機1は、ユニット本体10と、ユニット本体10の前面に取り付けられる前面板3と、ユニット本体10の天面に取付けられる天面板5と、を備える。また、室外機1は、送風機26及び背面に設けられる室外熱交換器24を備える熱交換室30と発熱部材50が収納される機械室40とが仕切板70により仕切られ、仕切板70の機械室40の側に発熱部材50が取付けられ、仕切板70の熱交換室30の側であって発熱部材50の裏面に冷却フィン60を備える。熱交換室30は、ユニット本体10の左側室内に位置する。機械室40は、ユニット本体10の右側室内に位置する。
本実施形態の室外機1は、いわゆるサイドフロー式である。
図3に示すように、ユニット本体10は、ユニット本体10の左側側面(ユニット本体の一方の側面)から背面に沿って上面視略L字状の室外熱交換器24を備える。
ユニット本体10の左側側面に設けられる室外熱交換器24は、ユニット本体10の前後方向の長さと略等しく設けられている。ユニット本体10の背面に設けられる室外熱交換器24は、ユニット本体10の左右方向にかけて左側から略4分の3程度の幅を備える。
ユニット本体10の右後方部(ユニット本体10の他方の側面の後方部)には、上面視略L字状の後方カバー72が設けられている。この後方カバー72の一端部は、室外熱交換器24の右端部25と固定されている。後方カバー72の他端部は、前面板3に固定されている。
ユニット本体10の左後方の角部には、室外熱交換器24の外側にコーナーカバー79が設けられている。
図3に示すように、ユニット本体10には、内部の中央より右寄りの部分に室内を左右に2分割する仕切板70が上下方向全体にわたって設けられている。
仕切板70は、ユニット本体10の前後方向にわたって設けられている。熱交換室30は、機械室40より広いスペースとなっている。
仕切板70は、前後方向に延びる主板部71と、主板部71の後端から斜め後方に折り曲げられ室外熱交換器24の右端部25(一端部)に固定される案内部73と、を備える。仕切板70は、熱交換室30と機械室40とを左右に仕切っている。主板部71は、室外熱交換器24の右端部25より熱交換室30の側に配置される。
これにより、室外熱交換器24の右端部25の近傍から吸込まれる空気は、案内部73に案内され、熱交換室30の中央方向に流れる。そのため、機械室40のスペースを確保しつつ、熱交換室の限られたスペース内における熱交換効率が向上する。
図4に示すように、仕切板70は、機械室40と熱交換室30とを連通する開口部31を備える。図4及び図8に示すように、開口部31は、冷却フィン60の取り付けられた主板部71(仕切板)より前方(室外機の正面方向)に位置している。また、開口部31は、発熱部材50より前方(室外機の正面方向)に位置している。また、開口部31は、高さ方向において冷却フィン60と重なる位置に備えられる。
室外機1は、開口部31及び冷却フィン60を覆うカバー部材61を備える。カバー部材61を備えることにより、室外機1は、仕切板70の主板部71との間に、開口部31から冷却フィン60を介して熱交換室30に至る風路Sを形成する。
風路Sには、機械室40から開口部31を介して空気が入り、この空気は、冷却フィン60を介して風路出口62から熱交換室30に至る。この風路Sを流れる空気を副流Aとする。
図4及び図7に示すように、風路Sの下流側には、風路Sを流れる副流Aと送風機26の回転により室外熱交換器24を介して熱交換室に至る主流Bとの衝突を抑制する整流板100が備えられる。
整流板100は、主板部71と案内部73との折り曲げ部分85から延びている。整流板100は、冷却フィン60の出口部分に対向配置される案内面101を備える。この案内面101(整流板)は、室外機1の背面に位置する室外熱交換器24に沿って延びている。整流板100は、仕切板70を曲げ加工することにより形成される。
案内面101とカバー部材61との間には、上述した風路出口62が設けられる。
整流板100(案内面101)の長さは、カバー部材61に覆われる冷却フィン60の長さ89と後述する側部弾性体75(弾性体)の厚さの合計と略等しく形成されている。
なお、整流板100(案内面101)は、カバー部材61の一部としてもよい。この場合、カバー部材61は、冷却フィン60を覆う第1案内部65と、第1案内部65の前方に設けられ前方に向けて仕切板70の側に斜めに折り曲げられた第2案内部66と、第1案内部の後方に設けられカバー部材61の背面(室外機1の背面側)を形成する整流板100(案内面101)と、を備える構成としてもよい。カバー部材61は、箱形状であり、カバー部材61の角部は、スポット溶接としてもよい。この場合、カバー部材61の一部である案内面101と第1案内部65の後端部との間に上述した風路出口62が形成される。
図4及び図7に示すように、副流Aと主流Bとは、逆向きから流れるが、整流板100を備えることにより、副流Aと主流Bとの衝突が抑制される。
主流Bには、室外熱交換器24を介して熱交換室30に至り、そのまま室外機1の前面から吹き出される第1の主流B1と、室外熱交換器24の右端部25を介して熱交換室30に至り、仕切板70の案内部73及び整流板100に案内され熱交換室30の中央方向に至り、室外機1の前面から吹き出される第2の主流B2と、が存在している。
