JPH0598062A - 発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法 - Google Patents

発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法

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JPH0598062A
JPH0598062A JP25758491A JP25758491A JPH0598062A JP H0598062 A JPH0598062 A JP H0598062A JP 25758491 A JP25758491 A JP 25758491A JP 25758491 A JP25758491 A JP 25758491A JP H0598062 A JPH0598062 A JP H0598062A
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styrene
expandable
weight
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JP25758491A
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Masao Ijiri
正雄 井尻
Yasuyuki Sunakawa
康行 砂川
Masatoshi Yamashita
昌利 山下
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 粉砕された発泡スチレン系樹脂成形体を押出
機中で加熱溶融して押し出し、切断してスチレン系樹脂
粒子(A)とし、このスチレン系樹脂粒子(A)を純水
中に分散させ、ベンゾイルパーオキサイドを溶解したス
チレン単量体溶液を添加することにより、上記スチレン
系樹脂粒子(A)に吸収かつ重合させて、さらにブタン
を含浸させて発泡性スチレン系樹脂粒子(B)を得る。 【効果】 これにより、重量平均分子量が200,000 〜40
0,000 の範囲にある発泡性スチレン系樹脂粒子(B)を
得ることができ、この発泡性スチレン系樹脂粒子(B)
を発泡成形することにより、使用済の発泡ポリスチレン
系樹脂成形体、あるいは成形時に副生する裁断屑、不良
品等を良好な発泡成形体として再生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡性スチレン系樹脂
粒子およびその製造方法に関し、詳しくは使用済の発泡
スチレン系樹脂成形体、あるいは成形時に副生する裁断
屑、不良品等を再生して発泡成形体として再利用し得る
発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】発泡スチレン系樹脂成形体は、家電製品
等の包装材、あるいは魚介類等の搬送用容器として多用
されているが、その一方で、使用済の発泡スチレン系樹
脂成形体の廃棄は、社会的に大きな問題となっている。
そこで、近年では、使用済の発泡スチレン系樹脂成形体
を再生して良好な発泡成形体として再利用可能な発泡性
スチレン系樹脂粒子を得るために種々の研究が進められ
ている。
【0003】従来では、使用済の発泡スチレン系樹脂成
形体を粉砕し、押出機により加熱溶融して、ダイスより
押し出して冷却した後、切断してペレット状の樹脂を作
製し、このペレット状の樹脂に発泡剤を含浸することに
より、上記のような発泡性スチレン系樹脂粒子を得ると
いう方法が採用されている。そして、このようにして得
られた発泡性スチレン系樹脂粒子を水蒸気によって発泡
させることにより発泡成形体が作製されるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
方法で作製された発泡性スチレン系樹脂粒子を水蒸気に
より発泡成形させた発泡成形体では、気泡が極端に細か
く耐熱性に劣る結果、成形品の収縮が激しく、また、発
泡粒同士の密着性が悪いため、満足な成形外観を有する
ものを得ることができない。さらに、成形体の物性強度
も一般品に比べて小さいという欠点がある。
【0005】さらに、このような欠点は、特に発泡倍数
60倍以上の高発泡品において顕著であり、発泡倍数4
0倍以下の低発泡品においては、成形体の外観は一応満
足なものが得られるが、物性強度の低下は避けられな
い。しかも、発泡剤含浸後の経時と共に、上記のような
傾向が強くなり、含浸後7日以上経過するとほとんど成
