JPH0594657A - カセツト装着装置 - Google Patents

カセツト装着装置

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JPH0594657A
JPH0594657A JP3278296A JP27829691A JPH0594657A JP H0594657 A JPH0594657 A JP H0594657A JP 3278296 A JP3278296 A JP 3278296A JP 27829691 A JP27829691 A JP 27829691A JP H0594657 A JPH0594657 A JP H0594657A
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JP
Japan
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cassette
tape cassette
door
holder
cassette holder
Prior art date
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Application number
JP3278296A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Ikegawa
正樹 池川
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to US07/947,768 priority patent/US5386329A/en
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Priority to DE4231574A priority patent/DE4231574C2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標準型テープカセット又は小型テープカセッ
トをカセットホルダに挿入してそれぞれ所定の装着位置
に移動するカセット装着装置において、挿入時及びイジ
ェクト時、とくに小型テープカセットの着脱を容易にす
る。 【構成】 カセット選択スイッチ26の指定に応じて第
1又は第2の位置に選択的に移動して待機するカセット
ホルダ位置切換え板33が、左右の側板41,42の上
面に設けられている。カセットホルダ位置切換え板33
が第1の位置に待機していると、このカセットホルダ位
置切換え板33との間でカセットホルダ50が第1のカ
セット着脱位置に位置決めされる。一方、カセットホル
ダ位置切換え板33が第2の位置に待機していると、こ
のカセットホルダ位置切換え板33との間でカセットホ
ルダ50が第1のカセット着脱位置よりフロント側で第
2のカセット着脱位置に位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープを内臓した
標準型テープカセット又は小型テープカセットをカセッ
トホルダに挿入してそれぞれ所定の装着位置に移動する
カセット装着装置において、カセットホルダを標準型テ
ープカセットを着脱する第1のカセット着脱位置,又は
第1のカセット着脱位置より手前側で小型テープカセッ
トを着脱する第2のカセット着脱位置に選択的に位置決
めし、挿入時及びイジェクト時、とくに小型テープカセ
ットの着脱を容易にするカセット装着装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】フロントローディングタイプの磁気テー
プ記録再生装置は、磁気テープを内臓したテープカセッ
トを操作性良く装置に着脱できるので、ビデオテープレ
コーダなどに多用されている。この装置で機種によって
は、標準型テープカセット(VHSテープカセット)及
びこれより一回り小型の小型テープカセット(VHSコ
ンパクトテープカセット)を選択的に装着するように成
され、使用者に有効に利用されているものがある。
【0003】この一例として、特開昭58−3160号
公報(小型テープカセット用アダプタ)では、小型テー
プカセットを使用する際、専用の小型テープカセット用
アダプタ内に小型テープカセットを載置して、あらかじ
め標準型テープカセットとほぼ同程度のテープパスを形
成し、小型テープカセット用アダプタごと装置に挿入す
る方法が開示されている。
【0004】また、小型テープカセット用アダプタを用
いない例として、先に本出願人が特願平1−31154
5号にて磁気テープ記録再生装置を提案している。図1
2に示した如く、この装置200 では、装置200 の手前方
向にカセットトレイ201 が引き出し自在に設けられ、こ
のカセットトレイ201 内に標準型テープカセット202又
は小型テープカセット203 を位置決め載置し、この後、
カセットトレイ201 を装置200 内に図示しないカセット
トレイ駆動手段により挿入して、標準型テープカセット
202 又は小型テープカセット203 を図13に示したそれ
ぞれの所定の装着位置に装着している。更に、所定の装
着位置に装着された標準型テープカセット202 又は小型
テープカセット203 から左右のローディングポール204,
205 を介して磁気テープTを引き出して、ローディング
ポール204,205 をシャーシベース206 に形成したガイド
溝206a,206b に沿って移動して、磁気テープTを回転ヘ
ッド(図示せず)を有した回転ドラム207 に所定の角度
添接しながら記録及び/又は再生を行っている。ここで
は、標準型テープカセット202又は小型テープカセット2
03 の装着位置は図示の如くそれぞれ異なっているもの
の、ローディングポール204,205 を両カセット202,203
に共用できるようあらかじめ選択的にローディングポー
ル204,205 がそれぞれのテープカセット202,203 の装着
位置ごとに対応して位置決めされるようになっている。
尚、詳細は先の特願平1−311545号を参照された
い。
【0005】更に、先に本出願人が特願平1−3186
00号及び特願平2−83785号で提案したカセット
装着装置では、小型テープカセット用アダプタを用いる
ことなく、且つ引き出し自在なカセットトレイ201 を設
けることなく、標準型テープカセット又は小型テープカ
セットをカセット装着装置のカセットホルダに直接挿入
して、標準型テープカセットをローディング部材が選択
的に待機する第1のローディング開始位置に合わせて装
着し、又は小型テープカセットをローディング部材が選
択的に待機する第2のローディング開始位置に合わせて
装着するよう構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先に説明し
た小型テープカセット用アダプタを用いる磁気テープ記
録再生装置では、標準型テープカセット又は小型テープ
カセットを記録及び/又は再生できるものの、小型テー
プカセットを使用する際、小型テープカセット用アダプ
タをあらかじめ用意しなければならず、装置の操作性に
今一つ改良が望まれている。
【0007】また、図12及び図13に示した磁気テー
プ記録再生装置200では、小型テープカセット用アダプ
タを用いることなく、且つ操作性良く、共通の装置200
を使用して標準型テープカセット202 又は小型テープカ
セット203 を記録及び/又は再生できるものの、カセッ
トトレイ201 が手前方向に引き出されるため、装置使用
時の奥行き寸法が長くなり、装置使用面積が大きくなる
点が問題となっている。
【0008】更に、先に本出願人が特願平1−3186
00号及び特願平2−83785号で提案したカセット
装着装置では、小型テープカセット用アダプタを用いる
ことなく、且つ引き出し自在なカセットトレイを設ける
ことなく構成されているので、装置の操作性が良好であ
るものの、とくに縦巾寸法(奥行き寸法)の短い小型テ
ープカセットを着脱する際、着脱時の操作性が考慮され
ていなく、改善の余地が残されている。
【0009】そこで、小型テープカセット用アダプタを
用いることなく、且つ引き出し自在なカセットトレイを
設けることなく、先に本出願人が特願平1−31860
0号及び特願平2−83785号で提案したカセット装
着装置の技術思想を備え、標準型テープカセット又は小
型テープカセットをカセット装着装置のカセットホルダ
に直接挿入でき、とくに、小型テープカセットの着脱を
容易にするフロントローディングタイプのカセット装着
装置が望まれている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、磁気テープ(T)
を内臓した標準型テープカセット(1) と、該標準型テー
プカセットより縦横方向に一回り小型の小型テープカセ
ット(11)とを装置の前面のカセット挿入口(45)よりカセ
ットホルダ(50)に選択的に挿入し、該カセットホルダの
移動により、該標準型テープカセットをシャーシベース
(21)上のローディング部材(24,25) が選択的に待機する
第1のローディング開始位置に合わせて装着し、又は該
小型テープカセットを該ローディング部材が選択的に待
機する第2のローディング開始位置に合わせて装着する
カセット装着装置(20)において、挿入されるべき該標準
型テープカセット又は該小型テープカセットのいずれか
を指定するカセット選択手段(26)と、該カセット挿入口
近傍で両テープカセットの挿入方向とは直角方向に左右
に移動自在に設けられ、該カセット選択手段の指定に応
じて第1又は第2の位置に選択的に移動して待機するカ
セットホルダ位置切換え板(33)と、該カセットホルダ位
置切換え板が第1の位置に待機した際、該標準型テープ
カセットを着脱する第1のカセット着脱位置に該カセッ
トホルダを位置させると共に、該カセットホルダを該カ
セットホルダ位置切換え板との間で位置決めする第1の
カセットホルダ位置決め手段と、該カセットホルダ位置
切換え板が第2の位置に待機した際、第1のカセット着
脱位置より前面側で該小型テープカセットを着脱する第
2のカセット着脱位置に該カセットホルダを位置させる
と共に、該カセットホルダを該カセットホルダ位置切換
え板との間で位置決めする第2のカセットホルダ位置決
め手段と、該カセットホルダ位置切換え板が第1又は第
2の位置に待機した際、該カセットホルダを第1又は第
2のカセット着脱位置に対応して移動させ、その後該標
準型テープカセット又は該小型テープカセットが挿入さ
れた該カセットホルダをそれぞれ所定の装着位置に移動
すると共に、元の第1又は第2のカセット着脱位置に戻
すカセットホルダ駆動手段(80)とを具備したことを特徴
とするカセット装着装置である。
【0011】また、第2の発明は、請求項1記載の第
1,第2のカセットホルダ位置決め手段において、該カ
セットホルダ位置切換え板(33)に第1の位置用係止部(3
3d,33e,33f,33g) 及び第2の位置用係止部(33h,33i) を
設け、該カセットホルダ位置切換え板の第1の位置用係
止部に係止されると共に、該標準型テープカセットの挿
入に応じて係止解除され、且つ該カセットホルダ位置切
換え板が第2の位置に移動する際にも係止解除される第
1の位置用非係止部材(54a,54a,59,60) と、該カセ
ットホルダ位置切換え板の第2の位置用係止部に係止さ
れると共に、該小型テープカセットの挿入に応じて係止
解除され、且つ該カセットホルダ位置切換え板が第1の
位置に移動する際にも係止解除される第2の位置用非係
止部材(63,63) とを該カセットホルダに設けてなり、該
カセットホルダ位置切換え板が第1の位置に待機した
際、該第1の位置用係止部に該第1の位置用非係止部材
が係止され、該カセットホルダを第1のカセット着脱位
置に位置決めし、又は該カセットホルダ位置切換え板が
第2の位置に待機した際、該第2の位置用係止部に該第
2の位置用非係止部材が係止され、該カセットホルダを
