JPH05317387A - 複合カプセル体の製造法 - Google Patents

複合カプセル体の製造法

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JPH05317387A
JPH05317387A JP4140068A JP14006892A JPH05317387A JP H05317387 A JPH05317387 A JP H05317387A JP 4140068 A JP4140068 A JP 4140068A JP 14006892 A JP14006892 A JP 14006892A JP H05317387 A JPH05317387 A JP H05317387A
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nozzle
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liquid agent
droplet
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Kenichiro Okamura
謙一郎 岡村
Kinya Kawamura
欣也 川村
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Sansho Kaken KK
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Sansho Kaken KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の多重管状ノズル方式に代り、複合カプ
セル体を確実かつ容易に製造することができる工業的な
方法を提供することを目的とする。 【構成】 ノズル(1) の下端側の外側に該ノズル(1) 吐
出口よりも大径のループ(2) を設ける。ループ(2) 面は
ノズル(1) の軸線方向に対し垂直位置よりも傾斜するよ
うにする。まず、ループ(2) に外皮形成用液剤(a) によ
る液膜を形成してから、ノズル(2) より内包用液剤(b)
を吐出することによりその内包用液剤(b)の液滴が上記
液膜に包まれた複合液滴(ab)となす。そしてこの複合液
滴(ab)を、上記液膜をゲル化させる能力を有するゲル化
用流体(c) 中に落下させて、複合液滴(ab)の表面をゲル
化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料、食品、医薬
品、化学品などの目的に適したキャビアの如き複合カプ
セル体を工業上有利に製造する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】2液間の界面で起きる化学的方法を利用
した複合カプセル体は、化粧料に利用されているほか、
人工イクラ、人工キャビア、ゼリーなどとして食品の分
野にも応用されている。
【0003】たとえば化粧料においては、有効成分を内
包させたキャビア状カプセルが市販されている。このキ
ャビア状カプセルは、文字通りキャビアのような感触、
外観、大きさを有する球体であり、使用に際しては、ス
プーンにより容器から必要量のカプセルをすくい出して
ガーゼの中央部に載せ、この載せた部分を中心にカプセ
ルを「たんぽ」のように包み込んでひねり、その状態を
手で押さえて維持しながら肌に押し当てる。これにより
カプセルがガーゼから飛び出すことなく、カプセル中の
有効成分が浸出して肌に浸透する。
【0004】食品の分野においては、特開昭55−10
2373号公報や特開昭55−114273号公報に、
多重管状ノズルを使用して人工魚卵を製造する方法が示
されている。その多重管状ノズルの先端部を段差形状に
構成する工夫も示されている。特開昭55−14807
2号公報、特開昭56−32974号公報、特開昭56
−144071号公報にも、多重管状ノズルを用いて製
造したイクラ状人工魚卵が示されている。
【0005】キャビア状カプセルの製造法には他にも方
法があるが、上に述べた多重管状ノズル方式が一般的な
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のキャビア状カプ
セルは、外観上や有効成分の担持方法などが高級感をイ
メージさせることから、消費者の心理をついた斬新なも
のである。
【0007】ところが、多重管状ノズルを用い、外管か
らは外皮形成用液剤、内管からは内包用液剤を吐出する
方法は、内管を外観よりも若干突出させた段差構造とな
るように工夫しても、製造工程中で外皮形成用液剤の外
皮から内包用液剤の液滴が飛び出しやすく、種々の制御
を行っても安定して生産することが容易ではない。これ
は、内包用液剤がある程度の粘度を有するため、ノズル
からの吐出時に内包用液剤が外皮形成用液剤の外皮内に
完全に包み込まれないことに起因するものと思われる。
また、たとえ外皮形成用液剤の外皮中に内包用液剤を納
めることができても、内包用液剤が中心に来ずに偏りが
ちとなりやすい。
【0008】本発明は、上述のような問題点を有する従