整流板100を備えることにより、副流A及び第2の主流B2は、ともに整流板100に沿って流れることとなる。整流板100に沿って流れるとき、副流A及び第2の主流B2とは、同じ向きに流れる。第2の主流B2が整流板100を超えて、熱交換室30の中央側に至るとき、第2の主流B2は、第1の主流B1と合流する。第1の主流B1及び第2の主流B2からなる主流Bは、副流Aより風速が速い。主流Bによる負圧で副流Aが引っ張られ、副流Aの風速、風量が上昇する。主流Bにより、副流Aの風速を増すことができ、ディフューザー効果が期待できる。副流Aの風速、風量が上昇するため、冷却フィン60の冷却効率を向上させることができる。
図4、図6及び図8に示すように、カバー部材61は、冷却フィン60を覆う第1案内部65と、第1案内部65から仕切板70の側に斜めに折り曲げられた第2案内部66と、を備える。
図8に示すように、仕切板70を室外機1の正面方向に伸ばした仮想の延長線Eと開口部31の側壁31Aとの交点をFとする。また、発熱部材50の機械室40側、かつ、室外機1の正面側の端部をGとする。交点Fと端部Gを水平方向に結んだ仮想線88は、平面視において、冷却フィン60の長さ89と略等しい長さとされている。
これにより、開口部31から入る副流Aが、冷却フィン60に効率よく流れるようになる。
また、第2案内部66を、第1案内部65から仕切板70の側に斜めに折り曲げている。風路Sの幅Wが、仮想線88の長さと近くなるように、第2案内部66は斜めに折り曲げられる。
これにより、開口部31の入口の面積を狭めることもせず、広げることもせず、近く保ことができ、開口部31から入る副流Aが、第2案内部66に沿って流れるときに、乱流となることが抑制される。
風路出口62の幅を、仮想線88の長さと略等しくしてもよい。これにより、風路出口62から熱交換室30に至る副流Aが乱流となることが抑制される。
開口部31に位置する風路Sの入口部分となる仮想線88の長さと、風路Sの幅Wと、風路出口62の幅とは、略等しく形成してもよい。これにより、風路出口62から熱交換室30に至る副流Aが乱流となることが抑制される。冷却フィン60の冷却効率を向上できる。
図8に示すように、第1案内部65と冷却フィン60とは、側部弾性体75(弾性体)を介して密着している。この側部弾性体75は、図4に示すように、冷却フィン60の前側(副流Aの流れの上流側)から略半分程度に備えられる。
また、図5に示すように、冷却フィン60の上方には、上弾性体76が冷却フィン60に密着して配置される。この上弾性体76は、冷却フィン60の前端部(副流Aの流れの上流側の端部)に備えられる。
冷却フィン60の下方には、下弾性体77が冷却フィン60に密着して配置される。この下弾性体77は、冷却フィン60の前端部(副流Aの流れの上流側の端部)に備えられる。
これら側部弾性体75、上弾性体76及び下弾性体77は、機械室40から入る副流Aを冷却フィン60に流れやすくしている。これら側部弾性体75、上弾性体76及び下弾性体77を、少なくとも冷却フィン60の前端部(副流Aの流れの上流側の端部)に備えることにより、副流Aが冷却フィン60に流れやすい。
側部弾性体75、上弾性体76及び下弾性体77は、耐熱性を有し、また、弾力性を有する。また、側部弾性体75、上弾性体76及び下弾性体77は、絶縁性を有する素材とされている。
図3及び図4に示すように、発熱部材50は、基板51と、基板51に設けられる発熱体53と、を備える。本実施の形態において、発熱体53は、インテリジェントパワーモジュール(IPM)である。
側部弾性体75(弾性体)は、第1案内部65の前端から、発熱体53の裏面に備えられる冷却フィン60の部分を含む位置まで延びて配置される。発熱体53は、特に発熱量が多い。発熱体53の裏面に備えられる冷却フィン60の部分にまで側部弾性体75を配置することにより、仕切板70を介した発熱体53の裏側の部分を、第1案内部65(カバー部材)と冷却フィン60とが密着した状態とすることができる。これにより、仕切板70を介した発熱体53の裏側の部分に副流Aが効率的に流れることとなり、発熱体53による発熱量が特に多い部分についても、冷却フィン60により効率的な冷却ができるようになる。
本実施の形態に係る冷却フィン60は、仕切板70の主板部71から熱交換室30の側に水平方向に立ち上がる形状を備える。冷却フィン60は、先端部67(熱交換室側)が熱交換室30の側に向けて開放している。そこで、この開放した先端部67から副流Aが漏れることにより冷却フィン60の冷却効率が低下することを抑制するために、発熱体53の裏側の部分まで、側部弾性体75(弾性体)を特に延ばしている。
弾性体は、冷却フィンの60の前端部(副流Aの流れの上流側の端部)から、冷却フィン60の開放された部分であって、かつ、仕切板70を介した発熱体53の裏側の部分まで、延びていればよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、仕切板70は、空気の流れを基準として冷却フィン60より上流側に、機械室40と熱交換室30とを連通する開口部31を備え、開口部31及び冷却フィン60を覆い、仕切板70との間に開口部31から冷却フィン60を介して熱交換室30へ至る風路Sを形成するカバー部材61を備え、風路Sの下流側に、風路Sを流れる副流Aと送風機26の回転により室外熱交換器24を介して熱交換室30に至る主流Bとの衝突を抑制する整流板100を備えた。