第2のカセット着脱位置に位置決めするよう構成したこ
とを特徴とするカセット装着装置である。
【0012】更に、第3の発明は、請求項1記載におい
て、該カセット挿入口に開閉蓋自在に設けられ、且つ該
小型テープカセットの挿入を許容する開口部(111e)を第
2のローディング開始位置とほぼ対応して設けると共
に、該開口部(111e)を該小型テープカセットの横巾寸法
とほぼ同等の巾に形成した標準型テープカセット用の第
1のドア(111) と、該第1のドアの後方に開閉蓋自在に
設けられ、且つ閉蓋時に該第1のドアの開口部を閉蓋す
る小型テープカセット用の第2のドア(112) と、該第1
のドアの横巾方向の両側近傍で左右方向に回動自在に設
けられ、挿入方向の一端部(121a,122a) に該第1のドア
の裏面が当接して該第1のドアの開蓋を阻止する係止部
(121a ,122a ) を形成し、回動軸(123,124) を介し
た他端部(121b,122b) の少なくもいずれかの一方にテー
パ面(121b ) を形成した一対の第1係止レバー121,12
2 と、テーパ面(121b ) を形成した一方の該第1係止
レバー121 に近設して上下方向に回動自在に設けられ、
挿入方向の一端部(131a,) に該第2のドアの裏面が当接
して該第2のドアの開蓋を阻止する係止部(131a ) を
形成し、回動軸132 を介した他端部131bを該第1係止レ
バー(121) のテーパ面(121b ) に当接した第2係止レ
バー131 とを具備してなり、第1のカセット着脱位置に
位置した該カセットホルダに標準型テープカセットを挿
入する際には、該標準型テープカセットの挿入動作と協
働して該第1係止レバーの係止部を該第1のドアの開蓋
を許容するよう回動させ、且つ該第1係止レバーの回動
に協働して第2係止レバーの係止部を該第2のドアの開
蓋を許容するよう回動させ、第1のカセット着脱位置に
位置した該カセットホルダに誤って小型テープカセット
を挿入した場合には、第2係止レバーの係止部が該第2
のドアの開蓋を阻止し、第2のカセット着脱位置に位置
した該カセットホルダに小型テープカセットを挿入する
際には、該カセットホルダと協働して第2係止レバーの
係止部を該第2のドアの開蓋を許容するよう回動させ、
第2のカセット着脱位置に位置した該カセットホルダに
誤って標準型テープカセットを挿入した場合には、該カ
セットホルダと協働して該第1係止レバーの係止部の回
動を係止して該第1のドアの開蓋を阻止するよう構成し
たことを特徴とするカセット装着装置である。
【0013】
【実施例】以下に本発明に係わるカセット装着装置の一
実施例を図1乃至図11を参照して<標準型テープカセ
ット及び小型テープカセット>,<カセット装着装置
>,<カセット装着装置の全体動作>について項目順に
詳細に説明する。
【0014】<標準型テープカセット及び小型テープカ
セット>本発明に係わるカセット装着装置を説明する前
に、この装置で用いられる標準型テープカセット及び小
型テープカセットについて説明する。
【0015】図1(A),(B)は本発明に係わるカセ
ット装着装置に用いられるテープカセットを示した斜視
図であり、(A)は標準型テープカセット,(B)は小
型テープカセットである。
【0016】図1(A)に示した標準型テープカセット
(VHSテープカセット)1では、大型ケース2が樹脂
材を用いて箱状に形成され、各部寸法Y(縦)×X
(横)×Z(高さ)は所定の規格寸法に形成されてい
る。この大型ケース2内に磁気テープTが供給リール3
と巻取リール4に巻回されており、更に供給リール3か
ら出た磁気テープTは開閉蓋自在な蓋5に沿いながら巻
取リール4に巻取られ、大型ケース2内で所定のテープ
パスが形成されている。また、大型ケース2の裏面2a
の蓋5側には、標準型テープカセット1を所定の位置に
位置決めする位置決め用孔2a(丸孔),2a(楕
円孔)が穿設されており、この位置決め用孔2a(丸
孔),2a(楕円孔)を利用して標準型テープカセッ
ト1をシャーシベース21(図11(A))上の所定のカ
セット装着位置に確実に位置決め載置されている。ま
た、大型ケース2の裏面2aの蓋5側には、後述するよ
うに標準型テープカセット装着位置でローディングポー
ル24,25(図11(A)) が侵入する開口部2b
2bが形成されている。
【0017】一方、図1(B)に示した小型テープカセ
ット(VHSコンパクトテープカセット)11では、上
記大型ケース2より一回り小型の小型ケース12が樹脂
材を用いて箱状に形成され、各部寸法Y(縦)×X
(横)×Z(高さ)は所定の規格寸法に形成されてい
る。この小型テープカセット11では、内臓した磁気テ
ープTの巾が標準型テープカセット1に内臓した磁気テ
ープTの巾と同一寸法であるものの、図示しない小型テ
ープカセット用アダプタ内に載置できるよう上記高さ寸
法Zが前記高さ寸法Zより少し薄く規格化して形成
され、更に寸法Y,Xは寸法Y,Xより大巾に
小さく形成されている。また、上記標準型テープカセッ
ト1と同様に、小型テープカセット11内では、供給リ
ール13から出た磁気テープTは開閉蓋自在な蓋15に
沿いながら巻取リール14に巻取られ、小型ケース12
内で所定のテープパスが形成されている。また、小型ケ
ース12の裏面12aの段部12bには、小型テープカ
セット11を所定の位置に位置決めする位置決め用孔1
2b(丸孔),12b(楕円孔)が穿設されてお
り、この位置決め用孔12b(丸孔),12b(楕
円孔)を利用して小型テープカセット11をシャーシベ
ース21(図11(B)) 上の所定のカセット装着位置に
確実に位置決め載置されている。また、小型ケース12
の裏面12aの蓋15側には、後述するように小型テー
プカセット装着位置でローディングポール24,25
(図11(B)) が侵入する開口部2cが形成されてい
る。
【0018】<カセット装着装置>ここで、本発明に係
わるカセット装着装置の全体構成について説明する。図
2は本発明に係わるカセット装着装置の全体構成を説明
するための斜視図である。
【0019】図2に示した本発明に係わるカセット装着
装置20において、シャーシベース21上の左奥方に回
転ヘッド22を有した回転ドラム23が回転自在に設け
られ、この回転ドラム23を中心として左右にガイド溝
21a,21bが形成されている。尚、ガイド溝21
a,21bはシャーシベース21に直接形成したり、あ
るいは樹脂材などで形成してシャーシベース21に別に
取付ける場合もある。また、上記した左右のガイド溝2
1a,21bには、磁気テープT(図1)を回転ドラム
23に沿って所定の角度添接するテープローディング部
材24,25(以下、ローディングポール24,25と
記す)が摺動自在に設けられている。また、図示しない
フロントパネルに設けたカセット選択手段となるカセッ
ト選択スイッチ26により、標準型テープカセット1
か,又は小型テープカセット11かを予め指定される
と、シャーシベース21の裏面に設けたコントロールカ
ムホィール27が図示しない駆動源によって回転し、こ
のコントロールカムホィール27に噛合するコントロー
ルプレート28が矢印A1,A2方向に移動することに
よって、このコントロールプレート28と連結した図示
しない連結手段を介してローディングポール24,25
が実線で示した第1のローディング開始位置に選択的に
位置したり、あるいはローディングポール24,25が
二点鎖線で示した第2のローディング開始位置に選択的
に位置するようになっている。即ち、カセット選択スイ
ッチ26が“標準型”と表示されるとローディングポー
ル24,25を第1のローディング開始位置に選択的に
位置させ、標準型テープカセット装着位置と対応させて
いる。また、カセット選択スイッチ26が“小型”と表
示されるとローディングポール24,25を第1のロー
ディング開始位置より手前側の第2のローディング開始
位置に選択的に位置させ、小型テープカセット装着位置
と対応させている。この際、コントロールプレート28
の先端部28aは右方まで突出しており、先端部28a
が矢印A1方向又は矢印A2方向に選択的に移動するこ
とにより、後述するカセットホルダ位置決め機構部30
(図5(A),(B))を動作させるようになっている。尚、ロ
ーディングポール24,25を第1,第2のローディン
グ開始位置に選択的に位置させる詳細な技術的手段につ
いては、先の特願平1−311545号を参照された
い。
【0020】また、シャーシベース21上の手前方向左
右側端には、互い対向してほぼ対称形状の左側板41,
右側板42が固定垂設されている。また、左側板41と
右側板42との間には上下に天板43(一部破断図示)
及び前板44が横架され、前板44は手前方向の一部分
のみ設けられているものの、これらの部材41〜44で
枠組み形成して箱状の枠体40を構成している。上記部
材のうちで天板43は板金部材などを用いて成形されて
おり、その他の部材41,42,44は樹脂材などを用
いて成形されている。
【0021】この枠体40のフロント側で前板44の上
方のカセット挿入口45には、第1,第2のドア111,11
2 を有するドア部110 及び第1のドア111 を係止する第
1ドア係止部120A,120B 並びに第2のドア112 を係止す
る第2ドア係止部130 を備えたドア機構部100 が設けら
れ、ドア機構部100 の奥方には標準型テープカセット1
又は小型テープカセット11を載置するカセットホルダ
50及びこれらのテープカセット1,11を載置したカ
セットホルダ50を所定のカセット装着位置まで移動す
るカセットホルダ駆動部80が設けられている。更に、
カセットホルダ50の上方で天板43との下方,及び右
側板42には、カセットホルダ50を第1のカセット着
脱位置(標準型テープカセット着脱位置)又は第2のカ
セット着脱位置(小型テープカセット着脱位置)に選択
的に位置決めするカセットホルダ位置決め機構部30が
設けられている。尚、上記第1のカセット着脱位置は、
標準型テープカセット1が挿入される時のカセットホル
ダ50の待機位置であり、且つ記録及び/又は再生終了
後のイジェクト動作により、標準型テープカセット1を
取り出す位置でもある。同様に、上記第2のカセット着
脱位置は、小型テープカセット11の挿入及びイジェク
トに対応している。
【0022】また、枠体40内の回転ドラム23側は、
即ち、前板44の後方は、標準型テープカセット1又は
小型テープカセット11がそれぞれ所定のカセット装着
位置に移動できるよう開口されている。
【0023】更に、右側板42の後方には標準型テープ
カセット1の蓋5(図1(B))を開蓋する“L字状”の曲
げ片42cが形成されており、この曲げ片42cによっ
て蓋5を開蓋する動作は周知であるので説明を省略す
る。
【0024】以下、上記した各機構部30,50,8
0,100(110,120A,120B,130)は互いに協働して有機的に
機能動作が行われるよう構成されているので、機構部ご
とに説明がわかり易い順に詳述する。
【0025】[カセットホルダ50及びカセットホルダ
駆動部80]枠体40のフロント側に設けたドア機構部
100 は、カセットホルダ50のカセット着脱位置(第
1,第2のカセット着脱位置)に応じて異なる動作をす
るため、先にドア機構部100 の奥方に設けたカセットホ
ルダ50及びこのカセットホルダ50を第1又は第2の
カセット着脱位置からそれぞれ所定のカセット装着位置
に移動するカセットホルダ駆動部80について、先に用
いた図2及び図3並びに図4を併用して説明する。
【0026】図3はカセットホルダ及びカセットホルダ
駆動部を示した斜視図、図4は本発明の要部の一部とな
るカセットホルダを拡大して詳細に示した分解斜視図で
ある。即ち、図3において、カセットホルダ50はホル
ダ底板51と、ホルダ底板51の左右両側に垂設したホ
ルダ側板52,53と、ホルダ天板54とで箱状に枠組
みして形成されており、フロント側及び後方側は開口さ
れている。尚、上記枠組み形成する構成部材51〜54
