JP7498736B2 - 清掃具 - Google Patents

清掃具 Download PDF

Info

Publication number
JP7498736B2
JP7498736B2 JP2022021573A JP2022021573A JP7498736B2 JP 7498736 B2 JP7498736 B2 JP 7498736B2 JP 2022021573 A JP2022021573 A JP 2022021573A JP 2022021573 A JP2022021573 A JP 2022021573A JP 7498736 B2 JP7498736 B2 JP 7498736B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
base body
cleaning head
wall surface
fitting recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022021573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023118562A (ja
Inventor
芽里 穂積
進 藤波
真奈美 境野
尚 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2022021573A priority Critical patent/JP7498736B2/ja
Priority to CN202320296471.6U priority patent/CN219461049U/zh
Priority to CN202310118580.3A priority patent/CN116602595A/zh
Publication of JP2023118562A publication Critical patent/JP2023118562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7498736B2 publication Critical patent/JP7498736B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/20Mops
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/20Mops
    • A47L13/24Frames for mops; Mop heads
    • A47L13/254Plate frames
    • A47L13/256Plate frames for mops made of cloth
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/42Details
    • A47L13/44Securing scouring-cloths to the brush or like body of the implement

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

本発明は、清掃具に関し、特に、清掃ヘッドとベース体とを含む清掃具本体を備え、清掃具本体に装着された清掃シートにより清掃対象を払拭する清掃具に関する。
清掃面部を覆って不織布等からなる清掃シートが装着された清掃具本体によって、床面等の清掃対象の塵埃や汚れを取り除く清掃具は、清掃具本体に取り付けられたハンドル部を手で持って清掃対象を払拭することで、清掃シートに塵埃や汚れを付着させて、手軽に清掃を行うことが可能である(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1や特許文献2の清掃具では、清掃具本体は、弾性変形可能なベース体が清掃ヘッドに一体として接合されており、清掃シートは、矩形の平面形状を有するベース体の長辺部分で折り返されて、清掃ヘッドの上面部に設けられたスリット状の係着部に、端縁部分が差し込まれるようにして係着されることで、ベース体による清掃面部を密着した状態で覆って、清掃具本体に着脱可能に取り付けられるようになっている。
特開2013-34766号公報 特開2013-176703号公報 特開2013-74962号公報
