JPS6136210Y2 - - Google Patents

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JPS6136210Y2
JPS6136210Y2 JP1982153736U JP15373682U JPS6136210Y2 JP S6136210 Y2 JPS6136210 Y2 JP S6136210Y2 JP 1982153736 U JP1982153736 U JP 1982153736U JP 15373682 U JP15373682 U JP 15373682U JP S6136210 Y2 JPS6136210 Y2 JP S6136210Y2
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JP
Japan
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handle
slide member
engagement
engaging
blade
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JP1982153736U
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JPS5959970U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は柄の一側面に形成したガイド溝に沿
つて前後方向へ移動可能となるように柄内にスラ
イド部材を装着するとともに、柄の前端開口から
突出可能となるように柄内に嵌入した刃体をこの
スライド部材に係着し、スライド部材と柄との間
には刃体を常に柄内に収納するようにスライド部
材を後方へ付勢するスプリングを連結したカツタ
ーナイフに関するものである。
従来、刃体が柄の前端開口から突出するように
スライド部材をスプリングの付勢に抗して前方へ
移動させたとき、その刃体の突出状態の保持は、
第9図及び第10図に示すように、柄のガイド溝
4を通して柄の外部へ露出するようにスライド部
材に形成した操作部8及びこれに対応する柄の一
側面にそれぞれ形成した係合凹凸部5,14を互
いに係合してスライド部材の移動を阻止すること
により行つていた。第9図に示す場合において
は、柄に係合孔5が形成されるとともに、操作部
8に係合凸部14が形成されている。この場合、
スライド部材の移動の際に操作部8は柄の外面上
を摺接するが、このとき係合凸部14は柄の外面
に当たつて操作部8がその弾性に抗して浮き上ら
ないように柄のガイド溝4内を通る。操作部8が
柄の外面にその弾性力で圧接されると、円滑な移
動ができなくなるため望ましくない。一方、この
圧接をなくするように操作部8を柄1の外面上か
ら離間させてその係合凸部14を柄1の外面に摺
接させてもよいが、係合凸部14と係合孔5との
係合寸法を当然必要とするため、係合孔5を形成
する部分は上方へ突設させねばならない。従つ
て、どちらにしても係合孔5の周縁部に係合凸部
14が当接してその移動が阻止される。これを防
止するために、第9図に示す従来例では係合凸部
14を錐形状若しくは山形状にしている。そし
て、この係合凸部14が第9図に示すようにガイ
ド溝4の前端に当接して接作部8がその弾性に抗
して持ち上げられ、係合凸部14が係合孔5の上
方に位置したところで操作部8が下方へ復帰して
係合凸部14と係合孔5は互いに結合される。し
かし、係合凸部14が錐形状若しくは山形状であ
るため、スプリングの付勢力や使用時の指の力で
係合孔5から離脱し易くなり、使用に際して大変
不便であつた。
又、第10図に示す場合においては、柄に係合
凸部14が形成されるとともに、操作部8に係合
凹部5が形成されている。この場合も、係合凹凸
部5,14の係合を容易にするために、係合凸部
14が錐形状若しくは山形状になつている。従つ
て、この係合凹凸部5,14が互いに係合したと
き、前述した場合と同様に大変離脱し易い。
本考案の目的は、前述した係合凹凸部の離脱を
防止するために係合凸部を柱状若しくは断面直角
三角形状にして係合凹凸部の係合を容易に行うこ
とができ、使用に際して大変便利なカツターナイ
フを提供することにある。
以下、本考案の第1実施例を第1図から第7図
に従つて説明すると、第1図に示すように柄1は
本体部材2とこの本体部材2の外面に対し第4図
に示すように嵌め込まれるカバー3とからなり、
本体部材2の一側面にはガイド溝4が前後方向へ
延びるように透設されている。このガイド溝4の
前端よりもさらに前方位置には係合孔5が透設さ
れるとともに、第1図及び第7図に示すようにガ
イド溝4の前端からこの係合孔5に向けて上る斜
状のガイド面6が形成されている。
第5図及び第6図に示すように柄1内にはスラ
イド部材7が装着され、その操作部8が前記ガイ
ド溝4を通して柄1の外部へ露出されている。そ
して、スライド部材7はガイド溝4に沿つて前後
方向への移動可能なつている。柄1内には刃体9
が柄1の前端開口2aから突出可能となるように
嵌入され、その後端部に形成された係止孔9a
が、スライド部材7の前端部に形成された係止突
部10に係着されている。又、このスライド部材
7と本体部材2内の後端部とにそれぞれ突設され
た止めピン11,12間にはスプリング13が連
結され、第6図に示すように刃体9を常には柄1
内に収納するようにスライド部材7を後方へ付勢
している。
スライド部材7の操作部8の前端部下面には係
止凸部14が形成され、第5図に示すように刃体
9が柄1の前端開口2aから突出するようにスラ
イド部材7をスプリング13の付勢に抗して前方
へ移動させたとき、柄1の係合孔5に係合されて
スライド部材7の移動を阻止するようになつてい
る。
なお、この実施例では前記スライド部材7の係
合凸部14は第7図に示すようにスライド部材7
の移動方向に対して直交するように操作部8の下
方へ延びる円柱状をなし、又柄1の係合孔5はこ
の係合凸部14に合致する円孔になつている。従
つて、第7図の想像線で示すようにこれらが互い
に係合すると、スライド部材7にスプリング13
の付勢による後方への力がかかつても容易に離脱
しない。そこで、これらの離脱は操作部8を指で
引掛けて持ち上げることにより行う。
ところで、スライド部材7の移動の際にその操
作部8は柄1の外面上を摺接するが、このとき係
合凸部14は柄1の外面に当たつて操作部8がそ
の弾性に抗して浮上がらないように柄1のガイド
溝4内を通る。そして、係合凸部14がガイド溝
