JP3113863U - 組立式収納具兼ちり取り - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストが低廉で、構造が簡単でかつ組立分解が容易な、ちり取りに用いても使い勝手のよい、1枚の板状体を組み立ててなる組立式収納具兼ちり取りを提供する。
【解決手段】前板11と後板12とは折り曲げ可能に連結され、前板11と後板12とを前記連結部分13から離れるにつれ横幅を広く形成し、前板11の横幅を後板12の横幅より広く形成し、前板11の側辺近傍に折曲片11cを設け、折曲片11cに内側に向かう舌片11eを設け、スリット12aを後板12の側辺近傍に設け、前板11に水切り孔11aを設け、後板12に壁面への固定部材を取り外し可能に取り付け、前板11に前板11の一部を引き起こしたタブ11bを設け、板状体を前記連結部分13において折り曲げて前板11と後板12とを対向させ、前板11を横方向に弧状に撓ませ、前板11と後板12の側辺同士をほぼ重ね合わせた状態で舌片11eをスリット12aに差込み係止して組み立てるように構成したのである。
【選択図】図1

Description

この考案は、弾性素材の1枚の板状体を組み立てて形成する組立式収納具兼ちり取りに関する。
従来から、1枚の板状体を組み立ててなる組立式収納具が存在するが、どれも構造が複雑であり、組立分解に時間がかかるとともに、複雑な形状のため製造コストが高い問題があった。また、このような組み立て式収納具をちり取りとして用いることも可能ではあるが、通常そのような使用方法は想定されておらず、使い勝手が悪かった。
そこでこの考案の解決すべき課題は、製造コストが低廉で、構造が簡単でかつ組立分解が容易な、ちり取りに用いても使い勝手のよい、1枚の板状体を組み立てて形成される組立式収納具兼ちり取りを提供することである。
上記した課題を解決するため、この考案は、弾性素材の1枚の板状体を組み立てて形成する組立式収納具兼ちり取りにおいて、前記板状体は、前板と後板とからなり、前板と後板とは折り曲げ可能に連結され、前板を前記前板と後板との連結部分から離れるにつれ横幅を広く形成し、前板の側辺近傍に舌片を設け、後板にスリットを設け、前記板状体を前記連結部分において折り曲げて前板と後板とを対向させ、前板を横方向に弧状に撓ませ、舌片をスリットに差込み係止して組み立てる構成を採用したのである。
上記組み立て式収納具兼ちり取りにおいて、後板を連結部分から離れるにつれ横幅を広く形成し、前板の横幅を後板の横幅より広く形成し、スリットを後板の側辺近傍に設け、前記板状体を前板と後板との連結部分において折り曲げて前板と後板とを対向させ、前板を横方向に弧状に撓ませ、前板と後板の側辺同士を重ね合わせた状態で、舌片をスリットに差込み係止して組み立てるように構成すると好ましい。
上記組み立て式収納具兼ちり取りにおいて、前板の側辺近傍に折り曲げ可能な折曲片を設け、折曲片に内側に向かう舌片を設け、前記前板と後板との連結部分において折り曲げて前板と後板とを対向させ、前板を横方向に弧状に撓ませ、折曲片を折り曲げて後板の表面または裏面に当接させ、舌片をスリットに差込み係止して組み立てるように構成するとなお好ましい。
また、前板と後板のいずれか一方または双方に水切り孔を設け、後板に壁面への固定部材を取り外し可能に取り付け、前板に前板の一部を引き起こしてなるタブを設けるとさらに好ましい。なお、弾性素材は透明の半硬質プラスチック製とするのがよい。
弾性素材の1枚の板状体を組み立ててなる組立式収納具兼ちり取りにおいて、前記板状体は、前板と後板とからなり、前板と後板とは折り曲げ可能に連結され、前板を前記前板と後板との連結部分から離れるにつれ横幅を広く形成し、前板の側辺近傍に舌片を設け、後板にスリットを設け、前記板状体を前記連結部分において折り曲げて前板と後板とを対向させ、前板を横方向に弧状に撓ませ、舌片をスリットに差込み係止して組み立てるようにすると、構造が簡単であるため製造コストが安価であり、また組立分解が容易である。さらに、ちり取りとして用いる場合にも、平板状の後板を下に、ドーム状に湾曲した前板を上にすると、前板と後板とで囲まれ形成された収納部に塵埃を導きやすく、非常に使い勝手がよい。
