JP4024518B2 - 清掃具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術】
清掃具として、例えば、実開平6−62960号に記載されたものがある。
【0003】
この清掃具は、上面中央より棒状の柄を延設した板状の本体底面より、上面前後縁部に巻き付けられた清掃用シートの両端部を、本体上に設けた固定手段により固定して、着脱可能に装着している。また、これらの清掃具は本体上面より延設した柄の存在で、手の届き難い場所の清掃やできるだけ腰をかがめないでの清掃等ができる如く構成している。
【0004】
しかしながら、使用後の保管の際には本体と柄が一体となっているため、場所を取り、収納しずらい欠点があり、また、手は届くが狭い場所等の清掃の場合には柄が邪魔をして清掃し難い場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した点に鑑みなされたもので、使用時には手の届かない場所への清掃も簡単に行うことができ、使用後にはコンパクトな状態で保管させておくことができ、しかも構造も簡単で製造が容易な清掃具を提案するものである。
【0006】
また、柄の清掃具本体への着脱も容易に行えて、しかも使用中はしっかりと固定させておくことができ、柄を外した状態で手の届く細部の清掃も簡単に行えるとともに、その際にはしっかりと掴むことができ、力が入れやすく清掃のし易い清掃具を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、清掃シート4を装着させる矩形板状をなすとともに、上面に嵌合凹部5を凹設してなる清掃具本体2と、上記嵌合凹部5に基端部3aを嵌着して上方へ延設するとともに、基端部外面と嵌合凹部5内面とを係合手段を介して係合させ、且つ、着脱自在に装着した柄3とからなり、上記清掃具本体2上面の長手方向に沿って、上記嵌合凹部5を挟んで対向する一対の板状をなす把持用突部 11 を突設してなる。
【0008】
第2の手段として、以下の通り構成した即ち、前記第1の手段に於いて、上記柄3の基端部3aが、両側より一対の腕7を突設してなる筒状の基端部である如く構成した。
【0009】
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、上記基端部3aの筒壁を内外方向揺動可能に画成した揺動板部10を設けるとともに、該揺動板部10外面と対向する嵌合凹部5内面とを上記係合手段としての凹凸係合手段Aを介して係合させ、且つ、揺動板部10の押込みによりその外面の凹凸係合手段Aの係合が外れる如く構成した。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図面に示す如く、本発明の清掃具1は、清掃具本体2と、柄3とを備えている。
【0014】
清掃具本体2は合成樹脂等により形成されもので、清掃シート4を装着させる板状をなし、上面に柄3を装着するための嵌合凹部5を凹設している。清掃具本体2の形状は、図示例の如く平面視長方形のものに限らず、種々の形状を選択することができる。
【0015】
嵌合凹部5は、柄3の基端部3aを嵌着させるためのもので、その形態は柄の基端部3aの形態に併せて形成するすれば良く、円形状や角形状の平面形状を備えたもの、或いは図示例の如き異形平面形状のもの等を採用できる。図示例では、前縁が円弧状に湾曲突出した四角形状部分から両側に翼状の突部をそれぞれ突設した平面視奴凧状の嵌合凹部5を凹設している。
【0016】
本発明の清掃具1に使用される清掃シート4は、不織布、紙、合成樹脂等で形成された従来のこの種の清掃具に使用されているものが使用でき、清掃具本体2の底面に巻き付けて、その両端縁部を本体上面前後に於いて固定する。図示例では、清掃具本体2の上面四隅にスリット6を形成して清掃シート固定部を形成しており、各固定部に清掃シート4の四隅を挿入挟持させる如く構成している。尚、この清掃シート4の固定手段はこれに限らず、従来のこの種の清掃具におけるシート固定手段を採用することができる。
【0017】