形不可能となり、実用に供するものが得られないという
問題を有している。
【0006】また、上記のような問題を解決するため、
特公昭56−34171号公報に開示されているよう
に、押出時にハイインパクトポリスチレンを混合する製
造方法が提案されている。このような製造方法により得
られた発泡性スチレン系樹脂粒子においては、ある程
度、経時変化は小さくなり、成形品の強度も改善される
ものの、効果的には完全でなく、さらには、発泡力が低
下する傾向にあると共に、ハイインパクトポリスチレン
を混合するための工数がかかり、製造コスト的にも不利
であるという問題を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明者等は、上記の
課題を解決するために、鋭意研究を重ねた結果、成形体
が収縮したり、物性強度が弱いのは、使用済の発泡スチ
レン系樹脂成形体を粉粋し、押出機により加熱溶融して
再生樹脂粒子を得る際に、樹脂が分解して重量平均分子
量が低下することが主原因の1つであるとの結論に達し
た。
【0008】そこで、再生樹脂粒子から、発泡性スチレ
ン系樹脂粒子を得る際に、上記再生樹脂粒子を改質し
て、その重量平均分子量を所望の範囲に調整できる方法
を見出した。その結果、成形体が収縮することなく、か
つ物性強度に優れ、さらには、経時変化にも小さい発泡
性スチレン系樹脂粒子を得ることができ、本発明を完成
させるに至った。
【0009】すなわち、請求項1の発明に係る発泡性ス
チレン系樹脂粒子は、廃発泡スチレン系樹脂成形体から
再生された再生樹脂であり、その重量平均分子量が200,
000〜400,000 の範囲にあることを特徴としている。
【0010】また、請求項2の発明に係る発泡性スチレ
ン系樹脂粒子の製造方法は、廃発泡スチレン系樹脂成形
体を押出機中で加熱溶融して押し出し、切断することに
より作製された再生樹脂粒子を水性媒体中に分散させた
後、スチレン系単量体を添加し、上記再生樹脂粒子に吸
収させながら重合開始剤の存在下に重合させると共に、
該重合の途中または重合終了後に発泡剤を含浸せしめる
ことを特徴としている。
【0011】また、請求項3の発明に係る発泡性スチレ
ン系樹脂粒子の製造方法は、請求項2記載の製造方法に
おいて、廃発泡スチレン系樹脂成形体を押出機中で加熱
溶融して押し出し、切断することにより作製された再生
樹脂粒子の使用量が、最終生成物である発泡性スチレン
系樹脂粒子に対して、15重量%以上95重量%以下の
範囲にあることを特徴としている。
【0012】一般に、使用済の発泡成形体を粉砕後、押
出機により加熱溶融して押し出し、切断して得られる再
生樹脂粒子の重量平均分子量は、元の発泡成形体の重量
平均分子量および押出条件にもよるが、通常200,000 以
下に低下する。これらの再生樹脂粒子に発泡剤を含浸し
て発泡性スチレン系樹脂粒子とし、発泡成形して得られ
る成形体は、上記発泡性スチレン系樹脂粒子の重量平均
分子量が低いことにより、満足な成形外観を有せず、か
つその物性強度も著しく低い。
【0013】したがって、物性強度に優れ、且つ外観の
良好な発泡スチレン系樹脂成形体を得るには、発泡性ス
チレン系樹脂粒子の重量平均分子量が、200,000 〜400,
000の範囲にあることが必要である。重量平均分子量が2
00,000 未満の場合には、上記のように、十分な物性強
度を有する発泡成形体が得られないのは勿論のこと、時
として満足な外観を有する成形体すら得られなくなる。
一方、重量平均分子量が400,000 を超えた場合には、発
泡力が低下して、高倍率の発泡成形体が得られなくな
る。
【0014】さらに、収縮等がなく、良好な外観を有
し、かつ物性強度にも優れた発泡成形体を得るには、発
泡性スチレン系樹脂粒子の重量平均分子量が、240,000
〜360,000 の範囲にあることが望ましい。
【0015】本発明において、その出発原料として用い
られる発泡スチレン系樹脂成形体は、スチレンまたはス
チレンを主成分とした共重合体樹脂に、発泡剤が混合さ
れて押出成形された成形品、あるいは上記樹脂の粒子に
発泡剤を含浸せしめて発泡性粒子となし、これを予備発
泡した後、一定の型内で発泡成形して得られる成形品な
どが含まれ、各種容器、梱包材、その他一定の用途に供
された後の廃棄されるべき成形品、これらの成形品を製
造するときに副生する裁断屑、あるいは成形不良品等が
含まれる。なお、上記発泡性粒子の基材樹脂中には、充
填剤、可塑剤、難燃剤、滑剤、着色剤、紫外線吸収剤、
酸化防止剤等、種々の添加剤が含有されていてもよい。
【0016】また、本発明において、原料の一部である