に設けられた機能部材は図4を用いて後述する。 ここ
で、左側のホルダ側板52と右側のホルダ側板53とは
互いに対向してほぼ対称に形成されている。また、左側
のホルダ側板52には外側に向かってガイドピン55
a,55bが固着され、右側のホルダ側板53には外側
に向かってガイドピン56a,56bが固着され、左側
のガイドピン55a,55bは左側板41に形成したL
字溝41a,41bに摺動自在に嵌合し、右側のガイド
ピン56a,56bは右側板42に形成したL字溝42
a,42bに摺動自在に嵌合している。
【0027】また、カセットホルダ50をL字溝41
a,41b,42a,42bに沿って矢印B,B
向に移動するカセットホルダ駆動部80は、主として右
側板42側に設けられている。上記カセットホルダ駆動
部80では、左右のホルダ側板52,53に固着した下
方のガイドピン55a,56aに“二股状”の二股アー
ム81,82が遊動自在に挿入され、これらの二股アー
ム81,82は一本の長尺なシャフト83(全長図示せ
ず)に位相を合わせて固着されている。また、左側の二
股アーム81は左側板41の外側に設けられ、一方、右
側の二股アーム82は右側板42の内側に設けられてい
る。更に、右側の二股アーム82の下方にはギア部82
aが二股アームと一体的に突出形成され、このギア部8
2aは右側板42の外側方まで突出している。また、右
側の二股アーム82に形成したギア部82aにはギア列
84〜87が噛合し、このギア列84〜87はモータ8
9の軸に固着したウオーム88と噛合している。
【0028】従って、モータ89を回転させると、この
モータ89の回転がギア列84〜87を介して二股アー
ム82のギア部82aに伝達され、更に二股アーム8
1,82が一体となってシャフト83を中心に時計方向
又は反時計方向に回動することにより、カセットホルダ
50をL字溝41a,41b,42a,42bに沿って
矢印B,B方向に移動することができ、カセットホ
ルダ50に挿入したテープカセット1,11を後述する
第1,第2のカセット着脱位置からそれぞれの所定のカ
セット装着位置に移動したり、あるいは元のカセット着
脱位置にイジェクトすることができるよう構成されてい
る。
【0029】次に、図4に拡大したカセットホルダ50
の詳細構造について説明する。図4において、ホルダ底
板51は板金部材を用いてほぼ平坦面に形成されてお
り、標準型テープカセット1の供給リール3(図1(A))
及び小型テープカセット11の供給リール13(図1
(B))を臨む孔51aと、標準型テープカセット1の巻取
リール4(図1(A))を臨む切り欠き孔51bと、左側近
傍前方に切り欠いて設けられ且つ後述する第2のドア11
2 の第2ドア係止部130 (図2,図8,図10)を係止
解除する切り欠き片51cと、左右両側近傍後方に突出
した爪状突出片51d,51d(左側のみ図示)とで図
示形状に形成されている。
【0030】また、ホルダ底板51のほぼ中央部近傍裏
面には、挿入された小型テープカセット11の先端部を
位置決めする小型テープカセット用位置決め板57が板
バネ58によって常に上方に付勢され弾性変位自在に設
けられている。この小型テープカセット用位置決め板5
7は、第2のローディング開始位置にほぼ対応して設け
られている。また、小型テープカセット用位置決め板5
7は板金部材を用いて一体形成され、挿入方向の先端に
折り曲げ片57a,57bが形成されている。この折り
曲げ片57a,57bはホルダ底板51の後端部51e
より上方に突出して、挿入された小型テープカセット1
1の先端部を位置決めしている。また、小型テープカセ
ット用位置決め板57の“く字状”曲げ片57cはホル
ダ底板51の裏面から孔51fに入り込んで上方に突出
し、標準型テープカセット1が挿入されると、この“く
字状”曲げ片57cに標準型テープカセット1の裏面2
a(図1(A))が当接して、折り曲げ片57a,57bを
板バネ58に抗して下方に押し下げるので、標準型テー
プカセット1の挿入が許容されるようになっている。
尚、板バネ58を用いることなく、小型テープカセット
用位置決め板57を弾性変位自在な板バネ形状に形成し
ても良い。この小型テープカセット用位置決め板57
は、一体形成された構造であるので、信頼性が高く、部
品点数も少なく、これにより装置20の品質及び信頼性
が向上されると共に、製造コストが安価となる利点を有
する。
【0031】更に、ホルダ底板51のほぼ中央部上面に
は、背の低い切り起し片51gが上方に突出しており、
この切り起し片51gはテープカセット1,11が誤っ
た挿入方向から挿入された際の誤挿入防止機能を果たし
ている。
【0032】次に、ホルダ底板51の左右に垂設したホ
ルダ側板52,53は樹脂材など用いて成形されてい
る。左側のホルダ側板52は外側に段部52aが形成さ
れ、手前側には後述する第1のドア111 (図8,図1
0)を係止する突出部52bがフロント側に突出形成さ
れている。
【0033】また、左右のホルダ側板52,53に固着
した上方のガイドピン55b,56bに“逆L字状”の
係止レバー59,60が互いに対向して対称に軸着され
ている。これらの係止レバー59,60は引張スプリン
グ61,62によってガイドピン55b,56bを中心
に時計方向(矢印C方向)に付勢されており、手前方
向の一端部に形成したフック状の係止部59a,60a
がホルダ側板52,53の上面より少し上方に突出して
いるものの、ストッパ片59b,60bがホルダ側板5
2,53の後面に当接して時計方向の回動を規制してい
る。また、ガイドピン55b,56bを介した係止レバ
ー59,60の他端部は下方に垂下した後、ホルダ側板
52,53の底面から互いに内側に折り曲げられ、これ
と連接して標準型テープカセット1の先端部を位置決め
する位置決め部59c,60c(59cのみ図示)がホ
ルダ底板51の爪状突出片51d,51d(左側のみ図
示)近傍より上方に臨ませて突出形成されている。尚、
係止レバー59,60のフック状の係止部59a,60
aの機能動作はカセットホルダ位置決め機構部30(図
5)で後述する。
【0034】更に、ホルダ天板54は板金部材を用いて
ほぼ平坦面に形成されており、このホルダ天板54には
後述するカセットホルダ位置決め機構部30(図5)と
協働する機能部材が設けられており、これらの協働する
機能部材についてはここでは構成を主として説明し、動
作は後述する。即ち、ホルダ天板54の前面54aの左
右両端近傍には上方に折り曲げた前面ストッパ片54a
,54aが形成され、上面54bには貫通孔54b
〜54bが穿設され、後面54cより後方に突出し
た後面ストッパ片54c,54cが形成されてい
る。
【0035】また、ホルダ天板54の裏面側には、一対
のロックレバー63,63が軸64,64に回動自在に
軸着されている。これらのロックレバー63,63は、
第2のローディング開始位置に対応して設けられてい
る。また、ロックレバー63,63には、挿入された小
型テープカセット11の先端部が当接するアーム状の当
接片63a,63aが下方に向かって垂立しており、当
接部63a,63aと軸64,64を介したアーム状の
ロック片63b,63bが貫通孔54b,54b
裏面から入り込んで上方に突出している。また、ロック
レバー63,63は、引張スプリング65,65によっ
て軸64,64を中心に反時計方向(矢印D方向)に
付勢され、当接部63a,63a及びロック片63b,
63bが上記状態に保たれているものの、小型テープカ
セット11の先端部が当接片63a,63aに当接する
と、当接片63a,63aが時計方向(矢印D方向)
に回動してロック片63b,63bを下方に移動する構
造になっている。上記した機能部材54a,54
,63,63がカセットホルダ位置決め機構部30
(図5)と協働する。
【0036】また、ホルダ天板54の裏面側でほぼ中央
部には、先端部にローラ66を備えたプッシャアーム6
7がネジリバネ68によって常に下方に付勢されて軸6
9に回動自在に設けられ、挿入されたテープカセット
1,11をローラ66でホルダ底板51側に押し付ける
機能を果たしている。
【0037】また、ホルダ天板54の裏面側で小型テー
プカセット11が挿入される位置に対応してコ字状アー
ム70が左右の回動軸71a,71bを中心に矢印
,E方向に回動自在に懸架された状態で設けられ
ている。即ち、コ字状アーム70は、第2のローディン
グ開始位置にほぼ対応して設けられている。上記コ字状
アーム70は、挿入される小型テープカセット11の先
端部両側を位置規制する挿入用のガイド機能を備えてお
り、左側の一端部70aに掛止した引張スプリング72
によって矢印E方向に付勢され、左右のアーム部70
b,70cが下方に懸架された状態をストッパ片54c
,54cを介して維持され、小型テープカセット1
1の挿入を待機している。またアーム部70bとアーム
部70cの間は、小型テープカセット11の先端部両側
が入り込めるよう小型テープカセット11の横巾寸法X
(図1(B))に形成されている。尚、コ字状アーム70
の機能動作については後述するドア機後部100 (図7)
にて説明する。一方、標準型テープカセット1が挿入さ
れる場合にはコ字状アーム70が邪魔になるので、回動
軸71aと一体に回動するレバー73の先端部73aが
後述する開蓋された第1のドア111 (図6,図7)と協
働して上方に持ち上げられ、同時に回動軸71aを介し
たレバー73の他端部73bがコ字状アーム70の一端
部70aを引張スプリング72に抗して押し下げ、これ
によってコ字状アーム70のアーム部70b,70cが
回動軸71a,71bを中心に上方(矢印E方向)に
回動され、標準型テープカセット1の挿入を許容する状
態になるよう構成されている。尚、レバー73の先端部
73aは、後述する第2のドア112 (図6,図7)とは
協働しないようこの部分112c(図6)の高さが低く形成
されている。
【0038】また、コ字状アーム70のアーム部70b
とアーム部70cとの間には,“コ字状”の誤挿入防止
バー74が後方に突出して横架されている。また、この
誤挿入防止バー74はコ字状アーム70に横架されてい
るので、上記の説明から明らかなように、標準型テープ
カセット1が挿入される場合にはコ字状アーム70と一
体になって標準型テープカセット1の挿入を許容する状
態になるよう構成されている。勿論、小型テープカセッ
ト11が挿入される場合には、誤挿入防止バー74が
“コ字状”に後方に突出しているので何等の支障も生じ
ない。また、前述したようにホルダ底板51には誤挿入
防止機能を果たす周知の切り起し片51gが形成されて
いるものの、ホルダ天板54の裏面には上記した各機能
部材が設けられているため、ホルダ底板51とホルダ天
板54との間がテープカセット1,11の高さ寸法
,Z(図1)よりやや広く形成されており、プッ
シャアーム67のローラ66でテープカセット1,11
をホルダ底板51に押さえつけているものの、意地悪な
テープカセット挿入操作が行われると、切り起し片51
gのみでは誤挿入防止機能を果たすことができないこと
がある。そこで、意地悪なテープカセット挿入操作が行
われた際、あるいは誤った方向からテープカセット1,
11を挿入した際にも、テープカセット1,11のいず
れかの先端面が誤挿入防止バー74に当接されるので、
確実にテープカセット1,11の誤挿入防止を果たすこ
とができ、装置20の品質及び信頼性が向上される。ま
た、前述した周知の切り起し片51gが形成されていな
い場合でも、この誤挿入防止バー74により誤挿入防止
を果たすことができる。
【0039】また、ホルダ天板54の右側の貫通孔54
の下方には、挿入された小型テープカセット11の
蓋15(図1(B))を開蓋する小型テープカセット蓋開蓋
部75が設けられている。この小型テープカセット蓋開
蓋部75は、カセットホルダ50の移動によって図2に
示した天板43に形成した図示しないカム部と協働して
蓋15を開蓋しているがここでは詳述を省略する。尚、
標準型テープカセット1を挿入する際には、標準型テー
