JPS6227930Y2 - - Google Patents

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JPS6227930Y2
JPS6227930Y2 JP4090786U JP4090786U JPS6227930Y2 JP S6227930 Y2 JPS6227930 Y2 JP S6227930Y2 JP 4090786 U JP4090786 U JP 4090786U JP 4090786 U JP4090786 U JP 4090786U JP S6227930 Y2 JPS6227930 Y2 JP S6227930Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、オーバーフロー時のエラー解除機能
を備えた小型電子式計算機に関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に小型電子式計算機には、科学計算等の高
度な計算を行ないその計算結果を指数表示し得る
関数計算機、あるいは四則演算を主体とした比較
的簡単な計算を行なうようにしたもの等がある。
特に後者では、表示し得るデータの桁数が表示装
置の桁数以内に制限されるため、表示桁数を越え
るデータの入力が不可能となるばかりでなく、表
示桁数を越えた演算結果を総て表示することがで
きなくなる。そこで通常上記演算結果が小数桁を
有し且つ整数桁が表示桁数以内であれば、小数点
以下の所定桁を切り捨てて表示し、また演算結果
の整数桁が上記表示桁数を越えた場合には、オー
バーフローとなるため、表示桁の例えば最下桁を
用いてエラー表示をして他の桁には上記演算結果
の概算値を表示すると共にキーのロツクが成さ
れ、以後のキー入力が禁示されるようになる。つ
まり例えば表示装置の表示桁が8桁であるとする
と上記オーバーフロー時には、例えば最下桁に
“E”表示等のエラー表示が行われ、他の上位7
桁には上記演算結果の上位7桁が表示されると共
にオーバーした桁数が小数点表示(所謂小数点回
り込み方式)により示されて概算値を知ることが
できるようになつている。そしてこの時、計算機
はキーのロツクが成されてキー入力が不可能な状
態になつているため、一旦キーのロツクを解除し
なければ、次の演算を行なうことができない。
しかしながら、このようにエラー表示を表示桁
の一部を用いて行なうようにした計算機ではオー
バーフロー時には1桁分がエラー表示に使用され
るため、1桁少ない概算値しか得られず、精度の
点で少々劣るといつた欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、少
なくともエラー表示を表示部の一部を用いて行な
う小型電子式計算機のオーバーフロー時に於て、
〓〓〓〓
総ての表示桁を用いて概算値を表示し、この概算
値をそのまま演算に用いることができる小型電子
式計算機を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は、演算結果がオーバーフローした際に
表示桁の少なくとも一部を用いてエラー表示を行
なうと共に計算機本体がエラー状態に設定される
小型電子式計算機に於て、上記演算結果に対する
概算値を記憶してその概算値を表示部に表示する
手段及び、上記計算機のエラー状態を解除する特
定キーを備え、この特定キーの操作でエラー状態
を解除すると共に上記記憶手段の概算値を上記表
示手段の全桁に亘つて表示するようにしたもので
ある。
〔考案の実施例〕
以下図面を参照しながら本考案の一実施例を説
明する。第1図中1はキー入力部で、すべてのデ
ータをクリアするオールクリアキー、最後に入力
されたデータのみをクリアするクリアキー1a、
テンキー及び四則演算等の演算を指示するフアン
クシヨンキー等が載置されている。そしてこのキ
ー入力部1から押圧キーに対応したキーデータが
制御部2へ送出される。制御部2では上記キーデ
ータに従つて数値データ、各種命令及び制御信号
が出力される。即ち、数値データはゲート回路3
を介してXレジスタ4及びゲート回路5を介して
Yレジスタ6へ供給される。また演算命令が演算
部7へ、表示命令がアンドゲート8,9へ供給さ
れると共にE表示命令がE表示コード発生回路1
0へ、エラー解除命令がR−Sフリツプフロツプ
11のリセツト入力端Rへ供給される。更に、ゲ
ート制御信号a〜dは各々ゲート回路3,5,1
2,13へ供給される。上記Xレジスタ4及びY
レジスタ6は例えば8桁構成の演算用のレジスタ
で、Xレジスタ4には演算数が、Yレジスタ6に
は被演算数が記憶されている。これら演算数、被
演算数は各々ゲート回路13,12を介して演算
部7へ供給され、制御部2からの演算命令に従つ
