JPH0610713B2 - ストロボ装置 - Google Patents
ストロボ装置Info
- Publication number
- JPH0610713B2 JPH0610713B2 JP61150728A JP15072886A JPH0610713B2 JP H0610713 B2 JPH0610713 B2 JP H0610713B2 JP 61150728 A JP61150728 A JP 61150728A JP 15072886 A JP15072886 A JP 15072886A JP H0610713 B2 JPH0610713 B2 JP H0610713B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- charging
- motor
- load
- capacity
- Prior art date
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- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、小容量のキャパシタと大容量のキャパシタを
有すると共に、これらのキャパシタと電源を共用する負
荷を有するストロボ装置の改良に関するものである。
有すると共に、これらのキャパシタと電源を共用する負
荷を有するストロボ装置の改良に関するものである。
(発明の背景) 従来、通常の大容量のキャパシタの他に、先に充電され
る小容量のキャパシタをも備え、前記大容量のキャパシ
タが充電完了しない前であっても、瞬時に充電可能な小
容量のキャパシタの充電電圧をトリガ用として用いるこ
とで、速写性に対応した、安定した撮影を可能とするス
トロボ装置を本願出願人は既に出願(特開昭58−97
035号公報)している。
る小容量のキャパシタをも備え、前記大容量のキャパシ
タが充電完了しない前であっても、瞬時に充電可能な小
容量のキャパシタの充電電圧をトリガ用として用いるこ
とで、速写性に対応した、安定した撮影を可能とするス
トロボ装置を本願出願人は既に出願(特開昭58−97
035号公報)している。
又近年ストロボ装置内に、これらのキャパシタと電源を
共用し、該電源電圧の低下により動作不良となる負荷を
備えたものが製品化されている。このような負荷の一つ
としては、AF時の補助光として使用するLED(発光
ダイオード)がある。通常AF用の補助光としては前述
のLEDが一般に用いられるが、必要となるLEDの輝
度は相当高く、LEDの駆動電流としては数100mA
もの値の電流が必要となる。また、LEDに数100m
A流す様な時には、その順方向電圧は高く、3V前後の
大きい値を示す。したがって、該装置内に組み込まれる
電池電圧昇圧様のDC/DCコンバータの働きにより前
述の如き大容量のキャパシタへの充電時は電池電圧はか
なり低下しているわけだが、この様な状態時に前記AF
様のLED点灯指示がカメラ側より行われた場合、該L
EDを高輝度に光らせることができないといった問題が
生じてしまう。
共用し、該電源電圧の低下により動作不良となる負荷を
備えたものが製品化されている。このような負荷の一つ
としては、AF時の補助光として使用するLED(発光
ダイオード)がある。通常AF用の補助光としては前述
のLEDが一般に用いられるが、必要となるLEDの輝
度は相当高く、LEDの駆動電流としては数100mA
もの値の電流が必要となる。また、LEDに数100m
A流す様な時には、その順方向電圧は高く、3V前後の
大きい値を示す。したがって、該装置内に組み込まれる
電池電圧昇圧様のDC/DCコンバータの働きにより前
述の如き大容量のキャパシタへの充電時は電池電圧はか
なり低下しているわけだが、この様な状態時に前記AF
様のLED点灯指示がカメラ側より行われた場合、該L
EDを高輝度に光らせることができないといった問題が
生じてしまう。
また、他の負荷としては、ストロボ照射角変更を行うた
めにフレネルレンズ等を移動させるためのモータなどが
ある。該モータを駆動させるにはモータ両端に十分な電
圧を印加しないと動作不良となり易い。したがって前述
と同様、前記大容量のキャパシタへの充電を行っている
