JPH059382U - カーテンレール用ブラケツト - Google Patents

カーテンレール用ブラケツト

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JPH059382U
JPH059382U JP6423791U JP6423791U JPH059382U JP H059382 U JPH059382 U JP H059382U JP 6423791 U JP6423791 U JP 6423791U JP 6423791 U JP6423791 U JP 6423791U JP H059382 U JPH059382 U JP H059382U
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JP
Japan
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curtain rail
bracket
spring
claw
block body
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Pending
Application number
JP6423791U
Other languages
English (en)
Inventor
照幸 杉山
孝志 小倉
Original Assignee
株式会社ヨコタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヨコタ filed Critical 株式会社ヨコタ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カーテンレールをワンタッチで簡単且つ迅速
に取り付け、取り外しすることができるカーテンレール
用ブラケットを提供する。 【構成】 カーテンレール一側の凸部7aに係合するフ
ック部を前端に設け、左右両側に下向きの側板を設けた
ブラケット本体1の下面に、カーテンレール他側の凸部
7bに係合する爪部16を前端に設けたプラスチック製
のブロック体10を前後方向に移動可能に配設したカー
テンレール用ブラケットである。ブロック体にブラケッ
ト本体の一部を切り出して形成したばね受片8に後端を
圧接したばね13の先端が当接したばね受凹部12と、
ブラケット本体に設けたストッパに当接してばねの付勢
力によるブロック体の移動を制限するストッパ爪14
と、ばねの付勢力に抗してブロック体を後退させるため
の把手18と、爪部の下方に前端を当該爪部と略等しく
設定した可撓性を有する仮止め用の爪体17とを設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カーテンレールをワンタッチで着脱可能なカーテンレール用ブラケ ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、この種のカーテンレール用ブラケットとしては、例えば、実開平1− 66182号公報に掲載されているようなものがある。このものは、後端に取付 座を設け、前端にカーテンレール前側耳部の受座を形成させた頂板の下面に、前 後摺動可能としたブロック体を取付け、該ブロック体と前記頂板との間にばねを 圧入し、また該ブロック体の前面に前端を三角形としたカーテンレール後側耳部 の受座を形成させるとともに、該受座の下方に前端を該受座の前端よりやや後方 に位置させたカーテンレール仮止め用のつめを設けてなることを特徴としている 。而して、このブラケットにカーテンレールを装着する場合は、前側耳部受座に カーテンレール前側耳部を係合し、ブロック体の仮止め用つめにカーテンレール 後側耳部を係合した後、ばねの付勢力に抗してカーテンレールを頂板側に押圧す る。これにより、カーテンレール後側耳部で後側耳部受座の下側斜面を押圧して ブロック体を後退し、後側耳部受座の前端を乗り越えさせて当該受座を後側耳部 に係合することにより、ワンタッチでカーテンレールをブラケットに装着するこ とができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のカーテンレール用ブラケットにあっては、ブ ロック体に設けた後側耳部受座と仮止め用つめとの位置関係を、仮止め用つめの 前端が後側耳部受座の前端より後方となるように位置させて設けており、しかも 仮止め用つめは軽い弾性を有するもその変位量は微々たるものであって受座とつ めとの相対位置が不変であったため、3個以上のブラケットが必要となる長尺の カーテンレールを施工する場合、ブラケット取付面の状態によっては前側耳部受 座をカーテンレール前側耳部に係合したりカーテンレール後側耳部を仮止め用つ めに係合したりすることに無理が生じ、カーテンレールが捩れて装着される等の 課題があった。
【0004】 また、ブラケットの下面に取付けられたブロック体は、その大部分が頂板の左 右両側に連続する下向きの縁枠により覆われて隠れてしまい、仮止め用のつめ等 の一部分しか突出しない構造となっていたため、手でブロック体を後退させるこ とが難しく、カーテンレールの取り外しをワンタッチで行うことができないとい う課題もあった。
【0005】 本考案は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、ブロック体の爪部 の下方に可撓性を有する仮止め用の爪体を設けると共に、当該ブロック体をばね の付勢力に抗して後退させるための把手を設けることにより、上記課題を解決す ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案におけるカーテンレール用ブラケットは、 カーテンレール一側の凸部に係合するフック部を前端に設け、左右両側に下向き の側板を設けたブラケット本体の下面に、前記カーテンレール他側の凸部に係合 する爪部を前端に設けたプラスチック製のブロック体を前後方向に移動可能に配 設したカーテンレール用ブラケットにおいて、前記ブロック体に、前記ブラケッ ト本体の一部を切り出して形成したばね受片に後端を圧接したばねの先端が当接 したばね受凹部と、前記ブラケット本体に設けたストッパに当接して前記ばねの 付勢力によるブロック体の移動を制限するストッパ爪と、前記ばねの付勢力に抗 してブロック体を後退させるための把手と、前記爪部の下方に前端を当該爪部と 略等しく設定した可撓性を有する仮止め用の爪体とを設けたことを特徴としてい る。
【0007】
【作用】 本案ブラケットにカーテンレールを取り付ける場合は、カーテンレール一側の 凸部をブラケット本体のフック部に係合した後、カーテンレール他側の凸部を仮 止め用爪体の下方から上方に向かって軽く押し上げることにより、当該仮止め用 爪体が後方に撓んで凸部を乗り越え、当該凸部に係合されて仮止めされる。引き 続き、カーテンレール他側を強く押し上げると、凸部が爪部の斜面を押圧してば ねの付勢力に抗してブロック体を後退させ、当該爪部が凸部に係合されてカーテ ンレールが本止めされる。