プカセット1の先端が小型テープカセット蓋開蓋部75
に当接して、小型テープカセット蓋開蓋部75が標準型
テープカセット1の挿入を許容するよう回動退避してい
る。
【0040】[カセットホルダ位置決め機構部30]こ
こで本発明の要部の一部となるカセットホルダ位置決め
機構部30について先に用いた図2及び図5(A),
(B)を併用して説明する。図5(A),(B)は本発
明の要部の一部となるカセットホルダ位置決め機構部を
説明するための斜視図であり、(A)はカセットホルダ
が第1のカセット着脱位置に位置決めされた状態を示
し、(B)はカセットホルダが第2のカセット着脱位置
に位置決めされた状態を示している。
【0041】本発明に係わるカセット装着装置20で
は、標準型テープカセット1又は小型テープカセット1
1をそれぞれ所定のカセット装着位置に移動後、第1又
は第2のローディング開始位置に選択的に位置したロー
ディングポール24,25から磁気テープを引き出すよ
う構成されているが、前述したように小型テープカセッ
ト11の縦寸法(奥行き寸法)Y(図1(B))が短いた
め、カセットホルダ50が標準型テープカセット1を挿
入する位置に位置している状態で、小型テープカセット
11を挿入すると奥方まで挿入しなければならず、小型
テープカセット11の挿入がしににくく、当然イジェク
ト時にも小型テープカセット11の取り出しが困難とな
る。
【0042】そこで、カセットホルダ50を標準型テー
プカセット1を着脱する第1のカセット着脱位置(標準
型テープカセット着脱位置),この第1のカセット着脱
位置よりフロント側で小型テープカセット11を着脱す
る第2のカセット着脱位置(小型テープカセット着脱位
置)に選択的に位置決めするカセットホルダ位置決め機
構部30が構成されており、以下、カセットホルダ位置
決め機構部30について説明する。尚、第1又は第2の
カセット着脱位置は、標準型テープカセット1,小型テ
ープカセット11を挿入する位置と、記録及び/又は再
生終了後のイジェクト動作により標準型テープカセット
1,小型テープカセット11を取り出す位置と同一位置
に設定されているものである。
【0043】図5(A)において、標準型テープカセッ
ト1を挿入する前に、前述したようにカセット選択手段
となるカセット選択スイッチ26が“標準型”と表示さ
れ、ローディングポール24,25が第1のローディン
グ開始位置に選択的に位置している。この際、前述した
コントロールプレート28の先端部28aは左方(矢印
方向)に移動している。
【0044】一方、右側の側板42の外側でほぼ中央部
には、突出部42d,42eが上下に間隔を離して形成
されており、突出部42d,42eに支持された軸31
a,31bに“Z字状”のカセットホルダ位置切換えレ
バー32が回動自在に設けられている。また、左右の側
板41,42の上面に形成したスライド溝41f,42
fにはガイドピン41f,42fが一体に設けられ
ている。このガイドピン41f,42fに、ガイド
溝33a,33bを有したカセットホルダ位置切換え板
33が摺動嵌合している。更に、このカセットホルダ位
置切換え板33には、右端に孔33cが穿設され、左右
両端後面に下方に折り曲げた爪部33d,33eが形成
され、爪部33d,33eの左右内側に下方に折り曲げ
たストッパ片33f,33gが切り起し形成され、更に
ストッパ片33fの近傍にL字切欠き部33h,33i
が形成されている。
【0045】ここで、カセットホルダ位置切換えレバー
32の下方のアーム部32aの先端部32aがネジリ
バネ31cに付勢されて、左方(矢印A方向)に移動
しているコントロールプレート28の先端部28aに当
接し、カセットホルダ位置切換えレバー32が軸31
a,31bを中心に反時計方向(矢印F方向)に回動
している。また、軸31a介したカセットホルダ位置切
換えレバー32の上方のアーム部32bの先端部から上
方に折り曲げ形成した連結部32bが、カセットホル
ダ位置切換え板33の右端に穿設した孔33cに下方か
ら入り込んでおり、カセットホルダ位置切換えレバー3
2が反時計方向に回動しているので、これによりカセッ
トホルダ位置切換え板33は右方(矢印A方向)の第
1の位置に移動して待機している。即ち、カセットホル
ダ位置切換え板33は、図5(A)に示した第1のカセ
ット着脱位置(標準型テープカセット着脱位置)に対応
して選択的に第1の位置に移動して待機している。
【0046】上記した状態でカセットホルダ50が例え
ば矢印B方向(イジェクト方向)から移動してくる
と、カセットホルダ50のホルダ天板54に形成した前
面ストッパ片54a,54aがカセットホルダ位置
切換え板33のストッパ片33f,33gに当接して、
カセットホルダ50をこの位置よりフロント側へ移動す
ることを阻止する。同時に、左右のホルダ側板52,5
3に設けた係止レバー59,60の係止部59a,60
aがカセットホルダ位置切換え板33の爪部33d,3
3eに入り込むので、カセットホルダ50はこの位置で
位置決めされた状態で係止される。また、ホルダ天板5
4に設けたロックレバー63,63のロック片63b,
63bは、カセットホルダ位置切換え板33のL字切欠
き部33h,33iの裏面に当接し、上方への回動を規
制され、下記するカセットホルダ50が第2のカセット
着脱位置に位置決めされる動作が機能していない状態で
ある。 従って、カセットホルダ50は第1のカセット
着脱位置(標準型テープカセット着脱位置)に確実に位
置決めされ、図9(A)に示したように前板44の先端
部とホルダ底板51の先端部との距離寸法はSとな
り、標準型テープカセット1を挿入することができるよ
うになっている。
【0047】再び図5(A)に戻り、図示は省略してい
るが、標準型テープカセット1が挿入されると、標準型
テープカセット1の先端部が左右の係止レバー59,6
0の位置決め部59c,60c(59cのみ図示)に当
接し、係止レバー59,60がガイドピン55b,56
bを中心に反時計方向に回動し、係止レバー59,60
の係止部59a,60aがカセットホルダ位置切換え板
33の爪部33d,33eから係止解除されるので、こ
の後、カセットホルダ50を矢印B方向に移動するこ
とができる。更にまた、カセットホルダ50が第1のカ
セット着脱位置(標準型テープカセット着脱位置)に位
置決めされた状態で、標準型テープカセット1が挿入さ
れない状態から、カセット選択スイッチ26を押して
“小型”と表示されると、カセットホルダ位置切換え板
33は下記するように左方(矢印A方向)の第2の位
置に移動する。従って、カセットホルダ位置切換え板3
3の移動により位置決め部材との対応関係がなくなり、
この後、カセットホルダ50を矢印B,B方向に移
動することができる。
【0048】また、上記までの構成では、第1の位置に
待機しているカセットホルダ位置切換え板33とカセッ
トホルダ50との間で、カセットホルダ50を第1のカ
セット着脱位置に位置決めする第1のカセットホルダ位
置決め手段は、カセットホルダ位置切換え板33に設け
た上記構成部材からなる第1の位置用係止部(33d,33e,3
3f,33g) と、更に、カセットホルダ50に設け、カセッ
トホルダ位置切換え板33の第1の位置用係止部に係止
されると共に、標準型テープカセット1の挿入に応じて
係止解除され、且つカセットホルダ位置切換え板33が
第2の位置に移動する際にも係止解除され、上記構成部
材からなる第1の位置用非係止部材(54a,54a,59,6
0) とで構成されている。
【0049】次に、図5(B)において、前述したよう
にカセット選択スイッチ26が“小型”と表示され、ロ
ーディングポール24,25が第2のローディング開始
位置に選択的に位置している。この際、コントロールプ
レート28は上記とは逆に右方(矢印A方向)に移動
している。これにより、カセットホルダ位置切換えレバ
ー32は軸31a,31bを中心に時計方向(矢印F
方向)に回動しているので、カセットホルダ位置切換え
レバー32の連結部32bがカセットホルダ位置切換
え板33を上記とは逆に左方(矢印A方向)に移動
し、第2の位置に待機している。即ち、カセットホルダ
位置切換え板33は、図5(B)に示した第2のカセッ
ト着脱位置(小型テープカセット着脱位置)に対応して
選択的に第2の位置に移動して待機している。
【0050】上記状態でカセットホルダ50が例えば矢
印B方向(イジェクト方向)から移動してくると、カ
セットホルダ位置切換え板33が左方に移動しているの
で、ホルダ天板54に形成した前面ストッパ片54
,54aはカセットホルダ位置切換え板33のス
トッパ片33f,33gに当接することなく、従ってカ
セットホルダ50が第1のカセット着脱位置(標準型テ
ープカセット着脱位置)より更にフロント側へ移動され
る。ここで、カセットホルダ50がフロント側へ移動し
てくると、ホルダ天板54に設けたロックレバー63,
63のロック片63b,63bがカセットホルダ位置切
換え板33のL字切欠き部33h,33iの中に入り込
み、ロック片63b,63bがL字切欠き部33h,3
3iの中から上方に突出するよう回動するので、カセッ
トホルダ50がこの位置で係止され、カセットホルダ5
0を更にフロント側へ移動することを阻止して、カセッ
トホルダ50が第2のカセット着脱位置(小型テープカ
セット着脱位置)に確実に位置決めされる。
【0051】従って、カセットホルダ50が第2のカセ
ット着脱位置(小型テープカセット着脱位置)に位置決
めされると、図9(B)に示したように前板44の先端
部とホルダ底板51の先端部との距離寸法はSとな
り、実施例では前記した第1のカセット着脱位置(標準
型テープカセット着脱位置)より約8mmほどフロント
側に設定することができ、縦寸法の短い小型テープカセ
ット11を容易に挿入及び取り出しすることができる。
【0052】再び図5(B)に戻り、図示は省略してい
るが、小型テープカセット11が挿入されると、小型テ
ープカセット11の先端部がロックレバー63,63の
当接部63a,63aに当接し、ロック片63b,63
bをカセットホルダ位置切換え板33のL字切欠き部3
3h,33iから係止解除するよう回動するので、この
後、カセットホルダ50を矢印B方向に移動すること
ができる。更にまた、カセットホルダ50が第2のカセ
ット着脱位置(小型テープカセット着脱位置)に位置決
めされた状態で、小型テープカセット11が挿入されな
い状態から、カセット選択スイッチ26を押して“標準
型”と表示されると、カセットホルダ位置切換え板33
は前述したように右方(矢印A方向)の第1の位置に
移動する。従って、カセットホルダ位置切換え板33の
移動により位置決め部材との対応関係がなくなり、この
後、カセットホルダ50を矢印B方向に移動すること
ができる。
【0053】また、上記構成では、第2の位置に待機し
ているカセットホルダ位置切換え板33とカセットホル
ダ50との間で、カセットホルダ50を第2のカセット
着脱位置に位置決めする第2のカセットホルダ位置決め
手段は、カセットホルダ位置切換え板33に設けた上記
構成部材からなる第2の位置用係止部(33h,33i) と、更
に、カセットホルダ50に設け、カセットホルダ位置切
換え板33の第2の位置用係止部に係止されると共に、
小型テープカセット11の挿入に応じて係止解除され、
且つカセットホルダ位置切換え板33が第1の位置に移
動する際にも係止解除され、上記構成部材からなる第2
の位置用非係止部材(63,63) とで構成されている。
【0054】尚、カセット選択スイッチ26を操作し
て、カセットホルダ位置切換え板33を選択的に第1又
は第2の位置に待機させた際、これと対応してカセット
ホルダ50が第1又は第2のカセット着脱位置に最初か
ら位置している場合もあり、この際にはカセットホルダ
50を移動させる必要もない。更に、カセットホルダ位
置切換え板33を選択的に第1又は第2の位置に待機さ
せた位置に応じて、カセットホルダ50を第1のカセッ
