JP2977323B2 - 閃光装置のための制御システム - Google Patents

閃光装置のための制御システム

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JP2977323B2 JP3129798A JP12979891A JP2977323B2 JP 2977323 B2 JP2977323 B2 JP 2977323B2 JP 3129798 A JP3129798 A JP 3129798A JP 12979891 A JP12979891 A JP 12979891A JP 2977323 B2 JP2977323 B2 JP 2977323B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は閃光装置のための制御シ
ステムに係り、特に撮影に際して1回の閃光発光を行う
モードと、フラット発光を行うモードとを有する閃光装
置のための制御システムに関するものである
【0002】
【従来の技術】従来、閃光撮影においてフラッシュ発光
の間隔を極めて短かく連続的に発光をくりかえすフラッ
ト発光方法が知られており、この方法では閃光発光エネ
ルギーを蓄積するコンデンサから放電管にエネルギーを
供給していた。
【0003】このような方法によれば、フラッシュの同
調スピードを高くすることが可能となる。また、発光す
るための主コンデンサに電荷を蓄積するための昇圧回路
のチャージ時間を短かくし、迅速にフラッシュ撮影がで
きるように主コンデンサにフルチャージせず、発光に必
要なチャージのみを行うように任意の電圧で昇圧動作を
やめ、発光可能にするようなフラッシュ装置も知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラッ
ト発光を長時間おこなうことにより、エネルギー消費が
大きくなり単発発光と比較して被写体までの発光到達距
離が短かくなるという欠点があった。
【0005】本出願に係る発明の目的は、失敗のないフ
ラット発光での撮影を可能とする閃光装置のための制御
システムを提供することにある
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する第1の構成は、閃光放電管と該放電管に対し
て直列接続されたスイッチング素子と、閃光放電管での
放電エネルギーを蓄積するコンデンサと、該コンデンサ
に対しての充電を行わせる充電回路を備えた閃光装置の
ための制御システムにおいて、撮影に際して1回の閃光
発光を行わせる第1のモードと、撮影に際して繰り返し
前記スイッチング素子をオンオフさせてフラット発光を
行わせる第2のモードを有する閃光発光制御回路を設け
ると共に、該閃光発光制御回路にて前記コンデンサの充
電電圧レベルを検知して該電圧レベルが所定の第1レベ
ルに達した時に第1の充電完了状態となったと判定し、
前記コンデンサの充電電圧レベルを検知して該電圧レベ
ルが前記第1よりも高い第2のレベルに達した時に第2
の充電完了状態となったと判定する充電完了検知状態処
理並びに、前記閃光発光制御回路のモードが前記第1の
モードの時前記第1の充電完了状態となったと判定され
まで発光動作を禁止し、前記閃光発光制御回路のモー
ドが前記第2のモードの時前記第2の充電完了状態とな
ったと判定されるまで発光動作を禁止する禁止処理を行
わせたことを特徴とする閃光装置のための制御システム
とするものである。
【0007】本出願に係る発明の目的を実現する第2の
構成は、閃光放電管と該放電管に対して直列接続された
スイッチング素子と、閃光放電管での放電エネルギーを
蓄積するコンデンサと、該コンデンサに対しての充電を
行わせる充電回路を備えた閃光装置のための制御システ
ムにおいて、撮影に際して1回の閃光発光を行わせる第
1のモードと、撮影に際して繰り返し前記スイッチング
素子をオンオフさせてフラット発光を行わせる第2のモ
ードを有する閃光発光制御回路と、前記コンデンサの充
電電圧レベルを検知して該電圧レベルが所定のレベルに
達した時に充電完了信号を形成する充電検知回路と、前
記コンデンサへの充電が行われた状態で所定時間経過し
ても前記電圧レベルが前記所定レベルに達しない時に前
記第2のモードでの撮影を禁止する禁止回路を有するこ
とを特徴とする閃光装置のための制御システムとするも
のである。本出願に係る発明の目的を実現する第3の構
成は、前記制御システムは前記コンデンサへの充電が行
われた状態で所定時間経過しても前記電圧レベルが前記
所定レベルに達しない時に前記モードを第1モードに設
定するモード設定手段を有するものである。
【0008】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
【0009】図1は本発明の第一実施例を示すブロック
回路図である。1は電源スイッチ、2は電源電池、3は
電源電池2により定電圧Vccを発生する定電圧源、4
は公知の電池電圧を昇圧する昇圧回路、である。5は高
圧整流用ダイオードで、昇圧回路4の出力を整流する。
【0010】6は主コンデンサで、発光エネルギー蓄積
用のコンデンサであり、ダイオード40のカソードに接
続されている。7は主コンデンサ6の充電電圧を検知す
る充電電圧検知回路で、たとえば、分割抵抗による分圧
がsense1として出力される。
【0011】8は抵抗、9は制限コイル、10は発光ト
リガのためのコンデンサ、11は発光トリガ用のトラン
