JP2906324B2 - 机における配線ダクト装置 - Google Patents

机における配線ダクト装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、机における配線ダクト
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の配線ダクト装置として
は、例えば特開平2−17907号公報に開示されてい
るようなものがある。
【0003】この配線ダクト装置は、幕板前面に取付け
られた断面U字形の受枠内面に、同じく断面U字形の樋
を嵌合係止させるもの、及び、断面U字形の受枠の前縁
部に係止片を設けるとともに、この係止片と係合する係
止片を樋にも設け、互いに係合させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報のものは、
いずれも、下方からの配線ダクトへの外力により、配線
ダクト装置の係合が外れ易いものであり、例えば机を使
用している者が誤って配線ダクトを蹴り上げたりすれ
ば、係合が外れ、配線ダクトが落下することがあった。
配線ダクトが落下すれば、配線ダクトに配設された電気
コードの接続が切断され、コンピュータの大事なデータ
を消してしまうこともあり、使用者に煩わしさを感じさ
せるものであった。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、着脱が容易で、かつ外力によってその
係合が外れることのないようにした構造が簡単で安価に
製造できる机における配線ダクト装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。
【0007】(1) 机における適宜の垂直板の表面より
前方に所要の間隔をもって、配線ダクトを吊支する垂直
な取付板を設け、断面ほぼU字状をなす配線ダクトの後
板の前面又は後面の上下部に、取付板の上端に係合しう
る下向き鈎形の短寸の上部係止片と、取付板の下端に係
合しうる上向き鈎形の長寸の下部係止片とを、垂直板の
上下幅より若干大きな上下間隔をもって突設し、かつ配
線ダクトの後板の上端に、前記垂直板の表面に弾性撓曲
して圧接することにより、前記後板を前方に向かって付
勢する弾性片を設ける。
【0008】(2) 机における適宜の垂直板の表面より
前方に所要の間隔をもって、配線ダクトを吊支する垂直
な取付板を設け、断面ほぼU字状をなす配線ダクトの後
板の前面上部に、取付板の上端に係合しうる下向き鈎形
の短寸の上部係止片を設けるとともに、前記後板の上端
に、前記垂直板の表面に弾性撓曲して圧接することによ
り、後板を取付板の後面に向かって前向きに付勢する弾
性片を設け、かつ前記後板の下部に、取付板の表面に当
接する足片を連設する。
【0009】(3) 上記(2)項において、上部係止片の
下端と、配線ダクトにおける後板の下端より前方に延出
する底板の上面との間隔を、取付板の上下幅よりわずか
に大とする。
【0010】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、垂直板の要所に、配線ダクトの後板に設けた上部係
止片の上端が取付板の上端より上方に位置したとき、弾
性片に当接して、弾性片による後板の前方への付勢力を
大とする隆起部を設ける。
【0011】(5) 机における適宜の垂直板の表面より
前方に所要の間隔をもって、配線ダクトを吊支する垂直
な取付板を設け、断面ほぼU字状をなす配線ダクトの後
板の後面の上下部に、取付板の上端に係合しうる下向き
鈎形の短寸の上部係止片と、取付板の下端に係合しうる
上向き鈎形の長寸の下部係止片とを、垂直板の上下幅よ
り若干大きな上下間隔をもって突設し、かつ配線ダクト
の後板の上端に、前記垂直板の表面に弾性撓曲して圧接
することにより、前記後板を前方に向かって付勢する弾
性片を設け、さらに、垂直板の要所に、前記弾性片に当
接することにより、配線ダクトの上方への移動を阻止す
る隆起部を設ける。
【0012】(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおい
て、垂直板を、机における幕板とする。
【0013】
【作用】弾性片を垂直板の表面に当接させ、弾性片を弾
性変形させながら、下部係止片および上部係止片を取付
板の下縁部および上縁部に順次係合させることにより、
配線ダクトを取付板に簡単に取付けることができ、取付
後においては、弾性片が配線ダクトを前方に付勢してい
るので、上部及び下部係止片が取付板の上縁および下縁
から外れにくい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面を参照し
ながら説明する。図1は請求項1、4及び5記載の発明
を適用した第1実施例である配線ダクト装置を有する机
(1)を配線ダクト(4)を外した状態で示す正面図であ
る。
