JPH0610671U - チェックバルブ - Google Patents

チェックバルブ

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JPH0610671U
JPH0610671U JP675792U JP675792U JPH0610671U JP H0610671 U JPH0610671 U JP H0610671U JP 675792 U JP675792 U JP 675792U JP 675792 U JP675792 U JP 675792U JP H0610671 U JPH0610671 U JP H0610671U
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JP
Japan
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valve
support
bearing
head
seat
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JP675792U
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English (en)
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JP2517110Y2 (ja
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孝義 篠原
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁体を担持するバルブサポートの軸部をバル
ブハウジングに設けたベアリング部に摺動自在に支持し
たものにおいて、バルブハウジングを大型化すること無
く、前記ベアリング部の長さを延長してバルブサポート
の支持を安定させる。 【構成】 バルブサポート7は、バルブハウジング1の
ベアリング部32 に摺動自在に支持される軸部71 と、
弁座22 に着座可能な弁体8を担持する頭部72とを備
え、その頭部72 に前記ベアリング部32 の先端が遊嵌
可能な環状の凹部74 が形成される。ベアリング部32
の長さを延長してバルブサポート7の支持を安定させて
も、前記凹部74 によってバルブサポート7の摺動スト
ロークを充分に確保することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、弁体を担持する頭部と該頭部から延出する軸部とを有するバルブサ ポートと、前記弁体が着座可能な弁座と前記軸部を摺動自在に支持する円筒状の ベリング部とを有するバルブハウジングと、前記バルブサポートを付勢して前記 弁体を前記弁座に着座させるスプリングとを備えたチェックバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるチェックバルブとして、例えば実開平1−143473号公報に記載さ れたものが従来公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、バルブハウジングのベアリング部にバルブサポートの軸部を摺動自 在に支持したチェックバルブにおいては、バルブサポートをスムーズに摺動させ て弁体を安定した姿勢で弁座に着座させるために、そのベアリング部の軸方向寸 法を可及的に大きく確保してバルブサポートの傾きを防止することが望ましい。 しかしながら、上述のようにベアリング部を長く形成すると、バルブハウジング の寸法が大型化する問題がある。
【0004】 本考案は前述の事情に鑑みてなされたもので、バルブハウジングの大型化を招 くこと無くバルブサポートのスムーズな摺動を可能とし、弁体と弁座のシール性 を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、弁体を担持する頭部と該頭部から延出 する軸部とを有するバルブサポートと、前記弁体が着座可能な弁座と前記軸部を 摺動自在に支持する円筒状のベリング部とを有するバルブハウジングと、前記バ ルブサポートを付勢して前記弁体を前記弁座に着座させるスプリングとを備えた チェックバルブにおいて、バルブサポートの頭部に該バルブサポートの軸部の基 端外周を囲繞する環状の凹部を形成し、弁体が弁座から離間した時、前記ベアリ ング部の先端を前記凹部に受容させることを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0007】 図1〜図3は本考案の一実施例を示すもので、図1はそのチェックバルブの使 用状態を示す図、図2は図1の要部拡大断面図(図3の2−2線断面図)、図3 は図2の3方向矢視図である。
【0008】 図1に示すように、内燃機関の吸気マニホールドMに設けた負圧導入管M1 と 負圧ブースタBの負圧導入管B1 とは、ゴムや合成樹脂等で形成された可撓性ホ ースHによって相互に接続され、その可撓性ホースHの中間部にチェックバルブ Vが圧入される。
【0009】 図2に示すように、チェックバルブVは概略円筒形状を有する合成樹脂製のバ ルブハウジング1を備える。バルブハウジング1は、負圧ブースタB側に位置す るフロントハウジング2の端部外周に吸気マニホールドM側に位置するリヤハウ ジング3の端部内周を嵌合させ、両者を溶着により一体に結合して成る。
【0010】 フロントハウジング2は内部を通孔4が貫通する段付き円筒状の本体部21 と 、その本体部21 の端面に形成された環状の弁座22 とを備える。図3を併せて 参照すると明らかなように、リヤハウジング3は円筒状の本体部31 と、その本 体部31 の中心に同軸に形成された円筒状のベアリング部32 と、前記本体部3 1 とベアリング部32 とを接続するように120°間隔で半径方向に延びる4枚 のリブ33 と、本体部31 の吸気マニホールドM側の端部の外周に半径方向外向 きに突設された3枚のリブ34 とを備える。そして、前記本体部31 、ベアリン グ部32 、およびリブ33 に囲まれて3個の断面扇形の通孔5が形成される。ま た外側の3枚のリブ34 は可撓性ホースHの内面に当接し、これにより本体部3 1 の吸気マニホールドM側の端部外周と可撓性ホースHとの間に、3個に区画さ れた断面扇形の空間6が画成される。