さらに、後板を連結部分から離れるにつれ横幅を広く形成し、前板の横幅を後板の横幅より広く形成し、スリットを後板の側辺近傍に設け、前記板状体を前板と後板との連結部分において折り曲げて前板と後板とを対向させ、前板を横方向に弧状に撓ませ、前板と後板の側辺同士を重ね合わせた状態で、舌片をスリットに差込み係止して組み立てるように構成すると、収納具の収納部が開口に向かい広がっているため物品を収納しやすくなりちり取りとしても塵埃を収容しやすく、また、前板の側辺と後板の側辺がほぼ重ね合わさるため、後板の側辺近辺が出っ張らず体裁がよい。
さらに、前板の側辺近傍に折り曲げ可能な折曲片を設け、折曲片に内側に向かう舌片を設け、前記前板と後板との連結部分において折り曲げて前板と後板とを対向させ、前板を横方向に弧状に撓ませ、折曲片を折り曲げて後板の表面または裏面に当接させ、舌片をスリットに差込み係止して組み立てるように構成すると、収納具に重たい物品を収納するなどして外側方向に向けて前板と後板との係合が解除されるような力がかかっても、舌片がスリットに内側から外側に向けて差し込まれているため、舌片がスリットから脱落し、収納具が分解する恐れがなくなる。
また、前板と後板のいずれか一方または双方に水切り孔を設けると、収納具に濡れた物品を収納した際に水切りができるため便利である。
後板に壁面への固定部材を取り外し可能に取り付けると、収納具として用いる場合には、壁面に固定でき、ちり取りとして用いる場合には、固定部材を取り外して塵埃収納の邪魔にならず便利である。
前板に前板の一部を引き起こしてなるタブを設けると、ちり取りとして用いる際に、このタブをつかむと、操作しやすく便利である。
弾性素材は透明の半硬質プラスチック製とすると、撓ませるのに適度な弾性を持ちつつも十分な強度を持ち、製造時の加工が容易で、製造コストが安価である。また透明であるため収納物が外部から見えて便利である。
以下図面を参照しつつ、この考案の実施の形態について説明する。図1はこの考案にかかる組み立て式収納具兼ちり取り10の展開状態を示す。組み立て式収納具兼ちり取り10は、透明の半硬質プラスチックを打ち抜いた一枚の板状体であり安価に製造することができる。図示のように、前板11と後板12とがハーフカットされた折れ線13により連結されている。前板11と後板12はともに折れ線13から遠ざかるにつれ横幅が広がるほぼ台形状の形状をしており、前板11のほうが後板12よりも横幅が広い。また、前板11より後板12のほうが縦に長い。
さらに詳細に見ると、前板11にはほぼ全面にわたって水切り孔11aが設けられており、前板11のほぼ中央には、タブ11bが設けられ、ハーフカットされた折れ線を介して引き起こし可能となっている。前板11の側辺近辺は、側辺にほぼ平行にハーフカットされた折れ線により、折り曲げ可能な折曲片11cを形成する。折曲片11c外端には半円状に膨出する膨出部11dが設けられ、膨出部11d内に内側に向かう半円状の舌片11eが設けられている。後板12の側辺近辺には、側辺にほぼ平行にスリット12aが設けられ、中央上部には後述する吸盤14を取り付ける取り付け孔12bが設けられている。
組み立て式収納具兼ちり取り10を組み立てるには、まず図2(a)のように、折れ線13を折り曲げて、前板11と後板12とを向かい合わせる。次に図2(b)のように、前板を円弧状に撓ませる。最後に図2(c)のように、折曲片11cを折り曲げて後板12の裏面に当接させ、舌片11eをスリット12aに内側から外側に向けて差し込む。分解する場合にはこの逆の手順を踏めばよい。このように、簡単に組立分解することができる。