廃発泡スチレン樹脂成形体から得られる再生樹脂粒子
は、最終生成物である発泡性スチレン系樹脂粒子に対し
て、15重量%以上95重量%以下の範囲で使用され
る。
【0017】したがって、上記再生樹脂粒子に含浸し、
かつ重合させるべく添加されるスチレン系単量体は、上
記発泡性スチレン系樹脂粒子の5重量%以上85重量%
以下の範囲で添加されることになる。スチレン系単量体
は、添加量が多い程、発泡性スチレン系樹脂粒子の重量
平均分子量の調整が容易であり、かつ重量平均分子量を
高めることができる。その結果、上記発泡性スチレン系
樹脂粒子から得られる発泡成形体の物性強度を一段と向
上させることが可能となる。
【0018】しかし、スチレン系単量体の添加量を増す
ことは、相対的に廃発泡スチレン系樹脂成形体から得ら
れる再生樹脂粒子の使用量を制限することになり、本発
明の主眼である回収品再利用の目的にそぐわない上に、
経済的にも不利である。また、逆に、スチレン系単量体
の添加量が少ないと、すなわち再生樹脂粒子の使用量が
95重量%以上になると、発泡性スチレン系樹脂粒子の
重量平均分子量の調整が困難であり、改質効果が得られ
ない。
【0019】また、再生樹脂粒子を分散させた水性媒体
中に、スチレン系単量体溶液を添加する際に、再生樹脂
粒子に対するスチレン系単量体の添加量が少ないとき、
例えば、再生樹脂粒子に対して10重量%未満を添加す
るときには、スチレン系単量体を一括して上記樹脂粒子
に添加して、吸収させ、重合させることが好ましい。
【0020】一方、スチレン系単量体の添加量を多くす
るときは、樹脂粒子の変形や、スチレン系単量体が再生
樹脂粒子に吸収されずに単独重合することによって生成
する微粉末樹脂粒子の発生を防止するなどのために、ス
チレン系単量体を連続的または断続的に添加する方が望
ましい。
【0021】スチレン系単量体としては、スチレン単量
体、またはスチレンを主成分とするスチレン単量体と、
スチレンと共重合可能な単量体との混合物、例えば、ス
チレン単量体とα−メチルスチレン、アクリロニトリ
ル、アクリル酸もしくはメタクリル酸と1〜8個の炭素
原子数を有するアルコールとのエステル、マレイン酸、
フマル酸と1〜8個の炭素原子数を有するアルコールと
のエステル、無水マレイン酸等や、さらに少量の架橋剤
としてジビニルベンゼン、ブタジエン、ポリエチレング
リコールジメタクリレート等が挙げられる。
【0022】また、重合開始剤としては、10時間の半
減期を得るための分解温度が、50℃〜120℃の範囲
にある例えば、ラウロイルパーオキサイド、ベンゾイル
パーオキサイド、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキ
サノエート、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサヒドロテ
レフタレート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、
1.1−ジ−t−ブチルパーオキシ3.3.5−トリメ
チルシクロヘキサン、2.2−ジ−t−ブチルパーオキ
シブタン、t−ブチルパーベンゾエート、t−ブチルパ
ーピバレート、ジクミルパーオキサイド等の有機過酸化
物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジメチルバ
レロニトリル等のアゾ化合物が用いられる。
【0023】これらの重合開始剤は、単独で使用しても
よいし、また2種以上併用してもよい。重合開始剤の添
加量は、スチレン系単量体の添加量および廃発泡スチレ
ン系樹脂成形体から得られる再生樹脂粒子の重量平均分
子量および反応温度により調整され、最終生成物である
発泡性スチレン系樹脂粒子の重量平均分子量が所望する
値になるように決定されるが、通常は、スチレン系単量
体に対して、0.03重量%〜1重量%の範囲で添加され
る。
【0024】また、スチレン系単量体を反応系に添加
し、再生樹脂に含浸させ、かつ重合させる際の反応温度
は、使用する重合開始剤の10時間半減期を得るための
分解温度より15℃低い温度から分解温度より25℃高
い温度の範囲で決定する。反応温度は、一定温度(定温
反応)でもよく、または階段状、あるいは一定勾配で連
続的に昇温してもよい。なお、2種以上の重合開始剤を
使用する場合は、低温触媒から順次効率良く重合反応に
寄与するように、反応温度を設定することが望ましい。
【0025】また、上記再生樹脂粒子を水性媒体中に分
散させる際に用いられる分散剤としては、例えば部分鹸
化ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸塩、ポリビニ
ルピロリドン、カルボキシルメチルセルローズ、メチル
セルローズ等の有機化合物の他、ピロリン酸カルシウ
ム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、リン酸マグネシウム、ピロリン酸マグネシウム、
酸化マグネシウム等の水に難溶性の微粉末からなる無機
化合物を挙げることができる。この発明の方法におい
て、分散剤として無機化合物を用いる場合には、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウムの如き界面活性剤を併
用することが好ましい。
【0026】また、発泡剤としては、沸点がスチレン系
樹脂の軟化点以下であって、常圧でガス状もしくは液状
の有機化合物が適しており、例えば、プロパン、ブタ
ン、ペンタン、シクロペンタン、シクロペンタジエン、
ヘキサン、石油エーテル等の炭化水素、ジクロロフルオ
ロメタン、トリフルオロクロロメタン等のハロゲン化炭
化水素、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、ジプロ
ピルエーテル、メチルエチルエーテル等の低沸点のエー
テル化合物等が用いられる。これらの発泡剤は、一種の
みを使用してもよく、また、二種以上を併用してもよ
い。
【0027】なお、発泡性スチレン系樹脂粒子を製造す
る際に、発泡剤の樹脂への浸透を促進し、かつ発泡助剤
として作用する溶剤を用いても何等差支えない。このよ
うな溶剤としては、芳香族炭化水素、例えばトルエン、
キシレン、エチルベンゼン等が好適である。
【0028】
【作用】上記請求項1記載の発泡性スチレン系樹脂粒子
は、200,000 〜400,000 の範囲の重量平均分子量を有し
ている。したがって、この発泡性スチレン系樹脂粒子
は、発泡性、気泡密度等の経時変化が小さい。さらに、
当該樹脂粒子は、収縮がなく良好な成形外観を有すると
共に、物性強度に優れた発泡性スチレン系樹脂成形体を
提供することができる。
【0029】また、請求項2記載の発泡性スチレン系樹
脂粒子の製造方法は、再生樹脂粒子を分散させた水性媒
体中に、スチレン系単量体を添加し、重合開始剤の存在
下に吸収かつ重合させるものである。したがって、押出
機中における加熱溶融によって低下した樹脂粒子の重量
平均分子量を、スチレン系単量体と重合させることによ
り、所望の重量平均分子量に調整することが可能とな
る。したがって、収縮がなく、良好な成形外観を有する
と共に、物性強度に優れた発泡性スチレン系樹脂成形体
として再生可能であり、かつ経時変化の小さい発泡性ス
チレン系樹脂粒子を提供することができる。
【0030】また、請求項3記載の発泡性スチレン系樹
脂粒子の製造方法は、廃発泡スチレン系樹脂成形体から
得られる再生樹脂粒子が、最終生成物である発泡性スチ
レン系樹脂粒子に対して、15重量%以上95重量%以
下の範囲で使用される。したがって、廃発泡スチレン系
樹脂成形体を再生して良好な発泡スチレン系樹脂成形体
として、再生利用可能な発泡性スチレン系樹脂粒子を提
供することができる。
【0031】
【実施例】
〔実施例1〕まず、発泡スチレン系樹脂成形体を粉粋し
た後、ベント口を備えた押出機中に投入して、ベント口
より減圧吸引しながら加熱溶融し、ノズルより押し出す
と同時にホットカット方式により切断して、再生樹脂粒
子としてのスチレン系樹脂粒子(A)を得た。
【0032】上記スチレン系樹脂粒子(A)は、ほぼ球
体で、GPC(GelPermeation Chromatography:島津製
作所製LC−3A) を用いて測定した重量平均分子量
は、170,000 であった。
【0033】次に、内容積5.6リットルの撹拌機付き反
応器に、水性媒体としての純水3300g、分散剤とし
てのピロリン酸マグネシウム7gおよびドデシルベンゼ
ンスルフォン酸ソーダ0.6gを仕込み、さらに上記スチ
レン系樹脂粒子(A)1080gを加えた後、上記反応
器を密閉し、撹拌速度を320r.p.m.にあわせて撹拌す
ることにより、スチレン系樹脂粒子(A)を水中に懸濁
させた。
【0034】また、別に重合開始剤としてのベンゾイル
パーオキサイド0.24gをスチレン単量体120gに溶
解させてスチレン単量体溶液とした。そして、上記反応
器内の温度を84℃に保持しながら、スチレン単量体溶
液を240g/hrの割合で連続的に添加し重合を進め
た。
【0035】添加終了から1時間30分後に、上記反応