【0008】 また、本案ブラケットをカーテンレールから取り外す場合は、把手に指先を掛 けてばねの付勢力に抗してブロック体を後退させ、爪部と凸部との係合を解除す ることにより、本止めを解除してカーテンレールを簡単且つ迅速に取り外すこと ができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例を示す一部を切除した断面図、図2は同じく底面図、 図3は図1の3−3線断面図、図4は本実施例に係るブロック体の側面図、図5 は同じく平面図、図6は同じく正面図、図7は同じく背面図である。図1等にお いて、1はブラケット本体であり、このブラケット本体1は上板2と、この上板 2の左右両側に連続させて下向きに設けた側板3,3と、上板2の後方に連続さ せて上方に折り曲げ且つ中途から下方に折り返して設けた背板4と、上板2の前 方に連続させて斜め下方に折り曲げて設けた前板5とからなり、前板5の先端部 をJ字形に内側へ折り曲げることによりブラケット本体1の前端にフック部6を 設けている。このフック部6には、カーテンレール7の一側に設けた長手方向に 連続する凸部7aが係合される。さらに、上板2の中央部には、その一部を下方 へ切り出してばね受片8を形成し、また、各側板3の下端に設けた突起を内側へ 折り曲げることによりそれぞれストッパ9,9を形成している。
【0011】 図1〜図7に示す、10は、ブラケット本体1の下面に前後方向に移動可能に 配設したプラスチック製のブロック体である。このブロック体10には、ばね受 片8が入り込む縦断面形状がU字形をなす凹欠部11と、この凹欠部11に連続 して若干小形に形成され且つ同じく断面形状がU字形をなすばね受凹部12とを 上面に開口させて設けている。ばね受凹部12には横向きに配したばね13の先 端を当接していると共に、そのばね13の後端はばね受片8に当接しており、こ れにより当該ばね13の付勢力でブロック体10を前板5側に付勢している。こ のブロック体10はストッパ9によってブラケット本体1からの脱落が防止され ていると共に、後部に設けた一対のストッパ爪14,14をそれぞれストッパ9 ,9の後方に延在させており、これにより前進端において各ストッパ爪14がス トッパ9にそれぞれ当接するようにしてばね13の付勢力によるブロック体10 の前方への移動を制限している。そのため、ブロック体10の左右の側面にはス トッパ9の侵入を許容するための横溝15をそれぞれ設けている。
【0012】 また、ブロック体10の前部には、カーテンレール7の他側に設けた長手方向 に連続する凸部7bに係合する2個の爪部16,16を幅方向に適宜間隔あけて 設けている。これら爪部16の間には、可撓性を有する仮止め用の爪体17を下 方に突出させて一体に設けている。この爪体17は、前端を爪部16の前端と略 等しく設定して同方向に突出していると共に、その中途部を板状に形成して当該 爪体17の全体に大きな可撓性を付与している。さらに、ブロック体10の下部 には、ばね13の付勢力に抗して手でブロック体10を後退させるための下方に 突出した把手18を設けている。
【0013】 図1に示す20は、装着されたカーテンレール7の遊びを取り除くための可撓 部である。この可撓部20は、ブロック状に形成された合成ゴム、天然ゴム、軟 質プラスチック等のゴム状弾性体からなり、接着剤その他の固着手段によってブ ラケット本体1の下面に固着されている。この可撓部20は本止め時にカーテン レール7によって圧縮され、その圧接面に生ずる摺動抵抗で当該カーテンレール 7の横移動を防止している。なお、このようなカーテンレール7の横移動を防止 するための可撓部の構造としては、この実施例の他にも、例えば図8に示すよう に、ブラケット本体1に直に可撓部21を設けることもできる。この可撓部21 は、ブラケット本体1の側板3に横方向に延びるスリット22を設けることによ って形成したものであり、このスリット22による下片の弾性を利用してカーテ ンレール7の横移動を防止するものである。
【0014】 次に、作用について説明する。本実施例に係るカーテンレール用ブラケットに カーテンレール7を取り付ける場合は、まず、カーテンレール7一側の凸部7a をブラケット本体1の前板5に設けたフック部6に係合してから、カーテンレー ル7他側の凸部7bを仮止め用爪体17の下方から上方に向かって軽く押し上げ る。これにより、仮止め用爪体17が後方に軽く撓むため、凸部7bが爪体17 を軽く乗り越え、当該凸部7bが爪体17に係合して仮止めされる。引き続き、 カーテンレール7の他側を強く押し上げると、凸部7bが爪部16の斜面を押圧 してばね13の付勢力に抗してブロック体1を後退させる。そして、凸部7bが 爪部16を乗り越えると、当該凸部7bが爪部16に係合され、これによりカー テンレール7が本止めされる。
【0015】 この場合、仮止め用爪体17の可撓性が大きく設定されていて力を軽く加える だけで爪体17が撓むため、カーテンレール7の仮止めを簡単に行うことができ る。しかも、爪体17が大きく撓み可能であるため、3個以上のブラケットが必 要となる長尺のカーテンレール7を施工する場合にも、カーテンレール7他側の 凸部7bを各ブラケットの仮止め用爪体17に楽に仮止めすることができ、引き 続いてカーテンレール7の他側を強く押し上げることにより、カーテンレールが 捩れて装着されることがなく確実に本止めすることができる。
【0016】 また、本ブラケットをカーテンレール7から取り外す場合は、把手18に指先 を掛けてばね13の付勢力に抗してブロック体10を後退させ、爪部16と凸部 7bとの係合を解除する。これにより、本止めを解いてカーテンレール7を簡単 に取り外すことができる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案は上述のとおり構成されているので、次に記 載するような効果を奏する。
【0018】 本案ブラケットにカーテンレールを取り付ける場合は、仮止め用爪体の可撓性 が大きく設定されていて軽く力を加えるだけで爪体を撓ませることができるため 、カーテンレールの仮止めを簡単に行うことができる。しかも、爪体が大きく撓 み可能であるため、3個以上のブラケットが必要となる長尺のカーテンレールを 施工する場合にも、カーテンレール他側の凸部を各ブラケットの仮止め用爪体に 楽に仮止めすることができ、引き続いてカーテンレールの他側を強く押し上げる ことにより、カーテンレールが捩れて装着されることがなく確実に本止めするこ とができる。
【0019】 また、本案ブラケットをカーテンレールから取り外す場合は、把手に指先を掛 けてばねの付勢力に抗してブロック体を後退させ、爪部と凸部との係合を解除し て本止めを解放することにより、カーテンレールを簡単且つ迅速に取り外すこと ができる。従って、本考案によれば、カーテンレールをワンタッチで簡単且つ迅 速に取り付け、取り外しすることができるカーテンレール用ブラケットを提供す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部を切除した断面図
である。
【図2】同じく底面図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】本考案に係るブロック体の側面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】同じく正面図である。
【図7】同じく背面図である。
【図8】本考案に係るブラケット本体の他の実施例を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 ブラケット本体 7 カーテンレール 7a,7b 凸部 8 ばね受片 9 ストッパ 10 ブロック体 12 ばね受凹部 13 ばね 14 ストッパ爪 17 爪体 18 把手

