JPH054530Y2 - - Google Patents

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JPH054530Y2
JPH054530Y2 JP15092087U JP15092087U JPH054530Y2 JP H054530 Y2 JPH054530 Y2 JP H054530Y2 JP 15092087 U JP15092087 U JP 15092087U JP 15092087 U JP15092087 U JP 15092087U JP H054530 Y2 JPH054530 Y2 JP H054530Y2
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male
diameter hole
female
shaft
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JP15092087U
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C13/00Details; Accessories
    • A45C13/10Arrangement of fasteners
    • A45C13/12Arrangement of fasteners of press-button or turn-button fasteners
    • A45C13/126Arrangement of fasteners of press-button or turn-button fasteners of turn-buttons

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、雄体と雌体とが嵌合係合してお
り、雄体を90度回転させることによりカバン等の
蓋を係止するようにしたひねり錠の改良に関する
ものである。
従来の技術 この種のひねり錠としては、イタリア国実用新
案登録第201901号(出願番号24068B/84)明細
書に開示されているように、雄体は摘み部とその
下面中央部により下方に延びる軸部とから構成さ
れており、摘み部の下面には径方向に延びる凸条
を有し、また軸部の下端部が膨大部となつてお
り、その上部側には傾斜面を有している。これに
対して雌体は、上面には前記雄体の凸条と嵌合す
る凹溝が十字状の設けられており、薄い一対の弾
性壁を有し前記雄体の軸部を受ける軸受け部を構
成している。
そして、雄体の軸部が雌体の軸受け部に嵌合取
付けされている状態では雌体の弾性壁の最下端部
が雄体の軸部の傾斜面に当接し雄体は常時雌体側
に付勢されるようになつており、雄体の凸条と雌
体の凹溝とが嵌合して雄体は雌体に対して回転が
防止されるようになつている。この状態から雄体
の摘み部を無理に回転しようとすれば、凸条が凹
溝より外れようとし雄体は上方に付勢されるとと
もに雄体の軸部の膨大部に形成してある傾斜面に
より雌体の軸受け部の弾性壁が押し広げられ、そ
の結果雄体は雌体に対してせり上がる。そして雄
体を90度回転することにより凸条と凹溝とが嵌合
し、雄体は雌体に対して90度回転の状態で停止す
るようになつている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、カバン等の蓋の開閉のたびにひねり錠
の雄体を90度回転するので、そのたびに雌体の軸
受け部である弾性壁が弾性変形し、またその弾性
壁が弾性を持たせるため薄く作られているので、
その結果破損し易いという問題点を有している。
本考案は上記問題点に着目してなされたもので
あつて、長期間の使用であつても雌体の特に軸受
け部が破損することがないひねり錠を提供するこ
とを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点は本考案によれば、摘み部の下面中
央より突出する軸部を有するとともに、該下面に
少なくとも一文字状の下方に突出する凸条を有す
る雄体と、軸部を嵌合係合して受ける軸受け部を
有し、該軸受け部の上面には雄体の凸条が嵌まる
凹溝を十字状に設けてなる雌体とからなる合成樹
脂材よりなるひねり錠において、 前記雄体の軸部の下端部に外周に突出する膨大
部を形成するとともに、軸線方向にスリツトを設
け、前記雌体の軸受け部に径小孔と径大孔とを連
通するよう形成し、該径小孔と径大孔との境界部
に傾斜面を形成したことを特徴とするひねり錠と
することにより解決される。
作 用 雄体の軸部にスリツトを設けているので、軸部
が弾性を有することとなり、該軸部が雌体の軸受
け部の径小孔及び径大孔に嵌合係合された場合、
傾斜面と軸部の膨大部とが当接することにより雄
体は常に雌体側に付勢される。雄体の摘み部を回
軸することにより雄体の凸条と雌体の凹溝とが外
れ、軸部は内側に弾性変形してせり上がる。従つ
て軸部側が弾性変形するので繰り返し使用しても
破損することがない。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図及び第2図は、本考案に係るひねり錠1
0をカバン1に使用した例を示すものであつて、
ひねり錠10をカバン本体2側に固定取付けし、
ひねり錠10の雄体11を雌体12に幅方向にそ
ろえた状態にしてカバンの蓋3に形成された係止
孔4,4をひねり錠10に通す。そして、第2図
に示すように雄体11を90度回転させて停止させ
ることにより、雄体11の長手方向両端部が係止
孔4,4に係止することによりカバンの蓋3はカ
バン本体2に閉じ係止される。
前記雄体11は、合成樹脂材からなり第3図な
いし第5図に示されるように指で摘んで回転させ
るための摘み部13と、該摘み部13の下端面中
央部より下方に延びる軸部14とからなつてい
る。
前記摘み部13の下端面には十字状の凸条1
5,15が下方に突出するよう形成されている。
この凸条15,15は一文字状であつてもよい。
また、軸部14の最下端部には外周方向に突出す
る膨大部16が形成されており、この膨大部16
の上部外周には角部17が形成されているととも
に、軸部14は十字状に軸方向に向き摘み部13
の最下端面まで達するスリツト18,18が形成
されている。このスリツト18,18は軸部14
に弾性を持たせるために設けたものである。
前記雌体12は、合成樹脂材からなり第6図及
び第7図に示されるように平板状の基板20と、
該基板20の中央部において上方に突出し、前記
雄体11の軸部14と嵌合する軸受け部21とか
らなり、基板20と軸受け部21とは一体に形成
されている。
この雌体12は第8図に示すようにカバン本体
2の生地Cを基板20と裏プレート30とで挾ん
で基板20の左右に形成された透孔20a,20
aの位置で鋲31,31を加締めることにより、
生地Cに固着されるようになつている。
前記雌体12の軸受け部21の中央には、径小
孔22と該径小孔22と連通する径大孔23とが
上下に貫通するよう穿設されている。この径小孔
22と径大孔23との境界部には上方向に径小と
なる傾斜面24が形成されているとともに、傾斜
面24の上部と径小孔22の下端部との境界部に
は水平な段部25が形成されるようになつてい
る。また軸受け部21の上面には、雄体11の凸
条15,15が嵌合する凹溝26,26が十字状
に設けられている。
27は雌体12の軽量化および材料節減を図つ
て設けられたスリツトである。
雄体11と雌体12とは以上のような形状とな
つており、雄体11の軸部14を雌体12の軸受
け部21の径小孔22に圧入すると軸部14の膨
大部16が軸受け部21の径大孔23に侵入す
る。第8図に示されるように膨大部16の角部1
7は径大孔23に形成された傾斜面24に当接し
ているので、下方に拡大する傾斜面24により雄
体11は常時下方(雌体側)に付勢され、雄体1
1の摘み部13の下面と雌体12の軸受け部21
の上面とが当接するようになつている。この状態
で摘み部13の凸条15,15と軸受け部21の
上面に形成された凹溝26,26とが合致すれ
ば、凸条15,15が凹溝26,26に嵌まり込
み、雄体11は雌体12に対して係止され回転不
能になる。
このような状態から、雄体11の摘み部13を
指で摘んで無理に回転させようとすると、第9図
に示されるように雌体12の凹溝26,26から
雄体11の凸条15,15が外れようとして雄体
11は上方にせり上がろうとする。このとき、雄
体11の軸部14はスリツト18,18により弾
性を有しているので、雌体12側の傾斜面24に
より膨大部16が中心軸方向に付勢され、軸部1
4は中心軸方向に挾まるよう弾性変形し、雄体1
1は上方に持ち上がる。すなわち、雄体11は凸
条15,15の下面と凹溝26,26以外の軸受
け部21の最上面と接触し、凹溝26,26の深
さの分だけ上方に持ち上がる。この際、軸受け部
21の径小孔22の下端に形成されている段部2
5に膨大部16の角部17が引掛かり、雄体11
は雌体12から抜け落ちることがない。すなわち
段部25は雄体11の抜け防止となつている。
考案の効果 以上のように本考案によれば、雄体の軸部側を
弾性変形可能にし、雌体側に傾斜面を設けるよう
にしたので、軸部を薄くする必要はなく、従来の
ような薄い弾性壁を使用することに比べて、それ
だけ繰り返し使用してもひねり錠が破損すること
がないという実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、ひねり錠をカバンに使用
した使用状態を示す斜視図、第3図は、雄体の正
面図、第4図は、第3図における右底面図、第5
図は、第3図における底面図、第6図は、雌体の
平面図、第7図は、第6図における−線断面
図、第8図及び第9図は、雄体と雌体の係合状態
を示す断面図である。 11……雄体、12……雌体、13……摘み
部、14……軸部、15……凸条、16……膨大
部、18……スリツト、21……軸受け部、22
……径小孔、23……径大孔、24……傾斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 摘み部13の下面中央より突出する軸部14を
    有するとともに、該下面に少なくとも一文字状の
    下方に突出する凸条15を有する雄体11と、軸
    部14を嵌合係合して受ける軸受け部21を有
    し、該軸受け部21の上面には雄体11の凸条1
    5が嵌まる凹溝を十字状に設けてなる雌体12と
    からなる合成樹脂材よりなるひねり錠において、 前記雄体11の軸部14の下端部に外周に突出
    する膨大部16を形成するとともに、軸線方向に
    スリツト18,18を設け、前記雌体12の軸受
    け部21に径小孔22と径大孔23とを連通する
    よう形成し、該径小孔22と径大孔23との境界
    部に傾斜面24を形成したことを特徴とするひね
    り錠。
JP15092087U 1987-10-01 1987-10-01 Expired - Lifetime JPH054530Y2 (ja)