ス、12は閃光放電管、13はコンデンサ10と同様閃
光放電発光トリガのためのコンデンサ、14は抵抗、で
ある。15はダイオードで、アノードは閃光放電管12
の陰極と抵抗14に接続されている。
【0012】16は発光用サイリスタで、アノードにコ
ンデンサ10及びコンデンサ13並びに抵抗8が接続さ
れている。17及び18は抵抗で、サイリスタ16のゲ
ートに接続されている。
【0013】コレクタには、ダイオード15のカソード
が接続されている(ここではIGBTとする)。20は
npnトランジスタで、コレクタにIGBT19のゲー
トが接続されている。21は抵抗で、npnトランジス
タ20のベースに接続されている。22はpnpトラン
ジスタで、コレクタにはIGBT19のゲートおよびn
pnトランジスタ20のコレクタが接続されている。
【0014】23はnpnトランジスタで、コレクタに
はpnpトランジスタ22のベースが接続されている。
24は抵抗で、npnトランジスタ23のベースに接続
されている。25はコンデンサ。26は定電圧ダイオー
ドで、IGBT19のゲート電圧を一定にするための素
子。27はダイオード。28及び29は抵抗で、ゲート
電圧検知している。
【0015】30は高圧整流用ダイオードで、カソード
は抵抗28とダイオード27のアノードに接続されてい
る。
【0016】31はSPD。32は調光回路(公知)
で、ST信号(入力)がローレベル(以下LLと略す)
からハイレベル(以下HLと略す)になると調光のため
の測光積分コンデンサ(不図示)の充電を開始し、適正
露出になったらSP信号をHLからLLにすることによ
りストロボ制御回路に発光停止を伝える。
【0017】33はストロボ制御回路であり(以下には
制御回路と記載する)、主コンデンサ6の充電制御およ
び閃光放電管12の発光および発光停止制御を行う。該
回路33には充電ラッチ及び記憶回路が内蔵され、昇圧
回路4とはOSC端子を通して接続され、また、充電電
圧検知回路7とはsense1端子で接続されている。
また、ゲート電圧検知の抵抗28及び29の分圧点とs
ense2端子が接続されている。sense1端子及
びsense2端子は入力端子。OSC端子は出力端子
で、OSCをHLにすることにより昇圧回路4を動作さ
せ昇圧させる。制御回路33のSTG端子は抵抗24に
接続され、IGBT19のゲート電圧の制御を行う。S
PG端子は抵抗21に接続され、STG端子同様ゲート
電圧の制御を行う。ST及びSP信号は調光回路32に
接続され、調光スタート出力および発光停止を行う。T
RG端子は抵抗18に接続され、サイリスタ16のゲー
トをドライブする出力端子である。
【0018】34はカメラ(不図示)のX接点である。
35はフラット発光選択スイッチで、オフ時は通常の単
発発光、オン時は連続(フラット)発光が選択される。
40はダイオードで、電圧検知回路7に主コンデンサ6
の電荷が放出しないように阻止している。
【0019】次に動作について説明する。図2及び図3
は前述の回路の動作に関するフローチャートを示す。以
下にはこれに基づき説明していく。電源スイッチ(SW
1)をオンすると電源電池2が定電圧回路3に接続さ
れ、定電圧回路3より定電圧Vccが出力される。これ
により制御回路33の電源供給がなされる。そして制御
回路33のラッチ回路がリセットされて初期状態となる
<ステップ#1,#2>。次にフラット発光選択スイッ
チ35により、フラット発光が選択されているか否かを
制御回路33が判別し、SWFLATがオンしていると
きはステップ#4へ進み、SWFLATがオフしている
ときはステップ#5にすすむ<ステップ#3>。
【0020】フラット発光が選択されている場合は、F
LATBに“1”を立て、フラット発光であることを記
憶する<ステップ#4>。
【0021】フラット発光が選択されていない場合はF
LATBに“0”を立て単発発光であることを記憶する
<ステップ#5>。
【0022】次に電圧検知回路7により主コンデンサ6
の充電電圧を制御回路33のsense1より検知し、
発光に必要な第1の充電完了レベルに到達したかを判断
する<ステップ#6>発光に必要な第1の充電完了電圧
以下の場合は(充電未完了時)ステップ#7へ進み、制
御回路33のOSC端子よりHLを出力し、昇圧回路4
の昇圧動作を行い、ダイオード5及びダイオード40を
通して主コンデンサ6に充電し、ダイオード30及び2
7を通してコンデンサ25に充電する<ステップ#7
>。そしてステップ#6にもどる。sense1の電圧
が発光に適した第1の充電完了レベルに達したらステッ
プ#8にすすむ。
【0023】次に制御回路33内のラッチ回路によりs
ense1の第1の充電完了をラッチし、CHG1ビッ
トに“1”を立て記憶する<ステップ#8>。次に抵抗
28と抵抗29の分圧によりIGBT19のゲート電圧
を制御回路33のsense2より検知し、発光するの
に必要なゲート電圧に達しているかを判断する<ステッ
プ#9>。IGBT19のゲート電圧が所定値以下であ
るときはステップ#7にもどり、再度昇圧回路4を動作
させてコンデンサ25に充電させ、IGBT19のゲー
ト電圧を所定値にする。ゲート電圧が所定値であるとき
は次のステップへ進む。
【0024】次に制御回路33内のラッチ回路によりs
ense2の充電信号をラッチしsen2ビットを
“1”にし記憶する<ステップ#10>。次に電圧検知
回路7により主コンデンサ6の充電電圧を制御回路33