ために電池電圧が低下している時に、ストロボ照射角変
更指示がなされた場合には、該モータを正常に動作させ
ることができないといった問題が生じてしまう。
めにフレネルレンズ等を移動させるためのモータなどが
ある。該モータを駆動させるにはモータ両端に十分な電
圧を印加しないと動作不良となり易い。したがって前述
と同様、前記大容量のキャパシタへの充電を行っている
ために電池電圧が低下している時に、ストロボ照射角変
更指示がなされた場合には、該モータを正常に動作させ
ることができないといった問題が生じてしまう。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題を解決し、速写性に対応
でき、しかもキャパシタと電源を共用する負荷の安定し
た動作を保証することのできるストロボ装置を提供する
ことである。
でき、しかもキャパシタと電源を共用する負荷の安定し
た動作を保証することのできるストロボ装置を提供する
ことである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、小容量の第1の
キャパシタと、大容量の第2のキャパシタと、電池出力
を昇圧するDC/DCコンバータと、該コンバータ出力
にて第1のキャパシタへの充電を行わせた後、コンバー
タ出力にて第2のキャパシタへの充電を開始させる充電
制御手段と、第1と第2のキャパシタの充電電荷によっ
て発光する閃光放電管とを備えたストロボ装置におい
て、第2のキャパシタの充電中に電池出力により負荷が
駆動された際に、該負荷が駆動されている間、コンバー
タ出力の第2のキャパシタへの充電路を遮断する充電遮
断手段を設けたことを特徴とする。
キャパシタと、大容量の第2のキャパシタと、電池出力
を昇圧するDC/DCコンバータと、該コンバータ出力
にて第1のキャパシタへの充電を行わせた後、コンバー
タ出力にて第2のキャパシタへの充電を開始させる充電
制御手段と、第1と第2のキャパシタの充電電荷によっ
て発光する閃光放電管とを備えたストロボ装置におい
て、第2のキャパシタの充電中に電池出力により負荷が
駆動された際に、該負荷が駆動されている間、コンバー
タ出力の第2のキャパシタへの充電路を遮断する充電遮
断手段を設けたことを特徴とする。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図であり、1は電
源スイッチ、2は電圧Vbatを発生する電源電池、3は
電流制限用抵抗、4はAF時の補助光として用いられる
LED、5はトランジスタ、6は抵抗、7は電池電圧昇
圧用DC/DCコンバータ、8は高圧整流用ダイオー
ド、9は抵抗、10はフォトダイオードとフォトサイリ
スタとから成るフォトカプラ、11は瞬時に充電可能な
小容量のキャパシタ、12は前記キャパシタ11の充電
電圧が後述の閃光放電管を発光させるのに十分な電圧に
達した時点でオンとなるツェナーダイオード、13,1
4,15は抵抗、16,17はトランジスタ、18は公
知のトリガ回路、19は閃光放電管、20は転流回路部
を含む公知の発光制御回路、21はダイオード、22は
発光エネルギー蓄積用の大容量のキャパシタ、23,2
4,25はダイオードである。
源スイッチ、2は電圧Vbatを発生する電源電池、3は
電流制限用抵抗、4はAF時の補助光として用いられる
LED、5はトランジスタ、6は抵抗、7は電池電圧昇
圧用DC/DCコンバータ、8は高圧整流用ダイオー
ド、9は抵抗、10はフォトダイオードとフォトサイリ
スタとから成るフォトカプラ、11は瞬時に充電可能な
小容量のキャパシタ、12は前記キャパシタ11の充電
電圧が後述の閃光放電管を発光させるのに十分な電圧に
達した時点でオンとなるツェナーダイオード、13,1
4,15は抵抗、16,17はトランジスタ、18は公
知のトリガ回路、19は閃光放電管、20は転流回路部
を含む公知の発光制御回路、21はダイオード、22は
発光エネルギー蓄積用の大容量のキャパシタ、23,2
4,25はダイオードである。
26は公知のブリッジ回路等で構成されるモータ駆動回
路であり、入力端子Iに“1”(ハイレベルを意味す
る)の電圧が印加された時はモータ27を正転させ、入
力端子Jに“1”の電圧が印加された時は逆転させ、両
