JPS60109520A - 多室軟カプセル剤 - Google Patents
多室軟カプセル剤Info
- Publication number
- JPS60109520A JPS60109520A JP21700683A JP21700683A JPS60109520A JP S60109520 A JPS60109520 A JP S60109520A JP 21700683 A JP21700683 A JP 21700683A JP 21700683 A JP21700683 A JP 21700683A JP S60109520 A JPS60109520 A JP S60109520A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soft capsule
- film
- capsule agent
- partition
- drug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
- A61K9/4808—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate characterised by the form of the capsule or the structure of the filling; Capsules containing small tablets; Capsules with outer layer for immediate drug release
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は軟カプセルの内部を仕切り皮膜によシ区分し
た多室軟カプセル剤に関するものである。
た多室軟カプセル剤に関するものである。
この発明は、軟カプセル中に隔壁？設けることによシ配
合禁忌の関係にある２種以上の医薬品を１個の軟カプセ
ル剤中に安定に配合することを可能にしたシ、１個の軟
カプセル剤の一部を胃溶性とし、他の部分を腸溶性とし
たシ、あるいは１個の軟カプセル剤の一部を速効性とし
、他の部分を遅効性としたりするなど、すぐれた効果を
奏する新しい構造の軟カプセル剤を提供することを目的
としてなされたものである。
合禁忌の関係にある２種以上の医薬品を１個の軟カプセ
ル剤中に安定に配合することを可能にしたシ、１個の軟
カプセル剤の一部を胃溶性とし、他の部分を腸溶性とし
たシ、あるいは１個の軟カプセル剤の一部を速効性とし
、他の部分を遅効性としたりするなど、すぐれた効果を
奏する新しい構造の軟カプセル剤を提供することを目的
としてなされたものである。
この発明の多室軟カプセル剤は、その内部を仕切シ皮膜
により複数に区分した構造を有する。
により複数に区分した構造を有する。
この発明の多室軟カプセル剤？図面に基づいて以下に説
明する。
明する。
第１図は、この発明の多室軟カプセル剤の縦断面図であ
シ、上部皮膜（１ａ）および下部皮膜（１’ｂ）により
形成されたオパール型軟カプセルが仕切シ皮膜（２）Ｋ
よシ２室に区分されており、上部皮膜（１ａ）と仕切り
皮膜（２）とにより形成された上室には薬物（３ａ）が
充填され、下部皮膜（１ｂ）と仕切シ皮膜（２）とによ
り形成された下室には薬物（３ｂ）が充填されている。
シ、上部皮膜（１ａ）および下部皮膜（１’ｂ）により
形成されたオパール型軟カプセルが仕切シ皮膜（２）Ｋ
よシ２室に区分されており、上部皮膜（１ａ）と仕切り
皮膜（２）とにより形成された上室には薬物（３ａ）が
充填され、下部皮膜（１ｂ）と仕切シ皮膜（２）とによ
り形成された下室には薬物（３ｂ）が充填されている。
この発明の軟カプセル剤の形状は上記のオパール型に限
定されず、オプロン型、ラウンド型、チューブ型、生薬
型等いずれの形状であってもよい。
定されず、オプロン型、ラウンド型、チューブ型、生薬
型等いずれの形状であってもよい。
この発明の多室軟カプセル剤に平板法、ロータリー法等
、従来の軟カプセル剤の製造法を応用して製造すること
ができる。その−例を平板法について以下に説明する。
、従来の軟カプセル剤の製造法を応用して製造すること
ができる。その−例を平板法について以下に説明する。
下型の上に下部皮膜を載置し、この上に所定量の液状の