一方、清掃シートを、ベース体の長辺部分で折り返して、端縁部分を清掃ヘッドの上面部のスリット状の係着部に差し込むようにして係着することで、清掃面部に密着させた状態で清掃具本体に着脱可能に取り付ける方法では、清掃シートの着脱操作に煩わしさを感じる場合があることから、清掃具本体のヘッド部とシート取付け部(ベース体)とを、分離可能に一体化できるように形成して、これらの間に清掃シートの端縁部分を挟み込むことによって、簡単に、清掃シートの取り付けや取り外しを行うことができるようにした清掃具も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、特許文献3の清掃具では、ヘッド部とベース体とは、同様の矩形の平面形状を有するものとなっており、長手方向に延設してヘッド部の幅方向中央部分に設けられた凸部と、同じく長手方向に延設してベース体の幅方向中央部分に設けられた凹部との嵌合によって、清掃シートの端縁部分を挟み込みつつ分離可能に一体化されるようになっており、また特に、ヘッド部の凸部の外側面部とベース体の凹部の内側面部とを当接させて、これらの間の摩擦力によって、一体化された際の嵌合状態を維持するようになっていることから、凹部に凸部を嵌め込んでヘッド部とベース体とを一体化したり、これらを分離したりする操作に相当の力を要することになる。また、ベース体による清掃面部を覆う清掃シートは、ヘッド部がベース体に一体化されるまでの間、ベース体の凹部の両側の上面部に、挟み込まれる縁部分を仮固定しておくための手段が必要とされる。このようなことから、より小さな力で容易に、清掃シートの端縁部分を分離可能な清掃ヘッドとベース体の間に係着すること可能にして、ベース体による清掃面部を覆って清掃シートをスムーズに取り付けたり取り外したりできるようにする新たな技術の開発が望まれている。
本発明は、より小さな力で容易に、清掃シートの端縁部分を分離可能な清掃ヘッドとベース体の間に係着すること可能にして、ベース体による清掃面部を覆って清掃シートを、スムーズに取り付けたり取り外したりすることのできる清掃具に関する。
本発明は、清掃ヘッドと、該清掃ヘッドの一方の面を覆って分離可能に一体として装着されるベース体とを含む清掃具本体と、前記清掃ヘッドの一方の面部と反対側の面部に取り付けられたハンドル部とを備え、前記ベース体による清掃面部を覆って清掃シートが係着されて、該清掃シートにより清掃対象を払拭可能な清掃具であって、前記清掃ヘッドと前記ベース体とは、前記清掃ヘッドの一方の面部、及び前記ベース体の清掃面部とは反対側の装着面部に設けられた、繰返し着脱可能な着脱手段によって一体化されるようになっており、前記清掃ヘッド及び前記ベース体は、一対の短辺部分と一対の長辺部分とを有する四辺形状の平面形状を備えていると共に、前記清掃ヘッドは、前記ベース体よりも小さな平面形状を有しており、前記ベース体の前記装着面部には、前記清掃ヘッドが重ね合わさるようにして嵌着される、前記清掃ヘッドの短辺方向の横幅と同様の短辺方向の横幅を有する嵌着凹部が形成されていると共に、該嵌着凹部の前記長辺部分に沿った内周壁面部は、前記清掃ヘッドの前記長辺部分に沿った外周壁面部と同様の平面形状を有している清掃具である。
本発明の清掃具によれば、小さな力で容易に、清掃シートの端縁部分を分離可能な清掃ヘッドとベース体の間に係着すること可能にして、ベース体による清掃面部を覆って清掃シートを、スムーズに取り付けたり取り外したりすることができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る清掃具を説明する斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る清掃具を説明する清掃シートを取り付けた状態の斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る清掃具を説明する分解斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る清掃具を説明する清掃シートを取り付けている状態の斜視図である。 図2のA-Aに沿った略示断面図である。 図2のB-Bに沿った略示断面図である。 清掃シートを取り付けている状態を説明する斜視図である。 ベース体を把持した状態を例示する斜視図である。
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係る清掃具10は、清掃具本体11のベース体13による清掃面部14を覆って、着脱交換可能に使い捨て用の清掃シート30を取り付けて(図2参照)、例えば床面等を清掃対象として、これらの清掃対象を清掃する作業に用いられる。本実施形態の清掃具10は、清掃具本体11の清掃ヘッド12とベース体13とが分離可能となっており(図3参照)、より小さな力で容易に、清掃ヘッド12とベース体13の間に清掃シート30の端縁部分30aを係着すること可能にして(図2参照)、ベース体13による清掃面部14(図5、図6参照)を覆って清掃シート30を、スムーズに取り付けたり取り外したりできるようになっている。
