JPH0610433Y2 - 小型電子式計算機 - Google Patents

小型電子式計算機

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JPH0610433Y2
JPH0610433Y2 JP1987129814U JP12981487U JPH0610433Y2 JP H0610433 Y2 JPH0610433 Y2 JP H0610433Y2 JP 1987129814 U JP1987129814 U JP 1987129814U JP 12981487 U JP12981487 U JP 12981487U JP H0610433 Y2 JPH0610433 Y2 JP H0610433Y2
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JP
Japan
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key
key input
bracket
display
data
Prior art date
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JP1987129814U
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JPS6435445U (ja
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和彦 有川
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、数式通りのキー入力で演算を実行する小型
電子式計算機に関する。
[従来技術とその問題点] 完全数式通りのキー入力で演算を実行する小型電子式計
算機において、特に1つの式内に括弧を幾重にも使用し
た計算式をキー入力する場合、開括弧と閉括弧を正しく
対応させて入力しているか否かの判断が困難となり、誤
ったキー入力を行なってしまうことがあり得る。
[考案の目的] この考案は上記のような実情に鑑みてなされたもので、
式中の対応する開括弧と閉括弧を正しく認識しながら計
算式をキー入力することのできる小型電子式計算機を提
供することを目的とする。
[考案の要点] この考案は、式中の開括弧のキー入力位置を順次スタッ
クメモリに記憶させておき、閉括弧がキー入力された場
合にその閉括弧に対応する開括弧の位置を該スタックメ
モリから読出し、例えば反転表示等によって表示部で認
識表示するようにしたものである。
[考案の実施例] 以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第1図はその回路構成を示すもので、11はキー入力部で
ある。このキー入力部11には、数値データを入力するテ
ンキー11a、演算内容を入力するファンクションキー11
b、「(」キー11c、「)」キー11d、演算の実行を指示
する実行キー(図では「EXE」と表わす)11eが備え
られ、そのキー操作信号はキー判断部12に送られる。キ
ー判断部12は、制御部13からのキーサンプリング信号に
従ってキー入力部11から送られてくるキー操作信号をサ
ンプリングし、操作されたキーを判断するもので、入力
されたデータはRAM14に、また、演算の実行等の指示
がなされた際は信号を制御部13に送出する。制御部13
は、他の回路全体の動作制御を行なうもので、表示部1
5、開括弧位置スタックメモリ16、ポインタ制御部17、
演算部18のそれぞれと制御信号の入出力を行なう。表示
部15は、例えば液晶表示素子で構成されるもので、制御
部13からの信号に従ってRAM14の記憶するデータを表
示する。開括弧位置スタックメモリ16は、計算式中の位
置を上記ポインタ制御部17から読取り、順次記憶してい
くもので、多数、例えば10個の位置を記憶可能な記憶
容量を有するものとする。ポインタ制御部17は、計算式
の入力時に内部ポインタの指示位置にカーソルを表示さ
せてキー入力を待機するもので、1つのキー入力により
内部ポインタを「+1」更新設定する。演算部18は、上
記実行キー11eのキー入力によりRAM14に記憶される
計算式データをその優先順位に従って演算し、演算結果
をRAM14に書き込む。
次に上記実施例の動作について説明する。
ここでは、計算式 1+(2+3×(4+5×(6+7))) の演算を実行するものとする。
まず、入力として始めの数値「1」をテンキー11aによ
りキー操作すると、そのキー操作に対して第2図の処理
が行なわれる。
第2図は、主に制御部13による制御の内容を示すもの
で、ステップS01でキー判断部12が操作キーをサンプリ
ングすると、続くステップS02でその操作キーが「(」