4の前端に当接してその移動が阻止されないよう
に、前述したガイド面6が形成されている。すな
わち、係合凸部14がこのガイド面6に当接する
と、スライド部材7の前方への移動に伴い、操作
部8がその弾性に抗して持ち上げられ、係合凸部
14が係合孔5の上方に位置したところで操作部
8が下方へ復帰して係合凸部14と係合孔5が互
いに係合されるのである。
又、前述した第1実施例とは逆に、第8図に示
すように、スライド部材7の操作部8に係合孔5
を形成するとともに、柄1に係合凸部14を形成
し、係合孔5よりも前方位置の操作部8の下面に
は前方へ向けて上る斜状のガイド面6を形成して
もよい。この場合も、ガイド面6のなす機能は前
述した場合と同様である。
なお、第1実施例において、係合凸部14の形
状を第7図の想像線で示すように断面直角三角形
状にすれば、少なくともスプリング13の付勢力
による離脱は防止できる。
以上詳述した本考案は、刃体9が柄1の前端開
口2aから突出するようにスライド部材7をスプ
リング13の付勢に抗して前方へ移動させたと
き、互いに係合してスライド部材7の移動を阻止
する係合凹凸部5,14をスライド部材7の操作
部8及びこれに対応する柄1の一側面に形成し、
この係合凹部5の一側には係合凸部14と当接し
スライド部材7の前方への移動に伴いその操作部
8を持ち上げて係合凹凸部5,14を互いに係合
させる斜状のガイド面6を形成したので、係合凹
凸部5,14の離脱を防止するために前述した実
施例のように係合凸部14を円柱状等とするとと
もに、係合孔5をこの係合凸部14に合致する円
孔等にした場合にあつても、係合凹凸部5,14
の係合を容易に行うことができ、使用に際して大
変便利になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるカツターナイ
フを示す分解斜視図、第2図は柄の本体部材を示
す斜視図、第3図はスライド部材を示す斜視図、
第4図は第1図に示すカツターナイフの組立斜視
図、第5図は刃体の突出状態を示すカツターナイ
フの断面図、第6図は刃体の収納状態を示すカツ
ターナイフの断面図、第7図は本考案の要部であ
るところのガイド面の作用を示す部分拡大断面
図、第8図は他の実施例を示す部分拡大断面図、
第9図及び第10図は従来例を示す部分拡大断面
図である。 柄……1、前端開口……2a、ガイド溝……
4、係合孔(係合凹部)……5、ガイド面……
6、スライド部材……7、操作部……8、刃体…
…9、スプリング……13、係合凸部……14。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 柄1の一側面に形成したガイド溝4に沿つて前
    後方向への移動可能となるように柄1内にスライ
    ド部材7を装着するとともに、柄1の前端開口2
    aから突出可能となるように柄1内に嵌入した刃
    体9をこのスライド部材7に係着し、スライド部
    材7と柄1との間には刃体9を常に柄1内に収納
    するようにスライド部材7を後方へ付勢するスプ
    リング13を連結したカツターナイフにおいて、 前記柄1のガイド溝4を通して柄1の外部へ露
    出するように前記スライド部材7に形成した操作
    部8及びこれに対応する柄1の一側面には、刃体
    9が柄1の前端開口2aから突出するようにスラ
    イド部材7をスプリング13の付勢に抗して前方
    へ移動させたとき、互いに係合してスライド部材
    7の移動を阻止する係合凹凸部5,14を形成
    し、この係合凹部5の一側には係合凸部14と当
    接しスライド部材7の前方への移動に伴いその操
    作部8を持ち上げて係合凹凸部5,14を互いに
    係合させる斜状のガイド面6を形成したこを特徴
    とするカツターナイフ。
JP15373682U 1982-10-09 1982-10-09 カツタ−ナイフ Granted JPS5959970U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15373682U JPS5959970U (ja) 1982-10-09 1982-10-09 カツタ−ナイフ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15373682U JPS5959970U (ja) 1982-10-09 1982-10-09 カツタ−ナイフ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5959970U JPS5959970U (ja) 1984-04-19
JPS6136210Y2 true JPS6136210Y2 (ja) 1986-10-21

Family

ID=30340042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15373682U Granted JPS5959970U (ja) 1982-10-09 1982-10-09 カツタ−ナイフ

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7237340B2 (en) 2001-08-13 2007-07-03 Wagic, Inc. Multi-tasking utility tool
US6874188B2 (en) * 2001-08-13 2005-04-05 Wampum Multi-tasking utility tool
US7774941B2 (en) 2001-08-13 2010-08-17 Wampum Llc Multi-tasking utility tool
CN102035918A (zh) * 2009-09-30 2011-04-27 深圳富泰宏精密工业有限公司 便携式电子装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS481870U (ja) * 1971-05-22 1973-01-11
JPH0716995U (ja) * 1993-08-25 1995-03-20 有限会社山岡ネーム 応援用具兼リズム楽器

Patent Citations (2)

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JPS5959970U (ja) 1984-04-19

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