JPH0610673U - チェックバルブ - Google Patents

チェックバルブ

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JPH0610673U
JPH0610673U JP983192U JP983192U JPH0610673U JP H0610673 U JPH0610673 U JP H0610673U JP 983192 U JP983192 U JP 983192U JP 983192 U JP983192 U JP 983192U JP H0610673 U JPH0610673 U JP H0610673U
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JP
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housing
valve
flexible hose
rear housing
annular
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JP983192U
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孝義 篠原
日出光 春原
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェックバルブのバルブハウジングをフロン
トハウジングとリヤハウジングとの結合により構成する
ものにおいて、その組立性を向上させる。 【構成】 フロントハウジング2の外周に環状凹部23
を形成するとともに、リヤハウジング3の端部内周に環
状突起35 を形成し、それら環状凹部23 と環状突起3
5 を相互に係合させることによりバルブハウジング1が
容易に組み立てられる。前記両環突起35 の半径方向外
側位置に対応するように、リヤハウジング3の端部外周
に環状突起36 を突設する。バルブハウジング1を可撓
性ホースHの内部に圧入すると、この可撓性ホースHか
ら環状突起36 が受ける反力によってリヤハウジング3
が内側に圧縮され、前記環状凹部23 と環状突起35
結合力が強められる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、円形断面を有するフロントハウジングおよびリヤハウジングを軸方 向に結合したバルブハウジングの内部に弁体と弁座とを収納し、そのバルブハウ ジングを可撓性ホースの内部に圧入して成るチェックバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるチェックバルブとして、例えば実開平1−143473号公報に記載さ れたものが従来公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のチェックバルブは、フロントハウジングとリヤハウジン グの端部同士を相互に嵌合させ、その嵌合部を溶着により結合してバルブハウジ ングを構成しているので、その溶着工程の分だけ工数が増加して製造コストが嵩 む問題がある。
【0004】 本考案は前述の事情に鑑みてなされたもので、溶着や接着を用いずにバルブハ ウジングの結合部を構成して組立性の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、円形断面を有するフロントハウジング およびリヤハウジングを軸方向に結合したバルブハウジングの内部に弁体と弁座 とを収納し、そのバルブハウジングを可撓性ホースの内部に圧入して成るチェッ クバルブにおいて、フロントハウジングおよびリヤハウジングの一方のハウジン グの端部外周に設けた環状凹部に他方のハウジングの端部内周に設けた環状突起 を係合させるとともに、この環状突起の半径方向外側位置に対応させて、前記他 方のハウジングの端部外周に可撓性ホースの内壁に圧接する環状突起を突設した ことを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0007】 図1〜図4は本考案の一実施例を示すもので、図1はそのチェックバルブの使 用状態を示す図、図2は図1の要部拡大断面図(図3の2−2線断面図)、図3 は図2の3方向矢視図、図4は図2の4部拡大図である。
【0008】 図1に示すように、内燃機関の吸気マニホールドMに設けた負圧導入管M1 と 負圧ブースタBの負圧導入管B1 とは、ゴムや合成樹脂等で形成された可撓性ホ ースHによって相互に接続され、その可撓性ホースHの中間部にチェックバルブ Vが圧入される。