のsense1より検知し、フル充電レベルである第2
の充電完了レベルに到達したかを判断する<ステップ#
11>。
【0025】フル充電レベルである第二の充電完了レベ
ルに到達していない時にはステップ#12へ進み、再
度、フラット発光スイッチ35からの信号を制御回路3
3のFLATにより検知し、フラット発光である時には
ステップ13へ進み、FLATBに“1”を立て記憶す
る<ステップ#13>。
【0026】そしてステップ#7へ進み、再度、制御回
路33のOSC端子からHLを出力して昇圧動作を行な
い、主コンデンサ6を再充電して第二の充電完了レベル
に達するまで繰り返す。
【0027】フラット発光でない時にはステップ#14
へ進み、FLATBに“0”を立て記憶する<ステップ
#14>。そしてステップ#17へ進む。ステップ#1
1にて第二の充電完了レベルに達した時、制御回路33
内のラッチ回路によりsense1の第二の充電完了を
ラッチし、CHG2ビットに“1”を立て記憶する<ス
テップ#15>。
【0028】次に制御回路33のOSC信号をHLから
LLにして昇圧回路4の動作を停止する<ステップ#1
6>。次いでSWXが押されているか制御回路33によ
り判断する<ステップ#17>。SWXが押されていな
い場合はSW1がオンである時にステップ#13へ進
み、SW1がオフの時には終了する<ステップ#18
>。
【0029】SWXが押されている場合は次のステップ
の発光、調光動作にすすむ。Xオンによりまず制御回路
33のsenseの充電ラッチ信号をリセットする<ス
テップ#19>。そしてCHG1,CHG2、充電ラッ
チを解除し、“0”にする<ステップ#20>。
【0030】次に制御回路33のOSC信号を一瞬LL
からHLにし<ステップ#21>、sense2により
IGBT19のゲート電圧を検知し、閃光放電管12が
発光するために必要なIGBTがオンするための所定電
圧であるか判断し<ステップ#22>、所定電圧でなけ
ればステップ#21にもどり、所定電圧であるときは、
制御回路33のOSC信号をHL→LLにし、昇圧回路
4の動作を止める<ステップ#23>。
【0031】次にフラット発光の選択がなされているか
フラット発光のラッチの状態(ビット)をみて<ステッ
プ#24>、フラット発光が選択されている場合はステ
ップ#25へすすみ、制御回路33のST信号をLLか
らHLにし調光スタートを行う<ステップ#25>。制
御回路33のSPG信号をHLからLLにし抵抗21を
介してnpnトランジスタ20のベースをオフしてIG
BT19のゲートの入力許可を行う<ステップ#26
>。
【0032】さらに制御回路33のSTG信号をLLか
らHLにし抵抗24を通しnpnトランジスタ23をオ
ンしてpnpトランジスタ22のベースを引きオンして
IGBT19のゲートに電圧を供給しIGBT19をオ
ンする<ステップ#27>。次に制御回路33のTRG
信号によりパルス信号を与え抵抗18を介してサイリス
タ16のゲートをオンする<ステップ#28>。
【0033】このとき前述の昇圧時にチャージされてい
たコンデンサ13と主コンデンサ6の電圧が閃光放電管
12の両端にかかり、発光しやすい状態になり、さらに
サイリスタ16がオンすることにより前述の昇圧時にチ
ャージされていたコンデンサ10が放電し、トリガトラ
ンス11の1次側にパルスが入力され、さらに2次側に
高圧パルスが発生して閃光放電管12にトリガし発光す
る<ステップ#29>。
【0034】発光後短時間で制御回路33のSPG信号
をLLからHLにし、抵抗21を介してnpnトランジ
スタ20をオンしてIGBT19をオフして閃光放電管
12、ダイオード15、IGBT19に流れる電流を止
め、一時発光を止める<ステップ#30>。そしてSP
D31により被写体が適正光量に達したか判断し<ステ
ップ#31>、達していないときは再びSPG信号をH
L→LLにし<ステップ#32>、ステップ#29へす
すみ再度連続発光を行う(フラット発光)ステップ#3
1にて適正光量に達したとき調光回路32より発光スト
ップ信号であるSP信号がHLからLLになり、制御回
路33に発光ストップを伝える<ステップ#33>。
【0035】制御回路33のSTG信号をHLからLL
にして抵抗24を介してnpnトランジスタ23をオフ
してpnpトランジスタ22をオフし<ステップ#34
>、制御回路33のSPG信号をLLからHLにして抵
抗21を介してnpnトランジスタ20をオンしてIG
BT19をオフし<ステップ#35>、発光を停止する
<ステップ#36>。発光停止後は再びステップ#1へ
もどる。ステップ#24にてフラット発光が選択されず
単発発光の場合、ステップ#37へすすみ、制御回路3
3のST信号をLLからHLにして調光スタートを行う
<ステップ#37>。
【0036】制御回路33のSPG信号をHLからLL
にし抵抗21を介してnpnトランジスタ20のベース
をオフしてIGBT19のゲートの入力許可を行う<ス
テップ#38>。
【0037】さらに制御回路33のSTG信号をLLか
らHLにし抵抗24を介しnpnトランジスタ23をオ
ンしてpnpトランジスタ22のベースを引きオンして
IGBT19のゲートに電圧を供給しIGBT19をオ
ンする<ステップ#39>。次に制御回路33のTRG
信号によりパルス信号を与え、抵抗18を介してサイリ
スタ16のゲートをオンする<ステップ#40>。そし
てステップ#29と同様に発光する<ステップ#41
>。