ト着脱位置から第2のカセット着脱位置へ移動したり、
あるいは第2のカセット着脱位置から第1のカセット着
脱位置へ移動する場合には、カセットホルダ位置切換え
板33の待機位置に応じて、上記説明から明らかなよう
にそれぞれの位置決め部材の係止状態が解除されるよう
になっているので何等の支障なくカセットホルダ50が
移動できる。また、カセット選択スイッチ26の操作に
より、カセットホルダ位置切換え板33を選択的に第1
又は第2の位置に移動して待機後、カセットホルダ50
をカセットホルダ駆動部80(図2,図3)により移動
させることは言うまでもない。
【0055】更に、上記したカセットホルダ位置決め機
構部30では、カセット選択スイッチ26を操作して、
コントロールプレート28,カセットホルダ位置切換え
レバー32を介してカセットホルダ位置切換え板33を
動作させているが、これに限ることなく、例えばカセッ
ト選択スイッチ26の信号によって図示しないソレノイ
ドを介してカセットホルダ位置切換え板33を動作させ
ても良く、更にはカセット選択手段としてリンク機構な
どによるカセット選択手段を介してカセットホルダ位置
切換え板33を動作させても良い。
【0056】上記したカセットホルダ位置め機構部30
によると、とくに小型テープカセット11の着脱動作が
容易となり、装置20の操作性が著しく向上できる利点
がある。
【0057】[ドア機構部100 ]ここで本発明の要部の
一部となるドア機構部100 部について、先に用いた図2
及び図6乃至図10(A),(B)を併用して説明す
る。
【0058】ここで、本発明の要部の一部となるドア機
構部100 部について、先に用いた図2及び図6乃至図1
0(A),(B)を併用して説明する。
【0059】図6は図2に示したドア部を拡大して示し
た分解斜視図、図7は小型テープカセットを挿入する状
態を示した図である。更に、図8は第1,第2のドアを
係止する第1,第2ドア係止部を示した斜視図、図9
(A),(B)は標準型テープカセットの挿入時、誤っ
て小型テープカセットを挿入した場合に第2のドアが係
止される状態を説明するための図であり、(A)はカセ
ットホルダが第1のカセット着脱位置に位置した状態を
示し、(B)は標準型テープカセットを第1のカセット
着脱位置から挿入する状態を示した図、図10(A),
(B)は小型テープカセットの挿入時、第2のドアのみ
が開蓋され、第1のドアが係止される状態を説明するた
めの図であり、(A)はカセットホルダが第2のカセッ
ト着脱位置に位置した状態を示し、(B)は小型テープ
カセットを第2のカセット着脱位置から挿入する状態を
示した図である。
【0060】カセット挿入口45近傍に設けたドア機構
部100 部は、第1,第2のドア111,112 を有するドア部
110 と、第1のドア111 を係止する第1ドア係止部120
A,120B と、第2のドア112 を係止する第2ドア係止部1
30 とから構成されている。
【0061】ここで、図2に示した左側板41と右側板
42との間で手前側にはドア部110が設けられており、
このドア部110 は第1のドア111 (以下、標準型テープ
カセット用ドア111 とも記す)と第2のドア112 (以
下、小型テープカセット用ドア112 とも記す)とが一本
のシャフト113 を中心に開閉蓋できるよう懸架されて構
成されている。図7にも拡大して示したドア部110 にお
いて、標準型テープカセット用ドア111 及び小型テープ
カセット用ドア112 は樹脂材を用いて別々に成形されて
いる。
【0062】上記標準型テープカセット用ドア111 は、
カセット挿入口45(図2)全体を閉蓋できる長さに形
成されている。また、標準型テープカセット用ドア111
の左右両端近傍には、標準型テープカセット1の挿入用
のガイド部111a,111bが手前方向に突出形成されてお
り、これらのガイド部111a,111b間は標準型テープカセ
ット1の横巾寸法X(図1(A))に対応して形成されて
いる。また、ガイド部111a,111bの下方には切欠き部11
1c,111dが形成され、後述する左右の第1ドア係止部12
0A,120B (図2,図8)の挿入を許容している。また、
ガイド部111aとガイド部111bとの間で、ガイド部111a側
に偏位して小型テープカセット11の挿入を許容する開
口部111eが形成され、この開口部111eは第2のローディ
ング開始位置にほぼ対応して設けられている。更に、標
準型テープカセット用ドア111 の開口部111eの両側に
は、小型テープカセット11の挿入用のガイド部111
e,111eが形成されており、これらのガイド部111e
,111e間は小型テープカセット11の横巾寸法X
(図1(B))に対応して形成されている。また、上方の回
動部111fは両端が円筒状に形成されているが、中間部は
半円筒状(一部断面図示)に形成されている。
【0063】次に、上記小型テープカセット用ドア112
は、標準型テープカセット用ドア111 の後方に標準型テ
ープカセット用ドア111 とほぼ同等の長さに成形されて
おり、上方に突出した円筒状の回動部112a,112bが標準
型テープカセット用ドア111の半円筒状の回動部111f内
に挿入され、一本の長尺なシャフト113 を貫通させてい
る。また、小型テープカセット用ドア112 の回動部112
a,112bの両外側部分112c,112dは高さが低く形成さ
れ、且つ回動部112a,112b近傍で標準型テープカセット
用ドア111 の開口部111eを臨む部分112eは、標準型テー
プカセット用ドア111 の開口部111eを閉蓋できる高さに
形成されている。更に、小型テープカセット用ドア112
では、開口部111eを臨む部分112eの両側下方に、小型テ
ープカセット11の挿入用のガイド部112e,112e
手前方向に突出して形成されており、これらのガイド部
112e,112e間も小型テープカセット11の横巾寸法
(図1(B))に対応して形成されている。更に、これ
らのガイド部112e,112eを開口部111eに臨ませなが
ら開口部111eのガイド部111e,111eの下方に嵌合さ
せている。
【0064】更に、シャフト113 の左端近傍には、標準
型テープカセット用ドア111 及び小型テープカセット用
ドア112 をシャフト113 を中心に時計方向(手前方向)
に付勢するネジリバネ114 ,115 が設けてある。ネジリ
バネ114 は一端を小型テープカセット用ドア112 の掛止
部112fに掛止し、他端を左側板41(図2)に掛止して
いる。ネジリバネ115 は標準型テープカセット用ドア11
1 と小型テープカセット用ドア112 との間でシャフト11
3 を介して掛止されている。
【0065】図2に戻り、両ドア111 ,112 は一体とな
ってシャフト113 を介して左右側板41,42の手前側
に支持され、ネジリバネ114 ,115 によって手前方向に
付勢されているものの、左右側板41,42のストッパ
部41g,42gで手前方向への回動を規制されてい
る。
【0066】そして、標準型テープカセット用ドア111
のガイド部111a,111bに沿って標準型テープカセット1
の先端部を挿入すると、後述する第1ドア係止部120A,1
20B及び第2ドア係止部130が係止解除方向に動作して、
標準型テープカセット用ドア111 が反時計方向(奥方)
に回動して開蓋し、この時、小型テープカセット用ドア
112も一体となって開蓋する構造になっている。
【0067】一方、図7に拡大して示したように、標準
型テープカセット用ドア111 の開口部111eに形成したガ
イド部111e,111e及び小型テープカセット用ドア11
2 のガイド部112e,112eに沿って小型テープカセッ
ト11の先端部を挿入すると、後述する第2ドア係止部
のみが既に係止解除方向に動作しているので、小型テー
プカセット11の先端部が小型テープカセット用ドア11
2 を押し、小型テープカセット用ドア112 のみが反時計
方向(奥方)に回動して開蓋し、更に、小型テープカセ
ット11を押し続けると、小型テープカセット用ドア11
2 のガイド部112e,112eによって小型テープカセッ
ト11の上面両側が位置規制されながら奥方に挿入され
て行き、ここで小型テープカセット11の先端部両側が
先に説明したホルダ天板54に設けたコ字状アーム70
の左右のアーム部70b,70c間に入り込んで位置規
制される。この挿入時のガイドにより、小型テープカセ
ット11の挿入方向が安定に維持され、且つ小型テープ
カセット11がカセットホルダ50上で第2のローディ
ング開始位置と対応した所定の載置位置に確実に挿入及
び載置でき、装置20の品質及び信頼性に寄与できる。
【0068】また、図2に示したように、右側板42の
上面近傍の突出部42dには、ドア開蓋検知レバー46
が軸47に軸着されており、標準型テープカセット用ド
ア111 ,小型テープカセット用ドア112 が開蓋した際、
ドア開蓋検知レバー46の突出したフロント側の一端部
46aが右側板42の凹部42h内で小型テープカセッ
ト用ドア112 の裏面に当接し、一端部46aと反対側の
他端部46b側に設けたホトセンサなどの検出器48で
標準型テープカセット用ドア111 ,小型テープカセット
用ドア112 が開蓋されたことを検出している。即ち、標
準型テープカセット用ドア111 ,小型テープカセット用
ドア112 が開蓋された時には、標準型テープカセット
1,小型テープカセット11のいずれかが挿入された状
態であり、又は記録及び/又は再生後に元の着脱位置に
戻ったイジェクト状態時であり、標準型テープカセット
1又は小型テープカセット11が装置20内にあること
を検出している。この際、標準型テープカセット1又は
小型テープカセット11が装置20内にある時には、テ
ープカセット1,11を取り除かない限り、前述したカ
セット選択スイッチ26が動作しないよう装置20内の
マイクロコンピュータで制御し、いたずら操作を禁止し
て装置20の安全性を確保している。
【0069】ここで、標準型テープカセット用ドア111
を係止する第1ドア係止部120A,120B 及び小型テープカ
セット用ドア112 を係止する第2ドア係止部130 につい
て図8を用いて説明する。
【0070】図8において、標準型テープカセット用ド
ア111 を係止する第1ドア係止部120A,120B が互いに対
向して対称に前板44の左右両端近傍の凹部44a,44b に
設けられている。即ち、上記第1ドア係止部120A,120B
は“く字状”の第1係止レバー121,122 が回動軸123,12
4 を中心に回動自在に設けられている。左側の第1係止
レバー121と右側の第1係止レバー122 とは、互いにほ
ぼ左右対称に設けられ、左側の第1係止レバー121 は図
示しないネジリバネによって回動軸123 を中心に反時計
方向(矢印方向)に付勢され、一方、右側の第1係止レ
バー122 は図示しないネジリバネによって回動軸124 を
中心に時計方向(矢印方向)に付勢され、標準型テープ
カセット用ドア111 の切欠き部111c,111d(図6)内に
入り込んでいる。
【0071】第1係止レバー121,122 のフロント側で
は、前側アーム部(挿入方向の一端部)121a,122a の内
側の側面に標準型テープカセット1の先端部左右をガイ
ドするガイド部121a,122a が形成され、且つ前側ア
ーム部121a,122a の上面で標準型テープカセット用ドア
111 の裏面より少し奥方に偏位して上方に突出した係止
部121a,122a が形成されており、一方、回動軸123,
124 を介した奥側では後側アーム部(他端部)121b,122
b の先端から後方に突出した突出部121b,122b が形
成されている。上記第1係止レバー121,122 の係止部12
1a,122a は、標準型テープカセット用ドア111 の裏
面が当接して、後述する動作時に標準型テープカセット
用ドア111 の開蓋を阻止することができるが、少し奥方
