JPH0599148A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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Publication number
JPH0599148A
JPH0599148A JP25339291A JP25339291A JPH0599148A JP H0599148 A JPH0599148 A JP H0599148A JP 25339291 A JP25339291 A JP 25339291A JP 25339291 A JP25339291 A JP 25339291A JP H0599148 A JPH0599148 A JP H0599148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
crankshaft
discharge hole
bearing
electric element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25339291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Mangyo
政男 萬行
Satoshi Wada
聡 和田
Takeshi Ono
武 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP25339291A priority Critical patent/JPH0599148A/ja
Publication of JPH0599148A publication Critical patent/JPH0599148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は冷蔵庫等に使用される密閉型電動圧
縮機に関するもので、より一層の高効率化を図ることを
目的としたものである。 【構成】クランク軸24を軸支する玉軸受25と、クラ
ンク軸のオイル吐出孔27と、クランク偏芯部27に設
けたオイルストッパ29を備えると共にオイル吐出孔2
7と対向してオイルストッパ29を配設した。33aは
霧状オイルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等に使用される
密閉型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、密閉型圧縮機(以下、圧縮機とい
う)はエネルギー効率向上の見地から、圧縮機の高効率
化が要望されている。圧縮機は高効率化が進み高いレベ
ルに達しているが、より一層の高効率化を図っていかな
ければならない。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の圧縮機の
一例について説明する。図5は特開昭63−5186号
公報に示されている圧縮機の側面断面図である。1は密
閉容器で電動要素2、圧縮要素3を弾性支持している。
前記電動要素2は固定子4、回転子5、ならびに、回転
子5に嵌合されたクランク主軸6を備えている。
【0004】7、8はボールベアリングで、前記クラン
ク主軸6を支持する軸受9の上下端に取り付けられてい
る。
【0005】10は前記クランク軸6と一体に成型され
た偏心軸でコンロッド11の一端が嵌挿されている。1
2はピストンで前記コンロッド11の他端が連結されて
おり、シリンダ13内に嵌挿されている。尚、シリンダ
13はブロック13aと一体になつている。一方、オイ
ル14はオイルポンプ15からオイル孔16を通りボー
ルベアリング7、8の上のオイル吐出孔6a、6bから
出てボールベアリングへ供給される。
【0006】以上のように構成された圧縮機において、
圧縮機が運転を始めると回転子5が回転することにより
クランク主軸6がボールベアリング7、8を介して回転
し、偏心軸10、コンロッド11を介してピストン12
がシリンダ13内を往復運動してガスを圧縮する。一
方、オイルはオイルポンプの遠心力であがりボールベア
リングの上部のオイル吐出孔6a、6bから出てボール
ベアリング7、8を潤滑する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ボールベアリング7、8の転がり部に吐
出孔6a,6bより液状のオイルがかかるためオイルの
ねばりにより圧縮機の入力が低下しにくく、高効率化が
進みにくいという課題を有していた。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、転がり部に液状
ではなく霧状のオイルがかかるようにして圧縮機の入力
を低下させて高効率化を進めるものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の圧縮機は、密閉容器内に弾性支持された電動
要素と圧縮要素と、前記電動要素の回転子に固定された
クランク軸と、前記クランク軸を軸支する玉軸受又はこ
ろ軸受と、前記クランク軸のオイル吐出孔と、クランク
偏芯部に設けたオイルストッパを備えると共に、オイル
吐出孔と対向して前記オイルストッパを配設した、オイ
ル吐出孔の角度を回転方向に進めた、転がり軸受の下の
軸受保持器にオイル逃しの孔をあけたという構成を備え
たものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、転がり部に液
状ではなく霧状のオイルがかかるようにしたから圧縮機
の入力が低下して高効率化が進むこととなる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の圧縮機について図面
を参照しながら説明する。なお、従来例と同一構成につ
いては同一符号を用いて、その詳細な説明を省略する。
