JPS631165Y2 - - Google Patents

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JPS631165Y2
JPS631165Y2 JP1983129911U JP12991183U JPS631165Y2 JP S631165 Y2 JPS631165 Y2 JP S631165Y2 JP 1983129911 U JP1983129911 U JP 1983129911U JP 12991183 U JP12991183 U JP 12991183U JP S631165 Y2 JPS631165 Y2 JP S631165Y2
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JP
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cold air
wall
air outlet
air
case
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JP1983129911U
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JPS59113188U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は天井ダクトの前端部、シヨーケース
内壁の背面壁および両側支柱の前面からそれぞれ
冷気を吹出すようにしたオープンシヨーケースに
関するものである。
従来、例えば実開昭51−16260号公報に示すよ
うに、シヨーケースの外壁を形成する本体壁と、
シヨーケース内壁とをほぼコ字状に形成し、上記
本体壁と内壁との間に冷気循環路を形成し、この
循環路の天井ダクト前端部に形成した冷気吸出口
からほぼ下方に冷気を吹出し、吹出された冷気を
上記冷気吹出口の下方に対向する冷気吸込口に吸
込み、エアカーテンをシヨーケースの前方開口部
に形成し、吸込まれた冷気が冷気循環路を循環し
て天井ダクトに導かれると共に、循環する冷気の
一部を上記内壁の背面壁に設けた背面吹出口から
前方に向かつて吹出すようにしたオープンシヨー
ケースが知られている。
また、実公昭50−25495号公報に示すように、
内壁の幅方向中央部および両側部に棚受柱を設
け、これらの前面からも冷気を前方に吹出すよう
にしたシヨーケースも知られている。
しかし、上述した従来のオープンシヨーケース
は、冷気循環路を循環する冷気の冷却器を冷気循
環路の下部に配設するものが多く、また冷却器を
上記循環路の上部に配設するものもあつたが、こ
のようなものではオープンシヨーケースの高さが
高くなるという問題点があつた。また、冷気を天
井ダクト前端部の冷気吸出口と、内壁の背面壁ま
たはこれと棚受柱の前方に吹出す背面吹出口、吹
出穴に分流させる量を適切にすることがむずかし
く、このためケース内の温度分布が不均一になる
という問題点があり、さらに前方が開口するシヨ
ーケース内の両側部に冷気の乱流が生じ、外気が
侵入しやすいという問題点もあつた。
この考案は、上記のような問題点を解決して、
ケース内の温度を均一化することができ、また高
さが低くコンパクトなオープンシヨーケースを提
供することを目的としている。
すなわち、この考案に係るオープンシヨーケー
スは、冷気循環路の中間部内下部に冷却器を、上
記中間部の上端隅部内に送風機をそれぞれ設け、
中間部の送風機と冷却器の間をバツフル板で前後
に仕切ることにより、オープンシヨーケースを高
さが低く、コンパクトなものにすることができる
と共に、ケース内の上下方向温度の均一化を図る
ことができ、また天井ダクト内に調整板を設けた
ことにより、天井ダクト前端部に設けた冷気吹出
口と、背面吹出口および内壁両側部に立設した棚
受柱前面に設けた吹出穴に分配される冷気の量を
適正に調整することができ、これによつてケース
内の温度分布の均一化を図ることができ、さらに
棚受柱の前面に設けた吹出穴を、背面吹出口より
も上下方向に多数多く形成したことにより、ケー
ス内の両側部に外気が巻込まれないようにして、
ケース内の幅方向温度の均一化を図つたものであ
る。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
第1図は一実施例によるオープンシヨーケース
の側断面図、第2図は第1図のA−A線断面図で
ある。これらの図において、1はケース外壁とし
ての本体壁、8はケース内壁であり、これらはと
もに側断面ほぼコ字状に形成され、本体壁1と内
壁8の間に冷気循環路4が形成されている。この
循環管4は内壁8の垂直な背面壁3a後方の中間
