JPH0555248U - 小型電子式計算機 - Google Patents
小型電子式計算機Info
- Publication number
- JPH0555248U JPH0555248U JP10686291U JP10686291U JPH0555248U JP H0555248 U JPH0555248 U JP H0555248U JP 10686291 U JP10686291 U JP 10686291U JP 10686291 U JP10686291 U JP 10686291U JP H0555248 U JPH0555248 U JP H0555248U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- function
- input
- key
- range
- process proceeds
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取扱説明書がなくても簡単な操作により関数
の入力可能範囲を表示することにより、関数の入力範囲
を越えて入力しエラーになる回数を減少できる小型電子
式計算機を提供する。 【構成】 「範囲」キーを入力すると、表示部4にメッセ
ージ“カンスウ?”が表示されて関数キーの入力が案内
される(ステップS5)。そして、関数キーを入力する
と、入力された関数キーのキャラクタが関数バッファ5
に入力されて記憶され(ステップS8)、関数バッファ
5に記憶された関数キーのキャラクタが表示部4に表示
される(ステップS9)。さらに、「EXE」キーを入力
すると、入力された関数キーに対応する入力可能範囲デ
ータが関数範囲記憶部7から読み出されて表示部4に表
示される(ステップS12)。
の入力可能範囲を表示することにより、関数の入力範囲
を越えて入力しエラーになる回数を減少できる小型電子
式計算機を提供する。 【構成】 「範囲」キーを入力すると、表示部4にメッセ
ージ“カンスウ?”が表示されて関数キーの入力が案内
される(ステップS5)。そして、関数キーを入力する
と、入力された関数キーのキャラクタが関数バッファ5
に入力されて記憶され(ステップS8)、関数バッファ
5に記憶された関数キーのキャラクタが表示部4に表示
される(ステップS9)。さらに、「EXE」キーを入力
すると、入力された関数キーに対応する入力可能範囲デ
ータが関数範囲記憶部7から読み出されて表示部4に表
示される(ステップS12)。
Description
【0001】
この考案は関数計算ができる小型電子式計算機に関する。
【0002】
関数計算ができる従来の小型電子式計算機では、各関数の入力範囲が取扱説明 書に記載されている。
【0003】
しかし、関数計算を行なう際に取扱説明書をその都度参照するのは面倒であり 、また取扱説明書が手元にない場合は誤って関数の入力範囲を越える入力をして しまいエラーになるという不都合があった。 この考案は上記問題を解消する為になされたもので、取扱説明書がなくても簡 単な操作により関数の入力可能範囲を表示することにより、関数の入力範囲を越 えて入力しエラーになる回数を減少できる小型電子式計算機を提供することを目 的とする。
【0004】
この考案は上記課題を解決するために、関数計算ができる小型電子式計算機に おいて、関数キーおよび範囲キーを有するキー入力手段と、複数の関数に対応し た入力可能範囲データを記憶する記憶手段と、上記入力手段における上記範囲キ ーの入力後に入力された関数キーに対応する入力可能範囲データを上記記憶手段 から読み出す読出手段と、この読出手段により読み出された入力可能範囲データ を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0005】
この考案の作用は次の通りである。 入力手段で範囲キーを入力した後に関数キーを入力すると、読出手段が関数キ ーに対応する入力可能範囲データを記憶手段から読み出し、読み出された入力可 能範囲データが表示手段に表示される。
【0006】
以下、この考案の一実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。 図1は小型電子式計算機の回路構成を示すブロック図である。キー入力部1は「 0」〜「9」の数値データを入力する数値キー、四則演算を指定する「+」〜「÷」の ファンクションキー、「sin」「cos」等の関数を入力する関数キー、関数に対 応した入力可能範囲データを読み出す「範囲」キー、演算を実行させる「EXE」キ ー等を有する。そして、キー入力部1でキー操作を行なうと、キー操作に応じた キー入力信号が制御部2に出力される。制御部2はキー入力部1から出力された キー入力信号を取込み、制御プログラムに基づいた各種処理を実行する。制御部 2には入力バッファ3、表示部4、関数バッファ5、Fレジスタ6、および関数 範囲記憶部7が接続されている。
