JP2001037698A - モップのヘッドおよびこれを用いたモップ - Google Patents

モップのヘッドおよびこれを用いたモップ

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JP2001037698A
JP2001037698A JP11218533A JP21853399A JP2001037698A JP 2001037698 A JP2001037698 A JP 2001037698A JP 11218533 A JP11218533 A JP 11218533A JP 21853399 A JP21853399 A JP 21853399A JP 2001037698 A JP2001037698 A JP 2001037698A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーナー付近での拭取作業を隅々にわたって
効率良く行うことができるとともに、そのようなコーナ
ー付近にある物に対して傷つけるおそれもなく、しか
も、ヘッド本体に拭取布を容易に装着することができる
ようにする。 【解決手段】 ヘッド本体30の装着面に面して装着さ
れた拭取布CLを下敷きにした状態で前後左右に移動さ
せられるモップMPのヘッドであって、ヘッド本体30
の前面部には、拭取布CLの前端部分を保持する前部保
持部32,32が設けられているとともに、ヘッド本体
30の左右側面部には、拭取布CLの左右両端部分をく
わえ込むための側部保持部33が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえば雑巾な
どを拭取布として水拭きや乾拭きなどに利用されるモッ
プのヘッドおよびこれを用いたモップに関する。
【0002】
【従来の技術】床や畳などの雑巾がけ、あるいは手の届
かない窓ガラスなどの拭き掃除に利用されるモップは、
操作用の柄の先端部に拭取布装着用のヘッド本体が連結
された構造を有し、たとえば柄とヘッド本体とは、互い
に回転軸を介して転回可能に連結されている。そして、
ヘッド本体には、その片面に面して拭取布が装着される
が、その装着方法としては、拭取布の端部分をバネなど
でクリップ式に挟み付ける形態や、ヘッド本体の間に挟
み込むような形態がある。
【0003】拭取作業の際には、拭取布を下敷きにした
状態でヘッド本体が主に前後に移動させられ、ヘッド本
体に装着された拭取布を床面などの拭取面に押し付ける
ようにして作業が行われる。このような拭取作業におい
て拭取布のめくれを防止するため、上記いずれの装着形
態にあっても拭取布は、その前端部分がヘッド本体の前
部に必ず保持されている。また、片方の前端部分だけが
保持されるのでは、ヘッド本体が後退する際に拭取布が
簡単にめくれてしまうことから、拭取布の後端部分もヘ
ッド本体の後部に保持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のモップで
は、拭取作業における拭取布のめくれを防止するため、
ヘッド本体の前後両側で拭取布の前後両端部分を保持し
たが、拭取作業においては、ヘッド本体が前後に移動さ
れるだけでなく左右方向にも移動させられる。もちろ
ん、ヘッド本体はどの方向にも移動できるが、特に左右
方向に移動させた場合、拭取布の左右両端部分がヘッド
本体に保持されていないため、その端部分が逆方向に少
しめくれてしまう。そうすると、床などにおけるコーナ
ー付近では、各隅に付着したごみなどをうまく拭き取る
ことができずに拭き残しを生じてしまうこととなった。
また、コーナー付近での拭き残しを防ぐためには、作業
者自身がヘッド本体とともに向きを変えるなどして要領
良くヘッド本体を操作しなければならず、こうした点か
ら従来の前後保持式のヘッド本体では、ゴミなどの付着
しやすいコーナー付近の拭き取りに難点があった。
【0005】また、ヘッド本体の左右側面部は、拭取布
に覆われることなく露出した状態であるため、ヘッド本
体を左右方向に移動させると、その左右側面部がコーナ
ー付近の壁や家具などに当たって傷つけてしまうおそれ
があり、このような点からもヘッド本体の改良が求めら
れていた。
【0006】さらに、前後保持式のヘッド本体では、拭
取布を装着する際、たとえば前部に拭取布の前端部分を
装着保持させた後、後部を反転させて拭取布の後端部分
を装着保持させなければならず、構造的にも前後両方同
時に拭取布を装着させるには無理があった。そのため、
