JP3022882U - 清掃用具 - Google Patents
清掃用具Info
- Publication number
- JP3022882U JP3022882U JP1995008801U JP880195U JP3022882U JP 3022882 U JP3022882 U JP 3022882U JP 1995008801 U JP1995008801 U JP 1995008801U JP 880195 U JP880195 U JP 880195U JP 3022882 U JP3022882 U JP 3022882U
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- JP
- Japan
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- buckle
- cleaning
- sheet
- cleaning sheet
- buckles
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- Expired - Lifetime
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取り付けられる清掃用シートの弛みを防止で
き、さらに取り付けられた清掃用シートを簡単に取り外
すことができる清掃用具を提供する。 【構成】 清掃用シート23が底面22を覆うように巻
き付けられ、上面10側に折り返された前記清掃用シー
ト縁部を保持するシート取付部2を備えた清掃用具1に
おいて、シート取付部における中心線16側にて枢支し
た清掃用シートの縁部を保持するバックル20を、シー
ト取付部上面の隅側四箇所に配設し、バックルには、こ
のバックルの枢支軸よりも中心線側に延在する当接受け
部35を形成し、中心線を挟んで対称位置にある2つの
バックルの枢支軸の内側にて上下方向にスライド移動
し、当該2つのバックルの各々の当接受け部に上方から
当接する押圧部材33を設ける。
き、さらに取り付けられた清掃用シートを簡単に取り外
すことができる清掃用具を提供する。 【構成】 清掃用シート23が底面22を覆うように巻
き付けられ、上面10側に折り返された前記清掃用シー
ト縁部を保持するシート取付部2を備えた清掃用具1に
おいて、シート取付部における中心線16側にて枢支し
た清掃用シートの縁部を保持するバックル20を、シー
ト取付部上面の隅側四箇所に配設し、バックルには、こ
のバックルの枢支軸よりも中心線側に延在する当接受け
部35を形成し、中心線を挟んで対称位置にある2つの
バックルの枢支軸の内側にて上下方向にスライド移動
し、当該2つのバックルの各々の当接受け部に上方から
当接する押圧部材33を設ける。
Description
【0001】
本考案は、清掃用シートが取り付けられるシート取付部を有した清掃用具に関 する。
【0002】
従来、清掃用具としてのモップは、図6に示すように、清掃用シートである払 拭シート91を巻き付ける下板92と、該下板92の一端側に枢支された図示し ない柄が設けられた上板93とを備えている(実開平3−58261号公報参照 )。
【0003】 前記下板92には、底面から側面にかけて第1のスポンジ94が一体的に接着 されており、下板92の上面における幅方向の両端部にも同様に、第2のスポン ジ95が設けられている。また、前記下板92の上面には、前記払拭シート91 を端部にて係止する突子96が四箇所に設けられており、前記上板93及び前記 下板92には、互いに止着する係止手段97(下板側のみ図示)が設けられてい る。
【0004】 前記下板92に、払拭シート91を取り付ける際には、払拭シート91を前記 下板92に巻き付けるとともに、払拭シート91の両端部を各突子96にて係止 する。そして、この払拭シート91を、前記下板92と前記上板93とによって 挟むように構成されている。
【0005】
しかしながら、前記モップにおいては、払拭シート91を、下板92の各突子 96にて係止した後、前記下板92と前記上板93とによって挟むように構成さ れているため、関払拭シート91を引張することができなかった。このため、使 用中に前記払拭シート91が弛むことがあり、これによって拭き取りむらができ る虞が生じる。
【0006】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、取り付けられる清掃用 シートの弛みを防止でき、さらに取り付けられた清掃用シートを簡単に取り外す ことができる清掃用具を提供することをその目的とする。
【0007】