入力端子が“0”(ローレベルを意味する)の場合はモ
ータ27の回転を停止させる。28は照射角を変更する
ために前記モータ27の回転に応じて移動せしめられ
る、例えばフレネルレンズに固着されたブラシ、29,
30,31,32はズーム位置検出用接片パターン、3
3はズーム位置シフト用スイッチ、34はLED点灯信
号作成、発光制御信号作成、ズーム位置検知及びモータ
制御信号作成の機能をもつ制御回路、35はカメラの制
御回路、36はシンクロ接点、T1,T2はカメラ側と
の接点であり、接点T1には前記カメラの制御回路35
より補助光発光指示信号が、接点T2には発光指示信号
が、それぞれ入力される。
路であり、入力端子Iに“1”(ハイレベルを意味す
る)の電圧が印加された時はモータ27を正転させ、入
力端子Jに“1”の電圧が印加された時は逆転させ、両
入力端子が“0”(ローレベルを意味する)の場合はモ
ータ27の回転を停止させる。28は照射角を変更する
ために前記モータ27の回転に応じて移動せしめられ
る、例えばフレネルレンズに固着されたブラシ、29,
30,31,32はズーム位置検出用接片パターン、3
3はズーム位置シフト用スイッチ、34はLED点灯信
号作成、発光制御信号作成、ズーム位置検知及びモータ
制御信号作成の機能をもつ制御回路、35はカメラの制
御回路、36はシンクロ接点、T1,T2はカメラ側と
の接点であり、接点T1には前記カメラの制御回路35
より補助光発光指示信号が、接点T2には発光指示信号
が、それぞれ入力される。
先ず通常の動作時について述べる。電源スイッチ1がオ
ンされると、DC/DCコンバータ7が働き、電池電圧
Vbatが昇圧され、まずキャパシタ11の充電が開始さ
れる。該キャパシタ11の充電電圧が閃光放電管19を
発光させるのに十分な所定電圧に達すると、ツェナーダ
イオード12がオンし、抵抗14を介してトランジスタ
17にベース電流が供給され、トランジスタ17はオン
となる。該トランジスタ17がオンすることにより抵抗
9を介してフォトカプラ10のフォトダイオードに電流
が流れ、該フォトダイオードが点灯し、フォトサイリス
タがオンとなる。フォトサイリスタがオンすると、DC
/DCコンバータ7にて昇圧された電圧が今度は主キャ
パシタ22の両端に印加され、該キャパシタ22への充
電が開始される。
ンされると、DC/DCコンバータ7が働き、電池電圧
Vbatが昇圧され、まずキャパシタ11の充電が開始さ
れる。該キャパシタ11の充電電圧が閃光放電管19を
発光させるのに十分な所定電圧に達すると、ツェナーダ
イオード12がオンし、抵抗14を介してトランジスタ
17にベース電流が供給され、トランジスタ17はオン
となる。該トランジスタ17がオンすることにより抵抗
9を介してフォトカプラ10のフォトダイオードに電流
が流れ、該フォトダイオードが点灯し、フォトサイリス
タがオンとなる。フォトサイリスタがオンすると、DC
/DCコンバータ7にて昇圧された電圧が今度は主キャ
パシタ22の両端に印加され、該キャパシタ22への充
電が開始される。
ここでキャパシタ11の充電電圧をV1、キャパシタ2
2の充電電圧をV2とした時、キャパシタ22への充電
開始時はV1>V2であり、ダイオード8はこの時主キ
ャパシタ11の電荷が主キャパシタ22への流入してい
くのを防止する為のものである。又通常キャパシタ11
に求められる容量はキャパシタ22の容量に比べ、非常
に小さな値でトリガ(発光起動)をかけることが可能な
こと(発光を安定して起動させ、次にキャパシタ22の
充電電圧を十分でなくともそのエネルギーを発光に利用
させ得る位の値)であり、従ってキャパシタ11への充
電は瞬時に行うことができる。実験によれば、キャパシ
タ11と22の比は、1:1000位で十分であり、キ
ャパシタ22の充電時間が数秒オーダーの時、キャパシ
タ11の充電時間は数msecであれば十分である。電
源スイッチ1のオン時のキャパシタ11,22への充電
状態を第2図に示す。
2の充電電圧をV2とした時、キャパシタ22への充電
開始時はV1>V2であり、ダイオード8はこの時主キ
ャパシタ11の電荷が主キャパシタ22への流入してい
くのを防止する為のものである。又通常キャパシタ11
に求められる容量はキャパシタ22の容量に比べ、非常