慣れるまでは拭取布の取り替えなどに手こずり、ヘッド
本体に対して拭取布を装着しずらいという問題があっ
た。
【0007】そこで、本願発明は、上記した事情のもと
で考え出されたものであって、コーナー付近での拭取作
業を隅々にわたって効率良く行うことができるととも
に、そのようなコーナー付近にある物に対して傷つける
おそれもなく、しかも、ヘッド本体に対して拭取布を容
易に装着することができるモップのヘッド、およびこれ
を用いたモップを提供することをその課題とする。
【0008】
【発明の開示】上記課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】すなわち、本願発明の第1の側面により提
供されるモップのヘッドは、ヘッド本体の装着面に面し
て装着された拭取布を下敷きにした状態で前後左右に移
動させられるモップのヘッドであって、上記ヘッド本体
の前面部には、上記拭取布の前端部分を保持する前部保
持部が設けられているとともに、上記ヘッド本体の左右
側面部には、上記拭取布の左右両端部分を保持する側部
保持部が設けられていることを特徴としている。なお、
ヘッド本体はヘッドそのものである。
【0010】上記技術的手段が講じられた本願発明の第
1の側面により提供されるモップのヘッドでは、拭取布
の前端部分がヘッド本体の前面部における前部保持部に
よって保持される一方、その左右両端部分がヘッド本体
の左右側面部における側部保持部によって保持される。
つまり、拭取布は、ヘッド本体の前面部から左右側面部
にかけて装着面を覆うようにされた状態で、前部保持部
および左右両側の側部保持部の3箇所にわたって保持さ
れる。これにより、拭取布を下敷きにした状態でヘッド
本体を前後左右に移動させても、3箇所で保持された拭
取布がめくれることはない。そして、床などにおけるコ
ーナー付近にヘッド本体を近づけて拭取作業を行う場
合、ヘッド本体の前面部のみならず左右側面部も拭取布
によって覆われるため、コーナー付近の各隅に付着した
ゴミなどが前側および左右両側の拭取布によって効率良
く拭き取られる。したがって、本願発明の第1の側面に
係るモップのヘッドによれば、コーナー付近における拭
き残しを少なくすることができるとともに、作業者自身
がヘッド本体とともに向きを変える必要もなく、そのま
ま前後左右にヘッド本体を移動させるながらゴミなどの
付着しやすいコーナー付近の拭取作業を隅々にわたって
効率良く行うことができる。
【0011】また、ヘッド本体の左右側面部が拭取布に
よって覆われるため、ヘッド本体を左右方向に移動させ
ながらコーナー付近で拭取作業を行っても、その左右側
面部がコーナー付近の壁や家具などに直接当たることは
なく、拭取布をクッションとしてコーナー付近にある物
を傷つけるおそれがない。
【0012】さらに、ヘッド本体に拭取布を装着する際
には、たとえば拭取布の前端部分を前部保持部に保持さ
せ、そのまま同時に拭取布の左右両端部分を左右両側へ
と引っ張りながら左右側面部の側部保持部に保持させる
ことができる。したがって、拭取布の取り替えなどの際
には、拭取布の端部分をヘッド本体の所定の部位に単に
保持させるだけで誰でも簡単に取り扱うことができ、ヘ
ッド本体に対して拭取布を容易に装着することができ
る。
【0013】なお、上記ヘッド本体には、その厚み方向
に相互に向かい合う状態で、上記前部保持部および側部
保持部を構成する前部保持片および側部保持片が形成さ
れているとともに、これらの保持片の奥部には、上記拭
取布の端部分を収容するためのスペースが設けられてい
る構成が好ましい。このような構成によれば、拭取布の
前端部分および左右両端部分のそれぞれを上記前部保持
片および側部保持片の側方から差し込みつつ、奥部のス
ペースに押し込めておくことができ、拭取布の端部分を
確実に保持した状態とすることができる。
【0014】また、上記側部保持片は、上記ヘッド本体
の左右側面部における後方側に設けられている構成が好
ましく、上記ヘッド本体の装着面の所定部位には、上記
拭取布に対してすべり止め用の突起が形成されている構
成が好ましい。このような構成によれば、拭取布がヘッ
ド本体の前面部から後端にわたる装着面に面して大きく
広げた状態とされ、また、拭取作業を行う際、すべり止
め用の突起の弾性復元力により拭取布が床などの拭取面
に対して押さえつけられるので、拭取布を常に拭取面に
接触させた状態で拭き残しを防ぐことができるととも
に、ヘッド本体が後退する際の拭取布のめくれを効果的
に防止することができる。
