JPH05228558A - 板材搬入装置 - Google Patents

板材搬入装置

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JPH05228558A
JPH05228558A JP2931892A JP2931892A JPH05228558A JP H05228558 A JPH05228558 A JP H05228558A JP 2931892 A JP2931892 A JP 2931892A JP 2931892 A JP2931892 A JP 2931892A JP H05228558 A JPH05228558 A JP H05228558A
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JP
Japan
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plate
plate material
unloader
stock plate
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Pending
Application number
JP2931892A
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English (en)
Inventor
Takashi Senda
孝志 千田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素材板材の吸着保持を円滑に行えるようにす
る。 【構成】 板材搬入装置は、素材板材W1 の載置位置を
検出する検出部18と吸着パッド12とを有するローダ
8と、吸着パッド12による素材板材W1 の吸着保持の
際に検出部18の検出結果に基づいてローダ8の停止位
置を制御する制御装置50とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材搬入装置、特に、
素材板材を板材加工機に搬入するための走行可能な板材
搬入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばパンチプレス機等の板材加工機
を含む板材加工ラインにおいては、一般に、素材板材を
積載する素材台車と、素材板材を吸着保持する吸着パッ
ドを有し、素材台車と板材加工機との間を走行可能に設
けられた搬入装置としてのローダとが設けられる。
【0003】板材加工機に素材板材を搬入する際には、
まず、作業者がフォークリフト等を用いて、素材板材が
積載されたパレットを素材台車上に搬入する。この搬入
時には、前記パレットは素材台車の略中央部に配置され
る。次に、ローダを素材台車上方の初期位置に移動さ
せ、吸着パッドにより素材板材を吸着保持する。そし
て、ローダを走行させて板材加工機上に移動させ、吸着
パッドにより板材加工機に素材板材が搬入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のローダで
は、吸着パッドによる素材板材の吸着保持の際にローダ
の停止位置は常に初期位置であり定位置になっている。
このため、素材板材の素材台車上の載置位置によって
は、ローダの吸着パッドと素材板材との位置がずれる場
合があり、この結果、素材板材の吸着保持を円滑に行え
ない場合が生じる。
【0005】本発明の目的は、素材板材の吸着保持を円
滑に行えるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る板材搬入装
置は、搬入手段と、制御手段とを備えている。前記搬入
手段は、素材板材の載置位置を検出するセンサと、素材
板材を吸着保持する保持部とを有し、素材板材を板材加
工機に搬入するためのものであり、走行可能となってい
る。前記制御手段は、保持部による素材板材の吸着保持
の際に、センサの検出結果に基づいて搬入手段の停止位
置を制御するものである。
【0007】
【作用】本発明では、搬入手段のセンサが素材板材の載
置位置を検出する。このセンサの検出結果に基づいて、
制御手段が搬入手段の停止位置を制御する。この状態か
ら、搬入手段の保持部により素材板材が吸着保持され
る。そして、搬入手段が走行して、板材加工機に素材板
材が搬入される。
【0008】この場合は、素材板材の載置位置に応じて
搬入手段の停止位置が決定されるので、搬入手段も常時
素材板材の載置位置に応じた最適位置に配置させること
ができ、素材板材の吸着保持を円滑に行える。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例が採用された板材
加工ラインにおける板材積載ステーションを示してい