て各種演算が行われる。そして演算結果はゲート
回路3を介してXレジスタへ書き込まれる。また
Xレジスタ4は表示用のレジスタでもあり、その
記憶データは表示命令の印加されているアンドゲ
ート8、オアゲート14を介してP−S変換回路
15へ供給される。このP−S変換回路15はシ
リアルデータをパラレルデータに変換するもの
で、パラレルデータに変換されたデータは更にデ
コーダ16でデコードされて例えば8桁の多桁管
等で構成された表示部17へ供給される。そして
表示部17では図示しない発振回路から出力され
るデイジツトパルスD1〜D8に同期してダイナミ
ツク表示が行われる。
一方、上記演算部7に於て演算結果が所定の桁
(この実施例では8桁)を越えた場合にはオーバ
ーフローとなり、この演算部7からエラー信号が
制御部2及び上記フリツプフロツプ11のセツト
入力端Sに印加される。そしてこのフリツプフロ
ツプ11のセツト側出力端Qの出力信号は上記発
振回路から出力されるデイジツトパルスD1の印
加されているアンドゲート18に供給され、更に
この出力信号はインバータ19を介しアンドゲー
ト8へあるいは直接アンドゲート9に印加され
る。このアンドゲート9には、制御部2からE表
示命令が出力された場合にはE表示コード発生回
路10から“E”表示すべく所定のコードデータ
が供給される。即ち、通常は制御部2からの表示
命令によりアンドゲート8は開成してXレジスタ
4の内容が表示部17に表示され、また演算部7
でオーバーフローが生じた場合にはエラー信号に
よりフリツプフロツプ11がセツトされ、アンド
ゲート18はD1のタイミングで開成されること
になり、その結果、上記E表示コードがアンドゲ
ート9、オアゲート14を介して出力されて表示
部17の1桁目にエラー表示である“E”表示が
成され、他の桁にはXレジスタ4の1桁目を除く
データが表示される。
次に上記のように構成された回路ブロツク図の
動作を説明する。
今、キー入力部1に於て、例えば
「12345678X11」の演算を行なうために12345678
□X11というようにキー操作が成されると、第2図
aに示すようにXレジスタ4には演算数「11」
が、Yレジスタ5には被演算数「12345678」が書
き込まれる。そして置数動作が終了すると制御部
2から表示命令が出力され、またフリツプフロツ
プ11はリセツト状態であるからアンドゲート8
が開成されて上記Xレジスタ4の内容「11」が表
示部17に形示される。次に演算実行キー□=が操
作されると、制御部2からゲート制御信号c,d
〓〓〓〓
が出力されることによりゲート回路12,13が
開成されて上記Xレジスタ4、Yレジスタ5の内
容が演算部7へ供給されると共に、この演算部7
へ演算命令が印加されて「12345678X11」の演算
が実行される。しかしながら、この演算の真の結
果は「135802458」の9桁の値になり、オーバー
フローとなるから演算部7からエラー信号が出力
されると共に上記演算結果の上位8桁に対して概
算処理が行われて第2図bに示すようにXレジス
タ4に書き込まれる。なお上記概算処理に於ては
オーバーした桁数を小数点の位置によつて表わし
て真の演算結果のオーダを明示している。つまり
第2図bのXレジスタ4の「1.3580245」は換言
すれば「1.3580245X108」を表わすのである。
一方、上記演算部7から出力されたエラー信号
が制御部2へ供給されることにより、キー入力部
1から次のキー入力(エラー解除キーを除く)が
不可能なように計算機はロツク状態となると共に
この制御部2からE表示命令が出力され、これに
よりE表示コード発生回路10からE表示コード
が出力される。また上記エラー信号はフリツプフ
ロツプ11のセツト入力端Sに印加され、フリツ
プフロツプ11はセツト状態になる。従つてアン
ドゲート18からデイジツト信号D1に同期して
出力信号が得られるため、アンドゲート9はデイ
ジツト信号D1のタイミングで開成され、逆にア
ンドゲート8はD1のタイミングで閉成されるこ
とになる。この結果デイジツト信号D1のタイミ
ングではアンドゲート9を介してE表示コードが
表示部17へ供給され、デイジツト信号D2〜D8
のタイミングではXレジスタ4の内容が表示部1
7へ供給されることになり、第2図bに示す如く
1桁目に「E」表示が成され、他の桁には1桁目
を除いた上記概算値「1.358024」が表示される。
次にクリアキー□C1aを操作すると制御部2か
らエラー解除命令が出力され、上記フリツプフロ
ツプ11がリセツトされる。従つてアンドゲート
18が開成されることになり、上記アンドゲート
9も閉じられて上記E表示コードの供給が成され
なくなる。そしてアンドゲート8はデイジツトパ
ルスD1〜D8の間常時開放されるため、表示部1
7にはXレジスタ4の総てのデータが供給され、