来の多重管状ノズル方式に代り、複合カプセル体を確実
かつ容易に製造することができる工業的な方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の複合カプセル体
の製造法は、ノズル(1) の下端側の外側に該ノズル(1)
吐出口よりも大径のループ(2) を配置または配置可能に
構成し、そのループ(2) に外皮形成用液剤(a) による液
膜を形成してからノズル(2) より内包用液剤(b) を吐出
することにより該内包用液剤(b) の液滴が外皮形成用液
剤(a) の液膜に包まれた複合液滴(ab)となすと共に、こ
の複合液滴(ab)を、前記外皮形成用液剤(a) の液膜をゲ
ル化させる能力を有するゲル化用流体(c) 中に落下させ
て複合液滴(ab)の表面をゲル化することを特徴とするも
のである。
【0010】以下本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明においては、複合カプセル体の製造
用の部材として、ノズル(1) の下端側の外側に該ノズル
(1) 吐出口よりも大径のループ(2) を配置したものを用
いる。ループ(2) は、ノズル(1) の固定してもよくノズ
ル(1) とは別個に設けてもよい。なおループ(2) は、そ
の面がノズル(1) の軸線方向に対し垂直位置よりも傾斜
するように配置することが特に望ましい。
【0012】ループ(2) の形状は、円形のほか、楕円
形、涙形、亜鈴形、ひょうたん形、水滴形、ラグビーボ
ール形などとすることもできる。またループ(2) を複数
の室に区切ってもよい。
【0013】ノズル(1) の吐出口の径は 0.1〜20mm程
度に設定し、ループ(2) の径は2〜50mm程度に設定す
ることが多い。またループ(2) の径は、円形の場合でノ
ズル(1) の吐出口の径よりも3〜100倍程度に設定す
ることが多い。しかしながら、ノズル(1) の吐出口の
径、ループ(2) の径、および両者の径の比は、後述の外
皮形成用液剤(a) や内包用液剤(b) の種類や粘度によっ
ても種々に設定できるので、必ずしも上記の範囲に限定
されるものではない。
【0014】ノズル(1) は、1個のループ(2) に対し複
数組を設置することもできる。また、ノズル(1) −ルー
プ(2) の組み合わせを多数組使用して、多層カプセル体
の量産を図ることもできる。
【0015】外皮形成用液剤(a) としては、高分子成分
を含む水溶液、たとえば、アルギン酸ナトリウム、アル
ギン酸プロピレングリコールエステル、ポリアクリル酸
ナトリウム、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコー
ル、ポリエチレンオキサイド、カゼイン、ペクチン、寒
天、カラギーナン、コーンスターチ、グルテン、デキス
トリン、グアーガム、アラビアゴム、ローカストビーン
ゴム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
などの水溶液または水性液が好適に用いられる。また、
高分子成分を含む油性液も用いることができる。
【0016】外皮形成用液剤(a) における高分子成分の
濃度は、ループ(2) で外皮形成用液剤(a) の液膜を形成
しうる限りにおいて広い範囲で変えられる。
【0017】なお外皮形成用液剤(a) としてたとえばア
ルギン酸ナトリウム水溶液を用いた場合、アルギン酸ナ
トリウムの濃度を0.05〜2重量%、殊に 0.1〜1.5 重量
%というように比較的稀薄な濃度に設定すると、多層カ
プセル体としたときの外皮が易擦壊性(手のひらにのせ
て擦ったり肌に押しつけて擦ったときに容易に破壊する
性質)となると共に、擦壊したときに外皮残渣を生じな
くなるので、化粧料の目的に適当である。「易擦壊性」
とは、複合カプセル体を手のひらにのせて擦ったり肌に
押しつけて擦ったときに、容易に破壊する性質を言う。
【0018】内包用液剤(b) としては、外皮形成用液剤
(a) が水性であるときは油性のもの、外皮形成用液剤
(a) が油性であるときは水性のものというように、互い
に反対の性質を有するものを用いるのが適当であるが、
外皮形成用液剤(a) と混じり合わないものであれば、同
系統の性質のものを用いることもできる。
【0019】内包用液剤(b) としては、食品(食用油、
調味料、嗜好品などを含む)、化粧料(健康、スポー
ツ、浴用などを含む)、医薬品(医薬部外品を含む)、
洗浄剤、工業用薬剤、化学品、接着剤などのうち、それ
自体が液状であるものや、有効成分を適当な無機または
有機溶媒中に溶解または分散した溶液、乳液、分散液な
どがあげられる。
【0020】外皮形成用液剤(a) および内包用液剤(b)
の少なくとも一方には、着色剤、香料、フィラー、その
他の添加剤を適宜添加することができる。
【0021】ゲル化用流体(c) としては、外皮形成用液
剤(a) による液膜をゲル化させる能力を有す液剤または
気体があげられる。液剤の一例をあげると、外皮形成用
液剤(a) としてアルギン酸の水溶性塩を含む液剤を用い