に偏位されて形成されているため、図11(B)に示し
たように小型テープカセット1の着脱時に標準型テープ
カセット用ドア111 の多少の開蓋(開蓋角約27度)を
許容し、小型テープカセット11の着脱を容易にしてい
る。
【0072】図8に戻り、左側の第1係止レバー121 の
後側アーム部121bはフロント側が低く、奥側にいくに従
い高くなるテーパ面121bに形成されている。更に、第
1係止レバー121,122 の左右外側の側面には、カセット
ホルダ50の左側のホルダ側板52の先端部に設けた突
出部52b及び右側のホルダ側板53に設けた二股アー
ム82が進入できるようになっており、後述する動作時
に第1ドア係止部120A,120B の係止動作に機能してい
る。即ち、ホルダ側板52の突出部52b及び二股アー
ム82は、カセットホルダ50の移動に従って一体に移
動し、第1ドア係止部120A,120B の係止動作に協働する
部材となっている。
【0073】次に、小型テープカセット用ドア112 を係
止する第2ドア係止部130 が前板44の凹部44a で左側
の第1係止レバー121 に近設されている。即ち、上記第
2ドア係止部130 は、第2係止レバー131 が回動軸132
を中心に上下方向に回動自在に設けられ、ネジリバネ13
3 によってフロント側の一端部131aが常に上方に付勢さ
れている。また、一端部131aの左側面にはフロント側が
高いテーパ面(係止部)131aに形成され、これと連接
して奥側にいくに従い低くなるテーパ面に形成されてお
り、フロント側の高いテーパ面(係止部)131aに小型
テープカセット用ドア112 の裏面が当接し、後述する動
作時に小型テープカセット用ドア112 の開蓋を阻止する
ことができる。また、回動軸131 を介した後側では、第
2係止レバー131 の他端部131bが、左側の第1係止レバ
ー121 の後側アーム部121bに形成したテーパ面121b
上方から当接している。そして、後述する動作時、第1
係止レバー121 が回動軸123 を中心に時計方向に回動す
ることにより、これと協働して第2係止レバー131 の一
端部131aが下方に下がり、第2ドア係止部130 の係止解
除動作が行われるようになっている。更に、カセットホ
ルダ50のホルダ底板51の左側近傍前方に設けた切り
欠き片51cの進入によっても一端部131aが下方に下が
るようになっており、後述する動作時に第2ドア係止部
130 の係止解除動作に機能している。即ち、ホルダ底板
51の切り欠き片51cは、カセットホルダ50の移動
に従って一体に移動し、第2ドア係止部130 の係止解除
動作に協働する部材となっている。
【0074】また、左側の第1係止レバー121 の左外側
近傍には、イジェクト時に標準型テープカセット用ドア
111 又は小型テープカセット用ドア112 を強制的に開蓋
する第1開蓋レバー141 及び第2開蓋レバー142 が設け
られているが、ここでは詳述を省略する。
【0075】ここで図8及び図9(A),(B)を用い
て、第1のカセット着脱位置(標準型テープカセット着
脱位置)から標準型テープカセット1を挿入する際、標
準型テープカセット用ドア111 及び小型テープカセット
用ドア112 が開蓋でき、誤って小型テープカセット11
が挿入された場合には小型テープカセット用ドア112が
開蓋を阻止される動作について説明する。
【0076】図9(A)の状態では、カセットホルダ5
0が先に説明した第1のカセット着脱位置(標準型テー
プカセット着脱位置)に位置決めされており、標準型テ
ープカセット1の挿入を待機している。この状態では、
カセットホルダ50が第2のカセット着脱位置(小型テ
ープカセット着脱位置)より奥方に位置している状態で
ある。また、上記状態では、カセットホルダ50の左側
のホルダ側板52の先端部に設けた突出部52b及び右
側のホルダ側板53に設けた二股アーム82が、第1係
止レバー121,122 の左右外側の側面に進入しているもの
の、フロント側(手前側)まで進入していないため、第
1係止レバー121,122 が回動軸123,124 を中心に図示し
ないネジリバネによりそれぞれ反時計方向,時計方向
(矢印方向)に回動付勢され、標準型テープカセット用
ドア111 の切欠き部111c,111d(図6)に入り込んでい
る。この時、標準型テープカセット用ドア111 の裏面側
に位置している第1係止レバー121,122 の係止部121
a,122a が、標準型テープカセット用ドア111 の開
蓋を阻止している。即ち、標準型テープカセット用ドア
111 は第1ドア係止部120A,120B によって係止される状
態になっている。
【0077】また、カセットホルダ50のホルダ底板5
1の左側近傍前方に設けた切り欠き片51cの裏面が、
第2係止レバー131 の上面に当接しながら進入している
ものの、切り欠き片51cは第2係止レバー131 の一端
部131aに形成した高いテーパ面(係止部)131aまで進
入していないため、この時点では一端部131aはネジリバ
ネ133 によって上方に付勢されている。従って、第2係
止レバー131 の高いテーパ面(係止部)131aが、小型
テープカセット用ドア112 の開蓋を阻止している。即
ち、小型テープカセット用ドア112 は第2ドア係止部13
0 によって係止される状態になっている。
【0078】上記状態から図9(B)に示した如く、標
準型テープカセット1を第1係止レバー121,122 のガイ
ド部121a,122a 及び標準型テープカセット用ドア11
1 のガイド部111a,111b (図6)に沿って挿入すると、
左側の第1係止レバー121は図示しないネジリバネに抗
して回動軸123 を中心に時計方向(矢印方向)に回動
し、一方、右側の第1係止レバー122 は図示しないネジ
リバネに抗して回動軸124 を中心に反時計方向(矢印方
向)に回動するので、第1係止レバー121,122 の係止部
121a,122a が標準型テープカセット用ドア111 の裏
面から外れてしまい、標準型テープカセット用ドア111
の開蓋が許容される。即ち、標準型テープカセット1の
挿入動作と協働して、標準型テープカセット用ドア111
が第1ドア係止部120A,120B から係止解除され、標準型
テープカセット用ドア111 の開蓋を許容される。
【0079】また、この時同時に、左側の第1係止レバ
ー121 の回動によって、第1係止レバー121 の後側アー
ム部121bに形成したテーパ面121bが手前方向に回動し
てくる。ここで、テーパ面(係止部)121bの上から当
接している第2係止レバー131 の他端部131bは、第1係
止レバー121 の回動によって、テーパ面121bの低い方
から高い方に当接するので、第2係止レバー131の他端
部131bがネジリバネ133 (図8)に抗して回動軸133 を
中心に上方に回動し、一方、手前側の第2係止レバー13
1 の高いテーパ面(係止部)131aは下方に下がり、小
型テープカセット用ドア112 の開蓋が許容される。即
ち、第1係止レバー121 の回動と協働して、小型標準型
テープカセット用ドア112 が第2ドア係止部130 から係
止解除された状態となっている。これにより、第1のカ
セット着脱位置(標準型テープカセット着脱位置)から
標準型テープカセット1を挿入すると、標準型テープカ
セット1の先端部が標準型テープカセット用ドア111 と
小型テープカセット用ドア112 とを押しながら、両者11
1,112 一体となって開蓋している。
【0080】また、第1のカセット着脱位置(標準型テ
ープカセット着脱位置)から誤って小型テープカセット
11を挿入すると、小型テープカセット11の先端部
は、標準型テープカセット用ドア111 の開口部111e(図
6)には入り込むことができるものの、小型テープカセ
ット用ドア112 の裏面が第2係止レバー131 の高いテー
パ面(係止部)131aに当接してしまい、開蓋を阻止さ
れる。これにより、第2ドア係止部130が小型テープカ
セット11の誤挿入に対して有効に機能する。
【0081】次に、図8及び図10(A),(B)を用
いて、第2のカセット着脱位置(小型テープカセット着
脱位置)から小型テープカセット11を挿入する際、小
型テープカセット用ドア112 のみが開蓋でき、標準型テ
ープカセット用ドア111 は開蓋を阻止される動作につい
て説明する。
【0082】図10(A)の状態では、カセットホルダ
50が先に説明した第2のカセット着脱位置(小型テー
プカセット着脱位置)に位置決めされおり、小型テープ
カセット11の挿入を待機している。この状態では、カ
セットホルダ50が第1のカセット着脱位置(標準型テ
ープカセット着脱位置)よりフロント側(手前側)に位
置している状態である。また、上記状態では、カセット
ホルダ50のホルダ底板51の左側近傍前方に設けた切
り欠き片51cの裏面が第2係止レバー131 の上面に当
接しながら進入し、且つ第2係止レバー131 の高いテー
パ面(係止部)131aまで進入して当接している。この
ため、切り欠き片51cによって第2係止レバー131 の
一端部131aが押さえられ、一端部131aはネジリバネ133
(図8)に抗して回動軸133 を中心に下方に回動してお
り、当然高いテーパ面131aも下方に下がっている。即
ち、ホルダ底板51の切り欠き片51cの進入と協働し
て、小型標準型テープカセット用ドア112 が第2ドア係
止部130 から係止解除され、小型テープカセット用ドア
112 の開蓋を許容される。
【0083】また、カセットホルダ50の左側のホルダ
側板52の先端部に設けた突出部52b及び右側のホル
ダ側板53に設けた二股アーム82が、第1係止レバー
121,122 の左右外側の側面の手前方向まで進入し、且つ
第1係止レバー121,122 が標準型テープカセット用ドア
111 の切欠き部111c,111d(図6)に入り込んでいるの
で、第1係止レバー121,122 は回動軸123,124 を中心に
反時計方向,時計方向に回動できない状態になってい
る。従って、標準型テープカセット用ドア111 の裏面
は、第1係止レバー121,122 の上方に突出した係止部12
1a,122a に当接して開蓋を阻止される状態になって
いる。即ち、ホルダ側板52の突出部52b及び右側の
ホルダ側板53に設けた二股アーム82と協働して、標
準型テープカセット用ドア111が第1ドア係止部120A,12
0B に係止されている。
【0084】上記状態から図10(B)に示した如く、
小型テープカセット11を標準型テープカセット用ドア
111 のガイド部111e,111e (図6)及び小型テープ
カセット用ドア111 のガイド部112e,112e (図6)
に沿って挿入すると、第2係止レバー131 の高いテーパ
面(係止部)131aが下方に下がっているので、小型テ
ープカセット11の先端部は小型テープカセット用ドア
112 のみを押し、小型テープカセット用ドア112 を開蓋
する。一方、標準型テープカセット用ドア111 の裏面
は、第1係止レバー121,122 の前側アーム部121a,122a
から上方に突出した係止部121a,122a に当接して開
蓋を阻止されている。従って、小型テープカセット11
の挿入時には、小型テープカセット用ドア112のみが開
蓋され、標準型テープカセット用ドア111 は開蓋を阻止
される。
【0085】また、第2のカセット着脱位置(小型テー
プカセット着脱位置)から誤って標準型テープカセット
1を挿入すると、上述した理由から標準型テープカセッ
ト用ドア111 の開蓋がを阻止されるので、これにより第
1ドア係止部120A,120B が誤挿入に対しても有効に機能
する。
【0086】<カセット装着装置の全体動作>ここで、
図11(A),(B)を用いて、カセット装着装置の全
体動作を極く簡略に説明する。
【0087】図11(A),(B)はカセット装着装置
の全体動作を説明するための図であり、(A)は標準型
テープカセットをカセットホルダに挿入した後、所定の
カセット装着位置に移動する状態を示し、(B)は小型