に小さな値でトリガ(発光起動)をかけることが可能な
こと(発光を安定して起動させ、次にキャパシタ22の
充電電圧を十分でなくともそのエネルギーを発光に利用
させ得る位の値)であり、従ってキャパシタ11への充
電は瞬時に行うことができる。実験によれば、キャパシ
タ11と22の比は、1:1000位で十分であり、キ
ャパシタ22の充電時間が数秒オーダーの時、キャパシ
タ11の充電時間は数msecであれば十分である。電
源スイッチ1のオン時のキャパシタ11,22への充電
状態を第2図に示す。
前記キャパシタ22への充電量がある値の時にシンクロ
接点36が閉じられたとすると、カメラ側より接点T2
を介して発光指示信号が制御回路34に入力され、これ
に伴って該制御回路34の出力端子Gより発光用トリガ
信号が出力され、トリガ回路18が動作する。この動作
により閃光放電管19が発光する。この時閃光放電管1
9には光るに十分な両端電圧が前記小容量のキャパシタ
11より印加される。キャパシタ11のエネルギーによ
る発光開始後、大容量のキャパシタ22のエネルギーが
ダイオード21を介して供給され、閃光撮影に十分な光
量が得られることになる。その後前記閃光放電管19に
よる発光量が撮影に対して適切な露光量となった時、制
御回路34の出力端子Hより発光停止信号が出力され
る。これにより発光制御回路20にて公知の転流動作が
開始され、閃光放電管19の発光が停止する。
接点36が閉じられたとすると、カメラ側より接点T2
を介して発光指示信号が制御回路34に入力され、これ
に伴って該制御回路34の出力端子Gより発光用トリガ
信号が出力され、トリガ回路18が動作する。この動作
により閃光放電管19が発光する。この時閃光放電管1
9には光るに十分な両端電圧が前記小容量のキャパシタ
11より印加される。キャパシタ11のエネルギーによ
る発光開始後、大容量のキャパシタ22のエネルギーが
ダイオード21を介して供給され、閃光撮影に十分な光
量が得られることになる。その後前記閃光放電管19に
よる発光量が撮影に対して適切な露光量となった時、制
御回路34の出力端子Hより発光停止信号が出力され
る。これにより発光制御回路20にて公知の転流動作が
開始され、閃光放電管19の発光が停止する。
次に、カメラの制御回路35より接点T1を介して補助
光発光指示信号が入力された場合について述べる。制御
回路34に補助光発光指示信号が入力されると、該制御
回路34の出力端子Aより“1”の信号が出力され、抵
抗6を介してトランジスタ5にベース電流が供給され、
これによりトランジスタ5はオンとなる。トランジスタ
5がオンすることによりAF用LED4に電流が供給さ
れ、点灯する。又この時ダイオード23及び抵抗15を
介してトランジスタ16にベース電流が供給されて該ト
ランジスタ16がオンとなるため、トランジスタ17が
オフし、フォトカプラ10のフォトダイオードに点灯電
流が流れることはなく、フォトサイリスタがオンするこ
とはない。したがって、この様にLEDが点灯している
間は大容量のキャパシタ22への充電は、キャパシタ1
1の充電電圧の大小に拘わらず必ず禁止される。
光発光指示信号が入力された場合について述べる。制御
回路34に補助光発光指示信号が入力されると、該制御
回路34の出力端子Aより“1”の信号が出力され、抵
抗6を介してトランジスタ5にベース電流が供給され、
これによりトランジスタ5はオンとなる。トランジスタ
5がオンすることによりAF用LED4に電流が供給さ
れ、点灯する。又この時ダイオード23及び抵抗15を
介してトランジスタ16にベース電流が供給されて該ト
ランジスタ16がオンとなるため、トランジスタ17が
オフし、フォトカプラ10のフォトダイオードに点灯電
流が流れることはなく、フォトサイリスタがオンするこ
とはない。したがって、この様にLEDが点灯している
間は大容量のキャパシタ22への充電は、キャパシタ1
1の充電電圧の大小に拘わらず必ず禁止される。
前述のことを電池電圧Vbatとのからみで第3図を用い
て説明する。キャパシタ22への充電中はDC/DCコ
ンバータ7の働きにより電池電圧Vbatは第3図のbに
て示される如く無負荷状態時よりも相当低く、この時に
LED4の点灯指示がカメラ側よりなされたとしても電