このようにして組み立てられた収納具兼ちり取り10には様々なものを収納することができるが、例えば洗面台近くに置いて、洗面時に濡れた洗顔フォームのチューブやタオル、歯磨き時に濡れた歯磨きチューブや歯ブラシを入れておけば、前板11に設けられた水切り孔11aで水切りをすることができ便利である。またこのとき、上記したように舌片11eが内側から外側に向けてスリット12aに差し込まれているため、収納物の重み等により、前板11に外側への力がかかっても舌片11eが外れることはなく分解する恐れはない。
収納具兼ちり取り10は壁面20に固定すると使い勝手がよい。そこで、図3のように、前記取り付け孔12bの径が大きい部分に吸盤14の基部14aを挿入し、取り付け孔12bの径が小さい部分に基部14aをスライドさせることで後板12に吸盤14を取り付け、吸盤14により壁面20に固定するとよい。なお壁面20に固定するための固定具は吸盤14に限られず磁石、粘着テープなどでもよい。なお、図示のように、取り付け孔12bは、収納具兼ちり取り10を組み立てた際前板11と後板12とで形成される収納部の開口より上に位置するように形成すると、収納の邪魔にならず便利である。
吸盤14は前記した逆の動作を行えば収納具兼ちり取り10から容易に取り外し可能である。吸盤14を取り外し、後板12を下に前板11を上にし、収納具兼ちり取り10を床に接した状態で動かすと前板11と後板12から形成される収納部が塵埃を捕捉し、ちり取りとしての機能を発揮することができる。このときタブ11bを引き起こして指でつまむと操作しやすく掃除が一層楽になる。
収納具兼ちり取りの展開正面図 収納具兼ちり取りの組み立て順序を示す背面図 収納具兼ちり取りの収納具としての使用状態を示す斜視図 収納具兼ちり取りのちり取りとしての使用状態を示す斜視図
符号の説明
10 収納具兼ちり取り
11 前板
11a 水切り孔
11b タブ
11c 折曲片
11d 膨出部
11e 舌片
12 後板
12a スリット
12b 取り付け孔
13 折れ線
14 吸盤
14a 基部
20 壁面

Claims (7)

  1. 弾性素材の1枚の板状体を組み立てて形成する組立式収納具兼ちり取りにおいて、前記板状体は、前板と後板とからなり、前板と後板とは折り曲げ可能に連結され、前板を前記前板と後板との連結部分から離れるにつれ横幅を広く形成し、前板の側辺近傍に舌片を設け、後板にスリットを設け、前記板状体を前記連結部分において折り曲げて前板と後板とを対向させ、前板を横方向に弧状に撓ませ、舌片をスリットに差込み係止して組み立てる組立式収納具兼ちり取り。
  2. 後板を連結部分から離れるにつれ横幅を広く形成し、前板の横幅を後板の横幅より広く形成し、スリットを後板の側辺近傍に設け、前記板状体を前板と後板との連結部分において折り曲げて前板と後板とを対向させ、前板を横方向に弧状に撓ませ、前板と後板の側辺同士を重ね合わせた状態で、舌片をスリットに差込み係止して組み立てる請求項1に記載の組立式収納具兼ちり取り。
  3. 前板の側辺近傍に折り曲げ可能な折曲片を設け、折曲片に内側に向かう舌片を設け、前記前板と後板との連結部分において折り曲げて前板と後板とを対向させ、前板を横方向に弧状に撓ませ、折曲片を折り曲げて後板の表面または裏面に当接させ、舌片をスリットに差込み係止して組み立てる請求項1に記載の組立式収納具兼ちり取り。
  4. 前板と後板のいずれか一方または双方に水切り孔を設けた請求項1から3のいずれかに記載の組立式収納具兼ちり取り。
  5. 後板に壁面への固定部材を取り外し可能に取り付けた請求項1から4のいずれかに記載の組立式収納具兼ちり取り。
  6. 前板に前板の一部を引き起こしてなるタブを設けた請求項1から5のいずれかに記載の組立式収納具兼ちり取り。
  7. 前記弾性素材は透明の半硬質プラスチックである請求項1から6のいずれかに記載の組立式収納具兼ちり取り。
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