【0015】机(1)の後部には、垂直板をなす幕板(2)
が設けられている。幕板(2)前面の上部両側には1対の
取付部(3)(3)が設けられており、この取付部(3)(3)
に配線ダクト(4)が取り付けられる。その右側の取付部
(3)と配線ダクト(4)の右端部の拡大図を図2に示して
いる。
【0016】取付部(3)は、幕板(2)の側端から前向き
に曲設された連結板(3a)と、その前端より内側方に曲設
された正面視矩形の取付板(3b)とからなる。幕板(2)に
おける取付部(3)の僅かに上方には、中位部か前方に隆
起する隆起部(5)が後方より打ち出されて形成されてい
る。
【0017】(4)は合成樹脂からなる配線ダクトであ
り、電気コード(図示略)が載置される底板(4a)と、そ
の前縁より垂直に延出する前板(4b)と、底板(4a)の後縁
より垂直に起立する後板(4c)とからなり、その断面がほ
ぼU字形となっている(図3〜図5参照)。
【0018】後板(4c)の前面の下部と上部とには、上向
き鈎形の長寸の下部係止片(4d)と、下向き鈎形の短寸の
上部係止片(4e)とがそれぞれ突設され、底板(4a)と前板
(4b)の両側部はそれぞれ切り欠かれている。下部係止片
(4d)および上部係止片(4e)と後板(4c)との間には、それ
ぞれ上向き及び下向きに開口する下部溝(4d1)および上
部溝(4e1)が形成されている。この下部溝(4d1)の底部と
上部係止片(4e)の下端との間の間隔は、取付板(3b)の上
下幅よりわずかに大としてある。
【0019】後板(4c)の後面下端部には、後端が幕板
(2)の前面に当接する後方を向く足片(4f)が連設され、
さらに前述した上部係止片(4e)の前上部には、後板(4c)
の上方において弧状に湾曲しながら後下方に延出する弾
性片(4g)が連設されている。
【0020】次に、図3〜図5を参照しながら、配線ダ
クト(4)の取付板(3b)への取付け要領を説明する。ま
ず、弾性片(4g)を幕板(2)の前面に押圧し、これを弾性
変形させながら配線ダクト(4)を上方へ押し上げ、取付
板(3b)と幕板(2)との間隙に後板(4c)の上部を押し込む
(図3)。
【0021】後板(4c)がこのようにして取付板(3b)と幕
板(2)との間隙に押し込まれ、弾性片(4g)と当接板(4f)
とが、幕板(2)及び取付板(3b)と摺接しながら上方へ向
かうと、取付板(3b)の下縁部と配線ダクト(4)の下方溝
(4d1)とが嵌合するとともに、弾性片(4g)が隆起部(5)
と当接し、さらに強い圧力で弾性変形させられ、後板(4
f)の上部は強い力で前方へ付勢される(図4)。
【0022】この状態から、配線ダクト(4)をさらに上
方に押し上げ、上部係止片(4e)が取付板(3b)の上端より
高い位置に出ると、弾性片(4g)の反発力により、後板(4
c)は取付板(3b)に圧接させられ、その後配線ダクト(4)
を少しだけ下方へ動かせば、上部溝(4e1)と取付板(3b)
の上縁が係合し、配線ダクト(4)の取付板(3b)への取付
けが完了する(図5)。
【0023】図5のように取付けが完了すれば、仮に配
線ダクト(4)に下方から圧力が掛かっても、取付板(3b)
の下縁部と下部溝(4d1)の底部が当接し、それ以上配線
ダクト(4)が上方に移動することはなく、逆に上方から
の圧力に対しても、上部溝(4e1)と取付板(3b)の上縁部
が強力に係合し、配線ダクト(4)がそれ以上下方へ移動
することはなく、また弾性片(4g)の作用により、後板(4
c)と取付板(3b)が常に密接するので、上下の溝(4d1)(4e
1)は、常に取付板(3b)の真上および真下に位置し、意と
しない外力や振動等によって係合が外れることはない。
【0024】一方、横方向から配線ダクト(4)に外力が
掛かったとしても、後板(4c)および弾性片(4g)の側面が
取付部(3)の連結板(3a)と当接するので、配線ダクト
(4)が横方向へ移動することもなく、使用者の意図的な
作業によらない限り、配線ダクト(4)が取付板(3b)から
脱落することはない。
【0025】本実施例では、上部の係止片(4e)(4d)を目
視しながら取付作業を行えるので、上下の溝(4d1)(4e1)
と取付板(3b)との係合を容易とすることができる。因み
に、配線ダクト(4)を取付板(3b)から取り外すには、前
述した取付作業と全く逆の作業を行えばよい。
【0026】本実施例の配線ダクト(4)の底板(4a)及び
前板(4b)は、その両側端部が切り欠かれているので、こ
の部分から電気コード(図示略)を引き出すことが可能
であり、またこの部分に水平或いは垂直な配線ダクトの
端部を接続することができる。底板(4a)および前板(4b)
の他の箇所を切り欠いても同様の利点があることは当然
である。なお、第1実施例において、下部係止片(4d)と
取付板(3b)の下部との係合により、配線ダクト(4)の底
板(4a)前部に掛る荷重を受けるようにすれば、足片(4f)