【0038】そしてSPD31により被写体が適正光量
に達したか判断し<ステップ#42>、達しているとき
はステップ#33へすすみ、調光回路32より発光スト
ップ信号であるSP信号がHLからLLになり制御回路
33に発光ストップを伝える。次からはステップ#34
〜#36へすすむ。発光停止後はステップ#1へもど
る。図4はXオン後の発光調光動作を示したタイムチャ
ートである。
【0039】以上に説明したように、本実施例の構成に
よれば、フラット発光が選択された場合には通常発光を
行なう時に必要な主コンデンサの充電電圧設定値よりも
高いレベルに設定変更をし、この高いレベルに主コンデ
ンサが充電されてから発光を許可するようになっている
ので従来のストロボ装置よりも遠方の被写体までストロ
ボ光を到達させることができる。しかも本実施例の構成
によれば、従来装置の構成に対する追加部品が少なくて
すみ、且つ、撮影領域が広くなる。
【0040】図5は本発明の第2実施例の構成を示した
ものである。なお、同図において図1と同じ符号で表示
されている構成要素は図1に示した構成要素と同じもの
であるから説明を省略する。
【0041】図5において、42はストロボ制御回路で
あり(以下には制御回路と記載する)、主コンデンサ6
の充電制御および閃光放電管12の発光および発光停止
制御を行う。該回路42には充電ラッチ及び記憶回路が
内蔵され、また、昇圧開始からカウントするタイマ手段
も含んでいる。昇圧回路4とはOSC端子を通して接続
され、また、充電電圧検知回路7とはsense1端子
で接続され、更に、ゲート電圧検知の抵抗28及び29
の分圧点とsense2端子とが接続されている。se
nse1端子及びsense2端子は入力端子。OSC
端子は出力端子で、OSCをHLにすることにより昇圧
回路4を動作させ昇圧させる。制御回路42のSTG端
子は抵抗24に接続され、IGBT19のゲート電圧の
制御を行う。SPG端子は抵抗21に接続され、STG
端子同様ゲート電圧の制御を行う。ST及びSP信号は
調光回路32に接続され、調光スタート出力および発光
停止を行う。TRG端子は抵抗18に接続され、サイリ
スタ16のゲートをドライブする出力端子である。
【0042】34はカメラ(不図示)のX接点である。
35はフラット発光選択スイッチで、オフ時は通常の単
発発光、オン時は連続(フラット)発光が選択される。
【0043】36は抵抗、37はフラット発光禁止のた
めの警告表示回路であり、通常発光に切り換えたことを
表示する。40はダイオードで、電圧検知回路7に主コ
ンデンサ6の電荷が放出しないように阻止している。
【0044】次に動作について説明する。図6及び図7
は前述の回路の動作に関するフローチャートを示す。以
下にはこれに基づき説明していく。電源スイッチ(SW
1)をオンすると電源電池2が定電圧回路3に接続さ
れ、定電圧回路3より定電圧Vccが出力される。これ
により制御回路42の電源供給がなされる。そして制御
回路42のラッチ回路がリセットされて初期状態とな
る。また、昇圧時間を計測するタイマのカウントを開始
する<ステップ#1,#2>。次にフラット発光選択ス
イッチ35により、フラット発光が選択されているか否
かを制御回路42が判別し、SWFLATがオンしてい
るときはステップ#4へ進み、SWFLATがオフして
いるときはステップ#5にすすむ<ステップ#3>。
【0045】フラット発光が選択されている場合はFL
ATBに“1”を立て、フラット発光であることを記憶
する<ステップ#4>。フラット発光が選択されていな
い場合はFLATBに“0”を立て単発発光であること
を記憶する<ステップ#5>。
【0046】次に電圧検知回路7により主コンデンサ6
の充電電圧を制御回路42のsense1より検知し、
発光に必要な第1の充電完了レベルに到達したかを判断
する<ステップ#6>、発光に必要な第1の充電完了電
圧以下の場合は(充電未完了時)ステップ#7へ進み、
制御回路42のOSC端子よりHLを出力し、昇圧回路
4の昇圧動作を行い、ダイオード5およびダイオード4
0を通して主コンデンサ6に充電し、ダイオード30お
よび27を通してコンデンサ25に充電する<ステップ
#7>。そしてステップ#6にもどる。sense1の
電圧が発光に適した第1の充電完了レベルに達したらス
テップ#8にすすむ。
【0047】次に制御回路42内のラッチ回路によりs
ense1の第1の充電完了をラッチし、CHG1ビッ
トに“1”を立て記憶する<ステップ#8>。次に抵抗
28と抵抗29の分圧によりIGBT19のゲート電圧
を制御回路42のsense2より検知し、発光するの
に必要なゲート電圧に達しているかを判断する<ステッ
プ#9>。
【0048】IGBT19のゲート電圧が所定値以下で
あるときはステップ#7にもどり、再度昇圧回路4を動
作させてコンデンサ25に充電させ、IGBT19のゲ
ート電圧を所定値にする。ゲート電圧が所定値であると
きは次のステップへ進む。
【0049】次に制御回路42内のラッチ回路によりs
ense2の充電信号をラッチしsen2ビットを
“1”にし記憶する<ステップ#10>。
【0050】次に電圧検知回路7により主コンデンサ6
の充電電圧を制御回路42のsense1より検知し、
フル充電レベルである第2の充電完了レベルに到達した
かを判断する<ステップ 11>。
【0051】フル充電レベルである第二の充電レベルに
達していない時にはステップ#11−2に進み、任意時
