JPH06104193B2 - 軟カプセル及びその製造方法 - Google Patents

軟カプセル及びその製造方法

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JPH06104193B2
JPH06104193B2 JP61310755A JP31075586A JPH06104193B2 JP H06104193 B2 JPH06104193 B2 JP H06104193B2 JP 61310755 A JP61310755 A JP 61310755A JP 31075586 A JP31075586 A JP 31075586A JP H06104193 B2 JPH06104193 B2 JP H06104193B2
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    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は医薬品、化学品、農薬、食品工業などの分野で
利用されるものであって、一個のカプセル内に複数の独
立した核を持つ軟カプセル及びその製造方法に関するも
のである。
また本発明は、例えば一個のカプセルの皮膜の一部と他
の一部とが消化管に対する溶解特性を異にする場合(例
えば一部を胃溶性とするとともに他の部分を腸溶性とす
る場合)、あるいは、一個の軟カプセルの皮膜の一部と
他の一部とが同一環境下で溶解時間を異にする場合(例
えば一部を即溶解性とするとともに他の部分を除放性と
する場合)などに適する軟カプセル及びその製造方法に
関するものである。
「従来の技術」 従来この種の軟カプセル及びその製造方法には、例えば
特開昭60-109520号公報に開示された多室軟カプセルが
ある。
この多室軟カプセルは、カプセル内を仕切皮膜によって
二室に区分し、区分された各室にそれぞれ異なる成分の
薬液を封入したのたもので、ロータリー法又は平板法に
よって成形される。そして、仕切皮膜によって区分され
た一方の外皮膜と他方の外皮膜に、それぞれ消化管に対
する溶解特性や溶解時間を異にする物質を使用すること
によって、例えば一方を胃溶性又は即効性とするととも
に他方を腸溶性又は遅効性とすることができるものとさ
れている。また、一個のカプセルが仕切皮膜で区分され
ているので、配合禁忌の関係にある二種の薬剤等を一個
のカプセルに配合することができるものとされている。
「発明が解決しようとする問題点」 従来の多室軟カプセルは前述のような利点があるが、ロ
ータリー法又は平板法によって製造されて継ぎ目ができ
るために、充填した内容物の漏れが生じ易く、酸化など
により内容物が劣化し易い欠点があり、また、ロータリ
ー法又は平板法によるので、微小なカプセルを製造する
ことが困難で、しかも製剤コストが高くなるという問題
があった。さらに、従来の製法によると仕切り皮膜はそ
の両面が同じ成分であるから、例えば一方の室に充填さ
れる薬剤等が仕切り皮膜の成分と反応するような場合は
製造できない。
本発明の目的は、充填物質からなる複数の核を有する前
述のようなカプセルにおいて、充填した内容物の漏れや
酸化劣化がなく、充填した内容物の一部と他の一部とを
区分する部分の皮膜が異なる成分で形成され、安定した
状態で内容物を充填することができ、安価でしかも微小
な領域まで製造することができる軟カプセル及びその製
造方法を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 前記の目的を達成するための本発明に係る軟カプセル
は、一個のカプセル内に充填物質よりなる独立した複数
の核を有し、それぞれの核又は一部の核と他の核がそれ
ぞれ成分を異にする皮膜物質で被覆し、当該カプセルを
シームレスに形成したことを特徴とする。
このような軟カプセルは、流動性を有する外皮膜物質の
流れの中に流動性を有する充填物質の単一又は各独立し
た複数の流れが内在する複合ジェット流であって、か
つ、少なくとも一つの複合ジェット流と他の少なくとも
一つの複合ジェット流の外皮膜物質がそれぞれ成分を異
にする複数の複合ジェット流を、前記各外皮膜物質とは
非溶解な媒体液の液流中へ該液流に沿って連続的に形成