を省略してもよい。逆に、足片(4f)を設ければ、下部係
止片(4d)を省略することができる(請求項2)。下部係
止片(4d)を省略する場合には、上部係止片(4e)の下端
と、配線ダクト(4)の底板(4a)の上面との間隔を、取付
板(3b)の上下幅よりわずかに大とするのがよい(請求項
3)。このようにしても、第1実施例と同様の作用及び
効果を奏することができる。
【0027】次に、請求項1、5及び6記載の発明の実
施例である第2実施例を、図6〜図9を参照しながら説
明する。なお、第1実施例と同様の部材には同じ符号を
付すとともに、その詳細な説明は省略する。本実施例と
第1実施例の相違点は、配線ダクト(6)の形状にある
が、特に上部係止片と下部係止片、および弾性片に関し
て顕著となっている。
【0028】本実施例の下部係止片(6d)及び上部係止片
(6e)は、第1実施例の下部係止片(4d)及び上部係止片(4
e)と前後対称の形状として、(6c)の後面の上下部に設け
られており、さらに弾性片(6g)は後板(6c)の上端より後
ろ斜め上方に延出するものとなっている。配線ダクト
(6)におけるその他の部分、すなわち符号(6a)(6b)(6c)
(6d1)(6e1)(6f)で示す各部分は、第1実施例において符
号(4a)(4b)(4c)(4d1)(4e1)(4f)で示す部分と同一であ
る。
【0029】次に、図7〜図9を参照しながら、本実施
例の配線ダクト(6)を取付板(3b)へ取り付ける要領につ
いて説明する。まず、配線ダクト(6)を、後板(6c)の裏
面側から取付板(3b)へ近接させ(図7)、続いて下部溝(6
d1)を取付板(3b)の下縁部へ下方より嵌合させ(図8)、
その後、後板(6c)全体が取付板(3b)の前面に密接するよ
うに後板(6c)を後方へ押しつけて、配線ダクト(6)全体
をやや下降させ、上部溝(6e1)と取付板(3b)の上縁部を
嵌合する。そのとき、弾性片(6g)の遊端部(6g1)は、幕
板(2)における隆起部(5)の下縁部(5a)にそれぞれ当接
するとともに、当接板(6f)は幕板(2)に当接し、取付け
を完了する(図9)。
【0030】このように本実施例では、第1実施例のよ
うに後板(4c)を幕板(2)と取付板(3b)の間隙に通して配
線ダクト(4)を取り付けるのではなく、後板(6c)を取付
板(3b)の前方より近接させて、配線ダクト(6)を取り付
けるので、その取付けおよび取り外し作業が容易であ
る。
【0031】図9のように、取付けが完了すれば、第1
実施例と同様、上方から或いは下方からの配線ダクト
(6)への圧力に対しても、下部溝(6d1)および上部溝(6e
1)が取付板(3b)と嵌合するので、配線ダクト(6)が取付
板(3b)から外れることはなく、また弾性片(6g)の遊端部
(6g1)が隆起部(5)の下端部(5a)と当接しているので、
配線ダクト(6)へ下方からの圧力が掛かった場合には、
この部分がストッパとして機能するとともに、配線ダク
ト(6)を下方へ付勢することとなり、使用者が意図的に
係止を外さない限り、配線ダクト(6)が取付板(3b)から
脱落することはない。また、横方向から配線ダクト(6)
へ外力が掛かった場合にも、第1実施例と同じように取
付板(3b)から脱落することはない。
【0032】本実施例においても、第1実施例と同様、
上述の取付け作業と全く逆の要領により、配線ダクト
(6)を取付板(3b)から取り外すことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)弾性片により配線ダクトを前方に向けて付勢してい
るので、上部及び下部係止片が常に取付板の上縁および
下縁と係合し、上方および下方から外方が掛かっても、
配線ダクトが取付板から脱落するおそれは少ない(全請
求項)。
【0034】(b)係止片が配線ダクトの後板の前面に設
けられているので、係止片を目視しながら取付作業を行
え、係止片と取付板の上縁および下縁を容易に係合させ
ることができる。(請求項1、2)。
【0035】(c)請求項2のような構成とすれば、足片
の後端が垂直板の裏面に当接し、後板下部が取付板から
後方に離れるのを阻止し、配線ダクトの底板前部に掛る
荷重をしっかりと受け止めることができるとともに、下
部係止片を省略することができる。
【0036】(d)請求項3のような構成とすれば、配線
ダクトの上下動を最小限に抑えることができる。
【0037】(e)請求項4のような構成とすれば、配線
ダクトが所要の位置より上方に移動すると、弾性片の前
方への付勢力が増大し、上部係止片と取付板上部との係
合を強固にし、組付け時においては、取付けが容易にな
り、組付け後においては、外れにくくなるという効果を
奏することができる。
【0038】(f)請求項5のような構成とすれば、配線
ダクトを、取付板の前方から取付けることができ、取付
け作業が容易となる。
【0039】(g)請求項6のような構成とすれば、幕板