【0007】 入力バッファ3にはキー入力部1から入力されたキー入力データが順次入力さ れる。表示部4はドットマトリクス型の液晶表示素子により構成されている。関 数バッファ5は関数キーにより指定された関数のキャラクタが記憶される。関数 範囲記憶部7には、図1に示すように関数「sinX」「cosX」「tanX」,関数「X!」,関 数「logX」等の各関数キーに対応して入力可能範囲データが夫々記憶されている。
【0008】 次に、図2および図3を参照して上記実施例の動作を説明する。図2は動作を 示すフローチャート、図3にキー操作および表示例を示す図である。キー入力部 1でキー入力を行なうと、図2の処理が開始される。まず、ステップS1におい て、キー入力が制御部2に取込まれる。ステップS2では「範囲」キーが入力され たか否かが判断される。ステップS2でYESと判断された場合はステップS3 に進み、NOの場合はステップS6に進む。「範囲」キーが入力されると、ステッ プS2からステップS3に進む。
【0009】 ステップS3においては、Fレジスタ6の内容が「0」か否かが判断される。 ステップS3でYESの場合はステップS4に進み、NOの場合はステップS1 3に進む。「F=0」の場合、ステップS3からステップS4に進む。ステップ S4ではFレジスタ6に「1」が書き込まれる。ステップS5において、メッセ ージ“カンスウ?”が表示部4に表示される。ステップS5の実行後はステップ S1に戻る。「F=1」の場合、ステップS3からステップS13に進む。ステ ップS13では入力バッファ3に記憶部された入力データが表示部4に初期表示 される。ステップS14において、Fレジスタ6に「0」が書き込まれ、ステッ プS1に戻る。
【0010】 上記ステップS2でNOと判断された場合、ステップS6に進む。ステップS 6では関数キーが入力されたか否かが判断される。ステップS6でYESと判断 された場合はステップS7に進み、NOの場合はステップS10に進む。
【0011】 関数キーが入力された場合はステップS6からステップS7に進む。ステップ S7において、Fレジスタ6の内容が「1」か否かが判断される。ステップS7 でYESの場合はステップS8に進み、NOの場合はステップS15に進む。「 F=1」の場合、ステップS7からステップS8に進む。ステップS8では入力 された関数のキャラクタが関数バッファ5に入力されて記憶される。ステップS 9では関数バッファ5に記憶された関数のキャラクタが表示部4に表示される。 ステップS9の実行後はステップS1に戻る。「F=0」の場合、ステップS7 からステップS15に進む。ステップS15においては「範囲」キーの入力後では ないので、入力された関数のキャラクタが入力バッファ3に入力されて記憶され る。ステップS15の実行後はステップS1に戻る。
【0012】 上記ステップS6でNOと判断された場合はステップS10に進む。ステップ S10では「EXE」キーが入力されたか否かが判断される。ステップS10でY ESと判断された場合はステップS11に進み、NOの場合はステップS17の 他の処理に進む。
【0013】 「EXE」キーが入力された場合、ステップS10からステップS11に進む。 ステップS11においてはFレジスタ6の内容が「1」か否かが判断される。ス テップS11でYESと判断された場合はステップS12に進み、NOの場合は ステップS16に進む。「F=1」の場合、ステップS11からステップS12 に進む。ステップS12では入力された関数に対応する入力可能範囲データが関 数範囲記憶部7から読み出されて表示部4に表示される。ステップS12の実行 後はステップS1に戻る。「F=0」の場合、ステップS11からステップS1 6に進む。ステップS16において、入力バッファ3に記憶された入力データの 内容が実行される。ステップS1の実行後はステップS1に戻る。
【0014】 次に、キー操作に基づいて動作を説明する。例えば、関数「X!」を利用して「 6+70!」という計算を行なう例を述べる。なお、初期状態ではFレジスタ6 の内容は「0」である。
【0015】 まず、図3(1)に示すように数値キー「6」とファンクションキー「+」と を入力すると、ステップS1からステップS2に進み、ステップS2,S6,S 10で夫々NOと判断されてステップS17に進む。ステップS17では入力さ れた入力データ「6」「+」が入力バッファ3に記憶される。
【0016】 次に、図3(2)に示すように関数の入力可能範囲データを読み出すために「 範囲」キーを入力すると、ステップS2でYESと判断されてステップS3に進 む。ステップS3では「F=0」なのでYESと判断されてステップS4に進む 。ステップS4ではFレジスタ6に「1」が書き込まれて、「F=1」となる。 次のステップS5においては表示部4にメッセージ“カンスウ?”が表示され、 関数キーの入力が案内される。