前述した課題を解決するために第1の考案に係わる清掃用具は、清掃用シート が底面を覆うように巻き付けられ、上面側に折り返された前記清掃用シート縁部 を保持するシート取付部を備えた清掃用具において、シート取付部における中心 線側にて枢支した清掃用シートの縁部を保持するバックルを、シート取付部上面 の隅側四箇所に配設し、バックルには、このバックルの枢支軸よりも中心線側に 延在する当接受け部を形成し、中心線を挟んで対称位置にある2つのバックルの 枢支軸の内側にて上下方向にスライド自在に移動し、当該2つのバックルの各々 の当接受け部に上方から当接する押圧部材を設けた。
【0008】 第2の考案に係わる清掃用具は、バックルの枢支軸にカム形状のカム部を形成 し、シート取付部に、バックルによって清掃用シートを保持した状態でカム部に 当接する弾性変形可能な弾性部を形成した。
【0009】 第3の考案に係わる清掃用具は、バックルの枢支端側に清掃用シートの縁部を 貫通する係合爪を突設すると共に、当該バックルの自由端側に凸部を形成し、シ ート取付部に、凸部と共に清掃用シートの縁部が押し込められる凹部を形成した 。
【0010】
第1の考案では、シート取付部に清掃用シートを取り付ける際には、先ず、シ ート取付部を、このシート取付部における中心線が横方向に延在するように配置 し、このシート取付部の底面を清掃用シートにより覆うと共に、清掃用シートの 両端部をシート取付部の前後方向から上側に折り返す。次に、シート取付部の中 心線を挟む前方側に折り返された清掃用シートの縁部を、シート取付部における 中心線より前方側の隅側に枢支されたバックルにて保持する。そして、シート取 付部の中心線を挟む後方側に折り返された清掃用シートの後方側の縁部を引張し つつ、シート取付部における中心線より後方側の隅側に枢支されたバックルにて 保持する。このように、清掃用シートを、シート取付部の隅側に設けられた各バ ックルにて各々独立的に保持することができるので、各バックルを操作する際に は、取り付けられる清掃用シートを引張しながら順次保持することができる。そ して、取り付けられた清掃用シートを取り外す際には、シート取付部における中 心線を挟む2つのバックル間にある押圧部材を押すことによって、これら2つの バックルが開放状態となって、清掃用シートの縁部の保持を解除することができ る。
【0011】 第2の考案では、清掃用シートを保持した状態で、バックルの枢支軸に設けら れたカム部がシート取付部に設けられた弾性部に当接するので、バックルの不用 意な開放が防止される。
【0012】 第3の考案では、清掃用シートの縁部は、バックルの枢支軸側に突設された係 合爪が貫通することにより係止された後、自由端側に設けられた凸部とともにシ ート取付部に設けられた凹部に押し込められるので、バックルを操作することに より清掃用シートの保持と清掃用シートの引張とが同時に行われる。
【0013】
以下、本考案の一実施例を図にしたがって説明する。図1は、本考案における 清掃用具としてのモップ1を示すものであり、このモップ1は、不織布などの清 掃用シートが取り付けられるシート取付部2と、このシート取付部より延出する 柄3とから構成されている。
【0014】 柄3は、軸方向先端に設けられた把持部5と、この把持部5に順に連結された 複数のパイプアーム6と、基端側のパイプアーム6に連結された端部が二股に分 かれるY字ジョイント7と、このY字ジョイント7に前後方向から狭持された連 結リング8とから構成され、前記柄3の左右方向への倒れが可能となっている。
【0015】 シート取付部2は、横長の長方形板状に形成されており、このシート取付部2 の上面10中央には、連結リング8を左右より狭持する一対の突片11が形成さ れている。これにより、柄3の前後方向への倒れも可能となっている。
【0016】 シート取付部2の上面10には、図2に示すように、シート取付部2の長尺方 向に延在する長方形凹状のバックル受容部15が突片11の両側に設けられてい る。このバックル受容部15は、シート取付部2の長尺方向に延在する中心線1 6を挟む前後の対称部位、すなわち、シート取付部2の四隅側の夫々に設けられ ている。また、バックル受容部15における中心線16側には、図3にも示すよ うに、段差を有した弾性変形可能な弾性部としての舌片17が設けられている。
【0017】 そして、各バックル受容部15には、バックル受容部15に受容される長方形 状のバックル20が、中心線16側にて回動可能に枢支されており、各バックル 20における枢支軸には、下方に突出するカム形状のカム部21が設けられてい る。これにより、バックル20がバックル受容部15に受容された際に、バック ル20に設けられたカム部21が受容部15に形成された舌片17に当接し、バ ックル20のロック状態が維持されるように構成されている。