【0009】 図2に示すように、チェックバルブVは概略円筒形状を有する合成樹脂製のバ ルブハウジング1を備える。バルブハウジング1は、負圧ブースタB側に位置す るフロントハウジング2の端部外周に吸気マニホールドM側に位置するリヤハウ ジング3の端部内周を嵌合させ、両者を凹凸係合により一体に結合して成る。バ ルブハウジング1のリヤハウジング3の先端は先細りに形成され、チェックバル ブVは前記リヤハウジング3側から可撓性ホースHの内部に圧入される。
【0010】 フロントハウジング2は内部を断面円形の通孔4が貫通する段付き円筒状の本 体部21 と、その本体部21 の端面に形成された環状の弁座22 とを備える。フ ロントハウジング2の本体部21 の外径はバルブハウジング1の最大外径を持ち 、この部分でチェックバルブVの外周と可撓性ホースHの内壁との間の気密が確 保される。
【0011】 図3を併せて参照すると明らかなように、リヤハウジング3は円筒状の本体部 31 と、その本体部31 の中心に同軸に形成された円筒状のベアリング部32 と 、前記本体部31 とベアリング部32 とを接続するように120°間隔で半径方 向に延びる4枚のリブ33 と、本体部31 の吸気マニホールドM側の端部の外周 に半径方向外向きに突設された3枚のリブ34 とを備える。そして、前記本体部 31 、ベアリング部32 、およびリブ33 に囲まれて3個の断面扇形の通孔5が 形成される。また外側の3枚のリブ34 は可撓性ホースHの内面に当接し、これ により本体部31 の吸気マニホールドM側の端部外周と可撓性ホースHとの間に 、3個に区画された断面扇形の空間6が画成される。
【0012】 バルブハウジング1に収納されるバルブサポート7は、ベアリング部32 に摺 動自在に支持される軸部71 と、この軸部71 の基端に連設された頭部72 と、 この頭部72 の前記軸部71 と反対側に形成された三角錐状の弁体支持部73 と を備える。前記弁体支持部73 と頭部72 との間にはゴム製の弁体8が嵌合保持 され、この弁体8をフロントハウジング2に形成した弁座22 に着座させるべく 、リヤハウジング3とバルブサポート7の頭部72 との間にスプリング9が縮設 される。前記軸部71 の基端が接続される頭部72 には、環状の凹部74 が形成 され、この凹部74 に前記ベアリング部32 の先端が遊嵌自在に対向する。
【0013】 図4から明らかなように、フロントハウジング2の端部には、リヤハウジング 3の端部が嵌合する環状凹部23 が一段低く形成される。一方、リヤハウジング 3の端部内周には、前記フロントハウジング2の環状凹部23 に嵌合する環状突 起35 が内向きに形成される。そして前記環状突起35 の半径方向外側位置に対 応するように、リヤハウジング3の端部外周に環状突起36 が突設される。而し て、リヤハウジング3の端部をフロントハウジング2の端部に嵌合させると、リ ヤハウジング3の環状突起35 がフロントハウジング2の環状凹部23 に係合し て両ハウジング2,3が一体に結合される。尚、前記環状突起35 の先端側の肩 部37 は緩やかに傾斜しているため、両ハウジング2,3を結合する際に前記環 状突起35 を環状凹部23 に容易に係合させることができる。
【0014】 次に、前述の構成を備えた本考案の実施例の作用を説明する。
【0015】 内燃機関の運転に伴って吸気マニホールドMの内部に負圧が発生すると、可撓 性ホースHの中間部に介装したチェックバルブVのリヤハウジング3側すなわち 吸気マニホールドM側が低圧になり、フロントハウジング2側すなわち負圧ブー スタB側との間に圧力差が生じる。すると軸部71 をリヤハウジング3のベアリ ング部32 に案内されたバルブサポート7がスプリング9に抗して摺動し、弁体 8が弁座22 から離間する。その結果、負圧ブースタB内部の空気がフロントハ ウジング2の通孔4、弁体8と弁座22 間の隙間、およびリヤハウジング3の通 孔5を介して吸気マニホールドM側に吸引され、負圧ブースタBの負圧室は減圧 される。吸気マニホールドM内部の圧力が上昇して前記圧力差が減少するとスプ リング9の弾発力で弁体8が弁座22 に着座し、負圧ブースタB内部は負圧状態 に維持される。而して、吸気マニホールドMの内部に強い負圧が発生する度にチ ェックバルブVが開弁し、負圧ブースタB内部は更に減圧される。
【0016】 吸気マニホールドMから可撓性ホースHにガソリン混合気が侵入して液化する と、そのガソリンは可撓性ホースHの内壁を伝ってチェックバルブVに流入しよ うとする。しかしながら、吸気マニホールドM側に位置するリヤハウジング3の 端部外周と可撓性ホースHの内周との間に空間6が形成されているため、ガソリ ンは前記空間6に捕捉されてチェックバルブV内部への流入を阻止される。この ように、チェックバルブVの手前位置でガソリンを捕捉して負圧ブースタBへの 流入を防止しているので、負圧ブースタBの内部に設けられたゴム部材等の損傷 を未然に回避することができる。空間6に溜まったガソリンはやがて蒸発し、再 び吸気マニホールドMに吸引されて内燃機関に供給される。
