JPS6017576Y2 - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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Publication number
JPS6017576Y2
JPS6017576Y2 JP4538879U JP4538879U JPS6017576Y2 JP S6017576 Y2 JPS6017576 Y2 JP S6017576Y2 JP 4538879 U JP4538879 U JP 4538879U JP 4538879 U JP4538879 U JP 4538879U JP S6017576 Y2 JPS6017576 Y2 JP S6017576Y2
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JP
Japan
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valve
valve plate
valve seat
plate
metal plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP4538879U
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English (en)
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JPS55145771U (ja
Inventor
隆二 太田
Original Assignee
自動車機器株式会社
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Publication date
Application filed by 自動車機器株式会社 filed Critical 自動車機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は逆止弁に関し、その確実な逆止作用と耐久性と
を向上させることを目的としたものである。
従来逆止弁の一種として、ゴム製の弁板の中心部をケー
シングに支持し、その弁板の自己の弾性により弁板外周
部を弁座に着座させるようにしたものでかある。
この種の逆止弁は構造が簡単でしかも作動音が小さいと
いう利点があるが、ゴムの弾性変形を利用しているため
耐久性に問題がある。
特に車両の真空倍力装置と内燃機関の吸気管とを接続す
る通路中に上述の逆止弁を設けた場合等、高温条件下で
逆止弁を使用する場合には一層耐久性が劣り、弁板をフ
ロロシリコン等の高価な耐熱性材料から構威しなければ
ならない。
本考案かこのような点に鑑み、円形弁板の弁座とは反対
側端面若しくは内部に、これに沿わせ外周部に放射状ア
ームを形成した弾性を有する金属板を設け、この金属板
の弾性で弁板の弁座への着座を補助させることにより確
実な着座による確実な逆止作用およびその耐久性の向上
を図った逆止弁を提供するものである。
以下図示実施例について本考案を説明すると、第1図に
おいて、合成樹脂製のケーシング1は本体部1aとプラ
グ部1bとを備え、その本体部1aは、筒状部2とこの
筒状部2の下部に一体に形成したフランジ部3、および
このフランジ部3に一体に形成した上記筒状部2と同心
の筒状取付部4とを備えている。
そして上記筒状部2の軸部には出口ポート5を、筒状部
2と取付部4との間には室6をそれぞれ形成し、また出
口ボート5と室6間は、第1図、第2図に示すように、
筒状部2の円周方向等間隔位置に形成した連通孔7を介
して相互に連通させている。
上記本体部1aの筒状取付部4には上記プラグ部1bを
嵌合し、その嵌合接触面のテーバ部9を超音波又はスピ
ン溶着により溶着させて本体部1aとプラグ部1bとを
一体に連結させている。
このプラグ部1bは、その軸部に突起10を、この突起
10の外周にリング状の弁座11を、さらに突起10と
弁座11との中間において円周方向等間隔の複数の入口
ポート12を備えており、上記突起10は本体部1aの
筒状部2下端に形成した小径の筒部2a内に嵌合してい
る。
然して、上記筒部2aの下端面とこれに対向する突起1
0周囲のプラグ部1b端面との間でゴム製の円形弁板1
3の中心部を挟着支持するとともに、その弁板13の弁
座11とは反対側端面には、第3図に示すように、放射
方向に多数のアーム14aを形成した金属板14を配設
している。
上記弁板13と金属板14とは自然状態では平面を呈す
るが、上記挟着支持状態では弁座11により円錐状若し
くは球状に撓ませてあり、その際の弁板13自体の弾性
および金属板14の弾性により弁板13の外周縁部を弁
座11に密着保持させ、これにより上記入口ポート12
と出口ポート5間の連通を遮断させている。
上記構成の逆止弁において、例えば入口ボート12を図
示しない真空倍力装置の負圧室に、出口ポート5を内燃
機関の吸気管に接続したときには、吸気管内の負圧が真
空倍力装置の負圧室内の負圧よりも大きくなった際には
両者の圧力差により弁板13を開いてその吸気管内の負
圧を真空倍力装置の負圧室内に導入させ、これと逆の場
合には弁板13を閉状態に保持して負圧室内の負圧が小
さくなることを防止する。
そして弁板13の開閉作動音は弁板13がゴム製である
ことから小さく、また長期の使用特に高音条件下の使用
によりゴム製の弁体13が劣化して弾性を失ったとして
も、その背面の金属板14は弾性を失うことが少なく、
その金属板14の補助を受けて確実な開閉動作を長期間
保証することができる。
さらに上述のように上記金属板14は放射方向に多数の
アーム14aを有しているので、弁座11の接触面に多
少の凹凸があっても弁板13をそれに沿わせて密着させ
ることができるという利点がある。
また上記金属板14は弁板13内に埋設してもよいこと
は勿論である。
本考案は以上の構成を有するものであるから、従来の逆
止弁に比して長期間の円滑な作動な期待することができ
る。
また、円形弁板の弁座とは反;対側において設けられた
弾性を有する金属板には外周部に放射状のアームが形成
されているため、環状弁座に対して弁板はその裏当金属
板の外周部に付近くほど柔軟な接触弾性力が得られ、金
属板による耐久性強化と両立して、弁板に対して弁座=
側の多少の凹凸にもそれに追従して密着させることので
きる柔軟な可撓性を付与することができる効果がある。
しかも金属板は平面から正確に板取りすることが可能な
ため、上記可撓性のレベルに均一な高い精度を維持させ
得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し第2図のI−■線に沿
う断面図、第2図は第1図に示すケーシング1を構成す
る本体部1aの底面図、第3図は第1図の■−■線に沿
う断面図である。 1・・・・・・ケーシング、5・・・・・・出口ポート
、6・・・・・・室、7・・・・・・連通孔、11・・
・・・・弁座、12・・・・・・入口ボート、13・・
・・・・弁板、14・・・・・・金属板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体通路及びこの流体通路を囲む環状の弁座を形成した
    ケーシングと、そのケーシングに中心部を支持したゴム
    製の円形弁板とを備え、上記円形弁板を自己の弾性によ
    り弁座に着座させて上記流体通路を閉鎖させた逆止弁に
    おいて、上記円形弁板の弁座とは反対側端面若しくは内
    部に、これに沿わせ外周部に放射状のアニムを形成した
    弾性を有する金属板を設け、この金属板の弾撥力により
    弁板の弁座への着座を補助させたことを特徴とする逆止
    弁。
JP4538879U 1979-04-06 1979-04-06 逆止弁 Expired JPS6017576Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4538879U JPS6017576Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06 逆止弁

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4538879U JPS6017576Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06 逆止弁

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Publication Number Publication Date
JPS55145771U JPS55145771U (ja) 1980-10-20
JPS6017576Y2 true JPS6017576Y2 (ja) 1985-05-29

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ID=28923549

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JP4538879U Expired JPS6017576Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06 逆止弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5351534B2 (ja) * 2009-01-30 2013-11-27 カヤバ工業株式会社 弁部材

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JPS55145771U (ja) 1980-10-20

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