柄3は合成樹脂等により形成されたもので、上記嵌合凹部5内に基端部3aを嵌着して上方へ延設するとともに、基端部3a外面と嵌合凹部5内面とを係合手段を介して係合させ、且つ、着脱が自在に装着している。また、柄3は基端部3aより垂直状に起立したものであってもよいが、図示例の如く基端部3a上方より屈折して側方へ延びる形態のものを採用するとより扱い易い。
【0018】
基端部3aの形態は嵌合凹部5に併せて、そこへの嵌合が可能な形態とすれば良く、円筒状、角筒状等の筒状のほか図示例の如き異形筒状のものであっても良く、中実であっても良い。図示例では、両側に腕7を突設した筒状の基端部3aを設けている。また、基端部3aの上方は後方へ傾斜し、下方を開口した筒状をなしている。
【0019】
係合手段は種々の形態を採用できるが、なかでも凹凸係合手段Aを好ましく採用できる。凹凸係合手段Aは、係合凸部8と係合凹部9或いは係合凸部相互の係合を意味し、それら各係合凸部及び係合凹部の形態は種々採用することができる。例えば、係合凸部8の形態としては図示例の如き突条形態のもの、或いは半球状や角柱状その他の突起形態のもの等、係合凹部9の形態としては、通常の凹部の他、図示例の如き下向き段部形態のものや透孔形態のものも含みこれらに限らない。但し、離脱が可能な形態のものを採用し、例えば、柄3を上方へ引くことにより比較的容易に係合が外せる係合強度のもの、或いは、半球状の係合凸部とそれに係合する係合凹部という様な形状的に外れやすいもの、或いは、図示例の如き離脱手段Bを備えたもの等を採用する。
【0020】
離脱手段Bは、基端部3aの筒壁を内外方向揺動可能に画成した揺動板部10を設けるとともに、該揺動板部10外面と対向する嵌合凹部5内面とを凹凸係合手段Aを介して係合させ、且つ、揺動板部10の押込みによりその外面の凹凸係合手段Aの係合が外れる如く構成している。この離脱手段Bは、一箇所設ければよいが、複数箇所設けることも可能である。
【0021】
また、係合凸部8と係合凹部9或いは係合凸部相互の係合箇所は、基端部3a及び嵌合凹部5の形状等により若干異なるが、二箇所以上設けることが望ましい。例えば、円形や角形の外周面をもった基端部3aの場合には少なくとも対向する二箇所に設けると良く、また、図示例の如き異形の基端部3aを備えたものでは、バラスンを考えて周方向どの位置からの水平力に対応できる位置に複数設けると良い。
【0022】
図1の実施例では、上記した一対の腕7を両側に突設した筒状の基端部3aの前面中央部と、各腕7の後面にそれぞれ係合凸部8を突設し、基端部3a嵌着時に対応する嵌合凹部5内面にそれぞれ係合凹部9を設けている。また、前部の凹凸係合手段Aを設けた部分に上記離脱手段Bを設けており、図示例の離脱手段Bに於ける揺動板部10は、基端部3aの前壁下部に下端を連結して上部を嵌合凹部5上方へ押込み可能に延設しており、該揺動板部10の外面下部に横長突条形態の係合凸部8を突設している。一方、係合凹部9は、嵌合凹部5内面前部に下向き段部形態に形成している。
【0023】
本発明ではまた、清掃具本体2上面に把持用突部11を突設しても良い。これら把持用突部11は、柄3を外して清掃具本体2のみを持っての清掃を行い易くすることができる如く構成したものであり、清掃シート4の固定の邪魔にならない部分に持ちやすい形態で突設すれば、どの様な形状も採用できる。
【0024】
図示例では、嵌合凹部5を挟んで対向する一対の板状をなす把持用突部11を形成している。この様な板状の把持用突部11は、図1に示す如く外面を波形に形成したり、或いは、図6に示す如く、全体を波形に形成して持ち易くすることも可能であり、その他一般的な平板状に形成することも可能である。
【0025】
上記の如き清掃具1を使用する場合には、例えば、上方より柄3の基端部3aを嵌合凹部5内に挿入嵌合させ、係合凸部8を係合凹部9に係合させて装着する。尚、上記離脱手段Bを備えるものは、柄3の基端部3aを上方より嵌合凹部5内に押し込むだけで揺動板部10が内方へ弾性変形して容易に係合凸部8が係合凹部9に係合する。次いで所定の手段で清掃具本体2に清掃シート4を装着後使用する。場所によっては柄3を装着する前に清掃シート4を装着して、図4に示す如く、柄3を外した状態で把持用突部11を掴んで使用することもできる。