る。この板材積載ステーションは、素材板材W1 を収容
する素材台車1と、その下方に配置され、加工済板材W
2 を収容する製品台車2とを有している。素材台車1及
び製品台車2上には、それぞれ各板材W1 及びW2 が積
載されたパレットPが載置されている。また、各台車1
及び2は、前後方向(図1紙面直角方向)に延びるレー
ル3及び4上をそれぞれ移動可能となっている。また、
レール3の側方には、レール3を移動自在に支持するレ
ール5が配設されている。レール3の側部にはレール3
を前後方向に駆動するための駆動部5aが設けられてい
る。また、レール3の下部は内方に突出して延びてお
り、この突出部3aには、ピン29が上下動自在に挿通
している。ピン29上部にはフランジ部29aが設けら
れており、これによりピン29の抜け落ちが防止されて
いる。また、ピン29の上端は素材台車1下面に、下端
は製品台車2上面に当接可能となっている。製品台車2
の下方には、製品台車2を上方へ移動させるためのリフ
タ6が設けられている。
【0010】素材台車1及び製品台車2の上方には、ガ
イドレール(LMガイド)7が水平方向に架設されてい
る。ガイドレール7上には、ローダ8及びアンローダ9
が設けられている。ローダ8及びアンローダ9は、それ
ぞれ走行用のモータを有しており、これらのモータによ
ってガイドレール7上を走行可能となっている。また、
ローダ8はフレーム10を有している。フレーム10下
部には、上下方向に延びる複数の昇降フレーム11が設
けられている。各昇降フレーム11は、シリンダ等を含
む昇降機構によって上下方向に昇降し得る。昇降フレー
ム11下部には、素材板材W1 を吸着保持するための吸
着パッド12がそれぞれ設けられている。また、ローダ
8には、素材板材W1 の素材台車1に対する載置位置を
検出するためのたとえば超音波センサ等の検出部18が
設けられている。アンローダ9下部には、加工済板材を
把持するための開閉可能なグリッパー13が設けられて
いる。なお、図示していないが、素材台車1及び製品台
車2の側方(図1右方)には、板材加工機としてのパン
チプレス機が配置されている。
【0011】素材台車1の上方及び側方には、移動ロー
ラ装置20が配置されている。この移動ローラ装置20
は、複数のスプロケット21に巻き掛けられた走行可能
なチェーン22と、チェーン22に各々回転自在に設け
られた複数のローラ群23とから構成されている。ロー
ラ群23は、素材台車1の上方に延在しており、これに
より、素材台車1上方においてアンローダ9のグリッパ
ー13に把持された加工済板材W2 を載置し得るテーブ
ル面24が形成される。また、チェーン22の走行によ
ってチェーン22端部が素材台車1上方から退避し、こ
れにより、素材台車1上方に開口が生じ得る。テーブル
面24上の加工済板材W2 は、この開口から下方の製品
台車2上に落とし込まれるようになっている。
【0012】また、素材台車1上方には、ローダ8の吸
着パッド12により吸着される最上位の素材板材W1
下方の素材板材W1 から分離するための板材分離装置3
0が設けられている。この板材分離装置30は、素材板
材W1 を挟んで対向配置される第1及び第2当接部3
1,32と、各当接部31,32を移動させる駆動機構
40とから主として構成されている。駆動機構40は、
素材台車1上方に配設されたチェーン41と、これを駆
動するモータ42とを有している。チェーン41は、そ
の両端部に配置されたスプロケット43に巻き掛けられ
ている。また、モータ42の出力軸端にはスプロケット
44が取り付けられており、スプロケット44及び43
間にはチェーン45が巻き掛けられている。チェーン4
1の上側部分の一部には、下方に延びるステー46上部
が固定されている。ステー46には第1当接部31が取
り付けられている。また、チェーン41の下側部分の一
部には支持装置47を介して第2当接部32が取り付け
られている。この構成により、モータ42の駆動によっ
てチェーン41が走行し、これにより各当接部31及び
32が接近・離反するようになっている。
【0013】ローダ8は、図2に示すような制御装置5
0を備えている。制御装置50は、制御部51と、これ
に接続されたI/Oポート52とを有している。制御部
51は、CPU、ROM及びRAM等から構成されるマ
イクロコンピュータを備えている。I/Oポート52に
は、走行用モータを含む走行部53と、昇降フレーム1
1を昇降駆動する昇降フレーム駆動部54と、吸着パッ
ド12を駆動する吸着パッド駆動部55と、他の入出力
部とが接続されている。また、アンローダ9は、図3に
示すような制御装置60を備えている。制御装置60
は、CPU、ROM及びRAM等から構成されるマイク
ロコンピュータを含む制御部61と、これに接続された
I/Oポート62とを備えている。I/Oポート62に