しつつ、隣接の複合ジェット流相互を接合して前記複数
の複合ジェット流を単一のジェット流とするとともに、
該単一のジェット流を前記媒体液の液流中でその流れ方
向先端より順次所定の長さに切断する工程を含む製造方
法により製造される。
また、前記の軟カプセルは、流動性を有する皮膜物質の
流れの中に流動性を有する充填物質の単一又は各独立し
た複数の流れが内在する複合ジェット流であって、か
つ、少なくとも一つの複合ジェット流と少なくとも他の
一つの複合ジェット流の皮膜物質が成分を異にする複数
の複合ジェット流を接合して単一の複合ジェット流とな
し、この単一となった複合ジェット流を前記各皮膜物質
とは非溶解な媒体液の液流中に当該液流に沿って連続的
に吐き出させ、前記単一の複合ジェット流を前記媒体液
の液流中でその流れ方向先端より順次所定長さに切断す
る工程を含む製造方法により製造される。
このように切断された各片は、媒体液の流れにより順次
所定形状のカプセルに成形され、媒体液と分離した後乾
燥して完成させる。
「作用」 最初に形成される各複合ジェット流は、内部に充填物質
の単一又は各独立した複数の流れを有し、各複合ジェッ
ト流のうちの少なくとも一つと他の一つは皮膜物質の成
分を異にするので、各複合ジェット流が流動性を保って
いる間に隣接のもの相互を接合して、複数の複合ジェッ
ト流を単一の複合ジェット流とし、この単一となった複
合ジェット流を前記媒体液の液流中で流れ方向先端より
切断すると、切断された各片が媒体液の流れの中でカプ
セルに成形された場合、各カプセルは充填物質よりなる
複数の独立した核を有し、これらの核のうちの少なくと
も一つと他の一つとは成分を異にする皮膜物質で被覆さ
れたシームレスな軟カプセルとなる。
また、それぞれの核を被覆した皮膜物質には継ぎ目がな
いため、充填物質の漏れがなく、充填物質を安定して
(酸化などによる劣化がなく)保つことができる。
「実施例」 第1図は本発明方法を実施するための装置の一例を示す
ものであり、第3図は本発明方法により製造されたカプ
セルの一例を示すものである。
第1図において1は皮膜物質Aのタンク、2は他の皮膜
物質Bのタンク、3は充填物質Cのタンク、4は他の充
填物質Dのタンクで、各タンク1,2,3,4はそれぞれの物
質A,B,C,Dを適温に調節する加熱手段(図示しない)を
備えており、各物質A,B,C,Dはそれぞれのタンク1,2,3,4
へ随時補給されるように構成されている。11,21,31,41
はタンク1,2,3,4の物質A,B,C,Dをそれぞれの複合ノズル
5へ給送する定量ポンプである。
複合ノズル5は、第1図及び第2図で示すように楕円管
の中央を仕切壁50で区分した断面半楕円状の外管ノズル
51,52と、各外管ノズル51,52の略中央に小口径の内管ノ
ズル5a,5bを配置した二連の複合ノズルで、外管ノズル5
1,52はタンク1,2と、内管ノズル5a,5bはタンク3,4とそ
れぞれ連通している。この複合ノズル5は、第1図にお
いてカプセル形成槽6内を下方に流れる媒体液eの液流
に沿って下向きに臨ませてある。
複合ノズル5の寸法仕様は、製造されるカプセルの用途
等に応じて自由に設定されるが、例えば医薬としてのカ
プセルを製造する場合の典型的な寸法仕様としては、第
2図における楕円管(外管ノズル51,52)の外長径dlは
5〜20mm、外短径dsは3〜12mm、内管ノズル5a,5bの外
径diは2〜9mm、各管の肉厚0.1〜2mmの範囲内で設定す
るのが適当である。
流動パラフィンからなる媒体液eは、ポンプ71によりタ
ンク75から熱交換器72に送られ、熱交換器72で例えば5
℃前後に冷却されてカプセル形成槽6の上部に供給さ
れ、カプセル形成槽6内の漏斗状の案内筒62内で下降液
流となり、カプセル回収管61及び回収用ホッパー7を経
てタンク75に戻るように循環する。また、媒体液eの一
部はポンプ73によりタンク75から断続流形成器74に供給
され、この断続流形成器74で規則的な断続流とされてカ
プセル形成槽6内に設けられた断続流ノズル8に供給さ
れる。
断続流ノズル8は複合ノズル5の直下を囲む状態に設け
られた環状のノズルで、該ノズル8からの媒体液の断続
流は側周よりノズル8の中心方向に向かって吐き出され
