JPH0610136U - 衣装ケース - Google Patents

衣装ケース

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JPH0610136U
JPH0610136U JP10924591U JP10924591U JPH0610136U JP H0610136 U JPH0610136 U JP H0610136U JP 10924591 U JP10924591 U JP 10924591U JP 10924591 U JP10924591 U JP 10924591U JP H0610136 U JPH0610136 U JP H0610136U
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JP
Japan
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container body
lid
container
lid body
engaged
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Pending
Application number
JP10924591U
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English (en)
Inventor
仁 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tensho Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Tensho Electric Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夏と冬とで中に詰める衣類の嵩が大きく変化
しても、これに対応して無駄なく効率良く衣類を詰める
ことができ、かつ限られた空間からなる押し入れを有効
利用することのできる衣装ケースを提供する。 【構成】 容器体2の相対向する側面に互いに間隔の異
なる上下の案内溝2a,2bを形成するとともに、容器
体2の開口部を被覆する蓋体3の相対向する側面に案内
溝2a,2bと同間隔で係合する突条3a,3b,3
c,3dをそれぞれ形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家庭における衣類等を収納する衣装ケースに係り、特に季節に応じ て収納量を可変することのできる衣装ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内部に衣類等を詰めて押し入れ等に収納される衣装ケースとしては、上 面開口の容器体と蓋体とを組み合わせたものや、多段の引出し構造のもの等、種 々存在している。そして、季節の変わり目ごとに、押し入れから衣装ケースを取 り出して衣類を入れ替えるものである。そして、この衣装ケースの内容量は、容 器体の大きさによって規定されるものであり常に一定である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、夏用の衣類と、冬用の衣類とでは嵩が大いに異なる。つまり夏 用の衣類はTシャツの如く薄いものが多いのに対し、冬用の衣類はセーターの如 く厚手のものが多い。したがって、衣装ケースから夏用の衣類を取り出して冬用 の衣類を収納しようとすると、衣装ケースの中に入りきらないという事態にもな りかねず、逆に冬用に衣類に合わせて衣装ケースを揃えた場合には、中身があま り入っていない衣装ケースが押し入れを占領し限られた空間有効利用することが できない。
【0004】 そこで、本考案にあっては、夏と冬とで中に詰める衣類の嵩が大きく変化して も、これに対応して無駄なく効率良く衣類を詰めることができ、かつ限られた空 間からなる押し入れを有効利用することのできる衣装ケースを提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成すべく、本考案の衣装ケースは、上方開口の容器体と、該 容器体の開口部を被覆し収納域を有する下方開口の蓋体とからなり、前記容器体 又は蓋体の一方における相対向する側面に互いに間隔の異なる上下の案内溝を形 成するとともに、前記容器体又は蓋体の他方における相対向する側面に前記案内 溝と同間隔で係合する凸部をそれぞれ形成し、前記案内溝と凸部のそれぞれの間 隔を合致させて前記容器体と蓋体とを係合させた場合に、前記凸部が案内溝に案 内されて前記容器体に対し蓋体が深く係合し、前記案内溝と凸部のそれぞれの間 隔を異にして前記容器体と蓋体とを係合させた場合に、前記凸部が容器体又は蓋 体の開口端縁に当接して前記容器体に対し蓋体が浅く係合することを特徴とする ものである。