は、走行用モータを含む走行部63と、グリッパー13
を開閉するグリッパー駆動部64と、他の入出力部とが
接続されている。
【0014】上述のローダ8及びアンローダ9は、それ
ぞれ制御装置50及び60によって制御され、以下に説
明するように動作する。なお、図4はその制御フローチ
ャートであり、(a)はアンローダ9の制御フローを、
(b)はローダ8の制御フローを示している。各制御に
おいて、まずステップA1及びB1では、アンローダ9
及びローダ8をそれぞれ初期位置(図1実線位置)に配
置する等の初期設定がなされる。次に、ローダ8では、
ステップB2において、スキャニングを行う。すなわ
ち、走行部53の走行用モータの駆動により、ローダ8
を図1左右方向に往復動させる。すると、ローダ8に設
けられた検出部18が素材板材W1 の左端部を検出す
る。この検出時におけるローダ8の初期位置からの移動
量により、素材板材W1 の素材台車1に対する載置位置
が検出される。次に、ステップB3では、ステップB2
でのスキャニングにおいて検出された素材板材W1 の載
置位置に応じて、ローダ8の左端部の吸着パッド12が
素材板材W1 の左端部上方に常時配置されるように(図
1一点鎖線参照)、ローダ8の素材板材吸着保持位置
(停止位置)X0を決定する。
【0015】次に、各制御のステップA2及びB4にお
いて、パンチプレス機における板材加工の終了を待つ。
パンチプレス機からの加工終了信号を受ければ、それぞ
れステップA3及びB5に移行する。ローダ8では、ス
テップB5において、素材板材W1 の保持を行う。この
場合には、まずリフタ6を駆動して製品台車2を上昇さ
せる。すると、製品台車2上面がピン29下部に当接し
てピン29を押し上げる。これにより、ピン29上部が
素材台車1下面に当接して素材台車1を押し上げる。素
材台車1の上昇により、素材台車1上に積載された素材
板材W1 がローダ8に接近する。次に、昇降駆動部54
の駆動により昇降フレーム11を下降させ、吸着パッド
駆動部55を駆動して吸着パッド12により素材板材W
1 を保持する。このとき、上述のように、各吸着パッド
12が素材板材W1 の載置位置に応じた最適位置に配置
されているため、素材板材W1 の吸着保持が円滑に行わ
れる。素材板材W1 の保持後、昇降フレーム11を上昇
させる。このとき、素材台車1上の積載板材の両端面に
はそれぞれ第1及び第2当接部11,12が圧接してお
り、このため、吸着パッド9の上昇に伴って最上位の板
材W1 とその下方の板材W1 との間に大きな分離力が作
用する。これにより、最上位の板材W1 が下方の板材W
1 から分離される。次に、ステップB6において保持完
了信号を発する。
【0016】一方、アンローダ9では、ステップA3に
おいてローダ8からの保持完了信号を待っており、保持
完了信号を受ければステップA4に移行する。ステップ
A4では、走行部63の走行用モータの駆動により、ア
ンローダ9をパンチプレス機上へ移動させる。また、ロ
ーダ8では、ステップB6において保持完了信号を発し
た後、ステップB7に移行する。ステップB7では、走
行部53の走行用モータの駆動により、ローダ8をパン
チプレス機上へ移動させる。これにより、ローダ8及び
アンローダ9がほぼ同時に走行を開始してガイドレール
7上を移動し、図5に示すように、ローダ8及びアンロ
ーダ9がパンチプレス機のワークテーブル15上方へ配
置される。なお、このとき、ワークテーブル15上に
は、パンチ加工の終了した加工済板材W2 が載置されて
いる。
【0017】この場合には、素材板材W1 の搬入及び加
工済板材W2 の搬出の際に、ローダ8及びアンローダ9
が同時に走行してパンチプレス機のワークテーブル15
上方に配置される。これにより、板材の搬入・搬出に要
する時間が短縮され、サイクルタイムが短縮される。次
に、アンローダ9では、ステップA5においてグリッパ
ー駆動部64の駆動によりグリッパー13を開閉させ、
ワークテーブル15上の加工済板材W2 をグリッパー1
3により把持する。次に、ステップA6では、アンロー
ダ9を板材積載ステーション(図1)側へ後退させる
(図6参照)。一方、ローダ8では、ステップB8にお
いて、ワークテーブル15上から加工済板材W2 が除去
されるのを待っており、加工済板材W2 が除去されれば
ステップB9に移行する。なお、ワークテーブル15上
から加工済板材W2 が除去されたか否かの判断は、ワー
クテーブル15上に設けられた板材の有無を検出する近
接センサ(図示せず)の検出信号に基づいて行う。ステ
ップB9では、昇降フレーム駆動部54の駆動により昇
降フレーム11を下降させ、吸着パッド12に吸着保持
された素材板材W1をワークテーブル15上に搬入する
(図6)。
【0018】一方、アンローダ9では、ステップA7に
