JPS5914667Y2 - 空気調和機の風向調節装置 - Google Patents

空気調和機の風向調節装置

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Publication number
JPS5914667Y2
JPS5914667Y2 JP9036880U JP9036880U JPS5914667Y2 JP S5914667 Y2 JPS5914667 Y2 JP S5914667Y2 JP 9036880 U JP9036880 U JP 9036880U JP 9036880 U JP9036880 U JP 9036880U JP S5914667 Y2 JPS5914667 Y2 JP S5914667Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane
wind direction
air
air conditioner
adjustment device
Prior art date
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Expired
Application number
JP9036880U
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English (en)
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JPS5712563U (ja
Inventor
博 川口
猪三男 黒田
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和機等に係り、特に風向調節装置の改良
に関し、冷房運転中にベーン本体に付着する露をベーン
の意匠効果を損なわないで蒸発発散させることを目的と
したものである。
一般に、空気調和機の冷房運転の時は、吸込口3より室
内空気を吸込み、熱交換器5によって冷却され、吹出口
4より再び室内に吹出させる。
そして吹出口4に装着された風向変更装置9およびガイ
ドベーン8によって、上下、あるいは左右に冷風は変換
される。
従来この種の風向変更装置は第1図に示すように、低温
となった吹出空気によって常に冷風の当るベーンB13
が冷やされることによって、ベーン本体9も熱伝導によ
って、ベーンA10の表面11も冷やされ、かつベーン
AIOの表面側11には常に室内空気が循環しており、
一般には、ベーンAIOの表面11は室内空気の露点温
度以下に冷やされて、着露し、露が室内に滴下していた
その為、従来は露の滴下の対策として、ベーンA10.
ベーンB13の表面全体に植毛することにより、露が玉
になることを防ぐとともに、室内空気に接する面の蒸発
面積を増やして、対策していた。
あるいは、ベーンAIO及びベーンB13の間に断熱材
をサンドイッチにはさみこんで、ベーンA10の表面1
1が露点温度以下になることを防いで、対策していた。
しかし、ベーン全体9を植毛20することにより、まず
意匠効果が失なわれ、かつ、ベーン表面にほこり等が付
着しやすく、見た目がいつも悪く、掃除等も大変であっ
た。
また、中間に断熱材をサンドイッチする方法は、常に冷
風が当っている場合、長時間連続運転した時は、ベーン
AIOの表面11がいずれ露点温度以下になる恐れがあ
るとともに、それを避けようとすると、かなり厚い断熱
材が必要となり、その場合には吹出口の面積が小さくな
り、十分に冷房能力が出せなくなる恐れがあり、また、
意匠上もぶ厚くなったベーンはよくなかった。
本考案は上記のような欠点を除去することを目的として
威されたもので、以下第2図〜第6図に示す実施例につ
いてこの考案を説明する。
第2図、第3図において、1は空気調和機室内ユニット
本体で、正面上部に吸い込み口3、正面下部に吹き出し
口4を有し、吸い込み口3に面して熱交換器5と横流れ
送風機6が設置されている。
吹出口4には風路を形成する吹出グレル16が設置され
、かつ、本考案によるコ字状のベーンAIOおよび植毛
20シたベーンB13をネジ等で固定してなるベーン本
体9がベーンAIOの両端19に設けられたガイド軸1
7に、コイルバネ18を係止して前パネル2の吹出口4
左右を形成する壁に装着され、前記ベーン9を回動させ
ることによって、冷風は水平方向、あるいは真下方向、
斜め方向にと変換させられる。
たとえば第3図のように冷風を水平方向に吹出した場合
、第3図のように、冷風は吹出グリル16を通過して、
ベーンB13の内側14に当たり、風向を変換させられ
て、水平に吹出される。
この時ベーンB13の内側14は冷風によって冷やされ
るが、ベーンB13の外側15も同時に熱伝導によって
冷やされ、かつ、ベーンB13の外側15とベーンA1
0の内側12の間には室内空気が吹出空気によって吸引
されて循環しているので、着露するが、植毛と循環空気
によって蒸発9発散させられる。
なお、ベーンAIOの表面側11は、ベーンAIOの内
側12とベーンB13の外側15との間の隙間21に循
環空気層があるので、たとえ、両端19が伝導で冷やさ
れても、露点温度にまでは下がることもなく、露がつか
ない。
それゆえ、ベーンAIOの表面側11は意匠効果をもた
せるホットスタンプ等の加工ができ、また、ベーンB1
3の植毛面も水平にした場合でも、真下向きにした場合
でも、空気調和機1本体の据付高さを考えればほとんど
見えることはない。
また、斜め吹き、真下吹きにしても、同様の効果となっ
て露が滴下するようなことはない。
以上のように本考案はベーンAIOとベーンB13の2
つのベーンの間に循環空気層21を設け、なおかつベー
ンB13の内側14および外側15の両面に植毛20シ
たことにより、ベーンB13に着露した水滴は毛細管現
象によって、ベーンB13全体に広がり、なおかつベー
ンB13には吹出空気、および室内の循環空気に常に接
触するようにしであるので、これによって蒸発9発散さ
せられ、ベーンAIOの表面側11にまで、冷風が影響
を及ぼすこともなく、ベーンAIOの表面11は意匠効
果がとれる。
また、断熱材をサンドイッチにする必要もなく、種々の
意匠的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気調和機の側断面図、第2図はこの考
案による風向調節装置を装着した空気調和機の側断面図
、第3図はこの考案の風向調節装置を装着した吹出部の
側断面図、第4図は風向調節装置の分解斜視図、第5図
は風向変更装置の斜視図である。 なお、図中4は風の吹出部、9はベーン本体、10はベ
ーンA、11はベーンAの表面側、12は内側、13は
ベーンB、14はベーンBの内側、15はベーンBの外
側、20は植毛で、21は隙間である。 なお図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)冷風又は温風の吹出し方向を単一の風向ベーンの
    回動により水平、真下、あるいは斜め下方向に変換させ
    る空気調節装置において、この風向調節装置のベーン本
    体を常に空気が流通するようにベーンの全幅に渡って隙
    間を設けた二重ベーンに形成するとともに、内側ベーン
    に植毛したことを特徴とする空気調和機の風向調節装置
  2. (2)ベーンの全幅に渡って複数個所に補強リブを設け
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の空気調和機の風向調節装置。
JP9036880U 1980-06-27 1980-06-27 空気調和機の風向調節装置 Expired JPS5914667Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9036880U JPS5914667Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27 空気調和機の風向調節装置

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JP9036880U JPS5914667Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27 空気調和機の風向調節装置

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Publication Number Publication Date
JPS5712563U JPS5712563U (ja) 1982-01-22
JPS5914667Y2 true JPS5914667Y2 (ja) 1984-04-28

Family

ID=29452365

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JP9036880U Expired JPS5914667Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27 空気調和機の風向調節装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104652U (ja) * 1983-12-22 1985-07-17 三菱電機株式会社 空気調和機
JPS60151017U (ja) * 1984-03-16 1985-10-07 三菱電機株式会社 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5712563U (ja) 1982-01-22

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