JPH0610672U - 負圧ブースタ用チェックバルブ - Google Patents

負圧ブースタ用チェックバルブ

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JPH0610672U
JPH0610672U JP967892U JP967892U JPH0610672U JP H0610672 U JPH0610672 U JP H0610672U JP 967892 U JP967892 U JP 967892U JP 967892 U JP967892 U JP 967892U JP H0610672 U JPH0610672 U JP H0610672U
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JP
Japan
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valve
negative pressure
pressure booster
housing
inlet opening
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JP967892U
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孝義 篠原
日出光 春原
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負圧ブースタと吸気マニホールドとを接続す
る可撓性ホースの中間部に介装されるチェックバルブに
おいて、そのバルブハウジングの内部を流れる空気が乱
流となって異音が発生することを防止する。 【構成】 内部に弁体8および弁座22 を有するバルブ
ハウジング1は、フロントハウジング2とリヤハウジン
グ3とを一体に結合して成り、そのフロントハウジング
2の入口開口部23 から弁座22 に向けて延びる通孔4
の断面積は、前記入口開口部23 から弁座22 に向けて
次第に縮小している。したがって、負圧ブースタからフ
ロントハウジング2の入口開口部23 に流入した空気
は、乱流を起こすこと無くスムーズに通孔4を通過し、
これにより異音の発生が防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃機関の吸気マニホールドと負圧ブースタとを接続する可撓性ホ ースに圧入されるバルブハウジングに、協働して吸気マニホールドから負圧ブー スタへの流体の移動を規制する弁体と弁座とを収納して成る負圧ブースタ用チェ ックバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる負圧ブースタ用チェックバルブとして、例えば実開平3−22177号 公報に記載されたものが従来公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の負圧ブースタ用チェックバルブは、バルブハウジングの 負圧ブースタ側の入口開口部の流路断面積が小さく、そこからバルブハウジング の内部に向けて流路断面積が拡大しているため、負圧ブースタから吸気マニホー ルドに向けて流れる空気が前記入口開口部を通過する際に乱流となって異音が生 じる問題がある。
【0004】 本考案は前述の事情に鑑みてなされたもので、バルブハウジングの内部を流れ る空気を整流して異音の発生を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、内燃機関の吸気マニホールドと負圧ブ ースタとを接続する可撓性ホースに圧入されるバルブハウジングに、協働して吸 気マニホールドから負圧ブースタへの流体の移動を規制する弁体と弁座とを収納 して成る負圧ブースタ用チェックバルブにおいて、バルブハウジングの負圧ブー スタ側の入口開口部から弁座に向けて流体を案内する通孔の断面積を、入口開口 部から弁座に向けて次第に縮小させたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0007】 図1〜図3は本考案の一実施例を示すもので、図1はそのチェックバルブの使 用状態を示す図、図2は図1の要部拡大断面図(図3の2−2線断面図)、図3 は図2の3方向矢視図である。
【0008】 図1に示すように、内燃機関の吸気マニホールドMに設けた負圧導入管M1 と 負圧ブースタBの負圧導入管B1 とは、ゴムや合成樹脂等で形成された可撓性ホ ースHによって相互に接続され、その可撓性ホースHの中間部にチェックバルブ Vが圧入される。
【0009】 図2に示すように、チェックバルブVは概略円筒形状を有する合成樹脂製のバ ルブハウジング1を備える。バルブハウジング1は、負圧ブースタB側に位置す るフロントハウジング2の端部外周に吸気マニホールドM側に位置するリヤハウ ジング3の端部内周を嵌合させ、両者を凹凸係合により一体に結合して成る。バ ルブハウジング1のリヤハウジング3の先端は先細りに形成され、チェックバル ブVは前記リヤハウジング3側から可撓性ホースHの内部に圧入される。
【0010】 フロントハウジング2は内部を断面円形の通孔4が貫通する段付き円筒状の本 体部21 と、その本体部21 の端面に形成された環状の弁座22 とを備える。通 孔4の断面積は、負圧ブースタBから吸気マニホールドMに向かう空気の流れ方 向に向けて、すなわちフロントハウジング2の入口開口部23 から弁座22 に向 けて次第に縮小するように形成されており、しかも入口開口部23 の内径は自由 状態にある可撓性ホースHの内径に略一致している。フロントハウジング2の本 体部21 の外径はバルブハウジング1の最大外径を持ち、この部分でバルブハウ ジング1と可撓性ホースHとの間の気密が保持される。
【0011】 図3を併せて参照すると明らかなように、リヤハウジング3は円筒状の本体部 31 と、その本体部31 の中心に同軸に形成された円筒状のベアリング部32 と 、前記本体部31 とベアリング部32 とを接続するように120°間隔で半径方 向に延びる4枚のリブ33 と、本体部31 の吸気マニホールドM側の端部の外周 に半径方向外向きに突設された3枚のリブ34 とを備える。そして、前記本体部 31 、ベアリング部32 、およびリブ33 に囲まれて3個の断面扇形の通孔5が 形成される。また外側の3枚のリブ34 は可撓性ホースHの内面に当接し、これ により本体部31 の吸気マニホールドM側の端部外周と可撓性ホースHとの間に 、3個に区画された断面扇形の空間6が画成される。