池電圧Vbatは低いため、前記LED4を高輝度に点灯
させることができないことになる。しかし第1図実施例
では前述した様にその時点でキャパシタ22への充電経
路は断ち、キャパシタへの充電経路をつなぐ様にしてい
るので、電池電圧Vbatは第3図のcに示される如く瞬
時に上昇し、LED4が十分に点灯可能な状態となる。
尚前記LED4の点灯指示は外光輝度が低い場合に、第
3図に示される様にパルス信号にてカメラの制御回路3
5より入力される。又第3図のaはキャパシタ11への
充電中の電池電圧Vbatの状態を表している。
て説明する。キャパシタ22への充電中はDC/DCコ
ンバータ7の働きにより電池電圧Vbatは第3図のbに
て示される如く無負荷状態時よりも相当低く、この時に
LED4の点灯指示がカメラ側よりなされたとしても電
池電圧Vbatは低いため、前記LED4を高輝度に点灯
させることができないことになる。しかし第1図実施例
では前述した様にその時点でキャパシタ22への充電経
路は断ち、キャパシタへの充電経路をつなぐ様にしてい
るので、電池電圧Vbatは第3図のcに示される如く瞬
時に上昇し、LED4が十分に点灯可能な状態となる。
尚前記LED4の点灯指示は外光輝度が低い場合に、第
3図に示される様にパルス信号にてカメラの制御回路3
5より入力される。又第3図のaはキャパシタ11への
充電中の電池電圧Vbatの状態を表している。
次に、ストロボ照射角を変更するための操作が行われた
場合について述べる。スイッチ33の1度の押圧操作が
行われる毎に、例えば制御回路34の出力端子Bより
“1”の信号がモータ駆動回路26へ出力され、モータ
27が正転してフレネルレンズ等が移動し、ストロボ照
射角が1ステップずつ変化するようになる。つまり、例
えば初期設定時(電源投入時等)での照射角範囲が28
mmレンズ相当であったものが、スイッチ33が押され
る度に50mm,80mmと変化していく。この時の位
置検出はフレネルレンズに固着されたブラシ28が接片
パターン29〜32の上を摺動して、いずれの接片パタ
ーン29〜31と32が導通状態になるかで判断され、
スイッチ33で設定された位置に達したことが検出され
ると前記出力端子Bよりの“1”の信号出力が停止され
る。尚ここではモータ27が正転した場合、スイッチ3
3が押される度にブラシ28は接片パターン29→30
→31へと移動する様な構成を想定しており、又接片パ
ターン31に達するとその方向へは進むことができない
ため、さらにスイッチ33の操作が行われた事を検知し
た場合は制御回路34は前記出力端子Bよりの“1”の
信号出力を停止して今度は出力端子Cより“1”の信号
を出力し、モータ27を逆転させてブラシ28を接片パ
ターン31→30→29へと移動させる。他の例とし
て、シフトアップ用のスイッチとシフトダウン用のスイ
ッチとを備え、いずれのスイッチが操作されたかを検知
することで出力端子B或いはCの出力を“1”の信号に
するといった構成等も考えられる。
場合について述べる。スイッチ33の1度の押圧操作が
行われる毎に、例えば制御回路34の出力端子Bより
“1”の信号がモータ駆動回路26へ出力され、モータ
27が正転してフレネルレンズ等が移動し、ストロボ照
射角が1ステップずつ変化するようになる。つまり、例
えば初期設定時(電源投入時等)での照射角範囲が28
mmレンズ相当であったものが、スイッチ33が押され
る度に50mm,80mmと変化していく。この時の位
置検出はフレネルレンズに固着されたブラシ28が接片
パターン29〜32の上を摺動して、いずれの接片パタ
ーン29〜31と32が導通状態になるかで判断され、
スイッチ33で設定された位置に達したことが検出され
ると前記出力端子Bよりの“1”の信号出力が停止され
る。尚ここではモータ27が正転した場合、スイッチ3
3が押される度にブラシ28は接片パターン29→30
→31へと移動する様な構成を想定しており、又接片パ
ターン31に達するとその方向へは進むことができない
ため、さらにスイッチ33の操作が行われた事を検知し
た場合は制御回路34は前記出力端子Bよりの“1”の
信号出力を停止して今度は出力端子Cより“1”の信号
を出力し、モータ27を逆転させてブラシ28を接片パ
