JPH059727U - 板材搬出装置 - Google Patents

板材搬出装置

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JPH059727U
JPH059727U JP6637491U JP6637491U JPH059727U JP H059727 U JPH059727 U JP H059727U JP 6637491 U JP6637491 U JP 6637491U JP 6637491 U JP6637491 U JP 6637491U JP H059727 U JPH059727 U JP H059727U
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JP
Japan
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product
plate material
unloading station
unloader
gripper
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Application number
JP6637491U
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English (en)
Inventor
大輔 勝山
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品搬出ステーションを大型化することなく
製品の満杯検出を正確に行える板材搬出装置を提供す
る。 【構成】 板材搬出装置は、パンチプレス機1と製品搬
出ステーション20との間を移動可能な装置本体11
と、製品を把持するグリッパ12と、製品搬出ステーシ
ョン20における製品満杯状態を検出するリミットスイ
ッチ14とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、板材搬出装置、特に、板材加工機による板材加工が終了した製品を 製品搬出ステーションに搬出するための板材搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえばパンチプレス機等の板材加工機を含む板材加工ラインでは、一般に、 板材加工が終了した製品を製品搬出ステーションに搬出する板材搬出装置として のアンローダが設けられる。アンローダは、板材加工機と製品搬出ステーション との間を移動可能な装置本体と、製品を把持するグリッパとを備えている。また 、製品が積載される製品搬出ステーションには、製品の満杯状態を検出するセン サとして、たとえば光電スイッチが設けられる。光電スイッチは、一般に製品搬 出ステーションの側方に張り出した支持部に支持されている。
【0003】 製品の搬出の際には、アンローダのグリッパにより製品を把持した状態で装置 本体を製品搬出ステーション側へ移動させる。そして、グリッパによる把持を解 除することにより、製品を製品搬出ステーションに搬出する。製品搬出ステーシ ョンに製品が積載され、光電スイッチにより製品が満杯状態と検出されると、ア ンローダによる製品搬出作業が一時中断され、製品搬出ステーションにおいて満 杯状態となった製品が板材加工ラインから搬出される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
製品の満杯状態を検出する光電スイッチは、上述のように、製品搬出ステーシ ョンの側方に張り出した支持部に設けられているため、製品搬出ステーションの 周囲に光電スイッチ取り付け用のスペースが必要となり、製品ステーション全体 が大型化する。また、製品搬出ステーションは床面上に設置されており、このた め光電スイッチが床面からの振動を受けて誤動作する場合がある。この結果、製 品の満杯状態を正確に検出できないという問題が生じる。
【0005】 本考案の目的は、製品搬出ステーションを大型化することなく、製品の満杯検 出を正確に行える板材搬出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る板材搬出装置は、板材加工機による板材加工が終了した製品を製 品搬出ステーションに搬出するための装置である。本装置は、装置本体と、把持 部と、検出部とを備えている。
【0007】 前記装置本体は、板材加工機と製品搬出ステーションとの間を移動可能となっ ている。前記把持部は、装置本体に設けられ、製品を把持するものである。前記 検出部は、装置本体に設けられ、製品搬出ステーションにおける製品満杯状態を 検出するものである。
【0008】
【作用】
本考案に係る板材検出装置では、板材加工機による板材加工が終了した製品は 把持部により把持される。そして、装置本体が板材加工機側から製品搬出ステー ション側へ移動し、把持部に把持された製品が製品搬出ステーションに搬出され る。製品搬出時には、装置本体に設けられた検出部が製品搬出ステーションにお ける製品満杯状態を検出する。
【0009】 この場合は、製品満杯状態を検出する検出部が装置本体側に設けられるため、 製品搬出ステーションを大型化することなく、製品搬出ステーションにおける製 品満杯状態の検出を正確に行える。
【0010】
【実施例】
図1及び図2は本考案の一実施例が採用された板材加工ラインを示している。 これらの図において、この板材加工ラインの一端には、パンチプレス機1が配 置されている。パンチプレス機1は、板材に孔開け加工等を行う加工機であり、 板材Wを載置するワークテーブル2と、ワークテーブル2上で板材Wを把持する ためのワークホルダ3と、ワークホルダ3に把持された板材Wを左右方向及び前 後方向(図2上下方向)に移動させるためのキャリッジ4とを有している。なお 、図中Pは加工センタを示している。
