JPH0610044B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH0610044B2
JPH0610044B2 JP63072628A JP7262888A JPH0610044B2 JP H0610044 B2 JPH0610044 B2 JP H0610044B2 JP 63072628 A JP63072628 A JP 63072628A JP 7262888 A JP7262888 A JP 7262888A JP H0610044 B2 JPH0610044 B2 JP H0610044B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、搬送路に沿って移動する搬送台車を用いた搬
送装置に関するものである。
(従来の技術) 搬送路に沿って移動する搬送台車を用いた搬送装置とし
て、特開昭62−70107号公報に示されたものがあ
る。
この搬送装置では、搬送台車の垂直車輪(走行車輪)と
水平車輪(案内輪)を、それぞれに対応した搬送路の水
平板状の支持面を有するレール(走行レール)と垂直板
状の支持面を有するレール(案内レール)に係合してい
る。
しかしながら、この特開昭62−70107号公報に示
された搬送装置では、垂直車輪(走行車輪)と水平板状
の支持面を有するレール(走行レール)との係合により
垂直荷重を支持し、水平車輪(案内輪)と垂直板状の支
持面を有するレール(案内レール)との係合により水平
荷重を支持しているので、それぞれのレール(走行レー
ル及び案内レール)を搬送路の全長に渡って設ける必要
があり、このため、レールを設置するのが面倒で、とく
に、レールは断面L字状や断面コ字状のため、搬送路の
直線部分はともかくとして、搬送路の曲線部分では、レ
ールの設置および製造が面倒であるとの問題を有してい
る。
また、例えば、実開昭62−68911号公報に示され
たパンコンベヤ装置が知られている。このパンコンベヤ
装置は、搬送路の両側に沿って管状のレールが配置され
ているとともに、この搬送路を走行する台車には、これ
らのレールを抱持する複数の車輪が備えられている。
しかしながら、この実開昭62−68911号公報に示
された搬送装置では、両側のレールと台車の車輪との係
合のみにより台車の荷重が支持されているため、特に、
品物の搬送及び搬出の際のショックにも耐え得るよう
に、このレールの強度を高める必要があり、レールの設
置および製造が面倒であるとの問題を有している。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、特開昭62−70107号公報に示され
た搬送装置では、走行レール及び案内レールを搬送路の
全長に渡って設ける必要があり、レールの設置および製
造が面倒であるとの問題を有している。
また、実開昭62−68911号公報に示されたパンコ
ンベヤ装置では、搬送路の両側に配置された管状のレー
ルと台車の車輪との係合のみにより台車の荷重を支持す
るため、品物の搬入及び搬出の際のショックにも耐え得
るように、このレールの強度を高める必要があり、レー
ルの設置および製造が面倒であるとの問題を有してい
る。
本発明は、このような点に鑑み成されたもので、搬送路
に沿って移動する搬送台車をレールにより安定して支持
できるとともに、このレールを容易に設置できる搬送装
置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、直線部分と曲線部分とを連続してなる搬送路
2に沿って搬送台車1を移動して品物Wを搬送する搬送
装置であって、上記搬送路2は、この搬送路2の全長に
設けられた丸棒状の第1のレール15と、上記搬送路2の
直線部分に設けられた板状の支持面を備えた第2のレー
ル16とを有し、この搬送路2の直線部分に上記品物Wを
上記搬送台車1に搬入する搬入位置41と上記品物Wを上
記搬送台車1から搬出する搬出位置42,43とが設定さ
れ、上記搬送台車1は、下部に、上記第1のレール15を
挟持するフランジ13aを両側に有する断面倒H字状の水
平車輪13と、上記第2のレール16上に支持される垂直車
輪14とを有し、上部に品物Wを搬送路2の側方に搬出す
る搬出手段6,52,56,59を有するものである。