薬物（３１））’（ｒ注入する。薬物（６ｂ）からなる
層の上に仕切り皮膜（２）を載せ、その上に再び液状の
薬物（３ａ）（ｒ注入する。さらにその上に上部皮膜（
１ａ）’に載せる。その上に上型を重ね、加圧して上部
皮膜（１ａ）、仕切シ皮膜（２）および下部皮膜（１ｂ
）’ｉ−相互に圧着させて軟カプセル剤ケ成型する。次
いで上型および下型ヲ取シ除いて得らｎる軟カプセル剤
を、常法によシ洗浄乾燥することにより、多室軟カプセ
ル剤が製造される。
薬物（３１））’（ｒ注入する。薬物（６ｂ）からなる
層の上に仕切り皮膜（２）を載せ、その上に再び液状の
薬物（３ａ）（ｒ注入する。さらにその上に上部皮膜（
１ａ）’に載せる。その上に上型を重ね、加圧して上部
皮膜（１ａ）、仕切シ皮膜（２）および下部皮膜（１ｂ
）’ｉ−相互に圧着させて軟カプセル剤ケ成型する。次
いで上型および下型ヲ取シ除いて得らｎる軟カプセル剤
を、常法によシ洗浄乾燥することにより、多室軟カプセ
ル剤が製造される。
この発明の多室軟カプセル剤を構成する皮膜の材質に、
軟カプセル剤の皮膜として通常使用されているものであ
ｎばいず４れも使用でき、例えばゼラチン全主体とした
ものに所望によシ可塑剤、香料、色素、溶解度調整剤な
どを適宜添加したものが例示される。
軟カプセル剤の皮膜として通常使用されているものであ
ｎばいず４れも使用でき、例えばゼラチン全主体とした
ものに所望によシ可塑剤、香料、色素、溶解度調整剤な
どを適宜添加したものが例示される。
ｆた。この発明の多室軟カプセル剤に充填されるべき薬
物としては、液状のものが好ましいが、薬物が固体の場
合にはその溶液または懸濁液として充填することもでき
る。
物としては、液状のものが好ましいが、薬物が固体の場
合にはその溶液または懸濁液として充填することもでき
る。
この発明の多室軟カプセル剤では配合禁忌の薬剤を仕切
り皮膜により分離して収容できるため、配合禁忌の薬剤
□であっても安定に配合することができ、しかも１個の
カプセルだけでの投与が可能となる。
り皮膜により分離して収容できるため、配合禁忌の薬剤
□であっても安定に配合することができ、しかも１個の
カプセルだけでの投与が可能となる。
また、速浴性薬剤と徐放性薬剤と全区分して収容するか
、あるいは図示した軟カプセル剤において上部皮膜と仕
切シ皮膜とを寒天末、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースフタレートなど（Ｄ溶解遅延剤を配合したゼラチン
皮膜とし、下部皮ＶＷ通常のゼラチン皮膜とすることに
より、縦動性の製剤とすることもできる。
、あるいは図示した軟カプセル剤において上部皮膜と仕
切シ皮膜とを寒天末、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースフタレートなど（Ｄ溶解遅延剤を配合したゼラチン
皮膜とし、下部皮ＶＷ通常のゼラチン皮膜とすることに
より、縦動性の製剤とすることもできる。
さらに、図示した軟カプセル剤において、上部皮膜と仕
切シ皮膜を腸溶性の皮膜とし、下部皮膜を通常のゼラチ
ン皮膜とすることにより、胃中で分解する薬物とそうで
ない薬物とを１個の軟カプセル中に配合し、投与するこ
ともできる。
切シ皮膜を腸溶性の皮膜とし、下部皮膜を通常のゼラチ
ン皮膜とすることにより、胃中で分解する薬物とそうで
ない薬物とを１個の軟カプセル中に配合し、投与するこ
ともできる。
その上、図示した軟カプセル剤において、上部皮膜と下
部皮膜の色調會変えることにより美観に富んだ軟カプセ
ル剤とすることができ、さらにその色の組合せと薬物と
を関連させれば製造面での品質管理にも有効である。
部皮膜の色調會変えることにより美観に富んだ軟カプセ
ル剤とすることができ、さらにその色の組合せと薬物と
を関連させれば製造面での品質管理にも有効である。
この発明の多室軟カプセル剤は、従来の軟カプセル剤に
仕切り皮膜からなる隔壁を設けただけの禍造からなるも
のの、上記のように種々のすぐれた効果を奏する。
仕切り皮膜からなる隔壁を設けただけの禍造からなるも
のの、上記のように種々のすぐれた効果を奏する。
以下にこの発明の多室軟カプセル剤の製造方沃全参考例
および実施例により詳細に説明する。なお、実施例中の