これによれば、整流板100を設けることにより、風路Sを流れる副流Aが熱交換室30に至るとき、副流Aが主流Bによる負圧より風速、風量が上昇する。そのため、冷却フィン60を流れる副流Aの風速、風量が上昇し、冷却フィン60の冷却効率を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、整流板100は、仕切板70の曲げ加工により形成した。
これによれば、整流板100の製造を容易とでき、製造コストも軽減できる。
また、整流板100は、カバー部材61の一部として構成してもよい。この場合、カバー部材61は、冷却フィン60を覆う第1案内部65と、第1案内部65の前方に設けられ前方に向けて仕切板70の側に斜めに折り曲げられた第2案内部66と、第1案内部の後方に設けられカバー部材61の背面(室外機1の背面側)を形成する整流板100(案内面101)と、を備える構成としてもよい。カバー部材61は、箱形状であり、カバー部材61の角部は、スポット溶接としてもよい。この場合、カバー部材61の一部である案内面101と第1案内部65の後端部との間に風路出口62が形成される。
これによれば、整流板100(案内面101)をカバー部材61一部で構成するため、製造時に風路出口62の寸法を一定に保つことが容易となる、また、風路出口62の経年変化を抑制できる。
また、本実施の形態によれば、カバー部材61は、冷却フィン60を覆う第1案内部65と、第1案内部65から仕切板70の側に斜めに折り曲げられた第2案内部66と、を備えた。
これによれば、第2案内部66を第1案内部65から仕切板70の側に斜めに折り曲げて形成したため、風路Sを流れる副流Aが第2案内部66の近傍において乱流となることを抑制できる。副流Aを冷却フィン60に導きやすくなり、冷却フィン60による冷却効率を向上できる。
また、本実施の形態によれば、第1案内部65と冷却フィン60とは、側部弾性体75(弾性体)を介して密着させ、側部弾性体75(弾性体)は、冷却フィン60の前端部から、発熱体53の裏側に備えられる冷却フィン60の部分を含む位置まで延ばして配置した。
これによれば、冷却フィン60の前端部から、発熱体53の裏側に備えられる冷却フィン60の部分を含む位置まで側部弾性体75(弾性体)を配置することにより、仕切板70を介した発熱体53の裏側の部分を、第1案内部65と冷却フィン60とが密着した状態とすることができる。これにより、仕切板70を介した発熱体53の裏側の部分に副流Aが効率的に流れることとなり、発熱体53により特に発熱量の多い部分についても冷却フィン60による効率的な冷却ができるようになる。
以上、本実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。あくまでも本発明の実施の態様を例示するものであるから、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更、及び応用が可能である。
1 室外機
24 室外熱交換器
26 送風機
30 熱交換室
31 開口部
40 機械室
50 発熱部材
51 基板
53 発熱体
60 冷却フィン
61 カバー部材
62 風路出口
65 第1案内部(カバー部材)
66 第2案内部(カバー部材)
70 仕切板
71 主板部71(仕切板)
73 案内部(仕切板)
75 側部弾性体(弾性体)
76 上弾性体
77 下弾性体
88 仮想線
100 整流板
101 案内面
A 副流
B 主流
S 風路
W 風路の幅

Claims (3)

  1. 送風機及び室外熱交換器を備える熱交換室と、機械室と、を仕切る仕切板と、
    前記仕切板の前記機械室側に取り付けられる基板と、
    前記基板に設けられる発熱体と、
    前記仕切板の前記熱交換室側であって前記基板の裏面に設けられる冷却フィンと、
    前記仕切板の前面側に形成され前記熱交換と前記機械室とを連通する開口部と、
    前記冷却フィンを覆い、前記開口部と前記冷却フィンを介して前記熱交換室へ至る風路を形成するカバー部材と、を備え、
    前記カバー部材と前記冷却フィンを密着する側部弾性体と、
    前記冷却フィンの上方前端部において前記冷却フィンに密着して設けられる上弾性体と、
    前記冷却フィンの下方前端部において前記冷却フィンに密着して設けられる下弾性体と、
    をさらに備える室外機。
  2. 前記側部弾性体は、前記冷却フィンの前端部から、前記発熱体の裏側に備えられる前記冷却フィンの部分を含む位置まで延伸する請求項1に記載の室外機。
  3. 前記カバー部材は、前記冷却フィンを覆う第1案内部と、前記第1案内部の前方に設けられ前方に向けて前記仕切板の側に斜めに折り曲げられた第2案内部と、を備える請求項1または請求項2に記載の室外機。
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