【0015】さらに具体的構成として好ましい実施の形
態としては、上記ヘッド本体は、上下分割式の本体構成
部品を接合させた2ピース構造とされ、上記両本体構成
部品の前面部および左右側面部には、上記前部保持片お
よび側部保持片が形成されている構成とすることができ
る。このような構成によれば、従来のクリップ式などに
比べて部品点数が少なく、比較的軽い2つの本体構成部
品からなるヘッド本体とすることができる。
【0016】他の好ましい実施の形態としては、上記両
本体構成部品の各接合部には、これらの両部品を継ぎ合
わせるための継合突起が左右に振り分けて配置され、か
つ、左右対称に位置する2つの継合突起が一対の対応関
係となるように形成されている構成とすることができ
る。このような構成によれば、両本体構成部品の各接合
部を重ね合わせると、互いに一対の対応関係となる継合
突起同士が向き合う状態で継ぎ合わされ、上下に本体構
成部品が一体となってヘッド本体が完成される。つま
り、上下2つの本体構成部品は、全く同一のかたちとし
て製作され、これらのうちの一方を左右反転させた状態
で他方に向かい合わせにして接合される。これにより、
一対となるべき継合突起同士が互いに対置しつつ整合し
て両本体構成部品が一体化されるので、ヘッド本体を構
成する2つの本体構成部品を1つの型から製作すること
ができ、別々に2つの部品を製作する必要もないことか
らヘッド本体の製造コストを抑えることができる。
【0017】このような両本体構成部品は、樹脂成形品
により形成されている構成とすることができる。このよ
うな構成によれば、たとえばある程度軟性の樹脂成形品
とした本体構成部品とすることにより、弾性変形可能な
上記保持片や突起が形成されるので、拭取布の装着や本
体構成部品の接合の際には、これらの保持片や突起など
を簡単に変形させながら首尾良く所定の作業を行うこと
ができる。
【0018】本願発明の第2の側面により提供されるモ
ップは、操作用の柄の先端部に拭取布装着用のヘッド本
体が連結されたモップであって、上記ヘッド本体は、上
記した本願発明の第1の側面に係るモップのヘッドであ
ることを特徴とする。
【0019】このようなモップによれば、柄でヘッド本
体を操作しながら拭取作業を行うことにより、上記した
ように、コーナー付近を隅々にわたって効率良く拭き取
ることができるとともに、コーナー付近にある物を傷つ
けるおそれもなく、しかも、ヘッド本体に対して拭取布
を容易に装着することができる。
【0020】なお、上記柄とヘッド本体とは、互いに回
転軸を中心として転回可能に連結されているとともに、
上記ヘッド本体の上記回転軸を支持する付近には、上記
柄の先端部が転回できるスペースとして凹部が形成され
ているのが好ましい。このような構成によれば、拭取作
業に際して作業者がヘッド本体を操作する際、そのヘッ
ド本体に対して柄をある程度自由に転回させることがで
き、ヘッド本体を拭取面に対して正常な姿勢に保ちなが
ら前後左右に移動させることができる。
【0021】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0023】図1は、本願発明に係るモップの一実施形
態を示した概略斜視図であって、この図に示すように、
モップMPは、操作用の柄10の先端部に拭取布装着用
のヘッド本体30を連結して構成される。柄10の本体
11は、たとえばスチールパイプに樹脂などをコーティ
ングしたものが用いられる。柄10の先端部には、ジョ
イント部材12が取り付けられており、このジョイント
部材12の先端に回転軸20を介してヘッド本体30を
取り付けている。したがって、柄10とヘッド本体30
は、互いに回転軸20を中心として転回可能である。
【0024】ヘッド本体30は、図に外観を示すよう
に、ある程度の厚みを有して雑巾などの拭取布CLより
も若干小さい外形を呈している。つまり、ヘッド本体3
0は、拭取布CLを一面に広げて装着される上下両側の
装着面、前方Fwおよび後方Bwに向けられた前面部と
後面部、ならびに左右各側Ls,Rsに向けられた左右
側面部を有している。なお、各部については、後述する
本体構成部品の一部として符号を付すことから、図1に
おいては符号を省略する。このようなヘッド本体30
は、全く同一のかたちをした2つの本体構成部品31,
31を上下分割式に接合した2ピース構造とされてい
る。ヘッド本体30の前面部には、拭取布CLの前端部
分を保持するための前部保持部32,32が設けられて
いるとともに、その左右側面部における後方側には、拭
