JPH0610221B2 - メタクリル酸メチル系重合体の製造方法 - Google Patents
メタクリル酸メチル系重合体の製造方法Info
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- JPH0610221B2 JPH0610221B2 JP60183423A JP18342385A JPH0610221B2 JP H0610221 B2 JPH0610221 B2 JP H0610221B2 JP 60183423 A JP60183423 A JP 60183423A JP 18342385 A JP18342385 A JP 18342385A JP H0610221 B2 JPH0610221 B2 JP H0610221B2
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- C08F220/10—Esters
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、メタクリル酸メチル、メタクリル酸メチルを
主成分とする単官能不飽和単量体又は一部その重合体を
含有する前記単量体及び多官能不飽和単量体からなる混
合物を特定の重合開始剤及び促進剤を用いて迅速に重合
させて機械的強度が大きく、透明性の良好なメタクリル
酸メチル系重合体を製造する方法に関する。
主成分とする単官能不飽和単量体又は一部その重合体を
含有する前記単量体及び多官能不飽和単量体からなる混
合物を特定の重合開始剤及び促進剤を用いて迅速に重合
させて機械的強度が大きく、透明性の良好なメタクリル
酸メチル系重合体を製造する方法に関する。
(従来の技術) 西独特許出願公告第1146254号公報において、メタクリ
ル酸メチル又は不飽和ポリエステルを室温下でアルキル
アシルパーオキサイド、分子内にイオウを含有した化合
物、第3級アミン塩酸塩等のハロゲン含有化合物及び重
金属含有化合物の存在下で重合させる方法が記載されて
いる。
ル酸メチル又は不飽和ポリエステルを室温下でアルキル
アシルパーオキサイド、分子内にイオウを含有した化合
物、第3級アミン塩酸塩等のハロゲン含有化合物及び重
金属含有化合物の存在下で重合させる方法が記載されて
いる。
また、特開昭49-16786号公報において、メタクリル酸エ
ステルを有機ハイドロパーオキサイド及び塩化亜硫酸メ
チルからなる触媒、又これらにさらに有機酸及び酸化マ
グネシウム等を加えたものを用いて高速で重合させる方
法が記載されている。
ステルを有機ハイドロパーオキサイド及び塩化亜硫酸メ
チルからなる触媒、又これらにさらに有機酸及び酸化マ
グネシウム等を加えたものを用いて高速で重合させる方
法が記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前許西独特許公報に記載された方法によってメタクリル
酸メチルの重合を行う場合、10分以下のような短時間
で重合させると生成重合体の分子量が低く、機械的強度
が低いという問題がある。
酸メチルの重合を行う場合、10分以下のような短時間
で重合させると生成重合体の分子量が低く、機械的強度
が低いという問題がある。
又、特開昭49-16786号公報の方法では、触媒に塩化亜硫
酸メチルという空気中の湿気に不安定な化合物を使用し
ており、その取扱上問題がある。さらに酸化マグネシウ
ム等の無機化合物はメタクリル酸メチル系重合体に不溶
であり、生成重合体の透明性を害するという問題があ
る。
酸メチルという空気中の湿気に不安定な化合物を使用し
ており、その取扱上問題がある。さらに酸化マグネシウ
ム等の無機化合物はメタクリル酸メチル系重合体に不溶
であり、生成重合体の透明性を害するという問題があ
る。
本発明の目的は、メタクリル酸メチル系単量体を迅速に
重合して、機械的強度が大きく、透明性の良好なメタク
リル酸メチル系重合体を製造する方法を提供することに
ある。
重合して、機械的強度が大きく、透明性の良好なメタク
リル酸メチル系重合体を製造する方法を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明はメタクリル酸メチル、メタクリル酸メチルを主