(作用) 本発明の搬送装置では、搬送路2に沿って移動する搬送
台車1により、品物Wが搬送され、この搬送路2の直線
部分に設定された搬入位置41および搬出装置42,43に
て、それぞれ搬送台車1に品物Wが搬入、搬出される。
そして、搬送路2の全長に設けた丸棒状の第1のレール
15と、両側にフランジ13aを有する倒H字状の水平車輪1
3との係合により、搬送台車1の左右方向及び上下方向
の位置決め及び荷重の支持が成される。これに加えて、
搬送路2の直線部分に設けた板状の支持面を備えた第2
のレール16と、垂直車輪14との係合により、搬送台車1
の上下方向の荷重の支持が成され、品物Wの搬入及び搬
出の際のショック対策が成され、搬送台車1が安定して
支持される。そして、この第1のレール15は、丸棒状の
ため、曲線状に形成するのが容易で、搬送路2の曲線部
分に対する設置も容易になる。また、第2のレール16
は、板状の支持面を備えるが、搬送路2の直線部分のみ
に設けられているため、この第2のレール16の形成及び
設置も容易であるとともに、曲線部分での垂直車輪14に
よるきしみ音の発生が抑制される。
(実施例) 本発明の搬送装置の実施例を図面に参照して説明する。
始めに、第6図及び第7図によりこの実施例の原理を説
明した後、詳細を説明する。
1は搬送台車で、この搬送台車1を後述する搬送路2に
沿って図示前後の方向に移動するようになっており、こ
の搬送台車1の下部に搬送台車1の移動方向と交差する
図示左右の両側方向に移動可能な移動体としての移動枠
3を設けてある。
そして、上記搬送台車1の両側部に、それぞれ1本以
上、第6図の例ではそれぞれ2本、第7図の例ではそれ
ぞれ1本のローラ4を、互いに平行に配して、軸支して
あるとともに、上記移動枠3に、2本以上、第6図の例
及び第7図の例では、ともに2本のローラ5を軸支して
ある。
そして、上記搬送台車1の上部に、搬出手段として、こ
の搬送台車1の移動方向と交差する両側方向の搬送方向
性を有する平ベルトから成る支持ベルト6の中間部を配
置してあるとともに、この支持ベルト6の両端部を、そ
れぞれ、上記両側のローラ4とこのローラ4に対応した
中間のローラ5とに交互に折返し状に掛回した後、第6
図の例では上記移動枠3、第7図の例では上記搬送台車
1の両側部に固定してある。
この構成において、移動枠3を、移動枠3の下部に軸支
したコロ7あるいはこのコロ7を軸支してコロ7の下部
に突出したピン8を、搬送路2に設けられた後述する作
動手段9a,9b,9c,9dで押すことによって、両側方向に
移動すると、ローラ4が定滑車、ローラ5が動滑車のよ
うに作用し、滑車の原理にしたがって、搬送台車1の上
部にある支持ベルト6の中間部が、移動枠3の移動方向
と反対の方向に向かって、移動枠3の移動ストロークの
整数倍、第6図の例では3倍のストローク、第7図の例
では2倍のストローク移動する。
したがって、搬送台車1上部の支持ベルト6中間部の上
に品物Wを支持すると、この品物Wを、搬送台車1の移
動によって搬送路2に沿って搬送することができ、この
品物Wを、移動枠3の移動によって搬送台車1が移動す
る搬送路2の側方に搬出することができる。
第1図ないし第4図は第6図の例の3倍ストローク型の
搬送台車1の詳細を示すものである。
搬送台車1は、板状のベース11を有し、このベース11が
リンク12により他の搬送台車1のベース11に連結される
ようになっており、このベース11の両側下部に複数の水
平車輪13及び垂直車輪14が設けられ、この複数の水平車
輪13及び垂直車輪14が上記搬送路2を構成する丸棒状の
第1のレール15及び板状の支持面を備えた第2のレール
16に係合され、両側にフランジ13aを有する倒H字状の
水平車輪13と丸棒状の第1のレール15の係合により、搬
送台車1の左右方向及び上下方向の位置決め及び荷重の
支持が成され、垂直車輪14と板状の支持面を備えた第2
のレール16の係合により、搬送台車1の上下方向の荷重
の支持が成される。
上記移動枠3は、細幅の板の両端を上方に折曲した形状
で、この移動枠3も、複数の水平及び垂直の車輪19,20
を有し、水平の車輪19が上記ベース11上に設けられた一
対のガイドレール21に係合され、垂直の車輪20がベース
11上に設けられた一対のサイドフレーム22のガイド溝23