キー11cであるか否かを判断する。ここでは判断結果は
NOとなり、次にステップS03に進んで今度はその操作
キーが「)」キー11dであるか否かを判断する。ここで
も判断結果はNOとなり、次にステップS04でその操作
キーがテンキー11aあるいはファンクションキー11bによ
るものであるか否かを判断する。ここで判断結果がYE
Sとなると、次いでステップS05に進み、入力データ
「1」をRAM14に送出して書込ませ、ポインタ制御部
17内のポインタの内容「1」に従って表示部15の第1桁
目に表示させる。その後、ステップS06でポインタ制御
部17内のポインタの内容「1」を「+1」して「2」と
し、表示部15に表示させるカーソルの位置を移動させて
から、再びステップS01でキー入力を待機する。
次に、ファンクションキー11bにより「+」をキー操作
すると、ステップS01でこれがキーサンプリングされた
後、上記と同じくステップS02,S03を介してステップ
S04でその操作キーがテンキー11aあるいはファンクシ
ョンキー11bによるものであると判断される。そして、
ステップS05でその入力データ「+」をRAM14に送出
して書込ませ、ポインタ制御部17内のポインタの内容
「2」に従って表示部15の第2桁目に表示させた後、ス
テップS06でポインタ制御部17内のポインタの内容
「2」を「+1」して「3」とし、表示部15に表示され
るカーソルの位置を移動させてから、再びステップS01
でキー入力を待機する。
その後、「(」キー11cを操作すると、ステップS01で
これがキーサンプリングされた後、ステップS02でその
操作キーが「(」キー11cであると判断され、ステップ
S07に進む。ステップS07では、その時点でのポインタ
の位置「3」を開括弧位置スタックメモリ16がスタック
する。それから上記ステップS05でその入力デー
タ「(」をRAM14に送出して書込ませ、ポインタ制御
部17内のポインタの内容「3」に従って表示部15の第3
桁目に表示させた後、ステップS06でポインタ制御部17
内のポインタの内容「3」を「+1」して「4」とし、
表示部15に表示されるカーソルの位置を移動させて、再
びステップS01でキー入力を待機する。
以下、上記と同様にして順次データを入力し、キー入力
データが表示部15に第3図(1)に示すように 「1+(2+3×(4+5×(6+7」 と表示されたものとする。この時点でポインタ制御部17
内のポインタの値は「17」なっており、開括弧位置ス
タックメモリ16には開括弧「(」のポインタ位置として 「3」「8」「13」 が順にスタックされる。
ここで次に閉括弧のキー入力として「)」キー11dを操
作すると、そのキー入力が第2図のステップS01でキー
サンプリングされ、続くステップS02を介してステップ
S03で「)」キー11dによるものであると判断され、次
にステップS08に至る。ステップS08では、開括弧位置
スタックメモリ16にスタックされたデータがあるか否か
を判断する。ここでの判断結果はYESとなるので次に
ステップS09に至り、スタックデータ「13」を読出す
と共に、開括弧位置スタックメモリ16でのスタックデー
タ「13」を消去する。そして、そのスタックデータに
従って表示部15の第15桁目の開括弧を反転表示させた
後、ステップS05でキー入力データである閉括弧「)」
をRAM14に送出して書込ませ、ポインタ制御部17内の
ポインタの内容「17」に従って表示部15の第17桁目
に表示させた後、ステップS06でポインタの内容「1
7」を「+1」して「18」とし、カーソルの位置を移
動させる。このとき表示部15は第3図(2)に示すよう
な表示状態となる。
さらに閉括弧のキー入力として「)」キー11dを操作す
ると、そのキー入力が第2図のステップS01でキーサン
プリングされ、続くステップS02を介してステップS03
で「)」キー11dによるものであると判断され、次にス
テップS08に至る。ステップS08で開括弧位置スタック
メモリ16にスタックされたデータがあると判断されると
ステップS09に至り、スタックデータ「8」を読出すと
共に、開括弧位置スタックメモリ16でのスタックデータ
「8」を消去する。そして、そのスタックデータに従っ
て表示部15の第8桁目の開括弧を反転表示させた後、ス
テップS05でキー入力データである閉括弧「)」をRA
M14に送出して書込ませ、ポインタ制御部17内のポイン
タの内容「18」に従って表示部15の第18桁目に表示
させた後、ステップS06でポインタの内容「18」を
「+1」して「19」とし、カーソルの位置を移動させ
る。このとき表示部15は第3図(3)に示すような表示
状態となる。
この後、さらに閉括弧のキー入力として「)」キー11d
を操作すると、上記と同様に開括弧位置スタックメモリ
16のスタックデータ「3」を読出すと共に、開括弧位置