る場合は、ゲル化用液剤(c)として塩化カルシウム、乳
酸カルシウム、酢酸カルシウムなどの水溶性カルシウム
塩の水または/および溶剤溶液を用いる。気体の一例は
液化窒素ガスなどの冷気である。
【0022】複合カプセル体を製造するにあたっては、
まずループ(2) に外皮形成用液剤(a) による液膜を形成
してから、ノズル(1) より内包用液剤(b) を吐出して、
外皮形成用液剤(a) による液膜中に内包用液剤(b) の液
滴が包まれた複合液滴(ab)となす。そしてこの複合液滴
(ab)を外皮形成用液剤(a) による液膜をゲル化させる能
力を有するゲル化用流体(c) 中に落下させる。これによ
り複合液滴(ab)の表面はゲル化され、目的とする複合カ
プセル体が得られる。ゲル化用流体(c) は撹拌しておい
てもしなくてもよい。複合液滴(ab)をゲル化用流体(c)
と接触させる前に、一旦複合液滴(ab)を非反応性液体中
に滴下して球状となした後、ゲル化用流体(c) と接触さ
せてもよい。
【0023】外皮形成用液剤(a) による液膜中に内包用
液剤(b) の液滴を内包させるに際しては、内包用液剤
(b) を1滴だけ内包させるのが通常であるが、複数滴を
内包させることもできる。ノズル(2) の個数を増やし
て、異なる種類や色の内包用液剤(b) の液滴を内包させ
ることもできる。
【0024】ループ(2) に外皮形成用液剤(a) による液
膜を形成するにあたっては、ループ(2) 面が水平または
水平近くになるようにし、ノズル(1) の軸線方向は斜め
にするのが有利である。そして、外皮形成用液剤(a) に
よる液膜中に内包用液剤(b)の液滴が包まれた複合液滴
(ab)となした後、ノズル(1) の軸線方向が垂直になるよ
うにすると(ループ(2) 面は斜めになる)、複合液滴(a
b)は円滑に落下し、しかもその際には複合液滴(ab)中の
内包用液剤(b) の液滴周りに外皮形成用液剤(a) の液膜
が動くので、内包用液剤(b) の液滴が複合液滴(ab)の中
心に位置するようになる。
【0025】得られる多層カプセル体の大きさに特に限
定はないが、直径で 0.1〜30mm程度、殊に1〜20mm
程度とすることが多い。
【0026】ゲル化用流体(c) から取り出した複合カプ
セル体は、必要に応じ洗浄を行ってから製品となす。あ
るいは、適当な液体中に浮遊ないし沈降した状態で存在
させる。この液体は、水、食塩水、乳液、飲料などであ
ってよい。
【0027】複合カプセル体を液体で湿潤または液体に
浮遊ないし沈降した状態で適当な吐出機構を備えた容器
に収容すれば、容器から多層カプセル体を1粒ずつ吐出
させることもできる。
【0028】
【作用】複合カプセル体は、従来法のように、多重ノズ
ルの外管から外皮形成用液剤(a) 、内管から内包用液剤
(b) を吐出し、ついでゲル化用液剤(c) 中に落下させる
ことによっても製造できる。しかしながらこの方法は、
製造工程中で外皮形成用液剤(a) の外皮から内包用液剤
(b) の液滴が飛び出しやすい上、たとえ外皮中に内包用
液剤(b) の液滴を納めることができても、その液滴が中
心に来ずに偏りやすい。
【0029】しかるに本発明においては、ちょうど「し
ゃぼん玉」を作るときのようにループ(2) に外皮形成用
液剤(a) による液膜を形成させ、この液膜にノズル(1)
より内包用液剤(b) の液滴を吐出させる方法を採用して
いるので、確実に内包用液剤(b) による液膜中に内包用
液剤(b) の液滴を内包させて複合液滴(ab)となすことが
でき、しかも設計通りの均一な大きさの複合カプセル体
が得られる。
【0030】殊に、ループ(2) 面とノズル(1) の軸線方
向とが傾斜関係にあるようにすると、先にも述べたよう
に、内包用液剤(b) の液膜の形成、複合液滴(ab)の形成
と落下が円滑に行われ、また複合液滴(ab)中の内包用液
剤(b) の液滴周りに外皮形成用液剤(a) の液膜が動くた
め、内包用液剤(b) の複合液滴(ab)中心位置への移動が
円滑になされる。
【0031】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。以下「%」とあるのは重量%である。
【0032】実施例1 図1は本発明の方法を実施するための装置の主要部の斜
視図である。図2は本発明の方法の一例を示した説明図
である。
【0033】図1において、(1) はノズルであり、シリ
ンダー(3) に装着した注射針の先端を軸線方向と直角に
カットしたものからなる。(2) はステンレススチール製
の針金で作製したループであり、針金のループ非形成部
を上記のノズル(1)の基端側に巻き付けることにより、
ループ(2) をノズル(1) の下端側の外側に取り付けてあ
る。そしてこの実施例では、ノズル(1) の吐出口の径は
1.5mmに、ループ(2)の径は20mmに設定してある。
【0034】外皮形成用液剤(a) として、アルギン酸ナ
トリウムの1%水溶液を容器に用意した。また内包用液
剤(b) として、着色した薬用オイルをシリンダー(3) 内
に充填した。さらにゲル化用流体(c) として、塩化カル
シウムの2%水溶液を容器に準備した。