おいて、アンローダ9を製品台車2上方に配置して、搬
出処理を行う。この搬出処理の際には、駆動部5aを駆
動し、素材台車1をレール3とともにレール5に沿って
移動させる。これにより、素材台車1,レール3及びピ
ン29全体が製品台車2上方から退避する。次に、リフ
タ6を駆動して製品台車2を上方へ移動させ、素材台車
1と概ね同一高さ位置に配置させる。この状態から、ア
ンローダグリッパ13をパンチプレス機側へ移動させ、
パンチプレス機で加工の終了した加工済板材をアンロー
ダグリッパ13により把持する。そして、アンローダグ
リッパ13を製品台車2上方に移動させる。アンローダ
9のグリッパー13に把持された加工済板材W2 は、製
品台車2上方に配置されたローラ群23からなるテーブ
ル面24上に載置されている。この状態から、チェーン
22の走行により、テーブル面24の一部に開口が生
じ、グリッパ13に把持された加工済板材W2 の一端が
この開口から製品台車2上に落とし込まれる。そして、
グリッパ13の把持を解除することにより、加工済板材
2 全体が製品台車2上に搬入される。このようにし
て、加工済板材W2 の搬出処理が行われる。搬出処理
後、ステップA8に移行する。ステップA8では、アン
ローダ9を初期位置(図1)に後退させる。一方、ロー
ダ8では、素材板材W1 の搬入後、ステップB10に移
行する。ステップB10では、ローダ8を停止位置(図
1一点鎖線位置)に後退させる。このようにして、板材
の搬入・搬出処理が行われる。
【0019】次に、ローダ8では、ステップB11にお
いて、次に加工すべき素材板材があるか否かを判断す
る。次の板材があれば、プログラムは再びステップB4
に戻り、ステップB4〜ステップB10の処理を繰り返
して行う。ステップB11において次の板材がないと判
断されれば、ローダ8の動作が終了する。一方、アンロ
ーダ9では、ステップA9において、処理を終了すべき
か否かを判断する。処理を終了すべきでないと判断され
れば、再びステップA2に戻り、ステップA2〜ステッ
プA8の処理を繰り返して行う。ステップA9において
処理を終了すべきと判断されれば、アンローダ9の動作
が終了する。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る板材搬入装置によれば、素
材板材の載置位置が検出され、この検出結果に基づいて
搬入手段の停止位置が制御されるので、搬入手段を素材
板材の載置位置に応じた最適位置に常時配置させること
ができ、素材板材の吸着保持を円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用された板材加工ライン
における板材積載ステーションの正面概略図。
【図2】ローダの制御部の概略ブロック図。
【図3】アンローダの制御部の概略ブロック図。
【図4】その制御フローチャート。
【図5】前記実施例の動作を説明するための図。
【図6】前記実施例の動作を説明するための図。
【符号の説明】
8 ローダ 12 吸着パッド 18 検出部 50 ローダ制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素材板材の載置位置を検出するセンサと前
    記素材板材を吸着保持する保持部とを有し前記素材板材
    を板材加工機に搬入するための走行可能な搬入手段と、 前記保持部による前記素材板材の吸着保持の際に前記セ
    ンサの検出結果に基づいて前記搬入手段の停止位置を制
    御する制御手段と、を備えた板材搬入装置。
JP2931892A 1992-02-17 1992-02-17 板材搬入装置 Pending JPH05228558A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2931892A JPH05228558A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 板材搬入装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623646A (ja) * 1992-04-03 1994-02-01 Shizuoka Kiko Seisakusho:Kk 投入装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623646A (ja) * 1992-04-03 1994-02-01 Shizuoka Kiko Seisakusho:Kk 投入装置
JP2603607B2 (ja) * 1992-04-03 1997-04-23 株式会社静岡機工製作所 投入装置

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