JPH0755182A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0755182A JPH0755182A JP5203064A JP20306493A JPH0755182A JP H0755182 A JPH0755182 A JP H0755182A JP 5203064 A JP5203064 A JP 5203064A JP 20306493 A JP20306493 A JP 20306493A JP H0755182 A JPH0755182 A JP H0755182A
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- JP
- Japan
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- drain pan
- air
- drain
- heat exchanger
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- Pending
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 熱交換器1の下に熱交換器1の表面に結露し
たドレンを受ける合成樹脂製のドレンパン4を配設し、
ドレンパン4の下面部及び熱交換器1を流通した空気流
の下流側に位置する側面部に密閉された断熱空気層8を
形成する合成樹脂製のドレンパンカバー7を上記ドレン
パンに一体に形成し、断熱空気層8と接するドレンパン
4の内壁面及びドレンパンカバー7の内壁面に断熱塗膜
9を形成している。 【効果】 断熱空気層に接する内壁面に断熱塗膜を形成
することにより、断熱空気層の断熱効果を向上させてド
レンパンカバーの外表面での結露水の付着を防止するこ
とができる。
たドレンを受ける合成樹脂製のドレンパン4を配設し、
ドレンパン4の下面部及び熱交換器1を流通した空気流
の下流側に位置する側面部に密閉された断熱空気層8を
形成する合成樹脂製のドレンパンカバー7を上記ドレン
パンに一体に形成し、断熱空気層8と接するドレンパン
4の内壁面及びドレンパンカバー7の内壁面に断熱塗膜
9を形成している。 【効果】 断熱空気層に接する内壁面に断熱塗膜を形成
することにより、断熱空気層の断熱効果を向上させてド
レンパンカバーの外表面での結露水の付着を防止するこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器の下に該熱交
換器の表面に結露したドレンを受ける合成樹脂製のドレ
ンパンを配設し、該ドレンパンの下面部及び上記熱交換
器を流通した空気流の下流側に位置する側面部に密閉さ
れた断熱空気層を形成する合成樹脂製のドレンパンカバ
ーを上記ドレンパンに一体に形成してなる空気調和機に
関するものである。
換器の表面に結露したドレンを受ける合成樹脂製のドレ
ンパンを配設し、該ドレンパンの下面部及び上記熱交換
器を流通した空気流の下流側に位置する側面部に密閉さ
れた断熱空気層を形成する合成樹脂製のドレンパンカバ
ーを上記ドレンパンに一体に形成してなる空気調和機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は図4に示すように、
21は空気調和機の室内機本体、22は該室内機本体2
1の前面上部に設けられた吸込グリル、23は熱交換
器、24はファン、25は上記室内機本体21の前面株
に設けられた吹出グリル、26は吹出グリル25に配設
された吹出ルーバ、27は上記熱交換器23の下に配設
されたドレンパン、28は吸込グリル22の背面に配設
されたエアフィルタ、29は上記室内機本体21内に吸
込グリル22から吹出グリル25に至る空気通路30を
形成するケーシングである。そして、空気調和機の運転
時、ファン24が回転し、熱交換器23には図示しない
室外機からの冷媒が循環する。
21は空気調和機の室内機本体、22は該室内機本体2
1の前面上部に設けられた吸込グリル、23は熱交換
器、24はファン、25は上記室内機本体21の前面株
に設けられた吹出グリル、26は吹出グリル25に配設
された吹出ルーバ、27は上記熱交換器23の下に配設
されたドレンパン、28は吸込グリル22の背面に配設
されたエアフィルタ、29は上記室内機本体21内に吸
込グリル22から吹出グリル25に至る空気通路30を
形成するケーシングである。そして、空気調和機の運転
時、ファン24が回転し、熱交換器23には図示しない
室外機からの冷媒が循環する。
【0003】したがって、室内空気が実線矢印で示すよ
うに吸込グリル22から室内機本体21内に吸入され、
空気通路30に通る過程でエアフィルタ28を流通し、
この流通時に吸入された室内空気注に含まれる塵埃が除
去され、熱交換器23を流通する時に冷媒と熱交換して
冷却又は加熱され、ファン24によって付勢され、しか
る後吹出グリル25から吹出ルーバ26に案内されて室