ターン31→30→29へと移動させる。他の例とし
て、シフトアップ用のスイッチとシフトダウン用のスイ
ッチとを備え、いずれのスイッチが操作されたかを検知
することで出力端子B或いはCの出力を“1”の信号に
するといった構成等も考えられる。
また、この様にモータ駆動を必要とされる場合、前記の
如く制御回路34の出力端子B或いはCの出力信号が
“1”となるため、ダイオード25或いは24及び抵抗
15を介してトランジスタ16にベース電流が供給され
て該トランジスタ16がオンとなる。よって、前記AF
用LED4の点灯指示がなされた場合と同様、トランジ
スタ17がオフし、フォトカプラ10のフォトダイオー
ドに点灯電流が流れることはなく、フォトサイリスタが
オンすることはないので、モータ駆動時は大容量のキャ
パシタ22への充電は、キャパシタ11の充電電圧の大
小に拘わらず必ず禁止される。従ってこの様なモータ駆
動時は第3図のdに示される如く電池電圧Vbatは瞬時
に上昇し、モータ27の安定した回転を保証することが
できる。
如く制御回路34の出力端子B或いはCの出力信号が
“1”となるため、ダイオード25或いは24及び抵抗
15を介してトランジスタ16にベース電流が供給され
て該トランジスタ16がオンとなる。よって、前記AF
用LED4の点灯指示がなされた場合と同様、トランジ
スタ17がオフし、フォトカプラ10のフォトダイオー
ドに点灯電流が流れることはなく、フォトサイリスタが
オンすることはないので、モータ駆動時は大容量のキャ
パシタ22への充電は、キャパシタ11の充電電圧の大
小に拘わらず必ず禁止される。従ってこの様なモータ駆
動時は第3図のdに示される如く電池電圧Vbatは瞬時
に上昇し、モータ27の安定した回転を保証することが
できる。
本実施例によれば、大容量のキャパシタ22への充電中
は電池電圧Vbatが相当低下し、同時にモータ27やL
ED4を動作させることは不適正なため(仮にモータ2
7を同時に動作させた場合、モータ駆動ができず照射角
を適正な状態に設定できず、更にキャパシタ22への充
電時間は益々長くなってしまう)、この様な場合キャパ
シタ22への充電を停止させるようにしたから、照射角
変更動作で使用されるモータ27やAF時に使用される
LED4の駆動を正常に行わせることが可能となる。
は電池電圧Vbatが相当低下し、同時にモータ27やL
ED4を動作させることは不適正なため(仮にモータ2
7を同時に動作させた場合、モータ駆動ができず照射角
を適正な状態に設定できず、更にキャパシタ22への充
電時間は益々長くなってしまう)、この様な場合キャパ
シタ22への充電を停止させるようにしたから、照射角
変更動作で使用されるモータ27やAF時に使用される
LED4の駆動を正常に行わせることが可能となる。
また、この間小容量のキャパシタ11への充電は行われ
ているため、前記キャパシタ22への充電が完了してい
なくともそのエネルギーを利用することができ、速写性
に対応できる、安定した閃光撮影を行うことができる。
ているため、前記キャパシタ22への充電が完了してい
なくともそのエネルギーを利用することができ、速写性
に対応できる、安定した閃光撮影を行うことができる。
(発明と実施例の対応) 本実施例において、ツェナーダイオード12,抵抗1
4,トランジスタ17,フォトカプラ10が本発明の充
電制御手段に、LED4及びモータ27が負荷に、抵抗
15及びトランジスタ16が充電遮断手段に、それぞれ
相当する。
4,トランジスタ17,フォトカプラ10が本発明の充
電制御手段に、LED4及びモータ27が負荷に、抵抗
15及びトランジスタ16が充電遮断手段に、それぞれ
相当する。
(変形例) 本実施例では、モータ27とLED4の両方を備えた装
置について述べたが、いずれか一方のみ備えたタイプの
ものであっても同様である。
置について述べたが、いずれか一方のみ備えたタイプの
ものであっても同様である。
また、照射角変更動作を行うためにモータ27を内蔵し
た装置を想定しているが、これに限定されるものではな
く、他の動作を行わせるためにモータを備えているもの
であっても、又モータでなく他の駆動手段を備えている
ものであっても良い。又照射角変更はスイッチ33の操
作により行える構成としているが、カメラの撮影レンズ