そして、本実施形態の清掃具10は、図1~図6に示すように、清掃ヘッド12と、清掃ヘッド12の一方の面部である下面部12c(図5、図6参照)を覆って分離可能に一体として装着されるベース体13とを含む清掃具本体11と、清掃ヘッド12の一方の面部である下面部12cと反対側の他方の面部である上面部12dに取り付けられたハンドル部20とを備え、ベース体13による清掃面部14を覆って清掃シート30が係着されて、清掃シート30により床面等の清掃対象を払拭可能な清掃用の器具である。清掃ヘッド12とベース体13とは、清掃ヘッド12の一方の面部である下面部12c、及びベース体13の清掃面部14とは反対側の装着面部13cに設けられた、繰返し着脱可能な着脱手段15によって一体化されるようになっている。清掃ヘッド12及びベース体13は、一対の短辺部分12a,13aと一対の長辺部分12b,13bとを有する四辺形状の平面形状を備えていると共に、清掃ヘッド12は、ベース体13よりも小さな平面形状を有している(図3参照)。ベース体13の装着面部13cには、清掃ヘッド12が重ね合わさるようにして嵌着される、清掃ヘッド12の短辺方向Yの横幅と同様の横幅を有する嵌着凹部16が形成されている。嵌着凹部16の長辺部分13bに沿った内周壁面部16aは、清掃ヘッド12の長辺部分12bに沿った外周壁面部12eと同様の形状を有している。清掃面部14を覆う清掃シート30は、ベース体13の一対の長辺部分13bで各々折り返された状態で(図4参照)、清掃ヘッド12が嵌着凹部16に嵌着されて着脱手段15により清掃ヘッド12にベース体13が装着される。着脱手段15により清掃ヘッド12にベース体13が装着されることによって(図2参照)、当該清掃シート30の端縁部分30aが、内周壁面部16aと外周壁面部12eとの間に挟み込まれると共に(図5、図6参照)、嵌着凹部16に延設した状態で係着されるようになっている。なお、「同様」又は「同様の形状」とは、清掃シート30を挟み込んだときに清掃シート30に緩みが生じない程度に一致していれば良く、僅かな隙間が生じていても良い。また清掃具10の清掃面部14と垂直な方向にあたる高さや、清掃ヘッド12及びベース体13の短辺部分12a,13a及び長辺部分12b,13bの形状が完全に一致していなくても良い。
また、本実施形態では、図3に示すように、好ましくは嵌着凹部16の底面部16bから立設して、係着リブ16cが、内周壁面部16aと離間すると共に内周壁面部16aに沿って延設して設けられている。図5及び図6に示すように、清掃ヘッド12の外周壁面部12eは、ベース体13が装着された際に嵌着凹部16の内周壁面部16aと係着リブ16cとの間隔部分に挿入可能となっており、嵌着凹部16に延設する清掃シート30の端縁部分30aは、係着リブ16cと外周壁面部12eによって曲折されることで、さらに強固に係着されるようになっている。
また、本実施形態では、着脱手段15が、清掃ヘッド12の一方の面部である下面部12c、又はベース体13の装着面部13cの、いずれか一方(本実施形態では、清掃ヘッド12の下面部12c)に設けられた磁石15aと、他方に設けられた、磁石15aと磁着可能な磁石又は磁性体(本実施形態では、磁性体)15bとを含んで構成されている。
本実施形態では、清掃具10の清掃具本体11を構成する清掃ヘッド12は、図1~図4に示すように、例えば長辺方向(X方向)の最大長さが140~470mm程度(本実施形態では、245mm)、短辺方向(Y方向)の最大長さが75~90mm程度(本実施形態では、80mm)の大きさの、四辺部が内側に湾曲する略矩形の四辺形状の平面形状を有する、例えばABS樹脂(アクリルニトリルブタジエンスチレン)等からなるプラスチック製の、平板状の部材となっている。平板状の清掃ヘッド12には、外周縁部分から例えば3~10mm程度の高さで下方に立設する外周壁面部12eが、全周に亘って連続して設けられている。
また、清掃ヘッド12の略矩形の平面形状の短辺方向Yの横幅は、後述するベース体13に設けられた嵌着凹部16と同様の短辺方向Yの横幅となっており、好ましくは清掃ヘッド12の長辺部分12bに沿った外周壁面部12eは、ベース体13の嵌着凹部16の長辺部分13bに沿った内周壁面部16aと同様に、中心側に向けて凸の弧状に湾曲する平面形状を有している。
さらに、好ましくは清掃ヘッド12の一対の短辺部分12aには、後述するベース体13に設けられた嵌着凹部16の短辺部近傍部分16dを露出させる、湾曲形状の凹部12fが設けられている。
また、清掃ヘッド12の他方の面部である上面部12dには、清掃具本体11とハンドル部20との公知のジョイント部40を形成する、好ましくは二股状のヘッド側ヨーク部41が、中央部分を隆起させるようにして設けられている。このヘッド側ヨーク部41には、ハンドル部20の先端部に設けられた柄側ヨーク部42が、回転連結部材43介して連結されることで(図5参照)、ハンドル部20を清掃ヘッド12に対して、前後方向及び左右方向に回転可能に傾倒させることができるようになっている。
ハンドル部20は、例えばアルミ合金やABS樹脂等からなるパイプ部材を、必要に応じて公知の連結部を介して軸方向に連結することで、細長いロッド形状を有するハンドル本体21と、ハンドル本体21の上部に一体として連結固定される把持部(図示せず)とを有する、公知の構成を備える部材となっている。
そして、本実施形態では、清掃ヘッド12の一方の面部である下面部12cには、図5及び図6に示すように、外周壁面部12eによって周囲を囲まれる内側領域に、上面部12dの中央部に取り付けられたハンドル部20から負荷される押圧力に対する剛性を、外周壁面部12eと共に高めるための補強リブ12gが、適宜の位置に縦横に分散配置されて、上面部12dから外周壁面部12eの下端を超えない高さで突出して設けられている。