内に吹き出される。
うに吸込グリル22から室内機本体21内に吸入され、
空気通路30に通る過程でエアフィルタ28を流通し、
この流通時に吸入された室内空気注に含まれる塵埃が除
去され、熱交換器23を流通する時に冷媒と熱交換して
冷却又は加熱され、ファン24によって付勢され、しか
る後吹出グリル25から吹出ルーバ26に案内されて室
内に吹き出される。
【0004】このような空気調和機においては、その冷
房運転時に室内空気中に含まれる水分が熱交換器23の
伝熱管及びフィンの表面に結露し、これがドレンとなっ
てドレンパン27内に滴下する。このドレンパン27の
温度は熱交換器23の表面温度とほぼ同等で室温よりも
相当低いので、このドレンがドレンパン27内に流入す
るとドレンパン27の温度も室温より低くなるため、ド
レンパン27の外面に室内空気中の水分が結露して付着
しこれが室内に滴下して室内の床等を濡らすという不都
合があった。
房運転時に室内空気中に含まれる水分が熱交換器23の
伝熱管及びフィンの表面に結露し、これがドレンとなっ
てドレンパン27内に滴下する。このドレンパン27の
温度は熱交換器23の表面温度とほぼ同等で室温よりも
相当低いので、このドレンがドレンパン27内に流入す
るとドレンパン27の温度も室温より低くなるため、ド
レンパン27の外面に室内空気中の水分が結露して付着
しこれが室内に滴下して室内の床等を濡らすという不都
合があった。
【0005】これを解決した空気調和機として実開平3
−37324号公報のようなものがあった。この空気調
和機を図5とともに説明すると、熱交換器23の下に該
熱交換器23の表面に結露したドレンを受ける合成樹脂
製のドレンパン31を配設し、該ドレンパン31の下面
部31a及び上記熱交換器23を流通した空気流の下流
側に位置する側面部31bに合成樹脂製のドレンパンカ
バー32を一体に形成して当該ドレンパン31とドレン
パンカバー32により密閉された断熱空気層33を形成
し、この断熱空気層33によりドレンパンカバー32の
外表面にドレンが結露するのを防止していた。
−37324号公報のようなものがあった。この空気調
和機を図5とともに説明すると、熱交換器23の下に該
熱交換器23の表面に結露したドレンを受ける合成樹脂
製のドレンパン31を配設し、該ドレンパン31の下面
部31a及び上記熱交換器23を流通した空気流の下流
側に位置する側面部31bに合成樹脂製のドレンパンカ
バー32を一体に形成して当該ドレンパン31とドレン
パンカバー32により密閉された断熱空気層33を形成
し、この断熱空気層33によりドレンパンカバー32の
外表面にドレンが結露するのを防止していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、その冷房運転時、室内空気の湿度が高い
(梅雨時等)の場合、密閉された断熱空気層33での断
熱効果だけではなく、ドレンパンカバー32の外表面の
結露防止が不完全(熱交換器によって結露水になる量が
多くなること及び熱交換器で十分除湿されていない水分
ができる)となり、ドレンパンカバーの外表面で温度が
下がり結露水が付着しドレンとなってやがて室内に落下
するという不都合があった。また、暖房運転時、断熱空
気層内の空気の熱膨張によりドレンパンの歪みが大きく
なり、合成樹脂製品間で騒音を発生するという不都合が
あった。
においては、その冷房運転時、室内空気の湿度が高い
(梅雨時等)の場合、密閉された断熱空気層33での断
熱効果だけではなく、ドレンパンカバー32の外表面の
結露防止が不完全(熱交換器によって結露水になる量が
多くなること及び熱交換器で十分除湿されていない水分
ができる)となり、ドレンパンカバーの外表面で温度が
下がり結露水が付着しドレンとなってやがて室内に落下
するという不都合があった。また、暖房運転時、断熱空
気層内の空気の熱膨張によりドレンパンの歪みが大きく
なり、合成樹脂製品間で騒音を発生するという不都合が
あった。
【0007】本発明の空気調和機は上記の不都合を解決
するためになされたものであり、断熱空気層に接するド
レンパンの内壁面及びドレンパンカバーの内壁面に断熱
塗膜を形成することにより、断熱空気層の断熱効果を向
上させてドレンパンカバーの外表面での結露水の付着を
防止することを特徴とするものである。
するためになされたものであり、断熱空気層に接するド
レンパンの内壁面及びドレンパンカバーの内壁面に断熱
塗膜を形成することにより、断熱空気層の断熱効果を向
上させてドレンパンカバーの外表面での結露水の付着を
防止することを特徴とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の空気調和機は、熱交換器の下に該熱交換器
の表面に結露したドレンを受ける合成樹脂製のドレンパ
ンを配設し、該ドレンパンの下面部及び上記熱交換器を
流通した空気流の下流側に位置する側面部に密閉された
断熱空気層を形成する合成樹脂製のドレンパンカバーを