【0011】 バルブハウジング1に収納されるバルブサポート7は、ベアリング部32 に摺 動自在に支持される軸部71 と、この軸部71 の基端に連設された頭部72 と、 この頭部72 の前記軸部71 と反対側に形成された弁体支持部73 とを備える。 前記弁体支持部73 と頭部72 との間にはゴム製の弁体8が嵌合保持され、この 弁体8をフロントハウジング2に形成した弁座22 に着座させるべく、リヤハウ ジング3とバルブサポート7の頭部72 との間にスプリング9が縮設される。前 記軸部71 の基端が接続される頭部72 には、環状の凹部74 が形成され、この 凹部74 に前記ベアリング部32 の先端が遊嵌自在に対向する。
【0012】 次に、前述の構成を備えた本考案の実施例の作用を説明する。
【0013】 内燃機関の運転に伴って吸気マニホールドMの内部に負圧が発生すると、可撓 性ホースHの中間部に介装したチェックバルブVのリヤハウジング3側すなわち 吸気マニホールドM側が低圧になり、フロントハウジング2側すなわち負圧ブー スタB側との間に圧力差が生じる。すると軸部71 をリヤハウジング3のベアリ ング部32 に案内されたバルブサポート7がスプリング9に抗して摺動し、弁体 8が弁座22 から離間する。その結果、負圧ブースタB内部の空気がフロントハ ウジング2の通孔4、弁体8と弁座22 間の隙間、およびリヤハウジング3の通 孔5を介して吸気マニホールドM側に吸引され、負圧ブースタBの負圧室は減圧 される。吸気マニホールドM内部の圧力が上昇して前記圧力差が減少するとスプ リング9の弾発力で弁体8が弁座22 に着座し、負圧ブースタB内部は負圧状態 に維持される。而して、吸気マニホールドMの内部に強い負圧が発生する度にチ ェックバルブVが開弁し、負圧ブースタB内部は更に減圧される。
【0014】 吸気マニホールドMから可撓性ホースHにガソリン混合気が侵入して液化する と、そのガソリンは可撓性ホースHの内壁を伝ってチェックバルブVに流入しよ うとする。しかしながら、吸気マニホールドM側に位置するリヤハウジング3の 端部外周と可撓性ホースHの内周との間に空間6が形成されているため、ガソリ ンは前記空間6に捕捉されてチェックバルブV内部への流入を阻止される。この ように、チェックバルブVの手前位置でガソリンを捕捉して負圧ブースタBへの 流入を防止しているので、負圧ブースタBの内部に設けられたゴム部材等の損傷 を未然に回避することができる。空間6に溜まったガソリンはやがて蒸発し、再 び吸気マニホールドMに吸引されて内燃機関に供給される。
【0015】 さて、チェックバルブVが図2に示す閉弁位置から開弁する時、バルブサポー ト7の軸部71 がリヤハウジング3のベアリング部32 に案内されて摺動する。 その際にベアリング部32 の先端がバルブサポート7の頭部72 に形成した凹部 74 に嵌合するため、ベアリング部32 の長さを長くしてもバルブサポート7の 摺動ストロークを充分に確保することができ、これによりバルブサポート7の振 れを防止して弁体8を安定した姿勢で弁座22 に着座させることができる。また 凹部74 を形成したことによりバルブサポート7の重量が軽減されるので、チェ ックバルブVの応答性が向上する。
【0016】 以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は前記実施例に限定されるもので なく、種々の小設計変更を行うことが可能である。
【0017】 例えば、実施例では負圧ブースタ用のチェックバルブを例示したが、本考案の チェックバルブは他の任意の用途に適用可能である。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、バルブサポートの頭部に軸部の基端外周を囲繞 する環状の凹部を形成し、その凹部にベアリング部の先端を受容させるようにし たので、バルブハウジングの寸法を増大させること無く、かつバルブサポートの ストロークを減少させること無くベアリング部の長さを増加させることができる 。これによりバルブサポートの振れが減少し、弁体を安定した姿勢で弁座に着座 させることができる。しかも、凹部を形成したことによりバルブサポートを軽量 化できるので、その分だけチェックバルブの応答性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】チェックバルブの使用状態を示す図
【図2】図1の要部拡大断面図(図3の2−2線断面
図)
【図3】図2の3方向矢視図
【符号の説明】
1 バルブハウジング 22 弁座 32 ベアリング部 7 バルブサポート 71 軸部 72 頭部 74 凹部 8 弁体 9 スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体(8)を担持する頭部(72 )と該
    頭部(72 )から延出する軸部(71 )とを有するバル
    ブサポート(7)と、前記弁体(8)が着座可能な弁座
    (22 )と前記軸部(71 )を摺動自在に支持する円筒
    状のベリング部(32 )とを有するバルブハウジング
    (1)と、前記バルブサポート(7)を付勢して前記弁
    体(8)を前記弁座(22 )に着座させるスプリング
    (9)とを備えたチェックバルブにおいて、 バルブサポート(7)の頭部(72 )に該バルブサポー
    ト(7)の軸部(71)の基端外周を囲繞する環状の凹
    部(74 )を形成し、弁体(8)が弁座(22)から離
    間した時、前記ベアリング部(32 )の先端を前記凹部
    (74 )に受容させることを特徴とするチェックバル
    ブ。
JP1992006757U 1992-02-19 1992-02-19 負圧ブースタ用チェックバルブ Expired - Lifetime JP2517110Y2 (ja)

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JPH0610671U true JPH0610671U (ja) 1994-02-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5554884B1 (ja) * 2014-04-21 2014-07-23 株式会社サンケイ技研 逆止弁の取付構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01143473U (ja) * 1988-03-25 1989-10-02
JPH0280266U (ja) * 1988-12-09 1990-06-20

Patent Citations (2)

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