JP2976969B1 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2976969B1 JP10183772A JP18377298A JP2976969B1 JP 2976969 B1 JP2976969 B1 JP 2976969B1 JP 10183772 A JP10183772 A JP 10183772A JP 18377298 A JP18377298 A JP 18377298A JP 2976969 B1 JP2976969 B1 JP 2976969B1
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    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0043Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
    • F24F1/0047Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted in the ceiling or at the ceiling
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】居室の温度分布を良くし、快適性を向上すると
ともに、部屋のインテリア性を向上させたものである。 【解決手段】空気調和機本体1内に熱交換器とクロスフ
ローファンとを具備し、空気の吹き出し口2の水平断面
が略円弧である室内側送風ユニットであって、前記クロ
スフローファンと近接・対向して位置するスタビライザ
とリアガイダとで空気の流路を形成し、この流路に、長
手方向の中央部で略水平方向を向く水平吹き出し口と前
記水平吹き出し口の下面先端部に任意の高さからなる凸
部と、前記水平吹き出し口とともに吹き出し口の両端部
で中央部より下方に傾斜する下方吹き出し口と前記下方
吹き出し口の下面先端部に略水平方向に延出した整流板
を設ける構成とするものである。したがって、吹き出し
口2の高さを一定に保って外観が良好で、かつ温度分布
も良くなり快適性も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の冷房あるい
は暖房を行う空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は特開平9−1663
53号公報に記載されているように、図14から図18
のような構成となっている。図14は空気調和機本体を
居室内に設置した場合の斜視図、図15は図14をA方
向から見た平面図である。図16は図15のF−F断面
図であり、図17は図16を下方向から見た要部断面図
である。
【0003】空気調和機1は、居室内の天井と2方向の
壁のコーナーに密接して取り付けられ、下方に吸い込み
口を有し、円弧の部分に吹き出し口2を有する4分の1
円弧の扇形台状をしている。クロスフローファン3が駆
動機4により回転しているとき、下方に吸い込み口であ
る前面グリル5から空気を吸入し、水受け皿6の上方に
設けられた熱交換器7を経由して熱交換され、スタビラ
イザ8とリアガイダ9からなる円弧状の吹き出し口2へ
と空気が流れ送風作用をする。11は内部接続配管を、
12は風向変更装置を示す。
【0004】但し、吹き出し口2が円弧状のため、クロ
スフローファン3と吹き出し口2の両端部の距離が異な
ることになる。
【0005】このように、居室のコーナーに設置される
ので、圧迫感が無く、インテリアとの融合性がより良好
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、吹き出し口2が4分の1円弧状であるた
め、両端部では吹き出し口2を構成するスタビライザ8
とリアガイダ9が極端に短くなり、クロスフローファン
3と吹き出し口2が接近するため、騒音性能が悪化す
る。
【0007】また、図16でスタビライザ8とリアガイ
ダ9が下方に傾斜していると、4分の1円弧の中央から両
端部に近づくにつれて吹き出し口2が上方に削られてく
るので外観上が良くないばかりか、送風性能も悪化す
る。
【0008】更に、空気調和機1が、居室内の天井aと
2方向の壁b、cのコーナーに密接して取り付けられ、