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 カーテンレール一側の凸部に係合するフ
    ック部を前端に設け、左右両側に下向きの側板を設けた
    ブラケット本体の下面に、前記カーテンレール他側の凸
    部に係合する爪部を前端に設けたプラスチック製のブロ
    ック体を前後方向に移動可能に配設したカーテンレール
    用ブラケットにおいて、前記ブロック体に、前記ブラケ
    ット本体の一部を切り出して形成したばね受片に後端を
    圧接したばねの先端が当接したばね受凹部と、前記ブラ
    ケット本体に設けたストッパに当接して前記ばねの付勢
    力によるブロック体の移動を制限するストッパ爪と、前
    記ばねの付勢力に抗してブロック体を後退させるための
    把手と、前記爪部の下方に前端を当該爪部と略等しく設
    定した可撓性を有する仮止め用の爪体とを設けたことを
    特徴とするカーテンレール用ブラケット。
JP6423791U 1991-07-19 1991-07-19 カーテンレール用ブラケツト Pending JPH059382U (ja)

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JPH059382U true JPH059382U (ja) 1993-02-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529481U (ja) * 1991-10-01 1993-04-20 エスエム工業株式会社 カーテンレール用ブラケツト
JP2016150596A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 サンショウ株式会社 車両用カーテンレール

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814786B2 (ja) * 1977-07-25 1983-03-22 日豊通信工業株式会社 着信応答検出方式

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