上記ドレンパンに一体に形成し、上記断熱空気層と接す
る上記ドレンパンの内壁面及び上記ドレンパンカバーの
内壁面に断熱塗膜を形成している。また、上記ドレンパ
ンカバーに上記断熱空気層を外部と連通させる連通孔を
設け、該連通孔を開閉する弾性体を設けている。
めに本発明の空気調和機は、熱交換器の下に該熱交換器
の表面に結露したドレンを受ける合成樹脂製のドレンパ
ンを配設し、該ドレンパンの下面部及び上記熱交換器を
流通した空気流の下流側に位置する側面部に密閉された
断熱空気層を形成する合成樹脂製のドレンパンカバーを
上記ドレンパンに一体に形成し、上記断熱空気層と接す
る上記ドレンパンの内壁面及び上記ドレンパンカバーの
内壁面に断熱塗膜を形成している。また、上記ドレンパ
ンカバーに上記断熱空気層を外部と連通させる連通孔を
設け、該連通孔を開閉する弾性体を設けている。
【0009】
【作用】上記の空気調和機は、室内の湿度が高い場合に
おいても、断熱塗膜で断熱空気層の断熱効果を向上させ
ているので、ドレンパンカバーの外表面での結露水の付
着を防ぐ。また、断熱空気層内の空気が熱膨張すると、
弾性体が熱膨張した空気に押圧されて移動し連通孔を開
成するので、熱膨張によるドレンパンの歪みを防ぐ。
おいても、断熱塗膜で断熱空気層の断熱効果を向上させ
ているので、ドレンパンカバーの外表面での結露水の付
着を防ぐ。また、断熱空気層内の空気が熱膨張すると、
弾性体が熱膨張した空気に押圧されて移動し連通孔を開
成するので、熱膨張によるドレンパンの歪みを防ぐ。
【0010】
【実施例】本発明の空気調和機の第1実施例を図1とと
もに説明する。本発明の空気調和機の第1実施例は図1
に示すように、1は室内機本体(図示せず)内に配設さ
れる熱交換器で、伝熱管2とフィン3とから構成されて
おり、室内空気は伝熱管2とフィン3との間を流通す
る。
もに説明する。本発明の空気調和機の第1実施例は図1
に示すように、1は室内機本体(図示せず)内に配設さ
れる熱交換器で、伝熱管2とフィン3とから構成されて
おり、室内空気は伝熱管2とフィン3との間を流通す
る。
【0011】上記熱交換器1の下には合成樹脂製のドレ
ンパン4が配設され、上記熱交換器1の表面に結露した
ドレンを受けるようになっている。該ドレンパン4の上
記熱交換器1の上流側に位置する部分には上流側側面体
4aが形成され、該側面体4aの上流側の下部に当該側
面体4aを滴下する露を受ける露受け5が形成され、上
記ドレンパン4の上記熱交換器1の下部に位置する部分
には当該熱交換器1とドレンパン4との隙間を遮蔽して
熱交換器1の上流側と下流側とを区画する遮蔽板6が設
けられている。
ンパン4が配設され、上記熱交換器1の表面に結露した
ドレンを受けるようになっている。該ドレンパン4の上
記熱交換器1の上流側に位置する部分には上流側側面体
4aが形成され、該側面体4aの上流側の下部に当該側
面体4aを滴下する露を受ける露受け5が形成され、上
記ドレンパン4の上記熱交換器1の下部に位置する部分
には当該熱交換器1とドレンパン4との隙間を遮蔽して
熱交換器1の上流側と下流側とを区画する遮蔽板6が設
けられている。
【0012】7は上記ドレンパン4と一体に形成された
合成樹脂製のドレンパンカバーであり、カバー部7aと
蓋部7bとからなっている。上記ドレンパン4,ドレン
パンカバー7によりドレンパン4の下面部と上記熱交換
器1を流通した空気流の下流側に位置する下流側側面部
に密封された断熱空気層8を形成し、該断熱空気層8に
接しているドレンパンの内壁面(下面部及び側面部の内
壁面)及び上記ドレンパンカバー7の内壁面に断熱効果
を有する部材例えばアルミを蒸着させてアルミ薄膜とし
た断熱塗膜9を形成している。
合成樹脂製のドレンパンカバーであり、カバー部7aと
蓋部7bとからなっている。上記ドレンパン4,ドレン
パンカバー7によりドレンパン4の下面部と上記熱交換
器1を流通した空気流の下流側に位置する下流側側面部
に密封された断熱空気層8を形成し、該断熱空気層8に
接しているドレンパンの内壁面(下面部及び側面部の内
壁面)及び上記ドレンパンカバー7の内壁面に断熱効果
を有する部材例えばアルミを蒸着させてアルミ薄膜とし
た断熱塗膜9を形成している。
【0013】したがって、空気調和機の冷房運転時、室
内空気が熱交換器1を流通する過程で冷却されると、室
内空気中の水分が凝縮液化して熱交換器1のの伝熱管2
及びフィン3の表面に付着し、これがドレンとなってフ
ィン3を伝ってドレンパン4内に滴下する。そして、ド
レンパン4内を流れて図示しないドレンホースを経て排
出される。このとき、ドレンパン4はこの中を流れるド
レンによって冷却されるが、ドレンパン4の下面部及び
下流側側面部の外周は密封された断熱空気層8及び断熱
塗膜層9によって囲まれているので、ドレンパンカバー
7の外表面が低温になることがなく、これら外表面に室
内空気中の水分が結露することはない。
内空気が熱交換器1を流通する過程で冷却されると、室