処方例でに１カプセル中の含有量を示す。
および実施例により詳細に説明する。なお、実施例中の
処方例でに１カプセル中の含有量を示す。
参考例１：速溶性皮膜の製法
ゼラチン４００ｇ、族グリセリン１００ｇおよび蒸留水
５００ｇｆｆ１約６０°Ｃに加熱攪拌し、このゼラチン
溶液をあらかじめ熱した金属板上に約１Ｍ２１の厚さに
流す。金属板會室温に冷却後ゼラチン皮膜を金属板から
剥離し、速溶性皮膜聖書る。
５００ｇｆｆ１約６０°Ｃに加熱攪拌し、このゼラチン
溶液をあらかじめ熱した金属板上に約１Ｍ２１の厚さに
流す。金属板會室温に冷却後ゼラチン皮膜を金属板から
剥離し、速溶性皮膜聖書る。
参考例２：腸溶性皮膜の製法
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレ−）３０ｇ
ｋＯ１１規定の水酸化す） ＩＪウム水水溶液３０ｗ尺
溶解し、この溶Ｆ＆７．會ゼラチン２２０ｆ、族グリセ
リン５０ｇおよび蒸留水２７０ｍ１の混合液に加え、７
ＩＯ熱溶解する。このゼラチン溶液を参考例１と同様に
処理して腸溶性皮膜を得る。
ｋＯ１１規定の水酸化す） ＩＪウム水水溶液３０ｗ尺
溶解し、この溶Ｆ＆７．會ゼラチン２２０ｆ、族グリセ
リン５０ｇおよび蒸留水２７０ｍ１の混合液に加え、７
ＩＯ熱溶解する。このゼラチン溶液を参考例１と同様に
処理して腸溶性皮膜を得る。
参考例６：徐放性皮膜の製法
ゼラチン２５０ｆ、寒天末５Ｏｆ、族グリセリン５０Ｆ
および蒸留水３００ｇ？に参考例１と同様ｌｒＣ処理し
て徐放性皮膜を得る。
および蒸留水３００ｇ？に参考例１と同様ｌｒＣ処理し
て徐放性皮膜を得る。
実施例１
（Ａｌ チオクト酸アミド ５ＩＩＩｇリボフラビン
４ｑ 酢酸トコフエロール ５０＃ 植物油 ５０１ｆ’Ｐ 下部皮膜、仕切シ皮膜および上部皮膜として参考例１で
製造したゼラチン皮膜を用い、一方の薬酸チアミンおよ
び酢酸トコフェロール含有植物油ケ用いて、平板法によ
シ軟カプセル剤？得る。
４ｑ 酢酸トコフエロール ５０＃ 植物油 ５０１ｆ’Ｐ 下部皮膜、仕切シ皮膜および上部皮膜として参考例１で
製造したゼラチン皮膜を用い、一方の薬酸チアミンおよ
び酢酸トコフェロール含有植物油ケ用いて、平板法によ
シ軟カプセル剤？得る。
実施例２
（Ａｌ ニトログリセリン ２．５〜
プロピレングリコール １００〜
（Ｂｌ ニトログリセリン ２．５ダ
スタンプルー ０．２”ｆ
エチルセルロース ２ ｍｙ
パナセー） ８００ １００ １７１！一方の薬物とし
てニトログリセリン含有プロピレングリコールを用い、
もう一方の薬物としてニトログリセリン、スタンプルー
およびエチルセルロースを含有するパナセー）８００に
用い、実施例１と同様にして軟カプセル剤を得る。
てニトログリセリン含有プロピレングリコールを用い、
もう一方の薬物としてニトログリセリン、スタンプルー
およびエチルセルロースを含有するパナセー）８００に
用い、実施例１と同様にして軟カプセル剤を得る。
実施例３
（Ａｌ ニトログリセリン ３ ＦＢｙ植物油 １００
ｑ （Ｂｌ ニトログリセリン ６〜 植物油 １００ｑ 下部皮膜として参考例１で製造したゼラチン皮膜を用い
、仕切シ皮膜および上部皮膜として参考例２で製造した
腸溶性皮膜を用い、下層および上層の薬物としてニトロ
グリセリン含有植物油を用いて平板法によシ縦動性軟カ
プセＶ剤を得る。
ｑ （Ｂｌ ニトログリセリン ６〜 植物油 １００ｑ 下部皮膜として参考例１で製造したゼラチン皮膜を用い
、仕切シ皮膜および上部皮膜として参考例２で製造した
腸溶性皮膜を用い、下層および上層の薬物としてニトロ
グリセリン含有植物油を用いて平板法によシ縦動性軟カ
プセＶ剤を得る。
実施例４
（Ａｌ ニトログリセリン ３ｑ
植物油 １ｏｏｑ
（Ｂｌ ニトログリセリン ３〜
植物油 １０．０ダ
仕切り皮膜および上部皮膜として参考例６で製造した徐
放性皮膜を使用した以外に実施例６と同様にして、縦動
性軟カプセル剤聖書る。
放性皮膜を使用した以外に実施例６と同様にして、縦動
性軟カプセル剤聖書る。
第１図にこの発明の多室軟カプセル剤の一例の縦断面図
である。 １ａ・・・上部皮膜、１ｂ・・・下部皮膜、２・・・仕
切り皮膜、３ａ 、３ｂ・・・薬物。 特許出願人藤沢薬品工業株式会社 Ｆｉｇ・
である。 １ａ・・・上部皮膜、１ｂ・・・下部皮膜、２・・・仕