【0011】 パンチプレス機1の上方には、ガイドレール5が水平方向に架設されている。 ガイドレール5は複数の支柱6によって支持されている。ガイドレール5上には 、パンチプレス機1による加工が終了した製品W1 を搬出するためのアンローダ 10が設けられている。
【0012】 アンローダ10は、レール5上を走行可能な装置本体11と、装置本体11下 部に設けられ製品W1 を把持するためのグリッパ12とを備えている。グリッパ 12は、把持部13を有している。把持部13は、図示しないシリンダ機構によ って開閉可能となっている。グリッパ12の下部には、図3に示すようなリミッ トスイッチ14が設けられている。このリミットスイッチ14は、後述する製品 搬出ステーション20における製品満杯状態を検出するためのものであり、上下 方向に回動自在な検出部15を有している(図4参照)。検出部15は、把持部 13下部に固定されたブロック14に取り付けられている。なお、このような接 触式のリミットスイッチ14に変えて、非接触型のスイッチ(超音波スイッチ等 )を用いてもよい。このように、製品搬出ステーション20における製品の満杯 状態の検出を行う検出部がアンローダ10側に設けられるので、製品搬出ステー ションを大型化させることなく検出を行える。
【0013】 パンチプレス機1の側方には、ローラコンベア16及び17が設けられている 。各ローラコンベア16,17は所定間隔18を隔てて対向配置されている。こ の間隔18は、アンローダ10のグリッパ12及びリミットスイッチ14が通過 し得る程度に設定されている。
【0014】 ローラコンベア16,17の側方には、製品W1 が搬出される製品搬出ステー ション20が配置されている。 製品搬出ステーション20には、製品W1 を収容するための製品収容装置21 が設けられている。この製品収容装置21は、ガイドレール5方向に移動可能な 移動テーブル22と、製品W1 が載置される台23(図3)とを備えている。
【0015】 移動テーブル22上には、複数個のフリーローラ24が遊転自在に設けられて いる。また、移動テーブル22には、ガイドレール5方向に延びる切欠き25が 形成されている。この切欠き25は、アンローダ10のリミットスイッチ14が 移動テーブル22内に進入するためのものである。
【0016】 また、製品収容装置21は、ガイドレール5方向に配設された1対の上部フレ ーム26を有している。上部フレーム26は脚部27によって支持されている。 各上部フレーム26の両端部には、図3に示すように、スプロケット28,29 が配置されている。各スプロケット28,29は上部フレーム26に回転自在に 支持されている。各スプロケット28,29間にはチェーン30が巻き掛けられ ている。チェーン30上には、支持片31を介して移動テーブル22が固定され ている。一方、脚部27上部には、スプロケット28駆動用のモータ32が設け られている。モータ32にはスプロケット33が取り付けられている。各スプロ ケット33,28間にはチェーン34が巻き掛けられている。この構成により、 モータ32の駆動によってチェーン30が走行して、移動テーブル22が左右方 向(ガイドレール5方向)に移動し得る。 台23は製品収容装置21の左右方向中間位置に配置されている。台23上部 には、製品W1 が載置されるパレット35が載置されている。
【0017】 なお、図示していないが、パンチプレス機1の側方(図1,図2左方)におい てガイドレール5上には、パンチプレス機1に板材Wを搬入するためのローダが 設けられている。ローダは、加工用板材が積載された素材板材積載部とパンチプ レス機1との間を走行可能となっている。
【0018】 上述の加工ラインは、図5に示すような制御部40を有している。制御部40 は、CPU、ROM、RAM等から構成されるマイクロコンピュータを備えてい る。制御部40には、キーボード41、テープリーダ42、パンチプレス機1、 アンローダ10の装置本体11、グリッパ12、リミットスイッチ14及び他の 入出力部が接続されている。
【0019】 上述の加工ラインは、制御部40によって制御され、以下に説明するように動 作する。なお、図6及び図7はその制御フローチャートである。 プログラムがスタートすれば、図6のステップS1において、ローダ(図示せ ず)、アンローダ10、パンチプレス機1のワークホルダ2、製品収容装置21 の移動テーブル22等を初期位置に設定する初期設定が行われる。なお、アンロ ーダ10の初期位置はパンチプレス機1と製品収容装置21との中間位置であり 、移動テーブル22の初期位置はローラコンベア16,17側に配置された位置 (図1〜図3の実線位置)である。
【0020】 次に、ステップS2において作業開始指令を待つ。キーボード41から作業開 始指令が入力されれば、ステップS3に移行する。ステップS3では、テープリ ーダ42からNCプログラムを読み込む。次に、ステップS4では、NCプログ ラムの最初の指令ステップを読み込む。
【0021】 ステップS5では、読み込まれた指令ステップが板材搬入指令であるか否かを 判断する。ステップS6では、指令ステップが加工指令であるか否かを判断する 。ステップS7では、指令ステップが板材搬出指令であるか否かを判断する。ま た、ステップS8では、指令ステップが他の処理を行う指令であるか否かを判断 する。そして、ステップS9では、NCプログラムの指令ステップがすべて処理 されたか否かを判断する。指令ステップがまだ残っておれば、再びステップS4 に戻り、次の指令ステップを読み込む。
【0022】 ステップS5において板材搬入指令がなされたと判断された場合には、ステッ プS5からステップS10に移行して、搬入処理を行う。この場合には、ローダ の駆動により素材板材積載部からの板材をパンチプレス機1のワークテーブル4 上に搬入する。
【0023】 ステップS6において加工指令がなされたと判断された場合には、ステップS 6からステップS11に移行して加工処理を行う。この場合には、ワークテーブ ル4上に搬入された板材Wをワークホルダ3で把持し、ワークホルダ3及びキャ リッジ4をそれぞれ左右方向及び前後方向に移動させつつ加工ヘッドPによりパ ンチ加工を行う。