に係合され、これによって、搬送台車1の移動方向と直
角に移動可能に支持されている。
そして、上記ローラ4は上記サイドフレーム22の両端部
に取付けられたブラケット26に軸支され、支持ベルト6
の中間部、つまり、品物Wを支持する部分はサイドフレ
ーム22間に設けられた支持板27上に支持されている。
また、上記コロ7は上記移動枠3の下部に取付けられた
支持杆30の下端部に上記ピン8を介して軸支され、この
コロ7及びピン8は上記ベース11の開口部31から下方に
突出し、コロ7は搬送路2中央部の一対の案内レール32
間や搬送路2両側部の一対の案内レール33間に係合し、
ピン8は搬送路2の切換えガイド34等に係合するように
なっている。
なお、上記ベース11の下部には走行駆動用のコロ37が上
記リンク12と同軸に設けられ、このコロ37が後述する駆
動スクリュー38の螺旋状の溝と係合するようになってい
る。
第5図は上記搬送台車1を用いた搬送仕分け装置を示す
ものである。
上記搬送路2は無端状に形成されており、この搬送路2
を構成する上記第1及び第2のレール15,16に、多数の
搬送台車1が、それぞれ、その水平車輪13及び垂直車輪
14を介して移動自在に支持され、この搬送路2上で多数
の搬送台車1がリンク12を介して無端状に軸着連結さ
れ、搬送路2の適所に設けられた駆動機構の駆動スクリ
ュー38を回動し、この駆動スクリュー38と搬送台車1の
走行駆動用のコロ37との係合により、1個ないし数個の
搬送台車1を駆動し、これによって、搬送路2上の多数
の搬送台車1が全体的に図示反時計方向に循環移動する
ようになっている。
なお、搬送路2を構成する第1及び第2のレール15,16
のうち垂直車輪14に対する板状の支持面を備えた第2の
レール16は搬送路2の直線部分のみに設けられ、曲線部
分での垂直車輪14によるきしみ音の発生を防止してい
る。
そして、この搬送路2には、その第2のレール16が設け
られた直線部分において、3か所の搬入位置41と、搬出
位置としての多数か所の搬出仕分け位置42と、搬出位置
としての1か所の搬出キャンセル位置43が搬送台車1の
移動方向に沿って順番に設定され、搬入位置41のそれぞ
れの一側部には搬送台車1の支持ベルト6上に品物Wを
搬入する搬入コンベヤ44が接続され、搬出仕分け位置42
のそれぞれの両側部には搬送台車1の支持ベルト6から
搬出された品物Wを受取る受取装置45が配設され、搬出
キャンセル位置43の一側部にも搬送台車1の支持ベルト
6から搬出された品物Wを受取る受取装置46が配設され
ている。
そして、上記搬入位置41、搬出仕分け位置42及び搬出キ
ャンセル位置43にはそれぞれ搬送台車1の移動枠3下部
のコロ7及びピン8を側方に移動して支持ベルト6を駆
動する作動手段9a,9b,9c,9dが設けられている。
3か所の搬入位置41のうち上流側の2か所の搬入位置41
に設けられた作動手段9aは、それぞれ、各搬送台車1に
体して選択的に作動し、作動時には、搬送台車1の移動
にともなって、搬入コンベヤ44と反対側の搬送路2側部
の案内レール33間を移動していた移動枠3下部のコロ7
及びピン8が搬送路2中央部の案内レール32間に移動
し、この案内レール33間から案内レール32間へのコロ7
及びピン8の移動つまり移動枠3の側方への移動によ
り、支持ベルト6を、搬入コンベヤ44からの品物Wを引
込む方向に駆動することができ、また、非作動時には、
案内レール33間を移動していたコロ7及びピン8をその
まま引続いて案内レール33間に移動させ、支持ベルト6
を駆動しないようになっている。
また、3か所の搬入位置41のうち最下流の搬入位置41に
設けられた作動手段9bは、搬入コンベヤ44と反対側の搬
送路2側部の案内レール33間を移動していたコロ7及び
ピン8を、コロ7との係合により、搬送路2中央部の案
内レール32間に移動し、この移動により、支持ベルト6
を、搬入コンベヤ44から品物Wを引込む方向に駆動す
ることができる。
そして、多数の搬出仕分け位置42に設けられた作動手段
9cは、それぞれ、各搬送台車1に対して選択的に作動
し、作動時には、搬送路2中央部の案内レール32間を移
動していたコロ7及びピン8が、搬送路2の一側部また
は他側部の案内レール33に移動し、この移動により、支