成分とする単官能不飽和単量体又は一部その重合体を含
有する前記単量体100重量部及び多官能不飽和単量体
0.5〜25重量部からなる混合物を、(1)ラジカル重合開
始剤、(2)分子内にイオウを含有した還元性物質、(3)ア
ミンのハロゲン化水素塩もしくはハロゲン化第四アンモ
ニウムおよび(4)銅含有化合物の存在下で重合させるこ
とを特徴とするメタクリル酸メチル系重合体の製造方法
である。
成分とする単官能不飽和単量体又は一部その重合体を含
有する前記単量体100重量部及び多官能不飽和単量体
0.5〜25重量部からなる混合物を、(1)ラジカル重合開
始剤、(2)分子内にイオウを含有した還元性物質、(3)ア
ミンのハロゲン化水素塩もしくはハロゲン化第四アンモ
ニウムおよび(4)銅含有化合物の存在下で重合させるこ
とを特徴とするメタクリル酸メチル系重合体の製造方法
である。
本発明においてメタクリル酸メチルは単独で使用するこ
ともできるが重合体製造時の重合活性向上のためあるい
は重合体の改質のため他の共重合可能な単官能不飽和単
量体を併用しても良い。そのような単量体としては、例
えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル
酸エチル、アクリル酸イソブチル、メタアクリル酸イソ
ブチル、アクリル酸イソプロピル、メタアクリル酸イソ
プロピル、アクリル酸t−ブチル、メタアクリル酸t−
ブチル、アクリル酸フェニル、メタアクリル酸フェニ
ル、アクリル酸シクロヘキシル、メタアクリル酸シクロ
ヘキシル等の炭素数1〜25の直鎖、脂環または芳香族
アルコールのアクリル酸エステル又はメタクリル酸エス
テル;スチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチ
レン等のビニル芳香族化合物;アクリル酸、メタクリル
酸、無水マレイン酸、アクリロニトリル等があげられ
る。これらの単量体は単官能不飽和単量体の50重量%
未満好ましくは30重量%以下で使用される。50重量
%より多くなるとメタクリル酸メチル系重合体の本来の
光沢、耐候性、耐熱性、硬度等が低下するので好ましく
ない。
ともできるが重合体製造時の重合活性向上のためあるい
は重合体の改質のため他の共重合可能な単官能不飽和単
量体を併用しても良い。そのような単量体としては、例
えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル
酸エチル、アクリル酸イソブチル、メタアクリル酸イソ
ブチル、アクリル酸イソプロピル、メタアクリル酸イソ
プロピル、アクリル酸t−ブチル、メタアクリル酸t−
ブチル、アクリル酸フェニル、メタアクリル酸フェニ
ル、アクリル酸シクロヘキシル、メタアクリル酸シクロ
ヘキシル等の炭素数1〜25の直鎖、脂環または芳香族
アルコールのアクリル酸エステル又はメタクリル酸エス
テル;スチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチ
レン等のビニル芳香族化合物;アクリル酸、メタクリル
酸、無水マレイン酸、アクリロニトリル等があげられ
る。これらの単量体は単官能不飽和単量体の50重量%
未満好ましくは30重量%以下で使用される。50重量
%より多くなるとメタクリル酸メチル系重合体の本来の
光沢、耐候性、耐熱性、硬度等が低下するので好ましく
ない。
メタクリル酸メチル又はメタクリル酸メチルを主成分と
する単官能性不飽和単量体は単量体のみを重合に供する
ことも可能であるが、重合活性の向上、取扱いの簡便さ
のため通常シロップと称される、一部その重合体を含有
する単量体として重合に供する方が好ましい。
する単官能性不飽和単量体は単量体のみを重合に供する
ことも可能であるが、重合活性の向上、取扱いの簡便さ
のため通常シロップと称される、一部その重合体を含有
する単量体として重合に供する方が好ましい。
シロップはメタクリル酸メチル系重合体をメタクリル酸
メチルもしくはメタクリル酸メチルを主成分とする単量
体混合物に1〜40重量%の濃度で溶解させるか、又は
メタクリル酸メチルもしくはメタクリル酸メチルを主成
