JP3805856B2 - モップ - Google Patents

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JP3805856B2
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下 修 右 山
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アズマ工業株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、拭布を着脱自在に取付けて使用するモップに関するものであり、さらに詳しくは、拭布の厚さにかかわらず該拭布を簡単且つ確実に止着保持することができるモップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、織布や不織布等からなる払掃用の拭布を拭布取付台に取付けて、床や家具等を清掃するようにしたモップはよく知られているところである。この種のモップには、拭布取付台の上面の複数箇所に切り込みを穿設し、巻付けた拭布を該切り込みに押し込んで係止させるようにしたものがある。
しかしながら、このタイプのものは、制限された長さの切り込みにその縁部を押し開いた状態で拭布を押し込み、該縁部に拭布を係止させることによって止着状態に保持するものであるため、薄い拭布を使用する場合には特に問題がないものの、厚手の拭布を使用する場合には、該拭布を切り込みに挿入することができないことがあった。また、このタイプのものは、何度も使用しているうちに上記縁部が折れ曲がったままになるなど変形し、拭布の止着力が低下したり、変形が繰り返されるうちに縁部が切れて使用不能となるなど、止着性能や耐久性にも問題があった。
【0003】
上記の問題を解消するため、本発明者は、特開平8−154884号により、拭布取付台の上面の複数箇所に拭布を押し込んで係止させるための係止孔を穿設するとともに、該係止孔に拭布を止着保持するための止着栓を着脱自在に装着してなるモップの拭布取付台を提案した。
このモップは、拭布取付台に装着した拭布を上記止着栓で係止孔に押し込んで係止させることにより、容易に且つ強固に狭持して、確実に固定することができるようになっており、拭布の止着性能が勝れている。
しかしながら、このタイプのものは、上記係止孔が制限された大きさであるため、挿入することができる拭布の厚さに制限があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の技術的課題は、どのような厚さの拭布であっても拭布取付台に確実且つ簡単に取付けることができるモップを提供することにある。
【0005】
本発明の他の技術的課題は、拭布を止着する手段の耐久性及び止着性能が勝れたモップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のモップは、払掃用の拭布と、該拭布を着脱自在に取付けるための拭布取付台と、該拭布取付台の上面の複数箇所に設けられた拭布の止着手段とを備え、上記止着手段が、上記拭布取付台の幅方向両側縁から上方に立ち上がった立壁の上端に内側方向に折れ曲がった状態に形成された一対の係止部と、両係止部間に設けられた可撓性を有するプレート状の挟持部材とで構成され、該挟持部材は、中間部が拭布取付台の上面に固定されていて、両端が上記両係止部と対向し、該挟持部材の端部と上記係止部との間に拭布を挟持可能としたことを特徴とするものである。
【0007】
上記構成を有するモップは、上記拭布取付台の下面に拭布を当てがい、該拭布の端部を拭布取付台の上面側に折り返して立壁と挟持部材との間に押し込んで止着し、床面や家具等の清掃対象の清掃を行う。
このとき、上記拭布は、上記挟持部材を下方へ撓ませながら上記立壁の上端の係止部との間の隙間に押し込まれて止着される。
また、プレート状をした挟持部材全体を撓ませて、この挟持部材と立壁の間に拭布を挟持させるようにしているので、拭布をその厚さに関係なく適度な力で確実に挟持することができる。
この結果、薄い拭布であっても、厚手の拭布であっても、簡単且つ確実にそれを止着することができる。
【0008】
さらに、切り込み内に拭布を挿入する従来のもののように、切り込みの縁部が折れ曲がったり切れたりするようなことがないので、耐久性が高く、また、拭布の止着性能が落ちるということがない。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明のモップの第1実施例を示すもので、この実施例のモップは、織布や不織布等からなる払掃用の拭布1と、該拭布1を着脱自在に取付けるための拭布取付台2と、該拭布取付台2に連結された握持用の柄棒4とを備えている。
【0010】
上記拭布取付台2は、硬質又は半硬質の合成樹脂等により長方形状をしたプレート状に形成され、その上面に、上記拭布1を止着するための2組の止着手段3を有している。