テープカセットをカセットホルダに挿入した後、所定の
カセット装着位置に移動する状態を示した図である。
【0088】図11(A)では、カセットホルダ50が
前述した第1のカセット着脱位置(標準型テープカセッ
ト着脱位置)に位置し、この状態から標準型テープカセ
ット1を挿入すると、前述したように標準型テープカセ
ット用ドア111 と小型テープカセット用ドア112 とが一
体となって開蓋される。その後、図示しない検出手段に
よってカセットホルダ駆動部(図2,図3)が動作して
カセットホルダ50が矢印B方向に移動され、二点鎖
線で示した所定のカセット装着位置に到達する。ここで
は、予め第1のローディング開始位置に位置したローデ
ィングポール24,25によって磁気テープTが引き出
され、記録及び又は/再生が行われ、終了すると元の第
1のカセット着脱位置から標準型テープカセット1を取
り出すことができる。
【0089】図11(B)では、カセットホルダ50が
第1のカセット着脱位置よりフロント側の第2のカセッ
ト着脱位置(標準型テープカセット着脱位置)に位置
し、且つ、ローディングポール24,25が第2のロー
ディング開始位置に位置している。この状態から小型テ
ープカセット11を挿入すると、前述したように小型テ
ープカセット用ドア112 のみが開蓋される。この時、小
型テープカセット11の挿入(離脱)がより一層容易に
成されるよう、前述した如く標準型テープカセット用ド
ア111 が約27度程度開蓋されるものの、完全な開蓋を
阻止されているので、標準型テープカセット1の誤挿入
が防止される。尚、その他の動作は上記とほぼ同一なた
め省略する。
【0090】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係わるカセット装
着装置によると、請求項1及び請求項2記載において、
カセット選択手段の指定に応じて、カセットホルダが標
準型テープカセットを挿入する第1のカセット着脱位置
又は小型テープカセットを挿入する第2のカセット着脱
位置に選択的に確実に位置決めされ、更に、第2のカセ
ット着脱位置は第1のカセット着脱位置より装置の前面
側に設定されているので、この結果、縦寸法(奥行き寸
法)の短い小型テープカセットの着脱動作が容易とな
り、装置の操作性が著しく向上できる利点がある。
【0091】更に、請求項3記載においては、上記と同
様の効果を有すると共に、標準型テープカセット用の第
1のドア及び小型テープカセット用の第2のドアがそれ
ぞれ別々に設けられ、カセットホルダが第1又は第2の
カセット着脱位置に位置した際、これらのカセット着脱
位置に対応して標準型テープカセット又は小型テープカ
セットが挿入され、且つ、第1のドアの第1係止レバー
及び第2のドアの第2係止レバーが有機的に動作して、
第1又は第2のカセット着脱位置に対応しない指定以外
のテープカセットの挿入を防止するよう構成されている
ので、装置の操作性及び信頼性が著しく向上できる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるカセット装着装置に用いられる
テープカセットを示した斜視図であり、(A)は標準型
テープカセット,(B)は小型テープカセットである。
【図2】本発明に係わるカセット装着装置の全体構成を
説明するための斜視図である。
【図3】カセットホルダ及びカセットホルダ駆動部を示
した斜視図である。
【図4】本発明の要部の一部となるカセットホルダを拡
大して詳細に示した分解斜視図である。
【図5】本発明の要部の一部となるカセットホルダ位置
決め機構部を説明するための斜視図であり、(A)はカ
セットホルダが第1のカセット着脱位置に位置決めされ
た状態を示し、(B)はカセットホルダが第2のカセッ
ト着脱位置に位置決めされた状態を示している。
【図6】図2に示したドア部を拡大して示した分解斜視
図である。
【図7】小型テープカセットを挿入する状態を示した図
である。
【図8】本発明の要部の一部となる第1,第2のドアを
係止する第1,第2ドア係止部を示した斜視図である。
【図9】(A),(B)は標準型テープカセットの挿入
時、誤って小型テープカセットを挿入した場合に第2の
ドアが係止される状態を説明するための図であり、
(A)はカセットホルダが第1のカセット着脱位置に位
置した状態を示し、(B)は標準型テープカセットを第
1のカセット着脱位置から挿入する状態を示した図であ
る。
【図10】(A),(B)は小型テープカセットの挿入
時、第2のドアのみが開蓋され、第1のドアが係止され
る状態を説明するための図であり、(A)はカセットホ
ルダが第2のカセット着脱位置に位置した状態を示し、
(B)は小型テープカセットを第2のカセット着脱位置
から挿入する状態を示した図である。
【図11】(A),(B)はカセット装着装置の全体動
作を説明するための図であり、(A)は標準型テープカ
セットをカセットホルダに挿入した後、所定のカセット
装着位置に移動する状態を示し、(B)は小型テープカ
セットをカセットホルダに挿入した後、所定のカセット
装着位置に移動する状態を示した図である。
【図12】従来の磁気テープ記録再生装置の外観を示し
た斜視図である。
【図13】従来の磁気テープ記録再生装置の構成を示し
た平面図である。
【符号の説明】
1…標準型テープカセット、11…小型テープカセッ
ト、20…カセット装着装置、21…シャーシベース、
24,25…テープローディング部材(ローディングポ
ール)、 26…カセット選択手段(カセット選択スイッチ)、 30…カセットホルダ位置決め機構部、 33…カセットホルダ位置切換え板、 33d〜33g…第1の位置用係止部、33h,33i
…第2の位置用係止部、45…カセット挿入口、50…
カセットホルダ、54…ホルダ天板、54a,54a
,59,60…第1の位置用非係止部材、 59,60…係止レバー、63…第2の位置用非係止部
材、80…カセットホルダ駆動手段(カセットホルダ駆
動部)、 100…ドア機後部、 111…第1のドア(標準型テープカセット用ドア)、
111e…開口部、112…第2のドア(小型テープカ
セット用ドア)、 120A,120B…第1ドア係止部、 121,122…第1係止レバー、 121a,122a…第1係止レバーの係止部、 130…第2ドア係止部、131…第2係止レバー、1
31a…第2係止レバーの係止部(テーパ面)、 T…磁気テープ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、第2の発明は、請求項1記載の第
1,第2のカセットホルダ位置決め手段において、該カ
セットホルダ位置切換え板(33)に第1の位置用係止
部(33d,33e,33f,33g)及び第2の位置
用係止部(33h,33i)を設け、該カセットホルダ
位置切換え板の第1の位置用係止部に係止されると共
に、該標準型テープカセットの挿入に応じて係止解除さ
れ、且つ該カセットホルダ位置切換え板が第2の位置に
移動する際にも係止解除される第1の位置用被係止部材
(54a,54a,59,60)と、該カセットホ
ルダ位置切換え板の第2の位置用係止部に係止されると
共に、該小型テープカセットの挿入に応じて係止解除さ
れ、且つ該カセットホルダ位置切換え板が第1の位置に
移動する際にも係止解除される第2の位置用被係止部材
(63,63)とを該カセットホルダに設けてなり、該
カセットホルダ位置切換え板が第1の位置に待機した
際、該第1の位置用係止部に該第1の位置用被係止部材
が係止され、該カセットホルダを第1のカセット着脱位
置に位置決めし、又は該カセットホルダ位置切換え板が
第2の位置に待機した際、該第2の位置用係止部に該第
2の位置用被係止部材が係止され、該カセットホルダを
第2のカセット着脱位置に位置決めするよう構成したこ
とを特徴とするカセット装着装置である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】一方、図1(B)に示した小型テープカセ
ット(VHSコンパクトテープカセット)11では、上
記大型ケース2より一回り小型の小型ケース12が樹脂
材を用いて箱状に形成され、各部寸法Y(縦)×X
(横)×Z(高さ)は所定の規格寸法に形成されてい
る。この小型テープカセット11では、内臓した磁気テ
ープTの巾が標準型テープカセット1に内臓した磁気テ
ープTの巾と同一寸法であるものの、図示しない小型テ
ープカセット用アダプタ内に載置できるよう上記高さ寸
法Zが前記高さ寸法Zより少し薄く規格化して形成
され、更に寸法Y,Xは寸法Y,Xより大巾に
小さく形成されている。また、上記標準型テープカセッ
ト1と同様に、小型テープカセット11内では、供給リ
ール13から出た磁気テープTは開閉蓋自在な蓋15に
沿いながら巻取リール14に巻取られ、小型ケース12
内で所定のテープパスが形成されている。また、小型ケ
ース12の裏面12aの段部12bには、小型テープカ
セット11を所定の位置に位置決めする位置決め用孔1
2b(丸孔),12b(楕円孔)が穿設されてお
り、この位置決め用孔12b(丸孔),12b(楕
円孔)を利用して小型テープカセット11をシャーシベ
ース21(図11(B))上の所定のカセット装着位置
に確実に位置決め載置されている。また、小型ケース1
2の裏面12aの蓋15側には、後述するように小型テ
ープカセット装着位置でローディングポール24,25
(図11(B))が侵入する開口部12cが形成されて
いる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】また、ホルダ天板54の裏面側で小型テー
プカセット11が挿入される位置に対応してコ字状アー
ム70が左右の回動軸71a,71bを中心に矢印
,E方向に回動自在に懸架された状態で設けられ
ている。即ち、コ字状アーム70は、第2のローディン
グ開始位置にほぼ対応して設けられている。上記コ字状
アーム70は、挿入される小型テープカセット11の先
端部両側を位置規制する挿入用のガイド機能を備えてお
り、左側の一端部70aに掛止した引張スプリング72
によって矢印E方向に付勢され、左右のアーム部70
b,70cが下方に懸架された状態をストッパ片54c
,54cを介して維持され、小型テープカセット1
1の挿入を待機している。またアーム部70bとアーム
部70cの間は、小型テープカセット11の先端部両側
が入り込めるよう小型テープカセット11の横巾寸法X
(図1(B))に形成されている。尚、コ字状アーム
70の機能動作については後述するドア機後部100
(図7)にて説明する。一方、標準型テープカセット1
が挿入される場合にはコ字状アーム70が邪魔になるの
で、回動軸73cを中心に回動するレバー73の先端部
73aが後述する開蓋された第1のドア111(図6,
図7)と協働して上方に持ち上げられ、同時に回動軸7
3cを介したレバー73の他端部73bがコ字状アーム
70の一端部70aを引張スプリング72に抗して押し
下げ、これによつてコ字状アーム70のアーム部70
b,70cが回動軸71a,71bを中心に上方(矢印
方向)に回動され、標準型テープカセット1の挿入
を許容する状態になるよう構成されている。尚、レバー
73の先端部73aは、後述する第2のドア112(図
6,図7)とは協働しないようこの部分112c(図
6)の高さが低く形成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】また、上記までの構成では、第1の位置に
待機しているカセットホルダ位置切換え板33とカセッ
トホルダ50との間で、カセットホルダ50を第1のカ
セット着脱位置に位置決めする第1のカセットホルダ位
置決め手段は、カセットホルダ位置切換え板33に設け
た上記構成部材からなる第1の位置用係止部(33d,
33e,33f,33g)と、更に、カセットホルダ5
0に設け、カセットホルダ位置切換え板33の第1の位
置用係止部に係止されると共に、標準型テープカセット