切り皮膜、３ａ 、３ｂ・・・薬物。 特許出願人藤沢薬品工業株式会社 Ｆｉｇ・
Claims (1)
- （１）内部が皮膜によシ区分された多室軟カプセル剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21700683A JPS60109520A (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 多室軟カプセル剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21700683A JPS60109520A (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 多室軟カプセル剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60109520A true JPS60109520A (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=16697340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21700683A Pending JPS60109520A (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 多室軟カプセル剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60109520A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61151119A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-09 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | ソフトカプセル |
| EP0228067A2 (en) * | 1985-12-26 | 1987-07-08 | Taisho Pharmaceutical Co. Ltd | Seamless soft capsule |
| JP2014518210A (ja) * | 2011-06-15 | 2014-07-28 | オリエント ファーマ シーオー．，エルティーディー． | 多層カプセルおよびその製造方法 |
| JP2016128419A (ja) * | 2015-12-18 | 2016-07-14 | オリエント ファーマ シーオー．，エルティーディー． | 多層カプセルおよびその製造方法 |
-
1983
- 1983-11-16 JP JP21700683A patent/JPS60109520A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61151119A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-09 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | ソフトカプセル |
| JPS6240058B2 (ja) * | 1984-12-24 | 1987-08-26 | Taisho Pharma Co Ltd | |
| EP0228067A2 (en) * | 1985-12-26 | 1987-07-08 | Taisho Pharmaceutical Co. Ltd | Seamless soft capsule |
| JP2014518210A (ja) * | 2011-06-15 | 2014-07-28 | オリエント ファーマ シーオー．，エルティーディー． | 多層カプセルおよびその製造方法 |
| JP2016128419A (ja) * | 2015-12-18 | 2016-07-14 | オリエント ファーマ シーオー．，エルティーディー． | 多層カプセルおよびその製造方法 |
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