JPH0592762A - 搬送設備 - Google Patents

搬送設備

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JPH0592762A
JPH0592762A JP3255614A JP25561491A JPH0592762A JP H0592762 A JPH0592762 A JP H0592762A JP 3255614 A JP3255614 A JP 3255614A JP 25561491 A JP25561491 A JP 25561491A JP H0592762 A JPH0592762 A JP H0592762A
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Masao Kasagi
雅夫 笠木
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一定経路21上を移動自在な移動体4と一体の
保持体5に、その前後方向の一端側が縦軸31A,31B に
より連結された可動体32A,32B を設け、可動体32A,3
2B の保持体5に対する定位置を維持する位置決め装置
40A,40Bを設け、可動体32A,32B に被搬送物35A,35
B の支持部36A,37A,38A、36B,37B,38B を設け
た。 【効果】 可動体は、縦軸の周りに揺動させて保持体内
に位置させ位置決め装置を作用させることで、保持体に
対する定位置で維持でき、位置決め装置を解除すること
で、縦軸の周りに保持体外に大きく揺動できて、保持体
に対して被搬送物の姿勢(向き)を任意に変更できる。
被搬送物に対する各種の作業を無理なく楽な姿勢で行
え、また自動化装置による作業を容易に採用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車製造工
場において、ドアを支持し搬送する場合などに採用され
る搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の搬送設備としては、たと
えば特開昭53−8884号公報に見られる構成が提供されて
いる。すなわち、オーバヘッド形式のパワーアンドフリ
ーコンベアによりドアハンガーを移動自在とし、このド
アハンガーにドアを支持させて搬送している。そして搬
送中において、ドアに対して各種の作業が遂行され、完
成されたドアは、ドアハンガーを分岐コンベヤに移入さ
せることでボデーに結合される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来構
成では、ドアハンガーに対してドアが常に一定の支持姿
勢で搬送されることから、ドアに対する各種の作業を無
理な姿勢で行う場合があり、また自動化装置による作業
を採用できない場合もある。
【0004】本発明の目的とするところは、被搬送物の
支持姿勢を任意に変更し得る搬送設備を提供する点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の搬送設備は、レールに支持案内されて一定経路上
を移動自在な移動体を設け、この移動体と一体の保持体
に、その前後方向の一端側が縦軸により連結されて左右
揺動自在な可動体を設けるとともに、この可動体の保持
体に対する定位置を維持する位置決め装置を設け、前記
可動体に被搬送物の支持部を設けている。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成によると、支持部を介して
被搬送物を支持した可動体は、縦軸の周りに揺動させて
保持体内に位置させたのち位置決め装置を作用させるこ
とで、保持体に対する定位置に維持されることになる。
そして位置決め装置を解除した状態で、可動体を縦軸の
周りに保持体外に揺動させることで、保持体に対して被
搬送物の姿勢(向き)を任意に変更し得る。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。1は移動体使用の搬送設備の一例である
吊下げ搬送装置で、トロリ案内用レール2と、その上方
に架設されたトロリ駆動装置用レール3と、前記トロリ
案内用レール2に支持案内される移動体の一例であるト
ロリ装置4と、このトロリ装置4に一体の保持体5と、
前記トロリ駆動装置用レール3に案内される走行駆動装
置(チェンコンベヤなど)6とから構成される。
【0008】前記トロリ装置4は、フロントトロリ10
と、前後一対のフリートロリ11,12と、リヤトロリ13
と、フロントトロリ10とフリートロリ11との間を連結す
る連結杆14、ならびにフリートロリ12とリヤトロリ13と
の間を連結する連結杆15と、両フリートロリ11,12から
下向きに連設したトラニオン用ピン16,17間を連結する
連結フレーム18とからなる。前記各トロリ10,11,12,