【0026】
使用後柄3を外す場合には、柄3を清掃具本体2に対して上方に引き上げれば取り外すことができる。また、上記離脱手段Bを備えたものでは、図5(a) の状態から、図5(b) にある如く、指等により揺動板部10を押込みつつ上方に引き上げれば容易に取り外すことができ、いずれもコンパクトな状態での収納,保管を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明の清掃具は、既述構成としたことにより、使用後には柄3を取り外してコンパクトな状態で収納,保管することができるものである。しかも柄3を装着した状態では、係合手段により柄3を抜く方向に力を加えなければ簡単に柄3が外れる等の不都合を生じない。更に、柄3を外せば柄3を付けたままでは清掃し難い細部の清掃を行える利点も兼ね備えている。
【0028】
また、柄3が、両側より一対の腕7を突設してなる筒状の基端部3aを備えたものにあっては、基端部3aの嵌合を安定的に行え、清掃具本体2に嵌着して使用する際に、柄3のガタ付きや、柄3が清掃具本体2に対して回動する等の不都合をより確実に防止できるものである。
【0029】
また、上記基端部3aの筒壁を内外方向揺動可能に画成した揺動板部10を設けるとともに、該揺動板部10外面と対向する嵌合凹部5内面とを凹凸係合手段Aを介して係合させ、且つ、揺動板部10の押込みによりその外面の凹凸係合手段Aの係合が外れる如く構成してなるものにあっては、凹凸係合手段Aを構成する係合凸部8と係合凹部9の凹凸幅を広く採って柄3の装着時には強固な柄3の固定を行うことができ、しかも取り外しの際にはきわめて簡単に行える利点を兼ね備えている。
【0030】
また、上記清掃具本体2上面に把持用突部11を突設してなるものにあっては、柄3を取り外した状態で清掃具本体2をしっかり手で掴むことができ、力をいれ易く、細部の掃除をより行い易くする利点を兼ね備えている。
【0031】
また、上記把持用突部11が、嵌合凹部5を挟んで対向する一対の板状をなす把持用突部であるものにあっては、把持用突部11が非常につかみ易く、更に清掃がやり易くなる利点を兼ね備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同実施例のX−X線に沿う縦断面図である。
【図3】同実施例の柄を取り外した状態の斜視図である。
【図4】同実施例の柄を取り外して本体のみを使用する際の説明図である。
【図5】同実施例の柄を取り外す場合の説明図である。
【図6】本発明の把持用突部の他の例を示す平面説明図である。
【符号の説明】
2…清掃具本体,3…柄,4…清掃シート,5…嵌合凹部,8…係合凸部,
9…係合凹部,10…揺動板部,11…把持用突部,A…凹凸係合手段,
Claims (3)
- 清掃シート4を装着させる矩形板状をなすとともに、上面に嵌合凹部5を凹設してなる清掃具本体2と、上記嵌合凹部5に基端部3aを嵌着して上方へ延設するとともに、基端部外面と嵌合凹部5内面とを係合手段を介して係合させ、且つ、着脱自在に装着した柄3とからなり、上記清掃具本体2上面の長手方向に沿って、上記嵌合凹部5を挟んで対向する一対の板状をなす把持用突部 11 を突設してなることを特徴とする清掃具。
- 上記柄3の基端部3aが、両側より一対の腕7を突設してなる筒状の基端部である請求項1記載の清掃具。
- 上記基端部3aの筒壁を内外方向揺動可能に画成した揺動板部10を設けるとともに、該揺動板部10外面と対向する嵌合凹部5内面とを上記係合手段としての凹凸係合手段Aを介して係合させ、且つ、揺動板部10の押込みによりその外面の凹凸係合手段Aの係合が外れる如く構成してなる請求項1記載の清掃具。
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- 2001-10-30 JP JP2001332409A patent/JP4024518B2/ja not_active Expired - Fee Related
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