【0018】 各バックル20の裏面における枢支端側、即ち中心線16側には、図2に示す ように、シート取付部2の底面22を覆うように巻き付けられた図中破線で示し た清掃用シートとしての不織布23の縁部を貫通するピン状の係合爪24が、こ のバックル20の長尺方向に並んで突設されており、バックル20の自由端側に は、係合爪24の並び方向に沿って延在する板状の凸部25が突設されている。
【0019】 そして、バックル20の中心線16側の端部には、このバックル20における 枢支軸よりも中心線16側に延長された当接受け部35が形成されている。
【0020】 一方、シート取付部2における中心線16を挟んで対称位置にある2つのバッ クル受容部15の中心線16位置には、後記する押圧部材33を上下方向にスラ イド自在に軸受けする軸受け34が形成されている。
【0021】 また、バックル受容部15には、バックル20に突設された係合爪24が挿入 されるリング状の縁を有した係合孔30と、バックル20に突設された凸部25 とともに不織布23が押し込められる溝状の凹部31とが形成されている。
【0022】 シート取付部2の軸受け34に軸受けされた押圧部材33は、その上部が、シ ート取付部16における中心線16を挟んで対称位置にある2つのバックル20 の各々の当接受け部35に上方から当接し、一方下部が、軸受け34によって上 方への抜けを防止されている。
【0023】 さらに、シート取付部2の底面22には、熱可塑性エラストマーによって形成 された弾性部材32が結合されている。
【0024】 以上の構成からなるモップ1のシート取付部2に不織布23を取り付ける際に は、先ず、設置した不織布23の上方よりシート取付部2を載置する。次いで、 不織布23の縁部をシート取付部2の上面10側に折り返す。そして、シート取 付部2の後方側に設けられたバックル20にて、不織布23を固定する。
【0025】 次に、シート取付部2の前方側のバックル20を、不織布23を挟み込むよう にして回動操作する。すると、不織布23の縁部には、図3に示したようにバッ クル20の係合爪24が貫通し、この不織布23は係止される。
【0026】 さらにバックル20を回動させると、不織布23は、バックル20の凸部25 とともにバックル受容部15に形成された凹部31内に押し込められ、引張され る。また、この時係合爪24が係合孔30に挿入されるので、不織布23は確実 に係止される。
【0027】 そして、バックル20に設けられたカム部21が、バックル受容部15に形成 された舌片17に当接し、バックル20のロック状態が維持される。
【0028】 このように、シート取付部2に取り付けられる不織布23は、バックル20を 回動操作させることによって、バックル20の係合爪24により確実に係止され ると同時に、バックル20の凸部25及びバックル受容部15の凹部31によっ て引張される。このため、取り付け後における不織布23の弛みを防止すること ができ、不織布23の弛みに起因する拭き取りむらの発生を防止できる。
【0029】 また、不織布23を保持したバックル20は、バックル20の枢支軸に設けら れたカム部21及び、バックル受容部15に設けられた舌片17によってロック 状態が維持されるので、清掃時における不織布23の離脱を防止することができ る。
【0030】 次に、シート取付部2に取り付けられた不織布23を取り外す際には、押圧部 材33を上方から押圧することによって、中心線16を挟んで対称位置にある2 つのバックル20の当接受け部35が下方に移動する。すると、同時に2つのバ ックル20が回動し、このバックル20のロック状態が解除され、不織布23の 縁部の係止が解除される。このように、2つのバックル20を同時に開放状態と できることから、不織布23の取り外し作業が容易となる。
【0031】 尚、本実施例においては、バックル20に係合爪24及び凸部25を設けると ともに、バックル受容部15に前記凸部25とともに不織布23が挿入される凹 部31を設け、さらには、バックル20の枢支軸にカム部21を、また前記バッ クル受容部15に前記カム部21に当接する舌片17を設けたものを示したが、 シート取り付け部2の隅側四箇所に不織布23を保持するバックル20を設けた 場合には、各バックル20を回動操作する際に、不織布23を引張しながら順次 保持することにより、取り付け後における不織布23の弛みを防止することがで きる。
【0032】
以上説明したように、第1の考案の清掃用具にあっては、シート取付部の隅側 四箇所に設けられた各バックルを操作する際に、取り付けられる清掃用シートを 引張しながら順次保持することができるので、取り付け後における清掃用シート の弛みを防止することができる。したがって、清掃用シートの弛みに起因すね拭 き取りむらの発生を防止することができる。そして、押圧部材を押圧することに よって同時に2つのバックルを開放状態とできることから、取り付けられた清掃 用シートを容易に取り外すことができる。よって、この清掃用具の使用者にとっ て大変有益なものとなる。
