JPH0597237A - 搬送装置の方向変換機構及び方向変換方法 - Google Patents

搬送装置の方向変換機構及び方向変換方法

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JPH0597237A
JPH0597237A JP32362891A JP32362891A JPH0597237A JP H0597237 A JPH0597237 A JP H0597237A JP 32362891 A JP32362891 A JP 32362891A JP 32362891 A JP32362891 A JP 32362891A JP H0597237 A JPH0597237 A JP H0597237A
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JP
Japan
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roller
rollers
rotation
conveyed
opposite directions
Prior art date
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Pending
Application number
JP32362891A
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English (en)
Inventor
Morio Kitamura
北村  精男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Giken Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Giken Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 物品を搬送する搬送装置の方向変換を直角的
に行なうようにする。 【構成】 少なくとも一対のローラー30,32,3
1,33であって、互いに方向の異なった螺旋溝40,
42,41,43を有するものを、一搬送方向に対して
その回転軸が直交するように方向変換部位に互いに平行
に設け、かつそれぞれを互いに逆向きに回転駆動して搬
送物をローラーの回転軸方向へ直角的に方向転換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品の搬送装置の方向変
換機構およびその変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の搬送装置には例えばベルト式、
ローラー式あるいはチェーン式のものがある。また、図
4に示すように、コンベアを用いて直角方向への方向変
換を行う場合は、ベルトコンベア1の直線方向の流れ
を、複数の駆動ローラー20を放射状に並べるて90度
の方向変換をせしめベルト2へ流れるようにしたものが
ある。この場合搬送装置としてのベルトは駆動ローラー
であっても同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の搬送装置の方向
変換機構では必然的に物品の流れとしては曲線を描くた
め、その方向変換部位において広い場所を必要とした
り、また連続的に直角方向へ方向変換することは非常に
困難である等の問題点があった。本発明は上記の問題点
を解決するためになされたもので、搬送装置の一方向の
流れを、方向変換部位において左又は右方向若しくは前
後方向のいずれの方向にも直角的かつ選択的に変えられ
る装置を提供し、併せてその変換方法を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の搬送装置の方向変換機構は、互いに逆方向
の螺旋溝を備えた少なくとも2本の螺旋溝付きローラー
を、搬送装置の搬送方向と直交方向にその回転軸を平行
にして方向変換部位に設置し、かつそれぞれのローラー
の回転による搬送速度が搬送装置の搬送速度(ピッチ速
度)と一致するようにして回転駆動する回転駆動装置を
備えたことを特徴とする。
【0005】本発明の方向変換方法は、上記の互いに逆
方向の螺旋溝を備えた少なくとも2本の螺旋溝付きロー
ラーを、搬送装置の方向変換部位に互いに平行に回転自
在に配し、それぞれのローラーを互いに逆方向に回転さ
せてローラー上の搬送物との間に生起する摩擦力の合力
方向をローラーの軸方向と一致させて搬送物をローラー
軸方向に移動させ、かつ各ローラーの回転方向を切り替
えて上記摩擦力の合力方向を変換することによりローラ
ー軸の方向と一致しない他の方向に搬送物を移動させる
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】搬送装置の方向変換機構である少なくとも2本
の螺旋溝付きローラーを互いに逆向きに回転させると、
ローラー上に載置された搬送物とローラーの溝を形成す
る山部傾斜面との間に摺動摩擦力が生起し、該山部の面
対称的構成から搬送物にもたらされる摩擦力の合力方向
がローラーの軸方向と一致し、あるいは他の方向になる
ために、搬送物は螺旋溝の傾斜方向とローラーの回転方
向で決まるベクトル方向に従って選択的に一方向へ移動
させられて方向変換された搬送手段上へ搬送物を移載す
る。
【0007】
【実施例】図1は搬送手段としてベルトコンベアに適用
した実施例の平面図である。図1では特定方向Aから搬
送された搬送物(図示せず)が、例えば図面上右方向に
直角に方向変換し、ベルト2のR方向へ般送される。図
中、符号30、31、32及び33はそれぞれ周面に螺
旋溝40、41、42及び43を備えた螺旋溝付きロー