間に設定されているタイマが終了しているかどうかを判
別し<ステップ#11−2>、終了していればステップ
#11−3へ進み、フラット発光から通常発光に切り換
えることを制御回路42のDPから信号を出力して表示
回路37により表示警告する<ステップ#11−3>。
ステップ#11−2にてタイマが終了していない場合は
ステップ#12へ進み、再度フラット発光スイッチ35
からの信号を制御回路42のFLATより検知し、フラ
ット発光である時はステップ#13へ進み、FLATB
に“1”を立て記憶する<ステップ#13>。そしてス
テップ#7へ進み、再度、制御回路42のOSC端子よ
りHLを出力して昇圧動作を行ない。主コンデンサ6を
再充電して第二の充電完了レベルに達するまで繰り返
す。フラット発光でない時はステップ#14へ進み、F
LATBに“0”を立て記憶する<ステップ#14>。
そしてステップ#17へ進む。ステップ#11にて第二
の充電完了レベルに達した時には制御回路42内のラッ
チ回路によりsense1の第二の充電完了をラッチ
し、CHG2ビットに“1”を立て記憶する<ステップ
#15>。
【0052】次に制御回路42のOSC信号をHLから
LLにして昇圧回路4の動作を停止する<ステップ#1
6>。次いでSWXが押されているか制御回路42によ
り判断する<ステップ#17>。SWXが押されていな
い場合はSW1がオンである時にステップ#13へ進
み、SW1がオフの時には終了する<ステップ#18
>。
【0053】SWXが押されている場合は次のステップ
の発光、調光動作にすすむ。Xオンによりまず制御回路
42のsenseの充電ラッチ信号をリセットする<ス
テップ#19>。そしてCHG1,CHG2、充電ラッ
チを解除し、“0”にする<ステップ#20>。
【0054】次に制御回路42のOSC信号を一瞬LL
からHLにし<ステップ#21>、sense2により
IGBT19のゲート電圧を検知し、閃光放電管12が
発光するために必要なIGBTがオンするための所定電
圧であるか判断し<ステップ#22>、所定電圧でなけ
ればステップ#21にもどり、所定電圧であるときは、
制御回路42のOSC信号をHL→LLにし、昇圧回路
4の動作を止める<ステップ#23>。
【0055】次にフラット発光の選択がなされているか
フラット発光のラッチの状態(ビット)をみて<ステッ
プ#24>、フラット発光が選択されている場合はステ
ップ#25へすすみ、制御回路42のST信号をLLか
らHLにし調光スタートを行う<ステップ#25>。
【0056】制御回路42のSPG信号をHLからLL
にし抵抗21を介してnpnトランジスタ20のベース
をオフしてIGBT19のゲートの入力許可を行う<ス
テップ#26>。
【0057】さらに制御回路42のSTG信号をLLか
らHLにし抵抗24を通しnpnトランジスタ23をオ
ンしてpnpトランジスタ22のベースを引きオンして
IGBT19のゲートに電圧を供給しIGBT19をオ
ンする<ステップ#27>。次に制御回路42のTRG
信号によりパルス信号を与え抵抗18を介してサイリス
タ16のゲートをオンする<ステップ#28>。
【0058】このとき前述の昇圧時にチャージされてい
たコンデンサ13と主コンデンサ6の電圧が閃光放電管
12の両端にかかり、発光しやすい状態になり、さらに
サイリスタ16がオンすることにより前述の昇圧時にチ
ャージされていたコンデンサ10が放電し、トリガトラ
ンス11の1次側にパルスが入力され、さらに2次側に
高圧パルスが発生して閃光放電管12にトリガし発光す
る<ステップ#29>。
【0059】発光後短時間で制御回路42のSPG信号
をLLからHLにし、抵抗21を介してnpnトランジ
スタ20をオンしてIGBT19をオフして閃光放電管
12、ダイオード15、IGBT19に流れる電流を止
め、一時発光を止める<ステップ#30>。そしてSP
D31により被写体が適正光量に達したか判断し<ステ
ップ#31>、達していないときは再びSPG信号をH
L→LLにし<ステップ#32>、ステップ#29へす
すみ再度連続発光を行う(フラット発光)ステップ#3
1にて適正光量に達したとき調光回路32より発光スト
ップ信号であるSP信号がHLからLLになり、制御回
路42に発光ストップを伝える<ステップ#33>。
【0060】制御回路42のSTG信号をHLからLL
にして抵抗24を介してnpnトランジスタ23をオフ
してpnpトランジスタ22をオフし<ステップ#34
>、制御回路42のSPG信号をLLからHLにして抵
抗21を介してnpnトランジスタ20をオンしてIG
BT19をオフし<ステップ#35>、発光を停止する
<ステップ#36>。発光停止後は再びステップ#1へ
もどる。ステップ#24にてフラット発光が選択されず
単発発光の場合、ステップ#37へすすみ、制御回路4
2のST信号をLLからHLにして調光スタートを行う
<ステップ#37>。
【0061】制御回路42のSPG信号をHLからLL
にし抵抗21を介してnpnトランジスタ20のベース
をオフしてIGBT19のゲートの入力許可を行う<ス
テップ#38>。
【0062】さらに制御回路42のSTG信号をLLか
らHLにし抵抗24を介しnpnトランジスタ23をオ
ンしてpnpトランジスタ22のベースを引きオンして
IGBT19のゲートに電圧を供給しIGBT19をオ
ンする<ステップ#39>。次に制御回路42のTRG
信号によりパルス信号を与え、抵抗18を介してサイリ
