JPH042257Y2 - - Google Patents

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JPH042257Y2
JPH042257Y2 JP8207286U JP8207286U JPH042257Y2 JP H042257 Y2 JPH042257 Y2 JP H042257Y2 JP 8207286 U JP8207286 U JP 8207286U JP 8207286 U JP8207286 U JP 8207286U JP H042257 Y2 JPH042257 Y2 JP H042257Y2
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cap
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piece
mounting
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JP8207286U
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  • Fencing (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、手摺り等の支柱と笠木との連結装
置に関する。
〔従来の技術〕
手摺り等において、支柱と笠木とを連結する場
合、支柱の側面部に笠木の端部を継手部材によつ
て連結することがよくおこなわれる。その一例が
実開昭58−101930号公報に記載されている。かか
る連結方法は、支柱Pcの側面部に笠木9の端部
を継手部材10によつて連結するとともに笠木9
の端部を継手部材10の凹部Eに当接する構成の
ものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような構成だと、笠木9の両端部が継手部
材9によつて完全に拘束されているため、金属製
笠木の熱膨張による伸び縮みをうまく吸収でき
ず、これが原因で支柱と笠木間の連結部を傷めた
りあるいは手摺り全体が、変形したりする恐れが
ある。
さらに、笠木9の取付けあるいは、笠木9の付
け替えに際し、笠木9はいわゆるけんどん式によ
つてその両端部を継手部材10の凹部10Eに嵌
めこむ必要があるため、笠木9両端表面が凹部1
0Eの縁部に当つて傷付く恐れがある(第3図に
示す実施例の場合)。
この考案は、こうのような前記従来の問題点を
解消するために提案されたもので、笠木の熱膨張
による伸び縮みをうまく吸収することができ、か
つ笠木の取付けおよび付け替えが笠木を傷付ける
ことなく、きわめて簡単におこなうことが可能な
手摺り等における支柱と笠木との連結装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は支柱の側面部に継手部材を取付け、
この継手部材に笠木を当該笠木端部と前記支柱と
の間に間隔部を設けて連結し、かつこの間隔部に
弾発性を有するキヤツプを取付けるとともにこの
キヤツプに設けた係止片を前記継手部材に設けた
係合部に係合することによつて前記目的を達成す
るものである。
〔実施例〕
以下、この考案を図示する一実施例によつて説
明すると、手摺りAにおいて、円形断面の支柱1
の側面部に座体2が複数本の取付ねじ3,3によ
つてねじ止めされ、この座体2に継手部材4が複
数本の取付ねじ5,5によつてねじ止めされてい
る。
継手部材4は、略長方形板状の取付片6とこの
取付片6の基端部より真上に垂直に突設された略
長方形板状の立上り片7とから略L字状に形成さ
れている。
取付片6のほぼ中央部には、複数個の透孔8,
8が取付片6の幅方向に所定間隔離して形成され
ている。
また、立上り片7のほぼ中央部にも複数個の透
孔8,8が立上り片7の幅方向に一定間隔離して
形成されている。さらに、立上り片7の上端部に
は、切欠部10が立上り片7の幅方向に連続して
形成されている。
このように形成された継手部材4は、座体2の
側面部に立上り片7の裏面を当接した状態で支柱
1の側部に設置され、立上り片7の透孔8,8よ
り座体2のねじ孔11,11に取付ねじ5,5を
螺合することによつて固定されている。
かかる場合、座体2と取付片6間の上端部には
座体2と取付片6の切欠部10とから真上に開口
する断面略溝状の係合部12が座体2および取付
片7の幅方向に連続して形成されている。なお、
係合部12は取付片6の上端部に溝状に形成して
もよい。
そして、継手部材4の取付片6の上に笠木9の
両端部が載置され、取付片6の透孔8,8より笠
木9のねじ孔13,13に取付ねじ14,14を
螺合することによつて笠木9端部が、支柱1に連
結されている。
笠木9は、支柱1,1間の内法よりもやや短め
形成することにより笠木9両端と支柱1,1間の
所定の間隔部15が形成されている。
そして、この間隔部15にキヤツプ16が嵌着
され、このキヤツプ16によつて間隔部15が完
全に塞がれこれに伴つて座体が外部に露出しない
ようになつている。
キヤツプ16は、笠木9の断面形とほぼ同じ断
面形に形成され、かつ下側が開放している。
また、キヤツプ16は合成樹脂材等から形成さ
れ取付片7の幅方向に連結して形成されている。
なお、係合部12は取付片6の上端部に溝状に形
成してもよい。そして、継手部材4の取付片6の
上に笠木9の両端部が載置され、取付片6の透孔
8,8より笠木9のねじ孔13,13に取付ねじ
14,14を螺合することによつて笠木9端部
は、支柱1に連結されている。
笠木9は、支柱1,1間の内法よりもやや短め
形成することにより笠木9両端と支柱1,1間に
所定の間隔部15が形成されている。