下方に吸い込み口、前面に吹き出し口2を有しているた
め、吸い込みエリアが限定され、壁面コアンダー効果
(壁面に沿って風が流れる)が生じ、吹き出した風が下
方に引っ張られ冷房時に風か水平方向に向かない、ショ
ートサーキットによる能力ダウン、結露発生といった問
題や暖房時に温風が空気調和機近傍までしか届かず居室
の温度分布にムラができ、快適性が悪いといった問題が
あった。図18は、空気調和機本体を部屋のコーナーに
設置したときの暖房時の平面温度分布図である。
【0009】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、3次元的に吹き出し口を変化させ、騒音性
能、美観性向上を図ると共に、居室の温度分布を良くし
快適性も改善できる空気調和機を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、居室内の天井と2方向の壁のコーナに密接
して取り付けられ、下方に吸い込み口、前面に吹き出し
口を有し、筐体内に熱交換器とクロスフローファンとを
具備し、前記吹き出し口の水平断面が略扇形である室内
側送風ユニットであって、前記クロスフローファンと近
接・対向して位置するスタビライザとリアガイダとで空
気の流路を形成し、この流路に、長手方向の中央部で略
水平方向を向く水平吹き出し口と前記水平吹き出し口の
下面先端部に任意の高さからなる凸部と、前記水平吹き
出し口とともに吹き出し口の両端部で中央部より下方に
傾斜する下方吹き出し口と前記下方吹き出し口の下面先
端部に略水平方向に延出した整流板を設ける構成とする
ものである。
【0011】上記長手方向の中央部で、略水平方向を向
く水平吹き出し口と前記水平吹き出し口の下面先端部に
任意の高さからなる凸部を設けたことにより、凸部にあ
たった風が水平方向の速度ベクトルを持ち、居室中央部
へ向かって流れる空気はより水平方向を向きやすい。ま
た、前記水平吹き出し口とともに吹き出し口の両端部で
中央部より下方に傾斜する下方吹き出し口と前記下方吹
き出し口の下面先端部に略水平方向に延出した整流板を
設ける構成とすることにより壁近傍に沿って流れる空気
は下方向から水平方向を向くことなり、部屋全体への到
達性が良好になるため、より一層の快適性が得られる。
【0012】また吸い込み口の下流に熱交換器の凝縮水
を処理する水受け皿を具備した送風回路で、リアガイダ
上で、クロスフローファンとリアガイダの距離が最短と
なる位置に第1の凸部と、第1の凸部の空気流れの上流
側に第2の凸部を設ける構成とするものである。上記第
2の凸部を設ける構成にすることによって、吸い込みと
吹き出しの空気流れの量のバランスがとれ、送風性能も
向上する。従って、本発明の空気調和機は通常の居室は
もとより、壁に空気調和機を設置することに問題のある
部屋に設置するにも便利な物である。
【0013】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、居室内
の天井と2方向の壁のコーナに密接して取り付けられ、
下方に吸い込み口、前面に吹き出し口を有し、筐体内に
熱交換器とクロスフローファンとを具備し、前記吹き出
し口の水平断面が略扇形である室内側送風ユニットであ
って、前記クロスフローファンと近接・対向して位置す
るスタビライザとリアガイダとで空気の流路を形成し、
この流路に、長手方向の中央部で略水平方向を向く水平
吹き出し口と前記水平吹き出し口の下面先端部に任意の
高さからなる凸部と、前記水平吹き出し口とともに吹き
出し口の両端部で中央部より下方に傾斜する下方吹き出
し口と前記下方吹き出し口の下面先端部に略水平方向に
延出した整流板を設ける構成としたことにより、前記凸
部にあたった風が水平方向の速度ベクトルを持ち、居室
中央部へ向かって流れる空気はより水平方向を向きやす
い。
【0014】また、前記水平吹き出し口とともに吹き出
し口の両端部で中央部より下方に傾斜する下方吹き出し
口と前記下方吹き出し口の下面先端部に略水平方向に延
出した整流板を設ける構成とすることにより壁近傍に沿
って流れる空気は下方向から水平方向を向くことなり、
部屋全体への到達性が良好になるため、より一層の快適
性が得られる。またクロスフローファンと吹き出し口の
距離もとれるので、騒音性能も良好である。