スタ16のゲートをオンする<ステップ#40>。そし
てステップ#29と同様に発光する<ステップ#41
>。
【0063】そしてSPD31により被写体が適正光量
に達したか判断し<ステップ#42>、達しているとき
はステップ#33へすすみ、調光回路32より発光スト
ップ信号であるSP信号がHLからLLになり制御回路
42に発光ストップを伝える。次からはステップ#34
〜#36へすすむ。発光停止後はステップ#1へもど
る。図8はXオン後の発光調光動作を示したタイムチャ
ートである。
【0064】以上に説明したように、本実施例では、フ
ラット発光の場合、主コンデンサが充電完了していない
時にはタイマ手段により自動的に単発発光に切換わるの
で撮影に支障を生ずることがない。
【0065】図9は本発明の第3実施例の構成を示した
ものであり、同図において図1及び図5と同じ符号で表
示されている構成要素は第1及び第2の実施例にて説明
した構成要素である。
【0066】39はストロボ制御回路であり(以下には
制御回路と記載する)、主コンデンサ6の充電制御と閃
光放電管12の発光制御と発光停止制御の諸機能のほ
か、更に、レンズ駆動制御の機能を有している。ストロ
ボ制御回路39は昇圧回路4にOSC端子を通して接続
され、また、充電電圧検知回路7とはsense1端子
で接続されている。
【0067】sense1端子は入力端子。OSC端子
は出力端子で、OSCをHLにすることにより昇圧回路
4を動作させ昇圧させる。制御回路39のSTG端子は
抵抗24に接続され、IGBT19のゲート電圧の制御
を行う。SPG端子は抵抗21に接続され、STG端子
同様、IGBT19のゲート電圧の制御を行う。ST及
びSP信号は調光回路32に接続され、調光スタート出
力および発光停止を行う。TRG端子は抵抗18に接続
され、サイリスタ16のゲートをドライブする出力端子
である。
【0068】34はカメラ(不図示)のX接点である。
38は制御回路39の出力信号VLによりオンオフされ
るスイッチ素子で、制御回路39に定電圧回路3から定
電圧Vccが印加された時に該素子38がオンするよう
になっている。
【0069】41はカメラとレンズとの装着面に設けら
れたカメラ側の接続端子台で、配線L1〜L5が該端子
台上の接点群と前述のカメラ内の各構成要素とを接続し
ている。
【0070】配線L1は電源電池2と前記素子38とに
接続された配線、配線L2はトランジスタ22のエミッ
タとコンデンサ25のアノードとに接続された配線、L
3は制御回路39のMC1信号端子に接続された配線、
L4は制御回路39のMC2信号端子に接続された配
線、L5はGNDすなわち接地線、である。
【0071】100はカメラに着脱可能に装着されるレ
ンズを示し、該レンズ100には前記カメラの接点群に
当接される接点群が設けられた端子台101が設けられ
ている。該接点群には配線L6〜L10が接続されてい
る。配線L6は配線L1に接続されるとともにレンズ1
00内の定電圧回路102に接続されている。配線L7
は配線L2に接続されるとともに同じく定電圧回路10
2に接続されている。配線L8は配線L3に接続される
とともにレンズ100内のモータ駆動回路104に接続
されている。配線L9は配線L4に接続されるとともに
モータ駆動回路104に接続されている。配線L10は
配線L5に接続されるとともにモータ駆動回路102及
び定電圧回路102をカメラ内配線L5を介して接地し
ている。次ぎに、図9〜図11を参照しつつ図9の構成
における本実施例の動作について説明する。
【0072】電源スイッチ1(SW1)をオンにすると
電源電池2が定電圧回路3に接続され、定電圧回路3か
ら定電圧Vccが制御回路39及びスイッチ素子38に
供給される。このため制御回路39内のラッチ回路がリ
セットされ、該回路39は初期状態となる<ステップ#
1,ステップ#2>。
【0073】次に、制御回路39のVL端子の出力がL
LからHLになり、スイッチ素子38がオンとなり、配
線L1、接続端子台41及び101、配線L4を介して
レンズ100内の定電圧回路102にも電源電池2が接
続される。これにより定電圧回路102も動作開始し、
VDD信号(Vccよりも高い電圧)を出力し、これが
配線L7、接続端子101、接続端子41、配線L2を
介してコンデンサ25に印加されることによりコンデン
サ25がチャージされる<ステップ#3>。
【0074】次に、電圧検知回路7により主コンデンサ
6の充電電圧を制御回路39のsense1より検知
し、発光に必要な第一の充電完了レベルに到達したか否
かを判断する<ステップ#4>。発光に必要な第一の充
電完了電圧以下の場合(充電未完了の場合)にはステッ
プ#5へ進み、制御回路39のOSC端子からHLを出
力して昇圧回路4に昇圧動作を行わせ:ダイオード5及
びダイオード40を介して主コンデンサ6に充電をする
<ステップ#5>。そしてステップ#4に戻る。また、
sense1の電圧が発光に適した第一の充電完了レベ
ルに達したらステップ#6に進む。 次ぎに制御回路3
9内のラッチ回路によりsense1の第一の充電完了
をラッチし、CHG1ビットに“1”を立て記憶する<
ステップ#6>。
【0075】次に、電圧検知回路7により主コンデンサ
6の充電電圧を制御回路39のsense1により検知
し、フル充電である第二の充電完了レベルに達したかを
判断する<ステップ#7>。フル充電レベルである第二
の充電完了レベルに達していない時にはステップ#10
