JPS6314771Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6314771Y2
JPS6314771Y2 JP13819984U JP13819984U JPS6314771Y2 JP S6314771 Y2 JPS6314771 Y2 JP S6314771Y2 JP 13819984 U JP13819984 U JP 13819984U JP 13819984 U JP13819984 U JP 13819984U JP S6314771 Y2 JPS6314771 Y2 JP S6314771Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
locking
holder
protrusion
locking plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13819984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6154752U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13819984U priority Critical patent/JPS6314771Y2/ja
Publication of JPS6154752U publication Critical patent/JPS6154752U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6314771Y2 publication Critical patent/JPS6314771Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knives (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はホルダーにスライダを前後方向へ移
動操作可能に支持し、このスライダに連結した替
刃をスライダの前後移動操作に伴いホルダーの前
端から出没可能にしたカツターナイフに関するも
のである。
(従来の技術) 従来、第11図に示すように、スライダ8が下
方へ撓む弾性を有し、同スライダ8を下方へ押圧
したり、その押圧を解除したりすることにより、
係止板部14上の可動突起15がホルダー1の複
数の係止凸部7に係脱し得るように構成されたカ
ツターナイフにおいては、同可動突起15の前側
面17とスライダ8の前後移動方向とのなす角度
αが90度より大きくなつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、可動突起15が係止凸部7に係合して
いる状態において、スライダ8が前方へ押圧され
ると、その力が可動突起15を下方へ押下げるよ
うにも加わり、特にスライダ8を下方に押さなく
ても可動突起15が簡単に係止凸部7から下方へ
外れてしまう。そのため、スライダ8が替刃とと
もに、前方へスライドして替刃がホルダー1から
不意に突出し、手等に不測のけがをしたり、カツ
ターナイフの使用中に必要以上に替刃が突出して
しまつたりすることがあつた。
本考案の目的は、可動突起15が簡単に係止凸
部7から外れてスライダ8と替刃が前方へスライ
ドし、替刃がホルダー1から不意に突出し、手等
に不測のけがをしたり、カツターナイフの使用中
に必要以上に替刃が突出して使いにくくなつたり
する等の問題点を解決することにある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上述した問題点を解決するため、ホ
ルダー1にスライダ8を前後方向へ移動操作可能
に支持し、このスライダ8に連結した替刃16を
スライダ8の前後移動操作に伴いホルダー1の前
端から出没可能にしたカツターナイフにおいて、
前記ホルダー1にはスライダ8を案内する開口部
3を前後方向へ延びるように形成し、この開口部
3の側縁には複数の係止凸部7を前後方向へ併設
し、前記スライダ8には弾性を有する係止板部1
4を形成し、この係止板部14にはスライダ8を
ホルダー1に支持した状態で常には同係止板部1
4の弾性により前記各係止凸部7間に係入される
可動突起15を形成し、この係入状態で前記各係
止凸部7の後側面と係合し得る前記可動突起15
の前側面17とスライダ8の前後移動方向とのな
す角度αを90度以下に設定し、前記スライダ8に
は前記係止板部14をその弾性に抗して押さえる
ことができる指掛部11を形成し、この指掛部1
1を係止板部14の弾性力に抗して押さえること
により前記各係止凸部7の後側面と可動突起15
の前側面17との係合を解除可能にしたものであ
る。
(作用) 第6図に示すように、スライダ8の指掛部11
を押圧すると、スライダ8の係止板部14が自身
の弾性により撓み、この係止板部14の可動突起
15がホルダー1の係止凸部7から離脱し、スラ
イダ8が前後摺動自在となる。従つて、スライダ
8を押圧した状態で同スライダ8を前方へスライ
ドさせると、第1図に示すように替刃16がホル
ダー1から前方へ突出する。前記スライダ8が誤
つて前方へ押された場合、その抗力は可動突起1
5の前側面17と係止凸部7の後側面において可
動突起15を係止凸部7から外すように作用する
ことはない。
(第一実施例) 以下、本考案を具体化した第一実施例を第1〜
6図について説明すると、1は内部に案内部2を
形成したプラスチツク製のホルダーであつて、同
案内部2内にはホルダー1の前後方向へ延びる開
口部3が形成されている。4,5,6は第2図に
示すように案内部2の内側面に凹設した上中下3
個の案内溝である。なお、上部の案内溝4は案内
部2の一方の内側面にのみ形成されている。
7は第1,5図に示すように前記開口部3の一
側内縁に前後方向へ併設された複数の係止凸部で
あつて、開口部3のもう一方の内側縁側に突出し
ている。
第2,3図に示すように8はプラスチツク製の
