JPS6237054Y2 - - Google Patents

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JPS6237054Y2
JPS6237054Y2 JP3139283U JP3139283U JPS6237054Y2 JP S6237054 Y2 JPS6237054 Y2 JP S6237054Y2 JP 3139283 U JP3139283 U JP 3139283U JP 3139283 U JP3139283 U JP 3139283U JP S6237054 Y2 JPS6237054 Y2 JP S6237054Y2
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JP
Japan
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casing
frame
air outlet
air
attached
Prior art date
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JP3139283U
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JPS59136517U (ja
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Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は天吊形空気調和機の空気吹出部の結
露の防止抑制および結露水の滴下防止装置に関す
るものである。
一般に空気調和機で冷房運転を行なつた場合第
1図に示すように通風路に面したケーシング9が
冷やされ熱伝導によりケーシング9下部附近まで
露点温度以下となりこれに室内空気が触れるとケ
ーシング9に結露する。また吹出しグリル11周
辺では吹出しグリル11より吹出される空気に室
内空気が誘引される為多量の室内空気が触れるこ
とになり結露量が多くなる。
これらの結露水は時間と共に成長して遂には滴
下に至り居住者に迷惑をかけることになる。
従来の空気調和機においては、この結露水の滴
下を防止する為に第2図のようにケーシング9の
前面下部に凹部を有する集水部材Aを取付けて滴
下する結露水を凹部に溜めておき、運転停止時に
自然蒸発させる方法や、あるいは第3図、第4図
のように吹出しグリル11下方のケーシング9に
機内側に向けた切起し片Bを断続的に設け、結露
水を切起し片Bを経て機内のドレンパンに導く方
法が取られていた。しかしいずれの方法において
も意匠的に見苦しいばかりでなく前者の場合は集
水部材Aのコストが高く後者の場合は断続的に設
けた切起し片Bの間の連通部Cを伝つて結露水が
室内に滴下すると共に切起し片Bを受けたドレン
パン4は後方に向つて下がり勾配になつている為
それを覆うケーシング9は切起し片B部からケー
シング9下面まで大きな寸法が必要となり従つて
本体の高さ寸法が厚くなり天吊形の場合居住者に
圧迫感を与えると言う欠点があつた。
この考案は空気吹出口下方のケーシング前面に
断続的にスリツトを設けると共にこのスリツトを
覆うように植毛部材を貼り付けて前記欠点を除去
しようとするものである。
以下この考案の一実施例を図にもとづき説明す
る。第5図及至第8図において、1は空気調和機
の骨組となる所定幅のフレーム、2はフレーム1
内の前面側一半に収納された熱交換器で一方のフ
レーム外に導出された配管接続口2aを有する。
3は後面側一半に収納され熱交換器2に通風する
送風機、4はフレーム1の前面側から後面側に向
つて順次深くなるように形成され熱交換器2の下
面を覆うドレンパンでフレーム1幅よりも大きい
幅に形成され熱交換器2およびフレーム1に生じ
たドレンを収容する。5はエアーガイドで一端は
送風機3を支持する送風機台3aに、他端はドレ
ンパン4にそれぞれ当接してフレーム1および熱
交換器2にネジで固定されており通風のバイパス
を防止している。6はフレーム1の後面側開口に
より形成された吸込口、7は吸込口6に取付けら
れたフイルターである。以上の各要素によりフレ
ーム1の後面側から前面側に至る通風路を形成し
ている。8はフレーム1の前面側上部にネジで固
定された上ケーシングでドレンパン4幅よりも大
きく形成されている。9は上ケーシング8と所定
間隔で並行してドレンパン4下面を覆うように一
端をフレーム1の前面下部に他端をフレーム1の
中程にネジで固定した下ケーシングである。なお
上ケーシング8と下ケーシング9およびフレーム
1の両側板で形成される開口は通風路に連通した
空気吹出口10となる。11は空気吹出口10に
装着された吹出しグリル、12は吹出しグリル1
1の両側に設けられた点検フタ、13は側面ケー
シング、14はフレーム1後半側に取付けられた
サービスパネルであり以上各要素により空気調和
機の外観を形成している。
次にこの考案に関する下ケーシング9について
詳細に説明する。下ケーシング9の前面側は第8
図に示すようにフレーム1の前面下部に固定され
ると共に吹出しグリル11を挾持する取付部9
a、および吹出しグリル11を収納する水平部9
b、および外部に露出する垂直部9cより成り、
垂直部9bより所定寸法を隔てて所定幅の凹状溝
9dが設けられ、また凹状溝9d部には垂直部9
cの強度を確保する為の連通部9eを残して空気
吹出口10を少し越える範囲まで断続的にスリツ
ト9fが設けられている。またこのスリツト9f
は、空気吹出口10部からの熱伝導を阻止する断