【0015】請求項2に記載の発明は、吸い込み口の下
流に熱交換器の凝縮水を処理する水受け皿を具備した送
風回路で、リアガイダ上で、クロスフローファンとリア
ガイダの距離が最短となる位置に第1の凸部と、第1の
凸部の空気流れの上流側に第2の凸部を設ける構成とす
るもので、水受け皿によって空気の吸い込みバランスが
崩れても、クロスフローファンに流れる空気の吸い込み
量を調節して、高負荷時に発生するバサバサという異音
を解消することができる。
【0016】請求項3に記載の発生は、リアガイダ上
で、クロスフローファンとリアガイダの距離が最短とな
る位置に第1の凸部と、第1の凸部の空気流れの上流側
に第2の凸部を設け、前記第2の凸部が流路の長手方向
の中央部より、端部で大きくするもので、端部の複雑な
流れを改善し、端部から発生するバサバサという異音の
発生を解消できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、吸い込み口の下
流側で、かつ熱交換器の上流側の送風回路内に電装品を
配置するもので、空間の有効活用ができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、吸い込み口の下
流側で、かつ水受け皿の上流側にフィルターを設けるも
ので、居室の粉塵を容易に処理することができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、吸い込み口の下
流側で、熱交換器を覆うように、略L字型にフィルター
を設けるもので、居室の粉塵を容易に処理し、かつ配管
接続などの取り付け作業時にも邪魔にならない。
【0020】請求項7に記載の発明は、筐体の天井部分
に空気を吸い込む開口部を設けるもので、空気の吸い込
み量が増加することにより、送風性能を向上させること
ができるとともに天井近傍の温度分布改善もでき、さら
に快適性が向上する。
【0021】請求項8に記載の発明は、水平吹き出し口
の下面先端部に設けた任意の高さからなる凸部を含水性
のある不織布等により形成したことにより、高負荷時に
吹き出し口回りについた結露水を含水し、室内への滴下
を防ぐことができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0023】(実施例1)図1は本発明の一実施例にお
ける空気調和機本体1を居室内に設置した場合の斜視図
である。図2は図1をA方向から見た平面図である。図
3は図2のD−D断面図、図4はE−E断面図である。
【0024】空気調和機本体1は、水平断面が略扇形を
し、居室内の天井aと2方向の壁b,cのコーナーに密
接して取り付けられ、下方に吸い込み口を有し、円弧の
部分に吹き出し口2を有している。クロスフローファン
3が回転し送風作用をしている時、下方の吸い込み口5
である前面グリル5aから空気を吸入し、複数からなる
熱交換器7を経由して熱交換され、円弧状の吹き出し口
2へと空気が流れ、送風作用をする。6は熱交換器の凝
縮水を処理する水受け皿、10は傾斜部分の熱交換器の
凝縮水を処理して水受け皿6へ誘導するトイ、11は内
部接続配管、12は風向変更装置を示す。
【0025】スタビライザ8とリアガイダ9からなる空
気流路の吹き出し口2は、長手方向の中央部で略水平方
向を向く水平吹き出し口2aと前記水平吹き出し口2a
の下面H部先端に任意の高さからなる凸部2bと、前記
水平吹き出し口2aとともに吹き出し口の両端部で中央
部より下方に傾斜する下方吹き出し口2cと前記下方吹
き出し口の下面先端部に略水平方向に延出した整流板2
dから構成されている。図3のH部は完全に水平であ
り、吹き出し口2のD−D断面からE−E断面に近づく
につれ、H部が徐々に後退する。またE−E断面に近い
ところでは吹き出し口2が下方を向くように徐々に3次
元的変化をして吹き出し口2の高さを水平に保つ。
【0026】このため、吹き出し口2の中央部の水平吹
き出し口2では、前記凸部2bにより凸部にあたった風
が水平方向の速度ベクトルを持ち、居室中央部へ向かっ
て流れる空気はより水平方向を向きやすい。また、前記
水平吹き出し口2aとともに吹き出し口の両端部で中央
部より下方に傾斜する下方吹き出し口2cと前記下方吹
き出し口2cの下面先端部に略水平方向に延出した整流
