JPS632085Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632085Y2 JPS632085Y2 JP1981005220U JP522081U JPS632085Y2 JP S632085 Y2 JPS632085 Y2 JP S632085Y2 JP 1981005220 U JP1981005220 U JP 1981005220U JP 522081 U JP522081 U JP 522081U JP S632085 Y2 JPS632085 Y2 JP S632085Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- check valve
- oil
- cylindrical portion
- end plate
- annular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関の使い捨て型オイルフイルタ
の逆止弁の改良に関する。
の逆止弁の改良に関する。
従来の使い捨て型オイルフイルタは本出願人の
出願に係る特願昭52−139672号特開昭54−72576
号公報に示されたように、一方端が開放するカツ
プ状のケーシング内にフイルタエレメントを配設
し、入出口を有する端板アセムブリ体のカバー板
外周縁を、ケーシングの開放端に液密に加締止め
したものであり、端板アセムブリ体の補強板とフ
イルタエレメントの間に逆止弁を挾着している。
出願に係る特願昭52−139672号特開昭54−72576
号公報に示されたように、一方端が開放するカツ
プ状のケーシング内にフイルタエレメントを配設
し、入出口を有する端板アセムブリ体のカバー板
外周縁を、ケーシングの開放端に液密に加締止め
したものであり、端板アセムブリ体の補強板とフ
イルタエレメントの間に逆止弁を挾着している。
第2図に示すオイルフイルタ10は、開放端2
と閉端3を有するカツプ状のケーシング1内にフ
イルタエレメント11が収納され、開放端2にネ
ジ部7を有する立上部6の周りに複数個のオイル
入口孔8が穿設されたデスク状の補強板5にカバ
ー板9を固着してなる端板アセムブリ体4が配設
され、カバー板9とケーシング1の開放端2の外
周縁とが液密に加締止めされている。フイルタエ
レメント11はケーシング1の閉端に設けた弾性
体例えば板状のスプリング18により補強板5側
へ押圧されており、逆止弁14′が該補強板5と
エンドプレート12の筒状部13の間に挾着され
ている。逆止弁14′は、弾性力を有するゴム製
のもので、筒部15bとフランジ部15′と環状
部16′とからなる。フランジ部15′は第3図に
示すように、筒部15b下部から下エンドプレー
ト12の筒状部13に沿つて補強板5の立上部6
の近傍まで伸び、筒状部13と端板アセムブリ体
4の補強板5の平坦部5′との間で挾持されダス
テイサイド19とクリーンサイド21とを区画し
ている。筒部15b上部からフランジ部15′と
反対の外側斜め下方に伸びた環状部16′は、端
板アセムブリ体4のオイル入口孔8を塞いでい
る。20は端板アセムブリ体4に設けられたオイ
ル出口孔、20aはセンタパイプ、20bはセン
タパイプ上端である。
と閉端3を有するカツプ状のケーシング1内にフ
イルタエレメント11が収納され、開放端2にネ
ジ部7を有する立上部6の周りに複数個のオイル
入口孔8が穿設されたデスク状の補強板5にカバ
ー板9を固着してなる端板アセムブリ体4が配設
され、カバー板9とケーシング1の開放端2の外
周縁とが液密に加締止めされている。フイルタエ
レメント11はケーシング1の閉端に設けた弾性
体例えば板状のスプリング18により補強板5側
へ押圧されており、逆止弁14′が該補強板5と
エンドプレート12の筒状部13の間に挾着され
ている。逆止弁14′は、弾性力を有するゴム製
のもので、筒部15bとフランジ部15′と環状
部16′とからなる。フランジ部15′は第3図に
示すように、筒部15b下部から下エンドプレー
ト12の筒状部13に沿つて補強板5の立上部6
の近傍まで伸び、筒状部13と端板アセムブリ体
4の補強板5の平坦部5′との間で挾持されダス
テイサイド19とクリーンサイド21とを区画し
ている。筒部15b上部からフランジ部15′と
反対の外側斜め下方に伸びた環状部16′は、端
板アセムブリ体4のオイル入口孔8を塞いでい
る。20は端板アセムブリ体4に設けられたオイ
ル出口孔、20aはセンタパイプ、20bはセン
タパイプ上端である。
エンジン始動後オイルポンプ(図示せず)で圧
送されるオイルは、オイル入口孔8を通り逆止弁
14′の環状部16′を押上げて、矢示のようにダ
ステイサイド19に入り、フイルタエレメント1
1を流通して浄化される。そして浄化されたクリ
ーンサイド21内のオイルは、センタパイプ20
aの上端20bから流入し、オイル出口孔20を
経てエンジン(図示せず)へと循環する。エンジ
ン停止後オイルフイルタ10内のオイルは、セン
タパイプ20aよりオイル出口孔20を通つてエ
ンジンへ流出するが、センタパイプ上端20bま
で油面が下がるとオイル流出は停止する。すなわ
ち逆止弁14′の環状部16′は残留オイルの圧力
によりオイル入口孔8を閉鎖し、フランジ部1