また、清掃ヘッド12の下面部12cには、ジョイント部40を挟んだ長辺方向Xの両側の端部分に配置されて、着脱手段15を構成する一対の磁石15aが取り付けられている(図3参照)。本実施形態では、清掃ヘッド12の下面部12cには、磁石15aが配置される両側の端部分に、当該清掃ヘッド12の平板状の部分から下方に突出して、磁石15aを固着するための固着室12h(図6参照)が設けられており、この固着室12hに、磁石15aが固着された状態で収容されることで、着脱手段15を構成する一対の磁石15aを、清掃ヘッド12の下面部12cにおける長辺方向Xの両側の端部分に、各々取り付けることができるようになっている。
清掃ヘッド12と共に清掃具10の清掃具本体11を構成するベース体13は、本実施形態では、図1~図4に示すように、例えば長辺方向(X方向)の長さが160~490mm程度(本実施形態では、255mm)、短辺方向(Y方向)の長さが80~110mm程度(本実施形態では、100mm)の大きさの、清掃ヘッド12の平面形状よりも一回り大きな、矩形状の平面形状を有している。またベース体13は、例えばABS樹脂(アクリルニトリルブタジエンスチレン)等からなるプラスチック製のベース本体13dにおける、嵌着凹部16の領域を除いた部分の装着面部13c、及び清掃面部14の外周部分を、例えばエラストマ等からなる弾性変形可能な薄板状の被覆部材13eにより被覆して形成した、好ましくは複合材料による一体成形品となっている(図5、図6参照)。ベース体13の上面部である、清掃面部14とは反対側の装着面部13cには、上述のように、露出したベース本体13dによる嵌着凹部16が形成されている。
また上述のように、清掃ヘッド12は、ベース体13よりも小さな平面形状を有していることによって、ベース体13の嵌着凹部16に清掃ヘッド12を装着する際に、清掃ヘッド12の周縁部から外側に食み出た部分のベース体13を視認することができるため、嵌着凹部16に清掃ヘッド12を装着しやすくなる。
嵌着凹部16は、本実施形態では、装着面部13cにおいて、被覆部材13eによって被覆されることなく、ベース本体13dが露出した部分となっており、ベース体13の一方の短辺部分13aから他方の短辺部分13aまで、連続して形成された凹部となっている(図3参照)。嵌着凹部16は、好ましくは清掃ヘッド12の外周壁面部12eの高さと同様の深さとなるように形成されていると共に、底面部16bの全体が、一部を除いて平坦な面となるように形成されている。
また、嵌着凹部16は、清掃ヘッド12の短辺方向Yの横幅と同様の短辺方向Yの横幅を有するように形成されていると共に、嵌着凹部16の長辺部分13bに沿った内周壁面部16aは、清掃ヘッド12の長辺部分12bに沿った外周壁面部12eと同様に、中心側に向けて凸の弧状に湾曲する湾曲形状を有している。
さらに、本実施形態では、図3に示すように、嵌着凹部16には、長辺方向Xの中央部分を挟んだ両側部分における、嵌着凹部16の一対の長辺部分13bに沿った各々の内周壁面部16aと並行して延設して、内周壁面部16aと離間して配置された係着リブ16cが、平坦な底面部16bから、内周壁面部16aを超えない高さで立設して、4箇所に設けられている。これによって、嵌着凹部16に清掃ヘッド12が装着された際に、清掃ヘッド12の長辺方向Xに沿った外周壁面部12eにおける対応部分が、嵌着凹部16の内周壁面部16aと各々の係着リブ16cの間隔部分に、挿入配置されるようになっている。
さらにまた、本実施形態では、嵌着凹部16には、中央部分を挟んだ長辺方向Xの両側の、清掃ヘッド12に取り付けられた磁石15aの位置と対応する部分に配置されて、磁石15aと共に着脱手段15を構成する一対の磁性体15bが設けられている。すなわち、嵌着凹部16の底面部16bには、磁性体15bが配置される両側の端部分に、当該底面部16bから上方に突出して、磁性体15bが被覆される円盤形状の被覆室16eが設けられており、この被覆室16eに、磁性体15bが被覆された状態で収容されることで、着脱手段15を構成する一対の磁性体15bを、清掃ヘッド12の装着面部13cにおける長辺方向Xの両側の端部分に、各々取り付けることができるようになっている。
また、本実施形態では、嵌着凹部16の底面部16bにおいてベース体13の一対の短辺部分13aに各々の近接する、両側の短辺部近傍部分16dには、清掃ヘッド12の一対の短辺部分12aに設けられた凹部12fの湾曲形状に沿って弧状に湾曲する、複数の滑止めリブ16fが、波紋状に配置されて設けられている。
さらに、本実施形態では、ベース体13は、一対の長辺部分13bに沿った外周面の中央部分に、清掃面部14に対して好ましくは垂直に立設する立設把持壁面部13fを備えることができる。立設把持壁面部13fは、中央が高くなっており、長辺方向Xの両側の端部分に向けて徐々に低くなるように形成されている。ベース体13の長辺部分13bに沿った外周面の中央部分に立設把持壁面部13fを備えていることにより、図8に示すように、例えば清掃ヘッド12から分離されたベース体13を単体で持ち上げる際に、手の指でベース体13の立設把持壁面部13fの部分を、両側から挟み込むようにしながら安定して把持できるようにして、ベース体13の取扱い易さを向上させることが可能になる。