板2dを設ける構成とすることにより壁面コアンダー効
果によるショートサーキットを防止でき、壁近傍に沿っ
て流れる空気は下方向から水平方向を向くことなり、部
屋全体への到達性が良好になるため、より一層の快適性
が得られる。
【0027】なお、前記水平断面が略扇形とは、図5に
示すような形態も含まれる。図18、図6は従来の空気
調和機と、本発明の空気調和機を部屋のコーナーにそれ
ぞれ配置し、暖房運転したときの、部屋の平面の温度分
布を示したものである。図18は従来の空気調和機の温
度分布であり、部屋の中央までしか温風が到達して無く
快適性が悪い。これに対し図6は、本発明の空気調和機
を設置した時の温度分布を示しており、均一な温度分布
で部屋の隅々まで温風が到達しており、快適性がさらに
向上している。
【0028】(実施例3)本発明の第3の実施例を図7
を用いて説明する。図7は図2の空気調和機のD−D断
面図である。図3に示したものと同様の構成には同様の
番号を付し説明を省略する。クロスフローファン3に近
接し流路を形成するリアガイダ9で、前記クロスフロー
ファン3とリアガイダ9の距離が最短である第1の凸部1
3の空気流れの上流側に、クロスフローファン3との最
短距離を第1の凸部13より大きくとる第2の凸部14
を設ける。このような構成にすると、クロスフローファ
ン3に流れる空気の吸い込み量が絞られることにより、
送風性能が悪化するといった問題を解消することができ
る。
【0029】(実施例4)本発明の第4の実施例を図8
を用いて説明する。図8は図2の空気調和機のE−E断
面の斜視図である。図3に示したものと同様の構成には
同様の番号を付し説明を省略する。第2の凸部14の端
部は流路の長手方向の中央部より、大きくなっている。
上記の構成において端部の複雑な流れを改善し、端部か
ら発生するバサバサという異音の発生を解消できる。
【0030】なお、上記の凸部14の端部の盛り上がり
は、片側にあるだけでも、両側にある場合でも同様の効
果を得ることができる。
【0031】(実施例5)本発明の第5の実施例を図
9、図10を用いて説明する。図9は図4をA方向から
見た要部平面断面図である。図3に示したものと同様の
構成には同様の番号を付し説明を省略する。15は、前
面グリル5の下流側で熱交換器7の上流側の空間に設け
た電装品である。図10は図2のD−D断面で、電装品
15は熱交換器7から離して設けてあり、熱交換器7への
空気の吸い込みへの影響は最小限に留まっている。この
部分に電装品15を位置させることで空間の有効活用を
図ることができる。
【0032】(実施例6)本発明の第6の実施例を図1
1を用いて説明する。図11は図2のD―D断面図であ
る。図3に示したものと同様の構成には同様の番号を付
し説明を省略する。16は、吸い込み口になる下方に設
けた前面グリル5と、熱交換器7の凝縮水を処理する水受
け皿6との間に水平に設けたフィルターである。フィル
ター16は2つに分割されており、清掃時の取り出しが
容易にできる。このフィルター16により居室の粉塵を
容易に処理することができる。
【0033】(実施例7)本発明の第7の実施例を図1
2を用いて説明する。図12は図2のD−D断面図であ
る。図3に示したものと同様の構成には同様の番号を付
し説明を省略する。16は、吸い込み口になる下方に設
けた前面グリル5と、熱交換器7の凝縮水を処理する水
受け皿6との間、および傾斜した熱交換器7の凝縮水を
処理するトイ10と電装品15との間に、L字型に設け
たフィルターである。フィルター16は熱交換器7の周
囲を囲むような形で設けられているため、空気調和機本
体1の配管穴等、小さい隙間から入る粉塵ももれなく処
理することが可能となる。
【0034】なお、このフィルター16は複数から構成
される場合もある。(実施例8)本発明の第8の実施例
を図13を用いて説明する。図13は図1を天井側から
見た平面図である。17は空気調和機本体1の天井部分
に設けられたルーバである。熱交換器7の空気流れの上
流側の内部接続配管18および電装品15の収納部分の
上で、空気調和機本体1にルーバ17を複数個設けるも
ので、隙間より入る空気の吸い込み量が増加することに
より、送風性能を向上することができる。
【0035】(実施例9)本発明の第9の実施例は、水