Priority Applications (7)

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JP15092087U JPH054530Y2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01
EP19880115811 EP0309964B1 (en) 1987-10-01 1988-09-26 Thumb turn latch
ES88115811T ES2037171T3 (es) 1987-10-01 1988-09-26 Cierre de palometa.
DE19883876924 DE3876924T2 (de) 1987-10-01 1988-09-26 Drehbare daumenklinke.
AU22945/88A AU590166B2 (en) 1987-10-01 1988-09-28 Thumb turn latch
BR8805148A BR8805148A (pt) 1987-10-01 1988-09-30 Fecho para girar com o polegar
CA000578966A CA1319345C (en) 1987-10-01 1988-09-30 Thumb turn latch

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JPS6457276U JPS6457276U (ja) 1989-04-10
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JP (1) JPH054530Y2 (ja)
AU (1) AU590166B2 (ja)
BR (1) BR8805148A (ja)
CA (1) CA1319345C (ja)
DE (1) DE3876924T2 (ja)
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Also Published As

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ES2037171T3 (es) 1993-06-16
AU2294588A (en) 1989-04-06
EP0309964A3 (en) 1989-12-27
BR8805148A (pt) 1989-05-16
AU590166B2 (en) 1989-10-26
DE3876924D1 (de) 1993-02-04
CA1319345C (en) 1993-06-22
JPS6457276U (ja) 1989-04-10
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