【0006】 また、容器体又は蓋体の側面に形成された凸部を、開口端縁から少し離間した 部位より開口端と反対方向に形成された突条としてもよいものである。
【0007】
【作用】
容器体又は蓋体の一方における相対向する側面に互いに間隔の異なる上下の案 内溝を形成するとともに、容器体又は蓋体の他方における相対向する側面に案内 溝と同間隔の凸部をそれぞれ形成したことで、案内溝と凸部のそれぞれの間隔を 合致させる向きで容器体と蓋体とを係合させた場合には、凸部が案内溝に案内さ れて容器体に対し蓋体が深く係合して、容器体と蓋体とにより囲繞される衣装ケ ースの内容量は小さなものとなる。また、案内溝と凸部のそれぞれの間隔を異に する向きで容器体と蓋体とを係合させた場合には、凸部が容器体又は蓋体の開口 端縁に当接して容器体に対し蓋体が浅く係合して、衣装ケースの内容量は増大す る。
【0008】 更に、容器体又は蓋体の側面に形成された凸部を、開口端縁から少し離間した 部位より開口端と反対方向に形成された突条とすると、容器体に対し蓋体が深く 係合した場合でも、容器体に対し蓋体が浅く係合した場合でも、案内溝と突条と が線接触することから容器体と蓋体とはガタつきのない安定した係合状態が得ら れる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案の衣装ケースにおける容器体と蓋体とが深く係合した状態を示 す斜視図、図2は本考案の衣装ケースにおける容器体と蓋体とが浅く係合した状 態を示す斜視図、図3は本考案の衣装ケースにおける容器体と蓋体とが係合する 状態を示す要部断面図であり、(a)は容器体と蓋体とが深く係合する過程を示 し、(b)は容器体と蓋体とが浅く係合した状態を示し、図4は本考案の衣装ケ ースにおける蓋体を下方から見た要部斜視図である。
【0010】 図中1は本考案の合成樹脂材からなる衣装ケースであり、2は上方を開口して なる容器体、3は容器体2の開口部を被覆し、収納域を有する下方を開口してな る蓋体、4は容器体2と蓋体3とを固定すべく蓋体3に付設されたバックルであ る。
【0011】 前記蓋体3における長辺側の相対向する側面内方には、一方面に間隔の広い一 対の突条3a,3aが、開口端縁3eから少し立ち上がった部位から上方にかけ て形成され、他方面に間隔の狭い一対の突条3b,3bが、同じく下端面から少 し立ち上がった部位から上方にかけて形成されている。
【0012】 そして、蓋体3における短辺側の相対向する側面内方には、一方面に間隔の広 い一対の突条3c,3cが、開口端縁3eから少し立ち上がった部位から上方に かけて形成され、他方面に間隔の狭い一対の突条3d,3dが、下端面から少し 立ち上がった部位から上方にかけて形成されている。
【0013】 前記容器体2における長辺側の相対向する側面外方には、一方面に前記蓋体3 の突条3a,3aと同じ間隔の一対の案内溝(図示せず)が上下に形成され、他 方面に前記蓋体3の突条3b,3bと同じ間隔の一対の案内溝2a,2aが上下 に形成されている。
【0014】 そして、容器体2における短辺側の相対向する側面外方には、一方面に蓋体3 の突条3c,3cと同じ間隔の一対の案内溝(図示せず)が上下に形成され、他 方面に蓋体3の突条3d,3dと同じ間隔の一対の案内溝2b,2bが上下に形 成されている。
【0015】 このような構成からなる衣装ケース1において、蓋体3の突条3a,3b,3 c,3dと、容器体2の案内溝2a,2bとをそれぞれの間隔を合致するように 、容器体2と蓋体3の向きを合わせて係合させると、図3(a)に示す如く、蓋 体3の突条3a,3b,3c,3dは容器体2の案内溝2a,2bにガイドされ て、蓋体3の天井面3fが容器体2の開口端縁2cに当接し、容器体2と蓋体3 とが深く係合する。
【0016】 また、蓋体3の突条3a,3b,3c,3dと、容器体2の案内溝2a,2b とをそれぞれの間隔が異なるように、容器体2と蓋体3の向きを違えて係合させ ると、図3(b)に示す如く、蓋体3の突条3a,3b,3c,3dにおける下 端面3gが容器体2の開口端縁2cに当接し、容器体2と蓋体3とが浅く係合す る。
【0017】 容器体2と蓋体3とが深く係合した場合でも、また容器体2と蓋体3とが浅く 係合した場合でも、バックル4が容器体2と蓋体3とを確実に固定するために、 バックル4を係止するための係合部を、容器体2の相対向する側面に上下2個所 設けている。
【0018】 前記蓋体3の高さを約100mm、容器体2の高さを約200mmとすると、 容器体2と蓋体3とを深く係合させた場合に衣装ケース1の高さは約200mm 、容器体2と蓋体3とを浅く係合させた場合に衣装ケース1の高さは約300m mとなって、衣装ケース1の内容量を約1.5倍に変化させることが可能となる 。