−2へ進み、AFの動作が終了しているか判断し<ステ
ップ#10−2>、AF終了時にはステップ#12へ進
み、終了していない時にはステップ#10−3へ進み制
御回路39のOSC信号をHLからLLにして昇圧回路
4の動作を停止する<ステップ#10−3>。そしてス
テップ#11へ進む。
【0076】ステップ#7にて第二の充電完了レベルに
達した時には次のステップへ進み、制御回路39内のラ
ッチ回路によりsense1の第二の充電完了のラッチ
をし、CHG2ビットに“1”を立て記憶する<ステッ
プ#8>。
【0077】次に制御回路39のOSC信号をHLから
LLにし、昇圧回路4の動作を停止させる<ステップ#
9>。
【0078】AFの動作が終了しているか判断し<ステ
ップ#10>、終了していればステップ#12へ進み、
終了していない時には制御回路39のMC1,MC2信
号を出力し、配線L3,L4,L8,L9を介してモー
タ駆動回路104によりモータ103を駆動させてAF
動作を行った後、ステップ#12へ進む<ステップ11
>。
【0079】次に、SWXが押されているか制御回路3
9により判断する<ステップ#12>。SWXが押され
ていない場合はSW1がオンであればステップ#4へ進
み、SW1がオフであれば終了する<ステップ#13
>。SWXが押されている時は制御回路39の充電完了
ラッチCHG1及びCHG2をリセットする<ステップ
#14>。
【0080】次に、制御回路39のST信号をLLから
HLにし、調光回路32の調光用の測光積分コンデンサ
(不図示)の充電を開始して調光をスタートさせる<ス
テップ#15>。
【0081】制御回路39のSPG信号をHLからLL
にし、抵抗21を介してnpnトランジスタ20のベー
スをオフしてIGBT19のゲートの入力許可を行なう
<ステップ#16>。更に制御回路39のSTG信号を
LLからHLにして抵抗24を介してnpnトランジス
タ23をオンしてpnpトランジスタ22のベース電圧
を低下させることによりトランジスタ22をオンさせ、
これによりIGBT19のゲートに電圧を供給してIG
BT19をオンさせる<ステップ#17>。
【0082】次いで、制御回路39のTRG信号として
パルス信号を抵抗18を介してサイリスタ16のゲート
に印加することによりサイリスタ16をオンさせる<ス
テップ#18>。この時、前述した昇圧時に充電されて
いたコンデンサ13と主コンデンサ6の電圧が閃光放電
管12の両端にかかり発光しやすい状態になり、さらに
サイリスタ16がオンすることにより前述昇圧時にチャ
ージされていたコンデンサ10が放電しトリガトランス
11の一時側にパルスが入力され、さらに2次側に高電
圧パスルが発生して閃光放電管12をトリガし発光させ
る<ステップ#19>。
【0083】発光後、SPD31により被写体が適正光
量に達したか判断し<ステップ#20>、達したら調光
回路32より発光ストップ信号であるSP信号がHLか
らLLになり制御回路39に発光ストップを伝える<ス
テップ#21>。
【0084】制御回路39のSTG信号をHLからLL
にして抵抗24を通してnpnトランジスタ23をオフ
してpnpトランジスタ22をオフし<ステップ#22
>、制御回路39のSPG信号をLLからHLにして抵
抗21を通してnpnトランジスタ20をオンしてIG
BT19をオフし<ステップ#23>、閃光放電管1
2、ダイオード15、IGBT19に流れていた電流が
止まり、発光が停止する<ステップ#24>。発光停止
後は再びステップ#1にもどる。図12はXオン後の発
光・調光動作を示したタイミングチャートである。
【0085】以上に説明したように、本実施例ではレン
ズ内のモータ駆動用定電圧回路からIGBTのゲート駆
動電圧を供給するようにしたので、IGBTのゲート電
圧低下によるIGBTの破壊のおそれがなくなり、しか
も、ゲート電圧安定化のために必要な部品を不要とする
ことができ、回路構成を簡素化できる。 (発明と実施例との対応) 本発明の閃光放電管は実施例の放電管12に、スイッチ
ング素子はIGBT19に、コンデンは主コンデンサ
6に、充電回路は昇圧回路4に、閃光発光制御回路
トロボ制御回路33に、充電完了状態検知処理は図2の
#6と#11にそれぞれ対応する。本発明の閃光発光制
御回路のモードが第1のモードの時第1の充電完了状態
なったと判定されるまで発光動作を禁止する禁止処理
は、図2の#6で充電完了と判定されるまで充電動作を
繰返し、#17,19への移行による発光動作への移行
が禁止され、#6で充電完了と判断されると#8、9、
10、11、12、14、17が行われ、#17でシン
クロスイッチのオンの検知を行い、シンクロスイッチが
オンと判定されると、#19以降へ進み発光動作が成さ
れることに対応する。 本発明の閃光発光制御回路のモー
ドが第2のモードの時第2の充電完了状態となったと判
されるまで発光動作を禁止する禁止処理は、#11で
充電完了判定されるまで#12、13、7、6、8、
9、10、11を繰り返し、#17、19への移行によ
る発光動作への移行が禁止され、#11で充電完了と判
断されると#15、16、17に進み#17でシンクロ
スイッチのオンの検知を行い、シンクロスイッチがオン
と判定されると#19以降に進み発光動作がなされるこ
とに対応する。本発明の禁止回路は、図5の制御回路4
2に対応し、禁止回路で行われる処理は、図6の#11
で充電完了と判定されずに#11−2で規制される時間
が経過すると、#14にて第1のモードに設定された第