【0033】 また、第2の考案の清掃用具においては、清掃用シートを保持した後には、バ ックルの不用意開放が確実に防止されるので、例えば、清掃中に清掃用シートが 釘などに引っ掛かり引っ張られる場合であっても、清掃用シートの離脱を防止で きる。
【0034】 さらに、第3の考案の清掃用具にあっては、上記効果に加えて、バックルにて 清掃用シートを保持する際には、バックルを操作することにより、清掃用シート の保持と清掃用シートの引張とを同時に行うことができるので、清掃用シートの 取り付け作業性が簡単化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同実施例におけるシート取付部の拡大図であ
る。
る。
【図3】同実施例におけるシート取付部の断面図であ
る。
る。
【図4】同実施例におけるシート取付部の断面図であ
る。
る。
【図5】使用状態を説明するための部分断面図である。
【図6】従来のモップの要部を示す斜視図である。
1 モップ(清掃用具) 2 シート取付部 10 上面 16 中心線 17 舌片 20 バックル 21 カム部 22 底面 23 不織布(清掃用シート) 24 係合爪 25 凸部 31 凹部 33 押圧部材 35 当接受け部
Claims (3)
- 【請求項1】清掃用シートが底面を覆うように巻き付け
られ、上面側に折り返された前記清掃用シート縁部を保
持するシート取付部を備えた清掃用具において、シート
取付部における中心線側にて枢支した清掃用シートの縁
部を保持するバックルを、シート取付部上面の隅側四箇
所に配設し、バックルには、このバックルの枢支軸より
も中心線側に延在する当接受け部を形成し、中心線を挟
んで対称位置にある2つのバックルの枢支軸の内側にて
上下方向にスライド自在に移動し、当該2つのバックル
の各々の当接受け部に上方から当接する押圧部材を設け
たことを特徴とする清掃用具。 - 【請求項2】バックルの枢支軸にカム形状のカム部を形
成し、シート取付部に、バックルによって清掃用シート
を保持した状態でカム部に当接する弾性変形可能な弾性
部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の清掃用
具。 - 【請求項3】バックルの枢支端側に清掃用シートの縁部
を貫通する係合爪を突設すると共に、当該バックルの自
由端側に凸部を形成し、シート取付部に、凸部と共に清
掃用シートの縁部が押し込められる凹部を形成したこと
を特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載
の清掃用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008801U JP3022882U (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 清掃用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008801U JP3022882U (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 清掃用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022882U true JP3022882U (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=43158172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995008801U Expired - Lifetime JP3022882U (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 清掃用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022882U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102099958B1 (ko) * | 2018-11-20 | 2020-04-13 | (주)광진상사 | 밀대 청소기 |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP1995008801U patent/JP3022882U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102099958B1 (ko) * | 2018-11-20 | 2020-04-13 | (주)광진상사 | 밀대 청소기 |
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