平吹き出し口2aの下面H部先端に設けた任意の高さか
らなる凸部2bを含水性のある不織布等により形成した
ことにより、高負荷時に吹き出し口回りについた結露水
を含水し、室内への滴下を防ぐことができる。
【0036】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明は、居室内の天井と2方向の壁のコーナ
に密接して取り付けられ、下方に吸い込み口、前面に吹
き出し口を有し、筐体内に熱交換器とクロスフローファ
ンとを具備し、前記吹き出し口の水平断面が略扇形であ
る室内側送風ユニットであって、前記クロスフローファ
ンと近接・対向して位置するスタビライザとリアガイダ
とで空気の流路を形成し、この流路に、長手方向の中央
部で略水平方向を向く水平吹き出し口と前記水平吹き出
し口の下面先端部に任意の高さからなる凸部と、前記水
平吹き出し口とともに吹き出し口の両端部で中央部より
下方に傾斜する下方吹き出し口と前記下方吹き出し口の
下面先端部に略水平方向に延出した整流板を設ける構成
としたことにより、前記凸部にあたった風が水平方向の
速度ベクトルを持ち、居室中央部へ向かって流れる空気
はより水平方向を向きやすい。また、前記水平吹き出し
口とともに吹き出し口の両端部で中央部より下方に傾斜
する下方吹き出し口と前記下方吹き出し口の下面先端部
に略水平方向に延出した整流板を設ける構成とすること
により壁近傍に沿って流れる空気は下方向から水平方向
を向くことなり、壁面コアンダー効果によるショートサ
ーキットを防止でき、部屋全体への到達性が良好になる
ため、より一層の快適性が得られる。
【0037】請求項2に記載の発明は、吸い込み口の下
流に熱交換器の凝縮水を処理する水受け皿を具備した送
風回路で、リアガイダ上で、クロスフローファンとリア
ガイダの距離が最短となる位置に第1の凸部と、第1の
凸部の空気流れの上流側に、第2の凸部を設ける構成と
するもので、この構成によればクロスフローファンに流
れる空気の吸い込み量を調節して、高負荷時に発生する
バサバサという異音を解消することができるという効果
を奏することができる。
【0038】請求項3に記載の発明は、リアガイダ上
で、クロスフローファンとリアガイダの距離が最短とな
る位置に第1の凸部と、第1の凸部の空気流れの上流側
に、第2の凸部を設け、前記第2の凸部が流路の長手方
向の中央部より、端部で大きくなるもので、この構成に
よれば端部の複雑な流れを改善し、端部から発生するバ
サバサという異音の発生を解消できる。
【0039】請求項4に記載の発明は、吸い込み口の下
流側で、かつ熱交換器の上流側の送風回路内に電装品を
配置するもので、この構成によれば送風作用を受けた電
装品が冷却さればかりではなく、従来の電装品を共用部
品として使用でき、コスト削減が図れるという効果を奏
する。
【0040】請求項5に記載の発明は、吸い込み口の下
流側で、かつ水受け皿の上流側にフィルターを設けるも
ので、この構成によれば、居室の粉塵を容易に処理する
ことができ、無駄のないフィルター形状を採ることがで
き、材料コストの削減となるという効果を奏する。
【0041】請求項6に記載の発明は、吸い込み口の下
流側で、熱交換器を覆うように、略L字型にフィルター
を設けるもので、この構成によれば居室の粉塵を容易に
処理でき、前面グリルを外すだけで、内部接続配管、ド
レン工事ができ、工事性も向上するという効果を奏す
る。
【0042】請求項7に記載の発明は、筐体の天井部分
に空気を吸い込む開口部を設けるもので、この構成によ
れば空気の吸い込み量が増加することにより、送風性能
を向上することができる。
【0043】請求項8に記載の発明は、水平吹き出し口
の下面先端部に設けた任意の高さからなる凸部を含水性
のある不織布等により形成したことにより、高負荷時に
吹き出し口回りについた結露水を含水し、室内への滴下
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の斜視図
【図2】図1のA方向から見た平面外形図
【図3】図2のD−D断面図
【図4】図2のE−E断面図
【図5】本発明の他の例の略扇形の水平断面外形図
【図6】本発明の空気調和機を部屋のコーナーに設置し
たときの暖房時の平面温度分布図
【図7】本発明の第2の実施例を示す図2のD−D断面
