JPS5825179Y2 - 感温弁 - Google Patents

感温弁

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Publication number
JPS5825179Y2
JPS5825179Y2 JP7020781U JP7020781U JPS5825179Y2 JP S5825179 Y2 JPS5825179 Y2 JP S5825179Y2 JP 7020781 U JP7020781 U JP 7020781U JP 7020781 U JP7020781 U JP 7020781U JP S5825179 Y2 JPS5825179 Y2 JP S5825179Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bimetal
valve
temperature
fluid
support protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP7020781U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56173268U (ja
Inventor
攻 須藤
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP7020781U priority Critical patent/JPS5825179Y2/ja
Publication of JPS56173268U publication Critical patent/JPS56173268U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば内燃機関の排ガス浄化のための二次空気
供給装置に使用して有効な感温弁に関する。
内燃機関の排ガス浄化のための手段として、弾性薄板を
弁板としたリードバルブを排気系統と二次空気供給源と
の中間に配置し、排気系統中に発生する脈動圧によって
リードバルブを開閉させ、排ガス中に二次空気を供給す
る方法が用いられているが、この種の型式のものにおい
ては、リードの破損、リードとバルブシートとの間への
異物の噛み込み、或いはエンジン回転数によって発生す
る脈動との共振等により、リードバルブが開放したまま
の状態を持続することがあり、この様な場合には、高温
の排ガスが二次空気供給源へ逆流し、そこに位置するエ
アークリーナーを焼損させることがあるので、リードバ
ルブが開放状態を持続する場合に、二次空気供給管路を
緊急遮断する安全弁が併設されなければならない。
この種の安全弁の一例として第1図に示される様に流入
する気体の温度を感知して反転する円板状バイメタルに
よって管路を開閉する感温弁が知られている(例えば、
特公昭49−1493号公報)。
第1図の従来例においては、流入孔2と流出孔3とを備
えた弁箱1は支持部材8を有しており、この支持部材8
に設けられた軸方向に伸びる支持突起7が、流入する流
体の温度を感知して反転する湾曲した円板状バイメタル
5の中央孔55に嵌入され、支持突起7をしめ付ける等
の手段によりバイメタル5が固定支持されている。
又、このバイメタル5の外周部と協働する弁座4が弁箱
1に設けられた感温弁が構成されている。
そして、所定の温度となった時、バイメタル5が反転し
て、弁座4と接触離間を行うことにより流入孔2と流出
孔3の連結、閉塞を行うようにされているが、この種の
従来技術においては、バイメタル5がその中央孔におい
て弁箱1の支持部材8にかしめ固定されているため、内
部応力が生じ、従って弁作動時バイメタル5の中央孔5
5近傍における変形がスムーズに行なわれず、このため
正確な応答性が得られなかった。
このため、考案者は支持部材としバイメタルとの連結部
における内部応力が発生しない様ζこすることを技術的
課題とする。
上記技術的課題を解決するため、本考案は、外面に円板
状バイメタルの中央孔の内周縁が挿入される溝を有し、
二つの径方向部分とそれを連結する軸方向部分からなる
断面略コ字状の弾性材料製保持部材を介してバイメタル
を支持突起に取付けたことをその技術的手段とする。
本考案はバイメタルが弾性材料製保持部材を介して弾性
的に保持されているため、保持時にバイメタルに強制変
形を生ぜしめず、もって支持部材とバイメタルとの連結
部lこ内部応力が発生しない。
本考案は上記した構成を有する結果、上記の弾性材料製
保持部材を省略したものに比べ以下の特有の効果を有す
る。
■ 弾性材料製保持部材の流出口側の径方向部分はその
弾性によりバイメタルが閉弁状態をなす際弁座lこ対す
る軸方向の弾性的密封押圧力を付与するので密封性能が
安定する。
■バイメタルの中央孔の径に多少のばらつきがあっても
、弾性材料製保持部材の軸方向を介して取付けられるた
め弁箱とバイメタルの偏心を防止することができるので
密封機能の安定性に悪影響を与えない。
更に、弾性材料製保持部材の二つの径方向部分と軸方向
部分とを個々に作ることも可能であるが、本考案のもの