【0012】 バルブハウジング1に収納されるバルブサポート7は、ベアリング部32 に摺 動自在に支持される軸部71 と、この軸部71 の基端に連設された頭部72 と、 この頭部72 の前記軸部71 と反対側に形成された三角錐状の弁体支持部73 と を備える。前記弁体支持部73 と頭部72 との間にはゴム製の弁体8が嵌合保持 され、この弁体8をフロントハウジング2に形成した弁座22 に着座させるべく 、リヤハウジング3とバルブサポート7の頭部72 との間にスプリング9が縮設 される。前記軸部71 の基端が接続される頭部72 には、環状の凹部74 が形成 され、この凹部74 に前記ベアリング部32 の先端が遊嵌自在に対向する。
【0013】 次に、前述の構成を備えた本考案の実施例の作用を説明する。
【0014】 内燃機関の運転に伴って吸気マニホールドMの内部に負圧が発生すると、可撓 性ホースHの中間部に介装したチェックバルブVのリヤハウジング3側すなわち 吸気マニホールドM側が低圧になり、フロントハウジング2側すなわち負圧ブー スタB側との間に圧力差が生じる。すると軸部71 をリヤハウジング3のベアリ ング部32 に案内されたバルブサポート7がスプリング9に抗して摺動し、弁体 8が弁座22 から離間する。その結果、負圧ブースタB内部の空気がフロントハ ウジング2の通孔4、弁体8と弁座22 間の隙間、およびリヤハウジング3の通 孔5を介して吸気マニホールドM側に吸引され、負圧ブースタBの負圧室は減圧 される。吸気マニホールドM内部の圧力が上昇して前記圧力差が減少するとスプ リング9の弾発力で弁体8が弁座22 に着座し、負圧ブースタB内部は負圧状態 に維持される。而して、吸気マニホールドMの内部に強い負圧が発生する度にチ ェックバルブVが開弁し、負圧ブースタB内部は更に減圧される。
【0015】 上述のように、負圧ブースタBからバルブハウジング1の内部に空気が流入す る際、可撓性ホースHの内径とフロントハウジング2の入口開口部23 の内径が 滑らかに接続するとともに前記入口開口部23 から弁座22 に向かって通孔4の 断面積が次第に減少しており、しかも前記通孔4に臨む弁体支持部73 が三角錐 状に形成されているので、可撓性ホースHから通孔4に流入する空気の流れが図 2に矢印で示すようにスムーズになって異音の発生が防止される。
【0016】 吸気マニホールドMから可撓性ホースHにガソリン混合気が侵入して液化する と、そのガソリンは可撓性ホースHの内壁を伝ってチェックバルブVに流入しよ うとする。しかしながら、吸気マニホールドM側に位置するリヤハウジング3の 端部外周と可撓性ホースHの内周との間に空間6が形成されているため、ガソリ ンは前記空間6に捕捉されてチェックバルブV内部への流入を阻止される。この ように、チェックバルブVの手前位置でガソリンを捕捉して負圧ブースタBへの 流入を防止しているので、負圧ブースタBの内部に設けられたゴム部材等の損傷 を未然に回避することができる。空間6に溜まったガソリンはやがて蒸発し、再 び吸気マニホールドMに吸引されて内燃機関に供給される。
【0017】 さて、チェックバルブVが図2に示す閉弁位置から開弁する時、バルブサポー ト7の軸部71 がリヤハウジング3のベアリング部32 に案内されて摺動する。 その際にベアリング部32 の先端がバルブサポート7の頭部72 に形成した凹部 74 に遊嵌するため、ベアリング部32 の長さを長くしてもバルブサポート7の 摺動ストロークを充分に確保することができ、これによりバルブサポート7の振 れを防止して弁体8を安定した姿勢で弁座22 に着座させることができる。また 凹部74 を形成したことによりバルブサポート7の重量が軽減されるので、チェ ックバルブVの応答性が向上する。
【0018】 以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は前記実施例に限定されるもので なく、種々の小設計変更を行うことが可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、バルブハウジングの入口開口部から弁座に向け て流体を案内する通孔の断面積を、前記入口開口部から弁座に向けて次第に縮小 させたので、流体の流れがスムーズになって乱流が生じなくなり、これにより異 音の発生を効果的に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】チェックバルブの使用状態を示す図
【図2】図1の要部拡大断面図(図3の2−2線断面
図)
【図3】図2の3方向矢視図
【符号の説明】
1 バルブハウジング 22 弁座 23 入口開口部 4 通孔 8 弁体 B 負圧ブースタ H 可撓性ホース M 吸気マニホールド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気マニホールド(M)と負
    圧ブースタ(B)とを接続する可撓性ホース(H)に圧
    入されるバルブハウジング(1)に、協働して吸気マニ
    ホールド(M)から負圧ブースタ(B)への流体の移動
    を規制する弁体(8)と弁座(22 )とを収納して成る
    負圧ブースタ用チェックバルブにおいて、 バルブハウジング(1)の負圧ブースタ(B)側の入口
    開口部(23 )から弁座(22 )に向けて流体を案内す
    る通孔(4)の断面積を、入口開口部(23 )から弁座
    (22 )に向けて次第に縮小させたことを特徴とする負
    圧ブースタ用チェックバルブ。
JP1992009678U 1992-02-28 1992-02-28 負圧ブースタ用チェックバルブ Expired - Lifetime JP2514771Y2 (ja)

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