【図8】本発明の第3の実施例を示す図2のE−E断面
の斜視図
【図9】本発明の第4の実施例を示す図1をA方向から
見た要部平面図
【図10】本発明の第5の実施例を示す図2のD−D断
面図
【図11】本発明の第6の実施例を示す図2のD−D断
面図
【図12】本発明の第7の実施例を示す図2のD−D断
面図
【図13】本発明の第8の実施例を示す図1を天井側か
ら見た平面図
【図14】従来例の空気調和機の斜視図
【図15】図14をA方向から見た平面図
【図16】図15のF−F断面図
【図17】図16を下方向から見た要部断面図
【図18】従来例の空気調和機を部屋のコーナーに設置
したときの暖房時の平面温度分布図
【符号の説明】
1 空気調和機本体 2 吹き出し口 2a 水平吹き出し口 2b 水平吹き出し口下面先端凸部 2c 下方吹き出し口 2d 整流板 3 クロスフローファン 4 駆動機 5 前面グリル 6 水受け皿 7 熱交換器 8 スタビライザ 9 リアガイダ 10 トイ 11 内部接続配管 12 風向変更装置 13 クロスフローファンとの距離が最短である第1の
凸部 14 第1の凸部13より上流側に設ける第2の凸部 15 電装品 16 フィルター 17 ルーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 401 F24F 1/00 311

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】居室内の2方向の壁のコーナに密接して取
    り付けられ、下方に吸い込み口、前面に吹き出し口を有
    し、筐体内に熱交換器とクロスフローファンとを具備
    し、前記吹き出し口の水平断面が略扇形である室内側送
    風ユニットであって、前記クロスフローファンと近接・
    対向して位置するスタビライザとリアガイダとで空気の
    流路を形成し、この流路に、長手方向の中央部で略水平
    方向を向く水平吹き出し口と前記水平吹き出し口の下面
    先端部に任意の高さからなる凸部と、前記水平吹き出し
    口とともに吹き出し口の両端部で中央部より下方に傾斜
    する下方吹き出し口と前記下方吹き出し口の下面先端部
    に略水平方向に延出した整流板を設けることを特徴とす
    る空気調和機。
  2. 【請求項2】吸い込み口の下流側に熱交換器の凝縮水を
    処理する水受け皿を具備した送風回路で、リアガイダ上
    でクロスフローファンとリアガイダの距離が最短となる
    位置に第一の凸部と、この第一の凸部の空気流れの上流
    側に第二の凸部を設けることを特徴とする請求項1に記
    載の空気調和機。
  3. 【請求項3】第二の凸部が流の長手方向の中央部よ
    り、端部で大きくなることを特徴とする請求項記載の
    空気調和機。
  4. 【請求項4】吸い込み口の下流側で、かつ熱交換器の上
    流側の送風回路内に電装品を配置することを特徴とする
    請求項1から3のいずれか一項に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】吸い込み口の下流側で、かつ水受け皿の上
    流側にフィルターを設けることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか一項記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】吸い込み口の下流側で、熱交換器を覆うよ
    うに、略L字型にフィルターを設けることを特徴とする
    請求項1から5のいずれか一項に記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】筺体内の天井部分に空気を吸い込む開口部
    を設けることを特徴とする請求項1から6のいずれか一
    項に記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】水平吹き出し口の下面先端部に設けた任意
    の高さからなる凸部を含水性のある不織布等により形成
    した請求項1記載の空気調和機。
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