持ベルト6を、支持した品物Wを対応した受取装置45に
搬出する方向に駆動することができ、また、非作動時に
は、案内レール32間を移動していたコロ7及びピン8を
そのまま引続いて案内レール32間に移動させ、支持ベル
ト6を駆動しないようになっている。
また、搬出キャンセル位置43に設けられた作動手段9d
は、搬送路2の中央部を移動していたコロ7及びピン8
を、コロ7との係合により、受取装置46と反対側の搬送
路2側部の案内レール33間に移動し、この移動により、
支持ベルト6を、支持した物品Wを受取装置46に搬出す
る方向に駆動することができる。
そうして、この搬送仕分け装置では、多数の搬送台車1
を搬送路2に沿って反時計方向に循環移動し、この状態
で、いずれかの搬入位置41において、移動する搬送台車
1の上部にある支持ベルト6の中間部に、搬入コンベヤ
44により品物Wを搬入し、これと同期して、作動手段9
a,9bにより、搬送台車1の支持ベルト6を駆動して、
品物Wを引込んで搬送台車1上に支持し、この品物Wを
搬送台車1の移動により、搬出仕分け位置42に搬送す
る。
そして、各搬出仕分け位置42において、搬出仕分けを行
なう品物Wを乗せた搬送台車1が到着した場合には、作
動手段9cにより、搬送台車1の支持ベルト6を所定の受
取装置45に向かって駆動し、支持ベルト6上の品物Wを
受取装置45に搬出する。
また、各搬出仕分け位置42において、搬出仕分けを行な
わない品物Wを乗せた搬送台車1が到着した場合には、
作動手段9cを作動せず、品物Wを乗せた搬送台車1を次
の搬出仕分け位置42に移動させる。
このような動作を各搬出仕分け位置42で行なうことによ
って、搬入位置41で搬送台車1の支持ベルト6上に搬入
した品物Wを、品種毎や出荷先毎に所定の受取装置45に
仕分けする。
そして、何等かの事情、たとえば、搬出すべき受取装置
45にさきに搬出された品物Wが詰まっているなどの事情
により、どの受取装置45にも搬出仕分けされなかった品
物Wがある場合、この品物Wをそのまま搬送台車1とと
もに搬送路2を移動させ、次の搬出仕分けの機会まで循
環させてもよいが、この実施例では、搬出キャンセル位
置43において、作動手段9dにより、搬送台車1の支持ベ
ルト6を駆動して、品物Wを受取装置46に搬出すること
ができる。
なお、搬出台車1の移動枠3下部のコロ7及びピン8
は、搬出キャンセル位置43を通過した後には搬送路2の
側部に移動しており、この状態で、駆動スクリュー38の
側方を通過するので、駆動スクリュー38によって破損す
る心配がなく、しかも、続く搬入位置41での搬入動作の
準備もできたことになる。
そして、搬送路2には第1及び第2の2種類のレール1
5,16を用い、第1のレール15を搬送路2の全長に設け
ているが、この第1のレール15は、丸棒状のため、曲線
状に形成するのが容易で、搬送路2の曲線部分に対する
設置も容易であり、また、板状の支持面を備えた第2の
レール16を搬送路2の直線部分のみに設けているので、
この第2のレール16の形成及び設置も容易である。
そして、丸棒状の第1のレール15と両側にフランジ13a
を有する倒H字状の水平車輪13の係合により、搬送台車
1の左右方向及び上下方向の位置決め及び荷重の支持が
成され、これに加えて、搬入位置41と搬出仕分け位置42
と搬出キャンセル位置43のある直線部分において、品物
Wの搬入及び搬出の際のショック対策として、補助的
に、板状の支持面を備えた第2のレール16と垂直車輪14
の係合により、搬送台車1の上下方向の荷重の支持が成
されている。
なお、この実施例では、搬送台車1の両側部に設けるベ
ルト掛回し部材としてローラ4を用いたが、ローラ4に
限らず、小径のロッドを用いてもよく、あるいは、支持
ベルト6を支持する支持板27の両端部に、支持ベルト6
が摺動する小さい曲率の彎曲部を設け、この彎曲部をベ
ルト掛回し部材として用いることができ、このようにす
ると、支持ベルト6の両端の搬送面から窪みを小さくで
き、しかも、搬送台車1の高さも低くできる。
また、この実施例では、搬出手段として、幅の広い支持
ベルト6を用いたが、これに限らず他の搬出手段を用い
ることができ、たとえば、ローラ4,5に掛回された支
持ベルト6の代わりに、第8図に示すように、スプロケ