1の挿入に応じて係止解除され、且つカセットホルダ位
置切換え板33が第2の位置に移動する際にも係止解除
され、上記構成部材からなる第1の位置用被係止部材
(54a,54a,59,60)とで構成されてい
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】従って、カセットホルダ50が第2のカセ
ット着脱位置(小型テープカセット着脱位置)に位置決
めされると、図10(A)に示したように前板44の先
端部とホルダ底板51の先端部との距離寸法はSとな
り、実施例では前記した第1のカセット着脱位置(標準
型テープカセット着脱位置)より約8mmほどフロント
同に設定することができ、縦寸法の短い小型テープカセ
ット11を容易に挿入及び取り出しすることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】また、上記構成では、第2の位置に待機し
ているカセットホルダ位置切換え板33とカセットホル
ダ50との間で、カセットホルダ50を第2のカセット
着脱位置に位置決めする第2のカセットホルダ位置決め
手段は、カセットホルダ位置切換え板33に設けた上記
構成部材からなる第2の位置用係止部(33h,33
i)と、更に、カセットホルダ50に設け、カセットホ
ルダ位置切換え板33の第2の位置用係止部に係止され
ると共に、小型テープカセット11の挿入に応じて係止
解除され、且つカセットホルダ位置切換え板33が第1
の位置に移動する際にも係止解除され、上記構成部材か
らなる第2の位置用被係止部材(63,63)とで構成
されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】更に、シャフト113の左端近傍には、標
準型テープカセット用ドア111及び小型テープカセッ
ト用ドア112をシャフト113を中心に時計方向(手
前方向)に付勢するネジリバネ114,115が設けて
ある。ネジリバネ114は一端を小型テープカセット用
ドア112の掛止部112fに掛止し、他端を左側板4
1(図2)に掛止している。このネジリバネ114によ
り、標準型テープカセット用ドア111及び小型テープ
カセット用ドア112が閉蓋方向に付勢される。一方、
ネジリバネ115は標準型テープカセット用ドア111
と小型テープカセット用ドア112との間でシャフト1
13を介して掛止されている。このネジリバネ115に
より、小型テープカセット用ドア112のみが標準型テ
ープカセット用ドア111に対して閉蓋方向に付勢され
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】また、左側の第1係止レバー121の左外
側近傍には、イジェクト時に標準型テープカセット用ド
ア111又は小型テープカセット用ドア112を強制的
に開蓋する開蓋レバー141と、標準型テープカセット
1及び小型テープカセット11が所定の装着位置に装着
された時、標準型テープカセット用ドア111又は小型
テープカセット用ドア112を閉蓋状態に維持し、即
ち、開蓋を規制するドア開蓋規制レバー142とが設け
られているが、ここでは詳述を省略する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1…標準型テープカセット、11…小型テープカセッ
ト、20…カセット装着装置、21…シャーシベース、
24,25…テープローディング部材(ローディングポ
ール)、 26…カセット選択手段(カセット選択スイッチ)、 30…カセットホルダ位置決め機構部、 33…カセットホルダ位置切換え板、 33d〜33g…第1のカセットホルダ位置決め手段
(第1の位置用係止部)、 33h,33i…第2のカセットホルダ位置決め手段
(第2の位置用係止部)、 45…カセット挿入口、50…カセットホルダ、54…
ホルダ天板、54a,54a,59,60…第1の
位置用被係止部材、 59,60…係止レバー、63…第2の位置用被係止部
材、80…カセットホルダ駆動手段(カセットホルダ駆
動部)、 100…ドア機後部、 111…第1のドア(標準型テープカセット用ドア)、
111e…開口部、112…第2のドア(小型テープカ
セット用ドア)、 120A,120B…第1ドア係止部、121,122
…第1係止レバー、121a,122a…第1係止
レバーの係止部、 130…第2ドア係止部、131…第2係止レバー、1
31a…第2係止レバーの係止部(テーパ面)、 T…磁気テープ。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ(T) を内臓した標準型テープカ
    セット(1)と、該標準型テープカセットより縦横方向に
    一回り小型の小型テープカセット(11)とを装置の前面の
    カセット挿入口(45)よりカセットホルダ(50)に選択的に
    挿入し、該カセットホルダの移動により、該標準型テー
    プカセットをシャーシベース(21)上のローディング部材
    (24,25) が選択的に待機する第1のローディング開始位
    置に合わせて装着し、又は該小型テープカセットを該ロ
    ーディング部材が選択的に待機する第2のローディング
    開始位置に合わせて装着するカセット装着装置(20)にお
    いて、 挿入されるべき該標準型テープカセット又は該小型テー
    プカセットのいずれかを指定するカセット選択手段(26)
    と、 該カセット挿入口近傍で両テープカセットの挿入方向と
    は直角方向に左右に移動自在に設けられ、該カセット選
    択手段の指定に応じて第1又は第2の位置に選択的に移
    動して待機するカセットホルダ位置切換え板(33)と、 該カセットホルダ位置切換え板が第1の位置に待機した
    際、該標準型テープカセットを着脱する第1のカセット
    着脱位置に該カセットホルダを位置させると共に、該カ
    セットホルダを該カセットホルダ位置切換え板との間で
    位置決めする第1のカセットホルダ位置決め手段と、 該カセットホルダ位置切換え板が第2の位置に待機した
    際、第1のカセット着脱位置より前面側で該小型テープ
    カセットを着脱する第2のカセット着脱位置に該カセッ
    トホルダを位置させると共に、該カセットホルダを該カ
    セットホルダ位置切換え板との間で位置決めする第2の
    カセットホルダ位置決め手段と、 該カセットホルダ位置切換え板が第1又は第2の位置に
    待機した際、該カセットホルダを第1又は第2のカセッ
    ト着脱位置に対応して移動させ、その後該標準型テープ
    カセット又は該小型テープカセットが挿入された該カセ
    ットホルダをそれぞれ所定の装着位置に移動すると共
    に、元の第1又は第2のカセット着脱位置に戻すカセッ
    トホルダ駆動手段(80)とを具備したことを特徴とするカ
    セット装着装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の第1,第2のカセットホル
    ダ位置決め手段において、 該カセットホルダ位置切換え板(33)に第1の位置用係止
    部(33d,33e,33f,33g)及び第2の位置用係止部(33h,33i)
    を設け、 該カセットホルダ位置切換え板の第1の位置用係止部に
    係止されると共に、該標準型テープカセットの挿入に応
    じて係止解除され、且つ該カセットホルダ位置切換え板
    が第2の位置に移動する際にも係止解除される第1の位
    置用非係止部材(54a,54a,59,60) と、該カセットホ
    ルダ位置切換え板の第2の位置用係止部に係止されると
    共に、該小型テープカセットの挿入に応じて係止解除さ
    れ、且つ該カセットホルダ位置切換え板が第1の位置に
    移動する際にも係止解除される第2の位置用非係止部材
    (63,63) とを該カセットホルダに設けてなり、 該カセットホルダ位置切換え板が第1の位置に待機した
    際、該第1の位置用係止部に該第1の位置用非係止部材
    が係止され、該カセットホルダを第1のカセット着脱位
    置に位置決めし、又は該カセットホルダ位置切換え板が
    第2の位置に待機した際、該第2の位置用係止部に該第
    2の位置用非係止部材が係止され、該カセットホルダを
    第2のカセット着脱位置に位置決めするよう構成したこ
    とを特徴とするカセット装着装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、 該カセット挿入口に開閉蓋自在に設けられ、且つ該小型
    テープカセットの挿入を許容する開口部(111e)を第2の
    ローディング開始位置とほぼ対応して設けると共に、該
    開口部(111e)を該小型テープカセットの横巾寸法とほぼ
    同等の巾に形成した標準型テープカセット用の第1のド
    ア(111) と、 該第1のドアの後方に開閉蓋自在に設けられ、且つ閉蓋
    時に該第1のドアの開口部を閉蓋する小型テープカセッ
    ト用の第2のドア(112) と、 該第1のドアの横巾方向の両側近傍で左右方向に回動自
    在に設けられ、挿入方向の一端部(121a,122a) に該第1
    のドアの裏面が当接して該第1のドアの開蓋を阻止する
    係止部(121a ,122a ) を形成し、回動軸(123,124)
    を介した他端部(121b,122b) の少なくもいずれかの一方
    にテーパ面(121b ) を形成した一対の第1係止レバー
    121,122 と、 テーパ面(121b ) を形成した一方の該第1係止レバー
    121 に近設して上下方向に回動自在に設けられ、挿入方
    向の一端部(131a,) に該第2のドアの裏面が当接して該
    第2のドアの開蓋を阻止する係止部(131a ) を形成
    し、回動軸132 を介した他端部131bを該第1係止レバー
    (121) のテーパ面(121b ) に当接した第2係止レバー
    131 とを具備してなり、 第1のカセット着脱位置に位置した該カセットホルダに
    標準型テープカセットを挿入する際には、該標準型テー
    プカセットの挿入動作と協働して該第1係止レバーの係
    止部を該第1のドアの開蓋を許容するよう回動させ、且
    つ該第1係止レバーの回動に協働して第2係止レバーの
    係止部を該第2のドアの開蓋を許容するよう回動させ、 第1のカセット着脱位置に位置した該カセットホルダに
    誤って小型テープカセットを挿入した場合には、第2係
    止レバーの係止部が該第2のドアの開蓋を阻止し、 第2のカセット着脱位置に位置した該カセットホルダに
    小型テープカセットを挿入する際には、該カセットホル
    ダと協働して第2係止レバーの係止部を該第2のドアの
    開蓋を許容するよう回動させ、 第2のカセット着脱位置に位置した該カセットホルダに
    誤って標準型テープカセットを挿入した場合には、該カ
    セットホルダと協働して該第1係止レバーの係止部の回
    動を係止して該第1のドアの開蓋を阻止するよう構成し
    たことを特徴とするカセット装着装置。
JP3278296A 1991-09-20 1991-09-30 カセツト装着装置 Pending JPH0594657A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5878807A (en) * 1996-02-16 1999-03-09 Takahashi; Kei Fluid channeling unit
US5954129A (en) * 1996-02-14 1999-09-21 Takahashi; Kei Flow control unit

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