器内の温度を84℃から100℃まで上昇させ、発泡剤
としてのブタン144gを圧入した。引き続き、100
℃で5時間保持した後、30℃まで冷却して反応器から
取り出し、脱水乾燥して本発明の発泡性スチレン系樹脂
粒子(B)を得た。
【0036】上記発泡性スチレン系樹脂粒子(B)に対
して、その重量平均分子量をGPCにより測定すると共
に、発泡剤含浸後7日目および21日目の各発泡性スチ
レン系樹脂粒子(B)を用いて、発泡性、成形外観、内
部融着、圧縮強度、および曲げ強度の試験を行い、その
結果を表1に示した。
【0037】なお、上記発泡性の試験は、発泡性スチレ
ン系樹脂粒子(B)を98℃の水蒸気で1分間加熱した
状態での嵩倍数を測定したものである。また、成形外
観、内部融着、圧縮強度、および曲げ強度の試験は、各
発泡性スチレン系樹脂粒子(B)を水蒸気で発泡させて
嵩倍数60倍の予備発泡粒子とし、この予備発泡粒子を
24時間熟成後、30cm×40cm×10cmの金型内に充
填し、水蒸気圧0.8kgf/cm2 で20秒間加熱して得られ
た成形品を用いて行ったものである。圧縮強度および曲
げ強度の測定は、JIS規格のA9511に準じて行っ
た。
【0038】〔実施例2〕実施例1におけるスチレン系
樹脂粒子(A)を840g、ベンゾイルパーオキサイド
を0.72g、スチレン単量体を360gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行って、発泡性スチレン系樹脂
粒子(B)を作製し、評価した。また、その結果を表1
に示した。
【0039】〔実施例3〕実施例1におけるスチレン系
樹脂粒子(A)を600g、ベンゾイルパーオキサイド
を1.20g、スチレン単量体を600gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行って、発泡性スチレン系樹脂
粒子(B)を作製し、評価した。また、その結果を表1
に示した。
【0040】〔実施例4〕実施例1におけるスチレン系
樹脂粒子(A)を840g、ベンゾイルパーオキサイド
を0.54g、スチレン単量体を360gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行って、発泡性スチレン系樹脂
粒子(B)を作製し、評価した。また、その結果を表1
に示した。
【0041】〔実施例5〕実施例1におけるスチレン系
樹脂粒子(A)を360g、ベンゾイルパーオキサイド
を2.52g、スチレン単量体を840gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行って、発泡性スチレン系樹脂
粒子(B)を作製し、評価した。また、その結果を表1
に示した。
【0042】〔実施例6〕実施例1におけるスチレン系
樹脂粒子(A)を240g、ベンゾイルパーオキサイド
を3.36g、スチレン単量体を960gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行って、発泡性スチレン系樹脂
粒子(B)を作製し、評価した。また、その結果を表1
に示した。
【0043】〔比較例1〕実施例1におけるスチレン系
樹脂粒子(A)を1150g、ベンゾイルパーオキサイ
ドを0.10g、スチレン単量体を50gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行って、発泡性スチレン系樹脂
粒子(B')を作製し、評価した。また、その結果を表1
に示した。
【0044】〔比較例2〕実施例1におけるスチレン系
樹脂粒子(A)を840g、ベンゾイルパーオキサイド
を0.36g、スチレン単量体を360gとした以外は、
実施例1と同様の操作を行って、発泡性スチレン系樹脂
粒子(B')を作製し、評価した。また、その結果を表1
に示した。
【0045】〔比較例3〕実施例1におけるスチレン系
樹脂粒子(A)を1200g、ベンゾイルパーオキサイ
ド及びスチレン単量体を添加せずに、反応器内の温度を
100℃に昇温した。次いで、ブタン144gを圧入し
た。以降は、実施例1と同様の操作を行って、発泡性ス
チレン系樹脂粒子(B')を作製し、評価した。また、そ
の結果を表1に示した。
【0046】なお、実施例1〜4及び比較例1〜3にお
けるスチレン系樹脂粒子(A)の発泡性スチレン系樹脂
粒子(B)あるいは(B')に対する使用量を表1に併せ
て示した。
【0047】表1からわかるように、発泡性スチレン系
樹脂粒子(B)に対して、スチレン系樹脂粒子(A)の