を垂直板とし、取付板を幕板とともに形成でき、製造が
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の配線ダクトを備える机
を、配線ダクトを外した状態で示す正面図である。
【図2】同じく要部拡大分解斜視図である。
【図3】第1実施例の配線ダクトを机に取り付ける初期
の状態を示す要部の拡大縦断側面図である。
【図4】同じく、第1実施例の配線ダクトを机に取り付
ける途中の状態を示す、図3と同様の縦断側面図であ
る。
【図5】同じく、第1実施例の配線ダクトを机に取り付
け完了後の状態を示す、図3と同様の縦断側面図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例の配線ダクトと机の取付部
との要部拡大分解斜視図である。
【図7】第2実施例の配線ダクトを机に取り付ける初期
の状態を示す、図3と同様の部分の縦断側面図である。
【図8】同じく、第2実施例の配線ダクトを机に取り付
ける途中の状態を示す、図7と同様の縦断側面図であ
る。
【図9】同じく、第2実施例の配線ダクトを机に取り付
け完了後の状態を示す、図7と同様の縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
(1) 机 (2) 幕板(垂直板) (3) 取付部 (3a) 連結板 (3b) 取付板 (4)(6) 配線ダクト (4a)(6a) 底板 (4b)(6b) 前板 (4c)(6c) 後板 (4d)(6d) 下部係止片 (4d1)(6d1) 下部溝 (4e)(6e) 上部係止片 (4e1)(6e1) 上部溝 (4f)(6f) 足片 (4g)(6g) 弾性片 (6g1) 弾性片の遊端部 (5) 隆起部 (5a) 隆起部の下縁部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机における適宜の垂直板の表面より前方
    に所要の間隔をもって、配線ダクトを吊支する垂直な取
    付板を設け、断面ほぼU字状をなす配線ダクトの後板の
    前面又は後面の上下部に、取付板の上端に係合しうる下
    向き鈎形の短寸の上部係止片と、取付板の下端に係合し
    うる上向き鈎形の長寸の下部係止片とを、垂直板の上下
    幅より若干大きな上下間隔をもって突設し、かつ配線ダ
    クトの後板の上端に、前記垂直板の表面に弾性撓曲して
    圧接することにより、前記後板を前方に向かって付勢す
    る弾性片を設けたことを特徴とする机における配線ダク
    ト装置。
  2. 【請求項2】 机における適宜の垂直板の表面より前方
    に所要の間隔をもって、配線ダクトを吊支する垂直な取
    付板を設け、断面ほぼU字状をなす配線ダクトの後板の
    前面上部に、取付板の上端に係合しうる下向き鈎形の短
    寸の上部係止片を設けるとともに、前記後板の上端に、
    前記垂直板の表面に弾性撓曲して圧接することにより、
    後板を取付板の後面に向かって前向きに付勢する弾性片
    を設け、かつ前記後板の下部に、取付板の表面に当接す
    る足片を連設したことを特徴とする机における配線ダク
    ト装置。
  3. 【請求項3】 上部係止片の下端と、配線ダクトにおけ
    る後板の下端より前方に延出する底板の上面との間隔
    を、取付板の上下幅よりわずかに大とした請求項2記載
    の机における配線ダクト装置。
  4. 【請求項4】 垂直板の要所に、配線ダクトの後板に設
    けた上部係止片の上端が取付板の上端より上方に位置し
    たとき、弾性片に当接して、弾性片による後板の前方へ
    の付勢力を大とする隆起部を設けた請求項1〜3のいず
    れかに記載の机における配線ダクト装置。
  5. 【請求項5】 机における適宜の垂直板の表面より前方
    に所要の間隔をもって、配線ダクトを吊支する垂直な取
    付板を設け、断面ほぼU字状をなす配線ダクトの後板の
    後面の上下部に、取付板の上端に係合しうる下向き鈎形
    の短寸の上部係止片と、取付板の下端に係合しうる上向
    き鈎形の長寸の下部係止片とを、垂直板の上下幅より若
    干大きな上下間隔をもって突設し、かつ配線ダクトの後
    板の上端に、前記垂直板の表面に弾性撓曲して圧接する
    ことにより、前記後板を前方に向かって付勢する弾性片
    を設け、さらに、垂直板の要所に、前記弾性片に当接す
    ることにより、配線ダクトの上方への移動を阻止する隆
    起部を設けたことを特徴とする机における配線ダクト装
    置。
  6. 【請求項6】 垂直板を、机における幕板とした請求項
    1〜5のいずれかに記載の机における配線ダクト装置。
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