取布CLの左右両端部分を保持するための側部保持部3
3(右側Rsのものは図示省略)が設けられている。こ
のようなヘッド本体30の片側の装着面に面して拭取布
CLが装着され、その拭取布CLを下敷きにして柄10
でヘッド本体30を操作しながら拭取作業が行われる。
【0025】図2は、ヘッド本体30の装着面を示した
平面図、図3は、ヘッド本体30の前面部を示した正面
図、図4は、ヘッド本体30の左側面部を示した側面
図、図5は、ヘッド本体30の中央断面を示した断面図
である。これらの図を参照して簡単に説明すると、ヘッ
ド本体30の前面部に設けられた前部保持部32,32
は、厚み方向に相互に向かい合う状態で本体構成部品3
1,31の所定箇所に形成された前部保持片31c,3
1cが一対となって構成されたものである。また、ヘッ
ド本体30の左右側面部に設けられた側部保持部33,
33は、厚み方向に相互に向かい合う状態で本体構成部
品31,31の所定箇所に形成された側部保持片31
d,31eが一対となって構成されたものである。さら
に、ヘッド本体30の表裏両面となる装着面には、拭取
布CLに対してすべり止め用の突起31bが形成されて
いる。
【0026】さらに、ヘッド本体30を構成する本体構
成部品31の細部について具体的に図面を参照して説明
する。図6は、本体構成部品31の装着面の反対側とな
る接合部を示した平面図、図7は、図6のX方向から見
た側面図、図8ないし図13のそれぞれは、図6のA−
A断面、B−B断面、C−C断面、D−D断面、E−E
断面、F−F断面を示した各断面図である。
【0027】これらの図と先述の図2ないし図5に示す
本体構成部品31は、たとえばEVA樹脂(エチレン酢
酸ビニル共重合体)などの軟質材を所定の型に流し込ん
で成形される。各図を参照して本体構成部品31の各部
について見ると、まず図2に良く示すように、本体構成
部品31の装着面31Aは、全体的に平坦な面として拭
取布CLより若干小さく、たとえば約90×180mm程
度の縦横寸法に形成される。装着面31Aの中央から後
方には、ジョイント部材12が転回できるスペースとし
て凹部31aを形成している。装着面31Aの後方側2
箇所には、斜め後方に突き出るかたちのすべり止め突起
31bを形成している。すべり止め突起31bの先端
は、拭取布CLの引っかかりを良くするために波状に形
成されている。
【0028】図6に外形全体を示す接合部31Bには、
前面部31Cに位置する上記前部保持部32の構成部材
として、若干内側に向けて突き出るかたちの前部保持片
31cを形成している。また、接合部31Bには、左右
側面部31E,31Fの後方側に位置する上記側部保持
部33の構成部材として、真っ直ぐに突き出て先端が歯
状の側部保持片31d,31eを形成している。この側
部保持片31d,31eの一部は、後面部31D側へと
回り込むように形成されている。これらの前部保持片3
1cおよび側部保持片31d,31eは、軟質材ででき
ているため手の力で簡単に変形させることができる。さ
らに、接合部31Bには、互いに他側につき合わされて
一対の対応関係となる鉤状、筒状、十字状とした3種類
の継合突起31f,31g,31hを形成している。こ
れらの継合突起31f,31g,31hは、接合部31
B上において左右に振り分けて配置され、かつ、左右対
称に位置する2つの継合突起同士が一対の対応関係とな
るように形成されている。たとえば、図6左上に示す鉤
状の継合突起31fは、同図右上に示す鉤状の継合突起
31fとフッキング可能な形状とされ、また、同図右中
程に示す十字状の継合突起31hは、同図左中程に示す
筒状の継合突起31gに挿入できるような形状とされて
いる。なお、これらの継合突起31f,31g,31h
は、2つの本体構成部品31を継ぎ合わせる際に用いら
れる。また、すべり止め突起31b、前部保持片31
c、および鉤状突起31fの周辺には、各突起形状に応
じて型抜きを容易とするために開口が形成されている。
【0029】さらに、接合部31Bの表面上には、前後
左右にわたって各種高さの異なる補強用のリブ31j,
31kを形成している。このようなリブ31j,31k
を形成することにより、本体構成部品31は、軟らかい
材質としつつもある程度の剛性を有している。また、符
号31kで示すリブは、その部分に上記回転軸20が配
置されることから先端が半円状とされている。
【0030】次に、図3ないし図5を主に参照して両本
体構成部品31,31の接合形態について説明する。
【0031】まず、両本体構成部品31,31は、双方