使用量が15重量%以上90重量%以下である実施例1
〜6においては、スチレン系樹脂粒子(A)とスチレン
単量体とが重合することにより、いずれも重量平均分子
量が240,000 〜360,000 の範囲にある発泡性スチレン系
樹脂粒子(B)が得られた。
【0048】また、実施例1〜6で得られた発泡性スチ
レン系樹脂粒子(B)は、適度な発泡性を有すると共
に、これらの発泡性スチレン系樹脂粒子(B)を発泡成
形して得られた成形体は、良好な外観を有し、物性強度
にも優れている。さらに、発泡剤含浸後21日目におい
ても、良好な外観および物性強度を有する成形体を得る
ことができ、上記発泡性スチレン系樹脂粒子(B)の経
時変化が小さいことがわかる。
【0049】一方、比較例1では、発泡性スチレン系樹
脂粒子(B')に対して、95重量%以上のスチレン系樹
脂粒子(A)を使用しているため、スチレン系単量体溶
液の添加量が5重量%以下と少なく、スチレン系樹脂粒
子(A)の改質が十分に行われず、得られた発泡性スチ
レン系樹脂粒子(B')の重量平均分子量は200,000 以下
であった。この発泡性スチレン系樹脂粒子(B')から得
られる成形体は、内部融着が不十分で、圧縮強度、曲げ
強度等の物性強度も不十分であり、さらに、発泡剤含浸
後21日目においては、成形体が収縮し、満足なものが
得られなかった。
【0050】これにより、廃発泡スチレン系樹脂成形体
を良好な成形体として再生利用可能な発泡性スチレン系
樹脂粒子の重量平均分子量は、200,000以上が必要であ
ると共に、このような発泡性スチレン系樹脂粒子を得る
には、スチレン単量体が発泡性スチレン系樹脂粒子に対
して5重量%以上、すなわちスチレン系樹脂粒子(A)
の使用量が発泡性スチレン系樹脂粒子に対して95重量
%以下であることが判明した。
【0051】また、比較例2においては、スチレン系樹
脂粒子(A)の使用量は、前記実施例2および実施例4
と同様である。しかしながら、スチレン単量体に溶解す
る重合開始剤としてのベンゾイルパーオキサイドの添加
量が少ないため、得られた発泡性スチレン系樹脂粒子
(B')の重量平均分子量が400,000 以上であった。した
がって、発泡剤含浸後7日目においても、発泡性が低
く、かつ内部融着も不十分で、満足な外観を有する成形
体を得ることができなかった。
【0052】また、比較例3においては、スチレン単量
体を全く用いずに、スチレン系樹脂粒子(A)のみで発
泡性スチレン系樹脂粒子(B')を作製した。この発泡性
スチレン系樹脂粒子(B')は、重量平均分子量が200,00
0 以下であり、この発泡性スチレン系樹脂粒子(B')か
ら得られた成形体は、内部融着が不十分で、かつ収縮が
おこり、物性強度も不十分であった。さらに発泡剤含浸
後21日目には、気泡が極端に細かくなり、成形不能で
あった。
【0053】なお、スチレン系樹脂粒子(A)の使用量
が、発泡性スチレン系樹脂粒子(B)に対して、15重
量%以下の場合には、本発明の目的である廃発泡スチレ
ン系樹脂成形体の再生利用にそぐわないと共に、新たに
添加するスチレン単量体の添加量が増大し、経済的な問
題が生じるため、好ましくない。
【0054】以上のように、最終生成物である発泡性ス
チレン系樹脂粒子(B)に対して、スチレン系樹脂粒子
(A)の使用量を15重量%〜95重量%の範囲とし、
上記スチレン系樹脂粒子(A)を分散させた水性懸濁液
中に、重合開始剤を溶解したスチレン単量体を添加する
ことにより、重量平均分子量が200,000 〜 400,0000の
範囲にある発泡性スチレン系樹脂粒子(B)を作製する
ことができる。
【0055】そして、この発泡性スチレン系樹脂粒子
(B)を発泡成形することにより、内部まで十分に融着
し、美麗な成形外観を有すると共に、圧縮強度、曲げ強
度等の物性強度の優れた成形体を得ることができる。し
かも、上記発泡性スチレン系樹脂粒子(B)は経時変化
が非常に小さく、発泡剤含浸後21日目においても十分
成形可能である。この結果、使用済の発泡スチレン系樹
脂成形体、あるいは成形時に副生する裁断屑、不良品等
を再生して良好な発泡成形体として再利用可能な発泡性
スチレン系樹脂粒子を得ることができた。
【0056】尚、上記実施例1〜6は、本発明を限定す
るものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能で
ある。例えば、発泡性スチレン系樹脂粒子(B)の製造
過程において、粉粋された発泡スチレン系樹脂成形体を
押出機中で加熱溶融して押し出す際の造粒方法として
は、上記実施例では、押し出しと同時に切断するホット