の焦点距離に連動して変更可能なオートズームタイプで
あっても良い。更に、補助光発光手段としてAF用のL
ED4を内蔵した装置を想定しているが、例えば接写時
に使用するタングステンランプ等の補助光発光手段であ
っても良い。更にまたAF用の補助光としてLED4を
用いたが、タングステンランプ等であっても良い。
た装置を想定しているが、これに限定されるものではな
く、他の動作を行わせるためにモータを備えているもの
であっても、又モータでなく他の駆動手段を備えている
ものであっても良い。又照射角変更はスイッチ33の操
作により行える構成としているが、カメラの撮影レンズ
の焦点距離に連動して変更可能なオートズームタイプで
あっても良い。更に、補助光発光手段としてAF用のL
ED4を内蔵した装置を想定しているが、例えば接写時
に使用するタングステンランプ等の補助光発光手段であ
っても良い。更にまたAF用の補助光としてLED4を
用いたが、タングステンランプ等であっても良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、小容量の第1の
キャパシタの充電後の大容量の第2のキャパシタへの充
電中に負荷が作動した場合、この負荷の駆動中に充電遮
断手段により第2のキャパシタへの充電を中断し、負荷
駆動終了後に第2のキャパシタへの充電を再開させるよ
うにしたから、キャパシタへの充電を行う電池と負荷を
駆動する電池とを共用させた場合に、第2のキャパシタ
の充電にて電池出力が低下して、負荷駆動を正常に行え
なくなるといったことを防止することができる。そし
て、負荷駆動中において、第1のキャパシタに対する充
電は禁止せず、第2のキャパシタに対する充電動作のみ
を中止させるようにしたから、負荷駆動中であっても、
第1のキャパシタへの充電は行われており、負荷駆動後
第2のキャパシタへの充電が完了する以前にレリーズ操
作が行われても、直ちに発光をさせることができる。
キャパシタの充電後の大容量の第2のキャパシタへの充
電中に負荷が作動した場合、この負荷の駆動中に充電遮
断手段により第2のキャパシタへの充電を中断し、負荷
駆動終了後に第2のキャパシタへの充電を再開させるよ
うにしたから、キャパシタへの充電を行う電池と負荷を
駆動する電池とを共用させた場合に、第2のキャパシタ
の充電にて電池出力が低下して、負荷駆動を正常に行え
なくなるといったことを防止することができる。そし
て、負荷駆動中において、第1のキャパシタに対する充
電は禁止せず、第2のキャパシタに対する充電動作のみ
を中止させるようにしたから、負荷駆動中であっても、
第1のキャパシタへの充電は行われており、負荷駆動後
第2のキャパシタへの充電が完了する以前にレリーズ操
作が行われても、直ちに発光をさせることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図はキャ
パシタへの充電状態を表す図、第3図は負荷駆動時の電
池電圧の状態を説明する図である。 1……電源スイッチ、2……電源電池、4……AF用L
ED、5……トランジスタ、10……フォトカプラ、1
1……小容量のキャパシタ、16,17……トランジス
タ、19……閃光放電管、22……大容量のキャパシ
タ、23〜25……ダイオード、27……モータ、34
……制御回路、35……カメラの制御回路。
パシタへの充電状態を表す図、第3図は負荷駆動時の電
池電圧の状態を説明する図である。 1……電源スイッチ、2……電源電池、4……AF用L
ED、5……トランジスタ、10……フォトカプラ、1
1……小容量のキャパシタ、16,17……トランジス
タ、19……閃光放電管、22……大容量のキャパシ
タ、23〜25……ダイオード、27……モータ、34
……制御回路、35……カメラの制御回路。
Claims (1)
- 【請求項1】小容量の第1のキャパシタと、大容量の第
2のキャパシタと、電池出力を昇圧するDC/DCコン
バータと、該コンバータ出力にて前記第1のキャパシタ
への充電が行われた後、前記コンバータ出力にて前記第
2のキャパシタへの充電を開始させる充電制御手段と、
前記第1と第2のキャパシタの充電電荷によって発光す
る閃光放電管とを備えたストロボ装置において、 前記第2のキャパシタの充電中に前記電池出力により負