の接合部31Bを対面させるようにして接合されるが、
この際、図6に示す各本体構成部品31,31の接合部
31Bにおいては、継合突起31f,31g,31hな
どが左右に振り分けて配置されていることから、一方の
右半分が他方の左半分に、他方の右半分が一方の左半分
に対面した状態とされる。そうすると、フッキング可能
な鉤状の継合突起31f,31f同士が互いに一致して
引っかけ合わされるとともに、筒状と十字状の継合突起
31g,31h同士も互いに一致して嵌め合わされる。
これにより、2つの本体構成部品31,31が一体とな
って確実に接合され、頑丈なかたちのヘッド本体30が
構成される。
【0032】このように両本体構成部品31,31が一
体となった状態では、図3ないし図5に良く示すよう
に、双方の前部保持片31c,31cが互いに対峙して
咬み合うかたちとなってくの字状の上記前部保持部32
が構成されるとともに、双方の側部保持片31d,31
eが互いに対峙して咬み合うかたちで上記側部保持部3
3が構成される。このような前部保持部32および側部
保持部33には、拭取布CLの端部分が差し込むように
されるが、前部保持部32および側部保持部33よりも
奥部には、余分な拭取布CLの前端部分や左右両端部分
を押し込んだ状態で収容するためのスペース31m,3
1nが形成される。なお、側部保持部33を構成する双
方の側部保持片31d,31eは、交互に食い違う状態
とされることから、一つの本体構成部品31,31にお
ける左右両側の側部保持片31d,31eは、ほぼ半ピ
ッチ分ずれた形状とされている。
【0033】さらに、図5に良く示すように、双方のリ
ブ31k,31kが互いに対峙し合うことにより、ヘッ
ド本体30の内部には、回転軸20を支持するかたちの
円形部31pが形成される。この円形部31pに回転軸
20を挿入した状態でヘッド本体30が柄10に対して
取り付けられ、ヘッド本体30は、図5の矢印に示す方
向に転回可能とされる。
【0034】次に、上記構成を有するモップMPの作
用、主にヘッド本体30の作用について、図面を参照し
て説明する。なお、以下に挙げる各図においては、便宜
上、細部の構成を図示省略する。
【0035】図14ないし図17は、ヘッド本体30に
対する拭取布CLの装着方法を説明するために示した模
式図である。まず、図14に示すように拭取布CLの最
も簡単な装着方法としては、ヘッド本体30を上にして
柄10を逆さまに立ち上げた状態とする。そして、ヘッ
ド本体30が回転しないように手で押さえつつ、拭取布
CLの前端部分をヘッド本体30の前面部30Cに当て
た状態で拭取布CLの左右両端部分を引き下げる。そう
すると、拭取布CLの前端部分が前部保持部32,32
に差し込まれた状態となる。このとき、前部保持部3
2,32は、容易に変形することから簡単に拭取布CL
を差し込むことができ、しかも前部保持部32の形状に
応じて拭取布CLの前端部分がしっかりと止め押さえら
れる。
【0036】上記装着方法とは別の方法として、図15
に示すように、拭取布CLの前端部分を前面部30Cの
前部保持部32,32ごとに一カ所ずつ差し込むように
して保持させることも可能である。
【0037】続いて、図16に示すように、拭取面側の
装着面30A全体に面して広がるように拭取布CLを折
り返した後、その拭取布CLの左右両端部分をヘッド本
体30の左右側面部30E,30Fに差し込む。そうす
ると、拭取布CLの左右両端部分は、左右側面部30
E,30Fにおける側部保持部33,33にくわえ込ま
れた状態となる。この際、ヘッド本体30の回転軸方向
に沿って手の力が作用するため、ヘッド本体30がそれ
ほど回転することはなく、落ち着いた状態で拭取布CL
の装着を行うことができる。
【0038】図17は、ヘッド本体30に拭取布CLが
完全に装着された状態を示した模式図であって、この図
に示すように、ヘッド本体30の前面部30Cおよび左
右側面部30E,30Fは、拭取布CLの一部が差し込
まれた状態で下半分全体が覆われる。特に、左右側面部
30E,30Fは、図中黒く塗りつぶした部分で示すよ
うに、拭取布CLの左右両端部分によって覆われた状態
とされる。つまり、拭取布CLは、ヘッド本体30の下
半分全体をほぼ覆う状態に装着される。一方、拭取布C
Lの前端部分を前部保持部32,32に差し込んだ状態
で、ヘッド本体30の下側の装着面30Aから上側の装
着面30Aへと反転させるようにして裏返しにすること
もできる。この場合、拭取布CLの左右両端部分を側部
保持部33,33から一旦はずした後、再び図16に示