内空気中の水分が凝縮液化して熱交換器1のの伝熱管2
及びフィン3の表面に付着し、これがドレンとなってフ
ィン3を伝ってドレンパン4内に滴下する。そして、ド
レンパン4内を流れて図示しないドレンホースを経て排
出される。このとき、ドレンパン4はこの中を流れるド
レンによって冷却されるが、ドレンパン4の下面部及び
下流側側面部の外周は密封された断熱空気層8及び断熱
塗膜層9によって囲まれているので、ドレンパンカバー
7の外表面が低温になることがなく、これら外表面に室
内空気中の水分が結露することはない。
【0014】また、ドレンパン4の上流側側面体4aの
外面に室内空気中の水分が結露した場合、この露は上流
側側面体4aを伝ってその下部に形成された露受け5内
に入るので、この露が滴下して室内を汚損することはな
い。そして、露受け5の温度は室温とほぼ同じ温度にな
っているので、露受け5内に入った露は自然蒸発して室
内に放散される。
外面に室内空気中の水分が結露した場合、この露は上流
側側面体4aを伝ってその下部に形成された露受け5内
に入るので、この露が滴下して室内を汚損することはな
い。そして、露受け5の温度は室温とほぼ同じ温度にな
っているので、露受け5内に入った露は自然蒸発して室
内に放散される。
【0015】上記ドレンパン7の外表面は熱交換器1を
流通することによって除湿された湿度の少ない空気の流
路となるので、これらの外表面には結露し難く、これら
の外表面を適宜の形状とすれば流路の抵抗を低減し、か
つ、空気の流れに基づく騒音を低減することができる。
流通することによって除湿された湿度の少ない空気の流
路となるので、これらの外表面には結露し難く、これら
の外表面を適宜の形状とすれば流路の抵抗を低減し、か
つ、空気の流れに基づく騒音を低減することができる。
【0016】次に、本発明の空気調和機の第2実施例を
図2とともに説明する。この第2実施例の主要部分は上
記第1実施例の主要部分とほとんど同一構造であり、そ
の同一構造についての詳細な説明は省略し異なる部分を
説明する。この第2実施例は図2に示すように、ドレン
パンカバー7の蓋部7bに断熱空気層8を外部と連通す
る連通孔10を形成し、該連通孔10を形成するドレン
パン4及びドレンパンカバー7より弾性を有する弾性体
11を設けている。
図2とともに説明する。この第2実施例の主要部分は上
記第1実施例の主要部分とほとんど同一構造であり、そ
の同一構造についての詳細な説明は省略し異なる部分を
説明する。この第2実施例は図2に示すように、ドレン
パンカバー7の蓋部7bに断熱空気層8を外部と連通す
る連通孔10を形成し、該連通孔10を形成するドレン
パン4及びドレンパンカバー7より弾性を有する弾性体
11を設けている。
【0017】したがって、空気調和機の暖房運転時、熱
交換器1からの熱により断熱空気層8内の空気が熱膨張
を生じるが、この熱膨張を生じた空気により弾性体12
が押圧されて連通孔10が開成されるので、断熱空気層
8の熱膨張がなくなり合成樹脂製品間の形状歪みを防
ぎ、形状歪みからくる騒音を防止することができる。
交換器1からの熱により断熱空気層8内の空気が熱膨張
を生じるが、この熱膨張を生じた空気により弾性体12
が押圧されて連通孔10が開成されるので、断熱空気層
8の熱膨張がなくなり合成樹脂製品間の形状歪みを防
ぎ、形状歪みからくる騒音を防止することができる。
【0018】また、上記第2実施例において暖房運転時
の騒音を防止する構造として、連通孔10を形成しこの
連通孔10を開閉する弾性体11を設けた構造としてい
るが、図3に示すようにドレンパンカバー7の蓋部7b
に微細な細孔12を形成してもよく、この細孔12であ
れば空気の流れにたいして抵抗とならず対流を起こすこ
とがないので、湿気のある空気がこの細孔12から断熱
空気層8内に入ることがなく、断熱空気層8内で結露を
生じることがない。
の騒音を防止する構造として、連通孔10を形成しこの
連通孔10を開閉する弾性体11を設けた構造としてい
るが、図3に示すようにドレンパンカバー7の蓋部7b
に微細な細孔12を形成してもよく、この細孔12であ
れば空気の流れにたいして抵抗とならず対流を起こすこ
とがないので、湿気のある空気がこの細孔12から断熱
空気層8内に入ることがなく、断熱空気層8内で結露を
生じることがない。
【0019】
【発明の効果】本発明の空気調和機は上記のような構成
であるから、室内の湿度が高い場合においても、断熱塗
膜で断熱空気層の断熱効果を向上させているので、ドレ
ンパンカバーの外表面での結露水の付着を防ぎ、室内を
ドレンで汚損することを防止する。また、断熱空気層内
の空気が熱膨張すると、弾性体が熱膨張した空気に押圧
されて移動し連通孔を開成するので、熱膨張によるドレ
ンパンの歪みを防ぎ合成樹脂製品間での歪みによる騒音
を防止する。
であるから、室内の湿度が高い場合においても、断熱塗
膜で断熱空気層の断熱効果を向上させているので、ドレ