ラーであり、溝は模式的に線図で示してある。なお、こ
のベルト1、2、7に代えて、ローラーやチェンを使用
できる。
【0008】方向変換機構の原理を図3を参照して説明
する。ローラー30及び31はその回転軸を平行にして
あり、これら2本のローラーの上に搬送物が載置された
と仮定する。いまローラー30、31をそれぞれ(a)
方向に回転させると溝40、41間の山部50、51と
搬送物との間の接触点において摩擦力が生じ、搬送物は
この摩擦力の合力方向であるR方向へ押され又はずり動
かされることになる。すなわち、傾斜を逆にした山部5
0、51が(a)方向に回転すると搬送物に対して両方
の山部の傾斜面がもたらす摩擦力の合力(ベクトル)が
R方向へ発生するためである。これとは逆に(b)方向
への回転ではL方向への合力が発生するため、搬送物は
L方向に移動する。各ローラーの回転方向が(c)方
向、あるいは(d)方向のように同一方向の場合には搬
送物はそれぞれF方向あるいはB方向へ送られる。
【0009】図1の実施例においては二対のローラーを
適用した例を示したが、用途あるいは使用条件によって
その使用本数に制限はなく、その中に最小単位の一対が
単数又は複数で含まれていることが必要となる。このロ
ーラーの総本数は奇数であっても実施上での不具合はな
い。また対をなすべきローラーは必ずしも隣接している
必要はなくそれらの間に合力形成の要因が成立すればよ
い。
【0010】図1、図2において符号60、61、62
及び63は各ローラー30、31、32及び33に設け
られた駆動歯車であって、これらの歯車にモーター9、
10からチェーン11を図2のように掛け渡して回転駆
動装置とする。モーター9を反時計回り、モーター10
を時計回りに回転させると、図1のR方向への摩擦力の
合力が発生するので、ベルト1に載置された搬送物がロ
ーラー30〜33上に移載されるとベルト2上に搬送物
が移動し、90度の方向変換が達成される。またベルト
7は右方向への方向転換をせずに、ストレートに前方向
に搬送物を搬送する場合に使用するもので、その場合に
は図2の(c)方向の回転をローラーに与えることにな
る。このようにモーター9、10の回転を切り替えれ
ば、図3のF、L、B、Rの任意の方向に搬送すること
ができる。
【0011】更に回転駆動のための駆動歯車60〜63
を他の箇所に設けるとベルト2の対向側に第3のベルト
を設けることができ、ローラーの(b)方向の回転によ
ってL方向への搬送が可能になる。山部50〜53の断
面形状は鋸歯でも台形でもよく、搬送物との間に斜面形
状からの摩擦摺動力が働くものであれば搬送物に応じて
自由に適用できる。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上の構成からなるため、直線
搬送路を直角に方向変換可能にし、かつそれを組合せる
ことによってL字形、コの字形、十字形あるいはそれら
の組合せからなる搬送方向変換が可能となり、工場等狭
い立地条件の中で有効性を発揮できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の平面図。
【図2】回転駆動装置の一例を示す要部の側面図。
【図3】本発明の原理説明図。
【図4】従来の搬送装置の平面図。
【符号の説明】
1 ベルト 2 ベルト 7 ベルト 30 ローラー 31 ローラー 32 ローラー 33 ローラー 40 螺旋溝 41 螺旋溝 42 螺旋溝 43 螺旋溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに逆方向の螺旋溝を備えた少なくと
    も2本のローラーを、その回転軸を平行にして搬送装置
    の方向変換部位に設置し、かつそれぞれのローラーの回
    転による搬送速度が搬送装置の搬送速度と一致するよう
    にして、さらに上記ローラーを回転駆動させる回転駆動
    装置を備えた搬送装置の方向変換機構。
  2. 【請求項2】 前記ローラーが搬送装置の搬送方向と直
    交して設けられた請求項1の搬送装置の方向変換機構。
  3. 【請求項3】 互いに逆方向の螺旋溝を備えた少なくと
    も2本のローラーを搬送装置の方向変換部位に平行かつ
    回転自在に配し、それぞれのローラーを互いに逆方向に
    回転せしめ、ローラー上の搬送物との間に生起する摩擦
    力の合力方向をローラーの軸方向と一致させて搬送物を
    ローラー軸方向に移動させ、あるいは各ローラーの回転
    方向を切り替えて上記摩擦力の合力方向を変換すること
    によりローラー軸の他の方向に搬送物を移動させる搬送
    装置の方向変換方法。
JP32362891A 1991-10-04 1991-10-04 搬送装置の方向変換機構及び方向変換方法 Pending JPH0597237A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104411607A (zh) * 2012-07-05 2015-03-11 莱特拉姆有限责任公司 旋转螺旋形件式移送机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61254413A (ja) * 1985-05-01 1986-11-12 エフ・エム・シ−・コ−ポレ−シヨン コンテナの運動制御装置
JP4122525B2 (ja) * 1997-08-11 2008-07-23 ソニー株式会社 デジタルデータ伝送装置および方法、デジタルデータ復調装置および方法、並びに伝送媒体

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19940830