JP3021712U - 清掃用具 - Google Patents

清掃用具

Info

Publication number
JP3021712U
JP3021712U JP1995008665U JP866595U JP3021712U JP 3021712 U JP3021712 U JP 3021712U JP 1995008665 U JP1995008665 U JP 1995008665U JP 866595 U JP866595 U JP 866595U JP 3021712 U JP3021712 U JP 3021712U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting portion
cleaning
sheet
cleaning sheet
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995008665U
Other languages
English (en)
Inventor
美宏 川名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iris Ohyama Inc filed Critical Iris Ohyama Inc
Priority to JP1995008665U priority Critical patent/JP3021712U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3021712U publication Critical patent/JP3021712U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 気がねなく簡単に清掃用シートを取り付けら
れる清掃用具を提供する。 【構成】 シート取付部22における中心側にて基端が
固定され、略水平方向外側に向けて延出した自由端を備
える、シート取付部の上面30と共に清掃用シート43
の縁部を狭持する弾性変形可能な狭持片40を形成し、
狭持片とシート取付部との各々の対向面には、相対する
面に向けてそれぞれ突出し、互いの先端が狭持片の延出
方向にずれて重合すると共に、当該先端が鋭角な係止突
条50,55を形成し、清掃用シートの縁部を狭持片と
シート取付部との間に沿ってスライド移動して当該縁部
を狭持固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、清掃用シートが取り付けられるシート取付部を有した清掃用具に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の清掃用具にあっては種々存在する。例えば、実公平6−886 0号公報には、「弾性変形可能なゴムまたはプラスチック製の複数の狭持部材3 a,3bが、突き合わせ状にしてモップ取付部材1の上面側に設けられるととも に、これらの狭持部材3a,3bの下側に、狭持部材3a,3bの変形用スペー ス8が構成され、モップ取付部材1に沿わせたモップ12の端部を前記モップ狭 持部材3a,3b間に挿入狭持してモップ取付部材1にモップ12を取付けるモ ップホルダ。」が開示されている。
【0003】 上記のように構成されたモップホルダーを用いて、モップ12の端部をモップ 取付部材1の上面側に回すとともに、各狭持部材3a,3bを弾性変形させて、 それらの先端間に前記モップ12の端部を挿入して狭持部材3a,3bで狭持す ることでモップ取付部材1にモップ12を取り付けるものである。
【0004】 この従来技術にあっては、上記のようにしてモップ取付部材1にモップ12を 取り付けているが、狭持部材3a,3b間に対するモップ12の端部の挿入は、 モップ12を棒または板状物(図示せず)などで挿入していることから、それら 棒または板状物の取扱いが繁雑となる。
【0005】 また、近年上記従来技術によく似た構成のもので、モップに替えて不織布から 成る清掃用シートの端部を、狭持部材間に指で挿入して狭持するものが販売され ているが(図示せず)、清掃用具であることを考慮すれば、狭持部材間に指を挿 入することは、あまり好ましいものではなく、例えば指に傷やささくれ等を生じ ていた際には、積極的に挿入する行為を行うことは考え難いものであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、気がねなく簡単に清掃 用シートを取り付けられる清掃用具を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために第1の考案に係わる清掃用具は、清掃用シート が底面を覆うように巻き付けられ、上面側に折り返された前記清掃用シート縁部 を保持するシート取付部を備えた清掃用具において、シート取付部における中心 側にて基端が固定され、略水平方向外側に向けて延出した自由端を備える、シー ト取付部の上面と共に清掃用シートの縁部を狭持する弾性変形可能な狭持片を形 成し、狭持片とシート取付部との各々の対向面には、相対する面に向けてそれぞ れ突出し、互いの先端が狭持片の延出方向にずれて重合すると共に、当該先端が 鋭角な係止突条を形成し、清掃用シートの縁部を狭持片とシート取付部との間に 沿ってスライド移動して当該縁部を狭持固定した。
【0008】 第2の考案に係わる清掃用具は、係止突条を、清掃用シートの縁部を挿入する 方向に鈍角で、当該挿入方向と相反する抜き方向に鋭角な形状とした。
【0009】
【作用】
第1の考案では、シート取付部に清掃用シートを取り付ける際には、先ず、シ ート取付部を、このシート取付部における中心線が横方向に延在するように配置 し、このシート取付部の底面を清掃用シートにより覆うと共に、清掃用シートの 両端部をシート取付部の前後方向から上側に折り返す。次に、シート取付部の中 心線を挟む前方側に折り返された清掃用シートの前方側の縁部を、シート取付部 上面と狭持片との間に挿入する。このようにして、清掃用シートの縁部がシート 取付部上面と狭持片とによって狭持される。この時、清掃用シートの縁部は、狭 持片が上方に弾性変形することから、狭持片を押し上げながら複数の係止突条を 乗り越えて進行する。