分とする単量体混合物をラジカル重合開始剤の存在下で
一部重合させることによって得られる。
メチルもしくはメタクリル酸メチルを主成分とする単量
体混合物に1〜40重量%の濃度で溶解させるか、又は
メタクリル酸メチルもしくはメタクリル酸メチルを主成
分とする単量体混合物をラジカル重合開始剤の存在下で
一部重合させることによって得られる。
本発明方法における極めて重要な点は、メタクリル酸メ
チルと共重合可能な官能基を2つ以上含有した多官能不
飽和単量体を使用することである。
チルと共重合可能な官能基を2つ以上含有した多官能不
飽和単量体を使用することである。
多官能性単量体の使用は重合体の強度向上と同時に重合
速度を速める効果がある。多官能不飽和単量体の使用は
通常の比較的速度の遅い重合においては、重合体の内部
に部分的なゲルを生じ、重合体が不均一になる場合があ
るが、本発明の迅速重合においてはそのようなゲルの生
成がなく均一に重合体が得られる。
速度を速める効果がある。多官能不飽和単量体の使用は
通常の比較的速度の遅い重合においては、重合体の内部
に部分的なゲルを生じ、重合体が不均一になる場合があ
るが、本発明の迅速重合においてはそのようなゲルの生
成がなく均一に重合体が得られる。
本発明において用いられる、メタクリル酸メチルと共重
合可能な官能基を2つ以上含有した多官能不飽和単量体
としては、エチレングリコールジアクリレート、エチレ
ングリコールジメタアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、ジエチレングリコールジメタアクリ
レート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリ
エチングリコールジメタアクリレート、テトラエチレン
グリコールジアクリレート、テトラエチレングリコール
ジメタアクリレート、ノナエチレングリコールジアクリ
レート、ノナエチレングリコールジメタアクリレート、
テトラデカエチレングリコールジアクリレート、テトラ
デカエチレングリコールジメタアクリレート等エチレグ
リコールまたはそのオリゴマーの両末端水酸基をアクリ
ル酸またはメタアクリル酸でエステル化したもの;ネオ
ペンタングリコールジアクリレート、ネオペンタングリ
コールジメタアクリレート、ヘキサンジオールジアクリ
レート、ヘキサンジオールジメタアクリレート、ブタン
ジオールジアクリレート、ブタンジオールジメタアクリ
レート等他の2価アルコールの水酸基をアクリル酸又は
メタアクリル酸でエステル化したもの;ビスフェノール
A又はボスフェノールAのアルキレンオキサイド付加物
の末端水酸基をアクリル酸又はメタアクリル酸でエステ
ル化したもの;トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール等の多価アルコールをアクリル酸又はメタアク
リル酸でエステル化したもの;及びこれらの2価又は多
価アルコールの末端水酸基にグリシジルアクリレート又
はグリシジルメタアクリレートのエポキシ基を開環付加
させたもの;コハク酸、アジピン酸、テレフタル酸、フ
タル酸等の2塩基酸にグリシジルアクリレート又はグリ
シジルメタアクリレートのエポキシ基を開環付加させた
もの;アリールメタクリレート、ジビニルベンゼン等が
用いられる。多官能不飽和単量体はメタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸メチルを主成分とする単官能不飽和単
量体又はそれらのシロップ100重量部に対し0.5〜2
5重量部、好ましくは1〜10重量部用いられる。
合可能な官能基を2つ以上含有した多官能不飽和単量体
としては、エチレングリコールジアクリレート、エチレ
ングリコールジメタアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、ジエチレングリコールジメタアクリ
レート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリ
エチングリコールジメタアクリレート、テトラエチレン
グリコールジアクリレート、テトラエチレングリコール
ジメタアクリレート、ノナエチレングリコールジアクリ