そして、本実施形態では、上述の構成を備える清掃具10の、清掃ヘッド12とベース体13とを含む清掃具本体11に、清掃面部14を覆って清掃シート30を着脱可能に係着して取り付けるには、例えば図4及び図7に示すように、平坦に広げた状態の矩形状の平面形状を有する清掃シート30の中央部分に、ベース体13を、清掃面部14である下面を対向させた状態で重ねるように載置してから、ベース体13の一対の長辺部分13bから食み出した部分を両側の端縁部分30aとして、これらの長辺部分13bで各々折り返した状態とする。
しかる後に、清掃ヘッド12を、ベース体13の嵌着凹部16に、適度な力で嵌め込むようにセットして装着すると共に、好ましくは磁石15aと磁性体15bとの磁力によって、このような清掃ヘッド12がベース体13の嵌着凹部16に嵌着された状態を、安定して保持することが可能になる。またこれによって、折り返した清掃シート30の端縁部分30aを、嵌着凹部16の内周壁面部16aと清掃ヘッド12の外周壁面部12eとの間に挟み込むと共に、先端側部分を嵌着凹部16にさらに延設させて、安定した状態で強固に係着することが可能になる。
特に、本実施形態では、嵌着凹部16には、嵌着凹部16の一対の長辺部分13bに沿った各々の内周壁面部16aと並行して、内周壁面部16aと離間して配置された係着リブ16cが設けられており、嵌着凹部16に清掃ヘッド12が装着された際に、清掃ヘッド12の外周壁面部12eにおける対応部分が、嵌着凹部16の内周壁面部16aと係着リブ16cとの間隔部分に、挿入配置されるようになっているので、嵌着凹部16に延設する清掃シート30の端縁部分30aを、好ましくは係着リブ16cと外周壁面部12eによってS字状に曲折させることで、さらに強固に且つより安定した状態で、係着することが可能になる。
ここで、本実施形態では、清掃ヘッド12の一対の短辺部分12aに、好ましくは滑止めリブ16fが波紋状に設けられたベース体13の短辺部近傍部分16dを露出させる、凹部12fが設けられているので、折り返された清掃シート30の両側の端縁部分30aが、清掃ヘッド12のセット時に平坦に戻ろうとするのを、凹部12fの部分で手の指によって清掃シート30を上から押さ付けることによって、清掃ヘッド12とベース体13との間に指先を挟み込ませることなく、回避することが可能になる(図7参照)。
また、本実施形態では、嵌着凹部16は、清掃ヘッド12の短辺方向Yの横幅と同様の短辺方向Yの横幅を有するように形成されていると共に、嵌着凹部16の長辺部分13bに沿った内周壁面部16a、及び清掃ヘッド12の長辺部分13bに沿った外周壁面部12eは、中心側に向けて凸の弧状に湾曲する湾曲形状を有しているので、清掃ヘッド12がベース体13に対して相対的に長辺方向Xに位置ずれするのを防止して、さらに安定した状態で、清掃シート30を清掃具本体11に係着することが可能になる。
一方、清掃面部14を覆って取り付けられた清掃シート30を、係着状態を開放して清掃具本体11から取り外すには、例えばベース体13を手で押えた状態で、好ましくは磁石15aと磁性体15bとの磁力に抗して、適度な力で清掃ヘッド12を持ち上げれば、嵌着凹部16の内周壁面部16aと清掃ヘッド12の外周壁面部12eとの間に挟み込まれた清掃シート30の端縁部分30aの係着状態が開放されるので、清掃具本体11から清掃シート30を、容易に且つスムーズに取り外すことが可能になる
これらによって、本実施形態の清掃具10によれば、より小さな力で容易に、清掃シート30の端縁部分30aを、分離可能な清掃ヘッド12とベース体13の間に係着すること可能にして、ベース体13による清掃面部14を覆って清掃シート30を、スムーズに取り付けたり取り外したりすることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、ベース体の嵌着凹部の底面から立設して、係着リブが、内周壁面部と離間すると共に内周壁面部に沿って延設して設けられている必要は必ずしも無い。また、着脱手段は、磁石と磁性体とからなるものである必要は必ずしも無く、双方は磁石からなるものや、磁力以外の、嵌合や係合によって着脱を容易に行なえるようにするものであっても良い。
10 清掃具
11 清掃具本体
12 清掃ヘッド
12a 短辺部分
12b 長辺部分
12c 一方の面部(下面部)
12d 他方の面部(上面部、反対側の面部)
12e 外周壁面部
12f 凹部
12g 補強リブ
12h 固着室
13 ベース体
13a 短辺部分
13b 長辺部分
13c 装着面部
13d ベース本体
13e 被覆部材
13f 立設把持壁面部
14 清掃面部
15 着脱手段
15a 磁石
15b 磁性体
16 嵌着凹部
16a 内周壁面部
16b 底面部
16c 係着リブ
16d 短辺部近傍部分
16e 被覆室
16f 滑止めリブ
20 ハンドル部
21 ハンドル本体
30 清掃シート
30a 端縁部分
40 ジョイント部
41 ヘッド側ヨーク部
42 柄側ヨーク部
43 回転連結部材
X 長辺方向
Y 短辺方向