ット51に掛回された両側一対のチェーン52を搬出手段と
して用いたり、第9図に示すように、プーリ55に掛回さ
れた両側一対の幅の狭い支持ベルト56を搬出手段として
用いたりして、この一対のチェーン52や支持ベルト56を
移動枠3の移動ストロークの整数倍移動するようにし、
この一対のチェーン52や支持ベルト56の上に支持した品
物Wを搬送台車1の側方に搬出するようにしてもよく、
そして、第8図の場合、品物Wをチェーン52上に直接支
持する他、チェーン52に所定の間隔で軸支したローラ上
に品物Wを支持することもでき、また、第10図及び第
11図に示すように、スプロケット51に掛回された両側
一対のチェーン52の間にプッシャバー59を架設し、この
プッシャバー59を搬出手段として用い、移動枠3の移動
ストロークの整数倍移動するようにし、プレート60上に
支持した品物Wをプッシャバー59で押動して搬送台車1
の側方に搬出するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、搬送路に沿って移動する搬送台車によ
り品物を搬送し、この搬送路の直線部分に設定された搬
入位置にて搬送台車に品物を搬入できるとともに、この
搬送路の直線部分に設定された搬出位置にて、搬送台車
に設けた搬出手段を用いて品物を搬送路の側方に搬出で
きる。そして、搬送路の全長に設けた丸棒状の第1のレ
ールと、両側にフランジを有する倒H字状の水平車輪と
の係合により、搬送台車の左右方向及び上下方向の位置
決め及び荷重の支持ができる。これに加えて、搬送路の
直線部分に設けた板状の支持面を備えた第2のレール
と、垂直車輪との係合により、搬送台車の上下方向の荷
重の支持ができ、品物の搬入及び搬出の際のショック対
策ができるため、搬送台車を安定して支持することがで
きる。そして、この第1のレールは、丸棒状のため、曲
線状に形成するのが容易で、搬送路の曲線部分に容易に
設置できる。また、第2のレールは、板状の支持面を備
えるが、搬送路の直線部分のみに設けられているため、
この第2のレールの形成及び設置も容易にできるととも
に、曲線部分での垂直車輪によるきしみ音の発生を抑制
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の搬送装置の一実施例を示
し、第1図ないし第4図はその搬送台車の一部を切欠し
た平面図、正面図、平面図及び側面図、第5図はこの実
施例の搬送装置を適用した搬送仕分け装置を示す平面
図、第6図及び第7図はこの実施例の搬送装置の原理説
明図、第8図ないし第10図はそれぞれその搬出手段の
変形例を示す搬送台車の平面図、第11図は第10図の
変形例の正面図である。 1……搬送台車、2……搬送路、6……搬出手段として
の支持ベルト、13……水平車輪、13a……フランジ、14
……垂直車輪、15……第1のレール、16……第2のレー
ル、41……搬入位置、42……搬出位置としての搬出仕分
け位置、43……搬出位置としての搬出キャンセル位置、
52……搬出手段としてのチェーン、56……搬出手段とし
ての支持ベルト、59……搬出手段としてのプッシャバ
ー、W……品物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/64 8010−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線部分と曲線部分とを連続してなる搬送
    路に沿って搬送台車を移動して品物を搬送する搬送装置
    であって、 上記搬送路は、この搬送路の全長に設けられた丸棒状の
    第1のレールと、上記搬送路の直線部分に設けられた板
    状の支持面を備えた第2のレールとを有し、この搬送路
    の直線部分に上記品物を上記搬送台車に搬入する搬入位
    置と上記品物を上記搬送台車から搬出する搬出位置とが
    設定され、 上記搬送台車は、下部に、上記第1のレールを挟持する
    フランジを両側に有する断面倒H字状の水平車輪と、上
    記第2のレール上に支持される垂直車輪とを有し、上部
    に品物を搬送路の側方に搬出する搬出手段を有する ことを特徴とする搬送装置。
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