レート、ノナエチレングリコールジメタアクリレート、
テトラデカエチレングリコールジアクリレート、テトラ
デカエチレングリコールジメタアクリレート等エチレグ
リコールまたはそのオリゴマーの両末端水酸基をアクリ
ル酸またはメタアクリル酸でエステル化したもの;ネオ
ペンタングリコールジアクリレート、ネオペンタングリ
コールジメタアクリレート、ヘキサンジオールジアクリ
レート、ヘキサンジオールジメタアクリレート、ブタン
ジオールジアクリレート、ブタンジオールジメタアクリ
レート等他の2価アルコールの水酸基をアクリル酸又は
メタアクリル酸でエステル化したもの;ビスフェノール
A又はボスフェノールAのアルキレンオキサイド付加物
の末端水酸基をアクリル酸又はメタアクリル酸でエステ
ル化したもの;トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール等の多価アルコールをアクリル酸又はメタアク
リル酸でエステル化したもの;及びこれらの2価又は多
価アルコールの末端水酸基にグリシジルアクリレート又
はグリシジルメタアクリレートのエポキシ基を開環付加
させたもの;コハク酸、アジピン酸、テレフタル酸、フ
タル酸等の2塩基酸にグリシジルアクリレート又はグリ
シジルメタアクリレートのエポキシ基を開環付加させた
もの;アリールメタクリレート、ジビニルベンゼン等が
用いられる。多官能不飽和単量体はメタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸メチルを主成分とする単官能不飽和単
量体又はそれらのシロップ100重量部に対し0.5〜2
5重量部、好ましくは1〜10重量部用いられる。
0.5重量部より少い時は強度向上、重合促進の効果がほ
とんど期待できず、また25重量部より多くても強度が
低下するので好ましくない。
とんど期待できず、また25重量部より多くても強度が
低下するので好ましくない。
ラジカル重合開始剤としては過酸化物が良く、特に過酸
エステル及びハイドロパーオキサイドが、重合活性が高
く好ましい。過酸エステルとしては、例えばt−ブチル
パーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエイト、
t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキ
シベンゾエート等が用いられる。ハイドロパーオキサイ
ドとしてはt−ブチルハイドロパーオキサイド、キュメ
ンハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハ
イドロパーオキサイド、p−メンタンハイドロパーオキ
サイド、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジハイド
ロパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチ
ルハイドロパーオキサイド等が用いられる。使用量は単
量体又はシロップ100重量部に対して0.1〜5重量部
用いられる。0.1重量部より少いと重合が充分行なわれ
ず、生成重合体中に多量のモノマーが残存するため好ま
しくない。又、5重量部より多いと重合の制御が難し
く、得られた重合体の耐候性、耐熱性が低下し好ましく
ない。
エステル及びハイドロパーオキサイドが、重合活性が高
く好ましい。過酸エステルとしては、例えばt−ブチル
パーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエイト、
t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキ
シベンゾエート等が用いられる。ハイドロパーオキサイ
ドとしてはt−ブチルハイドロパーオキサイド、キュメ
ンハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハ
イドロパーオキサイド、p−メンタンハイドロパーオキ
サイド、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジハイド
ロパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチ
ルハイドロパーオキサイド等が用いられる。使用量は単
量体又はシロップ100重量部に対して0.1〜5重量部
用いられる。0.1重量部より少いと重合が充分行なわれ
ず、生成重合体中に多量のモノマーが残存するため好ま
しくない。又、5重量部より多いと重合の制御が難し
く、得られた重合体の耐候性、耐熱性が低下し好ましく
ない。
本発明に用いられる分子内にイオウを含有した還元性物
質はラジカル重合開始剤とレドックスの系をつくるもの
であり、スルフィン酸エステル類、チオ尿素類、メルカ
プタン類から選ばれた少くとも1種の2価又は4価のイ
オウ化合物であり、具体的にはp−トルエスルフィン酸
メチル、p−トルエンスルフィン酸エチル、テトラメチ
ルチオ尿素、ジブチルチオ尿素、ラウリルメルカプタ
ン、t−ドデシルメルカプタン、オクチルメルカプタ
ン、ブチルメルカプタン、2−エチルヘキシルチオグリ
コレート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコレー
ト、グリコールジメチルカプトアセテート、2−メルカ
プトエタノール及びそのエステル類、β−メルカプトプ
ロピオン酸及びそのエステル類があげられる。分子内に
イオウを含有した還元性物質は単量体又はシロップ10
0重量部に対して0.1〜5重量部用いられ、0.1重量部よ
り少いと重合は遅くなり、又5重量部より多いと得られ
る重合体の着色、強度低下をおこすので好ましくない。
質はラジカル重合開始剤とレドックスの系をつくるもの
であり、スルフィン酸エステル類、チオ尿素類、メルカ
プタン類から選ばれた少くとも1種の2価又は4価のイ
オウ化合物であり、具体的にはp−トルエスルフィン酸
メチル、p−トルエンスルフィン酸エチル、テトラメチ
ルチオ尿素、ジブチルチオ尿素、ラウリルメルカプタ
ン、t−ドデシルメルカプタン、オクチルメルカプタ
ン、ブチルメルカプタン、2−エチルヘキシルチオグリ
コレート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコレー
ト、グリコールジメチルカプトアセテート、2−メルカ
プトエタノール及びそのエステル類、β−メルカプトプ
ロピオン酸及びそのエステル類があげられる。分子内に
イオウを含有した還元性物質は単量体又はシロップ10
0重量部に対して0.1〜5重量部用いられ、0.1重量部よ
り少いと重合は遅くなり、又5重量部より多いと得られ
る重合体の着色、強度低下をおこすので好ましくない。
本発明に用いられるアミンのハロゲン化水素塩もしくは
ハロゲン化第四アンモニウムとしては、例えば、n−ア
ミルアミン、n−ヘキシルアミン、n−オクチルアミ
ン、n−デシルアミン、ラウリルアミン、パルミチルア
ミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジ
メチルベンジルアミン、N,N−ジメチル−p−トルイ
ジン、フェネチルジブチルアミン、N,N,N′,N′
−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N,N,
N′,N′−テトラメチルプロピレンジアミン、N,N
−ジエチルベンジルアミン、N,N−ジブチルベンジル
アミン、フェネチルジエチルアミン等のアミンの塩酸又
は臭酸塩、テトラメチルアンモニウムクロライド、ベン
ジルトリメチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリ
エチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリブチルア
ンモニウムクロライド、トリオクチルメチルアンモニウ
ムクロライド、β−フェネチルジブチルエトキシカルボ
ニルメチルアンモニウムクロライド等があげられる。
ハロゲン化第四アンモニウムとしては、例えば、n−ア
ミルアミン、n−ヘキシルアミン、n−オクチルアミ
ン、n−デシルアミン、ラウリルアミン、パルミチルア
ミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジ
