JPS6028982Y2 - 表示制御装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は表示制御装置、特にカナ、英字、記号等を入力
する非数字入力手段からろ入力データと数字を入力する
数字入力手段からの入力データとの表示制御を切換える
表示制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

中央処理装置等の外部からの入力データとキーボードか
らの入力データとを表示する領域を陰極線管表示装置、
ガス放電表示装置等の表示装置に形威し、キーボードか
らの入力をモニターすることが行なわれている。

この場合外部入力データ表示領域とキー人力データ表示
領域とに於ける表示動作は、順次左側から書込まれた状
態の表示が行なわれるものとなる。

しかし、金額等の数値に於いては、その位取りが直ちに
判別できる状態で表示されることが必要であるが、前述
の如く、入力順に従って左側から順次表示される場合は
、予め上位桁位置を定めた後に入力しなければならず、
オペレータの操作が繁雑になる欠点があった。

〔考案が解決しようとする問題点９ 本考案は、カナ、英字、記号等の入力と数字の入力とを
判別し、数字の入力の場合は、卓上電子計算機の如く順
次右側からシフトして表示し、オペレータの操作を容易
にすると共に、数字入力のモニターを容易にすることを
目的とするものである。

以下実施例について詳細に説明する。〔実施例〕 第１図は本考案の実施例のブロック線図であり、中央処
理装置等の外部からの入力と、カナ。

英字、記号等を入力するキーボードαＮＫＢからの入力
と、数字を入力するテンキーＴＫからの入力とを判別回
路ＩＮＣに於いて判別し、外部入力データとキーボード
αＮＫＢからの入力データとは表示制御ｐｓｃに加え、
且つキーボードαＮＫＢからの入力時にはテンキー′■
からの入力を禁止して、表示装置ＤＳＰのキー人力デー
タ表示領域ＫＤＳに左側から順次表示させる。

又外部入力データはキー人力データ表示領域ＫＤＳを除
く領域或は含む領域を外部入力データ表示領域として表
示させる。

又数字を入力するテンキーＴＫからの入力時にはキーボ
ードαＮＫＢからの入力を禁止して、テンキーＴＫから
の入力データをテンキーデータバッファＴＫＢＦに加え
、読出アドレスメモリＡＤＭからのアドレスに従ってテ
ンキーデータバッファＴＫＢＦの内容を続出して表示制
御部ＤＳＣに加え、キー人力データ表示領域ＫＤＳに右
側から順次シフトして表示する。

例えばキーボードαＮＫＢからｒＡ、Ｂ、ＣＪが入力さ
れると、第２図に示すように、左側から矢印方向にその
入力データが順次書込まれるようにして表示されるが、
テンキーＴＫからの入力の場合は、例えば’１．２．・
・・ヨが入力されると、第３図に示すように、最初の入
力の１１１が右側に表示され、次に１２ヨが入力される
と、先に入力されたｒＩＪは１文字分矢印方向にシフト
されて、右側にｒ″２Ｊが書込まれるように表示される
。

更に次の数字が入力されると、７１Ｊは点線で表わされ
ている位置にシフトされ、Ｉ”２Ｊも１文字分矢印方向
にシフトされて、右側に入力された数字が表示される。

第４図はテンキーデータバッファと読出アドレス及び表
示状態の説明図であり、テンキーＴＫから数字ｒ１ヨが
入力されると、テンキーデータバッファＴＫＢＦのアド
レス＃０にセットされ、読出アドレスメモリＡＤＭでは
読出先頭アドレスを矢印で示すように＃１とし、＃１〜
＃ｎ、＃Ｏの順でテンキーデータバッファＴＫＢＦの読
出しを行なうことにより表示装置ＤＳＰのキー人力デー
タ表示領域ＫＤＳに表示させると、第４図の右側上段に
示すように、右端に１１ヨが表示される。

次に数字ｒ２Ｊが入力されると、テンキーデータバッフ
ァＴＫＢＦのアト１／ス＃１にセットされ、読出先頭ア
ドレスが矢印で示すように＃２となり、＃２〜＃ ｎ
＝ ＃ Ｏｖ ＃ １の順で読出され第４図右側中段に
示すように、ｒ１２ヨが表示される。