Claims (7)

  1. 清掃ヘッドと、該清掃ヘッドの一方の面を覆って分離可能に一体として装着されるベース体とを含む清掃具本体と、前記清掃ヘッドの一方の面部と反対側の面部に取り付けられたハンドル部とを備え、前記ベース体による清掃面部を覆って清掃シートが係着されて、該清掃シートにより清掃対象を払拭可能な清掃具であって、
    前記清掃ヘッドと前記ベース体とは、前記清掃ヘッドの一方の面部、及び前記ベース体の清掃面部とは反対側の装着面部に設けられた着脱手段によって、繰返し着脱可能に一体化されるようになっており、
    前記清掃ヘッド及び前記ベース体は、一対の短辺部分と一対の長辺部分とを有する四辺形状の平面形状を備えていると共に、前記清掃ヘッドは、前記ベース体よりも小さな平面形状を有しており、
    前記清掃ヘッドは、前記長辺部分に沿った外周壁面部が、中心側に向けて凸の弧状に湾曲する湾曲形状を有しており、
    前記ベース体の前記装着面部には、前記清掃ヘッドが重ね合わさるようにして嵌着される、前記清掃ヘッドの短辺方向の横幅と同様の短辺方向の横幅を有する嵌着凹部が、前記ベース体の一方の短辺部分から他方の短辺部分まで、連続して形成されていると共に、該嵌着凹部の前記長辺部分に沿った内周壁面部は、前記清掃ヘッドの前記長辺部分に沿った外周壁面部と同様の、中心側に向けて凸の弧状に湾曲する湾曲形状を有している清掃具。
  2. 前記清掃ヘッドには、外周縁部分から3~10mmの高さで下方に立設する外周壁面部が、全周に亘って連続して設けられている請求項1記載の清掃具。
  3. 前記清掃ヘッドの短辺部分の外周壁面部は、中心側に向けて凸の弧状に湾曲する湾曲形状を有している請求項2記載の清掃具。
  4. 前記ベース体に設けられた前記嵌着凹部の短辺部近傍部分は、前記清掃ヘッドによって覆われることなく露出している請求項1又は2に記載の清掃具。
  5. 前記清掃面部を覆う前記清掃シートは、前記ベース体の一対の長辺部分で各々折り返された状態で、前記清掃ヘッドが前記嵌着凹部に嵌着されて前記着脱手段により前記清掃ヘッドに前記ベース体が装着されることによって、当該清掃シートの端縁部分が、前記嵌着凹部の前記内周壁面部と前記清掃ヘッドの前記外周壁面部との間に挟み込まれると共に、前記嵌着凹部に延設した状態で係着されるようになっている請求項1又は2記載の清掃具。
  6. 前記嵌着凹部の底面から立設して、係着リブが、前記内周壁面部と離間すると共に前記内周壁面部に沿って延設して設けられており、前記清掃ヘッドの前記外周壁面部は、前記ベース体が装着された際に前記内周壁面部と前記係着リブとの間隔部分に挿入可能となっており、前記嵌着凹部に延設する前記清掃シートの端縁部分は、前記係着リブと前記外周壁面部によって曲折されるようになっている請求項1又は2記載の清掃具。
  7. 前記着脱手段が、前記清掃ヘッドの一方の面部、又は前記ベース体の前記装着面部の、いずれか一方に設けられた磁石と、他方に設けられた、該磁石と磁着可能な磁石又は磁性体とを含んで構成されている請求項1又は2項記載の清掃具。
JP2022021573A 2022-02-15 2022-02-15 清掃具 Active JP7498736B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022021573A JP7498736B2 (ja) 2022-02-15 2022-02-15 清掃具
CN202320296471.6U CN219461049U (zh) 2022-02-15 2023-02-13 清扫工具
CN202310118580.3A CN116602595A (zh) 2022-02-15 2023-02-13 清扫工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022021573A JP7498736B2 (ja) 2022-02-15 2022-02-15 清掃具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023118562A JP2023118562A (ja) 2023-08-25
JP7498736B2 true JP7498736B2 (ja) 2024-06-12