メチルベンジルアミン、N,N−ジメチル−p−トルイ
ジン、フェネチルジブチルアミン、N,N,N′,N′
−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N,N,
N′,N′−テトラメチルプロピレンジアミン、N,N
−ジエチルベンジルアミン、N,N−ジブチルベンジル
アミン、フェネチルジエチルアミン等のアミンの塩酸又
は臭酸塩、テトラメチルアンモニウムクロライド、ベン
ジルトリメチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリ
エチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリブチルア
ンモニウムクロライド、トリオクチルメチルアンモニウ
ムクロライド、β−フェネチルジブチルエトキシカルボ
ニルメチルアンモニウムクロライド等があげられる。
これら化合物の使用量は単量体又はシロップ100重量
部に対し0.005〜1重量部、好ましくは0.01〜0.5重量部
用いられる。使用量が0.005重量部より少ない、又は1
重量部より多い場合は、重合速度が遅くなるので好まし
くない。
部に対し0.005〜1重量部、好ましくは0.01〜0.5重量部
用いられる。使用量が0.005重量部より少ない、又は1
重量部より多い場合は、重合速度が遅くなるので好まし
くない。
これらの化合物は、使用する単量体に可溶の場合はその
まま使用し、不溶の場合はイソプロパノール、ジメチル
フタレート、ジエチレングリコール等の溶媒に溶解させ
て使用する。
まま使用し、不溶の場合はイソプロパノール、ジメチル
フタレート、ジエチレングリコール等の溶媒に溶解させ
て使用する。
本発明に用いられる銅含有化合物は重合開始剤の分解触
媒として作用しており、使用する単量体に可溶な有機酸
の銅塩、銅含有錯体等、例えばナフテン酸銅、銅アセチ
ルアセトネート等があげられる。使用量は銅換算で単量
体又はシロップの重量を基準にして0.005〜10ppm、好
ましくは0.1〜5ppm用いられる。使用量が0.005ppmより
少いと重合速度が遅く、重合時間が一定しない、また10
ppmより多いと重合開始剤を失活させて重合を阻害する
ので好ましくない。
媒として作用しており、使用する単量体に可溶な有機酸
の銅塩、銅含有錯体等、例えばナフテン酸銅、銅アセチ
ルアセトネート等があげられる。使用量は銅換算で単量
体又はシロップの重量を基準にして0.005〜10ppm、好
ましくは0.1〜5ppm用いられる。使用量が0.005ppmより
少いと重合速度が遅く、重合時間が一定しない、また10
ppmより多いと重合開始剤を失活させて重合を阻害する
ので好ましくない。
本発明の重合は主に型枠を用いる塊状重合法で行われ
る。メタクリル酸メチル又はこれを主成分とする単官能
不飽和単量体又はこれらのシロップに多官能不飽和単量
体、ラジカル重合開始剤、分子内にイオウを含有した還
元性物質、アミンのハロゲン化水素塩もしくはハロゲン
化第四アンモニウム及び銅含有化合物を溶解させた液状
組成物を型枠の中に流し込み、重合成形する。なお、多
官能不飽和単量体はメタクリル酸メチル又はこれを主成
分とする単官能不飽和単量体にあらかじめ加えておいて
部分重合できるものもあり、そのようなものについては
部分重合体(シロップ)製造時に加えておくこともでき
る。
る。メタクリル酸メチル又はこれを主成分とする単官能
不飽和単量体又はこれらのシロップに多官能不飽和単量
体、ラジカル重合開始剤、分子内にイオウを含有した還
元性物質、アミンのハロゲン化水素塩もしくはハロゲン
化第四アンモニウム及び銅含有化合物を溶解させた液状
組成物を型枠の中に流し込み、重合成形する。なお、多
官能不飽和単量体はメタクリル酸メチル又はこれを主成
分とする単官能不飽和単量体にあらかじめ加えておいて
部分重合できるものもあり、そのようなものについては
部分重合体(シロップ)製造時に加えておくこともでき
る。
上記のように型枠中で重合成形を行なう際、重合開始剤
等の各成分を個々に単量体に加えて重合させることもで
きるが、重合反応性が非常に高いので、均一混合がむつ
かしい傾向がある。