部4aの上端部に内壁8の天井8a上方に位置す
る天井ダクト4bが接続され、中間部4aの下端
部に内壁8の下辺部8c下方に位置する下辺部4
cが接続されている。循環路4の中間部4a内下
部には冷却器9が、中間部4a上端隅部内にはフ
アンガイド5を有する送風機10がそれぞれ配設
され、天井ダクト4b前端部に冷気吹出口6が、
この吹出口6の下方に対向して下辺部4c前端部
に冷気吸込口7がそれぞれ設けられ、背面壁8a
には背面吹出口2が形成されている。また、循環
路4の中間部4aは、送風機10と冷却器9が間
がバツフル板11によつて前後に仕切られ、背面
壁3aとバツフル板11の間には冷気分流路3が
形成されている。天井ダクト4bの送風機6と冷
気吹出口6の間には、この吹出口6と上記分流路
3に流れる冷気の量を調整するための調整板12
が設けられている。第4図にも示すように、内壁
8の幅方向両側部に立設した棚受柱13の前面に
は棚受穴兼用の吹出穴14が背面吹出口2より上
下方向に数多く形成され、陳列棚15の後面に突
出した突起が吹出穴14の一部に係脱可能に係合
して陳例棚15が棚受柱13に上下複数段取付け
られている。なお、16は陳列棚15の脚部、1
7は本体1の前縁部に設けた側板である。
このように構成された実施例のオープンシヨー
ケースにおいて、冷気の循環は矢印で示すよう
に、上記送風機10によつて冷却器9を通過した
冷気をフアンガイド5まで引上げ、天井ダクト4
bを経て冷気吹出口6から下方に向かい吹出され
てケース正面に周知のエアーカーテンを形成す
る。
一方循環冷気の一部は、上記循環路4の中間部
4a内に設けたバツフル板11にて天井ダクト4
b側で分流されて下方に向かつて流れ、背面壁8
aに設けた吹出口2から背面からの吹出冷気とし
て前方に向かいケース内に放出される。尚ケース
内に放出される冷気の方向は、天井ダクト4b側
で分流されてから下方に向かつて流れ、吹出口2
に供給されるものであるので、冷気吸込口7に向
かつて流れる。またこのバツフル板11を経て分
流される冷気の量は、上記天井ダクト4b内に設
けた調整板12によつて適切な量に調整されるも
のである。そして、この実施例のものでは、特に
次のように工夫されている。すなわち上記バツフ
ル板11を経て分流された冷気を、中間部4aの
上端部に特別に開口部を設けた陳列棚15の棚受
柱13の中に送り込み、第2図の太線矢印で示す
ように、棚受柱13の前面部分からも、背面冷気
流と平行な冷気の吹出が行われるようにしてい
る。勿論この冷気も、天井ダクト4b側で分流さ
れてから下方に向かつて流れ、棚受柱13の吹出
穴14に供給されるものであるので、背面冷気流
と同様に冷気吸込口7に向かつて流れる。また、
これにより、シヨーケース内には、その全幅にわ
たつて冷気の背面吹出が行われる。この陳列棚受
柱13の冷気吹出穴14は第4図の部分拡大図に
示すように、その棚柱の正面に設けた陳列棚15
の受用の開口穴を利用するものであり、従つて、
特別の加工を施すことなく、柱正面からも冷気の
吹出を行うことができる。
更に、従来のオープンシヨーケースでは棚受柱
13の前面に負圧が生じることに起因する第3図
点線矢印で示すような外気の巻込み、各冷気を平
行に吹出さないことによつて生じる各冷気の境界
部の乱流に起因する外気の巻込み、及び各冷気を
エアカーテンに向かつて平行に吹出す。換言すれ
ば各冷気を冷気吹込口に向かつて吹出さないこと
によるエアカーテン外部方向への膨出に起因する
外気の巻込みを夫々なくすことができる。
以上説明したように、この考案によれば、内壁
8の背面壁8aに背面吹出口2を設けると、冷気
循環路4の中間部4a内にバツフル板11を設け
て中間部4aを前後に仕切る必要があり、中間部
4aの前後方向寸法が大きくなるが、背面吹出口
2から吹出される冷気は前方に向かつて吹出して
もケース内下部に多くなる傾向があるのを利用し
て、背面壁8a下部からの冷気の吹出しをなく
し、冷却器9の上記中間部4a内下部に配設した
ことにより、オープンシヨーケースの高さを低く
でき、送風機10をスペースに余裕がある中間部
4aの上端隅部内に設けたことと相まつて、コン
ポクトなオープンシヨーケースを提供できる。そ
して、この考案によれば、背面吹出口2が背面壁
8a下部には設けてないことで、ケース内の上下
方向の温度の均一化を図ることができ、また、天
井ダクト4b内に調整板12を設けて、天井ダク
ト4b前端部に設けた冷気吹出口6と、背面吹出
口2および棚受柱13に設けた吹出穴14とに分
配される冷気の量を調整するようにしたので、吹
出口6,2、吹出穴14から吹出される冷気の量
を適正にすることができ、これによつてケース内
の温度分布の均一化を図ることができ、さらに、
内壁8の両側部に立設した棚受柱13の前面に棚
