JPH0595755U - プリンタ機構部の固定構造 - Google Patents

プリンタ機構部の固定構造

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JPH0595755U
JPH0595755U JP3784192U JP3784192U JPH0595755U JP H0595755 U JPH0595755 U JP H0595755U JP 3784192 U JP3784192 U JP 3784192U JP 3784192 U JP3784192 U JP 3784192U JP H0595755 U JPH0595755 U JP H0595755U
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JP
Japan
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elastic member
holding member
printer mechanism
hole
hard holding
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Application number
JP3784192U
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慶 酒井
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】プリンタ機構部を構成する機構部フレーム2に
設けられた固定用溝に、ねじ10の貫通用の穴を有する
硬質保持部材7を係合させた貫通穴を有する弾性部材4
を係合させ、硬質保持部材7の上部端に弾性部材4とよ
り係合する厚肉部を設けた。 【効果】プリンタ機構部を構成する機構部フレームに係
合させた弾性部材に係合する硬質部材の上部端に、肉厚
の外周方向に厚肉部を付けた形状にすることによって、
組み立てる際の弾性部材からの硬質部材の落下を防止
し、組立品質及び組立効率を向上させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリンタ機構部の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、図4のようにプリンタ機構部を構成する機構部フレーム15に設けら れた固定用溝に、ねじ18の貫通用の穴を有する硬質保持部材17を係合させた 貫通穴を有する弾性部材16を係合させ、弾性部材に係合された機構部フレーム 15を、ベース部材14に設けたねじ穴を構成する台座の上に設置し、ねじ18 を硬質保持部材17の穴上面側より、硬質保持部材17の貫通穴を通し、ベース 部材に設けたねじ穴にねじ締め固定するという構造をとっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、弾性部材に設けた貫通穴内部に硬質保持部材を有する構造にお いては、弾性部材の部品加工における加工技術上の寸法精度のばらつきによって 、弾性部材と硬質保持部材が係合できないということが無いように、弾性部材と 硬質保持部材の間にすき間を確保しているため、プリンタ機構部をベース部材へ 組み立てる際に、弾性部材に挿入された硬質保持部材が、弾性部材から落下して しまうという欠点があった。これにより、プリンタ機構部をベース部材へ組み立 てる際の、組立効率を著しく低下させていた。そこで、本考案はかかる従来技術 の欠点をなくし、プリンタ機構部をベース部材へ組み立てる際の組立効率を、向 上させることができるプリンタ機構部の固定構造を、提供することを目的とする 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、 ベース部材に弾性部材と硬質保持部材を介して、ねじで機構部フレームをベース 部材へ固定するプリンタ機構部の固定構造において、前記弾性部材に挿入された ねじの貫通用の穴を有する前記硬質保持部材の上部端に、肉厚の外周方向に弾性 部材と係合する厚肉部を付けた形状にしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
弾性部材に挿入されたねじの貫通用の穴を有する硬質保持部材の上部端に、肉厚 の外周方向に弾性部材と係合する厚肉部を付けたことにより、硬質保持部材が確 実に係合するので硬質保持部材の落下を防止できる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。図1の本考案のプリンタ 機構部の固定構造の断面図において、プリンタ機構部11を構成する機構部フレ ーム2に設けられたU字形状の固定用溝3に、ねじ10の貫通用の穴を有する硬 質保持部材7を係合させた貫通穴を有する弾性部材4を係合させ、弾性部材4に 係合された機構部フレーム2を、ベース部材1に設けたねじ穴6を構成する台座 12の上に設置し、ねじ10を硬質保持部材7の穴上面側9より、硬質保持部材 7の貫通穴5を通し、ベース部材1に設けたねじ穴6に、ねじ締め固定するとい う構造である。
【0007】 図2は本考案のプリンタ機構部の固定構造の平面図である。図3は図1におけ る硬質保持部材7の上部端に、肉厚の外周方向に弾性部材4の加工技術上のばら つきの上限寸法を越える寸法の、厚肉部を付けたことを特徴とする形状13を示 す詳細図である。
【0008】 図1の本考案のプリンタ機構部の固定構造において、プリンタ機構部11を構 成する機構部フレーム2に設けられたU字形状の固定用溝3に、ねじ10の貫通 用の穴を有する硬質保持部材7を係合させた貫通穴を有する弾性部材4を係合さ せる。この時、硬質保持部材7の上部端に肉厚の外周方向に、弾性部材4の加工 技術上のばらつきの上限寸法を越える寸法の厚肉部を付けた形状8が、弾性部材 4を押し広げるため、弾性部材4は硬質保持部材7の落下方向に対してアンダー カット形状に変形し、硬質保持部材7の落下しようとする力に対して、抵抗を生 むことができる。そのため、貫通穴を有する弾性部材4に係合させた硬質保持部 材7の落下を防止することができる。
【0009】 弾性部材4が係合された機構部フレーム2を、ベース部材1に設けたねじ穴6 を構成する台座12の上に設置する。ねじ10を、硬質保持部材7の穴上面側9 より硬質保持部材7の貫通穴5を通し、ベース部材1に設けたねじ穴6に、ねじ 締め固定する。 本実施例では、厚肉部を上部端としたが、硬質保持部材と弾性部材が接する面 の何処に配置されていてもかまわない。
【0010】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案のプリンタ機構部の固定構造は、機構部フレームに 係合させた弾性部材に係合する硬質保持部材の上部端に、肉厚の外周方向に弾性 部材の加工技術上のばらつきの上限寸法を越える寸法の、厚肉部を付けた形状に することによって、プリンタ機構部をベース部材へ組み立てる際の、弾性部材か らの硬質保持部材の落下を防止し、組立品質及び組立効率を著しく向上させるこ とができる。従って、各種プリンタ機構部の組立効率の向上及び、固定方法の簡 略化を計ることができるといった、効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリンタ機構部の固定構造の断面図。
【図2】本考案のプリンタ機構部の固定構造の平面図。
【図3】本考案のプリンタ機構部の固定構造の詳細図。
【図4】従来のプリンタ機構部の固定構造の断面図。
【符号の説明】
1, 14・・・・ベース部材 2, 15・・・・機構部フレーム 4, 16・・・・弾性部材 7, 17・・・・硬質保持部材 10, 18・・・・ねじ 11 ・・・・プリンタ機構部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材に弾性部材と硬質保持部材を
    介して、ねじで機構部フレームをベース部材へ固定する
    プリンタ機構部の固定構造において、前記弾性部材に挿
    入されたねじの貫通用の穴を有する前記硬質保持部材の
    上部端に、肉厚の外周方向に前記弾性部材と係合する厚
    肉部を付けた形状にしたことを特徴とするプリンタ機構
    部の固定構造。
JP3784192U 1992-06-04 1992-06-04 プリンタ機構部の固定構造 Pending JPH0595755U (ja)

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JP3784192U JPH0595755U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 プリンタ機構部の固定構造

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JP3784192U JPH0595755U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 プリンタ機構部の固定構造

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JPH0595755U true JPH0595755U (ja) 1993-12-27

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ID=12508763

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JP3784192U Pending JPH0595755U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 プリンタ機構部の固定構造

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