JPH085943Y2 - 反転装置 - Google Patents

反転装置

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JPH085943Y2
JPH085943Y2 JP1989124750U JP12475089U JPH085943Y2 JP H085943 Y2 JPH085943 Y2 JP H085943Y2 JP 1989124750 U JP1989124750 U JP 1989124750U JP 12475089 U JP12475089 U JP 12475089U JP H085943 Y2 JPH085943 Y2 JP H085943Y2
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pallet
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clamp
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二郎 中川
勝 中山
康行 酒井
淳二 古賀
光夫 谷口
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パレット上のワークに付着する不純物と、
該パレット上に落下蓄積した不純物を取り除き、且つワ
ークの向きを上下逆にして次工程に送るようにした反転
装置に関する。
(従来の技術) 加工直後のワーク或は鋳込後のワークのように、ワー
クに未だ切粉又は中子砂等の不純物が付着した状態のワ
ークをパレットに搭載して搬送し移載するような移載装
置においては、搬送中又は移載中に不純物がパレット上
に落下蓄積し、これら不純物の影響によってパレット搬
送機能等に不具合を生ぜしめることがあり、又次工程に
搬出されたワークの不純物によって、次工程での各種装
置に悪影響を与えることがある。このため従来では搬送
経路の途中等に適宜反転機等の不純物除去装置を設け、
定期的にパレット上の不純物の排出又はワークの不純物
の取り除きを行なっている。
(考案が解決しようとする課題) しかし従来の不純物除去装置は、例えば反転機を用い
て構成するような場合、パレット反転機とワーク反転機
の別々の装置で構成することが一般であり、スペース上
の点又はコスト上の点から問題があった。又、保守整備
の面からも煩雑となっていた。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決するため本考案は、別の駆動源によ
って反転軸まわりに回動可能な下部反転フレームと上部
反転アームとを備え、パレット上のワークに付着する不
純物とパレット上に蓄積した不純物とをワークの移載時
に除去するようにした反転装置において、 下部反転フレームは、パレットを搬送するテーブルロ
ールと、搬送されたパレットの前端を位置決めするスト
ッパ部材と、搬送されたパレットの後端を押えるパレッ
ト押込アームと、位置決めされたパレットをクランプす
るパレットクランプ用の押え機構とを有し、 上部反転アームは、ワーククランプ用の押え機構を有
し、 パレットクランプ用の押え機構は、パレットに当接す
るパレット押え部材と、このパレット押え部材を上下動
するクランプシリンダユニットとからなり、 ワーククランプ用の押え機構は、ワークに当接するク
ランパーと、このクランパーをパレットに向って上下動
させるアクチュエータとからなり、 これら下部反転フレームと上部反転アームとは、パレ
ットとワークを一体的に挟み込んで反転することを特徴
とする。
(作用) パレットとワークを下部反転フレームと上部反転アー
ムの夫々の押え機構でクランプして一体的に反転させ、
ワークの不純物とパレット上の不純物を同時に除去す
る。次いで上側となった下部反転フレームのみを反転復
帰させ、該下部反転フレームと共に復帰したパレットを
アンクランプして前工程に戻す。反転したワークは次工
程に送り込まれ、その後上部反転アームが反転復帰す
る。このため、パレットとワークの両者からの不純物排
除が迅速になされ、且つ装置のスペース上無駄がない。
(実施例) 本考案の反転装置の実施例について添付した図面に基
づき説明する。
第1図及び第2図は本考案の反転装置の全体図を示
し、第1図は側面図、第2図は第1図のA方向からの正
面図、第3図は反転軸を示し、第2図のIII-III線断面
図、第4図はパレットとワークを示す斜視図である。
第1図に示すように、本考案の反転装置1は、図中左
方の搬送路103隣のエレベータ装置100に隣接して設けら
れ、エレベータ装置100の昇降シリンダユニット101によ
って昇降動可能な搬送ローラ102上のパレットとワーク