13は、案内用ホイール19と横振れ防止用ホイール20をそ
れぞれ有し、以てトロリ装置4は一定経路21上で移動自
在となる。
【0009】前記フロントトロリ10は、前記走行駆動装
置6からの伝動体7に対して係脱自在な受動体22を昇降
可能に有するとともに、その中間をして横ピン23を介し
て上下揺動自在に取付けた動作レバー24を前方に延設し
ている。そして動作レバー24の後端と前記受動体22の下
端とをピンを介して連結している。したがって動作レバ
ー24と受動体22とは、動作レバー24の前端が上動すると
きに受動体22が下動するように連動される。
【0010】前記フロントトロリ7は上端後方に、前記
受動体22の後方に位置するホールドドッグ25を有する。
このホールドドッグ25は前後揺動自在に構成してあり、
通常においては、その上端が伝動体7の移動経路内に突
入すべくウエイト付勢される。他方のリヤトロリ13は、
前記動作レバー24を上動させるカムテール26を後方に延
設している。
【0011】前記保持体5は、前記連結フレーム18の前
端でかつ前記フロントトロリ10の下方位置から垂設した
前部縦部材27と、前記連結フレーム18の中間でかつ両フ
リートロリ11,12間の位置から垂設した後部縦部材28
と、両縦部材27,28の下端間に設けた前後部材29とによ
り枠組み状に構成される。そして両縦部材27,28の側面
で上部と下部とから固定連結材30A,30Bが側外方に連
設されている。
【0012】前記保持体5における両縦部材27,28間の
位置、ならびに後部縦部材28よりも後方の位置に、それ
ぞれ縦軸31A,31Bを介して左右揺動自在な可動体32
A,32Bが設けられる。すなわち可動体32A,32Bは、
縦杆部33A,33Bと横杆部34A,34Bとにより側面視で
L形枠状に形成され、その縦杆部33A,33Bの側面で上
部と下部とから、前記固定連結材30A,30Bに上下方向
で重合する可動連結材35A,35Bが側外方に連設されて
いる。そして重合した両連結材30A,35B、30A,35B
間が前記縦軸31A,31Bを介して相対揺動自在に連結さ
れている。
【0013】両可動体32A,32Bには、被搬送物の一例
である前ドア35Aと後ドア35Bを支持自在な支持部が設
けられる。すなわち縦杆部33A,33Bの中間には前ドア
35Aと後ドア35Bの前縁部に作用する前縁支持部36A,
36Bが設けられる。また横杆部34A,34Bの中間には前
ドア35Aと後ドア35Bの下縁部に作用する下縁支持部37
A,37Bが設けられ、さらに後端には前ドア35Aと後ド
ア35Bの後縁部に作用する後縁支持部38A,38Bが設け
られる。
【0014】両可動体32A,32Bには、これら可動体32
A,32Bの前記保持体5に対する定位置を維持するため
の位置決め装置40A,40Bが設けられる。すなわち横杆
部34A,34Bには、筒部材41A,41Bと、この筒部材41
A,41Bに案内されて昇降自在な位置決めピン42A,42
Bとが設けられ、この位置決めピン42A,42Bは、たと
えば筒部材41A,41Bに内装したばねにより下降付勢さ
れている。そして前記保持体5の前後部材29には、前記
位置決めピン42A,42Bが上方から嵌脱自在な孔45A,
45Bを有するブラケット46A,46Bが設けられている。
【0015】次に上記実施例の作用を説明する。通常、
トロリ装置4の走行は、図2に示すように伝動体7が受
動体22に係合することにより行われる。このとき動作レ
バー24はその前端側が下動している。このような走行中
にトロリ装置4側が暴走しようとしたとき、伝動体7に
対してホールドドッグ25が当接することから、その暴走
は阻止される。
【0016】トロリ装置4側に対する前ドア35Aや後ド
ア35Bの積み込みは、各可動体32A,32Bの支持部36
A,37A,38A、36B,37B,38Bに支持させることで
行える。このように前ドア35Aや後ドア35Bを支持した
可動体32A,32Bは、縦軸31A,31Bの周りに揺動させ
て保持体5内に位置させることで、図1の実線、図2、
図3、図4の実線に示すように、前ドア35Aや後ドア35
Bの長さ方向を一定経路21に沿わせた向きにし得る。
【0017】その際に位置決め装置40A,40Bの位置決
めピン40A,40Bをブラケット46A,46Bの孔45A,45
Bに係合させることで、可動体32A,32Bは保持体7に
対する定位置に維持されることになり、この状態で所期
の搬送を行えるとともに、前ドア35Aや後ドア35Bに対
して、その向きで好適な各種の作業が遂行される。
【0018】そして前ドア35Aや後ドア35Bの向きを変
えて作業を行うときには、位置決めピン40A,40Bを付
勢力に抗して上動することで孔45A,45Bから抜出させ
たのち、可動体32A,32Bを縦軸31A,31Bの周りに揺
動させて保持体5外に位置させる。これにより図1の仮