すような方法でセットすれば良い。これにより、拭取布
CLの片側面が拭取部分として十分に使用されて汚れる
と、拭取布CLをヘッド本体30から完全にはずすこと
なくその両面を使用することができる。
【0039】次に、図18ないし図20は、拭取作業に
伴うヘッド本体30の作用を説明するために示した模式
図である。まず、図18の矢印で示すように、拭取作業
の際には、拭取布CLを下敷きにした状態でヘッド本体
30が前後左右に移動させられ、図20に示すように、
ヘッド本体30に装着された拭取布CLを床面などの拭
取面FLに押し付けるようにして作業が行われる。この
ような拭取作業においては、すべり止め突起31bの弾
性復元力によって拭取布CLが拭取面FLに対して確実
に押し付けられた状態とされる。これにより、拭取面F
Lに拭き残しが生じないものとされる。
【0040】また、拭取布CLは、ヘッド本体30の前
面部30Cと左右側面部30E,30Fの3カ所にわた
って保持されていることから、ヘッド本体30を前後左
右に移動させても拭取布CLが容易にめくれることはな
く、順調に拭取作業を進めることができる。
【0041】さらに、図19および図20に示すよう
に、ヘッド本体30をコーナー付近に近づけて作業を行
う場合、ヘッド本体30の前面部30Cのみならず左右
側面部30E,30Fも拭取布CLに覆われているた
め、コーナー付近の各隅に付着したゴミなどが前側およ
び左右両側の拭取布CLによって効率良く拭き取られる
こととなる。この際、ヘッド本体30の前面部30Cや
左右側面部30E,30Fがコーナー付近の壁Wや家具
などに直接当たることはなく、拭取布CLがクッション
となることからコーナー付近にある壁Wや家具などを傷
つけるおそれがない。また、たとえヘッド本体30が直
接当たったとしても、ヘッド本体30自体が軟らかい材
質でできているため、それほど壁Wや家具などを傷つけ
るおそれがない。
【0042】したがって、上記構成、作用を有するモッ
プMPによれば、コーナー付近における拭き残しを少な
くすることができるとともに、作業者自身がヘッド本体
30とともに向きを変える必要もなく、そのまま前後左
右にヘッド本体30を移動させるながらゴミなどの付着
しやすいコーナー付近の拭取作業を隅々にわたって効率
良く行うことができる。
【0043】また、ヘッド本体30の左右側面部30
E,30Fは拭取布CLに覆われるため、ヘッド本体3
0を左右方向に移動させながらコーナー付近で拭取作業
を行っても、その左右側面部30E,30Fがコーナー
付近の壁Wや家具などに直接当たることはなく、またヘ
ッド本体30自体が軟らかくてクッションとなることか
ら、コーナー付近にある物を傷つけることなく拭取作業
を行うことができる。
【0044】さらに、拭取布CLの取り替えなどの際に
は、拭取布CLの端部分をヘッド本体30の前面部30
Cや左右側面部30E,30Fに単に差し込むようにし
て誰でも簡単に取り扱うことができ、ヘッド本体30に
対して拭取布CLを容易に装着することができる。
【0045】さらにまた、上記構成を有するヘッド本体
30は、上下2つの本体構成部品31,31が継合突起
31f,31g,31hを介して確実に接合された構造
であり、各本体構成部品31は、軟らかい材質により形
成されているので、軽量で操作性に優れつつも頑丈なか
たちのヘッド本体30を構成することができる。
【0046】その上、ヘッド本体30を構成する2つの
本体構成部品31,31は、1つの型から製作された同
一形状のものであるので、別々に2つの部品を製作する
必要もないことからヘッド本体30の製造コストを抑え
ることができる。
【0047】なお、本願発明の範囲は上述の実施形態に
限定されるものではなく、各請求項に記載した事項の範
囲内での設計的な変更は、すべて本願発明の範囲内に含
まれる。たとえば、前部保持部32を設ける箇所は、2
箇所に限定されない。また、前部保持部32を側部保持
部33のような歯状の側部保持片31dによって構成し
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るモップの一実施形態を示した概
略斜視図である。
【図2】図1に示すヘッド本体の装着面を示した平面図
である。
【図3】図1に示すヘッド本体の前面部を示した正面図
である。
【図4】図1に示すヘッド本体の左側面部を示した側面
図である。
【図5】図1に示すヘッド本体の中央断面を示した断面
図である。
【図6】本体構成部品の装着面の反対側となる接合部を