る。
それぞれ流動性を有する皮膜物質A,B、カプセルの充填
物質C,Dは、それぞれの配管に設けられた定量ポンプ11,
21,31,41によって前記複合ノズル5を構成するそれぞれ
のノズル51,52,5a,5bに圧送され、ノズル51からは皮膜
物質Aの流れに充填物質Cの単一の流れが内在する複合
ジェット流が、また、ノズル52からは皮膜物質Bの流れ
に充填物質Dの流れが内在する複合ジェット流が、それ
ぞれカプセル形成層6内の下降液流中へ該液流に沿って
押出される。ノズル51と52は仕切壁50を介して一体とな
っているため、前記のように形成された二つの複合ジェ
ット流は、形成されると同時に、それぞれの皮膜物質A,
Bの界面張力により媒体液eの下降液流の中で互いに接
合し、又は、自らの界面張力によっても接合しない部分
は断続流ノズル8から吐き出される断続流により接合し
て単一の複合ジェット流となる。
前述のように単一となった複合ジェット流には、断続流
ノズル8からの規則的な媒体液eの断続流の衝撃が加わ
り、これによって第1図のように順次先端より一定の間
隔に凹みが形成され、媒体液eの下降液流により下方に
引かれて前記凹みの部分から順次切断される。切断され
た滴片fは、皮膜物質A,Bがその表面張力によりそれぞ
れ充填物質C,Dを包み込んだ状態であり、媒体液eの下
降液流の中で下降しながら全体として丸みをおびたシー
ムレスな軟カプセルに成形され、冷却凝固しつつ回収管
61を経てホッパー7に達し、ホッパー7のセパレーター
70によって媒体液eと分離しつつ側方のコンベヤー9に
供給され、次の乾燥工程に送られ乾燥される。
以上の実施例に係る製造方法により、第3図のように、
皮膜物質Aからなる皮膜aで被覆された充填物質Cより
なる核cと、皮膜物質Aとは異なる成分の皮膜物質Bか
らなる皮膜bで被覆された充填物質Dからなる核dとを
各独立して有し、核c,dを区分する皮膜部分が二重にな
った一体の継ぎ目のない軟カプセル10が製造される。
前記複合ジェット流の吐出速度や媒体液の流速は、当該
複合ジェット流を形成する皮膜物質の種類、媒体液の種
類、複合ノズルの寸法等によって適宜に設定されるが、
一応の目安としては、各複合ジェット流の吐出速度は毎
分4〜40m程度、媒体液の流速は毎分5〜50m程度とする
のが好都合である。
皮膜を形成するための皮膜物質は、溶融状態又は溶液状
態で薄い皮膜に形成することができ、皮膜の形成後に冷
却又は/及び乾燥することによって固化するものであれ
ば特に制限はなく、軟カプセルの殻を形成するため通常
使用されているものはいずれも使用ことができ、例えば
ゼラチン、コハク化ゼラチンのようなゼラチン誘導体を
ベースとし、これに適宜可塑剤(例えばグリセリン、ソ
ルビット、ポリエチレングリコール等)、香料(例えば
ハッカ油、桂皮油、ストロベリーその他の果実エッセン
スやフレーバー等)、防腐剤(例えばパラヒドロキシ安
息酸エチル、パラヒドロキシ安息香酸プロピル等)、色
素(例えば黄色4号、黄色5号、赤色3号、青色1号、
銅クロロフィン等)、不透明化剤(例えば二酸化チタ
ン、ベンガラ等)、溶解度調節剤(例えば、セルロース
アセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースのアルカリ金属塩、ヒドロキシメチルセルロース
アセテートサクシネートのアルカリ金属塩、アルギン酸
アルカリ塩、ポリアクリル酸アルカリ金属塩、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、カゼイン、コ
ラーゲン、かんてん末、ポリビニールアルコール、ペク
チン等)を配合したものが挙げられ、これらは水中に加
熱溶解させ液状にして使用する。
腸溶性を目的とした皮膜物質としては、例えばゼラチン
とグリセリンとの水溶液、ゼラチンとセルロースアセテ
ートフタレートとの水溶液、ゼラチンとヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースのアルカリ金属塩との水溶液、ゼ
ラチンとヒドロキシメチルセルロースアセテートサクシ
ネートのアルカリ金属塩との水溶液などが好適に使用さ
れる。
例えば、一方の充填物質がゼラチンと反応して不溶化す