【0017】 さて、チェックバルブVが図2に示す閉弁位置から開弁する時、バルブサポー ト7の軸部71 がリヤハウジング3のベアリング部32 に案内されて摺動する。 その際にベアリング部32 の先端がバルブサポート7の頭部72 に形成した凹部 74 に遊嵌するため、ベアリング部32 の長さを長くしてもバルブサポート7の 摺動ストロークを充分に確保することができ、これによりバルブサポート7の振 れを防止して弁体8を安定した姿勢で弁座22 に着座させることができる。また 凹部74 を形成したことによりバルブサポート7の重量が軽減されるので、チェ ックバルブVの応答性が向上する。
【0018】 上述のチェックバルブVを組み立てるには、弁体8を装着したバルブサポート 7とスプリング9とを予めリヤハウジング3に組み付けておき、このリヤハウジ ング3の端部をフロントハウジング2の端部に当接させて圧力を加える。すると 合成樹脂より成るフロントハウジング2とリヤハウジング3は共に弾性変形し、 リヤハウジング3の環状突起35 がフロントハウジング2の端部を乗り越えて環 状凹部23 に係合することにより、両ハウジング2,3は容易に結合される。こ のようにして組み立てられたチェックバルブVを可撓性ホースHの内部に挿入す ると、リヤハウジング3の外周に突設された環状突起36 が可撓性ホースHの内 壁に食い込むため、その可撓性ホースHから受ける反力によってリヤハウジング 3の端部は内向きに圧縮される。その結果、リヤハウジング3の環状突起35 と フロントハウジング2の環状凹部23 が相互に噛み合って両ハウジング3,4は 一層強固に結合される。このとき、リヤハウジング3の環状突起35 の半径方向 外側位置に可撓性ホースHから反力を受ける環状突起36 が設けられているため 、その反力を両ハウジング3,4を結合部に有効に作用させてバルブハウジング 1の強度を増加させることができる。
【0019】 以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は前記実施例に限定されるもので なく、種々の小設計変更を行うことが可能である。
【0020】 例えば、実施例ではフロントハウジング2の外側にリヤハウジング3を嵌合さ せているが、両ハウジング2,3の嵌合関係を逆にしても良い。その場合、可撓 性ホースHの内壁に当接する環状突起はフロントハウジング2側に形成する必要 がある。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、環状突起と環状凹部を相互に係合させることに よりフロントハウジングとリヤハウジングとを一体に結合しているので、溶着や 接着等のコストと時間を要する加工を行うことなく容易にバルブハウジングを組 み立てることが可能となる。しかも、バルブハウジングを可撓性ホースの内部に 圧入した時、外側に位置するハウジングの外周に突設した環状突起が可撓性ホー スの内壁に圧接するため、その可撓性ホースから受ける反力によって前記両ハウ ジングの結合部が締め付けられ、これにより結合部を強度を高めることが可能と なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】チェックバルブの使用状態を示す図
【図2】図1の要部拡大断面図(図3の2−2線断面
図)
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】図2の4部拡大図
【符号の説明】
1 バルブハウジング 2 フロントハウジング(一方のハウジング) 22 弁座 23 環状凹部 3 リヤハウジング(他方のハウジング) 35 環状突起 36 環状突起 8 弁体 H 可撓性ホース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形断面を有するフロントハウジング
    (2)およびリヤハウジング(3)を軸方向に結合した
    バルブハウジング(1)の内部に弁体(8)と弁座(2
    2 )とを収納し、そのバルブハウジング(1)を可撓性
    ホース(H)の内部に圧入して成るチェックバルブにお
    いて、 フロントハウジング(2)およびリヤハウジング(3)
    の一方のハウジング(2)の端部外周に設けた環状凹部
    (23 )に他方のハウジング(3)の端部内周に設けた
    環状突起(35 )を係合させるとともに、この環状突起
    (35 )の半径方向外側位置に対応させて、前記他方の
    ハウジング(3)の端部外周に可撓性ホース(H)の内
    壁に圧接する環状突起(36 )を突設したことを特徴と
    するチェックバルブ。
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