【0010】 第2の考案では、清掃用シートの縁部は、挿入方向に鈍角な係止突条を乗り越 えながら進行して挿入される。そして、挿入方向と相反する抜き方向に対しては 、鋭角な係止突条を乗り越えることは困難であることから、シート取付部に取り 付けられた清掃用シートは、より確実に係止される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図にしたがって説明する。図1は、本考案における 清掃用具としてのモップ21を示すものであり、このモップ21は、不織布など の清掃用シートが取り付けられるシート取付部22と、このシート取付部より延 出する柄23とから構成されている。
【0012】 柄23は、軸方向先端に設けられた把持部25と、この把持部25に順に連結 された複数のパイプアーム26と、基端側のパイプアーム26に連結された端部 が二股に分かれるY字ジョイント27と、このY字ジョイント27に前後方向か ら狭持された連結リング28とから構成され、前記柄3の左右方向への倒れが可 能となっている。
【0013】 シート取付部22は、横長の長方形板状に形成されており、このシート取付部 22の上面30中央には、連結リング28を左右より狭持する一対の突片31が 形成されている。これにより、柄23の前後方向への倒れも可能となっている。
【0014】 シート取付部22の上面30には、図2に示すように、シート取付部22の長 尺方向に延在する長方形凹状の受容部35が、突片31の両側に形成されている 。この受容部35は、シート取付部22の長尺方向に延在する中心線36を挟む 前後の対象部位、即ち、シート取付部22の四隅側のそれぞれに形成されている 。
【0015】 そして、各受容部35には、図3及び図4に示すように、中心線36側の壁3 5aよりこのシート取付部22の短尺方向外側に延出する狭持片40が形成され ている。この狭持片40の受容部35に対向する面には、狭持片側の係止突条5 0が複数形成されている。この係止突条50は、狭持片40の短尺方向に延在し 、その垂直断面が、先端が鋭角であって、図に矢印Aで示す挿入方向に鈍角D1 で、図に矢印Bで示す抜き方向に鋭角D2な形状を成しており、長尺方向に合計 6本の係止突条50が形成されている。
【0016】 また、受容部35の狭持片40に対向する面には、受容部35側の係止突条5 5が形成されている。この係止突条55もまた前記した係止突条50と同様に、 先端が鋭角D3であって、挿入方向Aに鈍角D1で、抜き方向に鋭角D2な形状 を成している。そして、係止突条50及び55のそれぞれの先端は、対向する係 止突条の鈍角面に当接するように突出している。
【0017】 そして、シート取付部22の底面42には、熱可塑性エラストマーによって形 成された弾性部材44が結合されている。
【0018】 以上の構成からなるモップ21のシート取付部22に不織布43を取り付ける 際には、先ず、設置した不織布43の上方よりシート取付部22を載置する。次 いで、不織布43の縁部をシート取付部22の上面30側に折り返す。
【0019】 次に、不織布43の縁部を狭持片40の遊端側から挿入し、中心線36に向け てスライド移動させる。この時、係止突条50,55が挿入方向に対して鈍角な 形状を成すことから、不織布43の縁部は多少の抵抗はあるもののその進行が妨 げられることがない。さらに狭持片40は自由端が上方に移動するように弾性変 形することから、不織布43が各々の係止突条50,55の先端を乗り越えなが ら進行することができる。
【0020】 上記のようにして他の3箇所位置にある各受容部35と各狭持片40との間に 不織布43の縁部を狭持固定する。
【0021】 このように、シート取付部22に取り付けられる不織布43は、受容部35と 狭持片40との間にこの不織布43の縁部をスライド移動させることによって、 確実に狭持固定されることとなる。そして、スライド移動していることから、不 織布43を引張する際にその引張を調整でき、取り付け後における不織布43の 弛みを防止できる。このことは、不織布43の弛みに起因する拭き取りむらを防 止することができる。
【0022】 そして、係止突条50,55が、挿入方向Aに鈍角で抜き方向Bに鋭角な形状 を成すことから、不織布43の縁部を挿入する際には、鈍角な面に対してスライ ド移動しながら挿入されることとなる。そして、この清掃用具21を使用する際 に、不織布43は狭持片40とシート取付部22の上面30との間から抜け出そ うとするが、係止突条50,55がこの抜き方向Bに対して鋭角な形状を成すこ とから、不織布43の抜け出しを阻止することができる。
【0023】 そして、不織布43を取り替える際には、狭持片40の自由端を上方に持ち上 げることで、狭持されていた不織布43の縁部が開放し、この不織布43の固定 を解除することができるわけである。
【0024】 以上に説明したように、不織布43をシート取付部22に取り付ける際には、 狭持片40とシート取付部22の上面との間にスライド移動するだけで簡単に取 り付けることができ、取り付けられた不織布43を所望に引張することができる ので、不織布43の弛みを防止できる。
【0025】 そして、シート取付部22に取り付けられた不織布43は、係止突条50,5 5によって、抜き方向Bへの移動を阻止されることから、より確実に狭持固定さ れる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、第1の考案の清掃用具にあっては、清掃用シートの縁部 を狭持片とシート取付部との間に沿ってスライド移動するのみで、この縁部を狭 持固定できることから、清掃用シートの取り付け作業を容易にできる。そして、 所望に清掃用シートの縁部を引張できることから、取り付け後における清掃用シ ートの弛みを防止できる。このことは、清掃用シートの弛みに起因する拭き取り むらを防ぐことができ、清掃作業性を向上することができる。
【0027】 また、第2の考案の清掃用具にあっては、上記の効果に加えて、清掃用シート の狭持固定をより確実なものとすることができることから、さらに信頼性の高い 清掃用具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同実施例におけるシート取付部の拡大図であ
る。
【図3】同実施例におけるシート取付部の断面図であ
る。
【図4】図3を拡大して示す部分断面図である。
【図5】従来のモップの要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 清掃用具 22 シート取付部 30 上面 40 狭持片 43 清掃用シート 50,55 係止突条