【0019】 尚、本実施例にあっては、蓋体3に容器体2の案内溝と略同形状の突条を形成 したが、これに限定されることはなく、案内溝にガイドされるものであれば下端 面3gを有するリブ形状の凸部であってもよいものである。
【0020】 また、本実施例にあっては、蓋体に突条を、そして容器体に案内溝を形成した が、これとは逆に蓋体に案内溝を、そして容器体に突条を形成する構成としても よい。更に、突条及び案内溝としては、最低限それぞれ一方の相対向する側面に のみ形成するだけでもよいものである。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案の衣装ケースによれば、容器体又は蓋体の一方にお ける相対向する側面に互いに間隔の異なる上下の案内溝を形成するとともに、容 器体又は蓋体の他方における相対向する側面に案内溝と同間隔の凸部をそれぞれ 形成したことで、案内溝と凸部のそれぞれの間隔を合致させる向きで容器体と蓋 体とを係合させた場合には、凸部が案内溝に案内されて容器体に対し蓋体が深く 係合して、容器体と蓋体とにより囲繞される衣装ケースの内容量は小さなものと なる。また、案内溝と凸部のそれぞれの間隔を異にする向きで容器体と蓋体とを 係合させた場合には、凸部が容器体又は蓋体の開口端縁に当接して容器体に対し 蓋体が浅く係合して、衣装ケースの内容量は増大する。これにより、季節に応じ て中に詰める衣類の嵩が大きく変化しても、これに対応して無駄なく効率良く衣 類を詰めることができ、かつ限られた空間からなる押し入れを有効利用すること のできるものである。
【0022】 また、容器体又は蓋体の側面に形成された凸部を、開口端縁から少し離間した 部位より開口端と反対方向に形成された突条とすると、容器体に対し蓋体が深く 係合した場合でも、容器体に対し蓋体が浅く係合した場合でも、案内溝と突条と が線接触することから容器体と蓋体とはガタつきのない安定した係合状態が得ら れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の衣装ケースおける容器体と蓋体とが深
く係合した状態を示す斜視図である。
【図2】本考案の衣装ケースおける容器体と蓋体とが浅
く係合した状態を示す斜視図である。
【図3】本考案の衣装ケースにおける容器体と蓋体とが
係合する状態を示す要部断面図であり、(a)は容器体
と蓋体とが深く係合する過程を示し、(b)は容器体と
蓋体とが浅く係合した状態を示している。
【図4】本考案の衣装ケースにおける蓋体を下方から見
た要部斜視図である。
【符号の説明】
1 衣装ケース 2 容器体 2a,2b 案内溝 2c 開口端縁 3 蓋体 3a,3b,3c,3d 突条 3e 開口端縁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方開口の容器体と、該容器体の開口部
    を被覆し収納域を有する下方開口の蓋体とからなり、前
    記容器体又は蓋体の一方における相対向する側面に互い
    に間隔の異なる上下の案内溝を形成するとともに、前記
    容器体又は蓋体の他方における相対向する側面に前記案
    内溝と同間隔で係合する凸部をそれぞれ形成し、前記案
    内溝と凸部のそれぞれの間隔を合致させて前記容器体と
    蓋体とを係合させた場合に、前記凸部が案内溝に案内さ
    れて前記容器体に対し蓋体が深く係合し、前記案内溝と
    凸部のそれぞれの間隔を異にして前記容器体と蓋体とを
    係合させた場合に、前記凸部が容器体又は蓋体の開口端
    縁に当接して前記容器体に対し蓋体が浅く係合すること
    を特徴とする衣装ケース。
  2. 【請求項2】 容器体又は蓋体の側面に形成された凸部
    が開口端縁から少し離間した部位より開口端と反対方向
    に形成された突条であることを特徴とする請求項1記載
    の衣装ケース。
JP10924591U 1991-12-09 1991-12-09 衣装ケース Pending JPH0610136U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003063534A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Tenma Kk 物品収納箱

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS553069U (ja) * 1978-06-21 1980-01-10
JPS5620901B2 (ja) * 1977-04-05 1981-05-16

Patent Citations (2)

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