荷が駆動された際に、該負荷が駆動されている間、前記
コンバータ出力の前記第2のキャパシタへの充電路を遮
断する充電遮断手段を設けたことを特徴とするストロボ
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61150728A JPH0610713B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | ストロボ装置 |
US07/282,872 US4908552A (en) | 1986-06-27 | 1988-12-09 | Electronic flash unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61150728A JPH0610713B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | ストロボ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS636534A JPS636534A (ja) | 1988-01-12 |
JPH0610713B2 true JPH0610713B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=15503112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61150728A Expired - Fee Related JPH0610713B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | ストロボ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610713B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4920373A (en) * | 1987-06-04 | 1990-04-24 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Device for driving shutter |
JP2006091606A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | 撮影装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50147930A (ja) * | 1974-05-20 | 1975-11-27 | ||
JPS51103426A (ja) * | 1975-03-08 | 1976-09-13 | Fuji Photo Optical Co Ltd | Kameranosutorobodengensochi |
JPS5838776B2 (ja) * | 1975-05-09 | 1983-08-25 | 富士写真光機株式会社 | カメラヨウストロボデンゲンソウチ |
JPS52127232A (en) * | 1976-04-16 | 1977-10-25 | Fuji Photo Optical Co Ltd | Oscillation cntrol method for flash dischrge tube |
JPS5897035A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-09 | Canon Inc | 閃光装置 |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP61150728A patent/JPH0610713B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS636534A (ja) | 1988-01-12 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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