想線、図4の仮想線に示すように、保持体5に対して前
ドア35Aや後ドア35Bの姿勢(向き)を任意に変更し
得、かかる姿勢での各種の作業を行える。
【0019】このようにして任意な姿勢での所期の作業
を終えたのち、前ドア35Aや後ドア35Bは前述と同様に
して、その長さ方向を一定経路21に沿わせた向きに戻し
得、そして搬送される。なおトロリ装置4側に対する前
ドア35Aや後ドア35Bの積み込み作業時、あるいは完成
された前ドア35Aや後ドア35Bの車体に対する連結作業
時に、可動体32A,32Bを縦軸31A,31Bの周りに揺動
させることで、前ドア35Aや後ドア35Bの姿勢(向き)
を任意に変更し得る。
【0020】上記実施例では4ドア車に対する右側また
は左側の2枚のドア、すなわち前ドア35Aと後ドア35B
とを取り扱う形式を示したが、これは図5に示すように
2ドア車に対応して1枚のドアを取り扱う形式であって
もよく、また図6に示すように4ドア車に対応して4枚
のドアを取り扱う形式であってもよく、さらに図7に示
すように2ドア車に対応して2枚のドアを取り扱う形式
であってもよい。
【0021】上記実施例では移動体としてトロリ装置4
を用いた吊下げ搬送装置1を示したが、これは移動体と
して台車を用いたフロアコンベヤ装置などでもよい。ま
た伝動体7に対して受動体22を係脱動させているが、こ
れは逆であってもよい。
【0022】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、支持部を介
して被搬送物を支持した可動体は、縦軸の周りに揺動さ
せることで保持体内に位置できるとともに、位置決め装
置を作用させることで、保持体に対する定位置で維持で
きる。そして位置決め装置を解除した状態で、可動体を
縦軸の周りに保持体外に揺動させることで、保持体に対
して被搬送物の姿勢(向き)を任意に変更でき、その際
に前後方向の一端側が揺動支点になることから、可動
体、すなわち被搬送物を大きく振り出すことができる。
【0023】このように被搬送物の支持姿勢を任意に変
更でき、被搬送物に対する各種の作業を無理なく楽な姿
勢で行うことができ、また自動化装置による作業を容易
に採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、支持部を省略した保
持体部分の斜視図である。
【図2】同吊下げ搬送装置の側面図である。
【図3】同吊下げ搬送装置の正面図である。
【図4】同搬送状態を示す概略平面図である。
【図5】本発明の別の搬送状態を示す概略平面図であ
る。
【図6】本発明のさらに別の搬送状態を示す概略平面図
である。
【図7】本発明のさらに別の搬送状態を示す概略平面図
である。
【符号の説明】
1 吊下げ搬送装置(搬送設備) 2 トロリ案内用レール 4 トロリ装置(移動体) 5 保持体 21 一定経路 30A,30B 固定連結材 31A,31B 縦軸 32A,32B 可動体 35A 前ドア(被搬送物) 35B 後ドア(被搬送物) 36A,36B 前縁支持部 37A,37B 下縁支持部 38A,38B 後縁支持部 40A,40B 位置決め装置 42A,42B 位置決めピン 46A,46B ブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールに支持案内されて一定経路上を移
    動自在な移動体を設け、この移動体と一体の保持体に、
    その前後方向の一端側が縦軸により連結されて左右揺動
    自在な可動体を設けるとともに、この可動体の保持体に
    対する定位置を維持する位置決め装置を設け、前記可動
    体に被搬送物の支持部を設けたことを特徴とする搬送設
    備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005110837A1 (ja) * 2004-05-18 2005-11-24 Honda Motor Co., Ltd. 車体組立ラインにおけるドア搬送方法及び搬送装置
FR2909968A1 (fr) * 2006-12-19 2008-06-20 Peugeot Citroen Automobiles Sa Portoir destine a convoyer des portes de vehicule et ligne d'habillage de portes de vehicule equipee d'un tel portoir.
FR2929231A1 (fr) * 2008-04-01 2009-10-02 Peugeot Citroen Automobiles Sa Support de porte et procede de production utilisant un tel support.

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