【0024】 ステップS7において板材搬出指令がなされたと判断された場合には、ステッ プS12のサブルーチンが呼び出され、図7のステップS13に移行する。ステ ップS13では、ワークホルダ3をローラコンベア16,17側に移動させるこ とにより、ワークホルダ2に把持された加工終了後の板材を板材搬出側に移動さ せる。次に、ステップS14では、アンローダ10の装置本体11をパンチプレ ス機1側へ移動させ、グリッパ12の把持部13により板材W1 の一端を把持す る。把持部13による把持完了後、ワークホルダ2による把持を解除する。次に 、ステップS15では、アンローダ10を製品搬出ステーション20側へ移動さ せる。
【0025】 次に、ステップS16では、グリッパ12が第1停止位置、すなわちグリッパ 12が移動テーブル22上方に配置された位置(図3一点鎖線位置)にあるか否 かを判断する。このグリッパ12の位置検出は図示しないセンサによって行われ る。グリッパ12が第1停止位置にきたと判断された場合には、ステップS17 に移行して、アンローダ10を停止させる。次に、ステップS18では、アンロ ーダ10を台23側へ移動させるとともに、この移動に同期させて、モータ32 の駆動によりスプロケット33,28及びチェーン34,30を介して移動テー ブル22を台23側へ移動させる。
【0026】 次に、ステップS19では、リミットスイッチ14がONしたか否かを判断す る。リミットスイッチ14がONしなければ、ステップS20に移行する。ステ ップS20では、グリッパ12が第2停止位置、すなわちグリッパ12が台23 上のパレット35上方に配置された位置(図3一点鎖線位置)にあるか否かを判 断する。グリッパ12が第2停止位置にあると判断された場合には、ステップS 21に移行する。ステップS21では、アンローダ10及び移動テーブル22の 移動を停止させる。次に、ステップS22では、移動テーブル22を図3右方に 移動させて退避させる(図3に二点鎖線参照)。次に、ステップS23では、グ リッパ12の把持部13を開放して製品W1 の把持を解除する。これにより、製 品W1 はパレット35上に載置される。次に、ステップS24では、アンローダ 10及び移動テーブル22を初期位置へ移動させる。
【0027】 ステップS19において、アンローダ10及び移動テーブル22の移動中にリ ミットスイッチ14がONした(図4二点鎖線参照)場合には、ステップS19 からステップS25に移行する。なお、上述のように、リミットスイッチ14は アンローダ10の把持部13下部に設けられているので、床面からの振動の影響 を受けることなく、リミットスイッチ14による製品満杯状態の検出が正確に行 われる。ステップS25では、アンローダ10及び移動テーブル22を第2停止 位置へ移動させる。次に、ステップS26では、移動テーブル22を退避させて 、グリッパ12の把持を解除する。これにより、製品W1 がパレット35上に載 置される。次に、ステップS27では、アンローダ10及び移動テーブル22を 初期位置へ移動させる。ステップS27での処理後、図6のメインルーチンに戻 る。
【0028】 ステップS8において、その他の処理の指令がなされたと判断された場合には 、ステップS28に移行する。ステップS28においては、その指令に応じた処 理を行い、その後ステップS9に移行する。すべてのステップの読み込みが終わ ればステップS9での判断がYesとなり、この加工ラインの動作は終了する。
【0029】
【考案の効果】
本考案に係る板材搬出装置では、製品搬出ステーションにおける製品満杯状態 を検出する検出部が装置本体に設けられるので、製品搬出ステーションを大型化 することなく製品の満杯状態の検出を正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例が採用された板材加工ライン
の正面概略図。
【図2】その平面概略図。
【図3】前記板材加工ラインの拡大部分図。
【図4】前記実施例の動作を説明するための図。
【図5】前記板材加工ラインの制御部の概略ブロック
図。
【図6】その制御フローチャート。
【図7】その制御フローチャート。
【符号の説明】
1 パンチプレス機 10 アンローダ 11 装置本体 12 グリッパ 14 リミットスイッチ 20 製品搬出ステーション

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】板材加工機による板材加工が終了した製品
    を製品搬出ステーションに搬出するための板材搬出装置
    であって、 前記板材加工機と製品搬出ステーションとの間を移動可
    能な装置本体と、 前記装置本体に設けられた、製品を把持する把持部と、 前記装置本体に設けられ、前記製品搬出ステーションに
    おける製品満杯状態を検出する検出部と、 を備えた板材搬出装置。
JP6637491U 1991-07-25 1991-07-25 板材搬出装置 Pending JPH059727U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109941765A (zh) * 2019-04-30 2019-06-28 扬力集团股份有限公司 一种多用途的上料装置及上料方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109941765A (zh) * 2019-04-30 2019-06-28 扬力集团股份有限公司 一种多用途的上料装置及上料方法
CN109941765B (zh) * 2019-04-30 2023-12-22 扬力集团股份有限公司 一种多用途的上料装置及上料方法

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