【0035】まずループ(2) を水平姿勢にして容器内の
外皮形成用液剤(a) に浸けた後、その水平姿勢を保ちな
がら引き上げて外皮形成用液剤(a) の液膜を形成させ
た。次にループ(2) を水平姿勢に保ちながら、ノズル
(1)の吐出口から1滴分の内包用液剤(b) を吐出し、今
度はノズル(1)の軸線方向を垂直にしたところ、外皮形
成用液剤(a) による液膜中に内包用液剤(b) の液滴が内
包した複合液滴(ab)が形成されると共に落下したので、
これを容器内のゲル化用流体(c) で受けた。
【0036】この際、複合液滴(ab)はくるくると回りな
がらゲル化用流体(c) 中を沈降していった。得られた複
合カプセル体を取り出したところ、良好な形状維持性を
有し、外皮が形成されていることがわかった。この複合
カプセル体にあっては、着色した内包用液剤(b) の液滴
が中心に位置しており、指で押しつぶすと内包用液剤
(b) が浸出してくる。またこの複合カプセル体を指で肌
に擦りつけると、円滑に展延し、皮膜残渣は残らない。
【0037】上記操作を多数回繰り返したが、失敗なく
確実に同寸法の複合カプセル体を得ることができた。
【0038】実施例2 図3は本発明の方法の他の一例を示した説明図である。
【0039】図3のように、1個のループ(2) に対し2
個のノズル(1) を用い、それぞれのノズル(1) から吐出
させる内包用液剤(b) は相溶性の異なる別々のオイルを
用いたほかは、実施例1を繰り返した。
【0040】これにより、外皮形成用液剤(a) の液膜中
に2個の内包用液剤(b) の液滴が互いに接触した状態で
内包された複合カプセル体が得られた。
【0041】実施例3 図4は本発明の方法のさらに他の一例を示した説明図で
ある。
【0042】図4のように、ループ(2) として2つの室
に分かれたものを用い、それぞれの室に別々のノズル
(1) から内包用液剤(b) を吐出したほかは、実施例1を
繰り返した。
【0043】これにより、外皮形成用液剤(a) の液膜中
に2個の内包用液剤(b) の液滴が互いに離れた状態で内
包された複合カプセル体が得られた。
【0044】実施例4 図5は複合カプセル体の別の一例を示した断面図であ
る。
【0045】実施例1に準じて作製した小径の複合カプ
セル体を着色した薬用オイル中に分散して内包用液剤
(b) となし、以下、ノズル(1) およびループ(2) として
径の大きいものを用いたほかは実施例1を繰り返した。
【0046】得られた複合カプセル体は、大カプセルの
中に小カプセルの複数個が内包された極めて美麗なもの
であった。
【0047】
【発明の効果】本発明の方法によれば、外皮形成用液剤
(a) の液膜中に確実に内包用液剤(b)の液滴を内包させ
て複合液滴(ab)となすことができ、しかも設計通りの均
一大きさの多層カプセル体が得られる。また、内包用液
剤(b) の液滴を複合液滴(ab)の中心に位置させることが
できる。
【0048】そして外皮形成用液剤(a) の液膜の形成、
内包用液剤(b) の吐出、ループ(2)面およびノズル(1)
の傾斜作動は全て自動化できるので、特別の熟練を要し
なくても量産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための装置の主要部の
斜視図である。
【図2】本発明の方法の一例を示した説明図である。
【図3】本発明の方法の他の一例を示した説明図であ
る。
【図4】本発明の方法のさらに他の一例を示した説明図
である。
【図5】複合カプセル体の別の一例を示した断面図であ
る。
【符号の説明】 (1) …ノズル、 (2) …ループ、 (3) …シリンダー、 (a) …外皮形成用液剤、 (b) …内包用液剤、 (ab)…複合液滴、 (c) …ゲル化用流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/00 T 9165−4C 9/48 A 7329−4C B01J 13/14 // A23L 1/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズル(1) の下端側の外側に該ノズル(1)
    吐出口よりも大径のループ(2) を配置または配置可能に
    構成し、そのループ(2) に外皮形成用液剤(a) による液
    膜を形成してからノズル(2) より内包用液剤(b) を吐出
    することにより該内包用液剤(b) の液滴が外皮形成用液
    剤(a) の液膜に包まれた複合液滴(ab)となすと共に、こ
    の複合液滴(ab)を、前記外皮形成用液剤(a) の液膜をゲ
    ル化させる能力を有するゲル化用流体(c) 中に落下させ
    て複合液滴(ab)の表面をゲル化することを特徴とする複
    合カプセル体の製造法。
  2. 【請求項2】ループ(2) を、その面がノズル(1) の軸線
    方向に対し垂直位置よりも傾斜するように配置すること
    を特徴とする請求項1記載の製造法。
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