【0017】 そして、図3(3)に示すように関数キー「X!」を入力すると、ステップS2 からステップS6に進み、ステップS6でYESと判断されてステップS7に進 む。ステップS7では「F=1」なのでYESと判断されてステップS8に進む 。ステップS8においては、入力された関数キー「X!」のキャラクタ「X!」が関 数バッファ5に入力されて記憶され、ステップS9では関数バッファ5に記憶さ れた関数キーのキャラクタ「X!」が表示部4に表示される。
【0018】 さらに、図3(4)に示すように「EXE」キーを入力すると、ステップS2, S6でNOと判断されてステップS10に進む。ステップS10では「EXE」キ ーが入力されたのでYESとなりステップS11に進む。ステップS11におい ては「F=1」なのでYESと判断されてステップS12に進む。ステップS8 においては、入力された関数キー「X!」に対応する入力可能範囲データ「0≦X ≦69」が関数範囲記憶部7から読み出されて表示部4に表示される。これによ り、関数「X!」で入力できる最大値は「69!」であり「70!」はエラーとな って計算できないことが確認できる。
【0019】 最後に、図3(5)に示すように「範囲」キーを入力すると、ステップS2でY ESと判断されてステップS3に進む。ステップS3では「F=1」なのでNO と判断されてステップS13に進む。ステップS13においては、入力バッファ 3に記憶されている入力データ「6+」が表示部4に表示され、「範囲」キーを入 力する前の初期表示状態に戻る。次のステップS14ではFレジスタ6に「0」 が書き込まれる。
【0020】
この考案によれば、取扱説明書がなくても簡単な操作により関数の入力可能範 囲を表示することにより、関数の入力範囲を越えて入力しエラーになる回数を減 少できる小型電子式計算機を提供することができる。
【図1】小型電子式計算機の回路構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】動作を示すフローチャートである。
【図3】キー操作および表示例を示す図である。
1…キー入力部 2…制御部 3…入力バッファ 4…表示部 5…関数バッファ 6…Fレジスタ 7…関数範囲記憶部
Claims (1)
- 【請求項1】 関数計算ができる小型電子式計算機にお
いて、関数キーおよび範囲キーを有するキー入力手段
と、複数の関数に対応した入力可能範囲データを記憶す
る記憶手段と、上記入力手段における上記範囲キーの入
力後に入力された関数キーに対応する入力可能範囲デー
タを上記記憶手段から読み出す読出手段と、この読出手
段により読み出された入力可能範囲データを表示する表
示手段とを具備したことを特徴とする小型電子式計算
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10686291U JPH0555248U (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 小型電子式計算機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10686291U JPH0555248U (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 小型電子式計算機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555248U true JPH0555248U (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=14444381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10686291U Pending JPH0555248U (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 小型電子式計算機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555248U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933566A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-23 | Nec Corp | 電子式卓上計算機 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP10686291U patent/JPH0555248U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933566A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-23 | Nec Corp | 電子式卓上計算機 |
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