【0012】図1〜図3において、密閉容器20内に弾
性支持された電動要素21と圧縮要素22と、電動要素
の回転子23に固定されたクランク軸24と、クランク
軸を軸支する玉軸受25と、クランク軸のオイル吐出孔
27と、クランク偏芯部27に設けたオイルストッパ2
9を備えると共に、オイル吐出孔27と対向して前記オ
イルストッパ29を配設した。
【0013】又、オイル吐出孔27の角度を回転方向に
進めた、さらに、転がり軸受25、26の下の軸受保持
器30にオイル逃しの孔31をあけている。32はオイ
ル通路でオイルポンプ15とオイル吐出孔27との通路
である。33は密閉容器の下部に溜つたオイルであり、
33aはオイル吐出孔27から出てオイルストッパ29
に当りクランク軸の回転による遠心力によってできた霧
状のオイルである。
【0014】また、他の実施例として図4に玉軸受25
にかえてころ軸受26を設けた例を示す。
【0015】以上のような構成において圧縮機が運転を
始めると、転がり部に液状ではなく霧状のオイルがかか
る、オイル吐出孔27の角度を回転方向に進めたからオ
イルストッパ29に多くのオイルを付着させて大きな遠
心力を働かせて粒の細かい霧とする、転がり軸受25、
26の下の軸受保持器30にオイル逃しの孔31をあけ
て転がり部にオイルが付着しないようにした。
【0016】従って、オイルのねばりが少なくなって圧
縮機の入力が低下して高効率化が進む。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、密閉容器内に弾
性支持された電動要素と圧縮要素と、前記電動要素の回
転子に固定されたクランク軸と、前記クランク軸を軸支
する玉軸受又はころ軸受と、前記クランク軸のオイル吐
出孔と、クランク偏芯部に設けたオイルストッパを備え
ると共に、オイル吐出孔と対向して前記オイルストッパ
を配設した、オイル吐出孔の角度を回転方向に進め、転
がり軸受の下の軸受保持器にオイル逃し孔をあけたこと
により、オイル吐出孔の角度を回転方向に進めたからオ
イルストッパに多くのオイルを付着させて大きな遠心力
を働かせて粒の細かい霧となる、転がり軸受の下の軸受
保持器にオイル逃しの孔をあけたから転がり部にオイル
が付着しなくなり圧縮機の入力が低下して高効率化が進
む。
【0018】更に、ころ軸受を用いることにより大荷重
に耐えるものである。また、転がり部に粒の細かい霧状
のオイルがかかるから一層高効率化が進むとともに、転
がり部にオイルが付着しないくなるから圧縮機の入力増
加を防ぐ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧縮機の第1の実施例の側面断面
【図2】図1のA部拡大図
【図3】図2のBーB矢視図
【図4】本発明による圧縮機の第2の実施例の側面断面
【図5】従来の圧縮機の側面断面図
【符号の説明】
20 密閉容器 21 電動要素 22 圧縮要素 23 回転子 24 クランク軸 25 玉軸受 26 ころ軸受 27 オイル吐出孔 28 クランク偏芯部 29 オイルストッパ 30 軸受保持器 31 オイル逃し孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に弾性支持された電動要素と
    圧縮要素と、前記電動要素の回転子に固定されたクラン
    ク軸と、前記クランク軸を軸支する玉軸受と、前記クラ
    ンク軸のオイル吐出孔と、クランク偏芯部に設けたオイ
    ルストッパを備えると共に、オイル吐出孔と対向して前
    記オイルストッパを配設した密閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉容器内に弾性支持された電動要素と
    圧縮要素と、前記電動要素の回転子に固定されたクラン
    ク軸と、前記クランク軸を軸支するころ軸受と、前記ク
    ランク軸のオイル吐出孔と、クランク偏芯部に設けたオ
    イルストッパを備えると共に、オイル吐出孔と対向して
    前記オイルストッパを配設した密閉型圧縮機。
  3. 【請求項3】オイル吐出孔の角度を回転方向に進めたこ
    とを特徴とする請求項1、または、請求項2記載の密閉
    型圧縮機。
  4. 【請求項4】転がり軸受の下の軸受保持器にオイル逃し
    孔をあけたことを特徴とする請求項1、または、請求項
    2記載の密閉型圧縮機。
JP25339291A 1991-10-01 1991-10-01 密閉型圧縮機 Pending JPH0599148A (ja)

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ID=17250736

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005120837A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 密閉型圧縮機
KR100868821B1 (ko) * 2006-04-26 2008-11-14 도시바 캐리어 가부시키가이샤 밀폐형 회전식 압축기와 냉동 사이클 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005120837A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 密閉型圧縮機
JP4617656B2 (ja) * 2003-10-14 2011-01-26 パナソニック株式会社 密閉型圧縮機
KR100868821B1 (ko) * 2006-04-26 2008-11-14 도시바 캐리어 가부시키가이샤 밀폐형 회전식 압축기와 냉동 사이클 장치

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