2のモードでの発光が禁止されることに対応する。
【0086】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、第2のモ
ードであるフラット発光は、充電電圧が高いレベルにま
で充電された時に行われるようにし、一方、第1のモー
ドである通常の発光は充電電圧がさほど高いレベルにま
で充電される前に行えるようにし、フラット発光に際し
て通常の閃光撮影での低い充電電圧でフラット発光が行
われることがないようにし、逆に通常の閃光撮影でフラ
ットのように高い充電電圧にまで充電されるのを待たな
ければ撮影できなくなることを防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、第2のモードを選択した
場合、コンデンサの充電電圧がフラット発光を行うのに
不十分であると、フラット発光での撮影が禁止されるの
、不十分な発光での撮影が行われることがなくなり、
撮影の失敗が回避される。請求項3に係る発明によれ
ば、いつまでも充電が完了しない時にはモードを第2の
モードであるフラット発光から第1のモードである通常
発光モードに変更され、撮影の失敗が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示した図。
【図2】図1に示した構成において実行される動作のフ
ローチャート。
【図3】図1に示した構成において実行される動作のフ
ローチャート。
【図4】図1の構成における各部の信号のタイミングチ
ャート。
【図5】本発明の第2実施例の構成を示した図。
【図6】図5に示した構成において実行される動作のフ
ローチャート。
【図7】図5に示した構成において実行される動作のフ
ローチャート。
【図8】図5の構成における各部の信号のタイミングチ
ャート。
【図9】本発明の第3実施例の構成を示した図。
【図10】図9に示された構成において実行される動作
のフローチャート。
【図11】図9に示された構成において実行される動作
のフローチャート。
【図12】図9の構成における各部の信号のタイミング
チャート。
【符号の説明】
2…電源電池 3…定電圧回路 4…昇圧回路 7…主コンデンサ電
圧検知回路 6…主コンデンサ 11…トリガートラ
ンス 12…閃光放電管 16…サイリスタ 19…IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ) 31…測光用シリコンフォトダイオード 32…調光回路 33,39,42…
ストロボ制御回路 100…レンズ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閃光放電管と該放電管に対して直列接続
    されたスイッチング素子と、閃光放電管での放電エネル
    ギーを蓄積するコンデンサと、該コンデンサに対しての
    充電を行わせる充電回路を備えた閃光装置のための制御
    システムにおいて、撮影に際して1回の閃光発光を行わ
    せる第1のモードと、撮影に際して繰り返し前記スイッ
    チング素子をオンオフさせてフラット発光を行わせる第
    2のモードを有する閃光発光制御回路を設けると共に、
    該閃光発光制御回路にて前記コンデンサの充電電圧レベ
    ルを検知して該電圧レベルが所定の第1レベルに達した
    時に第1の充電完了状態となったと判定し、前記コンデ
    ンサの充電電圧レベルを検知して該電圧レベルが前記第
    1よりも高い第2のレベルに達した時に第2の充電完了
    状態となったと判定する充電完了検知状態処理並びに、
    前記閃光発光制御回路のモードが前記第1のモードの時
    前記第1の充電完了状態となったと判定されるまで発光
    動作を禁止し、前記閃光発光制御回路のモードが前記第
    2のモードの時前記第2の充電完了状態となったと判定
    されるまで発光動作を禁止する禁止処理を行わせたこと
    を特徴とする閃光装置のための制御システム。
  2. 【請求項2】 閃光放電管と該放電管に対して直列接続
    されたスイッチング素子と、閃光放電管での放電エネル
    ギーを蓄積するコンデンサと、該コンデンサに対しての
    充電を行わせる充電回路を備えた閃光装置のための制御
    システムにおいて、撮影に際して1回の閃光発光を行わ
    せる第1のモードと、撮影に際して繰り返し前記スイッ
    チング素子をオンオフさせてフラット発光を行わせる第
    2のモードを有する閃光発光制御回路と、前記コンデン
    サの充電電圧レベルを検知して該電圧レベルが所定のレ
    ベルに達した時に充電完了信号を形成する充電検知回路
    と、前記コンデンサへの充電が行われた状態で所定時間
    経過しても前記電圧レベルが前記所定レベルに達しない
    時に前記第2のモードでの撮影を禁止する禁止回路を有
    することを特徴とする閃光装置のための制御システム。
  3. 【請求項3】 前記制御システムは前記コンデンサへの
    充電が行われた状態で所定時間経過しても前記電圧レベ
    ルが前記所定レベルに達しない時に前記モードを第1モ
    ードに設定するモード設定手段を有することを特徴とす
    る請求項2に記載の閃光装置のための制御システム。
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