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】清掃用シートが底面を覆うように巻き付け
    られ、上面側に折り返された前記清掃用シート縁部を保
    持するシート取付部を備えた清掃用具において、シート
    取付部における中心側にて基端が固定され、略水平方向
    外側に向けて延出した自由端を備える、シート取付部の
    上面と共に清掃用シートの縁部を狭持する弾性変形可能
    な狭持片を形成し、狭持片とシート取付部との各々の対
    向面には、相対する面に向けてそれぞれ突出し、互いの
    先端が狭持片の延出方向にずれて重合すると共に、当該
    先端が鋭角な係止突条を形成し、清掃用シートの縁部を
    狭持片とシート取付部との間に沿ってスライド移動して
    当該縁部を狭持固定することを特徴とする清掃用具。
  2. 【請求項2】係止突条は、清掃用シートの縁部を挿入す
    る方向に鈍角で、当該挿入方向と相反する抜き方向に鋭
    角な形状を成すことを特徴とする請求項1に記載の清掃
    用具。
JP1995008665U 1995-08-18 1995-08-18 清掃用具 Expired - Lifetime JP3021712U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008665U JP3021712U (ja) 1995-08-18 1995-08-18 清掃用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008665U JP3021712U (ja) 1995-08-18 1995-08-18 清掃用具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3021712U true JP3021712U (ja) 1996-03-08

Family

ID=43157039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995008665U Expired - Lifetime JP3021712U (ja) 1995-08-18 1995-08-18 清掃用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3021712U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020178832A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 レック株式会社 清掃具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020178832A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 レック株式会社 清掃具
JP7265924B2 (ja) 2019-04-24 2023-04-27 レック株式会社 清掃具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1938738B1 (en) Cleaning tool
KR100415697B1 (ko) 청소용구
JP3170442B2 (ja) 掃除用具
JPH1014839A (ja) シート状清掃材
JP2004167274A (ja) ハンディモップ
JP3021712U (ja) 清掃用具
JP3022881U (ja) 清掃用具
JPH0212953Y2 (ja)
JPH11128141A (ja) 清掃用具
JP3022882U (ja) 清掃用具
JPH10243904A (ja) モップ
JP2969110B1 (ja) シート状拭き材保持具
JP3017545U (ja) 清掃用具
JPS6036214Y2 (ja) 柄付タワシ
JP3018275U (ja) 清掃用具
JPH09140651A (ja) 掃除具
JP3043196U (ja) 清掃具
JPH0956653A (ja) 払拭具
JPH08131387A (ja) 掃除具
JPH11309103A (ja) 払拭清掃具
JP4024518B2 (ja) 清掃具
JP3077370U (ja) 綴り具
JPH068860Y2 (ja) モップホルダ
JP2975353B1 (ja) 柄付き拭き掃除具
KR100483765B1 (ko) 청소용구