示した平面図である。
【図7】図6のX方向から見た側面図である。
【図8】図6のA−A断面を示した断面図である。
【図9】図6のB−B断面を示した断面図である。
【図10】図6のC−C断面を示した断面図である。
【図11】図6のD−D断面を示した断面図である。
【図12】図6のE−E断面を示した断面図である。
【図13】図6のF−F断面を示した断面図である。
【図14】ヘッド本体に対する拭取布の装着方法を説明
するために示した模式図である。
【図15】ヘッド本体に対する拭取布の装着方法を説明
するために示した模式図である。
【図16】ヘッド本体に対する拭取布の装着方法を説明
するために示した模式図である。
【図17】ヘッド本体に対する拭取布の装着方法を説明
するために示した模式図である。
【図18】拭取作業に伴うヘッド本体の作用を説明する
ために示した模式図である。
【図19】拭取作業に伴うヘッド本体の作用を説明する
ために示した模式図である。
【図20】拭取作業に伴うヘッド本体の作用を説明する
ために示した模式図である。
【符号の説明】
MP モップ CL 拭取布 10 柄 20 回転軸 30 ヘッド本体 30A 装着面 30C 前面部 30E 左側面部 30F 右側面部 31 本体構成部品 31A 装着面 31B 接合部 31C 前面部 31E 左側面部 31F 右側面部 31a 凹部 31b すべり止め突起 31c 前部保持片 31d 側部保持片 31f,31g,31h 継合突起 31j,31k リブ 32 前部保持部 33 側部保持部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド本体の装着面に面して装着された
    拭取布を下敷きにした状態で前後左右に移動させられる
    モップのヘッドであって、 上記ヘッド本体の前面部には、上記拭取布の前端部分を
    保持する前部保持部が設けられているとともに、上記ヘ
    ッド本体の左右側面部には、上記拭取布の左右両端部分
    を保持する側部保持部が設けられていることを特徴とす
    る、モップのヘッド。
  2. 【請求項2】 上記ヘッド本体には、その厚み方向に相
    互に向かい合う状態で、上記前部保持部および側部保持
    部を構成する前部保持片および側部保持片が形成されて
    いるとともに、これらの保持片の奥部には、上記拭取布
    の端部分を収容するためのスペースが設けられている、
    請求項1に記載のモップのヘッド。
  3. 【請求項3】 上記側部保持片は、上記ヘッド本体の左
    右側面部における後方側に設けられている、請求項2に
    記載のモップのヘッド。
  4. 【請求項4】 上記ヘッド本体の装着面の所定部位に
    は、上記拭取布に対してすべり止め用の突起が形成され
    ている、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のモ
    ップのヘッド。
  5. 【請求項5】 上記ヘッド本体は、上下分割式の本体構
    成部品を接合させた2ピース構造とされ、上記両本体構
    成部品の前面部および左右側面部には、上記前部保持片
    および側部保持片が形成されている、請求項2ないし請
    求項4のいずれかに記載のモップのヘッド。
  6. 【請求項6】 上記両本体構成部品の各接合部には、こ
    れらの両部品を継ぎ合わせるための継合突起が左右に振
    り分けて配置され、かつ、左右対称に位置する2つの継
    合突起が一対の対応関係となるように形成されている、
    請求項5に記載のモップのヘッド。
  7. 【請求項7】 上記両本体構成部品は、樹脂成形品によ
    り形成されている、請求項5または請求項6に記載のモ
    ップのヘッド。
  8. 【請求項8】 操作用の柄の先端部に拭取布装着用のヘ
    ッド本体が連結されたモップであって、 上記ヘッド本体は、請求項1ないし請求項7のいずれか
    に記載のモップのヘッドであることを特徴とする、モッ
    プ。
  9. 【請求項9】 上記柄とヘッド本体とは、互いに回転軸
    を中心として転回可能に連結されているとともに、上記
    ヘッド本体の上記回転軸を支持する付近には、上記柄の
    先端部が転回できるスペースとして凹部が形成されてい
    る、請求項8に記載のモップ。
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