上記止着手段3は、上記拭布取付台2の幅方向両側の側縁から上方に立ち上がって、上端に内側方向に折れ曲がった係止部5a,5aを有する一対の立壁5,5と、両立壁5,5の係止部5a,5a間に弾性変形可能なるように設けられた可撓性を有する挟持部材6とで構成され、これらの係止部5aと挟持部材6との間に拭布1を押し込んで挟持するようになっている。
この実施例では、上記止着手段3が、拭布取付台2の長手方向両端寄りの位置にそれぞれ1組づつ、計2組設けられている。
【0011】
上記挟持部材6は、ゴムや合成樹脂等の可撓性を備えた素材によって扁平な板状に形成され、その中間部が拭布取付台2の上面に形成されたボス2aにねじ止めや接着等の適宜手段で固定されることにより、係止部5a,5aと実質的に同じ高さに配設されている。
【0012】
上記構成を有するモップは、上記拭布取付台2の下面に拭布1を当てがい、該拭布1の前後両端部を拭布取付台2の上面側に折り返して立壁5,5と挟持部材6との間に押し込んで挟持させることにより該拭布1を止着し、床面や家具等の清掃対象の清掃を行う。
このとき、上記拭布1は、上記挟持部材6を下方へ撓ませながら上記立壁5の上端の係止部5aとの間の隙間に押し込まれて止着される。
【0013】
また、プレート状をした挟持部材6全体を撓ませて、この挟持部材6と立壁5との間に拭布1を挟持させるようにしているので、制限された長さの切り込みや穴内に拭布を押し込む従来品と違い、拭布1をその厚さに関係なく確実に挟持部材6と係止部材5aとの間に挿入して適度な力で挟持することができる。
この結果、薄い拭布1であっても、厚手の拭布1であっても、簡単且つ確実にそれを止着することができる。
【0014】
上記拭布1が汚れて、その拭布1を廃棄又は交換する場合には、上記挟持部材6を下方に押し下げて、その状態で該拭布1を引く抜くことで、上記拭布取付台2から拭布1を簡単に取り外すことができ、このため、拭布1の取付け、交換も容易である。
さらに、上記実施例においては、切り込み内に拭布を挿入する従来のもののように、切り込みの縁部が折れ曲がったり切れたりするようなことがないので、耐久性が高く、また、拭布の止着性能が落ちるということがない。
【0015】
上記第1実施例では、図1に示すように、挟持部材6の先端部が、上記係止部5aの先端部と互いに同じ高さで向きあっているが、図3に示す第2実施例のように、挟持部材6を、その先端部が係止部5aの下方に潜り込んだ状態に配設してもよい。
【0016】
また、上記各実施例では、止着手段3を2組設けているが、該止着手段3は、拭布取付台2の大きさ等に応じて1組あるいは3組以上設けることができる。
なお、止着手段3を構成する立壁5及び挟持部材6の幅は、必ずしも互いに同幅である必要はない。
【0017】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明のモップによれば、拭布の係止手段を、上端に内側方向に折れ曲がった係止部を有する一対の立壁と、これらの立壁の係止部間に設けられた可撓性を有するプレート状の挟持部材とで構成し、上記挟持部材全体を撓ませながら拭布を該挟持部材と係止部との間に押し込んで挟持するようにしたので、薄い拭布であっても、厚手の拭布であっても、拭布の厚さに関係なく確実にそれを止着することができる。
また、上記止着手段は、部材の一部に制限的に設けられた切り込み内に拭布を挿入する従来のタイプのもののように、切り込みの縁部が折れ曲がったり切れたりするようなことがないため、耐久性が高く、また、拭布の止着性能が落ちるということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモップの第1実施例の斜視図で、拭布を取付けていない状態を示すものである。
【図2】図1におけるA−A線での拡大断面図である。
【図3】本発明に係るモップの第2実施例の、図2と同じ位置での拡大断面図で、拭布を取付けていない状態を示すものである。
【符号の説明】
1 拭布 2 拭布取付台
3 止着手段 5 立壁
5a 係止部 6 挟持部材

Claims (1)

  1. 払掃用の拭布と、該拭布を着脱自在に取付けるための拭布取付台と、該拭布取付台の上面の複数箇所に設けられた拭布の止着手段とを備え、
    上記止着手段が、上記拭布取付台の幅方向両側縁から上方に立ち上がった立壁の上端に内側方向に折れ曲がった状態に形成された一対の係止部と、両係止部間に設けられた可撓性を有するプレート状の挟持部材とで構成され、該挟持部材は、中間部が拭布取付台の上面に固定されていて、両端が上記両係止部と対向し、該挟持部材の端部と上記係止部との間に拭布を挟持可能としたことを特徴とするモップ。
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