カット方式を採用しているが、冷却後切断するストラン
ドカット方式を用いても差し支えない。
【0057】また、いずれの方式においても、押出機の
ベント口より減圧吸引することが望ましく、これによ
り、樹脂中の揮発分を減少させることができると共に、
次の重合過程において、反応遅延や樹脂同士の合着等を
未然に防ぐことができる。さらに、出発原料として用い
られる廃発泡スチレン系樹脂成形体の種類による揮発分
のバラツキを最小限度に押さえることができ、得られる
発泡性スチレン系樹脂粒子の品質安定に有利である。
【0058】また、上記実施例では、スチレン系樹脂粒
子(A)を分散させた水性懸濁液中に、連続的にスチレ
ン単量体を添加したが、さらに、スチレン単量体の添加
量が増加した場合には、断続的に添加してもよく、逆
に、スチレン単量体の添加量が少ない場合には、一括し
て添加してもよい。
【0059】
【表1】
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発泡性スチレン系樹脂粒
子は、以上のように、廃発泡スチレン系樹脂成形体から
再生された再生樹脂であり、その重量平均分子量が200,
000 〜400,000 の範囲にあるものである。
【0061】それゆえ、使用済の発泡ポリスチレン系樹
脂成形体、あるいは成形時に副生する裁断屑、不良品等
を良好な発泡成形体として再生することができるという
効果を奏する。
【0062】また、請求項2記載の発泡性スチレン系樹
脂粒子の製造方法は、以上のように、廃発泡スチレン系
樹脂成形体を押出機中で加熱溶融して押し出し、切断す
ることにより作製された再生樹脂粒子を水性媒体中に分
散させた後、スチレン系単量体を添加し、上記再生樹脂
粒子に吸収させながら重合開始剤の存在下に重合させる
と共に、該重合の途中または重合終了後に発泡剤を含浸
せしめるものである。
【0063】それゆえ、使用済の発泡ポリスチレン系樹
脂成形体、あるいは成形時に副生する裁断屑、不良品等
を再生して良好な発泡成形体とするために、適正な重量
平均分子量を有する発泡性スチレン系樹脂粒子を得るこ
とができるという効果を奏する。
【0064】また、請求項3記載の発泡性スチレン系樹
脂粒子の製造方法は、以上のように、廃発泡スチレン系
樹脂成形体を押出機中で加熱溶融して押し出し、切断す
ることにより作製された再生樹脂粒子の使用量が、最終
生成物である発泡性スチレン系樹脂粒子に対して、15
重量%以上95重量%以下の範囲にあるものである。
【0065】それゆえ、使用済の発泡ポリスチレン系樹
脂成形体、あるいは成形時に副生する裁断屑、不良品等
を再生して良好な発泡成形体とするために、重量平均分
子量の調整された発泡性スチレン系樹脂粒子を、経済的
な不都合を生じることなく得ることができるという効果
を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 11/04 CET 7148−4F // C08F 257/02 MQH 7142−4J C08L 25/06 B29K 25:00 105:04 105:26 C08L 25:06 9166−4J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃発泡スチレン系樹脂成形体から再生され
    た再生樹脂であり、その重量平均分子量が200,000 〜40
    0,000 の範囲にあることを特徴とする発泡性スチレン系
    樹脂粒子。
  2. 【請求項2】廃発泡スチレン系樹脂成形体を押出機中で
    加熱溶融して押し出し、切断することにより作製された
    再生樹脂粒子を水性媒体中に分散させた後、スチレン系
    単量体を添加し、上記再生樹脂粒子に吸収させながら重
    合開始剤の存在下に重合させると共に、該重合の途中ま
    たは重合終了後に発泡剤を含浸せしめることを特徴とす
    る発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法。
  3. 【請求項3】廃発泡スチレン系樹脂成形体を押出機中で
    加熱溶融して押し出し、切断することにより作製された
    再生樹脂粒子の使用量が、最終生成物である発泡性スチ
    レン系樹脂粒子に対して、15重量%以上95重量%以
    下の範囲にあることを特徴とする請求項2記載の発泡性
    スチレン系樹脂粒子の製造方法。
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