受穴兼用の吹出穴14を設け、これらの吹出穴1
4を背面吹出口2より上下方向に数多く形成した
ので、ケース内の両側部に外気の巻込みが生じな
いようにすることができ、ケース内の幅方向温度
の均一化を図ることができ、これらによつてケー
ス内の温度分布が均一化されると共に、各冷気の
吹出し方向が冷気吸込口方向(斜め下向き方向)
となつて、商品にきわめて良好にその各冷気が当
たるようになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるオープンシ
ヨーケースの要部側断面図、第2図は第1図のA
−A断面を示す平面図、第3図は従来のオープン
シヨーケースを示す第1図の断面A−Aに相当す
る同様の平面図、第4図は第2図中のものにおけ
る陳列棚とその受柱を示す図である。 図において、1は本体壁、2は背面吹出口、3
は冷気分流路、4……冷気循環路、6は冷気吹出
口、7は冷気吸込口、8は内壁、9は冷却器、1
0は送風機、11はバツフル板、12は調整板、
13は棚受柱、14は棚受兼用の吹出穴、15は
陳列棚を示す。なお、図中同一符号は同一または
相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヨーケースの外壁としての本体壁1と、シヨ
    ーケース内壁8とをほぼコ字状に形成し、上記本
    体壁1と内壁8の間に冷気循環路4を形成し、こ
    の循環路4の天井ダクト4b前端部に冷気吹出口
    6を形成し、この冷気吹出口6と対向する冷気吸
    込口7を冷気循環路4の下辺部4c前端部に形成
    し、冷気吹出口6から冷気吸込口7に向かつて吹
    出す冷気によりエアカーテンをシヨーケースの前
    方開口部に形成すると共に、内壁8の背面壁8a
    に冷気を前方に向かつて吹出す背面吹出口2を設
    け、内壁8内に上、下複数段の陳列棚15を設置
    したオープンシヨーケースにおいて、上記冷気循
    環路4の中間部4a内下部に冷却器9を、上記中
    間部4aの上端隅部内に送風機10をそれぞれ配
    設し、中間部4aの送風機10と冷却器9の間を
    バツフル板11で前後に仕切り、内壁8の両側部
    に立設した棚受柱13の前面に棚受穴兼用の吹出
    穴14を上記背面吹出口2より上下方向に数多く
    形成し、さらに天井ダクト4b内の送風機9と冷
    気吸出口6の間の部分に、冷気吸出口6と背面吹
    出口2および吹出穴14に分流される冷気の量を
    調整する調整板12を設けたことを特徴とするオ
    ープンシヨーケース。
JP12991183U 1983-08-23 1983-08-23 オ−プンシヨ−ケ−ス Granted JPS59113188U (ja)

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JPS59113188U JPS59113188U (ja) 1984-07-31
JPS631165Y2 true JPS631165Y2 (ja) 1988-01-12

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ID=30294203

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0527014Y2 (ja) * 1985-10-31 1993-07-08
JP5742249B2 (ja) * 2011-01-25 2015-07-01 富士電機株式会社 ショーケース
JP6051550B2 (ja) * 2012-03-19 2016-12-27 富士電機株式会社 冷気循環式の扉付き冷凍・冷蔵ショーケース

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JPS5116260B2 (ja) * 1972-02-03 1976-05-22

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JPS5147104Y2 (ja) * 1973-04-05 1976-11-13
JPS5748451Y2 (ja) * 1973-06-28 1982-10-23
JPS5116260U (ja) * 1974-07-24 1976-02-05

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JPS5116260B2 (ja) * 1972-02-03 1976-05-22

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