スライダであつて、前記ホルダー1の案内部2内
に前後動可能に支持されている。9は同スライダ
8の中央部分を構成する腕部であつて、前下方へ
斜状に延びる後部とこの後部から水平に延びる前
部とからなる。10は前記腕部9の水平前部の下
面両側に形成された一対の板状摺動部であつて、
同両摺動部10は前記ホルダー1の案内部2の下
部案内溝6内に前後摺動自在に嵌入されている。
11は前記腕部9の後部上に形成された指掛部で
あつて、その上面は凹凸状に形成されている。1
2は腕部9の前部からさらに前方へ水平に延び前
端が前下方へ斜状に曲つた圧接部材であつて、水
平部上には係止突起13が突設されている。
14は指掛部11の一側面から腕部9の一側面
にかけて形成された係止板部であつて、前記ホル
ダー1の案内部2内の上部案内溝4に沿つて前後
方向へスライドするようになつている。
15は第3,4図に示すように前記係止板部1
4の後端部上に突設された可動突起であつて、正
面ほぼ台形状をなし、その前側面17(第4図に
おいて左側面)と係止板部14の上面とのなす角
度αが直角になつている。なお、同可動突起15
は前記ホルダー1の各係止凸部7と選択的に係合
するようになつており、係合時にこれらはそれぞ
れの下端部において互いに接触する。
第1図に示すように、16はカツターナイフの
替刃であつて、後端部が前記スライダ8の前端の
係止突起13に係合されている。同替刃16はそ
の両側縁が前記ホルダー1の案内部2の中間案内
溝5に沿つてスライダ8と一体的に前後にスライ
ドする。18はスライダ8が抜け出さないように
ホルダー1の後端部に取付けられたストツパ部材
である。
さて、上記のように構成したカツターナイフに
おいて、第1,4図の状態でその替刃16を前動
させる際には、まず、第6図に示すようにスライ
ダ8の指掛部11を下方へ押圧する。このように
すると、同指掛部11及び係止板部14がスライ
ダ8の腕部9自身の弾性に抗して下がり、係止板
部14の可動突起15が係止凸部7から下方へ離
脱するので、スライダ8が前後動可能となる。次
に、指掛部11を下方へ押圧した状態のまま前方
あるいは後方へ力を加えると、スライダ8の板状
摺動部10が案内部2の下部案内溝6内を摺動
し、かつ圧接部材12の前端が案内部2の底面に
接しながらスライダ8が前方あるいは後方へスラ
イドし、替刃16がホルダー1から前方へ突出し
たり、後退したりする。突出又は後退させた後、
指掛部11の押圧を解除すると、スライダ8は腕
部9自身の弾性により第4,5図に示すように元
の位置に戻り、可動突起15が別の係止凸部7に
係合する。
ところで、前記実施例においては、第4図に示
すように、スライダ8の可動突起15の前側面1
7と係止板部14の上面とのなす角度αが直角に
なるように形成されているので、スライダ8がホ
ルダー1の案内部2内に支持された状態で、可動
突起15の前側面17とスライダ8の前後移動方
向とのなす角度αも直角になる。従つて、可動突
起15に前方(矢印方向)への押圧力が加わる
と、その抗力は可動突起15と係止凸部7との接
触部Pにおいて、同突起15の前側面17に対し
直角に後方への反力として加わり、突起15が下
がるように作用することはなくなり、可動突起1
5が係止凸部7から外れてスライダ8及び替刃1
6が前方へ簡単にスライドしてしまうことはな
い。そのため、替刃16がホルダー1から不意に
突出し、手等に不測のけがをしたり、カツターナ
イフの使用中に必要以上に替刃16が突出したり
して使いにくくなつたりすることもない。
(第二実施例) 次に、本考案の第二実施例を第7〜10図につ
いて説明すると、この実施例ではホルダー1の係
止凸部7が開口部3の内側縁に下向きに突設され
ている。この実施例のスライダ8では、特に第1
0図に示すように、その腕部9が厚く形成されて
前記第一実施例のスライダ8における板状摺動部
10と圧接部材12の機能をも兼ねている。そし
て、係止板部14は指掛部11の一側に位置し、
その後端上面に可動突起15が形成され、可動突
起15の前側面17と係止板部14の上面とのな
す角度αが直角になつている。本実施例において
も、スライダ8がホルダー1の案内部2内に支持
された状態で、可動突起15の前側面17とスラ
イダ8の前後移動方向とのなす角度αも直角にな
る。
この第二実施例におけるスライダ8の可動突起
15とホルダー1の係止凸部7との係合状態で
は、第9図に示すように可動突起15の前側面1
7の上端部が係止凸部7の上端部と接触してい
る。従つて、可動突起15に前方への押圧力が加
わつた場合、前記第一実施例の場合と同様に、そ
の抗力は可動突起15と係止凸部7との接触部P
において、同突起15の前側面17に対し直角に
後方への反力として加わり、突起15が下がるよ
うに作用することはなくなり、可動突起15が係
止凸部7から外れてスライダ8及び替刃16が前
方へ簡単にスライドしてしまうことはない。
前記両実施例のスライダ8の可動突起15の前
側面17は係止板部14に対して必ずしも直角に
形成する必要はなく、鋭角をなすように形成して
もよい。これにより、スライダ8がホルダー1の
案内部2内に支持された状態で、可動突起15の
前側面17とスライダ8の前後移動方向とのなす
角度も鋭角になる。このように鋭角状に形成した
場合には、スライダ8が前方へ押されて可動突起
15と係止凸部7との接触部Pにおいて前方へ押
圧力が加わると、その抗力は同突起15の前側面
17に対し上方へ作用するので、前記両実施例と
同様にスライダ8の可動突起15は下がらず、突
起15が係止凸部7から簡単に外れることはな
い。
考案の効果 以上詳述したように、本考案はスライダ8の可
動突起15が誤つて前方へ押された場合でも、同
突起15がホルダー1の係止凸部7から簡単に外
れることはなく、そのため、スライダ8が替刃1
6とともに前方へスライドして替刃16がホルダ
ー1から不意に突出し、手等に不測のけがをした
り、カツターナイフの使用中に必要以上に替刃1