等の各成分を個々に単量体に加えて重合させることもで
きるが、重合反応性が非常に高いので、均一混合がむつ
かしい傾向がある。
したがって、例えば、単量体又はシロップを2分割し
て、一方に重合開始剤とアミンの塩化水素塩もしくはハ
ロゲン化第四アンモニウムを加え、他方に分子内にイオ
ウを含有した還元性物質および銅含有化合物を加え、別
々に溶解させておいて、重合させる直前にそれらを混合
して重合させる方が好ましい。
て、一方に重合開始剤とアミンの塩化水素塩もしくはハ
ロゲン化第四アンモニウムを加え、他方に分子内にイオ
ウを含有した還元性物質および銅含有化合物を加え、別
々に溶解させておいて、重合させる直前にそれらを混合
して重合させる方が好ましい。
本発明の方法は室温下で行うこともできるが、重合促進
のため50℃以上の温度で行うのが好ましい。単量体と
重合開始剤等を型枠の中に入れ、型枠を50℃以上の温
度に加熱して重合させても良いし、又あらかじめ型枠の
温度を50℃以上の所定の温度にしておいてその中に単
量体と重合開始剤等を入れて重合させても良い。
のため50℃以上の温度で行うのが好ましい。単量体と
重合開始剤等を型枠の中に入れ、型枠を50℃以上の温
度に加熱して重合させても良いし、又あらかじめ型枠の
温度を50℃以上の所定の温度にしておいてその中に単
量体と重合開始剤等を入れて重合させても良い。
本発明の方法は、メタクリル酸メチル系重合体のあらゆ
る成形品の製造に適用できる。
る成形品の製造に適用できる。
すなわち、本発明の重合を型枠内で行なう方法において
型枠を変えることにより各種の形状の成形品が得られ
る。
型枠を変えることにより各種の形状の成形品が得られ
る。
この方法は、特に、重合体の内部ひずみが非常に少いこ
とから光学材料の製造に適している。この光学材料とし
ては、汎用レンズ、フレネルレンズ、光学ディスク、プ
リズム、、ミラーなどであり、なかでもこの方法では型
枠面の精密な転写が容易に可能なので、形状の精巧さが
より要求されるフレネルレンズの製造に適している。
とから光学材料の製造に適している。この光学材料とし
ては、汎用レンズ、フレネルレンズ、光学ディスク、プ
リズム、、ミラーなどであり、なかでもこの方法では型
枠面の精密な転写が容易に可能なので、形状の精巧さが
より要求されるフレネルレンズの製造に適している。
そのほかこの方法は大形成形品の製造も容易なのでフロ
ントウィンド、サンルーフ、サイドウィンド、リヤウィ
ンドなどの自動車部品、看板、水槽、バスタブ等の成形
にも適している。
ントウィンド、サンルーフ、サイドウィンド、リヤウィ
ンドなどの自動車部品、看板、水槽、バスタブ等の成形
にも適している。
(発明の効果) 本発明の方法によれば透明性、機械的強度が優れた重合
体を10分以下、好ましくは5分以下の短時間で得るこ
とができる。
体を10分以下、好ましくは5分以下の短時間で得るこ
とができる。
この方法によれば重合時間が極めて短い割には機械的強
度が強いメタクリル酸メチル系重合体の成形体を得るこ
とができる。
度が強いメタクリル酸メチル系重合体の成形体を得るこ
とができる。
(実施例) 以下実施例で本発明をさらに詳しく説明する。尚実施例
中の曲げ強度はASTM D790に準拠して曇価はASTM D1003
に準拠して測定した。
中の曲げ強度はASTM D790に準拠して曇価はASTM D1003
に準拠して測定した。
実施例1〜11、比較例1〜3 (メタクリル酸メチル原シロップの製造) 10のステンレス製の密閉容器内にメタクリル酸メチ
ル4kgとメタクリル酸メチル重合体(スミペックスB
LG−6住友化学工業社製)1kgを入れ60℃で4時間
溶解し重合体含有率20%、粘度0.5ポイズの原シロッ
プを得た。
ル4kgとメタクリル酸メチル重合体(スミペックスB
LG−6住友化学工業社製)1kgを入れ60℃で4時間
溶解し重合体含有率20%、粘度0.5ポイズの原シロッ
プを得た。
(Aシロップの製造) 上記のメタクリル酸メチル原シロップ50gに、第1表
に示した多官能不飽和単量体を所定量、グリコールジメ
ルカプトアセテート0.4gと、ナフテン酸銅(Cu含量1
0%)の1重量%メタクリル酸メチル溶液0.04gを溶解