る性質を有するアルデヒド基等を含む場合には、前記一
方の皮膜物質にゼラチンを使用せず、アルギン酸、ホリ
アクリル酸ナトリウム、コハク化ゼラチン等を使用して
不溶化を防止するのが望ましい。
また、本発明に係る軟カプセルのそれぞれの核を形成す
る充填物質は、それを被覆する皮膜を溶解したり、該皮
膜と反応したりするものでない限り特に制限はないが、
前記製造方法によって皮膜へ充填するに際しては液状に
する。従って、充填する物質が固体である場合には、液
状又は乳濁液,懸濁液状等の流動性をもたせた状態にす
る。
しかして、本発明に係る製造方法によれば、前記のよう
な皮膜物質の中から適当に複数選択してそれらを組合せ
て使用することにより、それぞれの核又は一部の核と他
の核とが同一環境下において溶解時間を異にする(例え
ば即溶解性と除放性)か、あるいは消化管に対する溶解
特性を異にする(例えば胃溶性と腸溶性)皮膜で覆われ
たシームレス軟カプセルを製造することができる。
さらにまた、本発明方法によれば、それぞれの核を形成
する充填物質の成分を核毎に変えることにより、即効性
を期待する薬剤を即溶解性の皮膜の中に充填し、遅効性
を期待する薬剤を除放性の皮膜の中に充填した単一の軟
カプセルを得ることができ、あるいは胃での薬効を期待
する薬剤を胃溶性の皮膜内に充填し、腸での薬効を期待
する薬剤を腸溶性の皮膜内に充填した単一の軟カプセル
を得ることができる。
軟カプセル10の形状の選択は、複合ノズル5における押
出し口の端面形状を変えることによって行なうが、以下
に複合ノズル5のいくつかの変形例を示す。
第4図の複合ノズル5は全体として断面まゆ型をなした
二連の外管ノズル51,52と、この外管ノズル51,52の中に
それぞれ同心状に配置した小口径の内管ノズル5a,5bか
ら構成されており、この複合ノズル5を用いた場合に得
られるカプセル10は、第5図のように断面がややまゆ型
となり、独立したそれぞれの核c,dが格別の皮膜a,bで被
覆された状態の継ぎ目なし軟カプセルとなる。
第6図及び第8図は更に他の例の複合ノズル5を示すも
ので、複合ノズル5は二つ又は三つの仕切壁50によって
全体が三つの外管ノズル51,52,53に区分され、各外管ノ
ズル51,52,53の中央部にそれぞれ小口径の内管ノズル5
a,5b,5cを配置したものである。これ等のノズル5を用
いた場合は、各外管ノズル51,52,53よりそれぞれ成分を
異にする皮膜物質を、内管ノズル5a,5b,5cよりそれぞれ
充填物質を、第1図におけると同様な装置により媒体液
の液流に沿って同時に押出すことにより、第7図及び第
9図で例示したように、それぞれ成分を異にする皮膜a,
b,gで被覆され独立した核c,d,hを有するシームレス軟カ
プセル10を製造することができる。
第10図は複合ノズル5の更に他の例を示すもので、大径
な断面楕円状の管を端面より見て略三分の一の位置で仕
切壁50により大径の外管ノズル51と小径の外管ノズル52
に区分し、一方の外管ノズル51にはより小口径の二つの
内管ノズル5a,5bを互いに分離した状態で配置し、他方
の外管ノズル52には同様に小口径の内管ノズル5cを中央
部に配置している。
第10図の複合ノズル5を用いる場合も、外管ノズル51,5
2よりそれぞれ成分を異にする皮膜物質を、また内管ノ
ズル5a,5b,5cよりそれぞれ成分の異なる充填物質を、そ
れぞれ同時に第1図におけると同様な装置により媒体液
の液流に沿って押出し、充填物質よりなる二つの独立し
た流れが内在する複合ジェット流と、充填物質よりなる
一つの流れが内在する複合ジェット流とを、第1図にお
けるようにカプセル形成槽6内で同時に形成するととも
に、両複合ジェット流を接合させて単一の複合ジェット
流とし、媒体液の断続流で該単一の複合ジェット流をそ
の流れ方向先端より順次所定の大きさに切断してゆく。
この要領により製造される軟カプセル10は、第11図のよ
うに、皮膜aで被覆された各独立した二つの核c,hと、
皮膜bで被覆された一つの核dとが一体となったカプセ
ルとなる。
この第11図の軟カプセル10及び第10図に示す複合ノズル
5を用いた製造方法は、同じ成分の皮膜により二種の核
が独立して被覆されている状態なので、例えば異なる成