を受け取って反転させるように構成している。
このパレットPとワークWは、第4図に示すような状
態で搬送されており、パレットP上の複数の支持部P1上
に、下面に突状部を有するワークWが並列状に載置され
ている。
反転装置1は、床面に固設された架台2と、この架台
2の上部に両端部が枢着される第1反転軸3を備え、こ
の第1反転軸3の軸方向は、第1図の紙面表裏方向とな
って、架台2に対して回動自在とされている。又、この
第1反転軸3には、後述するような他のもう一つの第2
反転軸4が回動可能に嵌装され、第1反転軸3と軸芯を
一致させるとともに、第1反転軸3には下部反転フレー
ム5が、第2反転軸4には上部反転アーム6が夫々取り
付けられている。
下部反転フレーム5は、前記エレベータ装置100の降下
位置の搬送ローラ102の高さと略一致した高さ位置に設
けられた複数のテーブルロール7,7…と、このテーブル
ロール7をチェン8で駆動する駆動モータ9と、クラン
プシリンダユニット10によって上下動するパレット押え
部材11と、押込みシリンダユニット12によって揺動する
パレット押込アーム13と、パレット先端の位置規制を行
なうストッパ部材14等を備え、テーブルロール7は、第
2図に示すように前記第1反転軸3の軸方向にその長軸
方向を一致させるとともに、パレット押え部材11は、搬
入されるパレットPの両側縁部を上方から押え込んで、
テーブルロール7との間でパレットPをクランプするよ
う構成している。このため、下降位置にあるエレベータ
装置100の搬送ローラ102上のパレットP前端部がテーブ
ルロール7上に来ると、パレットPは該テーブルロール
7によって引き込まれ、最後はパレット押込アーム13に
よってストッパ部材14との間で前後方向に挟持され、更
にパレット押え部材11によって上下方向にもクランプさ
れることになる。
上部反転アーム6には、夫々のワークに対応したアク
チュエータ15,15とこのアクチュエータ15によって進退
動するクランパー16,16と、複数のワーク支承部材38,38
等が設けられている。そしてアクチュエータ15が作動し
てクランパー16が進動すると、ワーク支承部材38の下面
より突出してワークWの上面を上から押え付けてクラン
プすることとなる。
一方、この下部反転フレーム5と上部反転アーム6と
を反転駆動させる駆動部として、架台2側に第1反転ア
クチュエータ17及び第2反転アクチュエータ18が設けら
れている。すなわち第1反転アクチュエータ17は、アク
チュエータロッドを水平に延出させて先端に第1ラック
部材19を備え、第2反転アクチュエータ18は、アクチュ
エータロッドを垂直に延出させて、先端の連結部材20を
介して、偏心した垂直な第2ラック部材21を駆動する。
この第2反転アクチュエータ18と第2ラック部材21の軸
芯を偏心させているのは、スペース上の配慮によるもの
であり、スペースが許せば直線上に配設しても良い。又
この偏心した第2ラック部材21の上下動を円滑ならしめ
るため、連結部材20の側面一端側にローラ22を設け、中
間位置に配設されたガイドプレート23の溝部内をローラ
22が摺動するようにしている。
又これらの各ラック部材19,21は以下に述べる各反転
軸3,4のピニオン部と噛合することとなるが、各噛合部
の背面側には受ローラ24,25が夫々複数配設されラック
部材19,21を支えている。
第1反転軸3は、既述のように架台2側に回動自在と
なって第3図に示すような状態で取り付けられている。
すなわち、架台2側の支持ブラケット26に軸受される
第1反転軸3の一端側には、キー27で止め付けられるピ
ニオン28が前述の水平な第1ラック部材19に噛合し、又
両側端には、キー29で止め付けられるフランジブロック
部材30に、下部反転フレーム5が結合されている。
一方第2反転軸4は、中空筒状となり、第1反転軸3
の中間部に回動可能となって嵌装されるとともに、一端
側にブロック部材32で固着されるピニオン31には、前述
の垂直な第2ラック部材21が噛合している。又この第2
反転軸4には上部反転アーム6が結着されている。この
結果第1反転軸3の下部反転フレーム5と、第2反転軸
4の上部反転アーム6とは夫々別個の駆動源によって独
自の反転駆動が可能となり、第1反転アクチュエータ17
が縮退して、第2反転アクチュエータ18が縮退すると、
両者共に180度反転して第5図の状態になり、次いで第
1反転アクチュエータ17が伸長すると、下部反転フレー
ム5のみが反転復帰して第6図の状態となる。
又このような下部反転フレーム5及び上部反転アーム
6の下方には、落下した不純物を受け取り、外部に排出
するベルトコンベア装置33が設けられている。