熱作用をなす。そして凹状溝9d部にはスリツト
9fを覆いかくすように布や樹脂からなる基台1
5aに熱伝導率の低い短縮維15bを植毛した植
毛部材15が貼り付けられている。
次に冷房運転中の作用について説明する。吸込
口6より吸込まれた室内空気は送風機3を経て熱
交換器2で冷却され、吹出しグリル11より室内
に吹出される。この時、下ケーシング9の取付部
9aは通風路に面している為に冷却され熱伝導に
より水平部9b、垂直部9cの表面は露点温度以
下になるが、熱伝導は凹状溝9d部のスリツト9
fにより断たれる為凹状溝9d部より下方は露点
温度以上となる。またスリツト9f間の連通部9
eからの伝熱は、幅の狭い連通部9eから急激に
拡散する垂直部9cへと行なわれる為に充分に放
熱され、この部分でも露点温度以下になることは
ない。また植毛部材15表面においても基材15
aおよび短繊維15bの熱伝導率が小さく、更に
植毛された短繊維15b間には空気層がある為に
伝熱は小さく従つて表面温度は露点温度以下には
ならない。従つて吹出しグリル11より吹出され
る冷気に誘引された室内空気が植毛部材15に触
れても結露はせず、植毛部材15より上方におい
てのみ結露する。しかしながら吹出しグリル11
周辺の結露範囲はスリツト9fと植毛部材15に
よりせばめられている為その結露水量は少なく、
それらが下ケーシング9を伝つて滴下しても植毛
部材15には吸水、保水作用がある為植毛部材1
5に吸水、保水されて植毛部材15より下方に滴
下することはなく、また植毛部材15に保水され
た結露水は運転停止時に蒸発して植毛部材15は
乾燥する。
なお上記の例では、空気調和機前面の意匠的配
慮から植毛部材15が下ケーシング9の垂直面9
cから突出しないように凹状溝9dを設けて陥没
させ、また植毛部材15の幅を小さくする為にケ
ーシング9の水平部9bより所定間隔をおいて貼
り付けているが、凹状溝9dを設けずまた水平部
9bと間隔を設けずに植毛部材15を貼り付けて
も同等もしくは同等以上の効果を有する。
以上のようにこの考案では、空気吹出口下方の
ケーシング前面に空気吹出口に並行して断続的に
スリツトを設けているので機械的強度を確保しな
がら断熱できしかもスリツトを覆うように植毛部
材を貼り付けているので結露を抑制、防止すると
共に植毛部材より上方に結露したとしても結露水
は植毛部材に吸水、保水され滴下することもな
く、また意匠的な見栄えがよくなると言う効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はグリル下方の結露状態を示す要部断面
図、第2図は従来の例を示す要部断面図、第3図
は従来の他の例を示す正面図、第4図は第8図の
要部断面図、第5図乃至第8図はいづれもこの考
案の一実施例を示すもので、第5図は正面図、第
6図は側面断面図、第7図はフレーム、上ケーシ
ング、下ケーシングの取付状態を示す正面図、第
8図は要部断面図である。なお図中同一符号は同
一または相当部分を示す。 9……下ケーシング、9f……スリツト、10
……空気吹出口、11……吹出しグリル、15…
…植毛部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に熱交換器、送風機、ドレパン等を収納す
    るケーシングの前面に空気吹出口を設け、この空
    気吹出口に吹出しグリルを装着した天吊形空気調
    和機において、上記空気吹出口の下方に位置する
    上記ケーシング前面には上記空気吹出口と並行し
    て断続的にスリツトを設けると共にこのスリツト
    を覆うように植毛部材を貼り付けたことを特徴と
    する天吊形空気調和機。
JP3139283U 1983-03-02 1983-03-02 天吊形空気調和機 Granted JPS59136517U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3139283U JPS59136517U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 天吊形空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3139283U JPS59136517U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 天吊形空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59136517U JPS59136517U (ja) 1984-09-12
JPS6237054Y2 true JPS6237054Y2 (ja) 1987-09-21

Family

ID=30162240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3139283U Granted JPS59136517U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 天吊形空気調和機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5197455B2 (ja) * 2009-03-23 2013-05-15 三菱電機株式会社 天井カセット形空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59136517U (ja) 1984-09-12

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