分の充填物質よりなる核c,hとして、一方の皮膜aより
同時に放出されるべき物質であって、互いに配合禁忌の
関係にある物質を用いる場合などに実益がある。
尚、第1図の製造方法においては、第12図のように、複
合ノズル5の各外管ノズル51,52が一体でなくやや離れ
た状態であっても、各ノズル51,52から各別に離れた状
態で押出される複合ジェット流は、媒体液の断続流によ
り接合して単一の複合ジェット流となり、同時に流れ方
向先端より所定の長さに切断されるので同様に実施する
ことができる。
また、媒体液eの流れに沿って形成された複合ジェット
流を、その流れ方向先端より所定の長さに切断するに
は、前記実施例のように複合ジェット流に側方より断続
流を加えることに代えて、媒体液eの下降液流を断続的
に速め、その速めた液流で複合ジェット流を断続的に下
方へ引くことにより順次所定の長さに切断するようにし
ても実施することができる。
第13図及び第14図は本発明に係る他の製造方法に用いる
複合ノズル5を例示したもので、断面が繭形状をなして
仕切壁50で隔てられた外管ノズル51,52を設け、この外
管ノズル51,52の中へ同心状に小口径の内管ノズル5a,5b
を配置し、仕切壁50の先端部へ切り欠きにより連通部52
を設けることによって、各外管ノズル51,52を押出し側
の端部より長さ方向へ一定範囲にわたって連通させてい
る。
この複合ノズル5を第1図に示すような装置に用いて軟
カプセルを製造する場合は、外管ノズル51,52から媒体
液eの液流中へ押出される各複合ジェット流は、前記連
通部54の部分において媒体液eに接触する前に相互に接
合され、媒体液eの干渉を受けないうちに各複合ジェッ
ト流が接合されるので、接合がより円滑かつ確実に行な
われ、軟カプセルの製造効率がより向上する。
この製造方法において、前記以外の作用、皮膜物質や充
填物質の成分の選択、カプセルの製造工程等は第1図の
装置を用いた場合の製造方法と同様であるのでそれらの
説明は省略する。
第13図及び第14図の複合ノズル5において、外管ノズル
51,52の内径相互の間隔F、外管ノズル51,52の内径E,
E′、連通部54の幅W、連通部54の形成範囲H等は、こ
れらの相互関係や充填物質の粘度、製造されるカプセル
の大きさ等により適宜設定されるが、おおむね外管ノズ
ル51,52の内径相互の間隔Fは外管ノズル51,52の内径E,
E′より小さく設定し、押出す皮膜物質の粘度が高い場
合は外管ノズル51,52の内径相互の間隔F、及び外管ノ
ズル51,52の内径E,E′や連通部54の幅Wを相対的に大き
く設定し、その逆の場合はこれらを相対的に小さく設定
するのが望ましい。
さらに、仕切壁50に前記のような連通部54を形成するこ
とは、第4図,第6図,第8図,第10図の各複合ノズル
5に適用することができるものである。
次に、第1図の装置を使用した製造方法によって実際に
軟カプセルを製造した具体例について説明する。
以下の実施例において、皮膜物質Aはゼラチン20重量
部、グリセリン5重量部、ソルビット8重量部、精製水
67重量部の溶液で、60℃前後に調整し、皮膜物質Bはゼ
ラチン18重量部、グリセリン5重量部、アルギン酸ナト
リウム2.5重量部、精製水74.5重量部の溶液で、同じく6
0℃前後に調整した。また、充填物質C,Dは異なる成分の
流動状態にした薬剤を使用し、温度を25℃前後に調整し
た。
実施例−1 第2図の形状の両外管ノズル51,52全体の外長径dlが13m
m、外短径dsが9mm、肉厚が1mmのノズルと、外径diが3m
m,肉厚が0.5mmの両内管ノズル5a,5bを用いた複合ノズル
を使用し、タンク75及び熱交換器72における媒体液e
(流動パラフィン)の温度を3℃に調整し、カプセル形
成槽6内の媒体液の流速を毎分15m、断続流発生器74に
よる断続流を定ピッチで毎秒15回にそれぞれ設定し、充
填物質C,Dを内包した皮膜物質A,Bの複合ジェット流を、
カプセル形成槽6内に毎分10mの速度で押出した(押出
し量は、皮膜物質A,Bがそれぞれ毎分65.7g充填物質C,D
がそれぞれ毎分36g)。その結果、カプセル形成槽6内
では約11mmの間隔で毎秒15個の軟カプセルが形成され、
乾燥後における長径(第3図における横方向の長さ)が