このベルトコンベア装置33は、基柱34上端に設けられ
たローラ35に巻装されたベルト36が傾斜搬路となり、こ
のベルト36の両側面上部には、搬路方向に沿って側板37
が設けられて、第2図に示すように落下する不純物を集
め易くするため傾斜角を持って取り付けられている。
このように構成した反転装置の作動の概要について第
7図をも用いて説明する。
第7図(A)に示すように搬送路103からエレベータ
装置100の搬送ローラ102を経由して送り込まれたパレッ
トPとワークWは、パレットPが下部反転フレーム5の
パレット押え部材11によってクランプされ、ワークWが
クランパー16にってクランプされる。次いで(B)に示
すように、下部反転フレーム5と上部反転アーム6がパ
レットPとワークWをクランプしたまま一体的に180度
反転して、下部反転フレーム5が上側となる。そしてこ
の反転の間に、パレットP上に蓄積した不純物と、ワー
クWに付着した不純物は下方に落下し、ベルトコンベア
装置33のベルト36によって外部に排出される。
続いて(C)図に示すように、上部反転アーム6側の
アクチュエータ15が作動してクランパー16を退動させる
と、ワークWは降下し、下方のワーク支承部材38で支え
られた状態となる。このためパレットPの支持部P1とワ
ークWの係合が解かれ、(D)図に示すように下部反転
フレーム5のみが反転復帰しても、パレットの支持部P1
とワークWの当接部の干渉がない。
やがて(E)図のように、ワークWは外部からのマニ
ピュレータによって外部に取り出され、パレットPはパ
レット押え部材11によるクランプが解かれてエレベータ
装置100によって搬送路103の高い搬路に送り込まれた
後、(F)図のように上部反転アーム6が反転復帰す
る。
(考案の効果) 以上のように本考案の反転装置は、パレットとワーク
とを同時に反転するものであるから、反転動作の間にワ
ークの位置がずれるという不都合は生じない。更に、従
来パレットとワークの夫々に反転装置等の不純物除去装
置を設けていたものを、一台の反転装置で行なうように
したため、スペース上有効となり又除去作業が効率的に
行なえる。
又費用面においても廉価に構成することが出来、保守
整備作業も楽になり、不具合発生の頻度も低下するとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の反転装置の全体図を示し、
第1図は側面図、第2図は第1図のA方向からの正面
図、第3図は、第2図のIII-III線断面図とした反転
軸、第4図はパレットとワークの斜視図、第5図から第
7図は説明図である。 尚図面中、1は反転装置、3は第1反転軸、4は第2反
転軸、5は下部反転フレーム、6は上部反転アーム、7
はテーブルロール、10はクランプシリンダユニット、11
はパレット押え部材、13はパレット押込アーム、14はス
トッパ部材、15はアクチュエータ、16はクランパー、17
は第1反転アクチュエータ、18は第2反転アクチュエー
タ、33はベルトコンベア装置、100はエレベータ装置、1
03は搬送路、Pはパレット、Wはワークを示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−113951(JP,A) 特開 昭57−38211(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】別の駆動源によって反転軸まわりに回動可
    能な下部反転フレームと上部反転アームとを備え、パレ
    ット上のワークに付着する不純物とパレット上に蓄積し
    た不純物とをワークの移載時に除去するようにした反転
    装置において、 前記下部反転フレームは、パレットを搬送するテーブル
    ロールと、搬送されたパレットの前端を位置決めするス
    トッパ部材と、搬送されたパレットの後端を押えるパレ
    ット押込アームと、位置決めされたパレットをクランプ
    するパレットクランプ用の押え機構とを有し、 前記上部反転アームは、ワーククランプ用の押え機構を
    有し、 前記パレットクランプ用の押え機構は、パレットに当接
    するパレット押え部材と、このパレット押え部材を上下
    動するクランプシリンダユニットとからなり、 前記ワーククランプ用の押え機構は、ワークに当接する
    クランパーと、このクランパーをパレットに向って上下
    動させるアクチュエータとからなり、 これら下部反転フレームと上部反転アームとは、パレッ
    トとワークを一体的に挟み込んで反転することを特徴と
    する反転装置。
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