してAシロップを作った。
に示した多官能不飽和単量体を所定量、グリコールジメ
ルカプトアセテート0.4gと、ナフテン酸銅(Cu含量1
0%)の1重量%メタクリル酸メチル溶液0.04gを溶解
してAシロップを作った。
(Bシロップの製造) 上記メタクリル酸メチル原シロップ50gに、t−ブチ
ルパーオキシベンゾエート0.96gと、フェネチルジブチ
ルアミン塩酸塩の8重量%ジメチルフタレート溶液0.96
gを溶解してBシロップを作った。
ルパーオキシベンゾエート0.96gと、フェネチルジブチ
ルアミン塩酸塩の8重量%ジメチルフタレート溶液0.96
gを溶解してBシロップを作った。
(重合) AシロップとBシロップを混合した後直ちに150×1
50×3mmの型枠の中に注液し85℃の湯浴中に浸漬し
て重合させた。重合がほぼ完結する時間(反応熱により
温度がピークに達する時間)と重合体の強度及び曇価は
第1表に示すとおりであった。
50×3mmの型枠の中に注液し85℃の湯浴中に浸漬し
て重合させた。重合がほぼ完結する時間(反応熱により
温度がピークに達する時間)と重合体の強度及び曇価は
第1表に示すとおりであった。
実施例12〜13、比較例3 実施例1で使用したメタクリル酸 メチル原シロップ 100g t−ドデシルメルカプタン 1g ナフテン酸銅(Cu10%含有) 0.001g t−ブチルパーオキシベゾエート 0.7g ジブチルアミン塩酸塩 0.6g (ジエチレングリコール10%溶液) 14G 所定量(第2表) 上記の各成分を室温下で1分間混合した後150×150×3
mmの型枠の中に入れ65℃の湯浴中で重合させた。結果
は第2表に示すとおりであった。
mmの型枠の中に入れ65℃の湯浴中で重合させた。結果
は第2表に示すとおりであった。
実施例14 CシロップとDシロップを混合した後直ちに150×150×
3mmの型枠の中に注液し90℃で重合させた。重合は4
分で終了し重合体の曲げ強度は1200kg/cm2、曇価0.8で
あり重合体は強度、外観とも優れたものであった。
3mmの型枠の中に注液し90℃で重合させた。重合は4
分で終了し重合体の曲げ強度は1200kg/cm2、曇価0.8で
あり重合体は強度、外観とも優れたものであった。
実施例15 EシロップとFシロップを混合した後直ちに150×150×
3mmの型枠に注液し80℃で重合させた。重合は3分で
終了し重合体は曲げ強度1000kg/cm2、曇価0.9と強度、
外観ともに優れたものであった。
3mmの型枠に注液し80℃で重合させた。重合は3分で
終了し重合体は曲げ強度1000kg/cm2、曇価0.9と強度、
外観ともに優れたものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 康乗 幸雄 愛媛県新居浜市惣開町5番1号 住友化学 工業株式会社内 (56)参考文献 米国特許3565822(US,A) 米国特許4467079(US,A)
Claims (1)
- 【請求項1】メタクリル酸メチル、メタクリル酸メチル
を主成分とする単官能不飽和単量体又は一部その重合体
を含有する前記単量体100重量部及び多官能不飽和単
量体0.5〜25重量部からなる混合物を、(1)ラジカル重
合開始剤、(2)分子内にイオウを含有した還元性物質、
(3)アミンのハロゲン化水素塩もしくはハロゲン化第四
アンモニウムおよび(4)銅含有化合物の存在下で重合さ
せることを特徴とするメタクリル酸メチル系重合体の製
造方法。
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US06/898,514 US4859750A (en) | 1985-08-06 | 1986-08-21 | Method for the production of polymethyl methacrylate |
CA000520284A CA1296482C (en) | 1985-08-06 | 1986-10-10 | Method for the production of polymethacrylates |
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