第2図cに示すように上記概算値が全桁に亘つて
表示される。このクリアキー□C1aによりキーの
ロツク状態が解除されることになり、キー入力が
可能となる。そこで第2図dに示すように例えば
Xキーを操作すると制御部2からゲート制御信号
b,dが出力され、Xレジスタ4の内容はゲート
回路13、演算部7及びゲート回路5を介してY
レジスタ5へ転送される。
次にテンキーのうち例えば「4」を操作すると
制御部2からデータ「4」が出力されてXレジス
タ4に置数される。そして、演算実行キー□=を操
作すると、演算部7では上記概算値「1.358024」
と「4」との乗算が実行され、その演算結果
「5.4320983」が再びXレジスタ4に書き込まれ、
更にこの演算結果は第2図fの如く表示部17に
表示される。従つて上述の一連の演算
「12345678X11X4」の概算値は「5.4320983X108
となるのである。
なお、上記実施例ではオーバーフローが生じた
場合、エラー表示と共に概算値の表示も同時に行
なつたが、例えば第3図に示すように、オーバー
フローが生じた時にエラー表示のみを行ないa、
次にクリアキー□C1aにより第3図bに示すよう
に概算値を全桁に亘つて表示し、そして上記実施
例と同様に、第3図c〜eに示す如く、概算値を
用いた次の演算を行なうようにしてもよい。ま
た、上記実施例では“E”表示を1桁目に行なつ
たが、最上位桁でもよいことは勿論である。要は
本考案の要旨を逸脱しない範囲であればよく、
種々の応用変形が可能である。
〔考案の効果〕
以上詳述した如く本考案によれば、オーバーフ
ローが生じた際にクリアキーによつてエラー状態
を解除し、演算結果の概算値を全桁に亘つて表示
するようにしたことにより、計算機の有する表示
桁いつぱいに概算値を表示し得、更にこの概算値
を次の演算に用いた場合には従来に比して精度の
高い演算結果を得ることができ、計算機として演
算精度が高められる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路ブロツク
図、第2図はキー操作に伴つた第1図中のレジス
タ及び表示部の状態を示す図、第3図は他の実施
例に於けるキー操作に伴う表示部の表示状態図で
ある。 1……キー入力部、1a……クリアキー、2…
〓〓〓〓
…制御部、4……Xレジスタ、6……Yレジス
タ、7……演算部、10……E表示コード発生回
路、11……R−Sフリツプフロツプ、17……
表示部。 〓〓〓〓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 演算結果がオーバーフローした際に表示桁の少
    なくとも一部を用いてエラー表示を行なうと共に
    計算機本体がエラー状態に設定される小型電子式
    計算機に於て、上記演算結果に対する概算値を記
    憶する記憶手段と、この記憶手段の概算値のうち
    少なくとも最下位桁を除く概算値及びエラー表示
    記号を表示する表示手段と、上記計算機のエラー
    状態を解除する特定キーと、この特定キーの操作
    でエラー状態を解除すると共に上記記憶手段の概
    算値を上記表示手段の全桁に亘つて表示せしめる
    制御手段とを具備し、上記全桁に亘つて表示され
    た概算値を用いて次の新たな演算を行うことを特
    徴とする小型電子式計算機。
JP4090786U 1986-03-20 1986-03-20 Expired JPS6227930Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4090786U JPS6227930Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4090786U JPS6227930Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61168447U JPS61168447U (ja) 1986-10-18
JPS6227930Y2 true JPS6227930Y2 (ja) 1987-07-17

Family

ID=30550239

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4090786U Expired JPS6227930Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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JPS61168447U (ja) 1986-10-18

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