5′はスプリング18の押圧力でオイル入口孔8
とクリーンサイド21間をシールするからであ
る。
送されるオイルは、オイル入口孔8を通り逆止弁
14′の環状部16′を押上げて、矢示のようにダ
ステイサイド19に入り、フイルタエレメント1
1を流通して浄化される。そして浄化されたクリ
ーンサイド21内のオイルは、センタパイプ20
aの上端20bから流入し、オイル出口孔20を
経てエンジン(図示せず)へと循環する。エンジ
ン停止後オイルフイルタ10内のオイルは、セン
タパイプ20aよりオイル出口孔20を通つてエ
ンジンへ流出するが、センタパイプ上端20bま
で油面が下がるとオイル流出は停止する。すなわ
ち逆止弁14′の環状部16′は残留オイルの圧力
によりオイル入口孔8を閉鎖し、フランジ部1
5′はスプリング18の押圧力でオイル入口孔8
とクリーンサイド21間をシールするからであ
る。
しかし端板アセムブリ体4と逆止弁14′およ
びフイルタエレメント11とは別体として構成さ
れているので、エンジンの振動によつてフイルタ
エレメント11が動き、フイルタエレメント11
と逆止弁14′との中心軸がずれて、下エンドプ
レート12の筒状部13と逆止弁14′のフラン
ジ部15′の間に隙間を生じシール不良を生起す
る問題がある。又、長時間の使用によつて逆止弁
14′はオイルの変質や熱により膨潤され、逆止
弁14′のフランジ部15′の径が拡大しシール不
良を起こしてエンジン摩耗を生じさせるという問
題がある。
びフイルタエレメント11とは別体として構成さ
れているので、エンジンの振動によつてフイルタ
エレメント11が動き、フイルタエレメント11
と逆止弁14′との中心軸がずれて、下エンドプ
レート12の筒状部13と逆止弁14′のフラン
ジ部15′の間に隙間を生じシール不良を生起す
る問題がある。又、長時間の使用によつて逆止弁
14′はオイルの変質や熱により膨潤され、逆止
弁14′のフランジ部15′の径が拡大しシール不
良を起こしてエンジン摩耗を生じさせるという問
題がある。
本考案はこのような問題点を解決するオイルフ
イルタ用の逆止弁を提供するもので、円筒状の筒
部下部内周にフランジ部を設け、該フランジ部の
内周縁に上方に向けて厚肉にした環状凸部を形成
するとともに、筒部上部に外側斜め下方に伸びる
環状部を形成するようにしたもので、第1図に示
す実施例により説明する。
イルタ用の逆止弁を提供するもので、円筒状の筒
部下部内周にフランジ部を設け、該フランジ部の
内周縁に上方に向けて厚肉にした環状凸部を形成
するとともに、筒部上部に外側斜め下方に伸びる
環状部を形成するようにしたもので、第1図に示
す実施例により説明する。
逆止弁14は、弾性力を有するゴム製のもの
で、筒部15aと環状凸部17を有するフランジ
部15と環状部16とから成る。筒部15aはフ
イルタエレメント11の下エンドプレート12中
心孔の円周縁に設けられた筒状部13の外面に嵌
合している。この筒部15aの上部から外側斜め
下方に向かつて伸びる環状部16が形成され、先
端に行くに従つて薄肉となつている。環状部16
は端板アセンブリ体4のオイル入口孔8を覆い、
先端部で補強板5と接触している。又フランジ部
15は下エンドプレート12内周縁から垂設した
筒状部13の外面に沿つて伸びており、筒状部1
3と端板アセムブリ体4の補強板5に挾持され、
ダステイサイドとクリーンサイドとに区画する。
そしてフランジ部15の内周縁に上方に向け厚肉
にした環状凸部17が形成され、該環状凸部17
は下エンドプレート12の筒状部13の内周縁に
嵌合されるとともに端板アセンブリ体4の立上部
6の外壁に接している。
で、筒部15aと環状凸部17を有するフランジ
部15と環状部16とから成る。筒部15aはフ
イルタエレメント11の下エンドプレート12中
心孔の円周縁に設けられた筒状部13の外面に嵌
合している。この筒部15aの上部から外側斜め
下方に向かつて伸びる環状部16が形成され、先
端に行くに従つて薄肉となつている。環状部16
は端板アセンブリ体4のオイル入口孔8を覆い、
先端部で補強板5と接触している。又フランジ部
15は下エンドプレート12内周縁から垂設した
筒状部13の外面に沿つて伸びており、筒状部1
3と端板アセムブリ体4の補強板5に挾持され、
ダステイサイドとクリーンサイドとに区画する。
そしてフランジ部15の内周縁に上方に向け厚肉
にした環状凸部17が形成され、該環状凸部17
は下エンドプレート12の筒状部13の内周縁に
嵌合されるとともに端板アセンブリ体4の立上部
6の外壁に接している。
エンジンの振動によりフイルタエレメント11
が端板アセンブリ体4と異なる動きをしても、逆
止弁14の環状凸部17とエンドプレート筒状部
13とは嵌合されておりフイルタエレメント11
と逆止弁14は常に一体に動く。又逆止弁14が
長期の使用により膨潤した場合でも環状凸部17
が筒状部13の内周縁に嵌合しており、所定位置
からのずれを防ぐ。
が端板アセンブリ体4と異なる動きをしても、逆
止弁14の環状凸部17とエンドプレート筒状部
13とは嵌合されておりフイルタエレメント11
と逆止弁14は常に一体に動く。又逆止弁14が
長期の使用により膨潤した場合でも環状凸部17
が筒状部13の内周縁に嵌合しており、所定位置
からのずれを防ぐ。