Family

ID=87463017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022021573A Active JP7498736B2 (ja) 2022-02-15 2022-02-15 清掃具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7498736B2 (ja)
CN (2) CN219461049U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006180932A (ja) 2004-12-24 2006-07-13 Kao Corp 清掃具
JP2021087518A (ja) 2019-12-02 2021-06-10 花王株式会社 清掃具
JP3235487U (ja) 2021-10-15 2021-12-23 コーナン商事株式会社 清掃具

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006180932A (ja) 2004-12-24 2006-07-13 Kao Corp 清掃具
JP2021087518A (ja) 2019-12-02 2021-06-10 花王株式会社 清掃具
JP3235487U (ja) 2021-10-15 2021-12-23 コーナン商事株式会社 清掃具

Also Published As

Publication number Publication date
CN219461049U (zh) 2023-08-04
CN116602595A (zh) 2023-08-18
JP2023118562A (ja) 2023-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2002210944B2 (en) Handy mop
USD474644S1 (en) Hand grip for barbecue tool
CA2578755A1 (en) Mop having scrubbing area
JP4001737B2 (ja) 清掃用具
WO2007018582A2 (en) Microfiber cleaning apparatus with cleaning pad removal feature
US20040244133A1 (en) Mop head having clips for retaining a washable fabric sheet
JP2009018845A (ja) 手提げ容器
JP7498736B2 (ja) 清掃具
US20170347854A1 (en) Cleaning Apparatus
JP3244456U (ja) 清掃具
JPH09140651A (ja) 掃除具
KR102101404B1 (ko) 패드 착탈이 편리한 밀대 걸레
JP3244457U (ja) 清掃具
JP3095773U (ja) 部材連結構造及び払拭具
WO2019065181A1 (ja) 掃除具
JP7361385B2 (ja) 清掃具
JP4024518B2 (ja) 清掃具
JP7333237B2 (ja) 掃除具
JPH10323311A (ja) 掃除具
CN114786555B (zh) 清扫工具
JP3018275U (ja) 清掃用具
JPH0112694Y2 (ja)
JPH0517005Y2 (ja)
JP3069246U (ja) 床用清掃具
JP6635983B2 (ja) 掃除具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7498736

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150