6が突出して使いにくくなつたりすることがなく
なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例のカツターナイフ
を示す平面図、第2図はその拡大断面図、第3図
aはスライダの拡大平面図、第3図bは同じく背
面図、第4図は可動突起と係止凸部の係合状態を
示す一部拡大断面図、第5図は同じく平面図、第
6図は可動突起が係止凸部から下方へ離脱した状
態を示す一部拡大断面図、第7図は本考案の第二
実施例のカツターナイフを示す平面図、第8図は
その拡大断面図、第9図は可動突起と係止凸部の
係合状態を示す一部拡大断面図、第10図aはス
ライダの拡大平面図、第10図bは同じく正面
図、第11図は従来のカツターナイフにおける可
動突起と係止凸部の係合状態を示す一部拡大断面
図である。 1……ホルダー、2……案内部、3……開口
部、7……係止凸部、8……スライダ、11……
指掛部、14……係止板部、15……可動突起、
16……替刃、17……前側面、α……角度。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ホルダー1にスライダ8を前後方向へ移動操作
    可能に支持し、このスライダ8に連結した替刃1
    6をスライダ8の前後移動操作に伴いホルダー1
    の前端から出没可能にしたカツターナイフにおい
    て、 前記ホルダー1にはスライダ8を案内する開口
    部3を前後方向へ延びるように形成し、この開口
    部3の側縁には複数の係止凸部7を前後方向へ併
    設し、 前記スライダ8には弾性を有する係止板部14
    を形成し、この係止板部14にはスライダ8をホ
    ルダー1に支持した状態で常には同係止板部14
    の弾性により前記各係止凸部7間に係入される可
    動突起15を形成し、 この係入状態で前記各係止凸部7の後側面と係
    合し得る前記可動突起15の前側面17とスライ
    ダ8の前後移動方向とのなす角度αを90度以下に
    設定し、 前記スライダ8には前記係止板部14をその弾
    性に抗して押さえることができる指掛部11を形
    成し、この指掛部11を係止板部14の弾性力に
    抗して押さえることにより前記各係止凸部7の後
    側面と可動突起15の前側面17との係合を解除
    可能にしたことを特徴とするカツターナイフ。
JP13819984U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPS6314771Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13819984U JPS6314771Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13819984U JPS6314771Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6154752U JPS6154752U (ja) 1986-04-12
JPS6314771Y2 true JPS6314771Y2 (ja) 1988-04-25

Family

ID=30696593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13819984U Expired JPS6314771Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6314771Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6154752U (ja) 1986-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2486050C2 (ru) Ручка станка для бритья, соединяемая разъемным образом с картриджем, и станок для бритья с такой ручкой
US5528832A (en) Scraper
KR930012265B1 (ko) 신축가능한 칼손잡이
US4226020A (en) Knife and blade advance and locking mechanism therefor
US5493781A (en) Cutter
US4537207A (en) Callous-removing skin-file
KR102615110B1 (ko) 카트리지를 결속 및 결속 해제하기 위한 잠금 및 해제 메커니즘을 갖는 면도기 손잡이
US4232445A (en) Knife apparatus
JPH11267374A (ja) カッターナイフ
JPS5943007Y2 (ja) 替刃式カツタ−ナイフ
JPS6015352B2 (ja) かみそり用ブレ−ドカ−トリツジ
US4180907A (en) Razor with trap door feature for making blade change
GB2086790A (en) Safety razors
JPS6314771Y2 (ja)
US5735051A (en) Knife with replaceable blade
US4028771A (en) Thin flat eraser and holder
JP4328110B2 (ja) 化粧料容器
JPS6136210Y2 (ja)
JPH0240452B2 (ja)
JP2601606B2 (ja) 刃体出没式カッターナイフにおけるホルダの構造
JPH05191A (ja) 安全かみそり
JPH022275Y2 (ja)
JPS5920211Y2 (ja) 安全かみそりホルダ−
CN214519978U (zh) 一种订书机组件及订书机
JPS592778Y2 (ja) 替刃式カツタ−