そして、この間隔部15にキヤツプ16が嵌着
され、このキヤツプ16によつて間隔部15が完
全に塞がれこれに伴つて座体2が外部に露出しな
いようになつている。
キヤツプ16は、笠木9の断面形とほぼ同じ断
面形に形成され、かつ下側が開放している。ま
た、キヤツプ16は合成樹脂材等から形成され、
全体が弾性体として形成されている。特に左右弾
性片16a,16aの働きによつて笠木9端部に
嵌着されたキヤツプ16は、取付けが簡単である
ものの容易に外れないようになつている。
さらに、キヤツプ16の内側上端部にはキヤツ
プ16の幅方向に連続する係止片17が垂設され
ている。係止片17は、座体2と取付片6間の係
合部12に嵌着されている。
この係止片17と弾性片16a,16aの働き
によつてキヤツプ16は、支柱1と笠木9間の間
隔部15に完全に固定されている。
このような構成において笠木9を取付け座体2
に継手部材4をねじ止めし、この継手部材4の取
付片6の上に笠木9の端部を載せ、続いて取付片
6と笠木9間を取付ねじ14,14によつてねじ
止めする。そして、最後に支柱1と笠木9間の間
隔部15にキヤツプ16を嵌着する。
また、笠木9を取替えるには、キヤツプ16お
よび取付ねじ14,14を一時取外し、続いて、
笠木9を真上に持ち上げ撤去し、新な笠木と鋼管
する。この場合、笠木9と支柱1間には所定の間
隔部15が設けてあるので、笠木9端部が支柱1
の側面部に当つて、支柱側面部を傷付ける心配は
ない。また、笠木9端部の表面を傷付ける心配も
ない。第5図は矩形断面の支柱1と笠木9間の連
結方法を示したもので、座体2が不要である以外
は第1実施例と構成はほぼ同じである。
〔考案の効果〕 この考案は、以上の構成からなるので、以下の
効果を有する。
支柱と笠木端部との間に所定の間隔部が設け
てあるので、この間隔部によつて笠木の熱膨張
による伸縮をきけしゆうすることができ、した
がつて支柱と笠木間連結部の故障や手摺り全体
のゆがみや変形を完全に防止することができ
る。
支柱と笠木端部との間の間隔部にはキヤツプ
が嵌着され、このキヤツプはその弾発力によつ
て笠木端部に固定され、さらにキヤツプに形成
された係止片が継手部材に形成された係合不に
係合されているので、笠木端部の外観はきわめ
て良好であるとともにキヤツプをきわめて簡単
かつ確実に固定することができる。
笠木の取付けおよび取替えがきわめて簡単に
できるとともに笠木の取付片け等に際し、支柱
の側面が笠木端部を傷付ける心配も全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、この考案の一実施例を示し
たもので、第1図は支柱と笠木との連結状態を示
す要部分解斜視図、第3図はその要部縦断面図、
第4図は第3図における−線断面図、第2図
は手摺りの一部姿図、第5図はこの考案の他の実
施例を示す要部分解斜視図である。 A……手摺り、1……支柱、2……座体、3…
…取付ねじ、4……継手部材、5……取付ねじ、
6……取付片、7……立上り片、8……透孔、9
……ねじ孔、10……切欠部、11……ねじ孔、
12……係合部、13……ねじ孔、14……取付
ねじ、15……間隔部、16……キヤツプ、17
……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱1の側面部に継手部材4を取付け、この継
    手部材4に笠木9を当該笠木9端部と前記支柱1
    との間に間隔部15を設けて連結し、かつこの間
    隔部15に弾発性を有するキヤツプ16を取付け
    るとともにこのキヤツプ16に設けた係止片17
    を前記継手部材4に設けた係合部12に係合して
    なることを特徴とする手摺り等の支柱と笠木との
    連結装置。
JP8207286U 1986-05-30 1986-05-30 Expired JPH042257Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8207286U JPH042257Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

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JP8207286U JPH042257Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

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JPS62194841U JPS62194841U (ja) 1987-12-11
JPH042257Y2 true JPH042257Y2 (ja) 1992-01-27

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JP8207286U Expired JPH042257Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30

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JPH0516338Y2 (ja) * 1989-03-28 1993-04-28
JP7214691B2 (ja) * 2020-09-14 2023-01-30 三協立山株式会社 構造体

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JPS62194841U (ja) 1987-12-11

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