ンパンカバーの外表面での結露水の付着を防ぎ、室内を
ドレンで汚損することを防止する。また、断熱空気層内
の空気が熱膨張すると、弾性体が熱膨張した空気に押圧
されて移動し連通孔を開成するので、熱膨張によるドレ
ンパンの歪みを防ぎ合成樹脂製品間での歪みによる騒音
を防止する。
【図1】本発明の空気調和機の第1実施例を示す要部断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の空気調和機の第2実施例を示す要部断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の空気調和機の第2実施例の他の例を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図4】従来の空気調和機の1例を示す室内機の断面図
である。
である。
【図5】従来の空気調和機の他の例を示す部分断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 熱交換器 4 ドレンパン 5 露受け 6 遮蔽板 7 ドレンパンカバー 7a カバー部 7b 蓋部 8 断熱空気層 9 断熱塗膜層 10 連通孔 11 弾性体
Claims (2)
- 【請求項1】 熱交換器の下に該熱交換器の表面に結露
したドレンを受ける合成樹脂製のドレンパンを配設し、
該ドレンパンの下面部及び上記熱交換器を流通した空気
流の下流側に位置する側面部に密閉された断熱空気層を
形成する合成樹脂製のドレンパンカバーを上記ドレンパ
ンに一体に形成してなる空気調和機において、 上記断熱空気層と接する上記ドレンパンの内壁面及び上
記ドレンパンカバーの内壁面に断熱塗膜を形成したこと
を特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 上記ドレンパンカバーに上記断熱空気層
を外部と連通させる連通孔を設け、該連通孔を開閉する
弾性体を設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調
和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5203064A JPH0755182A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5203064A JPH0755182A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755182A true JPH0755182A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16467745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5203064A Pending JPH0755182A (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755182A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002139231A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機の室内機 |
KR100714294B1 (ko) * | 2005-12-20 | 2007-05-02 | 삼성전자주식회사 | 천장형 공기조화기 |
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WO2014156542A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
US20150300663A1 (en) * | 2012-12-13 | 2015-10-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Indoor unit of air-conditioning apparatus |
WO2021042729A1 (zh) * | 2019-09-04 | 2021-03-11 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种风道密封结构及空调器 |
-
1993
- 1993-08-17 JP JP5203064A patent/JPH0755182A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4592175B2 (ja) * | 2000-11-02 | 2010-12-01 | 三洋電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
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