8mm、短径(第3図における上下方向の長さ)が6mm、充
填物質C,Dの充填量が40mgであり、第3図のように胃溶
性の皮膜aで被覆された核cと、腸溶性の皮膜bで被覆
された核dとを独立して有し、核c,dの間の皮膜が二重
になった一体で継ぎ目のない軟カプセル10を製造するこ
とができた。
上記実施例による軟カプセル10を、日本薬局方第10改正
崩壊試験法による第一液(胃液)に浸した場合、皮膜a
で数分で溶解して核cを放出したが、皮膜bは二時間以
上溶解しなかった。また、以上の軟カプセル10を、日本
薬局方第10改正崩壊試験法による第二液(腸液)に浸し
た場合、皮膜a,bともに2〜3分で溶解した。
実施例−2 第2図の形状の両外管ノズル51,52全体の外長径dlが7.5
mm、外短径dsが3.5mm、肉厚が0.5mmのノズルと、外径di
が1mm,肉厚が0.1mmの両内管ノズル5a,5bを用いた複合ノ
ズルを使用し、タンク75及び熱交換器72における媒体液
e(流動パラフィン)の温度を5℃に調整し、カプセル
形成槽6内の媒体液の流速を毎分22.5m、断続流発生器7
4による断続流を定ピッチで毎秒50回にそれぞれ設定
し、充填物質C,Dを内包した皮膜物質A,Bの複合ジェット
流をカプセル形成槽6内に毎分6mの速度で押出した(押
出し量は、皮膜物質A,Bがそれぞれ毎分21.9g充填物質C,
Dがそれぞれ毎分18.6g)。その結果、カプセル形成槽6
内では約7.5mmの間隔で毎秒50個の軟カプセルが形成さ
れ、乾燥後における長径(第3図における横方向の長
さ)が3.5mm、短径(第3図における上下方向の長さ)
が2.5mm、充填物質C,Dの充填量が6.2mgであり、核c,dの
間の皮膜が二重になった第3図のような継ぎ目のない一
体な軟カプセル10を製造することができた。
「発明の効果」 本発明に係る軟カプセル及びその製造方法によれば、一
個のカプセルに充填よりなる独立した複数の核を有し、
それぞれの核又は一部の核と他の核がそれぞれ成分を異
にする皮膜物質により完全に被覆されているので、例え
ば胃溶性の物質と腸溶性に物質のように消化管に対する
溶解特性を異にしたり、あるいは同一環境下において溶
解時間を異にすべき二種以上の物質を一個のカプセルに
充填するのに適し、継ぎ目がないので充填した物質の酸
化などによる劣化を防止して安定的に保持させることが
できる。さらに、これらのカプセルをより微小な領域に
ついても製造することができるとともに、より安価に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の一例を一部を断面
として例示した全体系統図、第2図は第1図の装置にお
ける複合ノズルの拡大端面図、第3図は第1図の装置で
製造したシームレス軟カプセルの拡大断面図、第4図は
複合ノズルの他の例を示す端面図、第5図は第4図の複
合ノズルを使用して製造したシームレス軟カプセルの断
面図、第6図は複合ノズルの更に他の例を示す端面図、
第7図は第6図の複合ノズルを使用して製造したシーム
レス軟カプセルの断面図、第8図は複合ノズルの更に他
の例を示す端面図、第9図は第8図の複合ノズルを使用
して製造したシームレス軟カプセルの断面図、第10図は
複合ノズルの更に他の例を示す端面図、第11図は第10図
の複合ノズルを使用して製造したシームレス軟カプセル
の断面図、第12図は複合ノズルの他の変形例を示す要部
の拡大断面図、第13図は複合ノズルの更に他の例を示す
一部拡大断面図、第14図は第13図における矢印イ−イの
断面図である。 図中主要符号の説明 10はカプセル、a,b,gは皮膜、c,d,hは核、eは媒体液、
A,Bは皮膜物質、C,Dはカプセルの充填物質、1,2,3,4は
タンク、11,21,31,41は定量ポンプ、5は複合ノズル、5
0は仕切壁、51,52,53は外管ノズル、5a,5b,5cは内管ノ