は一体で作られているため組立が容易に行い得る。
以下、本考案の実施例について図面に基き説明する。
第2図に示される実施例において、弁箱1は流体流入口
2を有するケース12と流体流出口3を有するケース1
3とを通気孔6を有する支持部材8を介して一体的に固
定することにより構成され、この支持部材8は中央部l
こおいて軸方向に伸びる支持突起7が設けられており、
この支持突起7には、流入する流体の温度を感知して反
転する湾曲した円板状バイメタル5が弾性材料製保持部
材10を介して保持されている。
即ち、円板状バイメタル5に設けられた中央孔55に、
第3図又は第4図に拡大して示される如く、外周面に溝
9を有し径方向部分101,103と両逆方向部分10
1,103を連結する軸方向部分102かからなる断面
略コ字状弾性材料製の保持部材10の該溝9を嵌入し、
この保持部材10を支持突起7に嵌合して座金を介し支
持突起γ上に抑止保持されているのである。
又、弁箱の内周面には、バイメタル5の外周部と協働し
て開閉弁作用をなす弁座4が形成されている。
第5図は、本考案による感温弁を弾性薄板を用いたリー
ドバルブ装置11と組合せて一体となした実施例を示す
が、その感温弁部分の構成は第2図に示す実施例と略同
−であるので省略する。
上述した本考案に係る感温弁は以下の如く作動する。
通常、第2図、第5図に示すバイメタル5は実線で示す
形状を呈しており、流入口2側から流入して来た流体の
温度が一定以下の場合にはこの状態を維持して流体を流
通孔6を経て流通孔3側に流出されている。
ついで流入孔2より流入する流体の温度が上昇して一定
温度に達した場合、又は一定温度以上の流体が逆流した
場合にはバイメタル5は破線に示す様に反転して弁座4
に当接して流体の流出孔3側との流通を阻止するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の一例を示す断面図、第2図は本考案
の一実施例を示す断面図、第3図及び第4図は第2図の
実施例に示される感温弁に使用される保持部材の異なる
例を示す拡大断面図、第5図は本考案による感温弁をリ
ードバルブ装置と一体に組合せた実施例を示す断面図で
ある。 1・・・弁箱、2・・・流入孔、3・・・流出孔、4・
・・弁座、5・・・バイメタル、55・・・中央孔、6
・・・流通孔、7・・・支持突起、8・・・支持部材、
9・・・溝、10・・・保持部材、12,13・・・ケ
ース、101,103・・・径方向部、102・・・軸
方向部、11・・・リードバルブ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体の流入口2と流出口3とを備えた弁箱1内に流体の
    温度を感知して反転する湾曲した円板状バイメタル5が
    配置され、該バイメタル5の中央孔55が弁箱1内に伸
    びる支持突起7に固定支持され、前記バイメタル5の外
    周縁と弁箱1内に設けた弁座4とにより開閉される感温
    弁において、外面に前記中央孔55の内周縁が挿入され
    る溝9を有し、二つの径方向部分101.103とそれ
    を連結する軸方向部分102からなる断面略コ字状の弾
    性材料製保持部材10を介してバイメタル5を前記支持
    突起7に取付けた感温弁。
JP7020781U 1981-05-15 1981-05-15 感温弁 Expired JPS5825179Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7020781U JPS5825179Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 感温弁

Applications Claiming Priority (1)

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JP7020781U JPS5825179Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 感温弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56173268U JPS56173268U (ja) 1981-12-21
JPS5825179Y2 true JPS5825179Y2 (ja) 1983-05-30

Family

ID=29664078

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JP7020781U Expired JPS5825179Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 感温弁

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JPS56173268U (ja) 1981-12-21

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