同様にして数字１０Ｊが入力されると、テンキーデータ
バッファＴＫＢＦのアドレス＃２にセットされ、読出先
頭アドレスが矢印で示すように＃３となり、＃３〜＃ｎ
、＃０〜＃３の順で読出されるので、第４図右側下段に
示すように’１２０Ｊが表示される。

即ちテンキーデータバッファＴＫＢＦに対しては、書込
アドレス＋１した読出先頭アドレスとなるようにアドレ
スカウンタを制御すれば良いことになる。

表示装置ＤＳＰがプラズマ・ディスクプレイ・パネルの
名称で知られているガス放電表示装置の場合は、記憶表
示が可能であるから、テンキーＴＫからの入力の度毎に
前述の如くテンキーデータバッファＴＫＢＦの読出内容
により書込操作を行なえば、右側から順次シフトして表
示することができる。

又テンキーデータバッファＴＫＢＦをシフトレジスタの
構成とし、テンキーＴＫからの入力データを順次シフト
してセットし、その並列出力を書込情報としてガス放電
表示装置に対する書込動作を行なわせることもできる。

又表示装置ＤＳＰが陰極線管表示装置の場合は、循環メ
モリの読出しにより表示されるので、この循環メモリの
書替えを前述のテンキーデータバッファ読出循序に従っ
て行なえば良いことなる。

即ち外部入力データ及びキーボードからの入力データは
通常の手段により循環メモリへの書込みを行ない。

テンキーからの入力データは、前述の如く順次書替えを
行なえば、テンキー人力データは右側からシフトして表
示することができる。

〔考案の効果〕

以上説明したように、本考案は、テンキーＴＫ等の数字
入力手段と、キーボードαＮＫＢ等の非数字入力手段と
、両入力手段から入力されたデータを表示するガス放電
表示装置や陰極線管表示装置等の表示手段とを備え、入
力されたデータをこの表示手段によりモニター可能な装
置において、入力されたデータが数字データであるか非
数字データであるたを判別してそのデータが入力された
入力手段を識別し、識別された入力手段から引き続いて
入力される入力データのみを有好とし、他の入力手段か
らの入力データを禁止する判別回路ＩＮＣ等の判別手段
と、判別手段の判別結果に基づいて入力データが数字入
力手段からの数字データであるとき、この数字データを
順次シフトして一時記憶するテンキーデータバッファＴ
ＫＢＦ等のバッファ手段とを備えており、非数字入力手
段からの入力データについては、表示手段に順次左側か
ら表示腰数字入力手段からの入力データについては、表
示手段にバッファ手段を介して順次右側から表示するも
のであり、数字入力に於けるモニターが型めで容易とな
る利点がある。

又キーボードαＮＫＢＩ；の非数字入力手段とテンキー
人力等の数字入力手段とを判別回路ＩＮＣ等の判別手段
で判別して、一方の入力時には他方の入力を禁止するも
のであるから、オペレータは切換操作を行なう必要がな
く、自動的に最適な表示形式で表示手段に評示される利
点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例のブロック線図、第２図及び第
３図はキーボード入力データの表示及びテンキー人力デ
ータの表示の説明図、第４図はテンキー人力の場合の動
作説明図である。 αＮＫＢはキーボード、ＴＫはテンキー、ｆＮｃは判別
回路、ＤＳＣは表示制御部、ＤＳＰは表示装置、ＫＤＳ
はキー人力データ表示領域、ＴＫＢＦはテンキーデータ
バッファ、ＡＤＭは読出アドレスメモリである。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 数字データを入力する数字入力手段と、非数字データを
   入力する非数字入力手段と、前記両入力手段から入力さ
   れたデータを表示する表示手段とを備え、入力されたデ
   ータを該表示手段によりモニタ可能な装置において、入
   力されたデータが数字データであるか非数字データであ
   るかを判別して該データが入力手段を識別された入力手
   段から引き続いて入力される入力データのみを有効とし
   、他の入力手段からの入力データを禁止する判別手段と
   、該判別手段の判別結果に基づいて入力データが前記数
   字入力手段からの数字デ＝りであるとき、該数字データ
   を順次シフトして一時記憶するバッファ手段を備え、前
   記数字入力手段からの入力データは、前記表示手段に順
   次左側から表示し、前記数字入力手段からの入力データ
   は、前記バッファ手段を介して前記表示手段に順次右側
   からシフトして表示することを特徴とする表示制御装置
   。