尚、逆止弁14の環状凸部17の断面形状は円
形や角型でも良い。
形や角型でも良い。
以上のように本考案は、フイルタエレメントの
下エンドプレートの筒状部内周縁に嵌合された環
状凸部が形成された逆止弁を用いたので、常に逆
止弁がフイルタエレメントと同じ動きをし、エン
ジンの振動によつて逆止弁とエレメントの中心軸
のずれを起こすことがない。又長時間の使用によ
る逆止弁の膨潤も筒状部に嵌着された環状凸部に
よつて抑えられ、シール不良を引起すことがな
い。
下エンドプレートの筒状部内周縁に嵌合された環
状凸部が形成された逆止弁を用いたので、常に逆
止弁がフイルタエレメントと同じ動きをし、エン
ジンの振動によつて逆止弁とエレメントの中心軸
のずれを起こすことがない。又長時間の使用によ
る逆止弁の膨潤も筒状部に嵌着された環状凸部に
よつて抑えられ、シール不良を引起すことがな
い。
第1図は本考案の逆止弁を使用したオイルフイ
ルタの要部断面図、第2図は従来のオイルフイル
タの断面図、第3図は従来の逆止弁を使用したオ
イルフイルタの要部断面図である。 4……端板アセムブリ体、5……補強板、8…
…オイル入口孔、10……オイルフイルタ、11
……フイルタエレメント、13……筒状部、14
……逆止弁、15a……筒部、15……フランジ
部、16……環状部、17……環状凸部。
ルタの要部断面図、第2図は従来のオイルフイル
タの断面図、第3図は従来の逆止弁を使用したオ
イルフイルタの要部断面図である。 4……端板アセムブリ体、5……補強板、8…
…オイル入口孔、10……オイルフイルタ、11
……フイルタエレメント、13……筒状部、14
……逆止弁、15a……筒部、15……フランジ
部、16……環状部、17……環状凸部。
Claims (1)
- 円筒状の筒部下部内周にフランジ部が設けられ
るとともに、該フランジ部の内周縁に上方に向け
て厚肉とした環状凸部が形成され、さらに前記筒
部上部から外側斜め下方に向つて伸びる環状部が
形成され、ゴム材からなる使い捨て型オイルフイ
ルタの逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981005220U JPS632085Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981005220U JPS632085Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57119706U JPS57119706U (ja) | 1982-07-24 |
JPS632085Y2 true JPS632085Y2 (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=29803603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981005220U Expired JPS632085Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS632085Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3361260A (en) * | 1964-07-17 | 1968-01-02 | Gen Motors Corp | Filter unit having co-axial filter elements |
JPS5472576A (en) * | 1977-11-21 | 1979-06-11 | Tsuchiya Seisakusho | Disposable oil filter and method of producing same |
JPS5587A (en) * | 1978-03-20 | 1980-01-05 | Boehringer Mannheim Gmbh | Determining of alphaa amylase |
-
1981
- 1981-01-16 JP JP1981005220U patent/JPS632085Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3361260A (en) * | 1964-07-17 | 1968-01-02 | Gen Motors Corp | Filter unit having co-axial filter elements |
JPS5472576A (en) * | 1977-11-21 | 1979-06-11 | Tsuchiya Seisakusho | Disposable oil filter and method of producing same |
JPS5587A (en) * | 1978-03-20 | 1980-01-05 | Boehringer Mannheim Gmbh | Determining of alphaa amylase |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57119706U (ja) | 1982-07-24 |
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