スタックメモリ16でのスタックデータ「3」を消去し、
そのスタックデータに従って表示部15の第3桁目の開括
弧を反転表示させる。そして、キー入力データである閉
括弧「)」をRAM14に送出して書込ませ、ポインタ制
御部17内のポインタの内容「19」に従って表示部15の
第19桁目に表示させた後、ステップS06でポインタの
内容「18」を「+1」して「19」とし、カーソルの
位置を移動させる。
以上で計算式のキー入力は終了するが、この上でさらに
「)」キー11dを操作した場合は、第2図でステップS0
1〜S03を介してステップS04でスタックデータなしと
判断され、次にステップS10で表示部15にエラーメッセ
ージを表示させた後、ステップS01に至る。
さて、計算式のキー入力が終了した時点で、次に計算式
の実行を指示する実行キー11eを操作すると、そのキー
入力が第2図のステップS01でキーサンプリングされ、
ステップS02〜S04で「(」キー11c、「)」キー11d、
テンキー11a、ファンクションキー11bの何れの操作キー
でもないと判断された後、ステップS11で実行キー11e
によるものであるか否か判断される。判断結果はYES
となるので、続くステップS12で演算部18による演算が
実行され、演算結果「210」がRAM14に書込まれ
て、表示部15に表示される。
なお、上記実施例では閉括弧のキー入力によりその閉括
弧に対応した開括弧を反転表示する例を示したが、第3
図(4)に示すように閉括弧のキー入力により、その閉
括弧と対応する開括弧との範囲を下線で表わす方法や、
対応する括弧で挟まれたデータ全体を反転表示等、種々
の方法が考えられる。
[考案の効果] 以上詳記したようにこの考案によれば、式中の開括弧の
キー入力位置を順次スタックメモリに記憶させておき、
閉括弧がキー入力された場合にその閉括弧に対応する開
括弧の位置を該スタックメモリから読出し、例えば反転
表示等によって表示部で認識表示するようにしたので、
式中の対応する開括弧と閉括弧を正しく認識しながら計
算式をキー入力することのできる小型電子式計算機を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は回路
構成を示すブロック図、第2図は入力に対する処理内容
を示すフローチャート、第3図はキー入力に対応した表
示部での表示状態を示す図である。 11…キー入力部、11a…テンキー、11b…ファンクション
キー、11c…「(」キー、11d…「)」キー、11e…実行
(EXE)キー、12…キー判断部、13…制御部、14…R
AM、15…表示部、16…開括弧位置スタックメモリ、17
…ポインタ制御部、18…演算部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】数字キー、ファンクションキー、開括弧キ
    ー及び閉括弧キーを含むキー入力手段と、 このキー入力手段によるキー入力データを記憶する記憶
    手段と、 この記憶手段の記憶内容に従ってキー入力されたデータ
    を表示する表示手段と、 上記キー入力手段によって開括弧キーがキー入力される
    毎に上記表示手段による当該開括弧の表示位置データを
    順次記憶するスタックメモリと、 上記キー入力手段によって閉括弧キーがキー入力された
    場合に上記スタックメモリから記憶順序とは逆に表示位
    置データを読出す読出手段と、 この読出手段により読出された表示位置データに基づい
    てキー入力された閉括弧キーと対応する開括弧キーのキ
    ー入力データ位置を上記表示手段において視覚的に認識
    表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とする
    小型電子式計算機。
JP1987129814U 1987-08-26 1987-08-26 小型電子式計算機 Expired - Lifetime JPH0610433Y2 (ja)

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JPS6435445U JPS6435445U (ja) 1989-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58207145A (ja) * 1982-05-28 1983-12-02 Nec Corp 印字制御装置
JPS58213364A (ja) * 1982-06-05 1983-12-12 Casio Comput Co Ltd 小型電子式計算機
JPS6219939A (ja) * 1985-07-19 1987-01-28 Hitachi Ltd 木構造表示方法

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