ズル、54は連通部、6はカプセル形成槽である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 13/02 (72)発明者 山崎 照明 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 林 一雄 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 細井 富也 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 生田 賢一 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−149156(JP,A) 特開 昭61−149155(JP,A)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一個のカプセル内に充填物質よりなる独立
    した複数の核を有し、それぞれの核又は一部の核と他の
    核がそれぞれ成分を異にする皮膜物質で被覆され、該カ
    プセルがシームレスであることを特徴とする軟カプセ
    ル。
  2. 【請求項2】それぞれの核又は一部の核と他の核が、溶
    解時間又は消化管に対する溶解特性を異にする皮膜物質
    で被覆されている、特許請求の範囲第1項に記載の軟カ
    プセル。
  3. 【請求項3】それぞれの核が成分を異にする、特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の軟カプセル。
  4. 【請求項4】核が2〜3個である特許請求の範囲第1項
    に記載の軟カプセル。
  5. 【請求項5】流動性を有する皮膜物質の流れの中に流動
    性を有する充填物質の単一又は各独立した複数の流れが
    内在する複合ジェット流であって、かつ、少なくとも一
    つの複合ジェット流と少なくとも他の一つの複合ジェッ
    ト流の皮膜物質が成分を異にする複数の複合ジェット流
    を、前記各複合ジェット流の皮膜物質とは非溶解な媒体
    液の液流中へ該液流に沿って連続的に形成しつつ、隣接
    の複合ジェット流相互を接合して前記複数の複合ジェッ
    ト流を単一の複合ジェット流とするとともに、該単一の
    複合ジェット流を前記媒体液の液流中でその流れ方向先
    端より順次所定長さに切断する工程を含むことを特徴と
    する軟カプセルの製造方法。
  6. 【請求項6】外管ノズルとその中に配置された少なくと
    も一つの小口径の内管ノズルとから構成された複数の複
    合ノズルの外管ノズルから皮膜物質を、内管ノズルから
    充填物質をそれぞれ連続的に吐き出させることにより、
    前記各複合ジェット流を形成する特許請求の範囲第5項
    に記載の軟カプセルの製造方法。
  7. 【請求項7】媒体液中に形成される各複合ジェット流を
    取囲む環状のスリットから媒体液の流れを前記各複合ジ
    ェット流へ断続的に吹きつけることにより、各複合ジェ
    ット流を接合しかつ切断する特許請求の範囲第5項又は
    第6項に記載の軟カプセルの製造方法。
  8. 【請求項8】流動性を有する皮膜物質の流れの中に流動
    性を有する充填物質の単一又は各独立した複数の流れが
    内在する複合ジェット流であって、かつ、少なくとも一
    つの複合ジェット流と少なくとも他の一つの複合ジェッ
    ト流の皮膜物質が成分を異にする複数の複合ジェット流
    を接合して単一の複合ジェット流となし、この単一とな
    った複合ジェット流を前記皮膜物質とは非溶解な媒体液
    の液流中に当該液流に沿って連続的に吐き出させ、前記
    単一の複合ジェット流を前記媒体液の液流中でその流れ
    方向先端より順次所定長さに切断する工程を含むことを
    特徴とする軟カプセルの製造方法。
  9. 【請求項9】外管ノズルとその中に配置された少なくと
    も一つの小口径の内管ノズルとから構成された複合ノズ
    ルであって、隣接の複合ノズル相互を吐き出し口より長
    さ方向へ適当な範囲で連通させた複数の複合ノズルの外
    管ノズルから皮膜物質を、内管ノズルから充填物質をそ
    れぞれ連続的に吐き出させることにより、前記単一の複
    合ジェット流を形成する特許請求の範囲第8項に記載の
    軟カプセルの製造方法。
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